読書好きが選ぶ!朝井リョウおすすめ作品ランキング

 

朝井リョウおすすめ作品ランキング

読書好きの方に朝井リョウさんのおすすめ作品をお聞きしランキング形式でまとめました。面白い作品ばかりですので、ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

 

 

9位タイ.朝井リョウ「ままならないから私とあなた」(2票)

朝井リョウ「ままならないから私とあなた」の内容

友人の結婚式で出会った彼女は、他の場所では全く違うプロフィールを名乗っていた―「レンタル世界」。高校時代から発明家として脚光を浴びてきた薫。しかし、薫をずっと近くで見ていた雪子は、彼女があまりに効率を重んじることに疑問を感じる―「ままならないから私とあなた」

朝井リョウ「ままならないから私とあなた」がおすすめの理由

AIが進化した先の世界では、人間はどうなってしまうのだろうとちょっと怖くなる。効率や無駄がないことが重視されるけど、非効率であったり回り道することで、新たな発見や出会いがあるのも事実。人が人らしく生きるために、便利なものとうまく付き合わないといけないなと感じました。(30代女性)

『レンタル世界』と『ままならないから私とあなた』の2作収録されています。『レンタル世界』は先輩の結婚式で見かけた新婦友人が気になっていた雄太が、後日偶然彼女と再会し”レンタル友達”だった事を明かされます。雄太は彼女に”レンタル”を辞める様言うが彼女は離れる気はありません。『ままならないから私とあなた』は元々幼馴染で仲の良かった2人、成長に従って無駄なものを排除する薫と無駄なものにこそ温かみが宿ると考える雪子の価値観が徐々に離れていく話です。2作共理解し合えない相手との物語だと感じました。お互いの主張、譲れない部分があって、そこが衝突する。そうするとどうしても対立してしまいます。『ままならないから~』の方は幼い頃からの話もあるので衝突する2人は読んでいて辛いものでした。しかし、薫の言い分も雪子の言い分も分かるので何とも言えない気持になりました。朝井リョウさんの描く女性はリアルだと感じました。(20代女性)

 

 

9位タイ.朝井リョウ「何様」(2票)

朝井リョウ「何様」の内容

生きていくこと、それは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。光を求めて進み、熱を感じて立ち止まる。今秋映画公開予定『何者』アナザーストーリー集。光太郎が出版社に入りたかったのはなぜなのか。理香と隆良はどんなふうに出会って暮らし始めたのか。瑞月の両親には何があったのか。拓人を落とした面接官の今は。立場の違うそれぞれの人物が織り成す、`就活’の枠を超えた人生の現実。直木賞受賞作『何者』から3年。いま、朝井リョウのまなざしの先に見えているものは――。

朝井リョウ「何様」がおすすめの理由

自意識にとらわれて悩む6人の男女の姿を描いた短編集。立場はそれぞれだが、他人の目、評価を異様に気にするという点ではみな共通する。表題作の本気の1秒がスタートになるというポジティブな捉え方は、何をするにも励みになるなと思いました。(30代女性)

「何者」のアナザーストーリーということで購入しました。高校、大学、就職など、一通り終えてきた私でも、昔を思い出し共感することができました。読んでいて、イタイところを突かれ辛い思いもした。でも、私の大切な一冊に入ります。(30代女性)

 

 

9位タイ.朝井リョウ「少女は卒業しない」(2票)

朝井リョウ「少女は卒業しない」の内容

今日、わたしはさよならする。図書室の先生と。退学してしまった幼馴染と。生徒会の先輩と。部内公認で付き合ってるアイツと。放課後の音楽室と。ただひとり心許せる友達と。そして、ずっと抱えてきたこの想いと―。廃校が決まった地方の高校、最後の卒業式。少女たちが迎える、7つの別れと旅立ちの物語。恋愛、友情、将来の夢、後悔、成長、希望―。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。

朝井リョウ「少女は卒業しない」がおすすめの理由

「高校生に戻りたい」ではなく「高校生になりたい」と読了後ぼんやりと思いました。朝井リョウさんはやっぱり高校生の心情を書くのがとても上手い方だなあと思います。忘れたくないと思っていることも気が付かないうちに忘れていってしまっているのかなあ。(20代女性)

翌日に取り壊しが決まっている高校の卒業式を書いた短編集。スゥーっとカーテンに揺れてる春風チックな登場人物たちでした。揺れたり、揺られたり、止まったり、飛び降りたり、忙しく動く時間の中で、最後の制服姿を楽しんでいるように思えた。(30代女性)

 

 

9位タイ.朝井リョウ「武道館」(2票)

朝井リョウ「武道館」の内容

本当に、私たちが幸せになることを望んでる?恋愛禁止、スルースキル、炎上、特典商法、握手会、卒業…発生し、あっという間に市民権を得たアイドルを取りまく言葉たち。それらを突き詰めるうちに見えてくるものとは―。「現代のアイドル」を見つめつづけてきた著者が、満を持して放つ傑作長編。

朝井リョウ「武道館」がおすすめの理由

私がその本を知ったのは好きなアイドルグループの子たちがドラマをすると告知をした時でした。実際にこの本を手に取って読んだのはドラマが完結して少し経った頃でした。ドラマを見て面白そうだなと思って購入たのですが結構面白かったのでお勧めしたいと思います。(20代女性)

武道館でのライブを目指すアイドルたちの奮闘記。世間が考えるアイドル像と、10代という青春の間で葛藤する少女たちのリアルな物語。何かを選択することは何かを犠牲にすることでもあり、それを全て認めた上で、自分が一番自信を持って正解にできる選択をしていきたい。(30代女性)

 

 

7位タイ.朝井リョウ「チア男子‼︎」(3票)

朝井リョウ「チア男子‼︎」の内容

大学1年生の晴希は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた。だが、負けなしの姉と比べて自分の限界を悟っていた晴希は、怪我をきっかけに柔道部を退部する。同時期に部をやめた幼なじみの一馬に誘われ、大学チア初の男子チームを結成することになるが、集まってきたのは個性的すぎるメンバーで…。チアリーディングに青春をかける男子たちの、笑いと汗と涙の感動ストーリー。

朝井リョウ「チア男子‼︎」がおすすめの理由

爽やかでテンポ良くてどんどん先が読みたくなる本です。男子大学生が男子のチアリーディング部を立ち上げることになり、メンバー集めのドタバタから始まるのですが、読んでいると登場人物それぞれに「こういう子、いるいる」と思わずつぶやいてしまうような感じがあり引き込まれてしまいます。チアリーディングのスピリットの素晴らしさ、各種の技の難しさも教えられ、実在する早稲田大学のチア男子を見たくなってしまいます。時に危険を伴うためお互いがお互いを信じあっていないとできない競技。男子だからこその爽やかさもあって、ワクワク、時にキューンっとしてしまう本です。(40代女性)

個性的すぎるメンバーの掛け合いが楽しい。まるで小学生男子のようなノリに吹き出すこともありました。さらに、チアを通して自分の弱さに向き合っていく登場人物たちのストーリーに泣かされました。笑いあり、涙ありの青春小説でおすすめです!(20代女性)

男子チアの物語。前半は、なんでこの人たちチア始めたの?と疑問に思うところもあったか、後半の巻き返しがすごい。素人がチアを始めて、時には衝突もあって、みんなで努力して、と青春スポ根ものの王道ストーリーではあるが、練習ノートに綴られたメンバーの想いに、思わず涙してしまった。(30代女性)

 

 

7位タイ.朝井リョウ「もういちど生まれる」(3票)

朝井リョウ「もういちど生まれる」の内容

彼氏がいるのに、親友に想いを寄せられている。汐梨、平凡な日常と、特徴のない自分に飽き飽きしている。翔多、絵を通して、壊れた家族に向き合おうとする美大生。新、美人で器用な双子の姉にコンプレックスを抱く浪人生。梢、才能の限界を感じつつも、バイトをしながらダンス専門学校に通う。遙。あせりと不安を力に変えた5人が踏み出す“最初の一歩”。

