読書好き100人に聞いた!村上龍おすすめ作品ランキング

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村上龍おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に村上龍さんのおすすめ作品をお聞きし、ランキング形式でまとめました。面白い作品ばかりですので、ぜひ読書の参考にして見てください。

 

12位タイ.村上龍「オーディション」(2票)

村上龍「オーディション」がおすすめの理由

いつもの村上龍の作品らしく、ドロドロと女性関係を描いた作品だと思いましたが、今回はいい意味で期待が裏切られました。しかし、やはり生々しい描写は彼独特のものだと感じました。いつもとは違った村上龍が楽しめる作品です。(20代男性)

前半と後半で作風が変わり驚いた。オーディションで出会った男と女の話。女の怖さや美しさが、上手く表現されていた。淡々と話が進み、伏線も少ない。そのため、物足りなさも感じるが面白い作品だ。ラストは少し怖いかもしれない。(30代男性)

 

 

12位タイ.村上龍「トパーズ」(2票)

村上龍「トパーズ」がおすすめの理由

句点がほとんどなく、ずらずらと続く文章が、この話に合っているような気がした。 登場する女の子たちが一人称で語るスタイルなのだが、一人称なのに他人のよう。 そのせいか、過激でアブノーマルな世界が淡々と広がっていく。 パンチを効かせに効かせた村上龍ワールド。(30代女性)

パンチを効かせに効かせた村上龍ワールド。現在よりずっと不便で貧富の差が明確でどこか酔っ払っていた時代。何かの証のようにトパーズを欲しがった女。文体の癖が強くて、でもそれが村上龍らしくて、主人公たちのぼんやりと見える正気ではない感じ、私は好きです。(30代女性)

 

 

12位タイ.村上龍「ニューヨーク・シティ・マラソン」(2票)

村上龍「ニューヨーク・シティ・マラソン」がおすすめの理由

世界の色々な都市を舞台に繰り広げられる人間模様を書いた短編集。日本は博多祇園山笠が舞台の情熱的なラブストーリー。幻想的な物語、クレイジーな物語、心温まる物語など、村上龍の筆力の幅広さが堪能出来る。あくの強い作品も多い作家だが、これをまず読んでおくと、他の作品も読みやすくなる。(30代女性)

テーマはあきらめないことの大切さ。短編ながらも作者の作家として伝えたいことが凝縮された作品ではないかと思う。その姿がみっともなかろうが、たとえ糞を垂れ流しながらだろうが、完走しきったということが大切なのだ。(20代女性)

 

 

12位タイ.村上龍「歌うクジラ」(2票)

村上龍「歌うクジラ」がおすすめの理由

この本の特色は、閉ざされた日常から、徐々に世界のありようが示されるスケールの壮大さ。旅を続けるたび、新しい光景が立ち現れます。SF初心者の方にもおすすめ。“合理的”な未来の固形食品「棒食」など、ガジェットも楽しい。(20代男性)

物語の冒頭から「クチチュ」と呼ばれるこめかみにある小さな穴から甘酸っぱい臭いの分泌物を出す人々が登場し、その独特で奇妙な設定と世界観に一気に引き込まれてしまいます。少年が目的を果たすために旅をする冒険小説なのですが、旅の道中に出会う人々や立ち寄る場所、起こる出来事など、どれもが予測できないものばかりで終始圧倒されます。(20代女性)

 

 

12位タイ.村上龍「最後の家族」(2票)

村上龍「最後の家族」がおすすめの理由

引きこもりの青年と、その家族の物語。 生きることの根本的な問題を取り上げています。 救うことと救われること、依存と自立。 家族の関係を新しい視点で淡々と書いている。 結末も爽やかで、万人にオススメできる作品だと思います。(30代女性)

引きこもった21歳の青年、ライトな援助交際をする女子高生、プチ不倫の母親、リストラされる父親。そんな家族が救われる話です。それぞれが幸せならば、家族の形など取るに足らないものではないか、それが愛情ではないかと考えさせられました。(30代女性)

 

 

9位タイ.村上龍「愛と幻想のファシズム」(3票)

村上龍「愛と幻想のファシズム」がおすすめの理由

同じく村上龍さんの『コインロッカーベイビーズ』の続編のような作品で、やはり二人の主人公と女性という構成です。日本を舞台にした、政治結社とカリスマを巡る物語です。こちらもやはり、「若い頃の」村上龍さんの作品という感じです。迫力があります。(40代女性)

初めて読んだのは20年ほど前、大学生の時です。昨年ふと思い出して読み返したところ、小説で描かれている社会状況に現在の日本との類似点が非常に多く驚きました。 最初に読んだ時は主人公の「誰かの奴隷として生きるなんて正気じゃない」という信念に惹かれました。20年分の年を取った今もそれは変わりませんが、その間に経験した社会人としての生き方と照らし合わせると、いかに妥協の連続で生きてきたのかということを痛感させられます。 もちろん主人公のような度胸や行動力はなく、実行に移したとしてもただの過激派に落ちぶれるのが関の山ではありますが、このくらいの気概がないとただ状況に流されていくていくだけ、死ぬ瞬間に「満足できる一生ではなかった」と後悔するだけになってしまいそうな危機感に襲われます。 特別刺激的な人生を送っているわけではないけれど、「昨日も今日も明日も同じことの繰り返し」と感じた時、私はこの本を手に取ります。だらだらと自分の人生を浪費しないために。(40代女性)

