ロン・ハワード監督おすすめの映画ランキングTOP5

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ロン・ハワード監督おすすめの映画ランキングTOP5

ロン・ハワード監督の作品は、スケールが大きくて、ストーリーがテンポ良く展開し、2時間以上ある作品でも長すぎると感じさせません。実話を映画化することを得意とするロン・ハワードの作品には、強い意志を持ち、逆境に立ち向かっていく主人公が登場するので、映画を見ながら人生を学ぶこともできます。見終わった後にスッキリする作品が多いのも魅力です。

 

 

第5位.ロン・ハワード「白鯨との闘い」

ロン・ハワード「白鯨との闘い」がおすすめの理由

巨大なマッコウクジラに遭遇したために船が沈没し、90日間も海上を漂流することになった捕鯨船の漁師たちの物語です。大海原に想像を絶する大きさのクジラが登場するシーンは大迫力でした!この映画を見る前は巨大クジラと男たちが戦うアクション映画なんだろうと思っていたのですが、実際はアクションシーンよりも人間ドラマが中心に描かれていました。前半は、捕鯨船の船長と乗組員が集まり、鯨油を求めて海に乗り出し、クジラを追うストーリーで、後半は彼らの壮絶な海上サバイバルになります。巨大マッコウクジラとの闘いに敗れたチェイスと乗組員たちは、食べ物も飲み水もないまま90日間海を漂流してガリガリに痩せるのですが、チェイスを演じるクリス・ヘムズワースが役作りのために実際に痩せたのにはビックリでした。自然の驚異に太刀打ちできない人間の無力さを描いた映画ですが、無能な人間をリーダーに据えた集団が敗北していく様子も描いていて、現実社会の在り方についても考えさせられます。

 

 

第4位.ロン・ハワード「天使と悪魔」

ロン・ハワード「天使と悪魔」がおすすめの理由

大ヒットした映画「ダ・ヴィンチ・コード」の続編です。このシリーズはストーリーが難解ですが、「天使と悪魔」の方が「ダ・ヴィンチ・コード」よりわかりやすく、登場人物にも感情移入しやすかったです。「天使と悪魔」では、コンクラーヴェが開催されることになったヴァチカンを秘密結社イルミナティが滅ぼそうとしていると判明し、ロバート・ラングドン博士が反物質の爆破を阻止するためにヴァチカンでガリレオ・ガリレイの暗号を解くことになります。キリスト教の中心であるヴァチカンを舞台にした壮大なストーリーで、アクション映画のように迫力あるシーンも盛り込まれています。そして、ラストのどんでん返しでストーリーが一気に盛り上がります。「天使と悪魔」は、宗教の歴史を知ることもできるし、科学や暗号についての知識を得ることもできるので、歴史映画が好きな人やアドベンチャー映画が好きな人におすすめです。また、イルミナティの仕業とされる、枢機卿たちの拷問や処刑は残酷極まりないので、ホラーやミステリー映画好きも満足できると思います。

 

 

第3位.ロン・ハワード「シンデレラマン」

ロン・ハワード「シンデレラマン」がおすすめの理由

この映画は実話を映画化したもので、ラッセル・クロウ演じるジェームス・J・ブラドックは実在のボクサーです。人気ボクサーのブラドックは、家族を養うために怪我をした体で無理にボクシングを続け、その結果ライセンスをはく奪される程に落ちぶれてしまいます。ちょうどその頃は、世界恐慌が起こり、誰もが失業していた時代でした。労働者として働くブラドックを妻のメイが支えますが、いくら働いても金にならず、子供たちにも十分な食事を与えることができません。そんなブラドックに、ボクシングの試合に出場するチャンスが与えられます。「シンデレラマン」は、落ちぶれたボクサーが人生のどん底から立ち上がり、再びリングで栄光を掴むまでの物語です。ブラドックの妻を演じたレニー・ゼルヴィガーの演技がとてもいいのですが、それ以上にブラドックのマネージャーを演じたポール・ジアマッティの存在感が素晴らしいです。人生に失敗してどん底に落ちたボクサーが再び脚光を浴びるという映画はたくさんありますが、時代の流れに巻き込まれたために落ちぶれたブラドックの物語は、他のボクシング映画とはひと味違います。誰もが感情移入して感動する物語です。

 

 

第2位.ロン・ハワード「アポロ13」

ロン・ハワード「アポロ13」がおすすめの理由

「アポロ13」は映画ファン必見の1本です。月面着陸を目指して宇宙へ飛び立ったアポロ13が、宇宙空間でトラブルに巻き込まれ、乗組員とNASAが帰還のために全力で対処したという、実話をもとにした映画です。宇宙飛行士たちが集まり、厳しい訓練を受ける前半のストーリーも十分見ごたえがありますが、この映画が盛り上がるのは、アポロ13が宇宙へ旅立った後、酸素タンクが爆発するという事故が起こってからです。ここからは終始ハラハラさせられます。誰も助けに行くことができない宇宙空間で、3人の宇宙飛行士がいかにして難を乗り切ったかスピーディーに描かれます。また、地上では、アポロ13を無事に地球へ戻すために限界まで努力したNASAのスタッフの様子が臨場感たっぷりに描かれます。3人を救出する方法を発見するために重要な役割を背負ったのが、当初乗組員として月へ行くはずだったケンだというのも感動的です。アポロ13の乗組員を演じた、トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ビル・パクストンの3人の演技派俳優の熱演はもちろん、ケンを演じたゲイリー・シニーズと、ヒューストンの責任者を演じたエド・ハリスの迫真の演技が素晴らしい作品です。

 

 

第1位.ロン・ハワード「ビューティフル・マインド」

ロン・ハワード「ビューティフル・マインド」がおすすめの理由

「ビューティフル・マインド」も実話ベースです。主人公は、ノーベル賞を受賞した天才数学者のジョン・ナッシュ。数学や経済や国防に関する話が出て来るので少し難しく感じますが、基本的にはナッシュ博士と彼を支えた人々のヒューマンドラマなので、誰が見ても楽しめます。ジョン・ナッシュは、天才的な頭脳を持っていますが、学生の頃から少しずつ精神を病んでいきます。ウイーラー国防研究所での暗号解読の仕事がナッシュの精神をさらに追い詰め、幻覚に捕らわれていきます。国防とスパイの物語なのかと思わせるほど緊張感にあふれる前半のストーリーが、途中からガラリと変わって、ジョン・ナッシュ博士の”現実”が明らかになります。そこからはナッシュ博士を支える妻の献身的な姿や、自分自身と戦わなければならなくなるナッシュ博士の苦悩が描かれます。現実に起こったことだと信じられないくらい辛い人生を過ごしたナッシュ博士ですが、博士は自分に負けたりしませんでした。感動的なラストシーンでは目頭が熱くなります。「ビューティフル・マインド」は、アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演女優賞と脚色賞を受賞しました。ジェニファー・コネリーが、強い意志と深い愛情を持つ妻アリシアを熱演しています。ロン・ハワード作品の必見の1本です。

 

 

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