- おすすめの学園小説
- 1票入ったおすすめの学園小説も紹介
- 川島誠「800」
- 氷室冴子「アグネス白書」
- 村上龍「69(sixty-nine)」
- 生茶「do you like me?」
- 桜庭一樹「GOSICK」
- 甲田学人「Missing」
- 瀬尾まいこ「あと少し、もう少し」
- 麻沢 奏「あの日の花火を君ともう一度」
- あさのあつこ「ありふれた風景画」
- 重松清「エイジ」
- 住野よる「か「」く「」し「」ご「」と「」
- 辻村深月「かがみの孤城」
- 住野よる「かくしごと」
- 榎田ユウリ「カブキブ!」
- 森絵都「カラフル」
- 有川浩「キケン」
- 有川浩さん「キケン!」
- 鴨志田一「さくら荘のペットな彼女」
- 若竹七海「スクランブル」
- 乙武 洋匡「だいじょうぶ3組」
- 日日日「ちーちゃんは悠久の彼方」
- 恩田陸「ネバーランド」
- 井上堅二「バカとテストと召喚獣」
- 小峰元「パンドラの恋愛能力共通一次テスト」
- 藤崎彩織「ふたご」
- はやみねかおる「モナミは世界を終わらせる?」
- 木堂椎「りはめより100倍恐ろしい」
- 羊太郎「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」
- 貴志祐介「悪の教典」
- 葉月抹茶「一週間フレンズ。」
- 友井羊「映画化決定」
- 佐藤多佳子「黄色い目の魚」
- 大崎知仁「屋上探偵」
- 瀬尾まいこ「温室デイズ」
- 西尾維新「化物語」
- 万城目学「鴨川ホルモー」
- 山本渚「吉野北高校図書委員会」
- 橋本紡「九つの、物語」
- 諸星悠「空戦魔導士候補生の教官」
- 住野よる「君の膵臓をたべたい」
- 瀬尾まいこ「幸福な食卓」
- 宮部みゆき「今夜は眠れない」
- 赤川次郎「死者の学園祭」
- 朝松 健「私闘学園」
- 筒井康隆「時をかける少女」
- 柚木麻子「終点のあの子」
- 朝井リョウ「少女は卒業しない」
- 朝比奈あすか「人間タワー」
- 赤澤竜也「吹部!」
- 桜庭一樹「青年のための読書クラブ」
- 恩田陸「雪月花黙示録」
- 東野圭吾「卒業―雪月花殺人ゲーム」
- 有間カオル「太陽のあくび」
- 七月隆文「天使は奇跡を希う」
- はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」
- 東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」
- 野村美月「文学少女」
- 三並夏「平成マシンガンズ」
- 日向まさみち「本格推理委員会」
- 平田オリザ「幕が上がる」
- 成田空子「無敵なぼくら」
- 辻村深月「名前探しの放課後」
- 豊島ミホ「夜の朝顔」
- わからない「恋空」
- 恩田陸「六番目の小夜子」
- 豊島ミホ「檸檬のころ」
おすすめの学園小説
8位タイ.重松清「きみの友だち」
学園小説 重松清「きみの友だち」がおすすめの理由
無機質で巨大な学校の中で生きる、純真無垢な生徒たちの心の内面を深く掘り下げていくのが感動的なストーリーになります。ばらばらだったエピソードや無関係に見えていた登場人物に、時折奇妙な繋がりが生まれるところが面白かったです。(30代男性)
重松清の作品の中でも小学生から読める内容となっていて、幅広い世代の人に親しまれています。 題名にもあるように、友だちとの関わりの中で登場人物それぞれの心情の変化が読み取れますし、 ついつい自分と友達の関係に置き換えて考えてしまいます。(20代女性)
8位タイ.あさのあつこ「バッテリー」
学園小説 あさのあつこ「バッテリー」がおすすめの理由
野球という誰もが親しみやすいテーマで描かれていることに加え、少年たちの心の動きが繊細に描かれているため感情移入しやすい。 また、複数巻にわたる長編小説であり長期を通した子供たちの成長が見て取れ大人も十分楽しめる。(20代女性)
岡山県のある市の中学校を舞台に、ピッチャーの才能に恵まれた原田巧とキャッチャーの永倉豪との信頼が深まります。そして野球部内での上級生から受ける陰湿ないじめ、強豪校のライバル海音寺一希との対決まで、読みどころがあります。野球と友情の青春ドラマです。(60代男性)
8位タイ.金城一紀「レヴォリューションNo.3」
学園小説 金城一紀「レヴォリューションNo.3」がおすすめの理由
男子校に通う生徒たちの青春物語です。キャラクターがそれぞれ存在感があって、馬鹿なことばかりしていますが、かっこよくもあり楽しく読み進められます。 男子の友達関係って良いな~とほっこりする、とても読みやすい小説です!(30代女性)
ちょっぴりおバカな男子高校生たちのお話です。この本を読むと、自分も男の子に生まれて、男子高校生になりたいなーと感じてしまいます。ゾンビーズと名乗り、ちょっとした事件を解決したり、近所のお嬢様女子高の文化祭に、死ぬ気で潜入したりと、とにかく男子高校生のやりたいことがたくさん詰まった本です。(30代女性)
8位タイ.朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」
学園小説 朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」がおすすめの理由
何の変哲もない日常の中で、ある人物が部活をやめた、という事だけで周りの人々の考え方が変わっていく、という伏線も多くとても気軽に読める学園小説だから。様々な登場人物からの視点が描かれていて、必ず共感できるところもおすすめです。(10代女性)
桐島という男子バレーボール部のキャプテンがクラブをやめることをきっかけに、5人の生徒たちの生活が少しずつ変化していくのですが、一人一人の視点で書き進められていくその書き進め方、繋がり方が素晴らしいなと感心させられました。(30代女性)
8位タイ.降田天「女王はかえらない」
学園小説 降田天「女王はかえらない」がおすすめの理由
言葉では言い表せれなかった子供の頃に体験したスクールかーストがそのまま書かれていて、そのまま最悪のケースに発展していく流れを時系列を見事に上手く使って謎めいた形で表されていて最後に「もう一度読まないといけない」と思った作品でした。(30代女性)
