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朝井リョウおすすめ作品ランキング
読書好きの方に朝井リョウさんのおすすめ作品をお聞きしランキング形式でまとめました。面白い作品ばかりですので、ぜひ読書の参考にしてみてください。
9位タイ.朝井リョウ「ままならないから私とあなた」(2票)
朝井リョウ「ままならないから私とあなた」の内容
友人の結婚式で出会った彼女は、他の場所では全く違うプロフィールを名乗っていた―「レンタル世界」。高校時代から発明家として脚光を浴びてきた薫。しかし、薫をずっと近くで見ていた雪子は、彼女があまりに効率を重んじることに疑問を感じる―「ままならないから私とあなた」
朝井リョウ「ままならないから私とあなた」がおすすめの理由
AIが進化した先の世界では、人間はどうなってしまうのだろうとちょっと怖くなる。効率や無駄がないことが重視されるけど、非効率であったり回り道することで、新たな発見や出会いがあるのも事実。人が人らしく生きるために、便利なものとうまく付き合わないといけないなと感じました。(30代女性)
『レンタル世界』と『ままならないから私とあなた』の2作収録されています。『レンタル世界』は先輩の結婚式で見かけた新婦友人が気になっていた雄太が、後日偶然彼女と再会し”レンタル友達”だった事を明かされます。雄太は彼女に”レンタル”を辞める様言うが彼女は離れる気はありません。『ままならないから私とあなた』は元々幼馴染で仲の良かった2人、成長に従って無駄なものを排除する薫と無駄なものにこそ温かみが宿ると考える雪子の価値観が徐々に離れていく話です。2作共理解し合えない相手との物語だと感じました。お互いの主張、譲れない部分があって、そこが衝突する。そうするとどうしても対立してしまいます。『ままならないから~』の方は幼い頃からの話もあるので衝突する2人は読んでいて辛いものでした。しかし、薫の言い分も雪子の言い分も分かるので何とも言えない気持になりました。朝井リョウさんの描く女性はリアルだと感じました。(20代女性)
9位タイ.朝井リョウ「何様」(2票)
朝井リョウ「何様」の内容
生きていくこと、それは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。光を求めて進み、熱を感じて立ち止まる。今秋映画公開予定『何者』アナザーストーリー集。光太郎が出版社に入りたかったのはなぜなのか。理香と隆良はどんなふうに出会って暮らし始めたのか。瑞月の両親には何があったのか。拓人を落とした面接官の今は。立場の違うそれぞれの人物が織り成す、`就活’の枠を超えた人生の現実。直木賞受賞作『何者』から3年。いま、朝井リョウのまなざしの先に見えているものは――。
朝井リョウ「何様」がおすすめの理由
自意識にとらわれて悩む6人の男女の姿を描いた短編集。立場はそれぞれだが、他人の目、評価を異様に気にするという点ではみな共通する。表題作の本気の1秒がスタートになるというポジティブな捉え方は、何をするにも励みになるなと思いました。(30代女性)
「何者」のアナザーストーリーということで購入しました。高校、大学、就職など、一通り終えてきた私でも、昔を思い出し共感することができました。読んでいて、イタイところを突かれ辛い思いもした。でも、私の大切な一冊に入ります。(30代女性)
9位タイ.朝井リョウ「少女は卒業しない」(2票)
朝井リョウ「少女は卒業しない」の内容
今日、わたしはさよならする。図書室の先生と。退学してしまった幼馴染と。生徒会の先輩と。部内公認で付き合ってるアイツと。放課後の音楽室と。ただひとり心許せる友達と。そして、ずっと抱えてきたこの想いと―。廃校が決まった地方の高校、最後の卒業式。少女たちが迎える、7つの別れと旅立ちの物語。恋愛、友情、将来の夢、後悔、成長、希望―。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。
朝井リョウ「少女は卒業しない」がおすすめの理由
「高校生に戻りたい」ではなく「高校生になりたい」と読了後ぼんやりと思いました。朝井リョウさんはやっぱり高校生の心情を書くのがとても上手い方だなあと思います。忘れたくないと思っていることも気が付かないうちに忘れていってしまっているのかなあ。(20代女性)
翌日に取り壊しが決まっている高校の卒業式を書いた短編集。スゥーっとカーテンに揺れてる春風チックな登場人物たちでした。揺れたり、揺られたり、止まったり、飛び降りたり、忙しく動く時間の中で、最後の制服姿を楽しんでいるように思えた。(30代女性)
9位タイ.朝井リョウ「武道館」(2票)
朝井リョウ「武道館」の内容
本当に、私たちが幸せになることを望んでる?恋愛禁止、スルースキル、炎上、特典商法、握手会、卒業…発生し、あっという間に市民権を得たアイドルを取りまく言葉たち。それらを突き詰めるうちに見えてくるものとは―。「現代のアイドル」を見つめつづけてきた著者が、満を持して放つ傑作長編。
