読書好き100人に聞いた!西加奈子おすすめ作品ランキング

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西加奈子おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に西加奈子さんの作品の中でおすすめの本をお聞きし、ランキング形式でまとめました。面白い作品揃いです。ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

17位タイ.西加奈子「こうふく みどりの」(2票)

西加奈子「こうふく みどりの」がおすすめの理由

色の名前を持つ女たちの個性的な家族の話。 お母さん、おばあちゃん、おばさんのあいちゃん、ももちゃん、かみさん、ほとけさん、ぽっくりさん。そして別の家族の物語もリンクする。 ほっこりと優しい気持ちになれる素敵な一冊です。(30代女性)

前半はノックしながら進んでたけど、後半からはそのほっこりした雰囲気が馴染んで一気に読んでしまいました。 心がずんと重くなることの連続なのに、それでも救われる気持ちになるお話でした。 優しい気持ちになれる素敵な一冊です。(30代女性)

 

 

17位タイ.西加奈子「ふくわらい」(2票)

西加奈子「ふくわらい」がおすすめの理由

自分とはかけ離れた境遇で育ち、実在するならば社会から浮いているだろう主人公 さだ。分かり合えるはずもないのに読み進むと不思議と好きになってしまう。さだのように純粋に固定観念なく生きてみたいと思わされる。読後さわやかな気持ちになるのでおすすめです。(30代女性)

摩訶不思議な西加奈子の世界。プロレスなんて全くわからないのに担当を引き受けた理由がプロレスラーの顔。失敗した福笑いみたい、なんて失礼にも程がある(笑)笑いのセンスも感じられる西加奈子大好きです。万人受けはしないだろうけど、私の心を支えるような物語。(30代女性)

 

 

17位タイ.西加奈子「白いしるし」(2票)

西加奈子「白いしるし」がおすすめの理由

恋愛の狂気をここまで体現しなくても、気持ちは分かるよ〜、くらいは誰しも共感出来るんじゃないでしょうか。間島を失ってからの夏目の失意と、瀬田の女性への暴力と猫部屋の描写には、くらくらと読む手が止まる程だが、ラストに向けての切迫感と言うか疾走感に圧倒される。嫌いか好きかに別れて仕舞うような作品だけど、嫌いだ!と言う気持ちもよく分かる。自分は後半もう駄目だ〜と言う挫折寸前のところから麻痺してきて、最後は圧倒されました。(50代男性)

西さんはいつも私の過去と今を肯定してくれるような気がします。この作品では、西さんが、感情の赴くままに生きることは悪いことではないと教えてくれる。恋愛がてきないことも、恋愛しろ!と言うのではなく、感情に身を委ねることを見せてくれた気がします。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「あおい」(3票)

西加奈子「あおい」がおすすめの理由

この本は、3篇の話からなる短編小説であるため、本が嫌いな人でも読みやすいです。また、恋愛にのめり込む私には、刺さる部分もありました。 登場人物の好きすぎて情緒不安定になる、好きでいるのが苦しくなる若さゆえの感覚が、刺さりました。きっとそれは、出てくる人物が私と同じ 20代だからだと思いますが。若い人にお勧めしたいです。(20代女性)

初期の作品だとおもうのですが、ひとりの女性の語り口で彼女と恋人との日常的なできごととがメインで話しがつづいていきます。西加奈子さんは、このような女性の語り口でお話を書かれるのがとても上手だなと思うのですが、「あおい」はそのなかでもシンプルで読みやすく、読んだあとには不思議な話しなのに、あたたかい気持ちになれてよかったです。(20代女性)

関西弁がまず新鮮な感じがして、そして27歳でスナック勤務して、妊娠してしまう私、同棲しているかざまくんや亀の登場人物の個性が強すぎます。 妊娠しているのに、長野に一人行ってしまうところとか、ちょっと自分の妊娠体験に重ねてしまったり、かざまくんみたいなダメ男好きな気持ち分かるわ〜って共感するとこが多かったです。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「しずく」(3票)

西加奈子「しずく」がおすすめの理由

西さんらしい短編集です。 ふわっとしていながら、なかなか厳しい話。 ただ、常に前向きではある。 様々な女性たちの胸が温まる出会いの物語が色鮮やかに詰まっている一冊。 ほっこりしたり、元気をもらったり、清々しい気持ちになれます。(30代女性)

短編集の中でも、特に好きな1冊です。一つ読み終わるごとになんだか心が温まっていて、思わず自然と笑みがこぼれてしまうような話があります。西加奈子さんの、フワッとつつみ込んでくれるようなあの暖かさを感じることのできる本です。(10代女性)

比喩の表現が独特でコミカル。だけどとてもわかりやすくて、計算されていると思いました。誰かのために自分を偽ることほどバカらしいことはない。正直な主人公はとても素敵だと思った。様々な形の友情を表す、とても読みやすくて素敵な本です。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「ふる」(3票)

西加奈子「ふる」がおすすめの理由

花しすの、人の気持ちを勝手に決めないと決意しながらも想像して苦しくなるところ、過ぎていく今を理解しながらも抗いたくなるところにとても共感した。 きゅんと胸が痛くなるような気がした。 自分も今この瞬間、今の最先端で生きているんだと実感した。(30代女性)

2011年12月19日から23日までの物語。池井戸花しすの8歳から今に至る話が挿入されているから、とても5日の話とは思えない。彼女の仕事はAV画像に映る女性器のモザイクがけ。人に嫌われることに極端に恐れ、人には見えないふわふわ白いものが見えたり、こっそり人の話を録音したりと訳の分からない行動が物語の行き着く先を見えなくしているが、後半に至るまで、不思議と飽きさせない。さらに色んな人として現れる、新田人生。最後に彼の言葉で全てが繋がった時、この作品が一気に輝きだすようで、この感動がまさに〝いのちの物語〟なんだな。(50代男性)