朝井リョウ「もういちど生まれる」がおすすめの理由

この小説は、若者だけが甘受できる世界の輝きに満ちたとあるのだけれど、その通りだと思う。 若さと瑞々しさの物語、美しいものは、失われる瞬間に、とても強く輝いている。 だから瑞々しさは、それが失われ始める瞬間に、もっとも瑞々しいのだ。 大学生の人にはこれからのことを考えるために読んでほしいし、社会人にはこれからの過ごし方を考えさせられる。 でも、心に残った光を胸に、強く生きていきたいと考えさせられた。 久しぶりに、読んだ〜と思える小説でした。(50代男性)

音楽にしろ、小説にしろ、自分を表現しようとして、他人と衝突してしまうのは仕方のないことです。上手くいかない葛藤が上手く表現されていました。この小説自体、賛否両論あるそうですが、私は、自分の青春時代を思い出しながら楽しく読めました。(30代女性)
言葉の使い方が素晴らしい。キラキラ光る比喩や、鋭利な刃物のような感性が、決して押し付けでなく文章全体を彩る。若い時特有の痛みや、喜びがすくい取られていて、そこから遠く隔たってしまっている身にもその切なさが染み渡る。(30代女性)

 

 

 

5位タイ.朝井リョウ「スペードの3」(4票)

朝井リョウ「スペードの3」の内容

ミュージカル女優、つかさのファンクラブを束ねる美知代。小学校の同級生の出現によって美知代の立場は危うくなっていく。美知代を脅かす彼女には、ある目的があった。つかさにあこがれを抱く、地味で冴えないむつ美。かつて人気を誇っていたが、最近ではオファーが減る一方のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差し、動き出す。私の人生は私だけのもの。直木賞作家朝井リョウが、初めて社会人を主人公に描く野心作!

朝井リョウ「スペードの3」がおすすめの理由

『桐島、部活やめるってよ』などで知られる朝井リョウさんの小説です。主人公が社会人の女性という、彼の作品にしては珍しい設定が特徴ですね。筆者自身は男性のはずなんですが、女性社会独特の本音と建て前みたいな距離感を上手く描写していて、筆者の観察眼の鋭さを感じます。女性がどういう思考で動いているのか勉強になる1冊です。(20代男性)

この人の小説は結構読みやすいタイトルの物が多いんです。(何者・もういちど生まれる、桐島、部活やめるってよ)このようなタイトルが多いんです。その中でも今回は初心者にオススメな「スペードの3」という小説を紹介したいと思います。劇団のツカサファンクラブび足を訪れた美和代。小学生時代の同級生に出現により美和代の立場がしだいに危うくなる。美和代を脅す彼女にも目的があり‥、その他にもツカサに憧れを持つムツミ、最近では人気が急降下しているツカサなど3人の不満が交差しながら進んでいく人生を表し、それがいつしか希望をへと変えていくという一作品です。(30代女性)

朝井さんはとても人の心を表現するのが上手だから、人間のどろどろとした方を書かれると、上手だからこそなんとも言えない気持ちになります。自分が優位に立てる場所を必死に探してしがみつく、誰にでもある醜い部分を描いていて、心が痛くなりながら読みました。(30代女性)

朝井リョウさんの物語は最後にどんでん返しがあるので、毎回何があるんだろうと楽しめます。このスペードの3は何人かの女性を主軸にして物語が分かれています。最初の話のスペードの3は、これまで順調だった事が急に崩されていく様を感じることができ、人間の弱さや醜さを感じることができました。(20代女性)

 

 

5位タイ.朝井リョウ「星やどりの声」(4票)

朝井リョウ「星やどりの声」の内容

東京ではない海の見える町で、喫茶店「星やどり」を営む早坂家。三男三女母ひとり。亡き父が残した名物のビーフシチューの香りに包まれた生活には、慎ましやかながらも確かな幸せがあった。しかし、常連客のおじいちゃんが店に姿を見せなくなった頃から、家族に少しずつ変化が。各々が葛藤を抱え息苦しくなる早坂家に、父が仕掛けた奇跡が降りそそぐとき、一家は家族を卒業する。著者が学生最後の夏に描いた、感動の物語。

朝井リョウ「星やどりの声」がおすすめの理由

いいお話だったので泣いてしまいました。 好きなパンを購入できなかったり、電気料金をを気にしたり、親なら誰も自分の子供にそんな経験させたくないと思います。 きっと切なくなります。 寝たふりをする長女琴美に父親が語りかけるシーンがとっても暖かくてよかったです。 あのまま育ってくれたら安心と親に思われている次男は本当に可愛くなっていいと思いました。 琴美に「自慢の娘だよ」という言葉を遺してあげられて本当によかった、星やどりの本当の意味を知った時、完全に泣いてしまいました。 天窓を作った父親の気持ちがわかる年齢になった時、子供達の成長を見ていられる事は、本当に幸せな事ではないでしょうか。(50代男性)

亡くなったお父さんが家族に託した思いと、家族の絆が再確認できるラストに感動しました。登場人物が多いのに、よくここまで分かりやすく描いているなと思います。登場人物それぞれの心情が繊細に描写されていて、思いが伝わってきました。とても心温まる一冊です。(20代男性)

海のある小さな町の、ひとつの家族の物語。母と、6人の兄弟姉妹が織りなす物語は、いつもにぎやかで明るくて、だけどどこか繊細でほろ苦い。当たり前の日々が大切だと思える、そんな優しい物語。一人一人の繊細な心の動きの表現が絶妙です。(30代女性)

温かい家族の物語。なるほど、タイトルの星やどりにはそんな意味がこめられているのかとわかりました。そしてその意味も実に喫茶店らしくほのぼのとさせられました。号泣というよりは、人間の温かさにじーんと感動という感じです。(30代女性)

 

 

3位タイ.朝井リョウ「時をかけるゆとり」(5票)

朝井リョウ「時をかけるゆとり」の内容

戦後最年少直木賞作家の初エッセイ集。就活生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった著者。この初エッセイ集では、天与の観察眼を駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。『学生時代にやらなくてもいい20のこと』改題。”圧倒的に無意味な読書体験”があなたを待っている!?

朝井リョウ「時をかけるゆとり」がおすすめの理由

普段読書しない人にオススメなのはこれ!エッセイなので、かなり読みやすくなっています。もう何と言っても面白い!爆笑の嵐です。テンポよく進められるし、物語ではなく朝井さん1人の視点で進むのでわかりやすいです。ゆとり世代に限らず、どの世代の人も学生時代に経験したバカなことが語られていて、疾走感溢れてとても面白いのですが、読み終わった後は昔のなんでも出来た若い時を懐かしむおセンチな気分になります。(20代女性)

朝井リョウさんのエッセイ。彼が描く小説の世界とは大きく異なった、とにかく笑える、くだらない(褒め言葉)話の数々。素晴らしい賞を手に入れている作家であるのに、その学生生活はバカらしく憎めない青年の毎日で、言葉の言い回しにもまんまと笑ってしまった。(30代女性)

「何者」にしろこの本にしろ、若者の心を掴むのが上手いと感心する。インパクトのある題で、購入した人も多いだろう。そして、真面目な要素はない。とにかく面白い。学生が読むと、これからの人生を有意義に過ごせるだろう。(30代女性)

東京の私立大学に通っていたことのある人なら誰でも経験したことのあるであろう学生生活の日常を、朝井リョウさんの感性•文章力でとても面白おかしく語られています。今作品はエッセイですが、ここで表現されている人間観は、直木賞作家としての彼のノンフィクション作品の根底に流れているものであり、彼の作品を理解する上でとても重要だと思います。(20代男性)

