【2019年】布袋寅泰おすすめの曲ランキング10
BOOWYを解散後、COMPLEXをへてソロアーティストとして本格的に活動をはじめ、これまで常に第一線で活躍してきた偉大なるアーティストです。基本的には様々なロックを追求スタイルですが、その作曲能力の高さからバラードやメロウな曲も数多く世に送り出しています。ここでは布袋寅泰の数多くある楽曲の中から、厳選したバラード・メロウベスト10を紹介します。
第10位.布袋寅泰「A DAY IN AUTUMN」
布袋寅泰「A DAY IN AUTUMN」がおすすめの理由
1988年にリリースされた1枚目のオリジナルアルバム「GUITARHYTHM」に収録された楽曲です。このアルバムは先行シングル曲なし・全曲英詞(一部楽曲は独詞あり)・コンピューターサウンドを盛り込んだ楽曲など数多くのコンセプトをはらんだ挑戦的な作品となっております。数多くのコンピューターサウンドを駆使した楽曲の中で、この楽曲だけはその特徴から外れ、オーケストラをふんだんに使用した構成になっています。なお普段布袋寅泰の作曲方法は曲から先に作る「曲先」というものですが、この曲に関しては歌詞から先に作り上げたいわゆる「詞先」と呼ばれる数少ない楽曲となっております。
第9位.布袋寅泰「SLOW MOTION」
布袋寅泰「SLOW MOTION」がおすすめの理由
1991年にリリースされた布袋寅泰2枚目のスタジオアルバム「GUITARHYTHM II」に収録された楽曲です。この楽曲の作詞は森雪之丞が担当しておりますが、とにかく独特な歌詞が特徴です。「SLOW MOTION 双子のギター 抱いて踊る背骨」などといった何とも幻想的かつ少々意味不明な歌詞は、そのサウンドも相まって不思議な空間を演出します。それもそのはず、この楽曲自体が幽体離脱をテーマにしたといわれているためです。そんな特徴的な楽曲でありながら、数多くのライブでも何度も演奏されているいわばライブの定番曲として定着しております。またベストアルバムにも収録されております。
第8位.布袋寅泰「GUITAR LOVES YOU」
布袋寅泰「GUITAR LOVES YOU」がおすすめの理由
こちらも1991年にリリースされた布袋寅泰2枚目のスタジオアルバム「GUITARHYTHM II」に収録された楽曲です。今回のベスト10のほとんどは歌物ばかりですが、この楽曲に関しては歌入れなしのギター一本のみのインストナンバーです。2枚組のうちのDISC 1 のラストランバーとして収録されています。ギター一本の静かなる演奏に、まさにごまかしの利かないギターに対する布袋の魂を感じさせる楽曲となっております。ソロ活動初期にはライブでもたびたび演奏されていました。この楽曲は布袋寅泰の父親が生前最も好きだったものといわれております。終始物悲しい雰囲気で、ある種ギターそのものが泣いているかのような印象を受けます。
第7位.布袋寅泰「YOU」
布袋寅泰「YOU」がおすすめの理由
こちらも1991年にリリースされた布袋寅泰2枚目のスタジオアルバム「GUITARHYTHM II」に収録された楽曲であり、同年にシングルカットされました。別れたのか会えなくなってしまった恋人に手紙を書いているかのような作詞内容であり、収録されているアルバムの歌詞カードの部分も、布袋が一人夜中に書斎にて手紙を書いている姿がクレジットされております。ライブではたびたび演奏されていた楽曲ですが、後年ではさほどライブでも聞かれることのなくなった初期の代表曲であります。一緒に見ようと約束して事前に購入していた映画のチケットを渡せぬまま終わってしまった恋物語に、とても切なさを感じる楽曲です。
第6位.布袋寅泰「薔薇と雨」
布袋寅泰「薔薇と雨」がおすすめの理由
1994年にリリースされた4枚目のオリジナルアルバム「GUITARHYTHM Ⅳ」に収録され、同年にシングルカットされた楽曲です。このアルバム自体がオーケストラをふんだんに盛り込んだ楽曲が多く、その最たるものがこの楽曲であります。曲は1枚目のオリジナルアルバムに収録された「A DAY IN AUTUMN」を彷彿させるものがあります。布袋寅泰の数多くあるバラードの楽曲の中である種一番物語性に富んだ内容であり、実際この曲のPVも何かの短編映画ではないかと思わせるような作りになっております。憧れであるデヴィッド・ボウイと対面した際に、「It’s a nice song」と称賛されたといわれたものであります。