20代の頃、「幻想」と「ファシズム」というタイトルに引かれて読んだ作品である。独裁やカリスマなど遠い世界の昔話と思いながらも、特定の人や思想を妄信できる事には羨ましさも感じた。約30年ぶりに読み返してみて、メディアの利用やテロリズム、独裁者による暴力的な軍事国家など、今ではすぐ近くに存在する時代になっている事に改めて恐ろしさを感じる。しかしそれがわかった上でも惹かれてしまう、カリスマ鈴原冬二が主人公の物語である。(50代女性)

 

 

9位タイ.村上龍「希望の国のエクソダス」(3票)

村上龍「希望の国のエクソダス」がおすすめの理由

無意識のうちに、社会が良しとする模範的な人生や為人に自分がどれだけ近いか、はたまたどれだけ離れているかばかり考えている自分がとてもつまらないと考えさせられた。 主人公のポンちゃんがとても羨ましく、すごいと思った。 何度も読み返している一冊。(30代女性)

「この国には何でもあるが、希望だけがない」とする主張には絶望しか感じません。その絶望は、例えばいじめを苦にした学生の自殺だったり、科学技術は進歩してもそれに乗り切れない人々も多かったりなど、現代社会にも充分通じるものがありました。だからこそ一方で、作中の子供達が、独自に通貨を発行したり、新しい都市に集団で移住するなどといった流れは、こっけいな夢物語なのか、それとも現代日本の縮図なのか深入りできる興味が沸いてきました。(30代男性)

舞台は2002年の日本。2001年に日本を捨ててパキスタンに行った少年の報道を背景に、多くの中学生が学校捨て、ほとんど授業が成立しなくなった中で、ネットビジネスを立ち上げ、やがてはそれが日本や世界を動かしていくという近未来の話。どこかリアルで理想の社会とはなんだろうと考えさせられる。(30代女性)

 

 

9位タイ.村上龍「空港にて」(3票)

村上龍「空港にて」がおすすめの理由

空港は様々な人間模様が見える。 日常の何気ない一瞬を音や映像で切り取る人たちがいる。 そして文章で切り取る小説家がいる。 人々は皆、立ち止まり観察する。 そして思考する。 無意識なその瞬間、人間の頭の中を文字に起こすととても面白いと思った。(30代女性)

駅、コンビニ、公園など、日常にある風景の中で、いろいろな人が感じることを短編にしています。本のいいところは、自分とは違う境遇の人の気持ちを知ることが出来るということです。特に村上龍さんの作品には、風俗嬢などが登場したりするのですが、風俗嬢なんて自分の普段の生活では全然会うことができません。でも、なんとなく気持ちが分かったり、同じような孤独を抱えていたりと、その風景の中にある人間模様がワンシーンのように浮かんでは消え、また次の話で浮かんでは消える不思議な文章力です。村上龍さんの本が初めての人も是非読んで欲しいです。(40代女性)

短編集です。村上龍にはめずらしくグロテスクな表現のない比較的すっきりした話です。 各短編のストーリーはどこにでもある場所を舞台に「旅立ち」をテーマにしていて、 どことなく希望を感じられる余韻を残す終わり方をします。 女性が主人公の話が多いのも珍しいですね。個人的には表題の「空港にて」が良かったです。(40代男性)

 

 

7位タイ.村上龍「13歳のハローワーク」(5票)

村上龍「13歳のハローワーク」がおすすめの理由

子どもの頃、ベストセラーになっていたので読みました。それまで知らなかった様々な仕事が書かれてあり、好奇心を掻き立ててくれる本でした。大人になったらどんな仕事に就きたいのか考えさせられます。子供から大人まで、発見することを楽しみながら読むことができる内容です。(20代女性)

分かりやすくて読みやすい本だから。 筆者が伝えたい事が何なのかが分かる。 この本を読んだ時、あまり本を読むのに興味がなかったがこの本を読んだ事で本が好きになったから。 初めて、本を読む方にはぜひ勧めたいと思うから。(20代男性)

当時、中学校の成績が悪い姪が進路で悩んでいたので的確なアドヴァイスの根拠となる資料として購入した。小学校低学年にも読みやすい大きな文字で色々な職業を紹介してある。ここまでなら誰でも考えそうな「お仕事紹介本」だが、この本はその職業を目指すなら「どんな事を勉強すべきか」「どんな進路を目指すか」等が分かり易く紹介されている。私は姪に「この本に参考になる事が書いてあるよ」と例を示して説明し、手渡した。勉強ができない姪は、彼女なりにその本を読み、考え、美容(メイク)に興味がある事を自覚して、その道に進んだ。私も小学生の時にこんな本に出会っていたなら未来が違っていたかも知れないと、今の子供達が羨ましく思うほどの内容の本だと思った。(50代男性)

すごい小説がたくさんあるけれど、あるからこそ選ぶならこれです。あの村上龍さんが書いてるからこそ読みやすく広がるような夢がありつつ現実っぽさもあります。発売当時10代だったので好きなものから繋がるものがこんなにあるのかと驚きました。誰もが10代の時に読んでほしい一冊です。(20代女性)

一般的な職種から傭兵などの少しアウトサイダーなものまで数多くの仕事を作者が解説している。読者に対して真摯に向きあっていると思う。実は、私が初めて読んだ村上龍の書物である。仕事という打ち込めることを見つけてほしいという作者の心情がうかがえる。(20代女性)

 

 

7位タイ.村上龍「イン ザ・ミソスープ」(5票)

