リドリー・スコット監督おすすめの映画ランキングTOP5

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リドリー・スコット監督おすすめの映画ランキングTOP5

スケールの大きい作品が多く、とても見応えがあります。宇宙であったり、歴史的な世界が舞台であったりと、シチュエーションも豊かです。予想外の展開と王道の展開との使い分けもとても上手く、見ていてワクワクドキドキすることが多いのが1番の魅力だと思います。

 

 

第5位.リドリー・スコット「悪の法則」

リドリー・スコット「悪の法則」がおすすめの理由

弁護士のカウンセラーは恋人のローラと幸せに過ごしています。ローラにプロポーズするために指輪を買ったのですが、想定より高くつき、お金が心許なくなったカウンセラーは、友人のライナーの誘いを受け、軽い気持ちで麻薬取引に投資することを決めてしまいます。これが悪夢の始まりでした。ライナーの恋人はマルキナといい、このマルキナがとてもくせ者でした。ライナーも薄々、マルキナには黒い部分があることに気づいていましたがぞっこんであるため、見ないようにしていました。マルキナはライナーに盗聴器を仕掛けており、ライナーとカウンセラーが麻薬取引に投資することを知ります。そこで、カウンセラーに疑いが向くように仕向け、ライナーとカウンセラーの投資したお金を奪おうとしていました。マルキナの策略により、ライナーもローラも、仲介人のウェストリーもみんな殺されてしまいます…。特にローラは関係がなさすぎて遣る瀬無い気持ちになりました。カウンセラーは軽い気持ちで始めた悪が友人も恋人も奪う結末となり、崩れ落ちるのでした。一度見ただけだと難解な映画かもしれませんが、悪いことには絶対手を出してはいけない、という教訓的な部分が伝わる映画になっています。

 

 

第4位.リドリー・スコット「オデッセイ」

リドリー・スコット「オデッセイ」がおすすめの理由

主人公はNASAの火星有人飛行計画のために火星にやってきた宇宙飛行士・ワトニーです。火星に降り立った宇宙飛行士たちは、火星のサンプルを入手し地球に帰還するプランを立てていました。しかし、火星特有の嵐が吹き荒れ、作業は難航します。嵐によって巻き上げられた破片がワトニーを直撃し、ワトニーは飛ばされてしまいました。仲間たちはワトニーを探しますが広い火星とあって見つけることができず、仕方なく地球への帰還の途につくことになりました。仲間たちは無事地球につき、サンプル採取の任務には成功したものの、ワトニーは事故死したことを報告します。しかし、ワトニーは生きていました。つまり、置いてけぼりにあってしまったのです。しかも、空気もない宇宙の火星に…。ここからはワトニーのサバイバルが始まります。たった1人でも決してくじけることなく、生き残るための最善策を常に考えて行動するその力に感服しました。ジャガイモを育てたり、火を起こしたりと、工夫を凝らし助けを待つ日々です。地球でもワトニーが生きていることを知り、救助のための作戦が練られ、実行に移していきます。火星と地球、それぞれトラブルを乗り越えついにワトニーを救出!歓喜に包まれます。ハッピーエンドでとても良かったです。諦めずにいればきっと奇跡も起きるということを、この映画に教えられたような気がしました。

 

 

第3位.リドリー・スコット「グラディエーター」

リドリー・スコット「グラディエーター」がおすすめの理由

舞台はローマ帝国。主人公はローマ帝国の将軍・マキシマスです。マキシマスは皇帝からの信頼も厚く、自身に息子がいながらと次期皇帝を打診するほどでした。ところが、このことが悲劇を生みます。皇帝の座を狙う息子・コモドゥスの手により、皇帝は暗殺されてしまうのです。コモドゥスは続けて邪魔なマキシマスに処刑を命じますが、なんとか逃げ出し、故郷を目指します。故郷にはマキシマスの愛する家族がおり、それが心の支えでした。しかし、家族さえもコモドゥスの手により殺害されてしまいました。マキシマスの心は限界でした。気を失い、次に目覚めた時には奴隷となっており、自由も奪われていました。奴隷商人・プロキシモのもと、もともと実力のあるマキシマスは剣闘士として人気を博するようになります。そして、ついに皇帝(コモドゥス)の見守る中、開かれる剣技大会に参加することができるようになります。この日を待ちわびたことでしょう。ついに自分を信頼してくれた亡き皇帝と愛する家族の復讐を果たす機会が目の前に躍り出たわけです。皇帝と一騎打ちになる展開は普通ではあまり考えられませんが、そこは映画。絵になるシーンだったと個人的には思っています。

