- 原田マハおすすめ作品ランキング
- 12位タイ.原田マハ「永遠をさがしに」(2票)
- 12位タイ.原田マハ「サロメ」(2票)
- 12位タイ.原田マハ「まぐだら屋のマリア」(2票)
- 12位タイ.原田マハ「リーチ先生」(2票)
- 12位タイ.原田マハ「独立記念日」(2票)
- 12位タイ.原田マハ「旅屋おかえり」(2票)
- 10位タイ.原田マハ「星がひとつほしいとの祈り」(3票)
- 10位タイ.原田マハ「風のマジム」(3票)
- 8位タイ.原田マハ「暗幕のゲルニカ」(4票)
- 8位タイ.原田マハ「総理の夫」(4票)
- 7位.原田マハ「生きるぼくら」(5票)
- 6位.原田マハ「ジヴェルニーの食卓」(6票)
- 5位.原田マハ「キネマの神様」(7票)
- 4位.原田マハ「一分間だけ」(8票)
- 3位.原田マハ「カフーを待ちわびて」(10票)
- 2位.原田マハ「楽園のカンヴァス」(18票)
- 1位.原田マハ「本日は、お日柄もよく」(19票)
- 1票入った原田マハおすすめ作品も紹介
原田マハおすすめ作品ランキング
読書好きの方100人に原田マハさんのおすすめ作品をお聞きし、ランキング形式でまとめました。素敵な作品ばかりです、ぜひ読書の参考にしてみてください。
12位タイ.原田マハ「永遠をさがしに」(2票)
原田マハ「永遠をさがしに」がおすすめの理由
世界的指揮者を父に持つ和音。16歳の和音が、一歩ずつ成長していく姿が描かれています。この本を読んでいると、私が和音と同じころに感じた思いが蘇るようでした。これから大人になる人も、もう大人になった方も読んでもらいたい1冊です。(30代女性)
読んでいて気持ちがとても前向きになれる。 桜の木を背景に和音がチェロを演奏するシーンが良かった。 桜の木、ひんやりした空気、ケーキの匂いの中で無心にチェロを弾く和音の姿が浮かび、全身で音楽を感じることがイメージできるようで、素敵な作品だった。(30代女性)
12位タイ.原田マハ「サロメ」(2票)
原田マハ「サロメ」がおすすめの理由
サロメを巡る、ワイルドとピアズリー姉弟の物語。 刺激的で、ドキドキし、焦り、不安で、物語の中で溺れるようなずっとそんな感じで読んでいた。 愛と憎しみは表裏一体で元を辿れば同じものに辿り着く。誰しもがサロメに成り得る…泥沼っぷりが最高でした。(30代女性)
楽園のカンヴァスとはまた違った芸術家の怖い部分を垣間見れる作品です。 オスカー・ワイルドやオーブリー・ビアズリーは名前ぐらいしか知らない程度で知識がまったくなかったけど、本作をきっかけに作品に触れたいと思わせてくれるような引き込まれるストーリでした。(20代男性)
12位タイ.原田マハ「まぐだら屋のマリア」(2票)
原田マハ「まぐだら屋のマリア」がおすすめの理由
面白い!奇想天外!最高!!面白い設定で、過去と今が絶妙に絡み合い(次第に過去のあれこれが語られる)、そして普通に読んでると思わぬトコからパンチがくる感じがツボ。それも1度じゃなく何度かきます(笑)「まぐだら」の話、紫紋の過去、マリアと女将さんの関係、丸孤の話…どれもが深くて面白い。バラバラの話のようで、全体のまとまりもあります。色んなことを通し、紫紋にも変化が。すごくよかった。前向きになれる本です。原田さんの本あるあるですが、原田さんの言葉は胸に「すーっ」と入ってきて「ストン」と落ちる。そして感動!この本でもそれを痛感しました。(20代女性)
紫紋、マリア、女将のこの3人の関係が読んでいてドキドキします。 とくに、マリアと女将の冷戦のような状況も理由が知りたいし、紫紋とマリアの関係性やマリアの存在自体も謎すぎて、ミステリアスな感じで読み進められます。(30代女性)
12位タイ.原田マハ「リーチ先生」(2票)
原田マハ「リーチ先生」がおすすめの理由
今でも日本で個展が開かれている人気の高いイギリス人陶芸家、バーナード・リーチの芸術家としての生涯を描いた作品です。この本を読んで、柳宗悦たちと協力しながら、日本とイギリスの架け橋になろうと努力したリーチにあらためて尊敬の念が深まりました。(40代女性)
決して美化に終始していない陶芸家、芸術家の人生を解きほぐしている。 どのように生計を立てているのか謎の部分も多いが、個展を開き、顔を売り、作品を買ってもらい、作品作りのための先行資金を頼む。 サイクルをしっかり回した上で成り立っているものなんだと感心した。(30代女性)
12位タイ.原田マハ「独立記念日」(2票)
原田マハ「独立記念日」がおすすめの理由
ショートストーリーで読みやすく、どのストーリーも人生の中で誰もが経験していることが描かれているので共感しやすいと思います。 個々のストーリーが一見何の関係もないように見えましたが、主人公や脇役の人たちに共通点があることで繋がっているのが見事だと思いました。(30代女性)
24つの短編集なので、女性なら、どれかに必ず「そうそう」と感じられるものが含まれていると思います。人生の色々な場面で経験する出来事が多く、共感しやすいです。一気にガーッと走らなくても、寄り道したり、躓いたりしてもいいか…と思うことができる内容です。(30代女性)