村上龍「イン ザ・ミソスープ」がおすすめの理由

「あ、この人(村上龍さん)、変態だ…」というのが、はじめて読み終えた感想です。 村上龍さんを知らなかった私が、この本と出会ったきっかけは、解説が河合隼雄さんだったからです。大学で心理学を学ぼうと受験勉強をしていた時に、偶然河合隼雄さんが解説を書いている怪しい小説を見つけました。よくわからず、真面目な本だと思って購入し、読み進めることにしました。 が、読み始めると村上龍さんによる独特の描写による違和感と気持ち悪さに、泣きそうになりました。やがて、それは当時の自分では経験したことのない異世界であり、リアルなのだと結論付けました。 一見、リアルとはかけ離れたような世界観の中に見出せるリアル、それに気づくことができたからこそ、私は心理学を志すのをやめ、社会学を学ぼうと考えなおすことになりました。今、あたりまえのように生活しているリアルに違和感がある人こそ、この作品のリアルに出会ってほしいと思います。(30代男性)

殺人鬼である旅行者フランクと、性風俗ガイドの主人公ケンジの、夜の新宿歌舞伎町を舞台にした話。 すさまじくグロテスクで不快な表現のオンパレードなのですが、異様な迫力で読む進める手を止めることができませんでした。 今読み返してみると、バブル期の日本の終末感がよく描かれていると思います。(40代男性)

まずタイトルが興味をそそります。そして、他の作品と同じく描写がリアルでとても引き込まれると思います。怖いけれど、もっともっと読みたいと感じさせる内容。ここ数年流行りの日本人論的な内容にもなっていると思います。(30代女性)

20歳の青年ケンジがアメリカ人のフランク三日間を共に過ごした話。 日本という空間にフランクという異質な存在が投げ込むことで、日本の構造を露わにしている。 日本人はぬるま湯につかっている。 だがぬるま湯としてのミソスープ的な良さもあることも描かれている。(30代女性)

10代の頃に色々な本を読みあさっていましたが、 ものすごく、インパクトのある内容でした。 大量殺戮のシーンはトラウマ級で、作者の人格を疑ったほどですが、 不思議と引きこまれ、読破しました。 こういう人間はきっとどこかに潜んでいるんだろうな、とリアリティを感じさせる作品でした(30代女性)

 

 

5位タイ.村上龍「55歳からのハローライフ」(6票)

村上龍「55歳からのハローライフ」がおすすめの理由

『55歳からのハローライフ』の中の『空を飛ぶ夢をもう一度』。「人は案外簡単にホームレスに転落する」から始まる短編小説です。54歳で長年勤めていた出版社をリストラされた後、ホームレスになった中学校の同級生と再会します。同級生の死に際に接することで、今の自分の幸せに気づく話です。中高年には身につまされる内容ですが、最後に爽やかな感動を覚えます。(50代女性)

55歳、数十年後を想像しながら読んだ。 これがリアルなのかなと。 もしそうならかなり苦しそう。 その原因は経済的なことだったり、夫婦の問題だったり。 でも、作者が登場人物に寄り添っているからか、それでも生きていくという強さや潔さを感じられて、読了後は爽やかだ。(30代女性)

会社を退職し第二の人生を考え始める55歳くらいの人物を主人公にした短編小説です。 それぞれ、再就職や貧困など悩みを抱えています。 55歳なんてもう世の中を達観した大人だと思っていましたが、まだまだ悩みながら生きているのだなと思いました。 自分が55歳の時、どうなっているだろうと考えさせられました。(20代女性)

人生において「厳しい状況に直面しないようにする方法」はないと思い知らされるようなエピソードが並びます。一見すると絶望やあきらめに襲われますが、本著の趣旨はそうではありません。人間は生きていればどうしても何らかの厳しい状況に直面するので、その度に打破するため頑張るしかない、という示唆がありました。前向きにならなくてはと思わされます。(30代男性)

就職したばかりで定年間際のことなんて毛頭念頭になかった私。定年間際で定年してからどんな生活を送ろうか親戚と話し始めた父。そんな時にこの本を手に取りました。人は何のために働くのか。日本人は世界的にみてよく働くと言われるけれど、ではその先は…?そんなことを考えさせられる一冊でした。(20代女性)

30代。働き盛りの私は、55歳になったらのんびりしたいと思っている。田舎で畑でもやってみたい。しかし、現実は厳しくて、55歳になってからも働くことになるのだろう。経済状況は人によって違うので、受け止め方も人それぞれ。この年齢になったらまた読みたい。(30代男性)

 

 

5位タイ.村上龍「半島を出よ」(6票)

村上龍「半島を出よ」がおすすめの理由

たった9人の北朝鮮コマンドが福岡ドームを占拠し、数時間後には約500名の特殊部隊の侵入を許す近未来の日本を舞台とした小説。コマンド侵入の描写は近未来と言わず今日この時に起きても不思議がないくらいリアル。最近のミサイル発射等で自衛隊の対応力を云々する記事をよく目にするが、正規戦では勝ち目があっても対コマンド、対テロになったらホントのところどうなんだろう?と思わずにはいられなくなりました。(40代男性)

北朝鮮による九州占領がテーマになっています。 占領軍による拷問が非常にリアルです。拷問シーンそのものは確かなかったと思うのですが、金持ちが占領軍をなめ、ヘラヘラと笑いながら拷問にかけられ、有り金残らず巻きあげられる、という展開がリアルなのです。 平和ボケした日本人に危機意識をいだかせた、という点で、すぐれた予言の書といってよいのではないでしょうか、(60代男性)

緊迫感がある展開がいい。リアリティのある近未来の日本についての描写や、若者の鬱屈が描かれていて深みがある。某国のコマンドが攻めてくるという小説は多いが、先方の兵士たちの視点を織り込み、支配を確立するという状況を描いたものは類を見ない。後手に回る日本政府、事態に順応していく住民たちなど描写が巧みです。(20代男性)

