- あさのあつこ作品おすすめランキング
- 7位タイ.あさのあつこ「Team・HK」(2票)
- 7位タイ.あさのあつこ「アレグロ・ラガッツァ」(2票)
- 7位タイ.あさのあつこ「グリーン・グリーン」(2票)
- 7位タイ.あさのあつこ「花宴」(2票)
- 7位タイ.あさのあつこ「十二の嘘と十二の真実」(2票)
- 7位タイ.あさのあつこ「末ながく、お幸せに」(2票)
- 7位タイ.あさのあつこ「弥勒の月」(2票)
- 5位タイ.あさのあつこ「ラスト・イニング」(4票)
- 5位タイ.あさのあつこ「ランナー」(4票)
- 4位.あさのあつこ「The MANZAI」(5票)
- 3位.あさのあつこ「ガールズ・ブルー」(7票)
- 2位.あさのあつこ「No.6」(11票)
- 1位.あさのあつこ「バッテリー」(42票)
- 1票入ったあさのあつこ作品のおすすめも紹介
あさのあつこ作品おすすめランキング
読書好き100人の方にあさのあつこさんの作品の中でおすすめをお聞きしランキング形式でまとめました。素敵な作品揃いですので、ぜひ読書の参考にしてみてください。
7位タイ.あさのあつこ「Team・HK」(2票)
あさのあつこ「Team・HK」がおすすめの理由
お仕事小説のような、ソフトなミステリーでした。主人公の美菜子はいい味を出しているし、小説家の那須河先生のキャラは秀逸です。二人のやりとりがとても面白くて笑えました。自分の居場所を見つけて輝く美菜子に元気をもらえます。(40代女性)
一見すると幸せな家庭でも、家族関係がぎくしゃくしていたり、専業主婦ということで自分の力が発揮できていないと思っていた主人公が、ハウスキーパーの仕事を始めることで新しい人間関係の中で揉まれたりする中で強くなり、その過程で事件に関わったりというおもしろあったかストーリーなところが、すいすい読めておすすめです。(20代女性)
7位タイ.あさのあつこ「アレグロ・ラガッツァ」(2票)
あさのあつこ「アレグロ・ラガッツァ」がおすすめの理由
なぜ、作者はこんなにも鮮やかに、高校生の不安や喜びの感情をすくい取るようにかけるのだろう。全体合唱を積み木に例え、自分がその中のどこに位置し全体をどう作っているのかを感じられるようになっていく姿に感動しました。(30代女性)
高校生らしい爽やかな青春ストーリーで学生時代を思い出して懐かしくなりました。 吹奏楽のお話ですが、吹奏楽の描写よりもどちらかと言うと友情や成長の様子に力を入れており、吹奏楽をしていなかった人でも楽しめます。 特に学生さんには強くおすすめしたい1冊です。(20代女性)
7位タイ.あさのあつこ「グリーン・グリーン」(2票)
あさのあつこ「グリーン・グリーン」がおすすめの理由
爽やかな青春、それはほんとに夕焼けの一瞬の色味のように、刻々と移り変わり消えていくものだ。それを大事にすること。その時代の自分を愛すること。本当の自分にとって大事なことはなんなのか、ふとしたことで気づくことがあると思いました。(30代女性)
農林高校が舞台のほのぼのとしたお話です。農業の現実や主人公の新人教師の直面する問題などもあるけれど重くなく、少し恋の予感もあったりしてよかったです。素直なかわいい生徒たちとのやり取りもほほえましく好印象で読むことができました。(40代女性)
7位タイ.あさのあつこ「花宴」(2票)
あさのあつこ「花宴」がおすすめの理由
なんと美しく哀しい物語でしょうか。現代小説では、陳腐になってしまいかねないテーマでも、時代小説では心の琴線に触れ、余情が溢れる作品となるんだなと思いました。心の揺れや迷いや想いがじんじんと伝わってきてきました。(30代女性)
初恋の人と結ばれずに別の方と結婚して、心の中には初恋の人の事しか思えない位に初恋の人の事を想っている姿がとても素敵でした。 最後に帰る場所が元の夫の場所だとようやく知るのですが、その時には全てがもう終わってしまっているという所が、感情移入して泣いてしまいました。 男性方に振り回された悲しい運命の女性の話で涙が出ます。(30代女性)
7位タイ.あさのあつこ「十二の嘘と十二の真実」(2票)
あさのあつこ「十二の嘘と十二の真実」がおすすめの理由
あさのあつこさんの作品ではほんわかしたものが多いと感じていた中、初めて暗いものを読んで思わず一気に読んでしまいました。短編が組み合わさっているもので、どんどんどんどんグロくなっていくストーリーにわくわくしました。(20代女性)
中世ヨーロッパを思わせる国の王妃に仕える侍女と、現代日本に住む老婆の話が交互に進む。侍女に唆された王妃によって国は荒廃してゆき、老婆の元を訪れる人には隠された裏の顔がある。どちらも悲惨な結末に向かって進むのは分かっているのに、次はどうなるのか、侍女と老婆は何者なのかが気になって、ページをめくる手が止まらない。侍女サイドのダークファンタジー、老婆サイドの意味が分かると怖い話、違う種類の恐怖を交互に味わえて、最後にそこにつながるのか!という納得感も得られる。元々は書店で配られる無料冊子に掲載されていたため、一話ずつ独立している短編としても読みやすいので、長編が苦手な人にもお勧めなのもいい。(30代女性)