朝井リョウ「武道館」がおすすめの理由
私がその本を知ったのは好きなアイドルグループの子たちがドラマをすると告知をした時でした。実際にこの本を手に取って読んだのはドラマが完結して少し経った頃でした。ドラマを見て面白そうだなと思って購入たのですが結構面白かったのでお勧めしたいと思います。(20代女性)
武道館でのライブを目指すアイドルたちの奮闘記。世間が考えるアイドル像と、10代という青春の間で葛藤する少女たちのリアルな物語。何かを選択することは何かを犠牲にすることでもあり、それを全て認めた上で、自分が一番自信を持って正解にできる選択をしていきたい。(30代女性)
7位タイ.朝井リョウ「チア男子‼︎」(3票)
朝井リョウ「チア男子‼︎」の内容
大学1年生の晴希は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた。だが、負けなしの姉と比べて自分の限界を悟っていた晴希は、怪我をきっかけに柔道部を退部する。同時期に部をやめた幼なじみの一馬に誘われ、大学チア初の男子チームを結成することになるが、集まってきたのは個性的すぎるメンバーで…。チアリーディングに青春をかける男子たちの、笑いと汗と涙の感動ストーリー。
朝井リョウ「チア男子‼︎」がおすすめの理由
爽やかでテンポ良くてどんどん先が読みたくなる本です。男子大学生が男子のチアリーディング部を立ち上げることになり、メンバー集めのドタバタから始まるのですが、読んでいると登場人物それぞれに「こういう子、いるいる」と思わずつぶやいてしまうような感じがあり引き込まれてしまいます。チアリーディングのスピリットの素晴らしさ、各種の技の難しさも教えられ、実在する早稲田大学のチア男子を見たくなってしまいます。時に危険を伴うためお互いがお互いを信じあっていないとできない競技。男子だからこその爽やかさもあって、ワクワク、時にキューンっとしてしまう本です。(40代女性)
個性的すぎるメンバーの掛け合いが楽しい。まるで小学生男子のようなノリに吹き出すこともありました。さらに、チアを通して自分の弱さに向き合っていく登場人物たちのストーリーに泣かされました。笑いあり、涙ありの青春小説でおすすめです!(20代女性)
男子チアの物語。前半は、なんでこの人たちチア始めたの?と疑問に思うところもあったか、後半の巻き返しがすごい。素人がチアを始めて、時には衝突もあって、みんなで努力して、と青春スポ根ものの王道ストーリーではあるが、練習ノートに綴られたメンバーの想いに、思わず涙してしまった。(30代女性)
7位タイ.朝井リョウ「もういちど生まれる」(3票)
朝井リョウ「もういちど生まれる」の内容
彼氏がいるのに、親友に想いを寄せられている。汐梨、平凡な日常と、特徴のない自分に飽き飽きしている。翔多、絵を通して、壊れた家族に向き合おうとする美大生。新、美人で器用な双子の姉にコンプレックスを抱く浪人生。梢、才能の限界を感じつつも、バイトをしながらダンス専門学校に通う。遙。あせりと不安を力に変えた5人が踏み出す“最初の一歩”。
朝井リョウ「もういちど生まれる」がおすすめの理由
この小説は、若者だけが甘受できる世界の輝きに満ちたとあるのだけれど、その通りだと思う。 若さと瑞々しさの物語、美しいものは、失われる瞬間に、とても強く輝いている。 だから瑞々しさは、それが失われ始める瞬間に、もっとも瑞々しいのだ。 大学生の人にはこれからのことを考えるために読んでほしいし、社会人にはこれからの過ごし方を考えさせられる。 でも、心に残った光を胸に、強く生きていきたいと考えさせられた。 久しぶりに、読んだ〜と思える小説でした。(50代男性)
音楽にしろ、小説にしろ、自分を表現しようとして、他人と衝突してしまうのは仕方のないことです。上手くいかない葛藤が上手く表現されていました。この小説自体、賛否両論あるそうですが、私は、自分の青春時代を思い出しながら楽しく読めました。(30代女性)
言葉の使い方が素晴らしい。キラキラ光る比喩や、鋭利な刃物のような感性が、決して押し付けでなく文章全体を彩る。若い時特有の痛みや、喜びがすくい取られていて、そこから遠く隔たってしまっている身にもその切なさが染み渡る。(30代女性)
5位タイ.朝井リョウ「スペードの3」(4票)
朝井リョウ「スペードの3」の内容
ミュージカル女優、つかさのファンクラブを束ねる美知代。小学校の同級生の出現によって美知代の立場は危うくなっていく。美知代を脅かす彼女には、ある目的があった。つかさにあこがれを抱く、地味で冴えないむつ美。かつて人気を誇っていたが、最近ではオファーが減る一方のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差し、動き出す。私の人生は私だけのもの。直木賞作家朝井リョウが、初めて社会人を主人公に描く野心作!