同じクラスのマキとエリカの女同士のどろどろした争いが見どころ。 小学生でもやはり女同士の争いは恐ろしいなと実感できる作品です。 また伏線が多すぎて1回読み終わった後に伏線回収のために何度でも読みたい作品です。(20代女性)
8位タイ.眉村 卓「謎の転校生」
学園小説 眉村 卓「謎の転校生」がおすすめの理由
SF系の学園小説って未経験だったのですが、初めて経験した小説がこの本でした。何よりも眉村先生の文体はとても読みやすいと、いうのが印象に残っています。当時、NHKでもドラマを放送していて、テレビドラマより少しでも先に進もうと、必死に読んだ記憶が残っています。私が初めて購入し、初めて読んだSF系学園小説です。(40代男性)
眉村先生の作品ははてな?と思うところが沢山あります。この作品もそういう部分が結構ありました。主人公は転校生が来た時からその転校生のかもしだす雰囲気に、ゾッとして、恐怖感または不信感を抱き、転校生の身辺調査を始めて、さらに恐怖感•不信感を抱いていきます。しかし、決定的な証拠が摑めません。そうしているうちに、転校生はまた別の学校に転校していきます。 追いつけ、追い越せの展開がこの作品の魅力だと思います。(40代男性)
8位タイ.谷川 流「涼宮ハルヒの憂鬱」
学園小説 谷川 流「涼宮ハルヒの憂鬱」がおすすめの理由
いわゆる「謎部活もの」というジャンル隆盛のきっかけにもなった大ヒット作品。ハルヒやキョン、長門たちの性格と立ち位置が極めて明確で、SF的な要素も破綻なく盛り込まれているなど、ハーレム系寄りながらも萌えだけでなく、正統派ジュブナイル小説の系譜を継いでいる雰囲気があるところもいいですね。(30代男性)
ライトノベルの走りであり、いまの学園ものの流れを作った学園青春ものの金字塔ともいえます。壮大なSF的設定を背景としつつも、主人公やヒロインたちといっしょにわいわい賑やかな学園生活を味わっているかのような感覚が楽しめます。(20代女性)
4位タイ.今野緒雪「マリア様がみてる」
学園小説 今野緒雪「マリア様がみてる」がおすすめの理由
カトリック系のお嬢様学校で繰り広げられる、少女達の物語です。 思春期ならではの繊細な登場人物たちが、学校生活を通じて支え合い、時にはぶつかりながらも心を通わせていきます。その様子がかつて思春期だった自分自身と重なり合い、懐かしく爽やかな気持ちになれます。(20代女性)
カトリック系お嬢様高校で起こる日常の話です。 涙ありほのぼのした話ありでこんな高校生活をしたいと思えるほど素敵な作品です。 非日常のようでそうではない、不思議な世界観に引き込まれて疲れた日常に癒しを与えてくれる小説です。(20代女性)
女学園の高等部を舞台とした物語なので、登場人物はほぼ女性です。 しかし、主人公・祐巳が、憧れの先輩・祥子から、妹にしたいと言われる(学園での生活を規則正しく過ごすために、上級生が指導者となり、下級生と姉妹になること)など、恋愛小説のようなドキドキとすることが起きます。 女子高に通った経験がないので、理想の女子校といった感じの雰囲気が感じられるところが好きです。(30代女性)
4位タイ.前田司郎「濡れた太陽 高校演劇の話」
学園小説 前田司郎「濡れた太陽 高校演劇の話」がおすすめの理由
スポーツや音楽ではなく、演劇で全国優勝を目指す生徒たちの姿が感動的なストーリーになります。大きな夢を抱いていた若き日の著者自身の想いとともに、今の時代に演劇にかける高校生たちへのメッセージが込められていました。(30代男性)
高校演劇の全国大会出場にすべてをかける、高校生たちの奮闘する様子が微笑ましいストーリーになります。ひとつの目標に向かって力を合わせる演劇部の少年少女たちを通して、若き日の著者自身の姿が思い浮かんできました。(30代男性)
入学早々の演劇部の立ち上げから全国大会までの道のりを目指す、高校生たちの奮闘ぶりが心温まるストーリーになります。著者自身の青春時代の姿が思い浮かんでくると共に、今の若い世代へのメッセージには胸を打たれました。(30代男性)
4位タイ.米澤穂信「氷菓」
学園小説 米澤穂信「氷菓」がおすすめの理由
学園ミステリーとも言うべき作品で、各章にちょっとしたミステリー要素を含んでいます。最後にこの小説の題名の意味が解き明かされる。文章も非常に読みやすく、ページ数もあまりないので、あっという間に読み終わります。(40代男性)
舞台となるのが高校の「古典部」で、所属するメンバーのキャラクターが個性的です。ミステリー要素が多く、とても楽しく読めます。アニメ化も映画化もされているので、知っている人は多いと思いますが、文章で読むとまた面白いです。古典部シリーズの続編も多く、次々と読みたくなります。(40代女性)
学園ものだと、大人はまず手に取らないんじゃないかと思いますが、こちらは、主人公の男の子がまず異様に落ち着いていてある意味高校生らしくない(笑)女の子はとても純粋な気持ちで自分自身の疑問と向き合う。内容としても大人が手に取って読める学園小説です。(30代女性)
4位タイ.辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」
学園小説 辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」がおすすめの理由
単純な青春小説というだけでなく、推理小説としても成立する作りになっていてどんどん小説の中に引き込まれます。 校舎の中に閉じ込められた学生たちが奮闘する小説なのですが、最後まで読んだ後の読後感は本当に秀逸です。(20代女性)
辻村深月氏のデビュー作で学園小説でもありミステリー小説でもあります。文庫本だと上下巻で長編です。特に最初の方は何が起こるのか全く分からず、ダラダラとしていますが、だんだんと謎が出てきます。そして、登場人物がそれぞれ特徴があることや、謎の解明に惹き込まれていきます。(40代女性)
本作品はそれぞれ複雑な事情をかかえた高校生が、摩訶不思議な事件に巻き込まれていくミステリー仕立てとなっていて、思春期特有の繊細な心の揺れや葛藤を描きながら、読み手を圧倒させる衝撃のラストに心を奪われたから。(10代女性)
2位タイ.宗田理「ぼくらの七日間戦争」
学園小説宗田理「ぼくらの七日間戦争」がおすすめの理由
校則や大人の都合のいいルールに対して子供たちがスカッとするくらいストレートな言葉と行動で反撃する様子が読んでいて本当に気持ちよくなります。個性の強いメンバーがそれぞれの知恵と持ち味を生かしながらおとなに立ち向かいながら結束していく展開がおもしろかったです。心の中の叫びたい気持ちを代弁してくれている、そんな小説だと思います。(30代女性)