7位タイ.あさのあつこ「末ながく、お幸せに」(2票)
あさのあつこ「末ながく、お幸せに」がおすすめの理由
プロローグになる招待状に始まり、披露宴に呼ばれた5人のスピーチとモノローグの各編が続く。素直におめでとうだけじゃない気持ちもあったりする。過去や今を取り巻く感情に真正面から向き合った結婚式。温かく、少し切ないお話。(30代女性)
タイトルから結婚をテーマにした、お話かと思いました。しかし、読んでいくととても深く感動しました。いい思い出だけでなく、人にはいろいろな生き方があるのだと改めて感じることができました。笑顔の裏に隠された思いにも気づいてあげれるようになりたいと思いました。(20代女性)
7位タイ.あさのあつこ「弥勒の月」(2票)
あさのあつこ「弥勒の月」がおすすめの理由
遠野屋若おかみ、おりんの飛び込み。同心の木暮信次郎に妻の死を調べ直してほしいと申し立てる遠野屋主人。おりんの一件は果たして自殺か殺しか。木暮の、若いが切れ者で眼光洞察鋭くただの同心じゃないと匂わせるあたり、伊佐治親分の人間味もまた良い。事件は意外な結末を迎えたが、今後のこのコンビが気になる。(30代女性)
ある朝、江戸のとある川で女の水死体が上がった。 検分に来た同心·木暮信次郎は小間物問屋の主人であり、水死体の女の旦那であった清之介の眼差しに違和感を覚えた… 事件を紐解いた先に見えたものは… 「おりんは、私の弥勒でした」 この話は、小間物問屋の主人の過去、そして現在が交差していく物語です。(10代女性)
5位タイ.あさのあつこ「ラスト・イニング」(4票)
あさのあつこ「ラスト・イニング」がおすすめの理由
バッテリーが大好きで、番外編のこちらも手にとりました。気になっていた試合の結末も分かり、巧と豪たちのその後も分かり最高でした。ラスト3ページが特に良かった。思わず、これからの二人をもっと見ていたいと思わずにはいられません。(30代女性)
美容師や漫画家など、夢を諦めても好きでいることはできる。社会人になってから読み直し、改めて幸せとは何かを教えてもらった。そして、読後には、瑞垣の選択は正しかったと思えるようになった。バッテリーの続編のようだった。先に読んで良いだろう。(30代女性)
あさのあつこ先生の「バッテリー」の主人公たちのライバル校の瑞垣という少年が主人公になるお話です。瑞垣は野球の才能がずば抜けている幼馴染とずっと一緒に野球をしてきたせいで、本当はずっとこいつには敵わないのだと思い続けていてもう嫌になってきたと幼馴染に告白します。高校に進学してももう野球はやらないつもりなのだとも話し、今までの鬱憤を幼馴染にぶつけます。 いつも近くに才能があふれている眩しい存在がいて、いくら努力してもその陰に隠れてしまう、そんなことを感じたことがある人にはとても共感できるお話だと思います。(30代女性)
あさのあつこさんの代表作「バッテリー」のその後を描いた作品。子供から大人へすこしづつ成長していく時期。人生を左右するような出来事に直面していまう少年。少年たちがそれぞれの道を模索しながら一生懸命生きていく。そのひたむきさをもち続けたいを思える作品でした。(20代女性)
5位タイ.あさのあつこ「ランナー」(4票)
あさのあつこ「ランナー」がおすすめの理由
読んでいると体温が上がる作品だと思います。火照るというよりは苦しくてもがいているような、そんな熱くなり方です。負けたとき、上手くいかないとき自分ならどうするだろうか、そんなことを考えさせられるストーリーでした。(30代女性)
陸上で長距離を走る高校生のお話です。母子家庭の問題、高校生の心理などの描写が、本当に体験した人の言葉のように書かれていてあさのあつこさんのすごさを感じました。中学生、高校生の男女にも、陸上をする人もしない人にも楽しめると思います。(40代女性)
これは単なる青春小説やスポーツ小説ではなく、主人公を取り巻く家族や友人などを描く人間物語が描かれています。期待されていた長距離ランナーであった主人公が、家庭環境の影響により、退部せざるを得ない状況に追い込まれました。そこから、どうランナーに復帰するのかという単純な話ではなく、家族とどう向き合って支えていくのか、ランナーとしてもゴールを目指していくのかが描かれています。主人公の優しさや強さをとても感じられる物語です。(20代女性)
人間の多面的な部分がとてもよく描いている作品だと思います。なんでもかんでもひとりで背負い込みすぎていて、なぜ救いの手を差し伸べてくれる人がいるのに握らないのか。碧季の本心も、隠している部分もきっと一部分にしか過ぎないのだなと感じました。(20代女性)
4位.あさのあつこ「The MANZAI」(5票)
あさのあつこ「The MANZAI」がおすすめの理由
友人同士でコンビを組んで、漫才師を目指すストーリーです。友情や2人の絆に感動するところもあれば、いざこざが発生してそれをどう乗り越えるか感情移入してしまう部分もあります。一気にラストまで読めてしまう作品です。(30代女性)
