マーティン・スコセッシ監督おすすめの映画ランキング

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マーティン・スコセッシ監督おすすめの映画ランキング

自分の好きな、ロバート・デ・ニーロやジョー・ペシと組むことが多く、いろんな作品で、狂気じみた表現を描いている所が好きです。斬新なカメラワークや作中の音楽の選曲のセンスも良いです。ドキュメンタリータッチで展開される作品も、取っ付きやすくて 観やすいです。

 

 

第5位.マーティン・スコセッシ「ミーン ストリート」

マーティン・スコセッシ「ミーン ストリート」がおすすめの理由

舞台はニューヨークの下町、リトル・イタリー地区。ハーヴェイ・カイテル演じるチンピラのチャーリーは、自分の回りの環境や生き方に疑問を持ちつつも、いつか自分が救われる事を願っていた。親友のジョニー・ボーイは、自堕落な生活を送り借金にまみれ、女やギャンブルに金を注ぎ込むだらしない性格で、チャーリーだけはそんな彼を庇い続けるが、徐々に追い詰められていくというストーリーで、マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロのコンビ第1作目として知られる本作品は、リトル・イタリー地区出身のスコセッシ監督の自伝的映画でもあります。若き日のデニーロの出演作品で、この頃からすでに、キレた演技力は健在で、徐々に破滅に向かって行く若者を高い演技力で表現しており、めちゃくちゃカッコいいです。作品自体もどこかダークで、青春映画的な部分もあり、ギャング映画的な部分もあり、宗教的な部分もあって、いろんな要素が詰め込まれています。他のスコセッシ作品でも見られるドキュメンタリータッチの作風もこの頃から既に確立されてます。「Be My Baby」等、音楽のセンスも抜群で、監督や役者達のセンスが光る作品です。

 

 

第4位.マーティン・スコセッシ「レイジングブル」

マーティン・スコセッシ「レイジングブル」がおすすめの理由

この作品は、実在したミドル級のプロボクサー、ジェイク・ラモッタの自伝を元に製作された作品で、人生の絶頂期の光の部分と、その後転落していく闇の部分が描かれており、主演を勤めるロバート・デ・ニーロの、演技力と役作りが、凄まじい作品です。ミドル級チャンピオンの肉体と、引退したその後の肉体を表現するために、体重を27㎏増量して撮影に臨んだという徹底した役作りは圧巻です。嫉妬深く、狂気じみたラモッタを演じたデ・ニーロの演技力も素晴らしく、怖い位、役になりきってます。ラモッタの弟役で出演しているジョー・ペシも、スコセッシ作品によく出ていますが、この作品でもいい味を出しています。ほとんどモノクロの作品で、そのせいか、ボクシングの試合のシーンはカラーでは出せない様な迫力で、カッコいいです。この作品にも、タクシードライバーでもあった、一人の人間の孤独感が表現されており、デ・ニーロの演技力がそれを如実に表現しています。

 

 

第3位.マーティン・スコセッシ「カジノ」

マーティン・スコセッシ「カジノ」がおすすめの理由

まだマフィアの支配下にあった、1970年代から1980年代にかけての、アメリカ ラスベガスの栄光と、その後を描いた作品で、この作品も「グッドフェローズ」等の様なドキュメンタリータッチの作風です。作品のほとんどが、実際にあった出来事で、至るところで、マフィアが絡んできたり、暴力的な事件があったりして、映画としても、ギャング映画を撮らせれば右に出るもの無しと言われる、マーティン・スコセッシ節が如実に表現されています。この作品にも、デ・ニーロやジョー・ペシといった、スコセッシ作品の常連の役者が出演しており、特に本作品ではキレたマフィア役のジョー・ペシが良い存在感を出しています。ドキュメンタリータッチで展開される本作品でも、時にユーモア満載であったり、カジノの歴史に時系列で追っていくので、なるほどと感じさせられたり、ナレーション付きで展開されるので、「グッドフェローズ」等のスコセッシ作品に馴染みのある方にオススメです。ブッ飛んでいる部分も多々あるので、笑ってしまう部分もある映画です。

 

 

第2位.マーティン・スコセッシ「グッドフェローズ」

マーティン・スコセッシ「グッドフェローズ」がおすすめの理由

この作品は、1990年に公開されたギャング映画で、実在したギャング達を基に制作されました。1955年から1980年にかけて、ニューヨークのギャング界を駆け抜けて行った、ヘンリー・ヒルという実在したギャングを中心に、時系列順にギャング社会での出来事を、ヘンリー役のレイ・リオッタのナレーション付きで追っていくという展開で、映画が始まってすぐに、その暴力的かつ残忍ではあるけど、華やかさも感じられる世界観に引き込まれてしまい、最後まで夢中になって観てしまう作品です。ギャングの世界に憧れていた主人公のヘンリーは、11歳の頃からギャングの世界の使い走りとして働き始めます。そこから次第に、凶悪な犯罪に手を染めていき、やがて落ちぶれていくというストーリーで、ヘンリーとその仲間達のブッ飛び具合は、観てて痛快で笑えます。作中にあった事件も実際にあった事件で、登場人物も、多少は美化されている部分もあると思いますが、自分達のやりたい放題に生きている様は、ある意味少し憧れてしまいます。脇を固めるロバート・デ・ニーロや、ジョー・ペシの存在感も良く、作中の音楽の選曲の良さもあって、最初から最後まで、あっという間に過ぎ去ってしまいます。ギャング映画好きの人にも、そうじゃない人にもオススメの映画です。

 

 

第1位.マーティン・スコセッシ「タクシードライバー」

マーティン・スコセッシ「タクシードライバー」がおすすめの理由

ベトナム戦争から帰還した元海軍兵のトラヴィスは、不眠症のため、夜でも働けるタクシードライバーの仕事に就く。大都会ニューヨークという、人でごった返す街に居るのに孤独感に際悩まされるトラヴィスは、そんな自分の環境に苛立ち、自分が変われるきっかけを日々探す毎日を送っていた。ある日、ふとしたきっかけで、トラヴィスの中に溜まっていた苛立ちが、思いもよらぬ形で爆発する。この作品は、人の内側に存在する孤独や闇に焦点を当てた作品で、ベトナム戦争や当時の時代背景が頭に入っていないと、この作品の本質を理解できないとも言われていますが、単純に主人公と自分を重ね合わせて観ただけでも十分見応えありの作品です。なりたい理想の自分になれず、日々もがき苦しむトラヴィスに共感しながらも、遂にはそのつもり積もった感情が、狂気じみた形で爆発する様は、ショッキングであると同時に、ある意味共感しました。若き日のロバート・デ・ニーロをはじめとする役者達の演技力も素晴らしいです。

 

 

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