この本は朝井リョウさんのエッセイ集で、短いエピソードがいくつかまとめられているので読みやすいです。ひとつひとつのエピソードはしょうもないですが、それを描く朝井さんの見方が面白いです。学生時代も遠い昔になってくると、なんだか眩しいような切ないような気持ちもして、でも面白くて、不思議な気持ちになります。(30代女性)

 

 

3位タイ.朝井リョウ「世界地図の下書き」(5票)

朝井リョウ「世界地図の下書き」の内容

両親を事故で亡くした小学生の太輔は「青葉おひさまの家」で暮らしはじめる。心を閉ざしていた太輔だが、仲間たちとの日々で、次第に心を開いてゆく。中でも高校生の佐緒里は、みんなのお姉さんのような存在。卒業とともに施設を出る彼女のため、子どもたちはある計画を立てる…。子どもたちが立ち向かうそれぞれの現実と、その先にある一握りの希望を新たな形で描き出した渾身の長編小説。

朝井リョウ「世界地図の下書き」がおすすめの理由

児童養護施設の子供たちの葛藤を描いた小説です。両親の離婚や虐待などで養護施設で生活せざるを得ない子供も増えています。なのでこのような小説で実態を少しでも知っておくことは何かの役に立つのではないでしょうか。読み終わってから表紙の絵を見れば、なんだかとっても温かな気持ちに包まれます。(50代女性)

児童養護施設で暮らす4人の小学生と女子高生が、この作品の主人公です。様々な問題を抱える子供たちが、大人の手を借りずに自分たちの力だけで問題を解決していこうとする真の強さがとても上手に描かれています。様々な問題に直面し、最後に子供たちが辿り着いた”辛いことからは逃げてもいいんだ”という答えには、涙を流さずにはいられませんでした。悲しいニュースが続く世の中に対して、作者が”逃げてもいいんだ””逃げることは悪いことではない”、というメッセージを読者に投げかけてくれる作品です。この作品を読んで、私と同じように心が楽になった人はたくさんいたと思います。そう考えるとこの作品は一番にオススメしたい本です。(20代女性)

本作に登場する子供達には辛いことが降りかかる。本人の問題ではなく、生い立ちに原因があるところで。辛いけど、この物語には救いがある。この先も辛いことは多いだろう。けれど、いいこともきっと必ずある。そう思える終わり方だった。(30代女性)

児童養護施設で暮らす子供たちが、それぞれに闇を抱えながらも子供たち同士の触れ合いの中でお互いを思いやり成長する姿に、切なくなったり胸を締め付けられたり、でも心がほんわか温かくなったり。表紙の絵があまりにも素敵で、物語の中にこのお話があるのですが、じーんと涙が出てくるシーンです。朝井リョウさんのなかではちょっと毛色が違う作品かもしれません。(40代女性)

施設で育った子供たちの話です。それぞれの子供たちがいろいろな環境や課題を抱えている中で、お互いに成長していく話が描かれています。ラストにそれぞれの願いを書いて空へ飛ばすシーンがあるのですが、そこがとても感動します。(20代女性)

 

 

2位.朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」(14票)

朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」の内容

映画化大ヒット青春小説!バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。

朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」がおすすめの理由

2009年、第22回小説すばる新人賞を受賞し豪華俳優陣での映画化もされたから。 また、本の内容がかなりリアルで登場人物の心境に同情出来る部分が多々あったから。 昔の自分と重ね合わせながら楽しく読めるとも思いました。(20代男性)

桐島自身は登場しないのですが、桐島が部活を辞めるって噂をする、周りのそれぞれの人々の描写が面白いのが、まず一点。そしてそれらの噂から、浮かんでくる桐島と言う人物像への魅力が二点目。連作短編と言う手法で読ませる構成の上手さが三点目。私が『桐島、部活やめるってよ』をおすすめする大きな理由は、この三点です。(40代男性)

高校生の時の記憶が蘇って懐かしく読めました。また、主人公の桐島くんは一度も登場しませんが、同じ学校の高校生の視点からのいくつかの話で構成されています。あくまで彼を取り巻く周りのエピソードを描いており、この書き方は秀逸だと感じました。(20代女性)

高校生活の中に潜むヒエラルキーについての小説です。 映画でも話題になった作品ですが、小説ではより登場人物たちそれぞれの思いや葛藤を 自分のことのように感じながら読み進めることができます。 誰かにとって、誰かは大切な人。ということを感じさせてくれます。(30代女性)

当事者が出てこないで物語が進行する。桐島と親しい人たちはもちろんのこと、スクールカーストの底辺、前田にまで余波がきているのが面白い。高校生のリアルな心情を描いており、どこか他人事ではない追体験を感じさられて非常に面白い青春小説。(20代男性)

神木隆之介君が主役で映画化されたので気になって読みました。学生だけではなく若者から中高年まで学生時代を思わせる内容でスッと心に入ってきました。最後まで読み終わった後、もう一度読み直したくなる青春の一冊です。(20代女性)

デビュー作である『桐島、部活やめるってよ』は5つの短編で登場する5人の人物達によりストーリーが進められていきます。短編なので読みやすいですよ!私が読もうと決めた一番の理由はタイトルに出ている『桐島』が直接ストーリーに出ないで伝聞のみで語られるという異質さです!『桐島』を中心とした『桐島』以外のストーリー、私が最もオススメする作品です!(20代女性)

物語の構成と書き手の視点が独特で、率直に面白いと思いました。それでいて、自分の学生の頃を思い出して自分を登場人物に重ね合わせたり、こんなクラスメイトいたな、など青春時代の懐かしさも感じることができる作品です。(20代男性)

主人公は高校生ですが、読んでいるとその頃の自分を思い出します。社会人となった今は、職場での同僚の関係は単なる「人付き合い」にすぎず、昔の友人とはそれほど頻繁に会うことはありません。高校生の頃は小さなことで一喜一憂し、傷ついた時代です。忘れていた感情を呼び起こされ、登場人物の気持ちが痛いほどわかります。(30代女性)

桐島という人物は主人公として表に出てくるわけではなく、あくまで彼を取り巻く周りのエピソードを描いており、構成がとても秀逸だと思った。夢に向かって熱中することの大切さをメッセージとして残したい著者の熱い気持ちを感じた。(30代女性)

朝井リョウさんのデビュー作です。映画化もされ話題になりましたので聞いたことある方も多いと思います。自分自身の高校時代のを思い出し人生を見つめ直すことができました。今青春真っ只中の方達にもおすすめだと思います。(20代女性)

神木龍之介さん主演で映画化もされた有名な作品です。桐島という生徒がバレー部をやめるのをきっかけに、登場人物たちそれぞれの思いが交錯していき、その心理描写が面白いです。青春時代のなんとも言えない心苦しさ、他方では周りが見えなくなる程一途な気持ちなど懐かしい想いを呼び起こされる話です。(20代女性)

最初に映画を観てとてもおもしろかったので本も読みました。高校生独特の感情がリアルに描かれていて、懐かしくも苦しくなることが多くありました。朝井リョウさんの作品全てに言えますが、とても文章が読みやすく、本をあまり読まない人でもスラスラと読み進めることができます。(20代女性)

バレー部のキャプテンである桐島がクラブ活動をやめてしまうことで、その周りにいた5人の同級生たちの日々にも微妙な、変化が訪れる。それぞれの抱える事情や心理が細緻に描かれていて、思春期特有の感覚と向き合う様子に注目して読んで欲しいです。(20代女性)

 

 

1位.朝井リョウ「何者」(22票)

朝井リョウ「何者」の内容

「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。

朝井リョウ「何者」がおすすめの理由

彼の作品は初めて読んだのですが、非常に面白かった。読みやすく、SNSを題材にしている点が今っぽい。人の裏側が徐々に明らかになんって行く展開は、ページをめくる手が止められなくなる面白さ。直木賞を最年少で受賞している点や、話題になった作品なので嫌厭する人もいるかもしれないけれど、好き嫌いせずにぜひ読んでもらいたい作品です。(30代男性)