なんとも笑いの裏にある少年たちの心の切なさがたまらない一冊でした。腹から笑って、転がって、そしてこれなら明日も頑張れそうと思えるような。10代の若さと良い意味での軽さがとても絶妙で夢中で読み終えてしまいました。(30代女性)
小中学生をはじめ、幅広い世代に読みやすいからです。また、主人公やその仲間たちの関係性や心の中の葛藤、楽しむ会話のテンポが良くて、とても読みやすいと思います。物語も難しくないので、スラスラと読め、かと言ってストーリ性もないわけではなく、面白く展開が進んで行くため、どんどんページもめくってしまいます。気軽に読みやすく、またそれぞれ人物像がしっかりしているため、イメージもしやすいです。こういうクラスメイトいそうだな、と楽しみながら読む事ができます。また、面白いだけでなく、中学生というこの繊細な世代の心の内もしっかりと描かれており、共感できる部分もあります。物語がテンポ良く進んで行き、登場人物たちのキャラクター性もしっかりとあるので、とても読みやすく面白い作品だと思います。(20代女性)
私がthe manzaiをオススメする理由は単純にすごく面白い作品だからです。 あさのあつこさんの代表作としてバッテリーがありますがバッテリーとは違うドタバタな学園ものでテンポよく読める作品だと思います。 私が初めてthe manzaiを読んだのは中学生の頃ですが最近読み直して中学生の頃感じなかったかた懐かしさや羨ましさが出る作品だと思います(20代女性)
この一冊は読み出したら止まらない一冊です。対象的な少年二人が漫才コンビを組むお話です。また、友情だけではなく、青春時代にありがちな恋模様も描かれておりその葛藤がユーモラスにまたリアルに得画がれている一冊です。(20代女性)
3位.あさのあつこ「ガールズ・ブルー」(7票)
あさのあつこ「ガールズ・ブルー」がおすすめの理由
物語の主人公である、理穂、美咲、如月は『地域のダストボックス』と呼ばれる落ちこぼれ高校に通う女子高生です。思春期ならではの葛藤や劣等、悩み。今、リアルに10代を過ごしている子にこそ、おすすめしたい作品です。(30代女性)
他人の期待に応えることで必死にになって自分の人生を放棄してはいけない。他人の描く理想の自分を自分に嘘をついてまで演じるのではなく、自分自身の人生を主役として生きるということ。高校生の立場を通じてみずみずしい感覚として描写しているけれど、人生をどう生きるかの大切な話。(30代女性)
落ちこぼれと言われている高校に通う女子高生の話。特にこれといって挙げる事件などはない。しかし、ほとんどの人が何もない高校生活を送っていると思う。というわけで、これはこれで良い作品だと思う。女子高生ならではの、進路や就職の悩みが描かれている。(30代女性)
小学校高学年くらいから読める易しい本なのですが、成人してから読み返しても面白いと思えました。 高校生3人を中心に、その家族や学校での出来事、世間との関わり方が描かれます。大人びているようでまだ未熟な彼らは様々なことに揺れながら、けれども決して折れることはありません。青春はきれいなことばかりではなくて、不条理も多いけれど、それでもまぶしい。不器用で繊細な高校生の心情がリアルに描かれた青春小説です。(20代女性)
学生生活のみずみずしい日常を思い出させてくれる一冊です。友達との会話、学生生活の中に自分も入り込んでいけるような気がします。私が読んだときは中学生でしたが、大人になってから読んでみるとより一層面白く感じると思います。(20代女性)
この本は地方都市の高校に通学にする高校生たちの物語です。誕生日前に失恋をしてしまった理穂、病弱で入退院を繰り返す美咲、野球の才能を持つ兄と常に比較対象される如月の3人を中心に話は進みます。読み進めるうちに、誰もが何かしらの悩みを抱えており、狭い世界の中でも誰かに支えてもらったり、反対に支えたりしながら、前進しているのだなと考えさせられます。登場人物は3名とも個性が強く、捻くれた会話のやりとりの中から、現代っ子で多感な10代特有の「世間一般への抵抗」を垣間見ることができます。ぜひ、読んでみてください。(20代女性)
女子高校生が主人公で、この女子高校生が進路や恋に悩む姿が丁寧に描かれている作品です。高校生ならではの悩みや戸惑い、複雑な感情が表現されていて、中学生や高校生は身近なこととして、大学生や大人も読んで自分の青春時代を思い出せるような、そんな素敵な作品です。(20代女性)
2位.あさのあつこ「No.6」(11票)
あさのあつこ「No.6」がおすすめの理由
友情や絆、信頼に性別は関係ないのだなと感じる事が出来ます。 ファンタジーな作品ですが、主人公たちが悩んだり葛藤するシーンが繊細に描かれていてそれを取り巻く周りの人物たちの描写もとても丁寧です。読んでいて先が気になるストーリーです。(30代女性)
裏表紙の文言に惹かれて購入しました。あさのあつこさんは当時「バッテリー」の著者として人気があったので、明るい内容かと思いきや、世の中の疑問や若者ならではの葛藤を衝撃的な描写で表現していました。読んでいてとても引き込まれる作品です。(20代女性)