朝井リョウ「スペードの3」がおすすめの理由
『桐島、部活やめるってよ』などで知られる朝井リョウさんの小説です。主人公が社会人の女性という、彼の作品にしては珍しい設定が特徴ですね。筆者自身は男性のはずなんですが、女性社会独特の本音と建て前みたいな距離感を上手く描写していて、筆者の観察眼の鋭さを感じます。女性がどういう思考で動いているのか勉強になる1冊です。(20代男性)
この人の小説は結構読みやすいタイトルの物が多いんです。(何者・もういちど生まれる、桐島、部活やめるってよ)このようなタイトルが多いんです。その中でも今回は初心者にオススメな「スペードの3」という小説を紹介したいと思います。劇団のツカサファンクラブび足を訪れた美和代。小学生時代の同級生に出現により美和代の立場がしだいに危うくなる。美和代を脅す彼女にも目的があり‥、その他にもツカサに憧れを持つムツミ、最近では人気が急降下しているツカサなど3人の不満が交差しながら進んでいく人生を表し、それがいつしか希望をへと変えていくという一作品です。(30代女性)
朝井さんはとても人の心を表現するのが上手だから、人間のどろどろとした方を書かれると、上手だからこそなんとも言えない気持ちになります。自分が優位に立てる場所を必死に探してしがみつく、誰にでもある醜い部分を描いていて、心が痛くなりながら読みました。(30代女性)
朝井リョウさんの物語は最後にどんでん返しがあるので、毎回何があるんだろうと楽しめます。このスペードの3は何人かの女性を主軸にして物語が分かれています。最初の話のスペードの3は、これまで順調だった事が急に崩されていく様を感じることができ、人間の弱さや醜さを感じることができました。(20代女性)
5位タイ.朝井リョウ「星やどりの声」(4票)
朝井リョウ「星やどりの声」の内容
東京ではない海の見える町で、喫茶店「星やどり」を営む早坂家。三男三女母ひとり。亡き父が残した名物のビーフシチューの香りに包まれた生活には、慎ましやかながらも確かな幸せがあった。しかし、常連客のおじいちゃんが店に姿を見せなくなった頃から、家族に少しずつ変化が。各々が葛藤を抱え息苦しくなる早坂家に、父が仕掛けた奇跡が降りそそぐとき、一家は家族を卒業する。著者が学生最後の夏に描いた、感動の物語。
朝井リョウ「星やどりの声」がおすすめの理由
いいお話だったので泣いてしまいました。 好きなパンを購入できなかったり、電気料金をを気にしたり、親なら誰も自分の子供にそんな経験させたくないと思います。 きっと切なくなります。 寝たふりをする長女琴美に父親が語りかけるシーンがとっても暖かくてよかったです。 あのまま育ってくれたら安心と親に思われている次男は本当に可愛くなっていいと思いました。 琴美に「自慢の娘だよ」という言葉を遺してあげられて本当によかった、星やどりの本当の意味を知った時、完全に泣いてしまいました。 天窓を作った父親の気持ちがわかる年齢になった時、子供達の成長を見ていられる事は、本当に幸せな事ではないでしょうか。(50代男性)
亡くなったお父さんが家族に託した思いと、家族の絆が再確認できるラストに感動しました。登場人物が多いのに、よくここまで分かりやすく描いているなと思います。登場人物それぞれの心情が繊細に描写されていて、思いが伝わってきました。とても心温まる一冊です。(20代男性)
海のある小さな町の、ひとつの家族の物語。母と、6人の兄弟姉妹が織りなす物語は、いつもにぎやかで明るくて、だけどどこか繊細でほろ苦い。当たり前の日々が大切だと思える、そんな優しい物語。一人一人の繊細な心の動きの表現が絶妙です。(30代女性)
温かい家族の物語。なるほど、タイトルの星やどりにはそんな意味がこめられているのかとわかりました。そしてその意味も実に喫茶店らしくほのぼのとさせられました。号泣というよりは、人間の温かさにじーんと感動という感じです。(30代女性)
3位タイ.朝井リョウ「時をかけるゆとり」(5票)
朝井リョウ「時をかけるゆとり」の内容
戦後最年少直木賞作家の初エッセイ集。就活生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった著者。この初エッセイ集では、天与の観察眼を駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。『学生時代にやらなくてもいい20のこと』改題。”圧倒的に無意味な読書体験”があなたを待っている!?
