読書好き100人に聞いた!恩田陸おすすめ作品ランキング


 

スポンサードリンク

恩田陸おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に恩田陸さんのおすすめ作品をお聞きしランキング形式でまとめました。ぜひ購入の参考にしてみてください。

 

9位タイ.恩田陸「MAZE」(2票)

恩田陸「MAZE」がおすすめの理由

「豆腐」と呼ばれる白い建物の謎に迫るという、ミステリー小説です。タイトルの通り、建物の中はメイズ、つまり迷路になっているのです。その建物へ入った人は次々に消えて行く、という摩訶不思議な謎を解き明かしていく過程が面白く、いっきに読んでしまいたくなります。(30代女性)

主人公がいわゆる「オネエ口調」というのは初めて読んだし、とても面白かった。砂漠の世界で進行していく物語は、ミステリーというよりホラーのようで思いがけずゾクゾクする作品。主人公が活躍するシリーズになっているので、続きもとても気になる。(20代女性)

 

 

9位タイ.恩田陸「Q&A」(2票)

恩田陸「Q&A」がおすすめの理由

ある事件を、それにかかわった人々へのインタビュー形式で描いていく作品です。その構成がとても新鮮で、真実が知りたくてぐいぐいと引き込まれていきました。集団心理など人間の怖さが存分に描かれていて、読んだ後はとても考えさせられました。(30代女性)

とある商業施設で死傷者を出す大惨事が起こったのだが、その原因が特定できず、事件に関わった関係者に質問をする、まさにQ&Aの形式で進んでいく。その形式が時折崩れて質問側の人間味がみえるのも不気味さの演出に一役かっている。なんてすごい本だと思った。(30代女性)

 

9位タイ.恩田陸「三月は深き紅の淵を」(2票)

恩田陸「三月は深き紅の淵を」がおすすめの理由

一冊の謎の本に纏わる物語。恩田さんワールド全開で面白い。断片的に語られるその本の内容と、実際読んでいるこの本の構成が似ていることに気づき、そこからずるずると不思議な感覚に陥った。不思議な魔法にかけられたような、そんな一冊。(30代女性)

架空の小説が登場する4つの中編によって構成されています。「三月は深き紅の淵を」と言う題の小説のみが共通していて各物語に関連はありませんが、恩田陸さんの他の長編小説へとつながる布石のような話もあり、前座として読むのもいいかなぁと思う作品です。(20代女性)

 

 

9位タイ.恩田陸「私の家では何も起こらない」(2票)

恩田陸「私の家では何も起こらない」がおすすめの理由

丘の上の幽霊屋敷。そしてこのタイトル。それだけで何が起こるか期待度はMAXです。全体的に、起こっている(きた)ことは猟奇的で血なまぐさいのですが、グロさがなくすらすらと進ませてくれる…からこそ、逆に非常に怖い。ラストは驚くこと間違いなしです。いつもながら、ストーリーテラーだなぁと思わされます。(40代女性)

絵本に出てくるような丘の上の屋敷の中のお話がオムニバス形式で綴られる怪談集。短くちょっとずつ語られる血なまぐさいお話は、予定調和と言ってしまうともったいない、期待を裏切らない薄暗さ。その構成を含んで薄暗いつくりになっていて、面白かった。(30代女性)

 

 

9位タイ.恩田陸「七月に流れる花」(2票)

恩田陸「七月に流れる花」がおすすめの理由

当初より、子供向けと謳っているだけあって、さほど長い物語ではない。おどろおどろしさもスパイス程度。でもミチルを通して知らされていく、夏流の秘密はなかなかに過酷。そして城を出て行く場面の少女たちの清々しさが鮮烈だった。(30代女性)

装幀が凝っていてとても素敵です。函付きの書籍は珍しく、古風な印象を受けました。ティーン向けの作品なので、普段本を読む方なら手軽に読みすすめられる作品です。秘密が散りばめられていて思わせぶりな感じが恩田陸さんらしくて魅力的です。(20代女性)

 

 

8位.恩田陸「チョコレートコスモス」(4票)

恩田陸「チョコレートコスモス」がおすすめの理由

演劇オーディションの話。何にでもなりきれるということは、強烈な「個」がないということ。それが良いことか悪いことかは一概には言えないですが、凡人には辿り着けない境地に達することができるのが天才なのでしょうか。最初から最後まで楽しめた。(30代女性)

舞台演劇を扱った作品で、役者、脚本化、演出家、プロデューサーなどの多彩な登場人物の目線から、舞台についてそれぞれの考えや苦労が見えるところが面白いです。またオーディションやエチュードの模様などが丁寧に描かれていて、出された課題をどう解釈してどう表現するのか、役者たちの力のぶつかり合いが読んでいてとてもワクワクします。(20代女性)

芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名を欲しいままにする響子と、大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な飛鳥。生い立ちも考えも違う二人の挑戦にワクワクした。(30代女性)

全くタイプの違う若者が、それぞれの考え方とやり方で演技の道を進んでいく過程が面白いです。オーディションの場面では、お互いの演技を見て嫉妬や尊敬など様々な感情を抱いたり、そこからまた成長していくのが分かり引き込まれました。(20代女性)

 

 