主人公二人を中心にした周りの大人たちの陰謀と、キャラクターの心の流れがとても面白いです。主人公二人のやり取りは、友情を超えた不思議なものもあり、思春期ならではの表現しきれないあいまいな感情を綺麗に切り出していると思います。(20代女性)
全く真逆の人生を送っていた主人公の紫苑とネズミの2人が出会い、様々な経験を通して葛藤し成長していく姿から目が離せなくなります。No.6という街の真相も気になって一気に物語に引き込まれます。巻数は多いですが、テンポよく物語が進んでいくのであまり読書が得意でない方でも飽きることなく読めるのでおすすめです。(20代女性)
NO.6は、近未来SF小説です。今はいくらでも似たような小説がありますが、当時からすれば独特な世界観は、オリジナリティを感じられ、自然と物語の中に惹きこまれていきます。時には主人公の紫苑に、時には相棒のネズミに感情移入しながら進んでいくスト―リーは、最後まで、どきどきわくわく胸の高鳴りが収まりません。一巻読んでしまえば、続きが気になって仕方ない、そんな小説です。(20代女性)
アニメ化もされたあさのあつこによる近代SF、ディストピア小説。あさのあつこの著作の多くに同じ歳ぐらいの男の子ふたりが登場するが、この作品も紫苑とネズミという二人の男の子が登場する。普通に生きていれば出会うはずのない二人がある嵐の日を境に出会い、互いの人生が一遍する。過酷な環境の中で生き抜く彼らの雄姿と、ふたりとも恋愛感情はないし同性同士なのに読者がどきどきしてしまうようなふたりの動向が惹きつける。(20代女性)
優秀だった紫苑がネズミと出会いNo.6という作られた理想世界から排除されるというところから面白くなっていきました。優秀だった紫苑がNo.6という理想の世界から排除されるが、排除された先の世界でネズミとともに生活を行い残酷だが人の温かみがありました。物語の展開も早く、とても読みやすい本です。ところどころの名言も面白く心にしみます。(40代女性)
人間に寄生し、成長過程で養分を吸い尽くし、人を殺しながらうなじの皮を破って成虫のハチが出てくる。 近未来的な都市を築き上げた賢く偉い人々を食い殺していくのは何故なのか。元NO6の住人だったシオンと、その都市の外のゴミ溜めのような場所出身のネズミとの価値観の違いからくる掛け合いもおすすめ。(20代女性)
立場や境遇の異なる2人の少年が、価値観や目的の違いに衝突しながらも互いに惹かれていく心情の変化がとても丁寧に描かれていて引き込まれます。 読み進めるうちに話の世界観にどんどんはまっていき、まるで漫画を読んでいるような疾走感や臨場感があります。(20代女性)
あさのあさこさんの本の中では珍しいと思いますが、SFファンタジー小説になります。生まれた時から境遇が反発的な少年二人が出会い、冒険、成長をしていく話ですが、人間関係の奥深さ、人と人のぶつかり、価値観の違いなどの人間描写が濃く描かれている作品の一つです。子供向けの本として出版されているので非常に読みやすいものではありますが、とても考えさせられる内容でもあります。また、アニメ化/漫画化もされており、小説が苦手な人でも触れることが出来る作品となっているのも魅力の一つです。(20代女性)
いわゆるディストピアもので、管理された世界のエリートから一転はじき出されてしまった少年が外の世界からやってきた少年に出会うところから始まります。一人称の心理描写がうまく、一気に話に引き込まれます。目まぐるしく変わる展開と、正反対の境遇の少年ふたりがお互いに影響されあって変わっていくところが大好きです。(20代女性)
1位.あさのあつこ「バッテリー」(42票)
あさのあつこ「バッテリー」がおすすめの理由
まず、児童文学なのでとても読みやすいです。話が難解になるシーンもなく、さらりと読めるのでスキマ時間のお供としてとってもオススメです。 そして、登場人物も多くないので記憶にも残りやすいですし、登場人物が少ないからこそできる、いろいろなキャラクターの心情が描かれていることも魅力的です。(20代女性)
ひたむきで一途に野球に向き合う少年。小学生離れした速球を投げる彼はピッチャーとしての才能に溢れる一方で、周りに馴染むことを知らない。自分しか信じられない少年は、最後まで人に合わせることに不器用で、それでも何かが少しずつ変わっていき、そんな泥臭い清々しさが非常に面白かった。(30代女性)
中学生の野球部の少年の物語です。ピッチャーとキャッチャーでバッテリーを組んでいる2人を中心に物語が進んでいきます。若い青春のさわやかさと、家族や仲間への葛藤など丁寧に描かれていて一気に読めてしまう作品です。(30代女性)
投手としての才能に恵まれているが他人との関わり合いが苦手な主人公が様々な経験を糧に成長していく様子が書かれている。野球選手としてだけではなく一人の人間として大きくなっていく主人公の軌跡を感じることができる小説である。(20代男性)
少年たちの野球の話ですが、大人が読んでも読みごたえがあり、夢中になって読み進めました。ストーリーの勢いに気持ちが昂ります。巧と豪のバッテリーだけでなく、チームメイトの少年たち、親やコーチなどのまわりの大人たちも魅力的です。(40代女性)