花しすの、人の気持ちを勝手に決めないと決意しながらも想像して苦しくなるところ、過ぎて行く今を理解しながらも抗いたくなるところにとても共感した。 きゅうんと胸が痛くなるような気がした。 私もいまこの瞬間、「今」の先端で生きているんだと感じた。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「まく子」(3票)

西加奈子「まく子」がおすすめの理由

大人になるのが嫌な慧、11歳。 大人になる女子が気持ち悪い。 自分が気持ち悪い。 そんな慧の前に現れるコヅエ。 コヅエは宇宙人だと告白する。 この世界はなにが起こるかわからなくて、誰かのことを信じて、違いを受け止めて行く思春期の心のあり方を描いた作品。(30代女性)

主人公が五年生の男の子なので、選ぶ語彙や文章の言いまわしもそれ相応となっていて、身体にすっと馴染むようで、読みやすい。 宇宙人との恋というぶっ飛んだ設定だけど、それによって、確実に大人になっていく様が面白かったです。(30代女性)

思春期の入り口の時期の男の子が主人公で揺れる気持ちや不安定さが表現されていて良かったが宇宙人が出てきたりファンタジーな感じの展開で期待したものと違ってきたので70点とした。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「まにまに」(3票)

西加奈子「まにまに」がおすすめの理由

私は西加奈子さんのエッセイ「まにまに」をオススメします。 西加奈子さんと言うと有名な作品はたくさんありますが、「まにまに」は読書が苦手な人にもオススメできる一冊です。 もちろん、読書が好きな人にもオススメです。 内容は、西さんが日頃感じたことや思ったことがエッセイとして書かれています。 エッセイなのでサクサクと読めて、なにより西加奈子さんの世界が「まにまに」でもたっぷりと堪能できます。 そして、面白いかったり…ちょっと泣けたり。 本を読む楽しさを教えてくれる一冊でもあります。 「まにまに」を読んで心が癒される、元気になること間違いないです。 是非、一度手にとってみてください。 きっと「まにまに」を好きになると思います。(20代女性)

雑誌に掲載されたエッセイをまとめたものでとても面白い。 わかるわかると頷き笑いました。 西加奈子さんの気取らない感じがとても親近感が湧いて、友達になっておしゃべりしたくなります。 他の作家の本のレビューも良くて、読みたい本が増えました。(30代女性)

西さんの素敵さがじゅわ〜と染み込んでいる本だった。 すごく面白くて、友達にオススメしまくっている作品です。 タトゥーの話なんか、特にツボでおかしすぎてたまに思い出して笑ってしまいます。 今までで一番面白いエッセイ集でした。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「舞台」(3票)

西加奈子「舞台」がおすすめの理由

自分の姿、行動を他人からどう見られているだろうとそんなことばかり考えている主人公。 人は演じながら生きている。 ありのままの自分も大切に、でも自分をよく見せようとすることは決して悪いことじゃない。 全てをひっくるめて自分なんだと考えさせられた作品。(30代女性)

誰もが自分自身を演じているという考え方をこの小説からいただきました。 社会人の私、娘の私、妻の私、などなど私自身も自分を演じていると思いました。 この小説から自分自身と向き合うきっかけをもらったと思います。 考えるきっかけ・ヒントとなる小説でおすすめです。(20代女性)

ニューヨークが舞台のお話で、私自身もニューヨークに行ったことがあり風景などを想像しながら読めました。主人公の周りを気にしすぎて、自分に素直に生きれない性格がまさに自分の重なって共感しまくりですぐによんでしまいました。主人公の心情がとても伝わってくるお話でした。(20代女性)

 

 

9位タイ.西加奈子「i(アイ)」(4票)

西加奈子「i(アイ)」がおすすめの理由

裕福な家庭に養子として引き取られ、日本で暮らすシリア生まれの女の子、アイが主人公の物語。 自分の存在を受け入れられないまま生きるアイの苦悩と再生。 多くのメッセージを含みながら、決して重くなりすぎない。答えを読者に委ねられるようにも感じる作品です。(30代女性)

ハイチ難民出身の養子として、日本で生きる女性が主人公です。普通の日本人である私とは大きく異なりますが、世間や世界の悲劇と自分の生活や立場についての捉え方、考え方には大変共感できました。自分の幸福を素直に喜べないと悩んでいる方にオススメの小説です。(20代女性)

シリア生まれのアイはアメリカ人の父と日本人の母の養子として引き取られる。幼少の頃から、故郷がいかに過酷で悲惨だったかを教育された彼女は、何故自分だけが恵まれ、生き残り、幸せなのか? 特別扱いされる後ろめたさに失望して行く。東日本大震災に遭遇する事で初めて災厄の当事者となったアイは、生きる事に許しを受ける必要の無い事を知る。その瞬間、美しく輝き出した彼女と、彼女自身を愛してくれる男性との出会い、結婚により本当の幸せな時を過ごすが、流産によってより深い絶望に堕ちて仕舞う。 アイの成長に合わせて世界中の悲劇と同時進行して行く物語は、我々自身の人生とも重なってアイの気持ちと一体化するよう。だからこそ、ラストの再生のシーンがより、感動的に迫って来るのでは無いだろうか。(50代男性)

アメリカ人男性と日本人女性の裕福な夫婦の養子になったシリア人女性の物語です。物心ついたときから自分の出自について苦しみ、考え続けてきた少女が成長していくにつれ、すべてを受け入れて力強く行きてゆこうとする姿勢に共感しました。(40代女性)