6位タイ.恩田陸「麦の海に沈む果実」(5票)

恩田陸「麦の海に沈む果実」がおすすめの理由

学園ミステリにファンタジー要素が加わり、どこか中世のおとぎ話のような雰囲気を持った作品です。文章と世界観の美しさに冒頭から引き込まれました。しかし描かれているのは人間のリアルな怖さで、ぞくっとする場面がたくさんありました。(30代女性)

世間から隔離された少年少女たちの物語で、ミステリーの部類に入ると思うのですが、恩田さんならではの心理描写に「これこれ!」ってなります。登場人物みんなが思春期特有の危なさを抱えていて、私は読んだ当時まさに思春期ど真ん中の中学生だったのでどんどん引き込まれたのを覚えています。あとは随所に散りばめられた謎が最後に一気に解けるときの気持ち良さですね。私にとって衝撃の展開だったので、全部読み終わった後にまた最初から読み直しました。普段はミステリーは2回も読むともう読まないですが、この本は心理描写が素晴らしいので今でも時々読んでいます。(20代女性)

個性的で魅力的な登場人物、事件や謎、ミステリアスで幻想的でどこか不気味な世界観に引き込まれて一気に読んでしまいました。小説を読んでいるというより少女マンガを読んでいるような感覚でした。恩田陸さんの作品は他にも色々と読んでいますが、その中でもとても読みやすい作品だと思います。(30代女性)

不穏な空気、閉鎖的な空間、逃れられない運命。雰囲気づくりが本当に上手いと思う。本当に最後までページをめくる手が止まらなかった。これ以上ないくらいにドキドキワクワクする、だけどなんだろう、背中に纏わりつく寒気もあるんですが次々と生まれる謎と意味深な行動にスルスルと引き込まれた。(30代女性)

裕福な子女が通う湿原に囲まれた全寮制学園と言う、特殊な環境に時期外れの「破滅を導く転入生」としてやってきた主人公・理瀬。奇妙な学園生活の中で徐々に明かされていく秘密にハラハラしつつも、次の展開に期待感が高まる作品です。(20代女性)

 

 

6位タイ.恩田陸「蜜蜂と遠雷」(5票)

恩田陸「蜜蜂と遠雷」がおすすめの理由

登場人物全員が真摯にピアノと向き合う物語。純粋に、それぞれが美しく共鳴しながら高みを目指していく。切磋琢磨という言葉が、これほど重く感じられたのは初めてであると同時に、これほどこの四字熟語がぴったりハマる作品は他にない。(30代女性)

各々背景を持つ登場人物が熱い思いを持ってピアノコンクールに挑む話で、熱い気持ちになれました。それぞれライバルだけど友情も垣間見れ、あるキャラクターに感情移入してしまいました。音楽好きにオススメしたい一冊です。(30代男性)

久しぶりに、ほんとうに久しぶりに、全方位から愛される恩田作品に巡り合えました!国際ピアノコンクールで競い合う4人の若者たちの物語ですが、バトル的な方向には行かず、むしろお互いを高め、成長していくところが素晴らしいです。これは120%直木賞受賞確実でしょう。これで受賞ならば、いままでの理不尽な落選理由もすべて水に流してあげますよ。(40代男性)

今年度の直木賞受賞作です。芳ヶ江国際ピアノコンクールに出場する若きコンテスタントたちを描いた作品なのですが、どの登場人物も丁寧に描かれていて魅力的です。主人公が一人ではないので、きっと共感できる人が見つけられると思います。(40代女性)

小説なのに文章からピアノの音が伝わってくると言う表現力に感動しました。ピアノコンクールのことは何も知らないと言う人でも楽しめる作品です。最終選考に残る登場人物たちが、自然体で音楽と共に生きている感じが良かったです。(20代女性)

 

 

5位.恩田陸「光の帝国ー常野物語」(6票)

恩田陸「光の帝国ー常野物語」がおすすめの理由

「常野物語」というシリーズ物の第1作目です。常野という不思議な力を持った一族の、ひとりひとりの生き方を恩田さんらしい柔らかな文章で描いた短編集なのですが、全ての物語が微妙に繋がっていて、非常に読み応えのある一冊です。シリーズ3冊全て合わせて読んでみていただきたいです。(20代女性)

物語の主軸が超能力者たちの戦時下のひっそりとした生活に関してなので、超常現象やオカルト系が好きという方はまず面白く感じる作品だと思います。超能力の描写は読んでいてわくわくしますが、最後まで読むと全体の雰囲気としてはダークな印象です。オムニバス形式なので読みやすいと思います。(20代女性)

連作短編集で読みやすい文章なので取っつきやすく、それでいて後半は引きつけられます。少し暗い雰囲気をもちながら、不思議な魅力を持った作品。本当にこんな能力を持った人たちが実は私たちの身の回りにもいるんじゃないかと思わせてくれます。(30代女性)

不思議な能力を持つ常野一族の物語。現在3シリーズ出版されている1作目。能力を隠すようにひっそりと暮らしている。その一族それぞれの能力を短編で読むことができる。ぱっとわかるような能力ではないものも多いが、どの物語にもなにか不思議だが優しさある。(30代女性)