読書をあまりしない人でも非常に読みやすい小説です。それぞれの登場人物の心情を分かりやすく表現しており、本の中の世界に引き込まれます。ストーリーにもたつきがなく勢いがあるので、どんどん次の巻の話が気になり、一気に読めました。特に少年野球の話が好きな方におすすめです。(30代女性)
映画化や、アニメ化もされているあさのあつこさんの代表作です。天才肌で人を寄せ付けない少年・巧と、彼の投げる球にほれ込みんだ少年・豪との間に生まれていく友情がとても心に響きます。それぞれに悩みながら成長していく物語は、児童文学ではありますが、大人でも十分読ませる内容となっています。(30代女性)
中学野球を舞台としたお話で、主人公の原田巧は野球の才能に恵まれておりやや傲慢な所があります。小学校を卒業後に祖父のいる岡山に引っ越す所から始まります。中学に入学そして野球部に入り出会ったチームメイトや監督、ライバル等様々な人物との交友や衝突がありその際主人公だけでなく登場人物の心理描写を細かく書いてる所がとても印象的でした。 中学生特有の葛藤や野球に対する描写がとてもよく書かれており野球に興味がなくても読んでみて欲しい作品です。(20代男性)
中学生の思春期の男の子が野球というスポーツを通して、心の葛藤、友情、成長を経験していく過程をじっくり読み取れる小説だからです。 私は母親の目線で読みましたが、中学生の息子が学校での朝読書の時間に読む本として、ぴったりでした。(40代女性)
野球少年の巧は、家族との仲が上手くいっていない。そして、「おれの球だけ見ろよ」とさせてくれる友人。男同士の友情ってカッコイイ!羨ましくなるのと同時に、少しクサイかなとも思いました。読後感は良かったです。(30代女性)
夫婦とも野球に縁がありませんでしたが、息子が小学校4年から高校3年まで野球をやりました。たしか「バッテリー」は息子が小学校高学で話題になった本で、1冊読んでみて夢中になり、次々に買っていきました。 児童文学を超えた、といったキャッチコピーでしたが、たしかにそうだと思いました。(50代女性)
この本は、児童文学作品で主人公達が中学生なのでなので文章がとても分かり易いです。複雑すぎずストーリーがすんなりと入ってくるので読書の習慣がない方も夢中になって読める作品です。読み進めるうちに舞台となっている街の空気感がありありと伝わってくる感じが好きです。是非、手にとってみてください。(30代女性)
スポーツアニメ、漫画、小説が好きで手に取りました。バッテリーは野球小説からアニメ、実写化、漫画と多くの作品になりました。そのどれもを拝見して野球漫画のイメージは熱血、青春というイメージでした。バッテリーには熱血や青春ストーリー+登場人物のやりとりや心情面におっても心惹かれました。(20代女性)
主人公達の青春を学生ならではの苦難と友情を繊細な言葉で語られています。大人気作品なので映像化もされていますし漫画もあるので、小説だけでなく様々な視点で楽しむことができます。読みごたえもあり、最後まで飽きずに読むことができます。(20代女性)
映画にもなった有名作品でありますが小説で読むとより、登場人物たちに心情の動きがリアルに伝わってきます。少年期にもつそのときの年にしかない輝きが瑞々しく、女の私にとってはうらやましくもあります。読みやすい文章なので、普段本をあんまり読まず読むことが苦手な人にも読みやすいと思います。(30代女性)
野球部という設定で描かれた男同士の友情や青春をリアルに描いていて面白いです。また、思春期真っ盛りの2人の精神面の成長が丁寧に描かれている作品です。読んでいて、臨場感があってハラハラしますし、感動的なシーンもあり引き込まれます。(20代女性)
バッテリーを読み終えた後に感じたのは、もうあのころには戻れないという自分の成長と小説に出てくる主人公を見比べてしまいました。この小説は性格が全く違うし2人の少年たちが多感な青春時代に野球を通じて、友情関係を築き上げていくストーリーに何度も感がさせられました。(20代女性)
野球に打ち込む主人公を中心にした物語、と言ってしまうとスポ根小説のように聞こえますが、この作品は野球を通し、人間関係や感情の起伏などを丁寧に描いています。タイトルにもなっている「バッテリー」。投手と捕手という夫婦のような役回りが、頑なな性格な主人公・巧の心を揺さぶります。投手である巧はその持て余すほどの才能を受け止めてくれる捕手をずっと求めていました。きっかけは、巧のボールを「捕まえた」、豪との出会いでした。チームメイトとの諍いや支えあいが、巧の人や野球との向き合い方を変えていきます。些細な心境の変化の描写や、田舎の自然の厳しさと暖かさもふんだんに描かれています。とても大好きな作品です。(20代女性)
野球が好きだったので読んでみたのですが、野球というスポーツを通じて、人間関係などの様々な日々を取り巻く日常も変化していくところが面白いなと感じたことと、そんなに難しくなく、さらさら読むことができたからです。(20代女性)
