【2019年】尾崎豊おすすめの曲ランキング10

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【2019年】尾崎豊おすすめの曲ランキング10

80年代にティーンエージャーだった私には、尾崎豊はまさにカリスマで、その後40年近くが過ぎた今でも、彼以上に共感できるアーティストには巡りあえていません。好きな歌手は他にもいるけど、個人的に尾崎豊だけは別格です。

 

 

第10位.尾崎豊「闇の告白」

尾崎豊「闇の告白」がおすすめの理由

オリジナルとしては、ラストアルバムとなってしまった「放熱の証」に収録されている、ロックンロールテイストの曲です。パンチが利いて激しく疾走するビートとは裏腹にダークな歌詞、晩年の尾崎豊の孤独感がよく表れていて、一度聴いただけでは何を伝えたいのか分からない、謎めいた雰囲気を持った名曲です。迷い続けて、さまよい続けた人生を走り抜けた尾崎豊の集大成といった趣が気に入っています。20代を過ぎた彼は内省的になっていったとよく言われますが、この曲はむしろ、内省的になったからこそ書けた歌詞ではないかと思います。

 

 

第9位.尾崎豊「街角の風の中」

尾崎豊「街角の風の中」がおすすめの理由

かっこいいジャケットで発売されて、大のお気に入りだった12インチシングル「CORE」のB面に収録されていて、やや地味な印象の曲ですが、尾崎豊にしてはクールに決めた印象で、その中にある繊細さ、壊れそうな思いがストレートに伝わってくるところが好きです。メロディも複雑さはなく、言いたいことをふと口にしてみた、といったテイストです。生々しい表現が多い尾崎豊にあって、このさらりとささやいたような曲はレアで、だけど、一貫して孤独を感じさせる点はさすが尾崎豊だと思わせてくれます。深く共感できる曲のひとつです。

 

 

第8位.尾崎豊「遠い空」

尾崎豊「遠い空」がおすすめの理由

20代を迎えて、尾崎豊の一つの答になったように感じられる曲です。この曲もリアリティむき出しの歌詞です。孤独の中で、自分はこう生きてきて、こんなふうに生きていくんだという決意を込めたように感じられるのが好きなところです。それとともに、世間との違和感を強く感じるようになっている焦りのような心までもかっこよく表現されています。20代を迎えるのはひとつの通過点なのに、尾崎豊の場合は、大きな区切りと感じているように思えてきます。それだけ彼は人生を猛スピードで走っていたのかな、と考えたりします。サックスの前奏から始まるメロディーも新鮮です。

 

 

第7位.尾崎豊「太陽の瞳」

尾崎豊「太陽の瞳」がおすすめの理由

この曲は、あまりに強烈すぎて、頻繁には聴かない、聴けないのですが、独特の世界観を持っており、比較的気持ちに余裕があるときは心にずしりと響きます。その後の夭折を予感させるような絶望感に満ちた歌詞とダークなメロディ、この曲を書き上げたころの時期の尾崎豊は、精神的に相当疲れていたんだろうなと思わずにはいられません。世の中を達観したような、もしかしたら諦観かもしれない、この曲を聴くと、そんな複雑な考えが頭を巡ります。誰もが陥ってしまいがちな感覚、それをこの歌詞で表現した尾崎豊はやはり天才なんだと感じてしまいます。

 

 

第6位.尾崎豊「ドーナツ・ショップ」

尾崎豊「ドーナツ・ショップ」がおすすめの理由

個人的なことになりますが、この曲を含んだサードアルバムが発売された1985年、私はこのドーナツ・ショップと同じ心象になったことがあります。油だらけのスタンドで、泣きたい気分の君、人や車の流れを自分の寂しさのように見ていて、その時私も泣きたかった、今となっては懐かしい思い出だけど、若いころに感じる少し冷めた感覚を見事に歌詞にしてあると思います。バラード調のやや抑えたメロディーも相まって、青春の一ページに誰もが通る心境を切り取った名曲です。僕は探し続けてる、で締めくくられているのも素敵なポイントです。

 

 

第5位.尾崎豊「街路樹」

尾崎豊「街路樹」がおすすめの理由

基本、尾崎豊を聴くときは、歌詞に重きを置いているのですが、この曲だけはメロディーの美しさに惹かれて聴いています。スローなバラードで、次第に熱を帯びていく感じが心地いいです。尾崎豊で心地いい体験もまた貴重です。一人の孤独から、やがて分かりあえるものを見つけていくプロセス、でもどこかで信じ切れずにいる、そんなもどかしい思いを切々と訴えていて、自問自答しているような感覚も、寂寥感を醸し出していて、かっこいいです。尾崎豊は一曲リピート再生に向かない気がしますが、この曲だけは何度リピートしても耳に心地よさだけ伝わってきます。こういう穏やかな尾崎豊もいいものです。

 

 

第4位.尾崎豊「群衆の中の猫」

尾崎豊「群衆の中の猫」がおすすめの理由

はにかみながら優しさを見せている、そんなフィーリングです。共感できる何かが見つかって、もう一人じゃない、同じものを探して歩いて行こう、と訴えてくれているように感じます。私自身も、この曲を聴いて、人と共感し合えること、人を信じ続けることの大切さを知りました。信じる心、信じ続けていたい気持ち、でもどこかで疑ってしまう弱さ、そんな自分の中での葛藤がよく表れてると思います。誰でも感じてしまう猜疑心だからこそ、こうして歌にすることで、改めて信じることの大切さがわかると思うんです。そんな強いメッセージを感じる曲です。

 

 

第3位.尾崎豊「誰かのクラクション」

尾崎豊「誰かのクラクション」がおすすめの理由

ティーンエイジ独特の揺れ動く繊細な心を描いた歌詞が素晴らしいです。心から愛されたことがあるかって聞かれた、一緒に探してたものならあった気がする、このワンフーレズにすべてが集約されています。心から愛されることよりも一緒に探すことのほうが実は大切なことなのではないか、私自身もそんな疑問を感じたことがあって、当時、自分らしく生きることこそが一番重要なことだという結論になったのを覚えています。そういう意味で、尾崎豊に心から共感できて、特別なものを感じている曲です。ポエムのように歌われるメロディーも切なくて素敵です。

 

 

第2位.尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」

尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」がおすすめの理由

この曲は、聴くというより歌うという意味で大好きな曲です。珍しく異性への想いがストレートに出た歌詞、語るように愛をささやく雰囲気、バラードの穏やかなメロディー、数ある古今東西のラブソングの中でもトップクラスの作品だと思います。ここまでピュアな歌詞は、尾崎豊といえども、デビューアルバムだからこそ書けたのかなと思ったりもします。歌うほうも聴くほうも、心がホッと温まるような美しい曲です。とにかく君が好き、という強い想いが全曲を貫いていて、尾崎豊の芯の強さが別の意味でいかんなく発揮された作品だと思います。

 

 

第1位.尾崎豊「街の風景」

尾崎豊「街の風景」がおすすめの理由

尾崎豊がオーディションで歌った伝説の曲です。アルバムに収録されているカットよりも、ライブで歌われているロングバージョンが、より好きです。歌詞にもある通り、人生というキャンバスに、思ったことを書いていくとこの曲が完成した、という感じで、美しい西洋画に対しての殴り描きデッサンのような、粗さも残るけど、それがたまらなく素敵、好き、そんな印象です。尾崎豊がずっと追い求めた、自分らしく生きる、その原点がこの曲にあると思うんです。そして、彼の変わらぬテーマだった愛や夢の答もこの曲にあると思います。そして私にとっても尾崎豊体験の原点です。

 

 

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