朝井リョウ「時をかけるゆとり」がおすすめの理由
普段読書しない人にオススメなのはこれ!エッセイなので、かなり読みやすくなっています。もう何と言っても面白い!爆笑の嵐です。テンポよく進められるし、物語ではなく朝井さん1人の視点で進むのでわかりやすいです。ゆとり世代に限らず、どの世代の人も学生時代に経験したバカなことが語られていて、疾走感溢れてとても面白いのですが、読み終わった後は昔のなんでも出来た若い時を懐かしむおセンチな気分になります。(20代女性)
朝井リョウさんのエッセイ。彼が描く小説の世界とは大きく異なった、とにかく笑える、くだらない(褒め言葉)話の数々。素晴らしい賞を手に入れている作家であるのに、その学生生活はバカらしく憎めない青年の毎日で、言葉の言い回しにもまんまと笑ってしまった。(30代女性)
「何者」にしろこの本にしろ、若者の心を掴むのが上手いと感心する。インパクトのある題で、購入した人も多いだろう。そして、真面目な要素はない。とにかく面白い。学生が読むと、これからの人生を有意義に過ごせるだろう。(30代女性)
東京の私立大学に通っていたことのある人なら誰でも経験したことのあるであろう学生生活の日常を、朝井リョウさんの感性•文章力でとても面白おかしく語られています。今作品はエッセイですが、ここで表現されている人間観は、直木賞作家としての彼のノンフィクション作品の根底に流れているものであり、彼の作品を理解する上でとても重要だと思います。(20代男性)
この本は朝井リョウさんのエッセイ集で、短いエピソードがいくつかまとめられているので読みやすいです。ひとつひとつのエピソードはしょうもないですが、それを描く朝井さんの見方が面白いです。学生時代も遠い昔になってくると、なんだか眩しいような切ないような気持ちもして、でも面白くて、不思議な気持ちになります。(30代女性)
3位タイ.朝井リョウ「世界地図の下書き」(5票)
朝井リョウ「世界地図の下書き」の内容
両親を事故で亡くした小学生の太輔は「青葉おひさまの家」で暮らしはじめる。心を閉ざしていた太輔だが、仲間たちとの日々で、次第に心を開いてゆく。中でも高校生の佐緒里は、みんなのお姉さんのような存在。卒業とともに施設を出る彼女のため、子どもたちはある計画を立てる…。子どもたちが立ち向かうそれぞれの現実と、その先にある一握りの希望を新たな形で描き出した渾身の長編小説。
朝井リョウ「世界地図の下書き」がおすすめの理由
児童養護施設の子供たちの葛藤を描いた小説です。両親の離婚や虐待などで養護施設で生活せざるを得ない子供も増えています。なのでこのような小説で実態を少しでも知っておくことは何かの役に立つのではないでしょうか。読み終わってから表紙の絵を見れば、なんだかとっても温かな気持ちに包まれます。(50代女性)
児童養護施設で暮らす4人の小学生と女子高生が、この作品の主人公です。様々な問題を抱える子供たちが、大人の手を借りずに自分たちの力だけで問題を解決していこうとする真の強さがとても上手に描かれています。様々な問題に直面し、最後に子供たちが辿り着いた”辛いことからは逃げてもいいんだ”という答えには、涙を流さずにはいられませんでした。悲しいニュースが続く世の中に対して、作者が”逃げてもいいんだ””逃げることは悪いことではない”、というメッセージを読者に投げかけてくれる作品です。この作品を読んで、私と同じように心が楽になった人はたくさんいたと思います。そう考えるとこの作品は一番にオススメしたい本です。(20代女性)
本作に登場する子供達には辛いことが降りかかる。本人の問題ではなく、生い立ちに原因があるところで。辛いけど、この物語には救いがある。この先も辛いことは多いだろう。けれど、いいこともきっと必ずある。そう思える終わり方だった。(30代女性)
児童養護施設で暮らす子供たちが、それぞれに闇を抱えながらも子供たち同士の触れ合いの中でお互いを思いやり成長する姿に、切なくなったり胸を締め付けられたり、でも心がほんわか温かくなったり。表紙の絵があまりにも素敵で、物語の中にこのお話があるのですが、じーんと涙が出てくるシーンです。朝井リョウさんのなかではちょっと毛色が違う作品かもしれません。(40代女性)
施設で育った子供たちの話です。それぞれの子供たちがいろいろな環境や課題を抱えている中で、お互いに成長していく話が描かれています。ラストにそれぞれの願いを書いて空へ飛ばすシーンがあるのですが、そこがとても感動します。(20代女性)
2位.朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」(14票)
朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」の内容
映画化大ヒット青春小説!バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。
朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」がおすすめの理由
2009年、第22回小説すばる新人賞を受賞し豪華俳優陣での映画化もされたから。 また、本の内容がかなりリアルで登場人物の心境に同情出来る部分が多々あったから。 昔の自分と重ね合わせながら楽しく読めるとも思いました。(20代男性)
桐島自身は登場しないのですが、桐島が部活を辞めるって噂をする、周りのそれぞれの人々の描写が面白いのが、まず一点。そしてそれらの噂から、浮かんでくる桐島と言う人物像への魅力が二点目。連作短編と言う手法で読ませる構成の上手さが三点目。私が『桐島、部活やめるってよ』をおすすめする大きな理由は、この三点です。(40代男性)
高校生の時の記憶が蘇って懐かしく読めました。また、主人公の桐島くんは一度も登場しませんが、同じ学校の高校生の視点からのいくつかの話で構成されています。あくまで彼を取り巻く周りのエピソードを描いており、この書き方は秀逸だと感じました。(20代女性)
高校生活の中に潜むヒエラルキーについての小説です。 映画でも話題になった作品ですが、小説ではより登場人物たちそれぞれの思いや葛藤を 自分のことのように感じながら読み進めることができます。 誰かにとって、誰かは大切な人。ということを感じさせてくれます。(30代女性)
当事者が出てこないで物語が進行する。桐島と親しい人たちはもちろんのこと、スクールカーストの底辺、前田にまで余波がきているのが面白い。高校生のリアルな心情を描いており、どこか他人事ではない追体験を感じさられて非常に面白い青春小説。(20代男性)
神木隆之介君が主役で映画化されたので気になって読みました。学生だけではなく若者から中高年まで学生時代を思わせる内容でスッと心に入ってきました。最後まで読み終わった後、もう一度読み直したくなる青春の一冊です。(20代女性)
デビュー作である『桐島、部活やめるってよ』は5つの短編で登場する5人の人物達によりストーリーが進められていきます。短編なので読みやすいですよ!私が読もうと決めた一番の理由はタイトルに出ている『桐島』が直接ストーリーに出ないで伝聞のみで語られるという異質さです!『桐島』を中心とした『桐島』以外のストーリー、私が最もオススメする作品です!(20代女性)
物語の構成と書き手の視点が独特で、率直に面白いと思いました。それでいて、自分の学生の頃を思い出して自分を登場人物に重ね合わせたり、こんなクラスメイトいたな、など青春時代の懐かしさも感じることができる作品です。(20代男性)
主人公は高校生ですが、読んでいるとその頃の自分を思い出します。社会人となった今は、職場での同僚の関係は単なる「人付き合い」にすぎず、昔の友人とはそれほど頻繁に会うことはありません。高校生の頃は小さなことで一喜一憂し、傷ついた時代です。忘れていた感情を呼び起こされ、登場人物の気持ちが痛いほどわかります。(30代女性)
桐島という人物は主人公として表に出てくるわけではなく、あくまで彼を取り巻く周りのエピソードを描いており、構成がとても秀逸だと思った。夢に向かって熱中することの大切さをメッセージとして残したい著者の熱い気持ちを感じた。(30代女性)
朝井リョウさんのデビュー作です。映画化もされ話題になりましたので聞いたことある方も多いと思います。自分自身の高校時代のを思い出し人生を見つめ直すことができました。今青春真っ只中の方達にもおすすめだと思います。(20代女性)
神木龍之介さん主演で映画化もされた有名な作品です。桐島という生徒がバレー部をやめるのをきっかけに、登場人物たちそれぞれの思いが交錯していき、その心理描写が面白いです。青春時代のなんとも言えない心苦しさ、他方では周りが見えなくなる程一途な気持ちなど懐かしい想いを呼び起こされる話です。(20代女性)
最初に映画を観てとてもおもしろかったので本も読みました。高校生独特の感情がリアルに描かれていて、懐かしくも苦しくなることが多くありました。朝井リョウさんの作品全てに言えますが、とても文章が読みやすく、本をあまり読まない人でもスラスラと読み進めることができます。(20代女性)
バレー部のキャプテンである桐島がクラブ活動をやめてしまうことで、その周りにいた5人の同級生たちの日々にも微妙な、変化が訪れる。それぞれの抱える事情や心理が細緻に描かれていて、思春期特有の感覚と向き合う様子に注目して読んで欲しいです。(20代女性)
1位.朝井リョウ「何者」(22票)
朝井リョウ「何者」の内容
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。
朝井リョウ「何者」がおすすめの理由
彼の作品は初めて読んだのですが、非常に面白かった。読みやすく、SNSを題材にしている点が今っぽい。人の裏側が徐々に明らかになんって行く展開は、ページをめくる手が止められなくなる面白さ。直木賞を最年少で受賞している点や、話題になった作品なので嫌厭する人もいるかもしれないけれど、好き嫌いせずにぜひ読んでもらいたい作品です。(30代男性)