12位タイ.原田マハ「旅屋おかえり」(2票)
原田マハ「旅屋おかえり」がおすすめの理由
題名からは、推察出来ない展開。かな。旅がテーマと思いきや、推理もの?でも、ぐいぐい引き込まれました。家族とは、だったり。登場人物が、クセがあり過ぎ?なのに、暖かくて、涙が出てしまう。笑えて泣けて、の私の好きな路線。これは続編を読みたいです。(50代女性)
アラサータレント、丘えりか。 旅レポートの仕事から旅の虜になり、色んな人の想いを背負って代わりに旅をして、依頼人に成果実をもっていく役割を負う。 原田マハさんらしく人情味のある、とても温かい気分になる素敵な一冊です。(30代女性)
10位タイ.原田マハ「星がひとつほしいとの祈り」(3票)
原田マハ「星がひとつほしいとの祈り」がおすすめの理由
どのお話にも死が絡んでくるし、それでいて切なかったしつらかったりするのだけれど、それでも読了後は清々しく、むちゃくちゃなノンフィクションを謳っているわけでもなく、私たちにも希望があるのだなと感じさせられる一冊だった。(30代女性)
今日も強く生きよう、そう思わせてくれる一冊です。様々な恋する女性が主人公の短編小説集ですが、どの女性も皆強く自分を持っていて、くじけそうになっても何かをきっかけに立ち直り前を向いて歩いていく姿が綺麗な言葉で描写されています。その言葉と女性たちの生き様に勇気をもらえました。(20代女性)
短編集。サラサラ読めるが、気持ちをがっつり持っていかれます。日常に疲れた女性がマッサージの夢うつつに聞く不思議で優しくて悲しい星のお話は、寝る前にふいに訪れる日常と非日常の狭間の空気感がとても魅力的でした。(30代女性)
10位タイ.原田マハ「風のマジム」(3票)
原田マハ「風のマジム」がおすすめの理由
大好きな本!マジムの前向きさ、行動力、熱意から、たくさんのパワーをもらいました。個人的に、仕事への取り組み方に対する悩みも多いのですが、この本で参考になる部分が多かったです。 お酒は強くないため、今まであまり興味がなく、ラム酒がさとうきびから出来ている、っていうのも初知りだったけど、この本を読んで、飲んでみた~い!ってなりました。素敵な登場人物、面白すぎるストーリー、引き込まれて一気に読んでしまうこの感じ… 最高!!(20代女性)
私がおすすめする作品は「風のマジム」です。主人公のまじむが、風の酒をつくりたいと奮闘する姿が描かれています。夢を持って前向きに進む姿は、美しいなぁと感じました。私も今のお仕事を頑張らなくちゃと思わせてくれる作品です。私はビールが好きなので、いつか自分のビールを作れたら幸せだろうなと思ってしまいました。(30代女性)
ひたむきに真っ直ぐに夢の実現に向かうマジムに心を打たれます。 そして、その真っ直ぐさを支える周りの人たちの温かさに涙なしでは読めなかったです。 真っ直ぐな心は、人の心を動かすんだなと改めて思いました。 厳しさと優しさを持ったおばあが素敵で、一緒にラムが飲みたくなりました。(30代女性)
8位タイ.原田マハ「暗幕のゲルニカ」(4票)
原田マハ「暗幕のゲルニカ」がおすすめの理由
ストーリーは9/11後のニューヨークとピカソがパリに滞在した時期(第二次世界大戦)を往来しながら、ゲルニカ誕生秘話そしてピカソの作品への思いを描いています。この本は、時代をこえたメッセンジャー。現代に通ずる世界情勢問題に立ち向かう私たちに、ピカソからの激励メッセージが詰まった作品です。(30代女性)
圧倒的に扇情的な感情が掻き立てられては、ふいっと冷めさせられてしまうような、そんな駆け引きのある作品。 ピカソがゲルニカを描いてる時代、そしてテロに傷つきながらも平和を訴える現在。 その二つの時間を行ったり来たりしながらストーリーが進むのが面白い。(30代女性)
読む美術館と呼ばれる様な作品を書かれている原田さんだけあって、ゲルニカの背景やピカソの性格、時代背景などが細かく書かれており、読み応えがあった。一度スペインにあるゲルニカを拝見した事があるが、彼女の本を読んだ上でまた見たいと思いました(40代女性)
アートに興味を持つきっかけになったのがこの作品です。とても面白くて引き込まれるストーリーでした。作者がアートに込める想いを考えたことがなかったのに、ピカソとか周りの人たちとか、それを巡る人々の熱い想いに心打たれて感動しました。(30代女性)
8位タイ.原田マハ「総理の夫」(4票)
原田マハ「総理の夫」がおすすめの理由
女性総理は、ありそうでなかった想定。でも、主役をその夫の視線に据えたところが、読者目線を考えてるなと思います。ちょっとジーンとくるところあり、マハさんの本は、幅広く人間を観察しているので、決して嘘臭くならない気がします。マハさんの中でも、人に薦めやすい作品と思います。(50代女性)
「総理の夫」の目線から見た風景が、日記という形で書かれています。 少し現実離れした設定で、全体的にはコメディタッチの読み進みやすい作品です。 また、「映像化されたら、だれが相応しいかな」などと想像しながら読むのも楽しいです。(40代女性)