不思議な力を持った一族の物語が描かれた短編集です。普通の人とは違う特別な能力を持ちながら表に出ることなく、権力をのぞむわけでもなく、ひっそりと普通の人々の中で暮らしているという設定がとにかく魅力的です。この設定があるからこそ、読後には優しい暖かさと切なさで胸がいっぱいになります。(30代女性)

これは不思議な能力を持つ一族の話です。超能力みたいなものでしょうか、主人公たちが持つ能力も様々で、それが各ストーリーの主軸となっています。時代も場所も設定もバラバラ、内容もほんわかするものから、ちょっと気持ち悪いSFっぽいのものある、短編集と言うか物語集です。そんな常野一族の、不思議な成り立ちを説明するように物語は進んでいきます。常野一族についての語りが終わると、その力ゆえに虐げられた過去や、前後の話はまったく分からないまでも、何かしらの敵と戦い続けている女性など、疑問に思って立ち止まっていたら、すぐに置いていかれる感満載の物語は、恩田ワールド炸裂です。この不思議な能力を持った主人公シリーズは、他の作品の中にも度々出てきますが、その中で「常野物語」はそれらの序章と位置づけられる作品だと思います。淡々とした中にも何か不思議な余韻が残り、気が付いたら何度も読み返している、そんなお話です。(30代女性)

 

 

4位.恩田陸「ネバーランド」(7票)

恩田陸「ネバーランド」がおすすめの理由

この本の舞台は学校なのですが、この本を読むと自分が学生だった頃のことを思い出させてくれます。ミステリー的要素もエロ的要素も青春的要素もあり、飽きずに最後まで一気読みすることができます。登場人物もそこまで多くないので名前もすぐ覚えて話に入り込むことが出来ますし、次の展開が読めず自分の中で色々考えながら楽しく読むことが出来ます。(20代女性)

年末、それぞれの事情で家に帰省せず寮に残った4人の男子高校生の7日間。「告白ゲーム」をきっかけに、閉ざされた空間で起こる事件、深まる謎。それぞれの事情とその謎がからまり、すっきりと解決するさまは痛快でした。重い事情を抱えている生徒もいましたが、鬱々として読めなくなることもなく。あくまでも爽やかな物語です。ただ、男の子ばかりの日々を女性が描く、ということに極端に嫌悪感を抱かれる方はやめた方がいいかも。そうでなければおすすめです。(40代女性)

冬休みに寮に残った4人の少年の物語。高校生という微妙な年頃と寮に4人だけというシチュエーションが物語を盛り上げていると思います。ミステリっぽいところもありつつ、全体的には青春もので面白かったです。高校生の少年たちが一歩前に進んで大人になっていく様が読んでいて気持ち良い小説でした。(20代女性)

かつて死んだ在学生の霊が出ると噂されている、全寮制の高校に在学している男子高校生が、年末年始も実家に帰る事を選らばず、自分の秘密を暴露していくというあまり動きの無い話なのですが、過去の話をしているとわかっていてもハラハラしてしまうものがあります。また、こっそりお酒を買って飲酒したりなど犯罪行為もあるのですが、若いうちに騒ぐことへの羨ましさや郷愁を感じてしまうところが好きです。暴露話の内容自体は暗いので人を選ぶ内容だとは思うのですが、美男子の暗い過去に惹かれるものがある人にはお勧めできる内容だと思います。(20代女性)

ノスタルジックな雰囲気漂う男子高校生たちの青春グラフティ。年末に帰省しなかった彼らが寮で共に過ごすうちに秘密や悩みを共有し、打ち解けあって行く模様が描かれます。人は闇を抱えながらもどうにか立ち向かうしかないんだと思えた。(30代女性)

舞台はとある男子校の寮。冬休みでほとんどの寮生が帰省して、残った4人だけで過ごす数日間のお話が描かれています。この4人の男子高校生がそれぞれに個性的で魅力的で、青春ものとしてまずは楽しむことができます。人当たりが良く上手に生きているように見えるのに、心の中には別の何かを抱えている、という設定も良いです。恩田陸初期の作品で、小説を書くことへの熱や勢いみたいのを感じることができます。(30代女性)

登場人物は4人の少年。普段は特別仲の良い4人では無いですが、寮に残って自分達だけで生活するという状況で関係性が変わっていきます。その関係性の変化も読んでいて面白いところでした。4人のキャラがバラバラなので読んでいてとても面白かったです。(20代男性)

 

 

3位.恩田陸「ドミノ」(8票)

恩田陸「ドミノ」がおすすめの理由

とにかく、スピード感が素晴らしい。転がるようにストーリーが進んでいきます。タイトルのとおり、ドミノ倒しのように一つ一つのエピソードが見事につながっていく様は痛快です。また、登場人物の多さが半端ないのに、どのキャラクターもしっかりとした設定ができており、混同することが全くありません。読後は、自分の行動がどう周りにつながっていくのか、しばらく気になって楽しかったです。(40代女性)

様々な人物に焦点が当たる群像劇なのですが、それぞれの登場人物の何気ない行動がきっかけで終盤からまさに「ドミノ」のように偶然の連鎖が重なってひとつのおおきな物語を作っていく姿は圧巻です。最後にまた新たな物語が始まる予感を残して終わるのも面白いです。(30代男性)