初めて読んだ朝井リョウ作品。難解な表現も文章もなくサクサク読み進められますが、現代の若者の就活状況は理解できず感情移入はしにくかったです。が、時代を越えて経験する「自分は何者なのか?」という若いときに誰しも(年を重ねてからも時々)陥る苦悩は、読んでいて何度も思いだし、なんとも切なくなりました。これが今の若者のリアルなんだ、という視点でも、自分に重ね合わせても、興味深く読める一冊です。(40代女性)

朝井リョウさんと私は同い年で、この何者のテーマにもなっている就職活動の実情もよくわかる世代だったので、リアルな内容で読んでいて面白かったです。ついつい他人の就活事情が気になってしまうこと、私もよくあったなと思いながら読んでいたので、小説としても就活バイブルとしても楽しめた一冊でした。(20代男性)

私自身も就活難の世代だっただけに、複雑な心情で読みました。5人の登場人物がそれぞれが就活に対する思いなどをSNSに投稿する。今時就活の情報を得るためにも当たり前のように活用するSNS。しかし、そこには就活生の本音と建て前も見え隠れする。就活やSNSというものについて改めて考えさせられました。(20代女性)

携帯電話やインターネットが当たり前の世界について、自分たちも考え直す機会を与えてくれた気がする。 人間関係が、信頼や情などの見えない糸でつながっているのは、インターネットも同じ手段だと思う。 幅広い年齢層にお勧めしたい小説です。(30代女性)

就職活動という、今の若者なら一度はかならず悩まされた経験のある出来事を通じて、身近な人間関係が丁寧に描き出されている作品です。読んでいると、自分の周りにいる友人は、本当に自分のことを友人と思っているだろうか・・・など、不思議な疑心暗鬼が生まれる怪作(20代女性)

「何者」は映画化もされたぐらい読みやすくて人気の小説です。大学4年生の就活メンバーがそれぞれの進路にもがきながらも、友人には見せない裏の顔も持っている話です。SNSなどを使用する場面も多く、現代の若者をうまく再現しています。(20代女性)

同世代(ツイッターを利用経験のある方)にはとても共感してもらえる小説だと思います。就活を通して見え隠れする人間の醜い感情が非常にうまく表現されています。「就活あるある」が多く、自身の就活時にツイッターやSNSを利用する環境だった人にとっては、必ず登場人物の中に自分と似た性格の人間を見つけ出すことができます。自分の、本当は目をそらしたい醜い感情を表現されることで、共感したくないけれどせざるを得ない、そのような小説だと思います。(20代女性)

自分の格好悪い部分を素直に認めたり、誰に対しても見栄をはらずに素直にいられる人は格好良いなと思いました。この本を読んだら、嫌いな人もちょっと好きになれそうな気がした。嫌いな部分もその人にとっては止むを得ない行動かもしれないし、みんな必死だし自分だって必死なんだと。(30代女性)

そんなに遠くない就活がテーマの本だと知って読んでみました。最後の方の理香さんが「俺」に対して説教する場面にグサッとときました。 普段から自分が何者かになって過剰に「自分」を演じてみたり、他者批判で傍観者になってみたりと痛い存在になっていると感じました。 就活の際とかに読むといいと思います。(20代女性)

自分が就職活動をしていたときは、シューカツなどという言葉もなく、まだインターネットもなかった時代で、その時はその時で企業からの電話連絡がなくて悩んだり、周りの同級生が早々と内定をもらうことに焦りを感じたりしていたけれど、今のSNSが普及してからのシューカツの中での若者たちの思いがリアルに描かれていて、もし自分が今の時代に生きていたらどうなっていただろうなどと考えながら読みました。(40代女性)

客観的に物事を考える事を他人を見下すと言うのが紙一重と言うのを痛感しました。そして就職活動の不毛さを体感したので安易なハッピーエンドや結末を望んでいる方に取ってはあまり見ない方がいいかもしれませんが妙にリアリティがありました(20代男性)

イマドキの大学生の生態がよくわかります。就職活動の様子、友達関係の構築の仕方、頭の中、将来のビジョン、社会性、SNSなどネット環境などなど、彼らが何を思い、生きているのか。複数の人物がきちんと書き分けられているので、それぞれに感情移入もしやすいです。(30代女性)

学生生活から抜けだし社会に出る時、誰しも必ず経験する就活という人生のイベントが舞台。 その後の自分の人生がほんの少しの時間で大きく変わる。 その中で学生が感じる違和感や友達が内定を得て感じる焦燥感が細かく描かれていて共感を得た。(20代男性)

私の就職活動と重ねながら読みました。友人たちと仲良くエントリーシートを書き、裏ではSNS内で友人を批評し、嫉妬する。この作品は非常に就活生の心情を捉えており、私も主人公と同じ気持ちでした。これから就職活動する方にはお勧めの本です。(20代男性)

就活が始まる大学3年生の秋に絶対読みたい本。あれを読んでいるか読んでいないかで人生が変わる。(20代男性)

就職活動を通して、自分について学生たちが悟ったり気づいたりしていくのですが、最近の若者の置かれている環境について考えさせられました。登場人物の中に、どこか教官できる人が1人はいて、自分の若い頃を思い出し、応援したくなりました。(20代女性)

もともと小説は好きでよく読んでいましたが、この作家さんの小説は読んだことがありませんでした。しかし、何者が映画化されることになり宣伝などを見ていて気になりました。就職活動という誰もが経験したことがあるテーマなので、私も読んでみました。最近の就活方法には驚きもありました。(20代女性)

大学生の就職活動がとにかくリアルに描かれています。表面上は仲の良い大学の就職活動仲間であったとしても、その裏には誰にも言えない秘密や不満や、ひとりひとりが抱えている人生の課題があるということが、ツイッターというツールの存在を通じて上手く描写されています。(20代男性)

ほぼ誰もが多かれ少なかれ経験する「就職活動」をテーマに複雑な人間関係が描かれています。共に就職活動をする仲間として励まし合いながら頑張るが、本当はライバルどころか敵としてみている、などという人間関係の妙なリアルさが面白く表現されていると思います。また、テーマが「就職活動」なので経験者や現在就職活動中の人にとっては共感出来る部分が多いので、そういう人に特におすすめしたいです。(20代女性)

就職活動を強力して戦う大学生達の苦悩や、それに伴い不安定になっていく人間関係の様子など、今後就職活動を控えている大学生としては大変参考になる部分も多く、他の学生の方達にも是非読んでいただきたい作品です。(10代男性)

わたしはこの本に出合って衝撃を受け、それまでやっていたSNSをいっさい辞めてしまいました。今まで何のために、誰に向けて私はブログやFacebookをしているのだろう。自分の価値観をぶつけ、自分の欲求を満たす為だけのSNSは人を傷つけたり不快にするのではと気づかせてもらいました。読む価値のある一冊です。(30代女性)

 

 

1票入った朝井リョウおすすめ作品も紹介

せっかくなので1票入った朝井リョウさんのおすすめ作品も紹介します。惜しくもランキング入りはしませんでしたが、面白い作品が揃ってますので、ぜひ読んでみてください。

 

朝井リョウ「18きっぷ」

朝井リョウ「18きっぷ」の内容

人生の岐路を迎える18歳を撮影したモノクロのポートレート写真と、彼らの声を書き留めた。盲目の女子大生、バンドのボーカル、非行防止ボランティア、鳶職人、僧侶見習い、ダンサーなど、46人を紹介していく。
壁や悩みに直面しながらも、新しい世界に向け、それぞれの一歩を踏み出す等身大の若者の姿を追った。