 

 

9位タイ.西加奈子「窓の魚」(4票)

西加奈子「窓の魚」がおすすめの理由

それは謎解きのようでありながら、結局は真実が見いだせないまま終わっていきます。章ごとに変わる視点は、物語に様々な価値観を同居させます。しかし、その視点の交錯のせいで真実はどんどんと藪の中へ隠されていきます。ただ、読後にはそれが気持ち悪さとしてではなく、なぜかすっきりとした清涼感として感じられるのがとても不思議な作品でした。(20代男性)

背表紙に書かれたあらすじをみて、面白そうだなと思い購入して、気付くと一瞬にして読み進めていました。 「登場人物は4人の男女。翌朝に温泉旅館で見つかる一人の遺体。」 そこまでは「窓の魚」のあらすじに書かれているのでネタバレではないのですが、一応ジャンルとしてはミステリーになるかな。 しかし、この本に関しては、一言でいうと「ネタバレのしようが無い」のです。 人に言えないような秘密やコンプレックス、奥底のとてもプライベートな問題など、生きていれば男女問わずみんながなにかしら持っているのではないでしょうか。また年齢を重ねるにつれ、なにかしらのスネの傷も持っているのかもしれません。 系統は違うのかもしれませんが、「サヨナラ渓谷」を読み終えた時のような、何とも言えない心がざわざわする気持ちで本を閉じました。 しかし現在、おすすめの本として友人に貸しているので、とてもおもしろい本だと思います。(30代女性)

西さんといえば力強い弱者を描いた作品が多いという個人的印象だったが、これは違った。 一見どこにでもいる若者の男女グループ。 キャラクターそれぞれの心の描写、特に負の描写にグッとくる一冊。西さんの違った一面を見た作品です。(30代女性)

文学的でありながら、ミステリーのような謎解きの要素も含みつつ、解決編がない、という芥川の「藪の中」のような書き方がされているところが、非常に奇抜で面白かった。ただ、謎が謎として残ることが心地よい、という読後感にも惹かれるものがあった。(20代男性)

 

 

7位タイ.西加奈子「きりこについて」(5票)

西加奈子「きりこについて」がおすすめの理由

本の始まりが「きりこはブスである。」というインパクトの大きさもさながら、その後きりこがいかにブスなのかという説明も痛快でした。また、猫が書き手であるというのもおもしろいと思いましたた。きりことラムセス二世のやりとりは、くすっとする所もあれば考えさせられるものもあり、読んでいて心が温かくなる本でした。(20代女性)

欲望に忠実にそのたかが外れてしまっている人はイタい子のレッテルを貼られる。 この物語に出てくる人はみんなイタい子である。 イタい子の、イタい子による、イタい子のための肉球よりも丸い世界で繰り広げられる闘いの日々は私に勇気をくれた。(30代女性)

体育館の裏で拾った黒い子猫に きりこが付けた名前は『ラムセス2世』。猫好きにとってはラムセス2世や猫達が可愛くてたまらない。西さんの小説によく登場する不思議な力を持ち、引き込まれて仕舞うような少女 きりこは、人が息を呑むほどのブス。お姫様のように可愛がられて育ててこられたきりこが、自分のぶすさ加減を気付かされるあたりは、気が滅入りそう。だけど後半一気に立ち直るきりこや西さん得意のユーモアで、読後に爽快感さえ感じる。想定以上に感動を与えてくれた。(50代男性)

この本は、二人の女性の人生を軸に進んでいきます。二人は、それぞれ容姿や性的な嗜好について、差別や偏見を受けながらも、「自分はこうであり、そんな自分が良いのだ」と、自分の軸をまっすぐに保ったまま生きています。他人に左右されずに自分は自分、好きなものは好きといえる姿勢に、自然と背筋が伸びます。(30代女性)

始めの一文に衝撃を受けました。この本の始まり方にとても引き込まれ、一気に読み進めました。人は見た目が9割ということと、それでも人を見た目で判断してはいけないという気持ちになる本でした。最初の一文が好きです。(20代女性)

 

 

7位タイ.西加奈子「通天閣」(5票)

西加奈子「通天閣」がおすすめの理由

前作の『きいろいゾウ』から一転していて、同じ作家とは思えない文章であることにまず驚かされました。主人公二人の話が同時進行していて、最後に実に奇妙な遭遇を果たすのですが、彼らのキャラクターや環境の設定がとても面白い。日々の単調で恐ろしくつまらない生活を送る中で出会う人々に対して、二人が心の中で毒づく場面にいちいち共感できます。毎朝の満員の通勤電車で無理やり新聞を読もうとするサラリーマン、目の前の路上で唾を吐く若者、彼らに遭遇する私はこれでもか!と思うくらい間違いなく心の中で毒づいているのですから。こういったイタイ生活の繰り返しの挙句、なんと二人は最後に恐ろしく感動的な再生へと向かって行く、という「昇華」というべき展開に、思わず天晴れ!と賛辞を贈りたくなります。(40代女性)

自分の人生を持て余しているかのような人々や、どう考えても不器用すぎる人々に普段から身構えてしまっていたなと考えさせられた。 読みながら何度も笑い声を漏らしながら、一人で生きている人々について想いをめぐらせた。 切ないのに笑える素敵な話です。(30代女性)

私自身が大阪出身ということで、タイトルに魅了されて本作品を手にしたのですが、読んでよかったと感じました。私が特におもしろいと感じたのは通天閣近辺のおじさんの描写です。もちろん、その他の描写も繊細かつ丁寧で非常に読みやすい作品でした。(20代男性)