もしも女性が内閣総理大臣になったら…本来はあってもおかしくない事態なのに、現時点では全く現実味がないなぁと実感。 男性にせよ、女性にせよ、リーダーがリーダーとして社会で活躍するためにはそのパートナーの人格も大事なんだろうと思った。 とても面白い本です。(30代女性)
才色兼備な日本初の女性総理を支える、なんだかのんびりした夫のお話。たいへん読みやすくかなりページ数がある本だがぐいぐい読める。 政治の難しい話もあまりなく純粋に読んで楽しい本。原田マハの他作品の登場人物も出てくるなど原田ファンにはうれしい伏線もある。(30代女性)
7位.原田マハ「生きるぼくら」(5票)
原田マハ「生きるぼくら」がおすすめの理由
温かく包み込む優しさと、厳しさの中にある優しさと、突き放す優しさ。 たくさんの優しさに支えられて、それに甘えるだけではなく、それぞれの優しさをバネにして生きる人生。 優しさってなんだろうと考えていたところに出会った素敵な小説。(30代女性)
人とのつながりで、人生が変わっていくことの良さと、しっかり大地を踏みしめて、一歩一歩頑張っていこうという勇気をくれる作品。心の温かい人々がたくさん出てきて、ほっこりします。これを読むと、ふと家に帰りたくなったり、大好きな人に会いに行ったりしたくなります。(20代女性)
実際には、この本のようにトントン拍子にうまくいくことは、そうそうないけれど、前を向いて進んでいけば、少しずつでも良い方向にいくかもしれない、と勇気が出るような爽やかな気分になれる話です。何もせずに止まっているより、とにかく一歩、踏み出してみようと思えます。(30代女性)
いじめ・ひきこもり、自分の目の前から突然消えた母。 自分の目の前に残されていたのは、1つの年賀状に書かれていた「もう一度会えますように‥私の命があるうちに」という一言 「この伝言は祖母からのか?」 その言葉を目的に蓼科へと向かったが、そこで待っていたのは予想もないできごとだった。 どんなところがオススメかというと、一言でいうと「一回駄目になっていた自分を生きかえせる物語」という感じです。 「祖母と米作り」「蓼科という癒される場所」この本を読むたびに、温かさ、安心感、爽やかさを感じる、またその場所に自分が導かれるようなストーリーだと思います。 ちょっとした癒しの場所が欲しい方にはオススメの1冊です。(30代女性)
この本の中では、いじめ、離婚、ひきこもり、認知症など様々な社会問題が盛り込まれ、またそういうものを抱えながらも生きる人々の強さが描かれています。自然の力、人の温かさ、そしてそれらと共に生きる強さを感じとても感動しました。(30代女性)
6位.原田マハ「ジヴェルニーの食卓」(6票)
原田マハ「ジヴェルニーの食卓」がおすすめの理由
私は美術館に行って絵を見ることが好きです。本を読みながら絵を楽しんだ気持ちになれるのが、この本。モネやドガなど画家たちの姿を覗き見した気分になれます。絵が好きな人だけでなく、絵について興味がない人でも、この本を読むと絵の楽しさを知ることができると思います。(30代女性)
モネ、ゴッホ…印象派の画家4人に焦点をあてた短編集。表題作「ジヴェルニーの食卓」は、モネの義理の娘ブランシュから見たモネに迫る。ただ柔らかいだけの絵だと思っていたモネの絵だが、この小説を読んだ後は、家族、愛、芸術…彼を取り巻く世界があそこにぎゅっと凝縮されていると思わせられ見方が変わる。ブランシュの作るおいしそうな料理の数々も印象深い。(30代女性)
忠実な割合が強めな美術史小説。 短編集で、それぞれマティス、ドガ、セザンヌ、モネを主人公とした4編で、イメージを浮かべながら読むのが楽しかった。 光の画家モネが主役だけあって、まばゆいくらいの光を感じる、さりげないラストシーンがとても美しかった。(30代女性)
本作は、印象派の画家達、その周りの人々を描いた短編小説です。 モネ展に行ったことがきっかけで手に取りました。とくにモネの話が心に残っていて、モネの家族とのエピソードが語られていて、切なくそして温かい気持ちになれました。 フィクションですが、それを感じさせないリアリティがあり、どのストーリーも引き込まれる内容でした。(20代男性)
さすが学芸員という文章で、目の前に絵画があるような錯覚にさせられました。フィクションとは思えない、現実味のある話でした。私の好きな画家はセザンヌです。これからは、この画家の作品を違った視点で観ることになるでしょう。(30代女性)
書かれた画家それぞれに、もっと過酷な現実も過酷な日常もあったと思うけど、その作品たちのように穏やかで美しいひと時が綴られている。主題となる作品をみながら、登場に想いを馳せて読むと、読んでるうちに心が洗われる感じがしました。(30代女性)
5位.原田マハ「キネマの神様」(7票)
原田マハ「キネマの神様」がおすすめの理由
仕事を辞めた娘と、ダメ父とをめぐるストーリーで、「映画」が人々を救い、奇跡を起こします。映画好きの私にとって、この本はとても心に響きました。電車で呼んでいたら、涙があふれてきて隠すのに大変だったことを覚えています。(40代女性)