朝井リョウ「18きっぷ」がおすすめの理由

朝井リョウさんのエッセイはとても力強くて、なんだかこれまで自分が歩んできた道を肯定してくれるような味方でいてくれるような何かを感じます。ここに出てくる18歳の少年少女のように、どんな大人になりたいか、もう一度考えてみたいと思いました。(30代女性)

 

 

朝井リョウ「X’mas Stories」

朝井リョウ「X’mas Stories」の内容

もう枕元にサンタは来ないけど、この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる――。六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士……! ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。冬の夜に煌めくクリスマス・アンソロジー。

朝井リョウ「X’mas Stories」がおすすめの理由

なんでも逆算してしまう癖のある主人公。別れ際に酷い言葉を投げつけられたせいで恋愛恐怖症でもある。そんな彼女が会社の男性と話すようになり、少しずつ打ち解けていく。ありきたりな話に思えますが、逆算が面白い。オチもバチっと決まって笑えます。(30代女性)

 

 

朝井リョウ「この部屋で君と」

朝井リョウ「この部屋で君と」の内容

誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。

朝井リョウ「この部屋で君と」がおすすめの理由

誰かと共に暮らす、同じ鍵を持つ二人、をテーマにしたアンソロジー。友達にルームシェアを持ちかけたい女子大生、腐れ縁のカップル、海外出張のホテルが手違いで同室になった先輩後輩等、色んなシチュエーションでどの話も面白い。(30代女性)

 

朝井リョウ「学生時代にやらなくてもいい20のこと」

朝井リョウ「学生時代にやらなくてもいい20のこと」の内容

現役大学生作家として『桐島、部活やめるってよ』でデビューした著者初のエッセイ集。ただ単純に笑いたい貴方に!
社会の荒波におびえつつ振り返るのは、学生時代の数々の思い出。カットモデルをすれば失意を味わい、熱い青春を求めて出かけた自転車の旅では尻の痛みを得る。そうして万事無為、やらなくてもいいことばかり為した日々の総決算、就職活動をついに迎え……。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる意外と残念な日々を綴った、爆笑エッセイ20篇!

朝井リョウ「学生時代にやらなくてもいい20のこと」がおすすめの理由

朝井リョウのエッセイ集。当時まだ学生だった著者本人を取り巻くストーリーを面白おかしく書いていて、ちょっと長い四コマ漫画を読んでいる気分になった。その能天気さが学生時代のキラキラそのもので、本当に眩しい。こういうことができるのが学生なんだよなと涙まで出てしまう。(30代女性)

 

 

朝井リョウ「最後の恋」

朝井リョウ「最後の恋」の内容

男は、とっておきの恋ほど誰にも見せない。本当の恋のクライマックスは、自分の心だけが知っている。忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、ひとりで大切にするものと解っているから―男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ「本気の恋」。7人の作家が描き出すのは、女には解らない、ゆえに愛すべき男心。恋人たちの距離を少しずつ、でも確かに近づける究極の恋愛アンソロジー。

朝井リョウ「最後の恋」がおすすめの理由

恋愛小説アンソロジー。史上最強の恋、というからには、すごく熱愛かと思いきや違います。静かな中にある綺麗な恋愛が描かれている感じ。男性ならではの書き方かな。胸キュンとかハラハラはないけど、心が澄む恋愛小説です。(30代女性)

 

 

朝井リョウ「作家の口福」

朝井リョウ「作家の口福」の内容

するめの出汁、トナカイの乳のミルクティー、ビーカーコーヒー、土筆の卵とじに素っぴん茶碗蒸し…。20人の作家が「食」をテーマに競演!大好物、調理における発見、思い出の味、食の結んだ縁まで、様々な「美味」が味わえる極上のアンソロジーエッセイ集、待望の最新作。

朝井リョウ「作家の口福」がおすすめの理由

いつも素晴らしい文章を書く作家さんの、食べ物への愛情がいかんなく発揮された一冊。短くて単純なテーマなのに、読ませる読ませる。さすが、感受性が豊かなこと。一度でやめるのが惜しくて三度くらい読み返してしまいました。(30代女性)

 

 

朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」

朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」の内容

いくら流行っているからといって、経済的にも精神的にも自立した大人が、なぜ一緒に住むのか(第1話「シェアハウさない」)。その人がどれだけ「リア充」であるかを評価する、「コミュニケーション能力促進法」が施行された世界。知子のもとに、一枚の葉書が届く(第2話「リア充裁判」)。親のクレームにより、幼稚園内で、立っている金次郎像が座っているものに変えられた!(第3話「立て!金次郎」)。…そしてすべての謎は、第5話「脇役バトルロワイアル」に集約される。

朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」がおすすめの理由

世にも奇妙な物語リスペクト、というかもはや原作そのものなあるあるなテイストを詰め込んだユニークな短編集で、軽く楽しめます。それぞれの人間の業なり現代の生きにくさなりをチクリと風刺してあったりして、青春小説の印象が強かったので、こういうのも書くをんだなと単純に関心しました。(30代女性)

 

100人が選んだ2017年上半期(1月-6月)おすすめ映画ランキング

 

2017年上半期(1月〜6月)おすすめ映画ランキング

映画好き100人の方に2017年上半期(1月-6月)に映画館で観て一番面白かったおすすめの映画をお聞きし、ランキング形式でまとめました。どの映画を観るか迷っている方はぜひ参考にしてください。

 

 

10位タイ.キセキ あの日のソビト(2票)

「キセキ あの日のソビト」がおすすめの理由

人気歌手グループGReeeeNの自伝的映画ですが、GReeeeNのファンでなくても楽しめる素晴らしい青春映画です。特に劇中で菅田将暉、成田凌、横浜流星、杉野遥亮が歌を歌ったり、ライブをしたりするシーンがたくさんあるので、ファンは絶対に外せない映画だと思います。(20代女性)

GReeeeNを題材にした作品ですが、彼らを詳しくは知らない自分でも十分に楽しめました。兄弟の絆、メンバーの協調性が若手の俳優を中心にわかりやすく描かれていたと思います。また、音楽と就職の狭間で揺れる主人公の心情にも共感できました。派手さのある映画ではなかったですが、あっという間に映画が終わった印象で、作品に入り込める感じでした。(30代男性)

 

 

キングコング 髑髏島の巨神

「キングコング 髑髏島の巨神」がおすすめの理由

今回のキングコングは今までの作品よりとても迫力がありキングコングの良さが出ていたと思います。またキングコング以外にもたくさんの巨大生物が出てきて怪獣映画らしい作品となっていて、期待どうりによかったです(10代男性)

アクション満載のアドベンチャー映画でとても迫力があり面白く感じました。ストーリーをしっかりしていて人間側との描写がしっかり描かれていて飽きさせない内容だったと思います。もうすぐdvdが発売されるので購入を考えています。(30代男性)

 

 

10位タイ.この世界の片隅に(2票)

「この世界の片隅に」がおすすめの理由

まず絵がとても綺麗で、魅入ってしまった。そして、のんの母がこの映画の世界観にぴったりで、始まった途端映画の世界に引き込まれた。戦時中の様子がありありと描かれ、広島の呉に住む人々の普段の様子、そして何度も空襲にやられて、それでも立ち上がる姿、そして少し離れた所で落とされた原爆の様子が何とも生々しく感じた。戦争の怖さを改めて思い知り、空襲警報がいかに頻繁に鳴り響いていたのか、またそれが日常と化していることに恐ろしさを感じた。戦争に兵士として旦那や息子を送り出すことは現代では考えられないが、それが当たり前に行われていた日本。今でも日本以外の国では頻繁に戦争が起こり、当たり前に人々が命を失っている。命の尊さを忘れているのだ。この映画を観て、戦争の恐ろしさ、人々の強さ、命の尊さを改めて思い知らされた気分だ。観ることができて本当に良かったと思えた映画だった。(30代女性)

