七尾与史おすすめの本ランキングTOP7

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七尾与史おすすめの本ランキングTOP7

「死亡フラグが立ちました!」で、「このミステリーがすごい!」の大賞は逃しますが、将来性がある作品に贈られる「隠し玉」に選ばれ、ミステリー作家デビューを果たします。個性的なキャラクターとグロテスクなのにコミカルなストーリー、奇想天外なトリックのミステリー作品が多く、本格的な推理小説が苦手な方でも読みやすい作品を多く執筆しています。七尾与史さんのおすすめの作品をランキング形式でご紹介します。

 

 

第7位.七尾与史「グサっと痛いけど超やる気が出るドSな言葉」

七尾与史「グサっと痛いけど超やる気が出るドSな言葉」がおすすめの理由

七尾与史氏の大人気「ドS刑事」シリーズでお馴染みの正義感ゼロで傍若無人、やる気ゼロなドS美人刑事・黒井マヤがあなたに鞭打つ言葉を集めた語録です。仕事や勉強があるのにヤル気が出ない、嫌なことばかりで愚痴を言いたくなる、勇気が湧いてこない、なんてことはありませんか?「何とかなるよ」、「やればできる」と優しい言葉をかけられても、いまいちヤル気が出ないことはありませんか?そんな時、逆に厳しく叱ってくれる人がいると頑張れると思いませんか?ドS刑事・黒井マヤがあなたを100の言葉で鼓舞してくれます。優しい言葉では満足できない方にはオススメです。ドSな女刑事・黒井マヤ(CV:田村ゆかり)の音声付きです。ドMという訳ではないので、心に響く言葉はあまりなかったのですが、ちゃんとした内容の自己啓発本でした。短編も収録されており、楽しめました。「ドS刑事」シリーズのマヤを期待していたのですが、これはこれで面白い作品です。

 

 

第6位.七尾与史「殺戮ガール」

七尾与史「殺戮ガール」がおすすめの理由

10年前、女子高生30名と教員を乗せたバスが、行方不明になり、様々な憶測や噂も流れましたが、手がかりもないまま、突然、バスが見つかります。刑事・奈良橋はこの怪事件により姪を失い、独自に調査を続けていました。そんなある日、管轄内で起きた、ミステリー作家の小田原が殺害され、放火されるという事件が起きます、奈良橋が担当することなります。すると相次いで編集者とその恋人も殺害されてしまいます。3人の「小野田の書いたスペクターという小説を読んだ」という共通点から、この小説に登場すると女性・スペクターのモデルとなった人物が実在しするのではないか?と推理します。この作家殺害事件を皮切りに、10年前のバス消失事件の真相が明らかにしてなります。視点や時系列が変わる度に、徐々に真相が明らかされていくので、とてもミステリーとしてはわかりやすい作品です。コメディタッチの作品とは異なり、サスペンス感のある作品です。

 

 

第5位.七尾与史「失踪トロピカル」

七尾与史「失踪トロピカル」がおすすめの理由

主人公・国分とその恋人の奈美はタイ旅行にきていました。旅行中、迷子の男の子を見つけた奈美は1人でその子の親を捜しにでかけます。しかし、いくら待っても奈美は帰ってきません。国分は日本大使館に掛け合うも、奈美を捜してもらえませんでした。しかたなく、奈美の父に連絡をとり、奈美の父から現地に奈美の兄がいると聞きいて、マモルの元を訪ねます。国分はマモルの協力を得て、さらに探偵の蓮見も加わり、奈美の捜索を開始します。しかし、奈美の手がかりを掴んだ蓮見は、この事件の裏に潜む闇の組織に捕まり殺害されてしまいます。恋人の失踪、謎の組織、次々殺害される仲間達、果たして国分は奈美を見つけだすことができるのでしょうか?この作品は「死亡フラグ」シリーズとは反対に暗くグロテスクな内容が多い作品です。苦手な人も多いかと思います。しかし、次々と起こる戦慄の展開にハラハラしながら読め、最後のどんでん返しに驚かされます。ただ、グロテスクな内容と誰も救われない結末に悲しくなします。

 

 