大学生の頃、難波でバイトしてたから、ミナミの雰囲気は分かっているけど、ジャンジャン横丁から新世界に至る街並みに入るのは、一種独特な気合いがいったもの。通天閣が見下ろす街で生きる男女2人を主人公とした、別々のストーリー。最後の最後まで繋がりが分からなかったが、やっと分かって あっ!と叫んだが、お互いは気付かないまま。返ってそれが良かったのかな。ユーモラスな箇所もアクセントくらいしかならない哀しさが漂うが、最後の一筋の光が幸せに繋がって欲しいと願って仕舞う。(50代男性)

生きてるっていうことは、実は偶然の積み重ねなんだと思います。この作品自体は何か特別華やかな出来事とか時間とか起きているわけではないけれども、そんな平凡な当たり前の日常をテンポよく描いている作品だと思います。私は関東から関西に就職したので、余計に感じましたが、通天閣やその周辺の街の雰囲気って、東京ほど規模が大きいわけじゃないんですよね。大阪って聞くと大都会ってイメージがあるかもしれませんけど。そのこじんまりした感じを知った上でこの作品を読むと、より深みが増してくると思います。(20代女性)

 

 

5位タイ.西加奈子「サラバ!」(6票)

西加奈子「サラバ!」がおすすめの理由

『あなたの信じる物を、誰かに決めさせてはいけないわ。』今まで回りに嫌われ、いじめの対象と成って疎外していた姉が、いつの間にか、断固とした自我を持ち、何物にも負けない存在として主人公 歩に言い放つ。人が羨む立場にありながら、依存し、逃げている歩は遂に、全てを失って仕舞う。破滅と再生を、作者に生い立ちに投影して描いた傑作。(50代男性)

僕はイラン生まれだ。 父の仕事のため、少しチャーミングの母と変わり者の姉も一緒です。 イラン革命の後、しばらく関西に住み、次はエジプトへと飛んだ。 あちこちの国へと飛んでばかりいる人生、これからの人生思いもよらない出来事があることも知らずに‥ どちらかというと、主人公の男の子と主人公を含めて4人の日常生活を描き、その中でも、離婚・赴任などと色々な出来事が起こりながら主人公の人生が進むという話なんです。 確かに、最後のセリフで「思いもよらない出来事が待っている」と書いてありますが、急にミステリーに変わっで誰かが亡くくなるとかではないので、安心して読める一冊だと思います。(30代女性)

主人公の人生を幼少期から30代半ばまでを描いた上下巻で完結する超長編で、西加奈子の情熱みたいなものを感じた作品でした。 ストーリーもひきつけられたし、力作だと思います。 主人公のお姉さんが大人になってから落ち着いて幸せになってよかった! ただちょっと長すぎて疲れるときもあったので少しマイナスして70点にしました。(30代女性)

西加奈子の代表作と言えば『さくら』や『きいろいゾウ』だと思っていて、それらを超える作品はなかなか出てこないだろうと思っていましたが、本作はついにそれらを軽く凌駕し、おそらく彼女の生涯の代表作となったと断言できます。上下巻あるので、簡単には読み終えられない長さですが、読み終えるのがこんなにも惜しく思える作品はなかなかないほど、噛み締めるように大事にページを捲りました。主人公は男性だけれど、イラン生まれでエジプトでの子供時代を過ごした作者の経験が生きた自伝的小説であり、経験したからこその活きた描写が随所にあって、何度も引き込まれました。登場する人物たちの生きざまがすべて愛おしく、生きることのしんどさと素晴らしさ両方を実感させてくれる、私にとってもとても大事な作品です。(40代女性)

西加奈子さんの著書で初めて読んだ一冊です。お笑い芸人の又吉直樹さんや若林さんがテレビでオススメしていて興味が出て手に取りました。歩が生まれてからのできごとを独自の視点で描かれています。素直に読みやすい一冊です。(30代女性)

阪神淡路大震災からの今橋歩の話。薄毛になっていく歩、どんどん悪い方に転がっていく。あんなに不安定だった姉の貴子は、信じるものを見つけて芯のある素敵な女性として日本にくる。自分自身を良いところも悪いところも肯定できる強さを持っている人はすごい。(30代女性)

 

 

5位タイ.西加奈子「炎上する君」(6票)

西加奈子「炎上する君」がおすすめの理由

短編集。特に、表題作『炎上する君』がとても秀逸です。なるほど、こういう女子も確かにいるには違いないですが、今までそんな女子を描いた作品はなかったのでは?と思います。そういった作者の目の付けどころの好さが見事に功を奏し、珠玉の短編に仕上がっています。同じく収録されている『私のお尻』『ある風船の落下』も非常に気に入りました。恋愛をテーマとするのは、実は短編は長編よりも難しいと勝手に感じていますが、この三作はその枠でも実にうまく恋愛を語ることができている短編だと思います。(40代女性)

短編集なのですが、そのどれもが美しい。人の持っている人間性に焦点を当てた作品はごまんとありますが、この小説は物語性に満ち溢れ、時に幻想的でありながら、時に生々しく現実を見せてくれます。しかしその生々しさの中には光も見えるのです。独特な表現から生まれてくる世界観は人の心をぎゅっとつかんで離しません。(20代男性)

短編集なので一つ一つの物語が短く手軽に読めます。突拍子のない設定のものもあり一見コントのようにも思えますが、最後まで読むと不思議とそれが、もがきながら生きる自分の背中を押してくれるように感じられます。面白く読めて、少し元気になれる短編集です。(20代女性)