人生で1番泣いた本。涙がとまらんかった…。大好きで何回も読んでるけど、毎回号泣です。話にぐいぐい引き込まれます。文章が素敵。話の中での、映画の感想・批評が特にすごい。国境を越えたゴウちゃんとRose Budの議論…真の友情があり、映画が大好きだーってのがよく伝わってくる。2人のかけ合いが、本当に「いい感じ」で大好き!愛がたくさん詰まったお話です。(20代女性)
この本で、原田マハさんに出逢い、そしてはまりました。 題名にひかれて何気なく手に取ったのですが、一気に読みすすみ、そして泣きました。 映画への愛、家族の絆が感じられ、読んだ後、ほっこり優しい気持ちになれます。 「映画館に映画を観に行きたいな」「もう一度あの作品を見てみよう」と映画の良さを思い出させてくれる作品です。(40代女性)
題名からわかるとおり、映画館で映画を観ることの素晴らしさを書いた物語です。料金が高いのでDVDをレンタルしてしまいますが、ひさしぶりに映画館へ行こうと思います。映画を通じて、家族、友人との絆を修復しようとする場面に感動します。(30代女性)
個性あふれる登場人物が繰り広げる映画を通じた心温まるお話です。 仕事をやめた娘と、ギャンブル依存症の父親と最初は暗いスタートですが、 父娘ともに趣味を超えた存在のひとつである「映画」を通じて、人生を這い上がっていく姿に心打たれます。 描写も嫌みなくリアルな情景で描かれているため、読みやすいかと思います。 原田マハさんのよさでもある、登場人物一人ひとりの魅力にも注目してみてください。(20代女性)
映画への愛に溢れています!!この本を読み終わってすぐにこの話に出てきた映画のDVDを借りてきて家族で見ました。大切な人たちと一緒に良い映画を観る幸せを感じることができました。素敵な時間をくれたこの本に感謝です。(40代女性)
話がうまくいきすぎる感はあるけど、深い映画愛が基盤としてしっかりあり、映画を愛してやまない登場人物たちがキネマの神様に愛されているからこそこんなに物語が上手く運んだのではないかとすら思う。じんわりと心が温まる素敵な一冊でした。(30代女性)
4位.原田マハ「一分間だけ」(8票)
原田マハ「一分間だけ」がおすすめの理由
一生懸命仕事をして、犬が好きな女性に読んでもらいたい本です。働きながら犬と暮らしていく主人公の姿を読んでいると、私にとって「何が一番大切なんだろうか」ということを改めて考えることができました。最後は胸がいっぱいになって泣きました。(30代女性)
悲しい物語ですが、とても心温まるお話です。ペットを飼っている人もそうでない人も読んでほしいですが、特にこれから飼う予定のある人に読んでほしいなぁと思います。主人公がペットの犬を飼っていますが、犬のおかげで成長しているように感じます。ペットが子供のようにも感じられます。感動するお話なので、泣きたい!という人にもおすすめです。(20代女性)
彼氏と同棲中のOLが、犬を飼い始める話。 正しくても間違っていても、全力で生きている人。 だから、愛犬リラは彼女のことが大好きなんだ。 全てのことに全力なんて不可能なんて、最初からそう思い込んでるだけじゃないだろうかと、まっすぐと前を向きたくなる作品だった。(30代女性)
子供の人数より、犬や猫などのペットを飼っている人が多いと言われる現代には、この本に共感できる人がたくさんいると思います。言葉を発することはない動物との暮らしで得られる喜びは数えきれません。同時に、不自由さも感じますが、小さい頃から動物に囲まれて育ってきた私は自分にも当てはまる部分が多く、一気に読みました。(30代女性)
とにかく泣けます。仕事でいっぱいいっぱいの藍にとっても藍の帰りを待つリラにとっても辛い事はたくさんあります。それを乗り越えていく事が、ペットを飼う事がどれだけ大変なのかを実感しました。愛情だけでは飼えないんだという事も感じました。 人間だけでなく、ペットでも何にしろ命あるものを大切にしようと、命の尊さを考えされられる一冊でした。 犬だけでなくペットを飼っている方はたくさんいると思います。そのペット達にきちんと愛情を注いでお世話する事が出来ている人はどれほどいるのでしょうか。最近、保健所で犬の殺処分問題などがあります。そういった事が起こっている現在だからこそたくさんの人に読んでもらいたい一冊です。(20代女性)
浜田ハマさんの作品は大抵そうですが、特にこの本の内容は、人事とは思えないと言うか、自分にも起こりうる内容になっていて、想像しやすく主人公の感情に近い物を感じられます。 主人公の悲しさや苦しみもがき優しさなど、様々な感情と共に自分自身の事も考えさせられました。 読んだ後は、心なしか優しい気持ちにもなれました。(30代女性)
ゴールデン・レトリバーの「リラ」の一生を通して、主人公の女性が本当に大切なモノを見つけていくお話。編集長の北條女史がさりげにかっこいい。「カフーを待ちわびて」ではラブラドール・レトリバーだったけど、マハさんは大型犬の書き方がとても上手いと思います。(50代女性)