第4位.七尾与史「ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」

七尾与史「ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」がおすすめの理由

七尾与史氏の地元・静岡県浜松市が舞台の作品で、著者いわく「今回の舞台は地元浜松がほぼ100%の作品」です。県警からやってきた高慢ちきでやる気ゼロな美人刑事・黒井マヤとその相棒・代官山脩介が奔走するミステリー作品です。マヤは警察庁次官の娘で、「死体が見たいから刑事になった」という、正義感ゼロで傍若無人な殺人現場マニアです。また、サディスティックな性格の持ち主で、犯人のコンプレックスや幼少期のトラウマを執拗に刺激し、全人格を否定するような言動でなじったりもします。そんなマヤに正義感溢れる刑事の代官山はいつも振り回されています。ある日の昼下がりの公園で、3歳の少年がすべり台から手を滑らせて落下するという事故がおきます。落下した少年の母親と近くにいた老人が救急車を呼ぶも、救急車が着く前に少年のは命を落としてしまいます。少年が手を滑らせたとき、手鏡を使ってすべり台に光を当てていた女性がいたということから、捜査を開始します。マヤはこの事件の犯人が「焼き殺すことに執着している」ことからこの事件はまだ続くと推理します。マヤの推理どおり、第2、第3の事件が発生てしまいます。ヤル気も正義感もないマヤに引っ掻き回されながらも、代官山は無事に事件を解決できるのでしょうか?個性的なキャラクターで、コミカルにテンポよく物語は進んでいきます。とても読みやすく、エンターテイメント性の強い気軽に読めるミステリー作品です。

 

 

第3位.七尾与史「ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件」

七尾与史「ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件」がおすすめの理由

七尾与史氏の大人気「ドS刑事」シリーズの三作目です。正義感ゼロで傍若無人、やる気ゼロなドS美人刑事・黒井マヤとその相棒の代官山が奔走するミステリーです。今作ではマヤが「ドS」になった原因が明かされます。ある日、東京・立川で無数のスイーツに囲まれた死体が見つかります。捜査を進めていくうちに、被害者のせいで虐めに遭い、自殺したクラスメートがいたことがわかりました。今回、マヤは思うところがあり、数年前に起こった2つの事件を独自に調べ始めます。そして捜査のしていく中で、マヤの心の中で眠っていた「中学時代の記憶」が呼び起こされていきます。一方、事件を追うマヤ自身にも命の危険が迫ります。代官山はマヤを救うことが出来るのでしょうか?マヤの親友・キリコが登場し、マヤの過去が明らかになります。グロテスクなシーンが多い割にサクサク読み進めることのできる作品です。新たなキャラクターや恋愛要素も混じってきて、より一層楽しめる作品となってきました。

 

 

第2位.七尾与史「死亡フラグが立ちました! 凶器は・・・バナナの皮⁈殺人事件」

七尾与史「死亡フラグが立ちました! 凶器は・・・バナナの皮⁈殺人事件」がおすすめの理由

七尾与史のデビュー作品で、「このミステリーがすごい!」の大賞は逃しますが、将来性がある作品に贈られる「隠し玉」に選ばれた作品です。破綻寸前の弱者出版社に勤める主人公・陣内は編集長の命を受け、 狙った獲物は絶対に逃さない神出鬼没の殺し屋・死神をスクープすることになします。「死神」は正体不明の殺し屋で、ジョーカーのカードが届いたターゲットは24時間以内に必ず、不幸な事故で死亡させます。陣内はいるか、いないかもわからない「死神」を追うため、大学時代の先輩・本宮に協力を頼みます。偶然、ヤクザの組長の事故が「死神」の犯行だと知った2人は、ヤクザの組長の死を足がかりに、「死神」の正体に迫ります。「凶器はバナナの皮」、インパクトのある題名です。死神は偶然を装いながら犯行を行うため、現場にあっても不自然にならない凶器を使って殺人を行います。本編の間に入る別視点の話は最初、よくわかりませんでしたが、最終的に繋がり、驚きの結末が待っています。「死神」の犯行方法も奇抜ですが、登場人物も個性的で面白い作品です。

 

 

第1位.七尾与史「死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡⁈殺人事件」

七尾与史「死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡⁈殺人事件」がおすすめの理由

「死亡フラグが立ちました! 」の続編になります。今作は「カレーで人類が滅亡」です。前作の「正体不明の殺し屋・死神」の特集が大コケをしてしまい、今回もまた主人公の貧乏ライター・陣内は編集長の命令で都市伝説を追いかけることになります。しかも、前作の「死神」に命を狙われながらです。今作はとある有名動画サイトに流れている「呪いの動画」の謎に迫ります。動画は1分ほどの映像で、なんの変哲もない東京の街並みを映したものですが、その映像をみた後、3日ほどで死に至るというのです。陣内は困った時の本宮さん頼みということで、またまた本宮を頼ります。前作以上に本宮の個性が濃くなっています。他にも個性的な登場人物が多く、コメディタッチの推理小説として、楽しめます。本宮の天才的な洞察力と強運で「死神」に続き、今度は「魔女」と対決します。「魔女」VS「不死身の本宮」果たして人類は生き残れるのでしょうか?奇想天外なトリックにも注目です。

 

 

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