東京駅を舞台に27人と1匹の人生が交錯するパニックコメディ。ドタバタ感はこの作品の持ち味です。一つ一つのパズルのピースがハマり合うとき、何かが起こる。
ドミノ倒しのように繋がっていく話が面白くてあっと言う間に読み終わる。(30代女性)

タイトル通り、別々の場所にいる関係のないように思える人々の出来事がパタパタとドミノ倒しのように綺麗につながり合っていく様が爽快です。場面も主人公もめまぐるしく変わっていきますが、混乱せずにワクワクしながら緊迫感を維持したまま読み続けることができます。(30代女性)

とにかくたくさんの人物が登場します。しかし一気に読んでしまいたくなる、テンポの良い作品だと思います。様々な人の様々な事情が入り混じってごちゃごちゃとしているけれど、最後はすっきりまとまるところが魅力です。(20代女性)

いつも、不思議な物語を書かれている恩田陸さんですが、これは痛快なストーリーで本当に面白いです。タイトル通り、ドミノの倒れていくみたいにスピーディーで進み、読了後はまさに全てのドミノが綺麗に倒れた時のような爽快感。多くの登場人物の物語がひとつに繋がっていく様は、必見です!(30代女性)

ばらばらに進んでいったストーリーが最後にすべて繋がっていくのが面白いから。序盤はそれぞれが孤立した物語のようで少し入りずらかったけれど、物語が進んでいくにつれて関連性が見えてきて引き込まれていきます。(20代女性)

東京駅を舞台に、接点を持たない人たちがあることを介してドミノのようにすったもんだが巻き起こる群像劇です。私が読んだ場所が丁度、新大阪から東京駅に向かう新幹線の中で読んでいたからか、エンターテイメント的に楽しむことができた本です。(40代女性)

 

 

2位.恩田陸「六番目の小夜子」(9票)

恩田陸「六番目の小夜子」がおすすめの理由

以前NHKでドラマ化され、それを見て強い印象を受けたので原作も読みました。ホラーとは違うのですが、得体のしれない恐怖を常に感じながら読むため、続きが気になって早くページをめくりたくなります。しかし怖いだけでなく、舞台となる学校での青春ドラマ、ほのかな恋愛、進路に悩む学生の姿などが繊細に描かれているため、とても充実した内容です。物語中盤の学園祭での全校生徒参加のイベントのシーンは本当に見どころです。(20代女性)

恩田さんらしいというか。謎の絡んだホラーで、非常に怖いです。高校生という、子供でもなく大人にもまだなりきっていない世代の白い部分と黒い部分が見えて、全体的に明るく見えるのだけれど濁った空気が漂っているような、それでいて清々しいような…。先が気になって、一気に読んでしまいました。ラストが甘い気がしないでもありませんでしたが、そこまで引っ張っていく語りは見事だと思います。(40代女性)

学生時代に読みました。恩田陸さんの作品は、私にとっては、ミステリー小説というよりも青春群像劇です。同世代の子どもたちが集まる学校という場所に備わる「魔」を良く表わしていて、ものすごく興奮して読んだことを思い出します。(40代女性)

「サヨコ」システムがとても面白いです。要は学校単位で人狼ゲームをする、といった内容なのですが自分だけの秘密を持ちながら学園生活を送る感じがドキドキします。
罰則があるわけではないので学園生活に殺伐とした雰囲気はないので楽しく読めます。(30代男性)

学校を「容れ物」として展開されていく話はとても奇妙で面白かった。自分の高校時代を思い出させてくれ、今振り返ってみると、閉じた世界の中であの頃はなんとキラキラと、そしてなんの疑問ももたずに過ごしていたんだろうと思った。(30代女性)

子どもの頃にドラマで拝見しました。普通の小説とはちょっと違う、独特な雰囲気。登場人物達も魅力的ですし、もし自分の学校にこんな伝統があったら?とドキドキさせられます。恩田陸さんの初めての作品ですし、まずは読んで頂きたい名作です。(20代女性)

よく練られたミステリーだなと思うからです。読んでいると情景が浮かび、ホラーにもなりかねない恐怖が感じられます。しかし、そこには人間味があって、その人間らしい心理が面白く感じられます。集団心理が渦巻いていることが、伝わってくるのも、作品の面白さを増長している感じがします。(20代女性)

恩田陸のデビュー作で、恩田陸の魅力全てが詰まっている一冊です。高校を舞台にして見え隠れする不穏な影、そこに登場する青春真っ盛りの高校生たちのみずみずしい心の動きが描かれます。最後まで謎は謎のままで、読み終わった後に自由に思いにふける余地が残されています。大人になってから読むのも良いし、今現在高校生(特に受験生)の人にもおすすめです。(30代女性)

恩田陸さんのデビュー作でありながら、NHKでドラマ化もされた傑作小説です。代々受け継がれる謎のゲーム「小夜子」と、突如表れた謎の転校生津村沙世子。謎が謎を呼ぶ展開にハラハラさせられます。随所に挿入される青春のシーンも秀逸で、あの頃に戻りたい。そう思わせてくれる作品です。(20代男性)