北朝鮮の工作員が九州に上陸し、九州が日本から独立させられてしまうというフィクションだが、ディテールがリアルで起こり得ると感じてしまう。占領された後で、民衆が支配者に迎合したりと群集心理も描かれる。ストーリー展開が早くアクション映画のようにすらすら読み進められる。(30代男性)

最近アジアとの関係性が不安だったり、すぐ隣の北朝鮮からミサイルが飛んできそうだったり、そういった不安を感じながら読むとものすごいリアリティをともなう本でした。今自分が置かれている環境に、このままでいいのかと問う大切さを感じます。(20代女性)

日本の九州に北朝鮮が攻め込んでくる話なのですが、とてもリアリティがあり、なんか小説をよんでいるのだけれど本当に北朝鮮の軍隊が日本に攻め込んでくような気がして、怖いぐらいになりました。こんな事ありえないと思いつつ、もし自分の住んでる街に攻めてきたらどうしようと心配になったくらいです。本当に引き込まれる一冊です。(40代男性)

 

 

4位.村上龍「五分後の世界」(7票)

村上龍「五分後の世界」がおすすめの理由

訳も分からず違う世界に入ってしまった主人公が変化していく様はとても面白いです。何もかもが違う別世界は戦闘をしなければ生きていけない場所であり、そのルールに沿って仕方なく参戦していた人が徐々に誇りを持って積極的になっていく。とにかく面白く、読み始めると時間を忘れてのめり込んだ小説です。(40代男性)

主人公が迷い込んだパラレルワールドは、第二次世界大戦で降伏せず、ゲリラ戦で抵抗を続ける日本である。 主人公が理不尽さを徐々に消化し自分の世界として生きていく覚悟を決めた場面はなぜか気持ちがすっきりした。 現実の日本への批判も含み、緻密なたとえで表現されたSF。(30代女性)

単純に面白い作品です。あまりの面白さにあっという間に読み終えてしまう事でしょう。内容はSFです。もし日本が太平洋戦争を続けていたら、といらうIFを描いた作品です。世界情勢がなんとなくきな臭い今こそ読むべき小説です。(30代男性)

1945年、敗戦後の日本を描いている。そして、五分後ということからも分かるように、パラレルワールドそのままの戦争ファンタジーだ。生きることの素晴らしさを、痛快に書いている。少しリアルすぎて読むのがためらわれるほどだった。(30代男性)

村上龍の「五分後の世界」は、第二次世界大戦後から現代に至るまでの世界が現実とは異なるパラレルワールドを描いているSF的作品でありながら、本当にありえたかもしれない別世界の日本をリアルに描いています。主人公が迷い込んだ五分後の世界というパラレルワールドは平和ボケした今の日本とは真逆と言っていい過酷な世界で、その中で主人公がどのように生きていくのかが詳細に書かれていてハラハラしながら読むことができると思います。映画化されても面白いのにと思うような作品です。(30代男性)

村上龍の小説では最も好きなのが五分後の世界です。日本人であるという強烈なプライドと圧倒的な戦闘力でゲリラ戦を話は、読んでいてアツくなります。ただ描写が凄すぎて気持ち悪くなりながら、なんとか読み終えた記憶があります。(40代男性)

著者が処女作の頃から一つのモチーフとしてきた、戦争の暴力のリアルさや、その暴力が人をどう変質させるかという点の説得力がある。それは著者の尊敬する中上健次が、粗暴な男たちの暴力を描かざるをえなかったように、書かれるべき内的な必然性を感じ取ることができる。(30代女性)

 

 

3位.村上龍「69 sixty nine」(10票)

村上龍「69 sixty nine」がおすすめの理由

作者自身の学生時代の物語で、村上龍さんの作品としてはめずらしいユーモアのある青春小説です。 思春期の少年を生き生きと描いていて、69年当時を知らない人も何かノスタルジーを感じさせる小説です。 たくさんの音楽にもあふれていて、読んでいると音楽が聞こえてきそうでした。(40代女性)

これほど爽快感に溢れている青春小説は類を見ないのではないでしょうか。高校生にとって本当に大切なこと、そういうことが読み取れる作品になっていると感じました。ぜひ高校生が読むべき作品だと思います。もちろん大人の方が読まれても大変興味深い内容です。(20代男性)

青春小説ですね。舞台は1960年代の長崎です。世界中でラブアンドピースの風が吹きまくる最中、もがきつつ若さを謳歌する青年たちの物語です。恋あり、友情ありのお話。特に十代後半の感受性豊かな世代が読むべき小説だと思います。(30代男性)

あまりにも馬鹿馬鹿しくて笑い転げた。村上龍作品の中でも1、2位を争うくらい笑える小説だと思う。楽しい小説だ。主人公は間違いなく村上龍の高校生時代だろう。ほとんど実際にあったことを小説にしていると思われる。限りなく透明に近いブルーと並んで村上龍のマニアにはたまらない作品と言えるだろう。(20代女性)

村上龍の高校生時代を書いた自伝的作品です。タイトルの1969は西暦を表しています。長崎を舞台に高校生だった村上龍の仲間達との青春時代がいきいきと綴られています。当時の社会現象ともいえる学生運動に感化され、仲間達とともに計画実行されたある事件。ノスタルジーを感じられる一冊です。(40代女性)

学生時代に初めて読んだ村上作品。ほかの作品と比べ突き抜けたユーモアがあり、単純に笑いながらサクサクと読み進められます。しかしその原点には大人たちに対する「怒り」「苛立ち」があり、著者の書き続ける一貫したテーマが作品全体にまんべんなく塗り込まれています。「アメリカン・グラフィティ」的な、抒情的な後日談も切なくていいですね。(40代男性)