 

 

第2位.リドリー・スコット「エイリアン」

リドリー・スコット「エイリアン」がおすすめの理由

あまりにも有名なリドリー・スコット監督の代表作です。アカデミー賞始め様々な賞を受賞しています。物語は、鉱物を乗せて地球に帰還する途中だった宇宙貨物船ノストロモ号が 、遠く離れた惑星からのSOS信号を受信するところから始まります。SOS信号を受け、未知の惑星に降り立つことになるメンバーたち。主人公の二等航海士・リプリーはこの惑星で異星人の船を見つけます。中には見たことのない卵がありました。卵から飛び出した生物が宇宙士・ケインに張り付きますが、何とかケインを無事回収、その惑星を後にします。ケインに張り付いていた生命体はいつ間にか剥がれて死んでおり、ケインも意識を取り戻します。ほっと一安心したのもつかの間、ケインの腹を破ってエイリアンが飛び出してきたのです。このシーンは誰もが驚いたはずです。ケイン役以外の俳優たちにも教えていなかったそうで、あの迫真の演技はリアルだったということになります。ケインを突き破って誕生したエイリアンはあっという間に大きくなり、船員を1人また1人、殺したり連れ去ったりしていきます…。リプリーがエイリアンを倒した時、結果的にはリプリーのネコとジョーンズしか残らず、リプリーは地球を目指し1人、帰還の旅路に着くのでした。黒幕が会社であったこと、アッシュがロボットであったこと、色々ビックリしましたが、やっぱりケインのシーンが断トツで印象に残る映画だと思います。

 

 

第1位.リドリー・スコット「ハンニバル」

リドリー・スコット「ハンニバル」がおすすめの理由

羊たちの沈黙で一躍有名になったレクター博士のその後を描いた映画です。逃亡から10年後、レクターはイタリアのフィレンツェに潜伏していました。レクターの元患者で、唯一の生存者である大富豪・メイスンはレクターへの復讐に燃えていました。メイスンVSレクターという構図で映画は進みます。レクターがクラリスに執着していることから、クラリスもこの復讐劇に巻き込まれていきます。この映画で最もインパクトが大きいシーンは2つあります。1つは、メイスンにレクターの位置情報を売ったパッツィ刑事の死のシーン。腹を割かれ首吊りにされるという残酷な死を遂げることになります…。もう1つは同じくメイスンに協力してクラリスを陥れたクレンドラー(司法省次官)のシーン。クレンドラーはレクターに手術されており、脳がぱっかり開くんです。冷静な判断はできなくなっており、レクターに生きながらにして自分の脳を食べされられるという恐ろしいシーンとなっています。ハンニバルは猟奇的なシーンが多く、日本ではR-15指定されたほどの映画です。猟奇的な部分がクローズアップされがちな映画ではありますが、反面、レクターとクラリスの関係がとても興味深いです。恋愛感情とストレートに言えない、深い気持ちがお互いにある気がするのです。特に、レクターはクラリスに強い想いを抱いていると感じます。最後にクラリスがレクターに手錠をかけた際、レクターはクラリスの手を切り落とすことをせず、自分の手を切り落として逃げます。散々、犠牲者を残酷な手段で殺害してきたレクターがクラリスの手は切れない…。レクターはそして、また去っていくのでした。レクター博士の映画シリーズで一番スリリングな作品になっていると思います。

 

 

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