 

 

1位.恩田陸「夜のピクニック」(23票)

恩田陸「夜のピクニック」がおすすめの理由

幅広い年齢の方が楽しめる作品だと思います。夜通し歩くというイベントを通して、主人公が成長をしていく過程が丁寧に描かれています。読み終わったあと、自分の通ってた学校にも、こんな素敵なイベントがあったら良かったのにと、羨ましく思うことでしょう。(30代女性)

言わずと知れた、初代本屋大賞第1位の本作。ある高校の一日かけて80キロもの道のりをただひたすら歩くという伝統行事を題材とした本作品。この作品の魅力は、読んでいるうちに、自分もこの高校の学生の一員になって歩行祭に参加しているかのように感じられるということです。それほど恩田陸さんの描写が繊細で、読者が作品世界の中に入ってしまうのです。普通の文化祭や修学旅行のような華やかさやにぎやかさはなく、大きな出来事もありません。ただ一歩一歩歩いていくという地味な行事です。しかし、一歩一歩進むごとに、主人公たちは一歩一歩自分の心の奥底に入っていき、自分の本当の気持ちに気づいていくのです。そして、自分の本当の気持ちに気づいた時に、周りの人との関係も変わっていきます。彼らが歩く80キロは自分自身と向き合う80キロです。自分と向き合うためには、華やかな行事ではなく、淡々と自分の体を酷使していくことが必要なのかもしれません。体も頭も疲れ果て、何も考えたくないと思った時、それでも自然に頭が考えてしまうこと、心が感じてしまうことこそ、きっと自分にとって最も大切なことなのではないでしょうか。最後に主人公たちがゴールした瞬間、自分もあたかも80キロ踏破したかのような達成感が味わえます。そして、とても不思議な思いに包まれます。非常に過酷な行事だとわかっているのに、「私も本当に参加してみたいな」という憧れを抱くのです。もし自分もこの行事に参加したとしたら、その時、自分はどんな自分を発見するのか、とても気になってしまうのです。(20代女性)

高校の歩行祭でとても長い道のりを歩きながら、登場人物たちが仲を深めたり、甘酸っぱい恋心を抱いたりする様子がまさに青春だと感じたためです。淡々と物語が進んでいく中で、主人公の貴子の「賭け」が果たされるのかドキドキしました。読んだ後にすっきりした気持ちになれる小説だと思います。(20代女性)

とある高校の学校行事のお話です。夜通しひたすらに歩く。ただそれだけ。歩いてる最中はしんどくて辛くて2度とやりたくないと思っているけどゴールする頃にはまた来年も歩きたい。と思わせるような素敵な行事。暗い道を友達と話しながら歩く。普段は話せない事も話せてしまう。私も高校生の時に歩いてみたかったです。その中で、ある2人の物語がフィーチャーされます。とても切なくなります。胸がぎゅーっとなります。最後まで読むと心がほっこりします。どの世代にもお薦めしたい一冊です。(40代女性)

登場人物たちと同じように、一晩中かけて読み切った一冊。ラスト近くの夜が明けていく様子と、現実世界での白々としていく空がシンクロし、心地良い疲労感に包まれながら読み終えたのを今でも覚えています。あらすじだけでは伝わらない、まさに実際に読むことでしか味わえない、かけがえのない奇跡の一瞬を切り取った、永遠のエバーグリーン。映画版も素敵でした。(40代男性)

歩行祭という過酷で特別な行事を通して、登場人物たちの人間関係や内面、生き方が徐々に変化していく様子が新鮮。主人公二人を中心に物語が進んで行くが、友人との絡み合いや様々な人間の変化球的な繋がりがこの青春劇の重要な鍵を持っている。(30代女性)

ミステリ、ホラー、ファンタジーではない、恩田さんの作品。ただひたすら歩くだけの行事なのに、太い物語を最後まで飽きることなく、それどころか続きが読みたくてしかたなくさせるのは、さすがの筆力だなと思います。登場人物の心の動きがとても丁寧に描写されていて、それぞれの関係もごちゃごちゃと絡まることなくきちんとわかりやすく読ませます。太いけど、あっという間に読み終わってしまう。読書初心者にも向いていると思います。(40代女性)

舞台は高校。タイトルのピクニックとは、全校生徒で夜を徹して80キロひたすら歩く高校の行事「歩行祭」からきています。そのイベントでクラスメートで腹違いのきょうだい女子高生の心の動きが描かれています。高校生という、子供でも大人でもない宙ぶらりんな時期の揺れる思いなどにとても共感しました。親も子供も楽しめる本だと思います。(40代女性)

同じクラスの男女には周りの誰もが知らない秘密がある。2人は異母兄弟なのだ。接触を避けてきた2人なのだが、高校最後の最大行事歩行祭で初めてまともに話をする。それぞれの想いを受け止め、和解するまでを描いているお話。登場人物がみんな魅力的で心に響く小説、老若男女問わない小説だが、高校生大学生辺りに特に響く小説だと思う。(20代男性)