もっと若い頃、できれば学生の頃にこの小説が読めていたら、さらに好きになっていただろうなあと思える小説です。小説の舞台は、自分が子供の頃で記憶にもない譜代ですが、それでもリアルに迫ってきます。声を出して笑ってしまうほどおかしいのですが、その一方で切なさもいっぱい詰まっています。自分はこんな明るい青春時代を過ごせていないので、羨ましさもあるのかもしれませんね。今でも落ち込んだ時、たまにパラパラとめくってとばし読みします。それほどこの世界観が好きです。(50代女性)

1969年、少年少女たちは権力に抗っていた。 これだけ無邪気に、何に対してもまっすぐで怖いもの知らずに向かっていける主人公たちに羨望の眼差しを向けるとともに、こんな素晴らしい時代を味わえなかったという現実味がクロスし、なんとも言えない読了感になります。(30代女性)

田舎にいながら、未知の文化に思いを馳せる高校生・ケン。話すことは、知ったかぶり・はったり・口からでまかせ。その行動原理は「とにかくもてたい」。惨めで無様なところまで含めて、全力で十代を謳歌しようとする姿がとにかく目映い。一級の青春小説です。(40代男性)

『69 sixty nine』がなぜ面白いか?その最大の理由は、この小説が強面でミステリアスな村上龍の自伝的青春小説だからだと思う。村上龍ファンにとって彼がこんな青春を送っていたんだと思うだけでワクワクする。1969年という安保闘争の時代的背景と、そんなものに実は全く感心などなく、ただただ同級生のマドンナ的存在、松井和子に近づきたくてそれらを利用する主人公。切ない切ない青春の輝きがそこにはある。(30代男性)

 

 

2位.村上龍「コインロッカーベイビーズ」(12票)

村上龍「コインロッカーベイビーズ」がおすすめの理由

コインロッカーに乳児が捨てられていた。その子どもはキクとハシと名付けられた。 ちいさな島で育った孤児のキクとハシが成長してそれぞれの母親を探すこの物語は、子どもに必要なものとは、そして子ども自身が欲しがっているものとはということを強く考えさせられる小説で、細かく区切られる村上龍独特の文体と疾走感が読後体の中に残り何度でも繰り返し読みたくなる小説です。若い世代にもぜひ読んでもらいたい作品のひとつ。(50代女性)

コインロッカーに捨てられた二人の少年が、もがきながら自分の存在意義を見出す物語、 一度は捨てられ、必要ないと言われた子供も、「ここにいる」と叫ぶ権利はあるし、 そうすることで、必要としてくれる人の存在にも気が付くことができます。(40代女性)

村上龍の代名詞といえば、限りなく透明に近いブルー、これに著者らしさは凝縮されていますが、誰かに薦めるという前提ならばコインロッカーベイビーズです。こちらのほうが、まだ救われる感があると思いますので。どちらも暗く頽廃的な雰囲気で私は好きですが、ストーリー性を求める人にはこちらを薦めます。小説のもつムーディーなパワーだけを楽しむ人ならば、限りなく透明に近いブルーもお薦めなんですが。(40代女性)

文体は村上龍らしいねちっこさ・いやらしさに溢れ、思い浮かぶ街は汚く人物は不愉快なのに、色鮮やかで力強い青春小説。2人の少年と1人の少女の反逆の物語、スピード感があり、ぐいぐい読めます。ヴァイオレンスな映画がお好きな方だったらツボにはまること請け合い。かっこいい。(20代女性)

施設で双子のように育てられたキクとハシ。二人には共通の秘密があって、実は相次いでコインロッカーから見つかった子どもでした。双子として養父養母の元で育ち、東京へ出て来ます。そこで不思議な少女に出会い、それぞれの運命の歯車が回り始めます。トンネルの中のようなジメジメとした鬱屈した空気から、ある時雰囲気の一変する小説です。村上龍さんの若い頃の作品、今はもうこんな作品には出会えないと思います。(40代女性)

捨て子の生き様。 重いテーマだけど、疾走感がある。 過去とどう向き合って、どう処理していくかについて、同時に捨てられた二人の別々の生き方を通じ、描き出されています。 中高生くらいの時期に頑張って読んでおくべき作品かなと思いました。(30代女性)

コインロッカーに赤ちゃんが捨てられるのが問題になった一昔前を舞台に描かれた小説であるにもかかわらず、まるで近未来の話を読んでいるかのような不思議な世界を感じました。 主人公のキクとハシ、ヒロインのアネモネのキャラクターが素敵でいつかぜひ映像化してほしい作品です。(40代女性)

同じような出生の二人が、繋がりつつも全く別々の人生を歩んだ物語。かなり数奇で表社会ではありえないような内容だが、村上龍が書くと説得力のある小説になる。ハッピ^エンドとかバッドエンドとかそんな事が気にならないほどのめり込んでしまう、感情が揺さぶられてしまう作品である。(40代男性)

登場する人物が魅力的です。コインロッカーに捨てられていた子供たちが大きくなり、様々な方向へ生き方を見つけて行きます。 自分はなんて幸せなんだろうと思い知らされる作品です。私は登場人物のなかでも、特に、アネモネという女性が好きで、映像化になるとこんな感じだろうかと絵に描いていました。 屈折しながらもがきながら生きていくコインロッカーに捨てられていた子供たちが愛しくてたまらなくなります。(50代女性)

