宮藤官九郎監督おすすめの映画ランキングTOP5
宮藤官九郎監督はとにかく脚本がおもしろいです。宮藤官九郎さんのことを知ったのは小説からでした。調べてみると知っているドラマや映画を手がけていてどれも好きな作品ばかりでした。普通ではありえない設定や話の展開がみていて飽きません。
第5位.宮藤官九郎「謝罪の王様」
宮藤官九郎「謝罪の王様」がおすすめの理由
出ている出演者がとても豪華です。阿部サダヲ、岡田将生、尾野真千子、竹野内豊など豪華な方たちばかりでした。特に阿部サダヲの演技やキャラには魅了され、あのキャラの濃さはクセになります。ストーリーは「謝罪師」という男がさまざまな事件を謝罪のテクニックを駆使して解決していくというものです。いわゆる「謝罪のエンターテインメント」です。こんなストーリーを作れるのは宮藤官九郎だけですね。はじまってから終わるまでずっと笑いっぱなしでした。とにかく、ストーリー展開がおもしろいです。何も考えずみているだけで話にはいっていけました。ひとつひとつの展開やセリフが全部繋がっていて、最後にはその伏線が回収され心がスッキリとします。こうゆう流れが宮藤官九郎らしいなぁと感じました。ひとりひとりのキャラ設定もしっかりしていて、俳優さんもバズっているところがおもしろいです。本人たちは真面目に演技していますが、こちらは笑いがこらえられず俳優さんの演技のすごさにも惚れました。
第4位.宮藤官九郎「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」
宮藤官九郎「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」がおすすめの理由
高橋のぼるの原作を漫画化した映画です。出演者は、生田斗真、仲里依紗、上地雄介、岡村隆史などです。元交番に勤めていた菊川(生田斗真)がある日署長にクビを宣告され、犯罪組織にモグリで侵入捜査し摘発するという映画です。笑いが絶えない映画です。アクションシーンもあり、迫力もあります。やくざものなので話は身近には感じられませんが、漫画をよむ感覚でみれる映画です。設定が考えられないほどハチャメチャです。俳優さんの個性的なキャラも見どころです。バカバカしいストーリー性が宮藤官九郎らしくてすきです。また、生田斗真の体当たり演技もとてもよかったです。本当に体張ってるなぁと思いました。後半には生田斗真のセクシーなシーンや仲里依紗の三ニスカシーンもあり過激てきだなぁと思う人もいるかもしれません。この作品は話の展開がテンポがよく、サクサクと進んでいきます。さすが漫画が原作だなぁと思いました。話が単純で誰がみてもストーリーが分かりやすいです。
第3位.宮藤官九郎「舞妓Haaaaan!」
宮藤官九郎「舞妓Haaaaan!」がおすすめの理由
この映画は私の地元が舞台となり、公開されてすぐに観にいきました。出演者は、阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出沙織などです。ストーリーは鬼塚(阿部サダヲ)が小学生のときに京都にいった際、迷子になり助けてもらったのが舞子さんで舞子さんと遊ぶことを夢見ていた。ある日、仕事の異動で京都が決まり、舞子遊びをしようとするもさまざまな事件が起きてしまうという話です。序盤からかなり勢いのあるストーリーで、テンポがはやいです。コロコロ場面がかわり、リアリティにかけるが、宮藤官九郎らしくてそこが面白かったです。途中で歌やダンスのシーンが出てきてこれには唖然しました。そこが普通の映画にはないよいところなのですが、ありえない展開に裏切られたかんじがしました。舞子さんがとても綺麗でそちらも見ごたえがあります。京都にいってみたくなります。この作品はアカデミー賞主演男優賞、助演男優賞、脚本賞優秀賞をとっており、世間からも認められています。
第2位.宮藤官九郎「GO」
宮藤官九郎「GO」がおすすめの理由
この映画は直木賞を受賞した金城一紀の小説を映画化した青春の娯楽作品です。キャストは窪塚洋介、柴咲コウ、大竹しのぶ、大杉漣などです。在日韓国人の杉原(窪塚)は元ボクサーの父親に仕込まれた腕前を武器にしてけんかばかりしていました。普段からやくざと絡み悪さばかりしていた。ある日、パーティーで知り合った女性と出会い今までにないような恋に落ちました。しかし、友人が日本人高校生に殺されてしまい、自分が在日だと打ち明けます。ここから話が暗くなるのかと思ったら、だんだん前向きなストーリー展開で進んでいくごとにパワーがみなぎってきます。テーマ自体は重く、在日韓国人というのは特殊で考えさせられる話でした。シンプルに窪塚洋介の迫力ある演技がカッコイイのと柴咲コウの演技がとっても可愛いです。抽象的でわざとらしい感じもしますが、そこが宮藤官九郎の作品のよいところだと思います。みている人を飽きさせないし、急転回するところも宮藤官九郎らしいです。
第1位.宮藤官九郎「ピンポン」
宮藤官九郎「ピンポン」がおすすめの理由
卓球をテーマにした男子高校生の青春映画です。出演者は、窪塚洋介、井浦新、中村獅童など男らしさの終結のような俳優ばかりです。窪塚洋介演じるペコのキャラクターがかなりクセが強いです。おかっぱ頭で「~んよ」のようなかわった言葉遣いがコミカルで笑ってしまいます。井浦新演じるスマイルは、いじられる役ですがその繊細な感情や変化を見事に演じていました。漫画が原作ですが、漫画のキャラを超えてきています。卓球のシーンでは、ポーズや顔の表情が鮮明に表現されています。卓球球はすべてCGで表現されていますが、そんな違和感もありませんでした。ペコとスマイルのひとつひとつのセリフがとても心にしみました。ライバルでもあり相棒でもある二人の仲には感動しました。私は卓球をしたことがないのですが、したくなりました。卓球を本当に夏の暑いときや、元気になりたいとき、何かの目標にむかって頑張ってるときや頑張りたいときにみるのがオススメです。