戦争を主題にしているのに、暗い作品ではありません。主人公のすずと家族の暮らしが静かに描かれていました。すずの声を演じたのんの声が柔らかくて、すずの存在を印象付けていました。激しい描写はありませんが、戦前戦後を精一杯生き抜こうとした人達の思いが訴えかけてくる映画です。(40代女性)

 

 

10位タイ.たかが世界の終わり(2票)

「たかが世界の終わり」がおすすめの理由

家族がテーマの映画で、ほとんどが家の中で起こる家族の出来事について淡々と描かれる映画です。スクリーンに映る家族のおしゃべりであったり、やりとりであったりを客観的に観ているつもりでも、自分の家族と重なる部分もかなりあり、とても苦しい映画でした。心をえぐられる鋭い映画で、ドランファンは必見です。(20代女性)

小さな映画館で見たおそらくマニアックな映画。主人公は全くと言っていいほどほとんど喋らないのだけれど、ちょっとアンニュイな雰囲気や少しの仕草で心情を悟ることができた。家に家族を残し出ていった、だからあまり帰ってこれなかった、でも、っていう日本でもありそうなただ普通のドキュメンタリーのようで。でも見終わってからは涙が止まらなかった。胸に刺さる何かがある。「家族」は死んでも「家族」。離れてても「家族」だ。(20代女性)

 

 

10位タイ.ドクター・ストレンジ(2票)

「ドクター・ストレンジ」がおすすめの理由

他のマーベル作品のイメージとは異なり基本終始シリアスな雰囲気でとてもかっこよかったし、映像にかなり迫力があって驚きました。特に空間が歪んでいく映像は思わず引き込まれてしまいそうなほどでした。続編が気になる終わり方もドキドキしてしまいます。(20代女性)

事故で両手がまともに動かなくなり、絶望の中で医学に頼ることをあきらめ、代わりに魔術に救いを求める流れがどことなく現実離れしているのでこっけいにも感じます。世界を救うところにまで話が大きく膨れ上がっていく展開は、オチを予想できませんでした。(30代男性)

 

 

10位タイ.ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2票)

「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」がおすすめの理由

家族で観に行きました。一番の見所は、予告でもよく使われていた「カチコチに凍っているドラえもんは一体…?」という所でしょう。ドラえもんがピンチに陥ったり、のび太とドラえもんの友情に感動したり、大人でも十分に楽しめる内容でした。旦那は最後の方泣いてましたから。2歳の子どももお昼寝の時間だったので寝てしまうかと思いましたが、最後まで夢中で観ていました。(30代女性)

ドラえもんとのび太の友情に泣けました。 それと毎回映画ではそうなのですが、ダメ人間の、のび太が大活躍し、ジャイアンが男気溢れて、スネ夫が少しいいやつになります。 お決まりのパターンですが、みんなで力を合わせるさまは、見ていて嬉しくて幸せになります。(40代女性)

 

 

10位タイ.モアナと伝説の海(2票)

「モアナと伝説の海」がおすすめの理由

ディズニー映画らしい作品でした。ただディズニー映画にとってはありきたりな設定ではなくハラハラドキドキできたのがおすすめの理由です。ハワイが大好きということもありハワイがテーマかつ歌も素敵でした。モアナの向上心溢れるお話が人生をもっと楽しもう、頑張ろうと思わせてくれる作品です。(20代女性)

南の島の美しい大自然を描いた迫力ある映像や歌が本当に素晴らしいです。 モアナとマウイの複雑な仲間関係も良かったですが、個人的にはおばあちゃんとのエピソードに感動しました。 また、いろいろな作品のオマージュと思われるシーンもたくさん出てくるので映画ファンは必見です。エンドロール後のおまけも笑えます。(30代女性)

 

 

10位タイ.一週間フレンズ。(2票)

「一週間フレンズ。」がおすすめの理由

山崎健人さんと川口春奈さんの優しく柔らかな表情と演技がとても素敵でした。原作を知らない私でしたが、とても感動したし、私もこんな高校生活を送りたかった、祐樹くんみたいな友達が欲しかったなと思える温かな映画でした。(20代女性)

一旦は記憶をなくしても、再度愛し合う関係となれる純粋な素晴らしさが魅力でした。記憶をなくす系で感動を誘おうとする作品は多数あり本作もそのひとつであろうという先入観がありましたが、主人公の過去にまで話がさかのぼる点は注目すべきでしょう。(30代男性)

 

 

10位タイ.君の名は。(2票)

「君の名は。」がおすすめの理由

面白かったところは、街並みの絵が感動的にキレイなところです。ストーリーももちろん面白かったですが、キレイな背景画を大きなスクリーンで見るのは見応えバッチリです。それに加えて、RADWIMPSの歌がマッチして最高です。(20代女性)

3年も違う世界で暮らしてる二人が居れ変わるということや、その入れ替わった相手が3年後にはいないということ、その人を助けようと動くというところを見て鳥肌がたちました。2回見ましたが、2回とも鳥肌が立ちました。最後で二人が出会えるというのもよかったです。(20代女性)

 

 

10位タイ.沈黙 サイレンス(2票)

「沈黙 サイレンス」がおすすめの理由

キリスト教の弾圧という、宗教がらみのデリケートな話題を映画でどこまで言及できるか心配でしたが、宗教を捨てれば仲間を助けらるというジレンマが真剣に描かれていたかと思います。己の信念を貫こうとする姿勢のしぶとさ・屈強さを感じました。(30代男性)

主演のアンドリューガーフィールド目当てで行ったのですが、映画を観終わったあとは心がずしんと重たくなりました。教科書の上でしかキリシタン迫害や踏絵について知らなかったのですが、この映画を観ることで知識はかなり深まったと思います。拷問のシーンはリアリティがありすぎて、何度も目をそらし、耳を塞ぎたくなるほど苦しかったです。それでも観るべき映画だと思いました。(20代女性)

 

 

8位タイ.3月のライオン(3票)

「3月のライオン」がおすすめの理由

神木隆之介くんの演技が素晴らしかったです。他のキャストも豪華で、それぞれの人間模様が描かれている作品でした。将棋は全然詳しくなかったですけど、分からない人でも観れる作品でした。有村架純ちゃんがいつもとは全然違う悪役で新鮮でした。(30代女性)

純粋に将棋が好きで観に行きました。多くの若者が、俳優目当てて来ているのでしょう。残念だったのは、将棋の話をしている人が少なかったことです。指先の動きまで注意したという通り、俳優の演技は素晴らしかったです。(30代女性)

この映画を見るまでは「将棋の映画なんて難しそう」と思っていたのですが、とても見やすくて面白い映画でした。主演の神木隆之介さんが、主人公の将棋に対する直向きな気持ちをしっかりと演じていていて感動しましたし、何より主人公の周りの人々がどの人も個性豊かで、かっこよかったり、可愛かったりと見ていて楽しかったです。(10代男性)

 

 

8位タイ.メッセージ(3票)

「メッセージ」がおすすめの理由

今までにないSF映画でした。宇宙がテーマではあるけれども、SFが苦手な人でも楽しめる濃い人間ドラマが描かれた作品だと思います。クライマックスに向けて、序盤の伏線がするすると回収されていくのもかなり快感でした。インターステラーが好きな人は絶対に観てほしい映画です。(20代女性)

SF映画として観に行ったのですが、いい意味で違うジャンルの映画としても楽しむことができました。主人公の女性の過去と未来が、思わぬ形でひっくり返るラストの衝撃が新鮮で、親子の深い愛をテーマにしている作品だったのだなと感じました。(30代女性)

ある日、突然世界にUFOが現れます。その宇宙人からのメッセージを解読するため 言語学者のルイーズが宇宙人とのコンタクトを図ります。メッセージの解読の過程が面白く 結末は「こんなのあり!?」と思ってしまいますが、その人類を超越する結末を含めて面白いです。(30代男性)

 

 

5位タイ.SING(4票)