あさのあつこ先生の作品の中でも、映画化されるくらい有名になった作品です。 私が小学生か中学生の頃に執筆されていた作品で、背景が想像しやすい表現の仕方や、さくさくと読み進められてしまえるくらい読みやすい構成の本であると言えるからです。 野球のバッテリー(ピッチャーとキャッチャー)である2人の男の子の友情などを描いた作品なのですが、考えさせられるものや得るものも多かった印象があります。 野球が好きな方も、少し興味がある程度の方も楽しく読める作品であると思いますので、とてもおススメです。(30代女性)
少年たちの成長や葛藤をうまく描いている。 大人から見たらまだまだ子供かもしれないけれど、彼らにも歴とした社会があり、ひとりの人間として悩み、考え、戦っていることがよくわかる作品。 野球に詳しくなくても読めるのも良い。(20代女性)
小学校の図書室で出会い夢中で読んでいた思い出がある。何よりも言葉のキャッチボールよりも文章中で感情のキャッチボールが織り成されているように感じ小学生ながらにとても心を動かされた作品であった。特にマウンドのシーンはとてもよく書かれていた。(10代女性)
この本は私が小学生のときに出会った本です。野球のルール等も皆無でしたがそのようなことは全く関係なく、とても読みやすい本でした。 シリーズが何作かでています。 章ごとに、人物の視点が変わっていきます。ピッチャーの子の視点、心情、次の章ではキャッチャーの視点、感情…というように。没頭して読み進めてしまします。(20代女性)
天才的でプライドの高い主人公を中心に、少年たちの揺れ動く心の表現を繊細に描き出していると感じました。ただの友情やスポーツものではないと思います。主人公の家族の描写もリアルでとても良いです。青波くんとってもかわいい。(20代女性)
飛びぬけた才能と傲慢なまでの自信を持つピッチャー原田巧と、バッテリーを組むキャッチャー永倉豪の物語。 少年達の真剣な対峙と美しい背景描写が魅力です。短いセンテンスのキレがいいところは最高なんです。感情描写の主体が場面ごとに変わるところも好きです。(40代男性)
高校生だった頃に、読書好きの友人が貸してくれて読みました。最初、バッテリーというから車とかの?と思いきや部活の話だったので、当時私もバスケ部に所属しており、同じ年代の学生の気持ちの機微が(むしろ私自身よりも)描写されており引き込まれました。(30代女性)
いわずと知れたあさのあつこの名作。映画化されたこともあり知名度も高いと思う今作は、ぜひ映画とアニメだけじゃなく小説も読んでほしい。やはり原作の青春という少年たちの青くささ、葛藤は画面上よりも紙面で自分で思い描くからこそ胸が熱くなりのめりこめるのだと思う。野球を通して彼らは通じ合い、ぶつかり合いながらも形になって友情という固い絆で結ばれていく。まさに自分が憧れた青春そのものだと読みながら大人は在りし日の子供時代を反芻し子供たちは自分と重ね合わせて疑似的な青春を体験するのだ。野球を知らない人たちにもおすすめできる。(20代女性)
中学生の野球部が舞台の小説なのですが、彼らの葛藤や取り巻く環境との微妙なすれ違いや交流など、みずみずしい悩みや感情が手に取るように伝わってくるところがおすすめです。文章も読みやすく、子どもにもおすすめできます。(20代女性)
あさのあつこさんの小説は野球がメインとなってる小説が多いんです(例晩夏のプレイボールなど) その中でもオススメなのが、このバッテリーとう2人の青年の物語、1人は人との衝突が多くプライド高いピッチャーの青年、もう一人は純粋で皆からも人気のキャチャーの青年そんな二人がぶつかながら、新たな疾風を巻き起こすという野球&青春小説です。(30代女性)
あさのあつこさんの本で初めて読んだ作品です。主人公の野球に対する純粋な熱意と、周囲の人たちとの交流を通して成長していく姿が読んだ後に清々しい気持ちにさせてくれます。また、この作品は映画にもなっているのでそちらも合わせて見るとより作品の世界を楽しめると思います。(20代女性)
映画化もされた有名作品で多くの人が知っている青春小説だと思う。 私自身、本物の野球は殆ど見ないのだがこの小説はあっというまに読み上げてしまった。 男の子の心の描写が上手くて、野球自体に興味がなくても楽しめる作品だと思う。(20代女性)
私がこの本も出合ったのは高校生の時でした。 もともと親の影響で野球が好きだったので手にしました。 タイトルのように投手をしている主人公の巧がキャッチャーをしている豪と出会い、お互いに選手としても人間性としても成長していく物語です。 また、学生の時だから感じる気持ちや男の子らしい青春が描かれており、大人の方は懐かしさを感じ、学生の方は共感できる部分があるかと思います。 そしてきっと、この本で人との出会いの大切さを大いに学ぶことができると私は思うのでおススメしたいです。(20代女性)
読む人は作中の誰かに自分を重ねてしまうのではないかと思うくらい、登場人物一人一人の心情が細かく表現されています。主人公とその相棒は勿論のことですが、自分的にはライバル校の副キャプテンの人間臭さが魅力的に感じています。(20代女性)