私は犬を飼っているのですが、病気で亡くなってしまいました。冒頭部分の、飼い犬が死んでしまいそうな状況下で、「あと一分間に合って!」という切実な思いに深く共感しましたし、読み終わってまた犬が飼いたいと思いました。(20代女性)
3位.原田マハ「カフーを待ちわびて」(10票)
原田マハ「カフーを待ちわびて」がおすすめの理由
南国ののどかな情景が目に浮かぶようで、なかなか気持ち良く読書できます。 モノクロームに描かれた北陸で、幸の白さは周囲に溶け込んでしまったけれど、色鮮やかな沖縄では最も眩しいのだなぁと思いました。 恋がしたくなる一冊です。(30代女性)
沖縄の離島に一人で暮らす青年のもとにある日一人の美女が訪ねてきて共同生活が始まるのですが、初めは詐欺かもしれないと思い警戒していた青年が次第に心を開いていく様子がとても良かったです。ところどころで島の伝統や暮らしを知ることができ、夢中になって読みました。(30代女性)
かなり前になりますが、本屋で第一回ラブストーリー大賞受賞という文言と南国風な表紙を目にし、真っ先に手にしたのを今でも覚えています.最初の何行かに目を通して、この作家さんの文がスッと脳に入ってきました.不思議なラブストーリーが描かれており、あの頃を思い出す作品です.(20代男性)
ストーリーの構成がよく、気持ちよく期待を裏切ってくれました。ラブストーリーというジャンルにはできないくらい、いろいろな要素が詰まっていると思います。一冊でキュッと胸が締め付けられ、心が温まって、恋がしたくなり、島に出かけていきたくなる本です。(40代女性)
少し不思議な話かと思いきや、素敵な優しい恋愛小説です。沖縄が舞台なのですが、沖縄の綺麗な海を思い浮かべながら読みました。謎の女性の過去も分かり、主人公の前から消えてしまったのですが、最後はハッピーエンドだろうなという結末で、読後感が良かったです。(40代女性)
賛否両論あるようですが、私自身はなかなか実際には書くことがない絵馬から始まるラブストーリーがあっても良いのかなと思います。沖縄の離島についても、読んでいるだけで、暖かい空気を感じられるような気がして、ゆっくりしたい時に良い本だと思います。(30代女性)
主人公が淡々とした性格をしている上、ひ弱な感じだから、読んでいて忸怩たる思いをした。十分に傷ついているであろうに、一件の後も変わらないペース。先のストーリーが気になったが、きっと彼ならやり遂げるんだろう。感動の一冊に出会えました。(30代女性)
今まで作者の存在も知らず、何故か惹かれて手に取りました。 この作品が、映画化?された事も知らず読み初めました。 読み終わった後、優しい気持ちになり、他の本も読んでみたいと言う気持ちになりました。 この作品がきっかけで、彼女の作品を知る事になりました。 私にとっては、特に特別な作品です。(30代女性)
沖縄を舞台にした小説です。 沖縄のゆったりとした島時間や、沖縄ならではの風習、人々との触れ合い等、 読み終わったら、とても暖かい気持ちになることが出来ます。 普段の生活で忘れかけていた何かを感気付かされたり、感じられるストーリーです。(20代女性)
主人公の心の葛藤や切なさが繊細に表現されていて、つい感情移入してしまいます。読者に伝わりやすい情景描写で、それぞれの場面をリアルに想像しながら読み進めることができます。沖縄好きでなくとも思わずおとずれてみたくなるような小説です。(30代女性)
2位.原田マハ「楽園のカンヴァス」(18票)
原田マハ「楽園のカンヴァス」がおすすめの理由
地元なので、倉敷が舞台というのがまず嬉しくて。更に、岡山弁が出てくるのが嬉しくて。もちろん、それだけではありません。美術については素人ですが、なんの問題もなく読め、謎に引き込まれました。絵画に対する作者の思いも伝わってきます。美術館に行きたくなります。(40代女性)
元々絵画を見るのが好きなのでキュレーターでもある原田マハさんの絵画を題材にした作品はいつも興味深く読んでいます。中でもこの作品は主人公の秘められた過去と1つの絵画の謎が物語が進むにつれ、現在から過去へ遡り、徐々に解き明かされていく過程が見事でした。(40代女性)
孤高の画家、アンリルソーの絵を題材にした作品だす。著者本人が美術館のキュレーターであったことから絵画の知識が圧倒的です。絵画を知らない人でも絵の素晴らしさ、画家の情熱を伝えてくれる素晴らしい一冊です。この本を読むと美術館に行きたくなります。(30代女性)
さすが自身もキュレーターをされていただけあって美術関連の話は面白い。 読み応えがあって、読み終えた後、頭の中がアートでいっぱい。 あそこまで愛されるルソーってどんなだろうと、ルソーの作品を調べたくなった。 そして美術館に足を運びたくなった。(30代女性)
初めて手に取ったのがこの本でしたが、読みやすく美術作品について、美術館についての知識がふんだんに盛り込まれています。 読み進めるとなるほどな、と知識がつく感覚が得られるとともに、鮮やかな絵画をまるで自分が見たように想像でき、豊かな気持ちになれる一冊です。(30代女性)