初めて読んだ朝井リョウ作品。難解な表現も文章もなくサクサク読み進められますが、現代の若者の就活状況は理解できず感情移入はしにくかったです。が、時代を越えて経験する「自分は何者なのか?」という若いときに誰しも(年を重ねてからも時々)陥る苦悩は、読んでいて何度も思いだし、なんとも切なくなりました。これが今の若者のリアルなんだ、という視点でも、自分に重ね合わせても、興味深く読める一冊です。(40代女性)
朝井リョウさんと私は同い年で、この何者のテーマにもなっている就職活動の実情もよくわかる世代だったので、リアルな内容で読んでいて面白かったです。ついつい他人の就活事情が気になってしまうこと、私もよくあったなと思いながら読んでいたので、小説としても就活バイブルとしても楽しめた一冊でした。(20代男性)
私自身も就活難の世代だっただけに、複雑な心情で読みました。5人の登場人物がそれぞれが就活に対する思いなどをSNSに投稿する。今時就活の情報を得るためにも当たり前のように活用するSNS。しかし、そこには就活生の本音と建て前も見え隠れする。就活やSNSというものについて改めて考えさせられました。(20代女性)
携帯電話やインターネットが当たり前の世界について、自分たちも考え直す機会を与えてくれた気がする。 人間関係が、信頼や情などの見えない糸でつながっているのは、インターネットも同じ手段だと思う。 幅広い年齢層にお勧めしたい小説です。(30代女性)
就職活動という、今の若者なら一度はかならず悩まされた経験のある出来事を通じて、身近な人間関係が丁寧に描き出されている作品です。読んでいると、自分の周りにいる友人は、本当に自分のことを友人と思っているだろうか・・・など、不思議な疑心暗鬼が生まれる怪作(20代女性)
「何者」は映画化もされたぐらい読みやすくて人気の小説です。大学4年生の就活メンバーがそれぞれの進路にもがきながらも、友人には見せない裏の顔も持っている話です。SNSなどを使用する場面も多く、現代の若者をうまく再現しています。(20代女性)
同世代(ツイッターを利用経験のある方)にはとても共感してもらえる小説だと思います。就活を通して見え隠れする人間の醜い感情が非常にうまく表現されています。「就活あるある」が多く、自身の就活時にツイッターやSNSを利用する環境だった人にとっては、必ず登場人物の中に自分と似た性格の人間を見つけ出すことができます。自分の、本当は目をそらしたい醜い感情を表現されることで、共感したくないけれどせざるを得ない、そのような小説だと思います。(20代女性)
自分の格好悪い部分を素直に認めたり、誰に対しても見栄をはらずに素直にいられる人は格好良いなと思いました。この本を読んだら、嫌いな人もちょっと好きになれそうな気がした。嫌いな部分もその人にとっては止むを得ない行動かもしれないし、みんな必死だし自分だって必死なんだと。(30代女性)
そんなに遠くない就活がテーマの本だと知って読んでみました。最後の方の理香さんが「俺」に対して説教する場面にグサッとときました。 普段から自分が何者かになって過剰に「自分」を演じてみたり、他者批判で傍観者になってみたりと痛い存在になっていると感じました。 就活の際とかに読むといいと思います。(20代女性)
自分が就職活動をしていたときは、シューカツなどという言葉もなく、まだインターネットもなかった時代で、その時はその時で企業からの電話連絡がなくて悩んだり、周りの同級生が早々と内定をもらうことに焦りを感じたりしていたけれど、今のSNSが普及してからのシューカツの中での若者たちの思いがリアルに描かれていて、もし自分が今の時代に生きていたらどうなっていただろうなどと考えながら読みました。(40代女性)
客観的に物事を考える事を他人を見下すと言うのが紙一重と言うのを痛感しました。そして就職活動の不毛さを体感したので安易なハッピーエンドや結末を望んでいる方に取ってはあまり見ない方がいいかもしれませんが妙にリアリティがありました(20代男性)
イマドキの大学生の生態がよくわかります。就職活動の様子、友達関係の構築の仕方、頭の中、将来のビジョン、社会性、SNSなどネット環境などなど、彼らが何を思い、生きているのか。複数の人物がきちんと書き分けられているので、それぞれに感情移入もしやすいです。(30代女性)
学生生活から抜けだし社会に出る時、誰しも必ず経験する就活という人生のイベントが舞台。 その後の自分の人生がほんの少しの時間で大きく変わる。 その中で学生が感じる違和感や友達が内定を得て感じる焦燥感が細かく描かれていて共感を得た。(20代男性)
私の就職活動と重ねながら読みました。友人たちと仲良くエントリーシートを書き、裏ではSNS内で友人を批評し、嫉妬する。この作品は非常に就活生の心情を捉えており、私も主人公と同じ気持ちでした。これから就職活動する方にはお勧めの本です。(20代男性)