子供が中学の時、野球部だったのでこの映画を見に行きました。この映画を観てチームワーク・友情の大切さを受けました。また、入院・引っ越しなどを経験されていましたが、あらためて家族が一丸となればなんでも出来る事なんだなあと思いました。映画の後に単行本を購入して、映画の場面を思い出しながら読み返しました。(50代男性)
爽やかな青春ドラマで自分もとても温かい気持ちになれるからです。私はこの本は主人公のように部活動を頑張った経験はありませんが、この本を読んで、部活動に打ち込む熱い青春を過ごしたような気持ちになれました。(20代女性)
ドラマ化やアニメ化など話題になった本だったので読んでみました。 思春期の少年たちが悩んだり、葛藤したりしながら成長していく姿がとても印象的でした。 繊細で丁寧な描写と個性豊かな登場人物が非常に魅力的だと思います。(20代女性)
主人公の天才野球少年の成長を描く物語で、主人公の巧は自分の実力に絶対的な自信を持っている少年で、チームメイトの豪と出会うことで仲間の大切さを学びます。子供向けの小説かと思いきや、大人でも気づかされることが多くとてもいい小説だと思います。(20代男性)
天才投手である主人公の原田巧は、周りに流されず我が道を行きます。そういったところが痛快で、お勧めです。さらに周りが原田に影響され、それに伴って変わっていく人間模様が面白いです。多くの人間の心情が丁寧に描かれていて、秀逸な群像劇になっています。(20代男性)
面白い。とにかく面白い。少しツンとした天才肌の野球少年と、それを支える暖かく元気で、それでいて本当は周りの空気などもうまく察してくれるような女房役の少年。彼ら2人のぶつかり合いながらも成長していく姿がとても眩しく、かっこよくかんじました。とても爽やかで、こんな彼らのいる学生時代を過ごしたかったと思ってしまいます。(20代女性)
初めてこの本を読んだのは、中学生のときでした。当時中学生だった私にも、そんなに活字が苦ではなく比較的すらすらと読めた作品でした。 野球さえできればいいという考えだった巧が、転校し豪たちに出会って考え方が変化していくところが見所だと思いました。 大人になった今読み返してみると主人公たちの幼さが目立ち、中学生だったころの私からは想像もできなかったようなことが想像できるようになりました。(20代女性)
高校生の理想的な部活動生活を鮮やかに描いている。主人公と仲間とのチームワークには熱いものを感じる。ときには悔しい結果になっても、主人公のへこたれなさ、良い意味での諦めの悪さが光る。もし自分が野球部員だったら、こんな生活が送れれば、青春を謳歌したと言えるだろう。(20代男性)
私は野球が好きなわけではないですが、ぜひ読んでみてもらいたい一冊です。天才的な能力を持つ巧は自尊心が強く、親や監督など周囲の言うことも聞かなかった。そんな巧が新年をもってさまざまな壁と向き合って葛藤し成長していく物語です。大人になった方にもお勧めで、青春時代のもやもやした思いを思い出せる一冊になっています。(20代女性)
1票入ったあさのあつこ作品のおすすめも紹介
あさのあつこ「おいち不思議がたり 桜舞う」
あさのあつこ「おいち不思議がたり 桜舞う」がおすすめの理由
江戸深川で医者である父、松庵の手伝いをする一人娘のおいち。貧乏で毎日大変だけれど、立派な医師として人のお役に立ちたいと日々奮闘しています。そんなおいちは、他の人には見えないものが見えてしまいます。この世の者ではない存在、それが大切な親友だったとしたら。病人や怪我人が運ばれてくることで、おいちは毎日生死に向き合っています。さらに人とは違う能力を受け入れている姿にほれぼれとしました。医師として向き合おうとするひたむきな様子に好感をもちます。(30代女性)
あさのあつこ「さいとう市立さいとう高校野球部」
あさのあつこ「さいとう市立さいとう高校野球部」がおすすめの理由
あさのあつこさんと言ったら、「バッテリー」の印象が強かったが、この作品は、前作と違い軽くスッと頭に入りやすい内容でした。 ストーリーも主人公の挫折からの回復であり、 順を追って読めました。また、監督が美術部の顧問で、現実ではありえないところが、より作品の面白さにつながっていると思いました。 野球のルールを知らなくても、純粋にストーリーだけで楽しめる作品です。(10代女性)
あさのあつこ「ナンバーシックス」
あさのあつこ「ナンバーシックス」がおすすめの理由
近未来の日本を舞台にした、ファンタジーまじりのお話しなんですが、いいところのお坊っちゃんとして生活している主人公の弱いようで強いところ、最下層の人間として生きる人と出会い、生き方、命についてもがきながらも自分の答えを見つけていく物語にどんどん引き込まれて行きます。あさのあつこ先生らしく、どの登場人物も魅力的で、脇役が一人もいない感じが好きです。(20代女性)
あさのあつこ「ねこの根子さん」
あさのあつこ「ねこの根子さん」がおすすめの理由
「麻湖なんて、生まれてこなければ良かったのに」圭介くんに妹ができた時、ねこの根子はそばでそっと慰めます。動物と圭介くん家族の心温まる物語です。平等に育てたいと思っていても、それは無理です。でも、すこしでも平等に育てられたらと思います。(30代女性)