小中学生の時に夢中で読んだぼくらのシリーズ。ぼくらの七日間戦争は映画化もされていて、最初は映画から入ったけれど小説で読むとまたワクワク、ドキドキとして何かが心の中でフツフツと湧き上がる感覚が芽生えたのを覚えている。読んだ当時が小説の主人公たちと同世代だったからかもしれない。大人になった今読んでも懐かしさや、忘れかけた何かに気づかされる作品となっている。(30代女性)
今の子供達に足りないと思われるパワーを与えてくれる作品。誰しもが子供の頃思ったであろう大人社会への矛盾点を鋭く、場合によってはコメディちっくに描いている。この作品を皮切りにシリーズ化されているので通して読むとまた違った爽快感が得られると思う。(40代男性)
私が中学生の頃に読みました。ぼくらの七日間戦争を初めにシリーズとして続きます。友達に進められ映画を見たあと原作を読んで見ました。中学生が家出し廃工場に立て込もり大人の説得に抵抗する物語です。廃工場の中になぜか戦車もありそれに乗っていた子供たちが印象的です。(40代男性)
2位タイ.伊坂幸太郎「砂漠」
学園小説伊坂幸太郎「砂漠」がおすすめの理由
大学生の主人公とその友人たちの物語です。 その友人の中に、異彩を放つ人物がいます。 彼は大声でこう言います。「その気になれば、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」 周りの学生たちは笑いますが、その西嶋の言葉に何かを感じた4人が集まり、つるむようになります。 そして、とある事件が起こります。 大学生や10代、20代の若い人達に特におすすめしたい作品です。 私も20代でこの本に出会いましたが、こんな仲間が欲しかったなぁと強く思いました。(20代女性)
大学4年間の話なのですが、麻雀、ちょっとした事件、恋愛のエピソードがそれぞれ面白く展開していきます。その中でところどころでてくる、「名言」にじんわりと感動します。学生時代ならではのまったりとした時間の流れがとても懐かしくなります。(30代女性)
伊坂幸太郎の地元仙台が舞台となった大学生の話で、自分自身が大学生になる前に読んで、こんな大学生活送れたら楽しいだろうなと思わせてくれる作品。現実にありそうでなさそうな設定がまた面白く、気づいたら読み終わっているくらいのめりこめる。(20代男性)
東北地方にある大学を舞台に、5人の大学生が巻き込まれていく事件とほのかな恋愛模様を描き出していきます。社会に出る1歩前のモラトリアムな心地よさと、かけがえのない学生時代の友情の美しさが伝わってきました。(30代男性)
1位.恩田陸「夜のピクニック」
学園小説恩田陸「夜のピクニック」がおすすめの理由
日々の様子を綴った物語ではなく、たった1日の歩行祭という学校行事について書かれているお話ですが、今を一生懸命生きる登場人物がとても魅力的で読み終わるのがとてももったいなく感じる一冊です。 自分の青春時代を思い出して、なんだか切ない気持ちにさせられますが、あのときのようにがむしゃらに毎日に向き合う気持ちを忘れてはいけないと前向きにもさせてくれるお話です。(30代女性)
一夜を通して80㎞をただ歩くという北高の「歩行祭」を描いた、雰囲気抜群の学園物語。ただただ歩くと行事なのに、物語に引き込まれてどんどん読み進められた。夜のピクニックという表現も良い。こんな行事があるなんてちょっと羨ましくなりました。ミステリーを取り入れつつ高校生らしい友情、恋愛、人間模様が描かれて、非常に面白い。(10代女性)
卒業前に夜通し歩くという学校行事がある高校の生徒たちの物語である。眠気や疲労を感じながら、悩みや喜び、友情や、親への思いなど考え、感じていく。その悩みは大人から見れば小さなことかもしれないがその小さな悩みを乗り越えながら行事を達成する姿は感動します。忘れてしまったことを思い出すような懐かしさ。誰でも共感できます。(50代女性)
この物語はある高校で年に一度行われる「歩行祭」のスタートからゴールまでの間、つまり路上で繰り広げられます。主人公貴子がゴールまでに決着を着けたいささやかな賭け。結果に行き着く過程が物語の柱ですが、歩いていく中で周囲からもたくさんの謎が投げ掛けられ、貴子の同級生たちの秘密も明かされていきます。謎の解き明かされ方がほんとうに爽やかで、登場人物みんなが、この一日をステップに素敵な大人になるのだろうなと思わせてくれます。自分の学生時代に読めたらよかったと思う一冊です!(40代女性)
10代特有の爽やかさや抱える心のモヤモヤを、1つの行事をこなしていく過程でとても生き生きと描かれています。 同じような行事があった人はもちろん、なかった人も、自分の青春時代と重ね、読んだあとはとても爽やかな気持ちになるでしょう。とても美しい物語です。(30代女性)
1票入ったおすすめの学園小説も紹介
川島誠「800」
学園小説 川島誠「800」がおすすめの理由
陸上競技に打ち込んでいくふたりの対照的な高校生の、それぞれのスポーツにかける情熱と恋愛関係が映し出されていきます。優等生タイプの広瀬と野生児の中沢が、衝突を繰り返しながらも信頼関係を築いていく姿が感動的でした。(30代男性)
氷室冴子「アグネス白書」
学園小説 氷室冴子「アグネス白書」がおすすめの理由
現在のラノベのはしりになります。 お嬢様学校、寄宿舎、美しい上級生、平凡な主人公が巻き込まれる、学園コメディ。 友人にはお約束の漫画化志望の娘がいて在学中にデビュー。と、今では使い古されたストーリーですが主人公に自分を投影してワクワクドキドキし、さらには大学生の彼氏もゲットする大満足の小説です。(50代女性)
村上龍「69(sixty-nine)」
学園小説 村上龍「69(sixty-nine)」がおすすめの理由
村上龍の半自伝的小説。氏の小説の中でダントツにエンターテイメントで読みやすいです。 と同時に10代中盤〜20目前の若者が何にこだわって生きるべきなのか。 この年代に負った心の傷とどうやって向き合って、先の長い人生を過ごしていけばよいのかを示してくれています。 10代、特に高校生必携の小説だと思います。(40代男性)
生茶「do you like me?」
do you like me?