村上龍を語る上で外せない作品でしょう。中盤、終盤、と物語が進むにあたってどんどん熱くなっていく自分がいました。一文一文からこれほどまでに力強さを感じさせる作品は本作品以外に見当たりません。ある意味では本作品も青春小説と呼んでもいいと思います。(20代男性)

高校生の頃に読んで衝撃を受けました。大人になった今でも忘れられない、反骨精神とエネルギーの塊のような作品です。同じコインロッカーから発見された赤ん坊のキクとハシの異なる歩みと変貌にのめり込むこと間違いなしです。(30代女性)

2つとも村上龍のどちらかというと初期の作品ですが、まだ今ほど洗練されていない荒々しい筆致で描かれた主人公たちの負のパワーにどんどん引き込まれていく。破滅に向かって全速力で駆け抜けていく主人公たちの美しさが素晴らしい。愛と幻想のファシズムは、今振り返るとオウム真理教を思わせる部分もあり、あらためて作者の先見の明に感心する。(40代男性)

 

 

1位.村上龍「限りなく透明に近いブルー」(15票)

村上龍「限りなく透明に近いブルー」がおすすめの理由

芥川賞受賞作品!!村上龍のはじまりはここにある!と言っても過言ではありません。 性的な描写が多いので、好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。しかし、もちろんそれだけではありません。 とにかく村上龍の表現力、詞的センスの素晴らしさに圧巻させられます。 何度も読み返したくなる名作だと思います。(40代女性)

ドラッグや暴力におぼれた若者の話なのに、 詩的な文章のせいか美しい世界が描かれている ような気がしてきます。 悩んで迷って、自分を見いだせない主人公に怒りを感じることもあれば、 哀れをもよおすこともありました。(40代女性)

ドロドロの世界を見ていくうちにいつの間にか目が、心が濁ってしまう。 世界が今まで通りに見えなくなってしまう悲しみ、しかし同時に本当に綺麗なものが見えてくる。 メッセージは思いのほかシンプルだったが読者に直接訴えかける迫力が文章にはあった。(30代女性)

村上龍さんって今の人は、カンブリア宮殿での知的で穏やかなおじさまのイメージなんでしょうね。でも私にとっては、村上龍といえば限りなく透明に近いブルーのイメージのままなんです。もう40年前の小説とは思えない迫力です。私が初めて読んだのももう30年近く前になりますが、あのときの衝撃は忘れられません。何も知らない田舎の小娘でしたが、酒とドラッグに溺れてただなんとなく生きているという空気感は伝わり、刺激的でした。(40代女性)

近くに米軍基地がある街を舞台に書いた小説。読んでいてノンフィクションかフィクションか微妙だが、主人公(話し手)がリュウと言う名称であることから、実体験を元に話を広げて書いた作品だと想像できる。一般人には非常識に見える日常が読み手には新鮮であるが、少々描写がドギツイ感じがする。初めて読んだのは高校生の頃だが、偏った官能小説に感じなくもなかった。人生観が変わるとまでは言わないが、一石、いや二~三石を投じる小説である。(40代男性)

二十三歳という若さで芥川賞を受賞した本作品は、賛否両論はあると思いますが、世間に与えた衝撃は多大なるものだったと思います。衝撃という観点からからすると数ある村上龍の作品の中でも本作品がズバ抜けているのではないでしょうか。(20代男性)

麻薬やセックス、暴力シーンなどが描かれているにもかかわらず通俗的ではなく、若者の刹那的な感情を見せつけられ自然に受け入れざるをえません。その筆力には感嘆させられるものがあり、まさにタイトルの通りだと感じさせられます。リリーの手紙という、あとがきもまた良いのです。村上龍の中で一番まともで真面目な作品だと思います。(20代女性)

酔っ払って、この先もうどうでもいいやと自暴自棄になると無性に読みたくなる本です。 色々なしがらみのある今ではドラッグ、アルコール、セックス、暴力、本の中でしか体験できない青春がこの本には詰められています。(30代男性)

作者が体験したのであろうギリギリというかほぼアウトな世界を描いているのが面白いと思ったからです。 さらにこの作品はまだ作家としては未熟さが残っている感じを受けますが、そこがまた親近感を覚えるので私は好きです。(20代女性)

ドラッグや乱交パーティーなど、日常とはかけ離れたような物事が常習化する場所が舞台になっています。そんな「異世界」のような場所だからこそ余計に、人々の持つ孤独が浮き彫りになっているように感じます。そこに描かれる孤独は我々一般人とも共通する部分があり、妙な親近感を覚えるところがこの小説の魅力であり、おすすめする理由です。道徳や倫理とかけ離れた登場人物に見えますが、その中にもどこか純粋で綺麗なものが光る、まさにタイトル通りの小説だと思います。(20代女性)

経験することのない荒廃した世界を、中学生の時にはじめて目にした時、鳥肌がたちました。自分と歳もそう変わらない若者達が生きている世界はあまりにも暗く、しかし表題とおり、限りなく透明なのです。心をどっぷり小説につけたい時にオススメです。(20代女性)

非常にエロティックな内容の小説です。新しい乱交プレイを探してる方にもおすすめです。作者が実際に体験したことだと私個人としては思います。内容が内容なので見る人は選ぶと思いますが、作者の一番最初に出版された小説でもあるので見応えはあると思います。(20代女性)

初めて読んだ村上龍の作品です。衝撃をうけました。 セックス、ドラッグ、暴力、乱交に明け暮れる若者達を描いていますが 登場人物全員とんでもなく悪い人達ばかりで共感できるキャラクターなんか一人も出てきません。 しかも生理的に不快、不愉快になる表現のオンパレードなのですが、なぜか読後は美しい詩を読んだ気分にさせられます。(40代男性)