初めて小説する方というよりも、「長い冒険や青春小説」が好きな方にオススメです。この本を読んでいると、「本長いな、後何ページ読めばいいの?」なんて思うかもしれませんが。徐々に、この本の内容に出てくる歩行祭のように自分自身も本で歩いているような感じがしてくるんです。そして、内容も恋愛・青春・事件などとコロコロと場面が変わり飽きるというより、ワクワクしてくるんです。(出てくる主人公も、始めは男女2人見えますが、少しずつサブキャラクターも増えてきます。)なので、もう一度学生時代に戻ってみたいなんて方には、この本でたまには戻ってみるのもいいと思います。(30代女性)

特に大きな出来事があるわけではなく主人公たちがが淡々と歩きながら語り合う話ですが、高校生という子供と大人が入り混じった時期の多感な心情が細かく描写されていて、時折胸が苦しくなりつつも、読んだ後は少し感傷的でとても清々しい気持ちになった小説です。青春の疑似体験や懐かしさに浸りたい時には良い小説なのでおすすめします。(30代女性)

高校の行事で夜通し歩いて目的地に向かいます。主人公は3年生のため最後のピクニックです。同じクラスにいながらあまり親しくなかったクラスメイトとの関わりなど、たった1日の行事で人間関係が絡み合い進展していく様子がたまらない読了感とともに味わえます。(20代女性)

高校3年生、将来への期待や不安と、仲の良い友達がそれぞれが別の道に進むことがわかっているという時期の話。その時期の複雑な心情を絶妙に表現してあってすごく良かった。きっと大人なら誰もが経験した気持ちで、共感できると思う。内容的には夜通し全校生徒で歩くという学校行事で、特に大きな事件は起きないのだけど、その中での友達とのやりとりがまさに青春。読み終わったあとのさわやかな感じがすごく好き。青春を思い出したい人にはこの本はとてもおすすめ。(20代女性)

夜通し歩いて学校まで戻ってくる歩行祭というイベントでの高校生たちの話です。友達には内緒にしている腹違いの貴子と融が周りに助けられながら、初めて会話をします。
起こっていることはそれだけなのに、とても心に残ってさわやかな読後感があります。
貴子の友達の美和子、融の友達の忍、それぞれが知っていることを隠したり、思いやりながら歩いているところが本当に微笑ましくて、友達っていいなと思いました。同じ方向を向いて歩けるこの時間がとても尊くて、何度読んでも心にしみる作品です。(30代女性)

青春の空気を思い切り吸い込めます。とある秘密を持って、学校のイベント、夜通し何十キロも歩く歩行祭というイベントにのぞむ登場人物たち。たった一晩の出来事なのに、こんなにキラキラして、わくわくするストーリーが描けるなんて…と思えます。恩田陸さんで一番好きな作品です。(20代女性)

なかなかない設定で興味を持ちました。複雑な関係の2人がどう溝を埋めていくのかが面白かったです。主人公もいい人だと思うし、周りの友達や家族などもいい人で読み終わったあとにほっこりできるのでおすすめです。青春の甘酸っぱさもありおもしろいです。(20代女性)

映画化もされた作品です。同い年の異母きょうだいが同じクラスにいると言う複雑な事情があるにも関わらず、雰囲気がドロドロしていないところがすごいなぁと思いました。「夜通し歩く」と言うイベントにも心惹かれました。(20代女性)

私が夜のピクニックと出会ったのは中学3年生の冬のことであった。自分が受ける高校の国語の過去問として出題されていたのがきっかけだった。当時、この本を読みながらいろいろなことを考えたのを思い出す。私の心にずしりと響き、甘酸っぱいようで痛いような、またその場から逃げ出したくなるような気持ちになった。夜のピクニックはそんな青春の一部を鮮やかに切り取った作品である。(20代女性)

けっこうな量のページ数だが、読み応えがあった。気になる同級生との距離感、とまどい、色んな感情が一冊を通して伝わる本でした。相容れない、交わることのない2人なのかと思ったが、最後はスッキリした結末だったのでとてもよかった。本だけではなく、映画も一緒に見て欲しい。(20代女性)

初めて読んだのが自分が中学生の時だったのですが、夜通し歩き続けるという学校行事を通して、主人公が友人や因縁を持っていた彼との関係を考え直す様子がとても面白く感じたためです。このような行事があることを羨ましくも感じました。今読むとまた違った印象を持てるので、どの世代にもオススメできる小説だと思います。(20代女性)

歩くことと感情の変化が、読み進めることと一体になる感じがとても心地よく感じられる本です。読了後は、まるでこちらも長い長いピクニックを終えたような爽快感。すがすがしい気持ちになれる本なので、ストレスがたまっている時やゆっくり時間を過ごしたい時に読むのにぴったりです。(40代女性)

夜どおし歩き続ける「歩行祭」という学校行事に参加する高校生たち。若くて明るいように見える彼らですが、それぞれ何らかの問題や悩みを抱えています。楽しい会話を仲間同士で重ねつつ、そしてハードな行程を進みながら、彼らの心の内が少しずつ明らかになっていく様に、自分もこの行事に参加しているような一体感を感じてぐいぐいと引き込まれていきました。そして、濃密な時間を仲間と共有することで、悩みの全てが解決したわけではなくてもそれぞれの心の中に新しい風が吹き、友達との関係もまた今までとは違うポジティブなものが生まれてきて、静かな感動を覚えました。歩き終えた彼らの姿に自分も一緒に歩いてきたような清々しさを感じ、自分は一人じゃない、前向きに生きていこうという勇気や元気をもらえましたので、年齢を問わずおすすめできる小説です。(50代女性)