学園小説 生茶「do you like me?」がおすすめの理由
普通の高校生の主人公がある日突然現れたもう一人の自分と出会い、もう一人の自分から「迷路ゲームをしよう」と誘ってくるが、そんな時に主人公の高校に転入生として少女が転校してくる。 その少女は主人公に想いを寄せていくという普通の学園物ですが、面白かったです!(20代男性)
桜庭一樹「GOSICK」
学園小説 桜庭一樹「GOSICK」がおすすめの理由
ヨーロッパのとあふ架空の国にある学園を舞台にしたミステリー小説です。 学園を中心に起こる不可解な事件に、謎の美少女ヴィクトリカと、極東からの留学生である久城一弥が挑みます。 凸凹コンビと思いきや、だんだんと絆を深めていく2人の関係や、ヴィクトリカの秘密などミステリー要素も恋愛要素も学園要素も楽しめる一冊です。 アニメ化もされており、最終巻完結前にアニメの最終話が放送されたため、メディアミックスと原作の違いなど二度美味しい展開になっています。 学園ものが好きで、さらにミステリーも好きという方にオススメです。(10代女性)
甲田学人「Missing」
学園小説 甲田学人「Missing」がおすすめの理由
学園小説なのですが、ただの学園ではなくてホラーの要素もある小説です。学園七不思議や神隠しなど様々な話題があり怖いけど先が気になるっといったストーリーです。魔王と呼ばれる主人公がクールで格好いいのも魅力的です。(20代女性)
瀬尾まいこ「あと少し、もう少し」
学園小説 瀬尾まいこ「あと少し、もう少し」がおすすめの理由
中学陸上部の駅伝の話なのですが、たすきをつなぐ臨場感とひとりひとりの思いが伝わり、思わず胸が熱くなります。頼りない先生となんとか集まったメンバーがつなぐ、少し不器用ながらも必死に頑張る姿に感動間違いなしです。(20代女性)
麻沢 奏「あの日の花火を君ともう一度」
学園小説 麻沢 奏「あの日の花火を君ともう一度」がおすすめの理由
一冊の日記が、過去と未来をつなぐタイムトラベルが起きた話。誰もがあの時こうしていれば、と後悔することがあるけれど、じゃあ実際にそうしたら、今の自分も変わってしまう。その心の揺らぎや、主人公の成長を、自分に重ね合わせて読むことができる、みずみずしい作品なので、オススメです。(20代女性)
あさのあつこ「ありふれた風景画」
学園小説 あさのあつこ「ありふれた風景画」がおすすめの理由
同性愛という性的マイノリティを抱えた少女の心理描写がとても深い。 昨今では百合というジャンルにわけられてしまうような今作であるが百合という女の子同士の恋愛を萌えという感情を求める読者向けに捏造されただけの浅い物語とは違うのが今作の良さである。(10代男性)
重松清「エイジ」
学園小説 重松清「エイジ」がおすすめの理由
思春期真っ只中の中学二年生、エイジ。ある日突然クラスメイトが通り魔で逮捕され、それがきっかけで揺れ動く少年の気持ちと変化に胸が締め付けられるような気持ちになった。本当の友達って何だろう。恋愛ってどんなものだろう。多感な時期にある悩みや感情に懐かしさを感じられた。(20代女性)
住野よる「か「」く「」し「」ご「」と「」
学園小説 住野よる「か「」く「」し「」ご「」と「」がおすすめの理由
この作家さんの他の作品でも、思うことなのですが、こんな中高生時代だったらいいなと。 そんな時間をすごせなかった人は、自分も含め多くないと思うのですが、何となく自分の 時代のことが書かれているような錯覚におちいります。 多感さゆえに、自分って他の人とは違うと思いながら、会話、行動や視線に敏感にあるいは 勘違いしながら、クラスメイトらと妙な距離を取りながら、精一杯生きていくキラキラの風景 に泣きそうになります。 「人生なんて、やりたいことだけやってても時間足りない。やりたくないことやってる時間 なんてない」って、そんな思いで息をしていくことができた唯一の時間だったのだなぁ、と いつの間にか自分の過去と重ね合わせてしまいます。もう一度やり直したいとは思わないけど、 少しぐらいは戻ってみたいかもと優柔不断に、せつない気持ちで胸がいっぱいになりますよ。(50代男性)
辻村深月「かがみの孤城」
学園小説 辻村深月「かがみの孤城」がおすすめの理由
こんなにも話の展開が気になる小説は久しぶりです。中学時代、合わない友達グループに投げかけられた言葉に深く傷ついた自分と主人公「こころ」を重ねて読み進める自分がいました。かがみの孤城で知り合った仲間たちとの出会いで変化していく「こころ」の成長がとても心強く励まされます。もし、学校に行きたくても行けない中・高校生に読んで欲しい1冊です。(40代女性)
住野よる「かくしごと」
学園小説 住野よる「かくしごと」がおすすめの理由
君の膵臓をたべたいでおなじみの作家さんが書いた小説です。それもありどういう内容なのか興味があり購入しました。何より学生時代を思い出すような甘酸っぱい内容です。学生時代の自分と照らし合わせて感情移入ができ作中の登場人物を応援したくなったり読み進めているうちに吸い込まれるような感覚になります。(10代男性)
榎田ユウリ「カブキブ!」
学園小説 榎田ユウリ「カブキブ!」がおすすめの理由
歌舞伎が大好きな風変わりな高校生である来栖黒悟が、「カブキブ」の設立に奔走する姿を描き切っていました。自分の好きなものをとことん追い求めていく青春と、多くの仲間たちを巻き込んでいく様子が微笑ましかったです。(30代男性)
森絵都「カラフル」
学園小説 森絵都「カラフル」がおすすめの理由
プロローグでの場面設定が現実ではありえないものだが、小説の舞台や登場人物の人間関係などは、この世の中の光と影の部分をリアルに描き出しているから。主人公の置かれた状況が実際にありそうなもので人間味があってとても面白い。その中で主人公がどう考え動くかを、自分自身のそれと比べられるのも興味深い。(20代女性)
有川浩「キケン」