『炎上する君』は、8つの短編作品をまとめた短編集です。どれもファンタジーのような不思議な世界観で綴られています。表題作の「炎上する君」という作品は、足が燃えている男に2人の親友同士の女性が恋をする物語です。モテないが一生懸命に生きてきた2人が、最後に情熱を注いだのが、この足が燃えている男への恋でした。何か欠点を持った人達が、その欠点を跳ね除けて、一歩踏み出す。そんな作品です。(20代女性)

西さんの短編集。 二人称で書かれていてとても不思議な感覚だった。 世の中いろんな人がいて、自分よりも辛い境遇でも頑張っている人がいる、でも、無理して頑張らなくてもいいんだよ、辛いって言っていいんだよ、そんな風に優しく受け止めてくれる読了感だった。(30代女性)

短編集でとても読みやすいです。 ファンタジーなんだけど、 児童向けみたいなキラキラワクワクではなく、 大人向けの少しシュールファンタジーです。 どれも奇想天外な話で、 読むのが止まらなかったです。 足が炎上している男の噂話を聞いて、男が銭湯に現れる。 拾った携帯から始まる物語。 西加奈子を読んでみたいって思った人に 1冊目はこの本から読んでほしいです。 分厚い難しい本より、短編集です。(20代女性)

 

 

4位.西加奈子「円卓」(7票)

西加奈子「円卓」がおすすめの理由

主人公の琴子は、ちょっと変わっている子なんだけど、子供らしい視線を投げかけてストーリーを展開させるので目が離せません。西さんの作品の中でも、くすっと笑えるイチオシの作品です。主人公だけではなく取り巻く登場人物が個性的で、とにかく面白い一冊ですのでおすすめします。(50代女性)

小学3年生の孤独を愛する、ちょっとひねくれたこっこの視点から語られる学校や友達や家族の話は、独特な言い回しやリズミカルな文章が使われていて、読んでいてとても面白いです。こっこが新しい言葉を覚えて得意げになる部分は、自分も子供のころ新しい言葉を覚えたときに嬉しかったり、知らない言葉に憧れたりしたことがあったな、と昔を懐かしく思い出す人も多いと思います。楽しくもあたたかい、素敵な作品です。(20代女性)

あまりページ数がないので気軽に手に取れると思います。題名は渋めですが、内容はとてもほのぼのしています。主人公の女の子が関西弁で面白い性格なので楽しく読み進めます。始まりはとてもユーモラスな雰囲気なのですが、子供の頃漠然と抱えていた気持ちなどを思い出したりして最後は号泣してしまいます。(30代女性)

最近は大家族であることも、ましてや円卓を家族で囲むなんてことも少ないんだろうな〜と思うが、だからこそ余計に8人という大家族の中で、こんなにもみんなから愛されながらも、主人公のひねくれたキャラクター設定がまず面白い。個々のキャラクターがいい味を出しているし、その中で展開されていくストーリーが読み応えありました。(20代女性)

小学三年生のこっこから見た世界観を面白おかしくお話するとこうなった。いつも家族の中心には居間にデンと置かれた真っ赤な円卓がある。その円卓を囲んで食事をする風景は日本の平和の象徴のよう。こんなにも終わるのが惜しい作品に出会えて嬉しい。(30代女性)

想像力豊かで不満ばかりを募らせる小学生の女の子「こっこ」になんだか同情したくなる1冊。子供の頃を思い起こされるような内容で、愛されているが故に、不満を持ったり反発したくなる気持ちってあったなぁと沸々と心の底で眠っていたものが呼び起こされる感覚に囚われます。(20代男性)

ストーリーが実に軽快に進んで行くから、簡単に読めました。 小学校3年生の女の子の世界観にも触れられましたし、関西弁で会話しているのもユニークでした。(20代女性)

 

 

3位.西加奈子「さくら」(10票)

西加奈子「さくら」がおすすめの理由

家族5人+犬1匹の、人生賛歌。二男・薫の一人称で語られていく形式が良かったです。薫は上には兄、下には妹がおり、まさに家族の中ではど真ん中だけれど、紛れてしまう存在。そんな彼だからこそ、家族の皆に注ぐ眼差しは繊細で温かく、愛に溢れています。特に彼の父と兄に寄せる心情の描写には、ぐっと胸を掴まれました。私自身が女性なため、父と息子、兄と弟という男の家族同士の関係に深い羨望があるのかもしれません。矛盾しているようですが、決して完全には共感できない思いだからこそ心の琴線に触れてしまうのかもしれません。そんな心模様を淡々と描いた作者の筆力は見事です。平易な文章の連続なのに、それが逆に傑出した個性となっています。(40代女性)

家族の物語なのですが、悲しいのに温かいし読みながら涙が止まりませんでした。でも、読んだ後も後味は悪くないです。お兄さんの死は悲しいのですが、誰も責められない複雑な理由に涙が止まらなくなること間違いなしです。みんなに勧めたくなる本でした。(20代女性)

この本は、ひとりの家族を失ってバラバラになってしまった家族の物語です。同性愛についてや身体障害、自殺ついてなど、衝撃的なテーマを扱っていて、胸が苦しくなる場面も多々ありますが、物語を通して愛とは何かや家族とは何かなどを深く考えさせられる、読み応えのある作品だと思うからです。(30代女性)

私が初めて出会った西加奈子さんの作品「さくら」をおすすめします。お友達からこの本は面白いと言われ、思わず買いました。西さんの独特の世界観がありました。心がもやもやしながらも、最後はしっかりと泣かされてしまいました。不思議な気持ちの読後に襲われました。(30代女性)