何かの書評を読んで気になって読んだ本です。ルソーの贋作にまつわるお話で、もともと絵を見るのが好きだったので、とても面白く終わりまで読むことができました。そして、本ストーリーのほかにもう一つの物語が織り込まれているのですが、ルソーの時代の絵画史にのっとってフィクションも織り込まれた少し幻想的でもあるお話で、これが切なく、あたたかくロマンチックです。読後感がとても幸せでした。(40代女性)
アンリ・ルソーの描いた「夢」を巡り、繰り広げられる壮大なストーリー。 キュレーターの前に現れたのは、「夢」ではなく「夢をみた」 手がかりとなる古書を読み、七日間のリミットの中でピカソとルソー、そして人間関係、さまざまなことがわかっていく。 絵画のことに詳しくなくても、圧倒されるほどにおもしろく、ページをめくる手が止まりません。 キュレーターたちのルソーに対する愛や、古書に登場する人物たちの絵画への思い、そしてルソーへの尊敬は心温まるところがあります。 原田マハ作品の中でもおススメした一冊のひとつです。(20代女性)
若き天才美術研究家の、たまらない人間臭さが凄くよく表現されていることと、作者さん自身がキュレーター経験のある美術家であるという事で、美術描写が非常に細かく繊細で、素人でものめり込ませる文章でおるからです。(30代女性)
キュレーター経験のある原田さんならではの美術愛・絵画愛にあふれた文章で、たとえ美術関係に疎い素人であってもその世界に一気に引き込まれて読ませる力のある作品だと思います。また、ミステリー的要素や恋愛小説的な要素もあり、最後まで怒涛の展開が繰り広げられる一冊です。作中に描かれる「情熱」に触れれば、読後は美術館に行きたくなることでしょう。(30代女性)
絵画に対する知識がなくても楽しめるところです!この先はどういう展開になっていくのだろう…と最後まで結果が見えない勝負にハラハラしたり、互いに意識し始めている2人のなかなか進まない関係にやきもきしたり、様々な感情が湧き上がってきます。個人的にお気に入りなのは最後の一行。これを読んだ瞬間に、この本に出会えて良かったと思えました。(20代女性)
絵画の知識がまったくなくても読みやすくて、芸術の世界観にどっぷり浸かることができます。 読み進めるとともにキュレーターの絵に対する強い思いが伝わって来て、胸が熱くなること間違いなしです。 原田マハさんを読むなら一冊目に楽園のカンヴァスを是非読んでみてください。(20代男性)
ページをめくる度に、どんどん本の世界に引き込まれました。たった7日で見極めなければいけない真偽。本の中で読まれていく物語。早く結末を知りたいような、もっと、読み続けて作品の世界に居続けたいような、とても良い本でした。詳細な美術館の裏話はキュレイターの経歴を持つ作者ならではだと思います。私は特にルソーのファンでもピカソのファンでもないのですが、もっとこの画家達を知りたくなりました。お薦めの1冊です。(40代女性)
本の内容は絵画をめぐるミステリー小説で、誰もが知っているルソーやピカソが登場してきます。絵画について詳しくない私でも絵を想像しやすい描写で書かれていてとても引き込まれました。おわりがけに絵の真贋判定を依頼した人物が実はルソーたちの登場人物と関わりある人だったとわかったときは驚きました。絵画の下に絵画が眠っているというミステリーも素敵です。(20代女性)
ストーリーの起承転結ももちろん魅力的ですが、女性ならではの感性が、とくに同性の読者を惹き込む力があると感じます。また、作品中にはたくさんの絵画がでてきます。もともと精通していなくても、読みながら作品を調べ、絵画を眺めながら読書を楽しむという、はじめての体験をしました。(20代女性)
アンリ・ルソーの「夢をみた」という作品の真贋鑑定を依頼された日米2人の研究者が触れたルソー、ピカソ、ヤドヴィガの思い、そしてその鑑定に影響を与える人間模様が楽しめます。また実在する登場人物なのかどうかわからないドキドキ感を味わえます。(30代女性)
ルソーがテーマの作品とあり、アートに興味があったことから手に取りました。 原田マハさんはキュレーターをされていた経験のある、非常にアートに造詣が深い作家さんなので 出てくる美術関連の内容や実際の絵画の歴史、エピソードの説得力に深みがあります。 内容も、今まで日本ではあまりなかったような絵画ミステリーで 謎解きを楽しみながら絵画の蘊蓄も知ることができる とても豊かな読書体験をすることができる一冊です。(30代女性)
美術館に行くことが好きという話をした知り合いからおすすめしてもらって読んでみました。原田さんの持つ絵画に対する知識量と愛に圧倒されました。この本を読んで改めて、美術館に行きたい・生で絵画を見たいという気持ちが強くなりました。(20代女性)
一人の画家ルソーを取り巻くエピソードを元に絵画を愛する人々に関わるビジネスが舞台となります。絵画を愛する人は、画家の人生そのものも受け入れながら、友人のように想いを馳せる。その世界に触れてみたいと思わせる力がありました。(30代女性)
1位.原田マハ「本日は、お日柄もよく」(19票)
原田マハ「本日は、お日柄もよく」がおすすめの理由