学園小説 有川浩「キケン」がおすすめの理由
工業大学をメインの舞台とした青春?小説でした。 キャラクターたちの驚きの行動、大学生とは思えない部分が表面化した本です。 最後に過去の話であったことが明かされますが、すごく中身が面白いです。 有川さんの作品の中で影が薄く恋愛観もほとんどないですが面白いので読んでみて下さ(10代男性)
有川浩さん「キケン!」
学園小説 有川浩さん「キケン!」がおすすめの理由
本気で部活動に取り組んでいて、学生時代を精一杯駆け抜けていく学生たちの青春をいきいきと描いた作品。研究部を守るために部員同士でぶつかってしまったり、家族とうまくいかない学生の悩みも描かれている。もちろん学園小説ではお約束の恋愛要素もちりばめられていて読んでいるうちにこちらも学生時代に戻ったような懐かしい気持ちになれる作品だと思う。(20代女性)
鴨志田一「さくら荘のペットな彼女」
学園小説 鴨志田一「さくら荘のペットな彼女」がおすすめの理由
さくら荘という学生が住む寮に個性豊かな仲間達が一緒に暮らしていく学園青春ラブコメです。 各々の夢に向かって努力していく姿。また才能の壁にぶつかる瞬間。その中で生まれる恋の行方などが読んでいてワクワクしてきます。(20代男性)
若竹七海「スクランブル」
学園小説 若竹七海「スクランブル」がおすすめの理由
80年代の女子高校生時代をともに過ごした6人。その高校で起きた殺人事件。結局犯人はわからないまま大人になりその中の一人の結婚式で久しぶりに集まりそれぞれが当時を回想していきます。もちろんスマホも携帯もなく家に電話して連絡を取り合う。今の時代とは背景は全然ちがうのだろうけど高校生の背伸びや自意識過剰さ嫉妬など甘酸っぱい気持ちになります。その中でも今いる友達と一日と会わない日がくるなんて思わなかったとい言葉がありすごく共感。そうそう高校時代の友達って嫌になるくらい一緒にいたよねぇ。。とミステリ小説なんですが学園小説部分が秀逸な作品です。もちろん意外な犯人という部分でも最後は楽しませてくれます。(40代女性)
乙武 洋匡「だいじょうぶ3組」
学園小説 乙武 洋匡「だいじょうぶ3組」がおすすめの理由
乙武さんが実際に教員をされた経験を元に書かれているのだが、 いかに普通の「学校」や「教師達の考え方」が、経験不足で狭い価値観の 世界に基づいたものであるかがよく分かる。 自分の経験と照らし合わせても、 「よくぞ言ってくれました!!」と思う箇所が多く、 ただの学園物語ではない、社会への、歯に衣着せぬレポートとも言えるから。 また、多種多様な性格や家庭環境を持つ生徒に対し、 1通りの教育方針では、その子を導いていくことなどできない。 教師のきめ細かい観察力や対応が必要であるが、 実際そのような対応をすることで、 状況が変わっていくという事実を訴えた書だと思うので、おすすめしたい。(40代女性)
日日日「ちーちゃんは悠久の彼方」
学園小説 日日日「ちーちゃんは悠久の彼方」がおすすめの理由
ゲーム「あんさんぶるスターズ!」のメインシナリオを担当している日日日さんが書かれた小説です。あんスタはタイトルに反してストーリーが重い、暗い、悲しいと言われる理由がこの一冊を読むだけで分かります。日日日さんの根本にあるものが垣間見ることができます。(30代女性)
恩田陸「ネバーランド」
学園小説 恩田陸「ネバーランド」がおすすめの理由
高校の冬休み、帰省せずに寮に1週間残った4人の少年の物語りでした。普段の大人数の時とは違い、少人数になると役割が変わっていく感じが高校生らしかったです。高校生なのにしっかりとしたストーリーを持った4人が語りだし、その話方も受け止め方も高校生らしく、青春らしくて素晴らしかったです。未成年が飲酒をしていたり喫煙したり、気になってしまう部分もありましたが、ある事件を機に紐解かれていく4人の秘密と変化するお互いの距離感や懐かしい空気感は心地よかった。それぞれの個性が丁寧に描かれていて、いつの間にかすっかり引きこまれた。(20代女性)
井上堅二「バカとテストと召喚獣」
学園小説 井上堅二「バカとテストと召喚獣」がおすすめの理由
学園もののラノベだが、学業が良ければリッチ、悪ければ机さえないという学内格差の中で一番の最下層のクラスが下克上を起こしていく。主人公が最下層にいるのが不思議なヒロイン2人に好かれているのに本人は気づかないのはお約束。バトルとラブコメがうまい具合に混ざり合った作品です。(40代男性)
小峰元「パンドラの恋愛能力共通一次テスト」
学園小説 小峰元「パンドラの恋愛能力共通一次テスト」がおすすめの理由
学校のテストの結果よりも異性との関係の方が気になってしまう、高校生の日常生活の風景が映し出されていく本です。バレンタインデーや修学旅行などの青春の1ページを飾るイベントと、謎めいた事件が絡み合っていく展開が面白かったです。(30代男性)
藤崎彩織「ふたご」
学園小説 藤崎彩織「ふたご」がおすすめの理由
この作家さんは、今年度の直木賞ノミネート作品ですし、人気バンドセカイノオワリのピアノ&演出担当者でもあります。内容としては、精神的な病があり、立ち直ろうとしている方、または、サポートしている方が読んだら共感するのではないでしょうか?(40代女性)
はやみねかおる「モナミは世界を終わらせる?」
学園小説 はやみねかおる「モナミは世界を終わらせる?」がおすすめの理由
若者向けの小説だが、随所にちりばめられたボケやツッコミは昭和世代のお父さん、お母さんでも十分にわかるもの。主人公のドジな女子高生が世界の破滅の運命を握っている、という設定はいわゆるセカイ系のものだが、明るいパロディで一気に読ませる。(40代男性)
木堂椎「りはめより100倍恐ろしい」
学園小説 木堂椎「りはめより100倍恐ろしい」がおすすめの理由