「SING」がおすすめの理由

ミニオンズのスタッフが、ミュージカルとアニメをリリースしただけあって、とても楽しめる映画でした。いろんな動物が歌を競い合うのですが、楽しくて可愛い動物たちの協演で、笑いが止まりませんでした。もう一度観たいです。(20代女性)

アニメーションなので子供向けかと思いきや、子供から大人まで幅広い年代が楽しめるような作品でした。吹き替え版キャストもキャラクターにピッタリの配役で素晴らしかったし、映画のラストには拍手を思わず送りたくなる、そんな作品です。(20代女性)

劇場の支配人であるコアラの、抜けているけど一生懸命な姿勢に思わず感情輸入してしまいます。それぞれのキャラクターの背景なども分かるのでソワソワしたりジーンときたり感情を揺さぶられます。そしてなにより劇中の選曲が聞き馴染みのある曲ばかりで楽しい気持ちになります。私は吹き替えで鑑賞しましたが、声優さんの歌の上手さには圧巻です。(20代女性)

年齢を問わず、誰もが楽しめるストーリーでした。それぞれの悩みを抱えた個性豊かなキャラクターたちが、歌で前に進もうとする姿はエンターテイメントの王道。オリジナルと吹き替え版、両方観て比較するのもよし。幅広い選曲も良かったです。(40代男性)

 

 

5位タイ.ワイルドスピード アイスブレイク(4票)

「ワイルドスピード アイスブレイク」がおすすめの理由

ワイルドスピードシリーズは毎回楽しみにみています。 迫力のある車のシーンが息をするのも忘れそうなくらい見入ってしまいます。仲間の大切さを改めて教えてくれたりもします。映画の中で使われてる音楽もなかなか良い曲が多いです。(30代女性)

ワイルドスピードは、結構前からいくつものシリーズがあり、DVDで見返したりするほど、とても大好きな作品でした。今回のシリーズでは予想外の展開がいくつもありました。そのためドキドキしながら見られたように思えます。(20代男性)

ワイルドスピードはシリーズの回数を重ねるごとに規模がどんどん増していきます。街の車が一斉に動き出すシーンは迫力満点でした!!懐かしいあのキャストやこのキャストがたくさん登場し、シリーズをすべて見ている人には嬉しい作品でした。(20代女性)

今作はタイトルにあるように、潜水艦に追われながら氷上を走っていました。前作がスカイミッションだっただけに、まさかの氷上⁈ということで驚かされました。しかし、潜水艦に追われるシーンはとても迫力があり、とても臨場感が伝わってきて面白かったです。(20代男性)

 

 

5位タイ.帝一の國(4票)

「帝一の國」がおすすめの理由

漫画実写化の映画ですが、映画として純粋にとてもおもしろいです。原作ファンも原作を読んだことがない人も楽しめる素晴らしいエンタメ映画です。エンドロールで永野芽郁演じる美美子がクリープハイプの「イト」に合わせてダンスを踊るのもニクい演出だと思いました。(20代女性)

キャストが好きな俳優の方たちばかりでまず気になっていました。その中でも菅田将暉さんの作品は割とよく観ているので今回も観ることにしました。原作は読んでいなかったのでストーリーは全く知らない状態で観ましたが、想像以上に面白く、また心動かされるところもあり、とても満足できる映画でした。できることならいろいろな角度からまた観てみたいと思わせる作品でした。とても勢いを感じる映画です。(40代女性)

原作である漫画を一切読んだことが無かったのが逆に良かったみたいです。濃いキャラを各キャストが忠実に再現していて、展開の程よい速さとギャグの量なのにしっかり感動するストーリー性もありました。そしてエンドロールの永野芽郁ちゃんの美美子ダンスが最高に可愛くて見とれてしまいました。クリープハイプのイトもいい曲です。帰って調べるとYouTubeに一部ですが公式でアップされていたので何度も再生しました。なぜもっと話題にならないのか不思議なくらいです。ぜひ大きな映画館のスクリーンで確認してみてください。(20代男性)

青春コメディ映画なのですが、バカバカしいシーンほどキャストの方々の熱演が際立ち、とても面白かったです。上映中に何度か笑いが起こりました。分かりにくいシーンや下品なシーンも無く、老若男女、どの世代の方でも楽しめる映画だと思います。(30代女性)

 

 

4位.ガーディアンズオブギャラクシーリミックス(5票)

「ガーディアンズオブギャラクシーリミックス」がおすすめの理由

前作、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編。 アイアンマンとかマイティソーとかアヴェンジャーズとかの「マーベル・シネマティック・ユニバース」のシリーズの一環ですが、 そこら辺の作品との絡みはほぼ無し。 続編物ではありますが、前作は見てなくてもある程度OK。本作が面白いと感じたら、前作を観ても損はしないと思います。 上映時間は2時間20分近くあり、「大丈夫かな?」と構えて観ましたが、時間を感じさせない映画で非常に満足しました。 わずらわしいキャラクターの葛藤シーン(失礼)とかもほとんどなし。 合間合間に入ってくるロケット(アライグマ型の宇宙人)とグルート(植物系宇宙人)のやり取りが絶妙で、 観客がおいて行かれることなく、軽快に展開が進みます。 エンドロールのタイミングで次回作があることも明言されます。 カメオ出演も多くあり、鑑賞後はインターネットなどで誰がどこで出てたのか、などを調べるのもとても面白いと思います。(30代男性)

マーベルシネマテックユニバースの作品群の1つですが、アベンジャーズ等のシリーズとは世界観を共通としながらも独立した形になっており、この作品単体でも十分に楽しめる内容になっています。随所にかかる80年代アメリカンポップスのノスタルジックな雰囲気と、銀河を股にかけた壮大なスペースオペラの組み合わせは正にセンスオブワンダー!な体験をさせてくれます。ヒーロー好き、SF好きだけのものと思って見過ごすのは勿体ない作品でしょう。(30代男性)

前作を見ていなくても楽しめる作品です。序盤はくだらない…と思っていても中盤からいきなりストーリーが盛り上がり、ワクワクしてしまいました!最後までギャグなどのネタ満載だし、ドキドキ感や感動シーンもしっかりある、とても面白い作品でした!(20代女性)

ガーディアンズオブギャラクシーの2作目です。前作でチームを組んだ仲間たちがまたも銀河の危機を救うため奔走します。 今回は家族とは何かをテーマにしています。主人公スターロードの生みの親である邪悪な超越者エゴと憎まれ口をたたきつつも 愛情を秘めた育ての親ヨンドゥとの対比が素晴らしいです。(30代男性)

前作に引き続き、マーベルならではのアクションとコメディがちょうど良い具合で、面白かったです。キャラクターもみんな個性的で、主人公の父親がまさかの存在でした。宇宙が舞台といえど、規模が大きすぎて、内容、キャラクター、映像、すべてが良くできていました。(30代女性)

 

 

3位.名探偵コナン から紅の恋歌(7票)

「名探偵コナン から紅の恋歌」がおすすめの理由

つい最近の名探偵コナンです。名探偵コナンはもともと好きで必ず映画館でみるほど!こんなに毎回ドキドキするのは名探偵コナンだけ!と思うほどです。毎回犯人が誰か予想しながらみるのがおすすです。今回は少し難しかったけどやっぱりみてて楽しかった(30代女性)

もともとコナンの映画シリーズが好きだったため、鑑賞した。コナンと百人一首の兼ね合いがとてもいいバランスで非常にマッチングの度合いが高かった。最後のドキドキ感が個人的にかなり好きで、声が出てしまいそうになった。(10代男性)