高校最後の学校行事「歩行祭」で、80kmの工程を歩く高校生たちの24 時間の物語。真夜中の空気感や、疲労がもたらす少しハイな高校生たちの会話、秘めていた感情の気づき、告白など、大人と子供のはざまにある年頃の甘ったるく鋭い感情が描かれていて、読んでいるうちに夜中に感じる不思議な高揚感に包まれる作品であった。時間を飛び越えて、高校生時代のうつろう感情を思い起こさせてくれる。のちに映画化されたが、恩田陸の他の多くの作品と同じく、読んでいて映像が思い浮かぶ作品でもある。(60代女性)

 

 

1票入った作品も紹介

せっかくなので1票入った作品も紹介します。名作揃い、ぜひ読んでみてください。

 

恩田陸「3月は深き紅の淵を」

恩田陸「3月は深き紅の淵を」がおすすめの理由

4つの短編からなる小説ですが、1冊の本を巡ってそれぞれのお話がリンクするという面白い構成になっています。1度読んだあとにまた読み直したくなる不思議なる読後感があります。恩田ワールドを満喫できるおすすめの小説です。(40代女性)

 

 

恩田陸「エンド・ゲーム」

恩田陸「エンド・ゲーム」がおすすめの理由

常野物語の物語シリーズの3作目。特殊な能力を持った一族が静かに社会で暮らしているところにある1人の青年がその一族の娘にせまっていきます。『裏返す』『裏返される』と話の主導権が入れ替わっていき、どんどん本の中の世界に吸い込まれていきます。日常生活でも起こり得そうな事で少し気味が悪いですがそれもまた読んでいて面白いところだと思います。(10代女性)

 

 

恩田陸「ネクロポリス」

恩田陸「ネクロポリス」がおすすめの理由

アナザー・ヒルという死者が実体を持って現れる場所を舞台に、奇妙なことや恐ろしいことが次々起こります。読む側も主人公と同じように初めて訪れるアナザー・ヒルで起こる出来事や慣習に困惑したり興味を引かれたりと、その世界に引き込まれてしまいます。西洋の島を舞台にしながら鳥居や手水鉢など日本のものが数多く登場するところも、不思議な感覚があって楽しめます。(20代女性)

 

 

恩田陸「まひるの月を追いかけて」

恩田陸「まひるの月を追いかけて」がおすすめの理由

二人の女が愛した男と、その男が愛した人の娘と、二人の女の話。とても壮大で感慨深い作品だった。ストーリーの流れの中での登場人物たちの独白や会話の中に今まで言語化出来なかった感情とか、考え方、恩田陸さんらしさがあるのが魅力だと思う。(30代女性)

 

 

恩田陸「ライオンハート」

恩田陸「ライオンハート」がおすすめの理由

ファンタジー要素もありつつ、切ない恋愛模様が描かれていて、読んでいて、どんどんこの後はどうなるのかと、面白くてのめり込んでしまう。ファンタジー的な部分が生まれ変わっても同じ魂を持つ人に出会う。というところが、女性的にはロマンチックでまたいい。(20代女性)

 

 

恩田陸「ロミオとロミオは永遠に」

恩田陸「ロミオとロミオは永遠に」がおすすめの理由

近未来が舞台でありながら、主人公たちが学校で学ぶのは、なぜが今の私たちの時代のことや、「昭和」という設定に引き込まれた。ただの学園ものではなく、学校自体に秘められたものもあるが、主人公たちが何のために学んでいるのか?という部分も謎になっており、クライマックスに向けてそこが明かされていくのが面白かった。東京オリンピックを迎える今だから、読むと面白い一冊。(20代女性)

 

 

恩田陸「蒲公英草紙 常野物語」

恩田陸「蒲公英草紙 常野物語」がおすすめの理由

特別な能力をもつ一族の物語。文章が美しく「草紙」という言葉がぴったりな作品だと思います。後半は物語が一変し、運命に翻弄されながらもそれを受け入れていく姿に涙が止まりませんでした。作品に出てくる数々の言葉がいまも心に深く刻み込まれています。(30代女性)

 

 

恩田陸「月の裏側」

恩田陸「月の裏側」がおすすめの理由

恩田陸さんの小説は、作品によって方向性が異なるのでとても面白いです。この月の裏側はホラー要素の強い作品になっています。狭いコミュニティの町の中で、そこに住む住人が「あれ」に「盗まれる」作品です。突然住人が誘拐され、ひょっこりと戻ってくる。しかし、戻ってきた人は今までとどこか違うような気がする…。戻ってきた人は一体誰なんだ!?という謎を解き明かそうとするお話です。個人的にはお話の舞台になっている町の描写がとても好きです。実在する町がモデルになっているようなのですが、水路が張り巡らされている水の町のようです。その水路が怖さを煽っているのですが、またそれが良いです。ラストは異変に気付いている主人公たちももしかしたらもう、「あれ」に「盗まれた」後なのではないか、という疑心暗鬼に陥ります。自分はいったい誰なのか、無意識の部分に語りかけるような話の締め方がとてもぞくぞくするお話で、一度読んでもらいたい作品です。(20代女性)