兄妹・親子の絆について考えさせられるストーリー。西加奈子さんのふわふわとした読んでいて心地良くなる感じと、ハラハラするストーリー展開の不思議な感覚に、グイグイ引き込まれて、怒涛のクライマックスに涙が止まらない小説です。私が西加奈子さんの小説に出会った最初の本ですが、関西出身で親しみやすい彼女のキャラクターを活かした素晴らしいデビュー作でしたので、大好きな一冊です。(40代女性)

家族の在り方、そこから見えてくるものとはなにかを考えさせられた。 家族が冷えたり、気持ちが沈んだときも、サクラがそっと温めてくれたりと、救いの手を差し伸べてくれる存在や見えない絆で結ばれていること、兄の死で気持ちが塞ぎこんだ家族が一つになる姿は感動的だった。(30代女性)

とても悲しい、切ない思いが伝わってくるけれども、誰も悪くなく、むしろ温かい、人間味を感じられる本だと思います。日常生活の中で経験するような出来事の表現の仕方がとても細やかで、その情景が手に取るように分かり、本の世界にどんどん引き込まれていきます。(30代女性)

犬を飼っているので読んでみましたが、それから西加奈子さんの本が大好きになりました。一匹の犬がなんとなくバラバラだった家族を最終的に結び、絆を取り戻すというこころ温まるストーリーについ亡くなってしまった私の犬のことを思い返してしまいました。(20代女性)

とある家族の悲劇の物語です。とても悲しいストーリーですが、一匹の犬とその家族で最後はハッピーエンドで終わります。犬も登場人物も個性豊かで1人1人に愛着がわくため、涙なしには読めない作品だと思います。{最近、毎日退屈だな~」なんて方には特にお勧めです。(20代女性)

犬を飼っている人ならすぐに読んでしまう一冊だと思います。一見仲が良く、何の問題もないようにまわりからは見える家族でも、いざ踏み込んでみると以外と深い問題があったりします。そんな問題を一匹の犬が解決してくれる素晴らしい本です。(20代女性)

 

 

2位.西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(12票)

西加奈子「漁港の肉子ちゃん」がおすすめの理由

あまり頭がよろしくなく、男にだまされ北の漁港にたどり着き焼肉屋で働く肉子ちゃんと、娘のキクりんをめぐるお話です。子供の癖に冷静なキクりんの目を通して描かれる肉子ちゃんや周りの大人たちがとても面白く、クスリとさせられたりホロリとしたりします。また後半、肉子ちゃんとキクりんとの意外な関係が分かり、ちょっと驚きもあります。読後はホンワカと温かい気持ちにあふれる一冊です。(40代女性)

太って醜い容姿の、けれど人を惹き付けて止まない肉子ちゃんと、その娘キクリンの物語。キクリン目線の描写が本当にうまい。西加奈子は、読んでいるこちらが躊躇するような人物や状況の描写をさらっと描く、しかも愛情を持って。そういう点が彼女の作品を読み続けてしまう理由です。肉子親子が暮らしている漁港は北陸の設定となっていますが、作者のあとがきを読んで、震災前の石巻訪問がこの物語が生まれたきっかけになっていると知り、とても納得しました。(40代女性)

肉子ちゃんはその名の通り太っててダサくていつも男に騙されてしまう気のいい女性。 肉子ちゃんに育てられたキクリンは本当の親子ではないが、肉子ちゃんのガサツな行動が恥ずかしくもあるけれど大好きなのだ。 肉子ちゃんの朗らかさと心の広さに癒され、こんな生き方がしたいと思えた。(30代女性)

ヘンテコな人たちが織りなす温かな日常ドラマです。「肉子ちゃん」という変なあだ名の見た目は太って醜い女性の破天荒な生き方が素敵。何があっても人を恨まず、愛情に満ち溢れたハートフルな心の持ち主。ハチャメチャな肉子ちゃんの温かい愛情に涙が出ます。(30代女性)

人情味あふれる肉子ちゃんと、肉子ちゃんと一緒に暮らす、小学生ながらにシッカリもののきくちゃんのコントラストがたまりません。 色々ありながらも幸せに生きていけるのは、やっぱり人間性か、と思わせてくれる作品です。(40代女性)

肉子ちゃんは不美人で、センスなしで、男の人に騙されてばかりでこんな人生は送りたくないと思う一方、 いつも明るくて、心優しくて、皆に慕われる肉子ちゃんに憧れました。 人間にとって一番大事で大切なことを教えてくれた肉子ちゃんに皆さんにも出会ってほしいです。(30代女性)

漁港に住み着いた母と娘の話です。 この母である肉子ちゃんのキャラクターがとてもおもしろいです。 小学生の娘が友達関係に悩んだり苦しんだりする姿は、小学生の頃の人間関係ってそんなこともあったなと共感します。 笑える場面がたくさんありますが、母娘の絆に胸が熱くなりました。(20代女性)

最初は変わった母としっかりした娘の愉快な日常を描いた物語なのかと思い読み始めたら、過酷な秘密を抱えながら逞しく生きる母子を通して人間の愛情とはなんなのか考えさせられる小説でした。頭があまりよくなくてガサツで男を見る目もない肉子ちゃんだけれど、誰よりも無垢で優しい魂を持っている。笑いながら泣かされる小説です。(30代女性)

何事も楽天的な肉子ちゃん。男を追ってたどり着いた漁港で、漁港のみんなに愛されて、一人娘とそれなりに幸せに暮らしています。楽天的な肉子ちゃんが本当はものすごい秘密を娘にも言わずに今まで過ごしてきたんだと読み進めるうちに明らかになっていきます。こころの優しい本当に強い女性の肉子ちゃんを好きにならずにいられない作品です。(50代女性)