就活が始まる大学3年生の秋に絶対読みたい本。あれを読んでいるか読んでいないかで人生が変わる。(20代男性)
就職活動を通して、自分について学生たちが悟ったり気づいたりしていくのですが、最近の若者の置かれている環境について考えさせられました。登場人物の中に、どこか教官できる人が1人はいて、自分の若い頃を思い出し、応援したくなりました。(20代女性)
もともと小説は好きでよく読んでいましたが、この作家さんの小説は読んだことがありませんでした。しかし、何者が映画化されることになり宣伝などを見ていて気になりました。就職活動という誰もが経験したことがあるテーマなので、私も読んでみました。最近の就活方法には驚きもありました。(20代女性)
大学生の就職活動がとにかくリアルに描かれています。表面上は仲の良い大学の就職活動仲間であったとしても、その裏には誰にも言えない秘密や不満や、ひとりひとりが抱えている人生の課題があるということが、ツイッターというツールの存在を通じて上手く描写されています。(20代男性)
ほぼ誰もが多かれ少なかれ経験する「就職活動」をテーマに複雑な人間関係が描かれています。共に就職活動をする仲間として励まし合いながら頑張るが、本当はライバルどころか敵としてみている、などという人間関係の妙なリアルさが面白く表現されていると思います。また、テーマが「就職活動」なので経験者や現在就職活動中の人にとっては共感出来る部分が多いので、そういう人に特におすすめしたいです。(20代女性)
就職活動を強力して戦う大学生達の苦悩や、それに伴い不安定になっていく人間関係の様子など、今後就職活動を控えている大学生としては大変参考になる部分も多く、他の学生の方達にも是非読んでいただきたい作品です。(10代男性)
わたしはこの本に出合って衝撃を受け、それまでやっていたSNSをいっさい辞めてしまいました。今まで何のために、誰に向けて私はブログやFacebookをしているのだろう。自分の価値観をぶつけ、自分の欲求を満たす為だけのSNSは人を傷つけたり不快にするのではと気づかせてもらいました。読む価値のある一冊です。(30代女性)
1票入った朝井リョウおすすめ作品も紹介
せっかくなので1票入った朝井リョウさんのおすすめ作品も紹介します。惜しくもランキング入りはしませんでしたが、面白い作品が揃ってますので、ぜひ読んでみてください。
朝井リョウ「18きっぷ」
朝井リョウ「18きっぷ」の内容
人生の岐路を迎える18歳を撮影したモノクロのポートレート写真と、彼らの声を書き留めた。盲目の女子大生、バンドのボーカル、非行防止ボランティア、鳶職人、僧侶見習い、ダンサーなど、46人を紹介していく。
壁や悩みに直面しながらも、新しい世界に向け、それぞれの一歩を踏み出す等身大の若者の姿を追った。
朝井リョウ「18きっぷ」がおすすめの理由
朝井リョウさんのエッセイはとても力強くて、なんだかこれまで自分が歩んできた道を肯定してくれるような味方でいてくれるような何かを感じます。ここに出てくる18歳の少年少女のように、どんな大人になりたいか、もう一度考えてみたいと思いました。(30代女性)
朝井リョウ「X’mas Stories」
X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)
朝井リョウ「X’mas Stories」の内容
もう枕元にサンタは来ないけど、この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる――。六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士……! ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。冬の夜に煌めくクリスマス・アンソロジー。
朝井リョウ「X’mas Stories」がおすすめの理由
なんでも逆算してしまう癖のある主人公。別れ際に酷い言葉を投げつけられたせいで恋愛恐怖症でもある。そんな彼女が会社の男性と話すようになり、少しずつ打ち解けていく。ありきたりな話に思えますが、逆算が面白い。オチもバチっと決まって笑えます。(30代女性)
朝井リョウ「この部屋で君と」
朝井リョウ「この部屋で君と」の内容
誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。
朝井リョウ「この部屋で君と」がおすすめの理由
誰かと共に暮らす、同じ鍵を持つ二人、をテーマにしたアンソロジー。友達にルームシェアを持ちかけたい女子大生、腐れ縁のカップル、海外出張のホテルが手違いで同室になった先輩後輩等、色んなシチュエーションでどの話も面白い。(30代女性)
朝井リョウ「学生時代にやらなくてもいい20のこと」
朝井リョウ「学生時代にやらなくてもいい20のこと」の内容
現役大学生作家として『桐島、部活やめるってよ』でデビューした著者初のエッセイ集。ただ単純に笑いたい貴方に!