 

 

恩田陸「私と踊って」

恩田陸「私と踊って」がおすすめの理由

宝石箱みたいにどれもきらきら妖しく輝いている短編集。異国に飛んだり、異世界に飛んだり、めまぐるしく入れ替わる物語なのに、どれもすぅっと入り込んではちゃんと扉を閉じて出て行ける。文体、構成、飾り方、久しぶりに心踊った作品だった。(30代女性)

 

 

恩田陸「失われた地図」

恩田陸「失われた地図」がおすすめの理由

漫画的な世界観と登場人物が日本各地の軍国的世界との「裂け目」を封じていく連作です。昨今の好戦的な風潮に対して作者の反戦的な心情を作者らしい世界観で語られているように思いました。恩田ワールド全開のファンタジー小説。(30代女性)

 

 

恩田陸「蛇行する川のほとり」

恩田陸「蛇行する川のほとり」がおすすめの理由

美しい少年少女だけの幸せな時間。みっともなくもしたたかに生き延びていかなければならない。恩田さんほど、15〜17歳くらいの少女が持つ独特の空気感と、わずか一年足らずで失われるそれらの一瞬の煌めきを切り取って描ける人はいないと思う。(30代女性)

 

 

恩田陸「小説以外」

恩田陸「小説以外」がおすすめの理由

読書スランプからの回復にはうってつけの、本を読むことの喜びを思い出させてくれる読書エッセイ。読書エッセイと言いながら、随所に現れる酒飲みとしての面目躍如といった感のあるお酒の描写もうれしい。恩田さんを形作ってきた様々な本、音楽、映画、そして酒についての魅力的な文章をたっぷり堪能できる稀有な一冊。お好きなページからどうぞ。(40代男性)

 

 

恩田陸「上と外」

恩田陸「上と外」がおすすめの理由

ジャングルを舞台に進んでいく話で、G国のクーデターと幼い子供たちのジャングルからの脱出劇を描いた作品です。ジャングルには謎の遺跡が存在しており、全体に漂うファンタジーの空気が興味をそそり、展開が気になって仕方ないストーリーです。(20代男性)

 

 

恩田陸「図書室の海」

恩田陸「図書室の海」がおすすめの理由

全10話の短編集。ちょっと不思議な雰囲気の恩田さんらしい作品。それぞれ完結した物語だけれど、他の恩田作品と繋がりを楽しめるもの。すぐそばにありそうな世界が足下の砂に持っていかれるように崩れていく不安感を楽しめる。(30代女性)

 

 

恩田陸「雪月花黙示録」

恩田陸「雪月花黙示録」がおすすめの理由

まず、登場人物たちがかっこいい!そして、ミヤコと呼ばれる地域で暮らす、帯刀している女子高生や男子高校生たちが活躍し、少し読むと江戸末期や明治初めのようであるが、実は近未来の設定であるのも面白かった。恩田陸の近未来設定は、それぞれ世界観が違うので興味深い。(20代女性)

 

 

恩田陸「中庭の出来事」

恩田陸「中庭の出来事」がおすすめの理由

恩田マジックにかかり、最初はどう展開しているかわからなかったが、凝った本を書くなあと驚かされた。私たちはみんな観客になったり役者になったりしている。生きているということは演劇の世界のよう。読み終わったあとの余韻を楽しめる。(30代女性)

 

 

恩田陸「猫と針」

恩田陸「猫と針」がおすすめの理由

こちらの本は演劇用に書かれたものです。当たり前ですが台本なので台詞で物語は進みます。劇的なことなんて何もない。でも、それでも日々の生活は続いていくし、生きていかなくてはならない。そんなことを考えさせてくれる作品です。(10代女性)

 

 

恩田陸「不安な童話」

恩田陸「不安な童話」がおすすめの理由

読み始めると、胸がドキドキしてページをめくる手が止まらなかった。恩田作品ならではの、オカルトと謎解きが混じり合った不思議な世界観がよく出ている。結末は少々予想通りではあったが、意外な人物の関わりもあり、期待を裏切りません。(30代女性)

 

 

恩田陸「木曜組曲」

恩田陸「木曜組曲」がおすすめの理由

数年前に亡くなった大作家に関わりがあった5人の女性がその死の謎についてあれやこれやと語りつくす話ですが、この5人の女性がとにかく個性的で魅力的なのです。ライターや作家、編集者など本に関わる仕事をしているだけあって、心のうちを明かさない会話術は見事で素晴らしいです。出てくる料理がものすごく美味しそうなのもたまらないところです。(30代女性)

 

 

恩田陸「夜の底は柔らかな幻」

恩田陸「夜の底は柔らかな幻」がおすすめの理由

上下巻とも先が気になってぐんぐん読めました。登場人物たちの過去が様々に重なりあい一大相関図を作っている。やっぱりラストは安定の何がどうしてそうなった状態ですが、恩田さん特有の世界観や不思議な雰囲気は十二分に楽しめるので満足です。(30代女性)

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です