スピーチライターとして奮闘すること葉がキュートで愛らしくて、とっても大好きになりました。自分もこと葉のように仕事を頑張ろう!と思えるお仕事小説でした。作中に出てくる数々の名言にも感動!言葉のもつ力のすばらしさに気づかされるお話でした。(30代女性)
さえないOLだったことはが、スピーチライターとして、友達、家族のために活躍する物語。 人の温かさを感じるエピソードが好き。 また、良い言葉がたくさん散りばめられていた。 絵画に関する本を書いている人だからか、情景描写もとても良かった。(30代女性)
この本を読んだ当時、教育の場で働いていました。なんと言ったら学生に伝わるか、どう表現すれば良いかを毎日考えていました。 そんな時にこの本と出会いました。読み終わったあと、言葉って本当に凄いなぁと改めて感じました。人を幸せな気持ちにさせたり、逆に悲しくさせたりもできる力を持っている。時には人の人生を大きく左右する事だってある。 そんな言葉が使える私達は、もっと自分の言葉に責任をもたなければいけない!私の一言で、子供達の人生が変わるかもしれない‼︎と改めて身が引き締まる思いがしました。(20代女性)
マハさんのヒット作の一つ。映画にもなりましたね。私のマハさん最初の本です。最初は、笑いから一気に引き込まれ、先が気になる。一人の女性の成長物語でもあり、スピーチとは、という目線でも読める作品かと。私もこんなスピーチを書いてみたい。人を感動させるのは、表舞台に立つことだけでは無いと思わせてくれる。涙と笑いで、きっと満足出来ると思います。(50代女性)
ストーリーのテンポが良かったのはもちろんですが、スピーチライターという職業があることを初めて知りました。 結婚式やお祝いの席でのスピーチ、選挙の応援演説、その場に合ったスピーチの数々に感動し、何度読んでも毎回涙が出ます。 本当に大好きな一冊なので、読んだことのない友人に薦めました。(30代女性)
「言葉」の奥深さ、温かさ、そして大切さを改めて感じることができる本です。 この本を読み、上手くは書けなくても、誠実に言葉を選び、そして丁寧に繋げ、重ねていきたいと思いました。 素敵な本なので友人にプレゼントしたところ、時間を忘れて読み続けた、良い本をありがとうと言われました。 普段はビジネス書中心で、小説をほとんど読まない友人もついつい引き込まれてしまったようです。(40代女性)
題に惹かれて購入しました。スピーチに使えるような良い言葉が続くかと思えば、途中から選挙活動の話になりました。選挙活動での言葉は過激なものが多く、結婚式の話が一番共感できました。小説家がスピーチライターの話を書くには勇気が必要だったと思います。(30代女性)
この小説はスピーチライターの話でこのような職業があるのだと非常に感心しました。ストーリーについては中盤までは順序良く進んでいく主人公にとても都合が良すぎるなと思っていました。後半に入ってからは感動して涙が出てしまいました。それぐらい良いストーリーだと思います。(30代男性)
この本は、スピーチライターの仕事をしている人達が出てくる本です。 上手いスピーチとはどんなスピーチなのか、惹きつけるスピーチと残念なスピーチの違いはなんなのか。 この本を読んでから自分が結婚式のスピーチをする時ならどうやって話そうと思わずじっくり想像してしまいました。 妹にも勧めて読んでもらいましたが、妹もやはり思わず想像してしまったみたいです。 おすすめです。(30代男性)
あまり読んでこなかったタイプの小説でしたがすぐに引き込まれました。スピーチライターという仕事について初めて見聞きしたこともあって新鮮な印象でした。言葉の強さのようなものを知れ感動しました。一気読みです。(30代男性)
初恋の人の結婚式で心惹かれるスピーチに出会うところから物語は始まります。言葉のもつ力や偉大さを感じられるお話です。私は、前職で人前に出て話す事が多かったので、すごく参考になった本の1つです。これから何かスピーチを控えてる方などに是非読んで頂きたいです。(20代女性)
読んだ後にとびきりスカッとするお話です。 失恋相手の結婚式で、心に残るスピーチを聞いた主人公が、スピーチライターとして成長する話です。 そこにいたるまでにコミカルなやりとりや、シリアスな状況もありますが、人に伝えるための言葉の力。 なんとなく喋っているすべての人に読んで欲しい本です。(40代女性)
上のタイトルを聞くと、まず皆さん思う事は‥ 男性「今日は誰かの結婚式でもあるの?」 女性「誰の結婚式、誰かスピーチを担当する人でもいるの?」 とまず思います。 ですが、本当にこのタイトルの本なんです。 勿論物語についても結婚式なんですが、その物語に出てくる主人公の男性がイマイチ今回の結婚式を不機嫌な気持ちをしながら出席をしていたんです。 ですが、その場で聴いていた1つの女性から届いた祝辞でのスピーチに男性は心をうたれ感動覚え、すぐに弟子入りを申し込んだ。 これからが始まりの時「政権交代」というスピーチの場所にあげられ、仕事も熱くリ始めるその時が‥ オススメは、「言葉から変わり始める自分の人生」という部分です。感動・仕事の両立した小説だと思いますので一度手に取ってみる事オススメします。(30代女性)