この本では小学5年生のキクりんが(思春期突入寸前)、お母さんである「肉子ちゃん(デブブス)」を少し疎ましく感じ始めています。 でも肉子ちゃんはお構いなしで、底抜けに明るくて、とっても幸せそうです。外見の美醜に左右されない、心からの幸せがあふれています。 不完全で不格好なキクりんの周りの世界だけど、うらやましくなりました。 もう私もいい年をした年増で、おばさんで、もしかしなくてもババアだと思います。しかも小学3年の娘がいます。 キクりんだった26年前の私と、あと2・3年もしたらキクりんになる娘。あの頃の私の周りの大人と、今の大人としての私はどうかな、と考えてしまう一冊でした。(30代女性)

すごくよかったです! 感動して泣いてしまいました。 肉子ちゃんが本当にいい人で面白くて魅力的で最高でした。 笑えるし泣けるし、おすすめです。 100点でもいいのですが、もっといい作品が出る期待を込めて95点にしました。(30代女性)

漁港の肉子ちゃん この作品は、私が一番最初に読んだ西加奈子さんの作品です。 母と娘の暮らしを描いていて、爽快な話が好きな私は正直飽きちゃうんじゃないかなと思っていましたが、それどころか止まらなくなって一気に読んでしまいました。 なんと言っても、個性的なんだけどこういう人いるいる~っていう登場人物。 肉子ちゃんにいたっては本当に目が離せない!(笑) つい笑ってしまうシーンがいくつかあって、なんだか元気になりました。 きりこについて この作品は、登場人物がとても魅力的なのはもちろんですが テーマに注目してほしい作品。 最初読み始めた時は、猫が喋ったり主人公がとんでもないブスだったり、なんだこれ!って思ったけど、 不思議と世界に入り込んで、笑えたり、ちょっと涙がでてくるような作品でした。 自分について考えるきっかけになったし、やっぱり元気になれました。 ↑の2つはまとめると「不思議」「愛おしい」「前向き」という印象でした。オススメです。(20代女性)

 

 

1位.西加奈子「きいろいゾウ」(15票)

西加奈子「きいろいゾウ」がおすすめの理由

少し現実離れした世界観ですが、ゆるりと流れる時間と現代の忙しい日々の対照的な感じが良くて本の世界に入ることが楽しかったです。 また、主人公と子供の淡い恋!?も微笑ましく、仕事に追われ日常生活に疲れている方にぜひ読んでもらいたい本です。(40代女性)

西加奈子さんの小説の中でも1番好きな小説です。私が普段日常で感じているあのなんだか暖かい気持ちを、言葉にして表現してくれている本です。夫婦の生活を切り取ったお話でしたが、ずっとこの物語の中にいたいなあと思ってしまいました。本当に素敵な本です。(10代女性)

向井理と宮崎あおいで実写映画化されたこの小説は、とにかくワンシーンワンシーンにどうでもいいことが書かれている。 ちょっとしたストーリーはあるが、事件は起きない。しかし、小さな日々の変化の積み重ねが結もたらした結果のシーンで、私は涙か止まらなかった。(20代女性)

西加奈子の文章に特徴的な、言語体でどうでもいい文章がすごく作品のストーリーに合っていた。これといった事件は起きないが、それが彼女のスタイルと合っていて読みやすく面白かった。(20代女性)

ほのぼの。優しい感じで癒されて…でも途中からビックリな展開に!ほのぼのだけで終わらない、ダークで重い感じの展開に驚き!そして、何が自分にとって大切か、にも気づきました。感情移入して自分にも重ねたりして、しんみり…切ない。主人公のムコさんとツマさんは、不思議な部分も多い夫婦だけど、いい夫婦。あと地味にツボだったのが、この小説に出てくる登場人物の名前。ユーモアがあり面白い。ムコさんにツマさん、アレチさん(荒地さんの畑は植物が育ちにくい。笑)、平木直子(すぐ開き直る。笑)、カンユさん(ノラ犬「肝油の缶」事件より。笑)、コソク(チャボ。姑息。笑)…一番のヒットは…メガデスー!(本名ユメちゃん。ゴールデンレトリバー。犬の名前を聞いたのに、飼い主が「妻鹿です」と自分の名前を言ってしまった。笑)名前だけでなく、登場人物も面白くて大好きです。いつもチャックがぼっかりと開いたままのアレチさん。冷静でものすごく大人な雰囲気を持つ9歳の少年、大地君。そんな大地くんにゾッコン、猛烈アタックを試みる、洋子ちゃん。と、実は何気に優しい、洋子ちゃんのおばあちゃん。何回も読みたい本です。(20代女性)

皆さんも、まずこの手に本を取った時に誤解しないようにしてください、小説のタイトルが「きいろいいゾウ」と書いてあるので‥ 女性1「きっと黄色いゾウが出てくるメルヘンチックな絵本のような本なんだよ」 男性「いいや違う、きいろいゾウだから、大きな美術館が舞台で黄色い像なんだろ」 さて、「きいろいゾウ」とはどんなゾウなのか本を読んでからのお楽しみで、この話の内容についてです。 【内容】 1人の少女は病室である不思議な物と出会い。また1人の青年は飛ばない1羽の鳥を背中に刻んだ、次第に時はすぎ、都会に住む若いカップルが田舎へとやってくる。 その女性の名前は愛子・男性の名は歩二人は仲のよい二人だった、そんな二人の仲いい恋愛小説が今ノンビリとした田舎で始まろうしている。 心に何かがたりない、少しぽっかりとした穴が開いてる感じがする、動物と話をしてる気分が欲しいという方にオススメの1つです。(30代女性)