社会の荒波におびえつつ振り返るのは、学生時代の数々の思い出。カットモデルをすれば失意を味わい、熱い青春を求めて出かけた自転車の旅では尻の痛みを得る。そうして万事無為、やらなくてもいいことばかり為した日々の総決算、就職活動をついに迎え……。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる意外と残念な日々を綴った、爆笑エッセイ20篇!
朝井リョウ「学生時代にやらなくてもいい20のこと」がおすすめの理由
朝井リョウのエッセイ集。当時まだ学生だった著者本人を取り巻くストーリーを面白おかしく書いていて、ちょっと長い四コマ漫画を読んでいる気分になった。その能天気さが学生時代のキラキラそのもので、本当に眩しい。こういうことができるのが学生なんだよなと涙まで出てしまう。(30代女性)
朝井リョウ「最後の恋」
最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)
朝井リョウ「最後の恋」の内容
男は、とっておきの恋ほど誰にも見せない。本当の恋のクライマックスは、自分の心だけが知っている。忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、ひとりで大切にするものと解っているから―男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ「本気の恋」。7人の作家が描き出すのは、女には解らない、ゆえに愛すべき男心。恋人たちの距離を少しずつ、でも確かに近づける究極の恋愛アンソロジー。
朝井リョウ「最後の恋」がおすすめの理由
恋愛小説アンソロジー。史上最強の恋、というからには、すごく熱愛かと思いきや違います。静かな中にある綺麗な恋愛が描かれている感じ。男性ならではの書き方かな。胸キュンとかハラハラはないけど、心が澄む恋愛小説です。(30代女性)
朝井リョウ「作家の口福」
朝井リョウ「作家の口福」の内容
するめの出汁、トナカイの乳のミルクティー、ビーカーコーヒー、土筆の卵とじに素っぴん茶碗蒸し…。20人の作家が「食」をテーマに競演!大好物、調理における発見、思い出の味、食の結んだ縁まで、様々な「美味」が味わえる極上のアンソロジーエッセイ集、待望の最新作。
朝井リョウ「作家の口福」がおすすめの理由
いつも素晴らしい文章を書く作家さんの、食べ物への愛情がいかんなく発揮された一冊。短くて単純なテーマなのに、読ませる読ませる。さすが、感受性が豊かなこと。一度でやめるのが惜しくて三度くらい読み返してしまいました。(30代女性)
朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」
朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」の内容
いくら流行っているからといって、経済的にも精神的にも自立した大人が、なぜ一緒に住むのか(第1話「シェアハウさない」)。その人がどれだけ「リア充」であるかを評価する、「コミュニケーション能力促進法」が施行された世界。知子のもとに、一枚の葉書が届く(第2話「リア充裁判」)。親のクレームにより、幼稚園内で、立っている金次郎像が座っているものに変えられた!(第3話「立て!金次郎」)。…そしてすべての謎は、第5話「脇役バトルロワイアル」に集約される。
朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」がおすすめの理由
世にも奇妙な物語リスペクト、というかもはや原作そのものなあるあるなテイストを詰め込んだユニークな短編集で、軽く楽しめます。それぞれの人間の業なり現代の生きにくさなりをチクリと風刺してあったりして、青春小説の印象が強かったので、こういうのも書くをんだなと単純に関心しました。(30代女性)
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