原田マハさんをまったく知らず、何の予備知識もなく、職場の人からの又貸しで読んでみました。 読み始めの印象は軽い感じ。だんだんと壮大なスケールに変化していき引き込まれました。 難しい表現は無いけど重厚。お涙頂戴の展開でも何でもないのに何度も涙腺崩壊。 またマハさんの別の作品を読んでみよう。(40代女性)
スピーチ原稿を書く、そしてスピーチをするときの方法論として役立つ。物語としても、悩みあり、恋愛あり、泣かせるシーンあり、どんどん読み進められる。読み終わって幸せな気持ちになる。小学校高学年以上の子どもが読んでも役立つ内容だと思う。(40代女性)
今は、便利になりすぎて、言葉を大事にすることを、つい忘れてしまうことがありました。この本を読んで、そんな自分に気づかされ、ハッとしました。毎日の生活に追われていると、自分が何をしたいのか?ということさえ、あまり考えることがなくなってしまうので、それに、めぐり合えること自体が幸せだなと思います。(30代女性)
スピーチライターにスポットライトを当てた作品。何度も読み返してます。毎回泣いて、毎回心が温まる。言葉の大切さが沁みる。まわりの人の大切さを改めて感じて、また頑張ろうと思えます。私の人生においてとても大切な一冊です。(30代女性)
原田マハさんに特徴的なきれいな文章でとても読みやすいです。 言葉の使いようでこんなにも人の心を動かすことができることに感動します。 また、さまざまな人と出会い、仕事、恋愛共にぶつかっていく主人公の姿に自分を照らし合わせて、 もっと私も頑張ろうと前向きな気持ちにさせてくれる小説です。 すこし現実につかれてしまったなぁ、という女性の方にお勧めの一冊です。(20代女性)
テンポのよい文章で、言葉の持つ力を感じさせてくれる場面が多く、よいスピーチとはどういうものかということを考えさせてくれる小説で、とても勉強になりました。(20代女性)
1票入った原田マハおすすめ作品も紹介
原田マハ「#9」
原田マハ「#9」がおすすめの理由
著者得意の芸術に、一人の女性の人生を重ね合わせた恋愛小説。 人の人生や関係性には価値観というものが最も大きく影響を与え、その脆く繊細なバランスを如何に自分らしく保ってゆける相手であるかを見極めることが出来るかどうかが真価であると思い知る物語。(30代女性)
原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」
原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」がおすすめの理由
恋や仕事や家庭にがむしゃらに突っ走って、どこかで自分を騙しているのに気付きながらも突っ走って、ふと立ち止まった時に襲ってくる孤独感。でもそれを受け入れちゃうと今までの自分を裏切ることをなるからできなくて。そんな主人公のやりきれない気持ち、とても共感して泣かされました。(30代女性)
原田マハ「アノニム」
原田マハ「アノニム」がおすすめの理由
今まで読んだ原田さんのアート作品の中で一番エンタメ度が高かった。アートで世界を変えたいとボスの元に集まったアノニムのメンバー7人はそれぞれの分野でのスペシャリストだけあって優秀。シリーズものらしいのでこれからもっと盛り上がっていくのを期待したい。(30代女性)
原田マハ「でーれーガールズ」
原田マハ「でーれーガールズ」がおすすめの理由
友達と過ごした懐かしい青春時代を思い出してしまい、思わず涙してしまいました。しかも舞台は自分の故郷である岡山。私には小説みたいな甘ずっぱい思い出はないけれど(笑)、懐かしさ倍増です。岡山への愛情が感じられるステキな青春小説です。(30代女性)
原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」
原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」がおすすめの理由
一枚の絵に描かれた女性を、それぞれの人がそれぞれに愛し、そしてその気持ちが集まってデトロイトの奇跡を起こすという物語。 とても良い話で、心が暖かくなった。 こんな美術館が自分の住む町にあったら本当に楽しいだろうなと思った。(30代女性)
原田マハ「モダン」
原田マハ「モダン」がおすすめの理由
ニューヨーク近代美術館を舞台にした、グランドホテル人間ドラマ。 もしかして実在のモデルがいるのかもしれないと思ってしまうほど、登場人物たちの個性が際立っています。 原田マハさんならではの、アート愛が溢れる一冊です。(30代女性)
原田マハ「ランウェイ☆ビート」
原田マハ「ランウェイ☆ビート」がおすすめの理由
みんなで一つのものを作り上げていく、というものにとても魅力を感じますし読んでいるこちら側も一緒に楽しめる作品です。舞台は学校で1人の転校生の存在が周りを変えていく、というのも定番ではありますがだからこそ、原田マハさんらしさが出ていると思います。(20代男性)
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