田舎生活を愛し、隣人、動植物を愛するツマ、そんなツマを優しく見守る作家のムコさんの物語。 二人の間にひっそりと、でも深い溝があることはハッキリしていて、距離を置きつつお互いに過去を清算する後半、味わい深い魅力的な作品だと思いました。(30代女性)

読んでいてすごく気持ちが楽になって、誰かに何かを下手くそでもいいから伝えたくなる気持ちになるからです。自分でもよくわからない気持ちを信頼している誰かにことばとして伝えることがこんなにも愛おしく感じたことはありませんでした。早く続きを読みたいけど、終わって欲しくないという気持ちになりました。(10代女性)

文章が易しく、日記として感情が描かれていたり、情景を思い浮かべやすく普段本を読まない方でも読みやすい作品だと思います。 読み終えた後はほっこりとした気持ちになれます。 お互いを思いあいながらもすれ違ってしまう日常に思わず感情移入してしまいます。(30代女性)

本が苦手な方でも西加奈子さんの作品はすんなり頭に入ってくるので正直どれもオススメしたいです。オススメしたい中でもきいろいゾウは映画化されているから映画を先に見て読むことをオススメしたい。映画と本との違いを照らし合わせながらじっくり読んでほしい。(20代女性)

宮崎あおい、向井理が出ている映画の原作なので、映画を見てから本を読むのも良いし、本を読んでから映画を見るのもいいと思います。 ストーリーの内容も面白く、いつの間にか本の世界に引き込まれていきます。ぜひ読んでその世界を味わってほしいです。(20代女性)

言わずと知れた、西加奈子さんの代表作です。 映画化もされたので、西作品初心者の方もとっつきやすいのではないかと思います。 ほのぼのとする夫婦の日常を描いているようで、読み進めていくうちに、生きるって一筋縄ではいかないし、人生って本当に色々とあるなあ…と痛感させられる内容であることに気付かされます。 私は、物語の後半で主人公が語る出生感に心を揺さぶられました。 日常生活で当たり前のように起きる出来事も、西さんならではの尺度で考えると、こんなにもキラキラするのだな、と感じることができますよ。(30代女性)

独特な世界観でどんな作品か説明するのが難しいです。だから何度も読みたくなるし、人にもすすめたくなります。ふたりの複雑さとそれぞれの視点が切なかったりもどかしかったりします。男女で感想が変わってきそうなお話だと思います。(20代女性)

主人公夫婦の仲の良さと、お互いがちゃんと愛し合っているけど上手く伝えられない関係が読んでいてハラハラドキドキします。2人の間の不思議な空気感が読んでいてとってもホッコリするお話だと思います。登場人物も多くないので読みやすいです。(20代女性)

大変難しい作品だったのですが、幼い時の心の傷が大人になっても残っていたりするのかもしれないとそんなことを感じました。(30代女性)

 

 

1票入った西加奈子おすすめ作品も紹介

せっかくなので1票入った西加奈子さんのおすすめ作品も紹介します。惜しくもランキング入りしませんでしたが、面白い作品ばかりです。ぜひ読んでみてください。

 

西加奈子「こうふく あかの」

西加奈子「こうふく あかの」がおすすめの理由

2つの物語が同時進行していき、始めは何のことだかよく分かりませんが、これらがこのように関係しているんだと気付いた時に全てがつながって面白いです。模範的に生きるサラリーマンに訪れたハプニングにも、かなりの意外性があり、驚きと滑稽さがありました。(30代女性)

 

 

西加奈子「この話、続けてもいいですか」

西加奈子「この話、続けてもいいですか」がおすすめの理由

西加奈子さんの軽やかなおもしろ話。 それこそ居酒屋で、喫茶店で、おもしろおかしい話を聞いている感じ。 10年程前の若き日々に書かれたもので、あとがきにもあったが、恥ずかしげもなく自分をさらけ出し飛んでるとても面白いエッセイです。(30代女性)

 

 

西加奈子「ごはんぐるり」

西加奈子「ごはんぐるり」がおすすめの理由

西加奈子さんのごはんに関するエッセイ。 個人的にも外国に住んでたときの描写は共感できた。 食べることと生きることはつながっている。 だから食べ物には思い出も宿る。 思い出があるから美味しい。 読了後、影響を受けて、料理欲が高まる作品です。(30代女性)

 

 

西加奈子「ミッキーかしまし」

西加奈子「ミッキーかしまし」がおすすめの理由

読むだけで間違いなくテンションが上がります。 これぞ西加奈子!という、彼女だからこそ書けるエッセイです。 彼女が紡ぐ独特な関西弁の言葉の言い回しに虜になってしまいます。 精神的に落ち込んでいる時や疲れている時に読むと、その内容の力強さで勇気づけられます。 短編がいくつも詰め込まれて一冊の本になっているので、まとまった読書時間が取れない時にもオススメです。 様々な出来事に遭遇しながらもパワフルに生きていく西さんのエネルギーを感じる一冊です!(30代女性)

 

 

西加奈子「泥酔懺悔(名女優)」

西加奈子「泥酔懺悔(名女優)」がおすすめの理由

この本は12名の作家の「お酒」をテーマにしたエッセイ集です。 お酒を通して西加奈子さんがどんな人なのか、どんな人生だったのかを垣間見ることができます。 西加奈子さんが「お酒」と「演じる」を繋げたエッセイになっていておもしろ楽しい話で読んでいるこちらまで楽しくなるのでおすすめです。(20代女性)

 

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