高校でバスケ部に所属している男子高校生の、些細なトラブルから巻き込まれる予想外のハプニングが映し出されていきます。閉ざされた世界の中でひたすらに「いじめ」や「いじり」をやり返す、10代の鬱屈とした思いが伝わってきました。(30代男性)
羊太郎「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」
学園小説 羊太郎「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」がおすすめの理由
イラストを描いているのは三嶋くろね先生です。 ライトノベルの中では最高の学園バトルラブコメです。主人公のグレンがとある事情により魔術学園の講師となる所が始まりです。最初はヤル気もなくだらしなく魔術師としても三流のグレンに生徒達は呆れますが、ある出来事から授業を真面目に行うように。圧倒的な知識量に生徒達は圧倒されます。そしてある生徒を狙う事件の発生、学園にいる大人はグレンのみ!という不利な状況からの生徒との絆と成長。そして息をのむグレンの過去。まさに笑いあり涙ありの小説です。(20代女性)
貴志祐介「悪の教典」
学園小説 貴志祐介「悪の教典」がおすすめの理由
友達に勧められて、その本を貸してもらいました。上下、2冊。映画にもなり観ましたが、映画は短縮されえすぎてて、正直、がっかりしました。読み始めると、次どうなるのか?、どうなるのか?、気になり、ジェットコースターにのっているような感じで読み切りました。(40代女性)
葉月抹茶「一週間フレンズ。」
学園小説 葉月抹茶「一週間フレンズ。」がおすすめの理由
川口春奈・山崎賢人主演の映画のノベライズです。記憶喪失で他人に心を閉ざしてしまった主人公。その心をクラスメイトの友情が開いていくストーリーです。爽やかな友情の物語で、学園生活が懐かしくなる作品でおすすめです。(40代女性)
友井羊「映画化決定」
学園小説 友井羊「映画化決定」がおすすめの理由
高校2年の男子ナオトと、小学校のころに描いた漫画のネームをもとに映画を撮ろうとする映研の才女ハルを軸にした物語です。 ハルの映画にかける情熱、ナオトの失踪した父親に対する哀しみ、ナオトの幼馴染の少女の彼に対する想い、など、高校を舞台に各人の青春が描かれて、惹きつけられます。 小説としてまだ少々粗削りなところもありますが、それは逆に青田の魅力かもしれません。(60代男性)
佐藤多佳子「黄色い目の魚」
学園小説 佐藤多佳子「黄色い目の魚」がおすすめの理由
学生特有の多感な気持ちを描いており、主人公とヒロインの過去から現在交わるまで、交互に書かれているのも特徴的です。 そこまで波風は立たない内容ではありますが、読み終わった後、必ずほっこりとした気持ちになると思います。(20代男性)
大崎知仁「屋上探偵」
学園小説 大崎知仁「屋上探偵」がおすすめの理由
頭脳明晰・眉目秀麗だが果てしなくエッチな屋上のトラブルシューター・犬村元貞と、彼を取材したことからトラブルに巻き込まれることになった新聞部員・月島周子のコンビが織りなすアクションコメディが読んでいて止まらなくなるほど面白い。 推理はもちろん、友達以上な2人の恋の行き先もとても気になる作品!(20代女性)
瀬尾まいこ「温室デイズ」
学園小説 瀬尾まいこ「温室デイズ」がおすすめの理由
学校のあり方について考えさせられる話でした。中学校のいじめに立ち向かう女の子と取り巻く学校の温室のような環境、学校という集団にひとりひとりがどう向き合い生きていくのか、成長も感じる話です。何が正解ということでなく、それぞれが自分なりに過ごす事が大切と感じました。(20代女性)
西尾維新「化物語」
学園小説 西尾維新「化物語」がおすすめの理由
日常との雰囲気を残しつつ日常とはかけ離れた怪異を題材に自分では想像のできない意外な展開でいつもたのしませてもらっています。またシリーズものなので1度読むとなかなか抜け出せない依存性がありおすすめです。(10代女性)
万城目学「鴨川ホルモー」
学園小説 万城目学「鴨川ホルモー」がおすすめの理由
肩の力を抜いて楽しめる小説だからです。本当に存在していそうな京大生たちが京都中を舞台に面白おかしく暴れまわるお話で、京都の魅力を散りばめながら笑いあり少しの恋愛ありで一気呵成に読んでしまうことのできる小説です。万城目ワールドに引きずり込まれる作品です。(30代男性)
山本渚「吉野北高校図書委員会」
学園小説 山本渚「吉野北高校図書委員会」がおすすめの理由
図書委員の少女の視点を通して描かれる高校生の青春。男友達が彼女を作ったことから、自分の心を見つめる少女。こんな高校時代、経験したことないのに、なぜか心に訴えかけてきます。 今日マチ子の柔らかな色彩の表紙も、本編とよくマッチしています。(20代男性)
橋本紡「九つの、物語」
学園小説 橋本紡「九つの、物語」がおすすめの理由
主人公が読む本の目次が、小説のタイトルにある九つの、に当たります。本好きの方は目次を見る度に、この本読んだな、とも感じるかもしれないです。学生の主人公が兄や周りの人とのやり取りを通して、成長していく比較的、読みやすい小説のため推薦しました。この小説にも楽しい仕掛けがあり、小説に出てくる料理のレシピが最後に載っています。主人公が好きな兄の料理が、読者にも作れます!(笑)実際に私は、何回も作っては本の余韻に浸りました。料理の好きな方も、本を、レシピを見て作ってみてほしいです。ぜひ一読を。(30代女性)
諸星悠「空戦魔導士候補生の教官」
学園小説 諸星悠「空戦魔導士候補生の教官」がおすすめの理由
第24回後期ファンタジア大賞金賞受賞作。突如現れた、その身に宿した呪力で地上を蹂躙していった謎の存在、魔甲蟲と戦う空戦魔導士が空戦魔導士候補生の教官になる小説で、候補生と教官、また教官の元同僚や後輩達と、様々な出来事に巻き込まれ事件を解決していくストーリーでずっと読んでいられる作品だからです。(20代男性)
住野よる「君の膵臓をたべたい」
学園小説 住野よる「君の膵臓をたべたい」がおすすめの理由