あさのあつこ「ラブレター」
あさのあつこ「ラブレター」がおすすめの理由
思っていたよりも、ヘビーな話が多かったのですが楽しく読める作品でした。題材的には静かな作品かと思いましたが、警察沙汰になったりとハラハラドキドキでした。一つ一つの作品が完結しているので、とても読みやすいです。(20代女性)
あさのあつこ「暗き夢に閉ざされた街(光と闇の旅人1)」
あさのあつこ「暗き夢に閉ざされた街(光と闇の旅人1)」がおすすめの理由
主人公の魔布結祈(まふゆき)は地方の旧家の娘で、中学1年生。この家は女系で、代々闇の世界とかかわる能力を持つ娘が生まれます結祈はその能力を使って、闇から侵入してくる魔物と戦うことになる、という話です。 児童向けのホラーファンタジーです。ひ弱な少女でしかない結祈が、自分の能力のゆえに魔物と戦かわねばならない、というところが平凡な読者の共感を呼びそうです。 二卵性双生児の弟くんがイケメンで能力が高いというのも楽しいです。 中学生くらいの少年少女が夏休みに読むのによいかな、と思います。(60代男性)
あさのあつこ「闇医者おゑん秘録帖」
あさのあつこ「闇医者おゑん秘録帖」がおすすめの理由
青春をテーマとした作品が多い作者には珍しく、子堕ろしという大人の事情を赤裸々にしっとり描いた時代小説。謎解き要素満載でミステリーとしても非常に楽しめる。人の心の暗闇に入り込み暴き共感するおゑんの姿に菩薩を見る心地がした。(40代女性)
あさのあつこ「光と闇の旅人」
あさのあつこ「光と闇の旅人」がおすすめの理由
あさのあつこさんの小説は小学生のときから読んでいたのですが、バッテリーやthe manzaiなど青春ものばかり読んでいたので全く違う印象に驚き、引き込まれたのを覚えています。小説なのに映像を見ているようで、迫力があり大人でも楽しめるファンタジーだと思います。(20代女性)
あさのあつこ「告白」
あさのあつこ「告白」がおすすめの理由
鬱々とした文章の中で物語が展開し、生々しくもよくある「人間の闇」を正確に表現されており、一番最後の展開は読んでから三年以上経っても覚えています。鳥肌がたってからしばらくおさまりませんでした。あの衝撃を色々な人に味わって頂きたいと思っています。(10代女性)
あさのあつこ「殺人鬼の献立表 Team・HK」
あさのあつこ「殺人鬼の献立表 Team・HK」がおすすめの理由
Team・HKシリーズの2作目です。今回も主人公の美菜子が小説家の那須河先生に振り回されていました。ドタバタしながらも、ハウスキーパーチーフの日向の過去が語られたりと、ハートフルな内容でした。ほのぼのと読めるミステリーでした。(40代女性)
あさのあつこ「燦 4 炎の刃」
あさのあつこ「燦 4 炎の刃」がおすすめの理由
全8巻になる「燦(さん)」を通して読むのが最善ですが、1冊だけという指定ですので、第4巻を選びました。 江戸時代、地方の藩の跡継ぎの息子と、その幼馴染の家老の息子、および燦という少年の3人を主役にすえた、伝奇時代小説というかファンタジーというか、そんな雰囲気の小説です。 第4巻では、静門院という非常になまめかしい妖女が登場します。ぞくぞくするような悪役です。(実は第5巻以降はそうでもなくなってしまうのですが)この第4巻で美しい毒の花を充分に楽しんでください。(60代男性)
あさのあつこ「神々の午睡」
あさのあつこ「神々の午睡」がおすすめの理由
この作品は、有史以前に、神、人間、その間の存在が共存していた頃のお話です。ギリシャ神話などをベースとしている話で、神々の人間的な所や、人の愚かなところなどが、サラッとした表現で書かれています。序章の必要性が最後になって初めて分かるところも、読者を飽きさせない工夫がなされていて面白いと思いました。文庫本の表紙がとてもキレイなところもオススメポイントです。(10代女性)
あさのあつこ「地に巣くう」
あさのあつこ「地に巣くう」がおすすめの理由
全てを見通す明晰さと、決して情に揺らがない酷薄さを持つ同心・木暮信次郎。そして、一流の暗殺者だった過去を抱えた、小間物問屋の主・遠野屋清之介。お互いを嫌い抜きながら、なぜか離れられない腐れ縁。その関係が深まっていく模様が楽しい。(30代女性)
あさのあつこ「晩夏のプレイボール」
あさのあつこ「晩夏のプレイボール」がおすすめの理由
野球というものがどをんなに広いか、深いか、惨いものか、知らなかった。けれど、野球がどんなに面白いか、愛すべきもの、忘れられないもの、夢見てやまないものかと言うことを教えてくれる。忙しい人、悩みがある人に読んでほしいです。(30代女性)
あさのあつこ「夜叉桜」
あさのあつこ「夜叉桜」がおすすめの理由
癖がありすぎる同心が主人公なので、読み心地が良いとは言いづらいですが、なんだかその癖の強さが面白い。逆にそれが独特の魅力になっています。読み応えのある内容で、未来へ進もうという気持ちを応援したいなと思えました。(30代女性)
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