第5位.布袋寅泰「HEAVEN」
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布袋寅泰「HEAVEN」がおすすめの理由
2000年にリリースされた7枚目のオリジナルアルバム「fetish」に収録された楽曲です。このアルバム自体が自分の好きな音楽だけをひたすら追求したまさに「フェティシズム」な作品であり、歌詞カードにも目隠しされ手を後ろに拘束された布袋の姿がクレジットされており、それまでの革ジャンにロックといった印象を払しょくさせる非常に独特なアルバムです。数多くの楽曲でもブラスの要素が盛り込まれており、この楽曲も同様です。ライブではさほど演奏されることは少ない楽曲ではありますが、この世の終わりの瞬間であっても、愛すべき人とともに居たいとい
う究極のラブソングです。
第4位.布袋寅泰「King&Queen」
布袋寅泰「King&Queen」がおすすめの理由
それまでのGUITARHYTHMシリーズをいったん完結させ、新たなスタートとして1996年にリリースされた5枚目のスタジオアルバム「King&Queen」に収録された楽曲です。このアルバム自体がそれまでのGUITARHYTHMとは大きく異なり、それまで各アルバムに明確なコンセプトがあったものの、このアルバムでは明確なコンセプトを決めずに様々なタイプの楽曲が収録されていることが最大の特徴です。その影響か、この楽曲で布袋自身初であろうジャズテイストをふんだんに盛り込んだ構成となっており、それまでの布袋のジャカジャカギターをかき鳴らすロック調の楽曲とは全く異なります。歌詞も森雪之丞によるもので、王様と王女のそれぞれの悲哀を盛り込んだ歌詞内容になっております。
第3位.布袋寅泰「ラストシーン」
布袋寅泰「ラストシーン」がおすすめの理由
1996年にリリースされた11枚目のシングルであり、同年の5枚目となるオリジナルアルバムにも収録された楽曲です。この楽曲は布袋自身が「最も美しいメロディライン」と、これまで作り続けた数多くの楽曲の中でこう称賛するほどの出来となっている楽曲です。この楽曲はCMやドラマなどといったタイアップはつかなかったのですが、布袋ファンの中ではなかなかの人気曲だといえます。この楽曲の特徴としては奥さんである今井美樹がコーラスと参加していることが挙げられます。私はこの曲を初めて聞いた時にはこの事実は情報として知らなかったのですが、初めてきいた時から一発で今井美樹が歌っていることに気が付きました。
第2位.布袋寅泰「FLY INTO YOUR DREAM」
布袋寅泰「FLY INTO YOUR DREAM」がおすすめの理由
こちらも1991年にリリースされた布袋寅泰2枚目のスタジオアルバム「GUITARHYTHM II」に収録された楽曲であり、同年にシングルカットされた「YOU」のカップンリングとしてライブバージョンとして収録されました。「布袋ファン」と自称しながらこの楽曲は知らないという人がいれば、それはまさに偽物だと断言できるほど、布袋ファンにおいてはかなりの人気曲です。また数多くのライブでも何度も演奏されているほどの定番曲であり、同じくこのアルバムに収録された「MERRY-GO-ROUND」という楽曲とともに布袋ファンに長年愛されているアルバム曲です。ライブでもそのエンディングで奏でる布袋のギターソロも最大の見どころであります。
第1位.布袋寅泰「さらば青春の光(Acoustic Version)」
布袋寅泰「さらば青春の光(Acoustic Version)」がおすすめの理由
1993年に6枚目のシングルとリリースされ、1994年にリリースされた4枚目のオリジナルアルバム「GUITARHYTHM Ⅳ」に収録された楽曲です。そのアコースティックバージョンです。長年このバージョンはラジオなどでは披露されていたもの音源化されていませんでしたが、2005年のベストアルバムにてアンプラグドバージョンとして収録されました。この楽曲は布袋本人もカミングアウトしていますが、まさにBOOWYで同じ時を過ごし、青春を共感した氷室京介との日々を歌ったものであります。TBS系ドラマ『課長さんの厄年』の主題歌として使用されました。布袋寅泰の中でも人気曲であり、ライブでの定番曲でもあります。