小説の名前が印象的で本屋さんで見つけて人気の作品という事で読んで見る事にしました。 作品もそんなに難しいものではなくとても読みやすかったです。 命の大切さや恋愛について深く考えさせられる小説でした。 読み終わったら感動でたくさんの涙が出てました。とても 素晴らしい作品だと思います。(20代女性)
瀬尾まいこ「幸福な食卓」
学園小説 瀬尾まいこ「幸福な食卓」がおすすめの理由
主人公が食卓を通して家族との関係を気づいていくのだが、思春期の繊細な心の移り変わりや家族一人一人の描写が細かくて共感するストーリーだった。また、おいしそうな料理がたくさん出てくるので、読んでいて楽しかった。(20代女性)
宮部みゆき「今夜は眠れない」
学園小説 宮部みゆき「今夜は眠れない」がおすすめの理由
とてもテンポが良くスラスラと読み進められます。 子供達の自然な会話がとても微笑ましいです。 現実には無さそうな設定なのですが ありえるかもとドキドキさせてもらえます。 大人でも子供でも楽しめる内容だと思います。(30代女性)
赤川次郎「死者の学園祭」
学園小説 赤川次郎「死者の学園祭」がおすすめの理由
古い本だけれど本の中の学校に引き込まれていく感覚がある。学生らしい感性がうまく表現されているので安心して読み進められていく。近頃の携帯小説とは違った文章での表現が的確でテンポよく読み進められる。自分の学生時代を思い出すから。(50代女性)
朝松 健「私闘学園」
学園小説 朝松 健「私闘学園」がおすすめの理由
口先だけのプロレスマニアのヘタレの主人公が、沖縄空手の達人の教師と出会い、格闘技に目覚め成長してくという話なのですが、出てくるキャラはもうすごく濃い。シリアスとギャグのバランスも最高で今の時代ならアニメ化されるだろうくらいの傑作と思う。(50代男性)
筒井康隆「時をかける少女」
学園小説 筒井康隆「時をかける少女」がおすすめの理由
私が学生の頃、ドキドキしながら読んだ小説です。時空を行き来するファンタジーに、あり得ないと思いながらもその世界観に魅了されました。甘酸っぱい恋心や、記憶をなくしても心の底で好きな人を待ち続ける主人公を、心から応援したくなる作品です。(30代女性)
柚木麻子「終点のあの子」
学園小説 柚木麻子「終点のあの子」がおすすめの理由
私立高校の女子高生を主人公とした短編4編が収められた柚木麻子さんのデビュー作です。視点人物によって同じ人物の行動が良くも悪くも見える描写がリアルで心に刺さりました。柚木さんの書く女子は素敵な部分も嫌な部分もはっきりと書かれるので読んでいて飽きません。(20代男性)
朝井リョウ「少女は卒業しない」
学園小説 朝井リョウ「少女は卒業しない」がおすすめの理由
廃校が決まっている高校の卒業式を描いた連作短編集です。卒業式の何とも言えないそわそわした雰囲気が表現されていて、読んでいて懐かしくなりました。個々の完成度も高く1章が送辞のみで構成されている話もありました。作者特有のミステリ的な技巧も使われていて面白いです。(20代男性)
朝比奈あすか「人間タワー」
学園小説 朝比奈あすか「人間タワー」がおすすめの理由
私が小学生の頃、組立体操をできる六年になると、大人になったようで誇らしかったです。子供が組み立て体操をすることになると、心配で仕方ありません。小学生の時しか出来ないことなのでおもいっきり楽しんで欲しい、親子で読んで、お互いの気持ちを確認できます。(30代女性)
赤澤竜也「吹部!」
学園小説 赤澤竜也「吹部!」がおすすめの理由
弱小吹奏楽部にやってきた素性不明の顧問・ミタセン。変人ながらも類まれなる音楽センスによって超個性的な部員が揃う吹部を立て直していく青春小説。かなり笑ったし、泣きました。何かを一所懸命にやっている姿って感動するなぁと思いました。(20代女性)
桜庭一樹「青年のための読書クラブ」
学園小説 桜庭一樹「青年のための読書クラブ」がおすすめの理由
桜庭一樹さんの作品はどれも女性が魅力的だと思うのですが、この作品では独特の世界観も相俟って特に強くそう感じました。女子高で巻き起こる事件に巻き込まれたり解決したりするお話ですが古典の引用などもあり登場人物のみならず言葉ひとつひとつが魅力的な本だと思いました。(20代女性)
恩田陸「雪月花黙示録」
学園小説 恩田陸「雪月花黙示録」がおすすめの理由
久々に恩田陸のファンタジーと学園の融合作品だなと思いました。ライトノベルのような作品だと思います。学校を舞台にしながらも、あり得ない闘いがあったり特殊な生徒事情があったりと自分の学園生活と比べて共感できない部分も多々あります。 でも夢にような学校の姿だったり、非現実的な世界に入り込んでいける作品なので続きがどうなるかとても気になり、読みやすい作品だと思います。(30代女性)
東野圭吾「卒業―雪月花殺人ゲーム」
学園小説 東野圭吾「卒業―雪月花殺人ゲーム」がおすすめの理由
東野圭吾作品では初期の作品ですが、のちに代表的登場人物になる「加賀恭一郎」が大学生として初登場した作品。 ミステリー小説では必須の「謎解き」を中心としたストーリーながら、学生の仲間意識や友達心理の描写が秀逸。 東野作品は登場人物が魅力的で読み進むうちに引き込まれるのが魅力です。(50代男性)
有間カオル「太陽のあくび」
学園小説 有間カオル「太陽のあくび」がおすすめの理由
私の地元ではメロンが有名。大学の農学部の生徒が、新種のメロンを売り出そうと悪戦苦闘していたのを思い出した。この本では新種のミカン。みんな太陽のように輝いていて、眩しくて見ていられなかった。力を貰った。(30代女性)
七月隆文「天使は奇跡を希う」
学園小説 七月隆文「天使は奇跡を希う」がおすすめの理由
まず、読みやすい所がお薦めです!物語が進んでいくと、話の展開がすごく変わるところがあるのですが、そこの変わりかたがいい意味で裏切られる感じです。そこからがすごく素敵なので本当に読んでいただきたい純愛の一冊です。(20代男性)
はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」
学園小説 はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」がおすすめの理由
どこにでもあるような普通の街に住んでいる凡人の自分は冒険なんてしたくてもできないと思っていたが、この小説を読んで街で冒険する楽しさを知ることが出来た。平凡な生活をつまらなくするのも面白くするのも自分次第である。主人公たちのように自分も夢を実現させたい!というパワーがわいてくる小説。(10代女性)
東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」
学園小説 東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」がおすすめの理由
一風変わった現代風ミステリー小説で、普段ミステリー小説を読まない人でも、シリアス展開が少なくコメディ要素たっぷりの事件解決型の短編物語構成になっていて読みやすいです。登場人物は全員癖が強く、名前もすぐに覚えられるため誰が誰だっけとならずに済みます。(20代女性)
野村美月「文学少女」
学園小説 野村美月「文学少女」がおすすめの理由
当たり前ですが話が面白い。 好きなことを食べちゃいたいぐらいと言いますが 本当に食べるんです。 女子高校生が名作文学を食べるんです。 その味と本の感想を言ってくれるんですが その子が言うと、敬遠していた文学作品を読んでみようと思ってしまいます。 なので、この本も面白いしその文学作品も読みたくなるし、一冊で2倍楽しい感じになってます。 あと、毎度毎度ちょっとした事件に巻き込まれるんですが、その事件が文学作品モチーフになっていて、伏線回収もうまいです。ぜひ、読んでいただきたいです。(20代女性)
三並夏「平成マシンガンズ」
学園小説 三並夏「平成マシンガンズ」がおすすめの理由
学校ではクラスメイトとの関係性に悩みながら、家庭では居場所のない女子中学生の孤独な日常が映し出されていきます。教室内の張り詰めた空気感と、10代の少年少女たちの瑞々しい会話がリアリティー溢れていました。(30代男性)
日向まさみち「本格推理委員会」
学園小説 日向まさみち「本格推理委員会」がおすすめの理由
小中高一貫の大型学園都市を舞台に設定して、校内の謎めいた事件に挑む4人の生徒たちの活躍が痛快なストーリーになります。ありふれた学校の怪談が、思わぬ過去の因縁へと繋がっていくストーリー展開がスリリングでした。(30代男性)
平田オリザ「幕が上がる」
学園小説 平田オリザ「幕が上がる」がおすすめの理由
とある地方都市にある高校の中で、演劇コンクールにかける女子高校生たちの青春時代を描き出している作品になります。舞台の上で苦しみながらも成長していく少女たちの姿と、それぞれの旅立っていく様子が感動的でした。(30代男性)
成田空子「無敵なぼくら」
学園小説 成田空子「無敵なぼくら」がおすすめの理由
高校が舞台のボーズラブですが、描かれているのは当たり前の恋愛感情ばかりで、楽しく読むことができます。きらいだったはずの相手をいつの間にか好きになっていたことに気づいたり、その気持ちを持て余して、関係ない誰かを傷つけたり、、等々。元気いっぱいの主人公と、知的でクールな同級生という王道の組み合わせをしっかりと描ききっているところも見所です。(30代女性)
辻村深月「名前探しの放課後」
学園小説 辻村深月「名前探しの放課後」がおすすめの理由
過去に戻った主人公が数ヶ月後に自殺する学校の誰かを止めるために奔走する学園小説です。上下巻に分かれていますが、並行して色々な登場人物のストーリーが進んでいくので次へ次へと読み進めてしまいます。物語がとても丁寧に作り込まれていて、あちこちに張り巡らされた伏線がラストに回収されていく時は感動します。まっすぐな主人公が必死に駆け抜けていくまぶしさがたまらなく素敵で、どんな人にもぜひ読んでもらいたい作品です。(20代女性)
豊島ミホ「夜の朝顔」
学園小説 豊島ミホ「夜の朝顔」がおすすめの理由
小学校1年生から6年生までの出来事を綴った、センリを中心とする子どもたちのお話。子どもって侮れない。子どもらしさを演じながら、自分を取り巻く人間関係の中で危ういバランスをとっている。子どもだって疲れるよなと思う本。(40代女性)
わからない「恋空」
学園小説 わからない「恋空」がおすすめの理由
感情が入り込み凄く感動した。結果が見えなくて次々ページをめくり読みたくなる。映画化されて映画より小説の方が読みがいがあったのでよかったです。映画は小説と想像していた人物が違ったので少し残念に思いました。(20代女性)
恩田陸「六番目の小夜子」
学園小説 恩田陸「六番目の小夜子」がおすすめの理由
普通の学校に無さそうな言い伝えられているサヨコという行事をやっているのでファンタジーの世界に入り込める。それだけではなく、普通の学生が経験する恋愛や友情などのストーリーも描いている。現実にない世界をファンタジー要素で楽しめる部分と現実と同じリアルな世界を共感しながら楽しむ事が出来るので、ありそうで無さそうな学校という世界観を存分に味わえる楽しさがあるから。(30代女性)
豊島ミホ「檸檬のころ」
学園小説 豊島ミホ「檸檬のころ」がおすすめの理由
豊島ミホが得意な学園ものの小説です。みずみずしくも、不安定な「あの頃」の気持ちを思い出させてくれる青春小説です。ハードカバーは装丁も美しく、表紙を眺めているだけで学生時代を思い出させてくれます。さわやかなだけでなく、学生時代の苦い思いも表現されているところが好きです。(30代女性)
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