内容はかなり過激ですが、よく言われるように読後何故か清々しくなります。何度も読んでいて、以前はミュージックビデオのような描写と思っていましたが、最近になってこの小説そのものが音楽だと思うようになりました。(40代男性)

タイトルの清々しさと内容の暗さのギャップで、まず「へぇ〜」となりました。ハウスでの人々の描写が特に素晴らしいです。それこそ限りなく心を暗く重たくさせるもので、こんな世界が本当にあるのかもしれない、または本当になるのかもしれないと怖く思いました。(30代女性)

 

 

1票入った村上龍おすすめ作品も紹介

せっかくなので1票入った村上龍さんのおすすめ作品も紹介します。惜しくもランキング入りしませんでしたが、面白い作品ばかりですので、ぜひ読んでみてください。

 

村上龍「KYOKO」

村上龍「KYOKO」がおすすめの理由

とても爽やかな内容の本である。目標はダンサーになることである主人公が、幼い頃にダンスを教えてもらっていた男性に会いに行く話だか、自分のダンスルーツを知るためであったり、今まで考えていた方向性が果たして間違っていなかったのか確認するための旅でもある。キューバという国がとても遠いはずなのに身近に感じることができ、本を読んでいるだけでたくさんの音楽やダンスが浮かぶ素敵な小説なのでとてもオススメです。(30代女性)

 

 

村上龍「イビサ」

村上龍「イビサ」がおすすめの理由

バイオレンスを書かせたら本当にすごい作家さんだと思います。精神を病み、精神病棟に入っていた女性のお話。ある男性と出会ってパリに行き、様々な人たちと出会います。考えや行動がぶっ飛んでいますが、本能のままに生きるひとは美しいと思いました。(30代女性)

 

 

村上龍「オールド・テロリスト」

村上龍「オールド・テロリスト」がおすすめの理由

いい加減なメディアに、ルールを守らない自転車乗りに、その他いろいろなことにお年寄りは怒っている。 それらを罰していくという少々過激なお年寄りと、そのお年寄りに指名された三流週刊誌の記者とのバトル、テロリスト集団の核心に迫っていく。 ちょっと残虐だけど、考えさせられる一冊。(30代女性)

 

 

村上龍「おしゃれと無縁に生きる」

村上龍「おしゃれと無縁に生きる」がおすすめの理由

読むとなんだか楽になります。 作中でただ、読書と書けばいいところ、漫画を含めた読書と表現していて非常に嬉しい気持ちになった。 社会的地位もお金もありあまるほど持っている作者だが、世間一般の「生活」においてもバランス感覚を持っていると感じた。(30代女性)

 

 

村上龍「シールド(盾)」

村上龍「シールド(盾)」がおすすめの理由

この本の中に登場する「盾」とは、自分の身を守る方法のことです。ひらがな表記が多く、子供向けのような文体のストーリーと登場人物たちの行動を通じて、自分にとっての盾とは何なのか、どうすれば盾を手に入れられるかなど考えることができました。身を守る手段を持っていないと社会で生活するうちに自分の「心」はどんどん疲弊してゆき、豊かな感情がなくなっていくという警告は、焦りを覚えるような問題提起だったと思います。ただ、結局「身を守る盾」とは「自分でお金を稼ぐ手段である」という結論に至っているところは一般論かもしれませんので、安易な結論を得ようとしない姿勢で読むと良いでしょう。(30代男性)

 

 

村上龍「ストレンジ・デイズ」

村上龍「ストレンジ・デイズ」がおすすめの理由

著者は才能について危機感に支えられた意思とであると定義していた。 自ら扱えるものであるはずの意思。 そして飢える状況に身を置くことによって発生する危機感。 それらがかけ合わさったものを才能とするあたりが村上さんを好きな理由なんだと改めて思った作品。(30代女性)

 

 

村上龍「タナトス」

村上龍「タナトス」がおすすめの理由

ストーリーはキューバが舞台で、村上龍さんの 持ち前の文章なので、とても色彩感があり、冒頭から最後までキューバの空と情景が焼きつくように印象的です。 村上龍さんの自閉的な部分を掘り下げに掘り下げた名作。 才能を感じられます。(30代女性)

 

 

村上龍「テニスボーイの憂鬱」

村上龍「テニスボーイの憂鬱」がおすすめの理由

村上龍が小説家として、もっとも脂ぎっていた頃の作品だと思います。 小説の時代背景はバブルのころで、お金と暇を持て余した妻子ある男が、女の子を口説いて遊び回るという内容です。 お金と欲望とエネルギーに満ちたあの狂乱の時代を知っている日本人であれば、更に楽しむことができるでしょう。 最近では経済関連の番組で真面目な印象の村上氏ですが、それとは違った魅力を伺い知ることができます。(40代男性)

 

 

村上龍「ヒュウガ・ウイルス」

村上龍「ヒュウガ・ウイルス」がおすすめの理由

五分後の世界では、日本人の誇りが強調されていた。続編の今作では、日本人の覚悟を問われている。この作品内の日本人はウイルスに感染しても生き残るだろう。しかし、現代社会の日本人は生き残れるだけの覚悟があるかを強く問いかける作品。(30代女性)

 

 

村上龍「ライン」

村上龍「ライン」がおすすめの理由

村上龍ならではのどきつさ、生々しい感じがどこまで受け入れられるかというところ。まだLINEなどなかった時代の小説ですが、人との繋がりをラインと題したところが、著者の先読みの鋭さを出しているのだろうと今になって感じる。(30代女性)

 

 

村上龍「案外、買い物好き」

村上龍「案外、買い物好き」がおすすめの理由

イメージ先行で強面、近づきがたい印象の村上龍作品を読み始めるきっかけになったエッセイ集です。自分もよく訪れたヨーロッパの各都市が舞台でイメージが湧きやすく、案外お茶目な筆者の一面に好感を持ち、興味を持って小説作品を手に取り始めました。(40代男性)

 

 

村上龍「音楽の海岸」

村上龍「音楽の海岸」がおすすめの理由

本を読むたびに村上龍らしい言い回しの言葉がたくさんちりばめられていて、その世界に引き込まれる1冊だと思います。特に印象深く感じるのは言葉の端々に女性への尊敬の念が隠されていることや抽象的な音の世界が浮かぶことです。(40代女性)

 

 

村上龍「海の向こうで戦争が始まる」

村上龍「海の向こうで戦争が始まる」がおすすめの理由

日が昇っておちるまでの海辺から見渡せる、向こうの町の祭りと戦争。場面と主人公がくるくると移り変わっていく不思議な構成でした。読み手はみな登場人物のフィルターを通して自意識の迷宮に入り込み、自己の解放を目論んでいるんだろう。(30代女性)

 

 

村上龍「昭和歌謡大全集」

村上龍「昭和歌謡大全集」がおすすめの理由

69と同じくらい笑える内容だ。私にとっては村上龍作品の中で一番のお気に入りだ。テーマは打ち込むことの大切さ。冴えない青年とおばさんの対立は滑稽だがどこか物悲しい。ちなみに、昭和歌謡大全集とあるとおり昭和の歌謡曲何個か出てきます。(20代女性)

 

 

村上龍「心はあなたのもとに」

村上龍「心はあなたのもとに」がおすすめの理由

ボリュームもあり、展開も地味だが、最後まで読んでよかった。分かりきっているラストだったのに、物凄い喪失感におそわれてやりきれない気持ちになった。自分の心の中に起こる小さな変化をひとつひとつ冷静に分析する描写は見事だった。(30代女性)

 

 

村上龍「新・13歳のハローワーク」

村上龍「新・13歳のハローワーク」がおすすめの理由

私が小学生の時に村上龍さんの「13歳のハローワーク」が話題になったのを覚えています。図書館に置いてあって、みんなで群がるようにして読んだものでした。 「新 13歳のハローワーク」は、その改定・新版になります。学校の図書館や教室に置いておくなどすれば、子どもたちが進路について考えるきっかけになる本だと思います。(20代女性)

 

 

村上龍「走れ、タカハシ」

村上龍「走れ、タカハシ」がおすすめの理由

元広島カープの高橋慶彦選手を見ながらの一般の人々のお話。 知らないうちに市井の人々の人生に関わっている高橋選手がかっこいい。 とても読みやすくて、ユーモアに富んでいて面白いです。 村上龍の球種の多さに驚かされました。(30代女性)

 

 

村上龍「村上龍映画小説集」

村上龍「村上龍映画小説集」がおすすめの理由

麻薬、セックス、音楽に明け暮れた村上龍の半自伝的な短編集です。 すごく面白かったです。全編映画がテーマになってますが、映画を知らなくても楽しめますね。 村上龍の作品は激しいSEX描写が多く、この短編集もそうなのですが不思議と読後は爽やかな気分になります。(40代男性)

 

 

村上龍「日本の伝統行事」

村上龍「日本の伝統行事」がおすすめの理由

かつては日本のどこででも見られた伝統的な行事を、美しいイラストと写真、そして村上龍のエッセイによって紹介する美しい本。英語の対訳もついており、海外の人も意識した文章になっている。形を変えつつある日本文化を再度知ることができて、読んでよかったと思える作品。(30代女性)

 

 

村上龍「白鳥」

村上龍「白鳥」がおすすめの理由

村上龍さんの作品は短編小説と長編小説とで全然雰囲気が違う。私は短編の方が好きなのだ。白鳥は絶望と再生がテーマで読後の後味が非常に良く静かな勇気が湧いてくる。何かにつまずいて出口がないように思えている人にぜひ読んで欲しい。(40代女性)

 

 

村上龍「文体とパスの精度」

村上龍「文体とパスの精度」がおすすめの理由

サッカー選手の中田英寿さんと村上龍さんの対談。村上龍さんの作品の流れの中から考えると、 ちょっと新しい、レアな本だと思います。 2人の会話のやり取りを見ることができ、読むことができる、その言葉のやりとりが 非常に興味深いです。(30代女性)

 

 

村上龍「無趣味のすすめ」

村上龍「無趣味のすすめ」がおすすめの理由

作家として活躍するかたわら『カンブリア宮殿』で多くの成功者と対話を続ける作者ならではの成功者の共通点や、仕事観がシニカルに語られていて面白いです。本業作家のビジネス論は見所たっぷりです。世論と逆行するような独特の視点が痛快です。(20代女性)

 

 

村上龍「料理小説集」

村上龍「料理小説集」がおすすめの理由

このタイトルを見て、まずは「美味しいステーキなどの食事が沢山出てくる」「グルメ巡りの作品」だなと思いますが‥少し違うんです。 この本の中に入っている御馳走は、「料理は美しく、時にはセクシーなものもあり」「珍しい味のある女性」 とこのような少しドロドロしたような食事が多く、男性と女性の人生模様を描いたストーリーです。 (林真理子さんの小説を読んだことがあるような人にはオススメの1冊です。)(30代女性)

 

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