漫画原作:青山剛昌の人気アニメシリーズ「名探偵コナン」の劇場版第21作。アニメシリーズの作品ではありますが、冒頭で簡単なキャラクター紹介をしてくれるため、原作やアニメを知らない人でも楽しみやすくなっています。今回の劇場版の見所は主に3つ。ド派手なアクションシーンと、冒頭で発生した殺人事件の真犯人の追求。そして、服部平次と遠山和葉、大岡紅葉という3人のキャラクターが織り成す恋愛模様の行く末です。トリックや犯人像が複雑に絡み合う殺人事件の真相を追う合間に挟まれるアクションシーンは、登場人物たちと一緒に頭を悩ませていた観客に程よい刺激を与えてくれます。また、その裏側で展開される高校生男女の甘酸っぱい恋模様は、思わずこちらもきゅんとさせられてしまいました。アニメの好きな子供達だけではなく、大人も楽しむことのできるエンターテイメント性の高い作品だと思います。(20代女性)

普段アニメはほぼ見ませんが、期待を裏切らない作品という確信があるため毎年映画館で観ています。今年の「コナン」も大満足です。作品のスケール、ビジュアルの丁寧さや脚本の出来の良さなど、今の邦画ではなかなか得られないエンターテイメントを全て備えたジャパニーズアニーションだと思います。特に百人一首というモチーフから、和的な日本庭園、滝のある競技会場の演出など、これまでのシリーズにはなかった新境地を堪能することができました。コナン映画は導入部分がいつも秀逸ですが、今回の爆破シーンも息を吐かせぬ展開で、映画館ならではの臨場感に溢れています。大人だから、と一蹴せず様々な年齢層の方にぜひ観てもらいたい作品だと思います。(40代女性)

名探偵コナン劇場版シリーズで今回は主人公の江戸川コナンが主人公ではなく大阪の探偵服部平次が主人公になっています。服部の幼馴染の和葉との恋模様を交えつつ犯人とのハラハラドキドキする駆け引きや推理、爆弾やバイクなどの派手なアクションシーンなどの連続で見応え満点です。(20代男性)

今回は平次と和葉が主役の映画です。 2人のファンならみて損はないです。 ちゃんとコナンと蘭の絡みもありました。 コナンを見たことのない初めての人でも大人から子供まで楽しめる面白い映画になっていましたオススメです。(20代女性)

子供たちが、小さい頃コナンが好きで毎年映画を観にいきました。子供たちの付き添いの、はずでした。アニメもそうでした。子供たちはいつしかコナンを卒業し、アニメも見なくなりましたが、母は卒業できずBSやらを暇さえあれば、観ていましたがさすがに映画は長らく観ていませんでした。久しぶりにみたコナンの映画。いつも何処かが爆破され、蘭ちゃんがピンチに陥る偉大なる予定調和、それに今回は、平次と和葉と百人一首が絡み、桜と日本が美しく大人にも耐えうる映画ではないかとおもいます。ひさかたのコナンは裏切らなかった映画だと思います。(50代女性)

 

 

2位.ラ・ラ・ランド(9票)

「ラ・ラ・ランド」がおすすめの理由

とにかく音楽が本当に素晴らしく、映画が始まってすぐの5分でもうトリコになるほどでした。ミュージカル、ミュージカル映画が好きな人なら絶対好きな映画です。何度でも音楽を聞きに行きたくなる映画は他にないと思います。(20代女性)

ミュージカル映画は初めてで、かなり抵抗があったのですが、さすがだなぁと苦手意識が吹き飛びました。あんな風に踊れたら気持ちが良いだろうと思いましたが、私に出来るのはピアノだけなので、すぐに弾きたくて映画が終わると踊るような気持ちで家に帰りました。ダンスが好きな人から、ジャズが好きな人まで楽しめる映画だと思います。(20代女性)

ストーリーも音楽も映像も大変美しく、世界観に浸りきって没頭できる作品だからです。特にエンディングの部分は大好きなシーンで、この時間のために何度も映画館に通ったと言っても過言ではありません。賛否両論ある結末も、私にとっては感動できるものでした。そしてもともとミュージカル映画が大好きなので、様々なオマージュが入っているという演出は見ていてとても楽しめました。(20代男性)

映画の雰囲気、音楽、衣装と本当に華やかで見ているうちに自分もその世界観にすごく引き込まれていきました。また、主演のエマ・ストーンが本当に綺麗で可愛かったです。最後の結末は本当に見ていて切なくなりました。またDVDがでたら借りてみようと思います。(20代女性)

音楽好き、ダンス好きな者としては序盤からワクワクしました。ストーリーも進むにつれてどんどん惹かれました♫キャスト陣も豪華でエマストーンが可愛いすぎたし、ジョンレジェンドも出演されていてアガりました。エンディングだけ、少し腑に落ちない感じだったかな?でも総合的には良い映画でした!(30代女性)

題名通り、楽しく拝見することが出来ました。しかし、それも中盤まで。だんだんストーリーが重くなっていき、最後には涙が止まりませんでした。そんなギャップがとても心に残り、もう1度楽しい気持ちだけでなく、真剣に作品と向き合って見てみたいと思いました。(20代女性)

ミュージカル映画として、近年の中でも傑作だと感じました。楽曲はジャズを中心としてとても琴線に触れるメロディーが多々ありました。またストーリーでは華やかなハリウッドの世界と切ない現実の恋愛について、ダンスと音楽で表現しており、楽しくもあり、涙もありのエンターテイメントだったと思います!(30代女性)

ロサンゼルスを舞台に夢を追いかける男女の恋愛を描いたミュージカル映画です。 努力しても報われないことの残酷さ、生活のために思い描いていた夢から次第に離れていくことの悲しさなどがありつつも それでも夢を追いかけることの素晴らしさを描いた傑作です。女優志望の主人公、ミアのオーディションシーンは感動です。 そして、圧巻のラストシーンは必見です。(30代男性)

この作品の監督の前作「セッション」が好きだったので、「ララランド」も観に行きました。夢を追いかけることは、やっぱり苦しいし辛いこともあるけれど、隣に分かってくれる人支えてくれる人がいる事は大きいなと思いました。明日から頑張ろう!と思えたのでおすすめです!(20代女性)

 

 

1位.美女と野獣(19票)

「美女と野獣」がおすすめの理由

主演を務めるエマ・ワトソンの美しさと、迫真の演技が際立った作品です。アニメ版を忠実に再現している部分もあれば実写オリジナルの映像もあり、その違いを探す事で楽しさが倍に。鑑賞後は感動でじんわりと心が温かな気持ちになります。(20代女性)

ディズニーのアニメーションを実写化した作品です。主演を務めるエマ・ワトソンも気になりましたが、魔法にかけられた召使たちの精巧なCGがとても美しく、動きも特徴的で見ていて飽きません。特に、アニメーションではスムーズに動いていた時計が、重たそうにヨチヨチ歩く姿が妙にリアルです。あらすじはもともとわかっているのですが、映像美で見せてくれるので、ついついお話に引き込まれてしまいます。(40代女性)

原作が忠実に再現されており昔読んだ小説のイメージ通りの映像が表現されていました。 今まで何度も実写化されていますがそれらのものよりも良かったと思います。 ミュージカル調になってはいますがそれも違和感がなくそれも良かったです。(20代男性)

野獣が執事達に促され、ベルを食事に誘おうとするシーンが可愛らしくて好きです。吹き替え版を4DXで観たのですが、この作品はミュージカル要素があり動きが大きくて、3D視点が想定されたカメラアングルだったので、4DXととても相性が良いと感じました。迫力があり見応え十分でした。気に入りすぎて3回も劇場に足を運んでしまいました(笑)(30代男性)

昔、ディズニーアニメの「美女と野獣」を見て、とても素敵な映画だと思いました。今回は実写版ということで期待半分の感じで鑑賞しましたが、良い意味で裏切られたと思います。アニメにはないキャストがありましたが違和感なく楽しめました。吹き替え版も素敵ですが、できれば字幕版をおすすめします。(40代女性)

総合的に映像の美しさ・音響・音楽・物語・キャスティングどれを取っても素晴らしかったです。物語はほとんどの人が知っていて一見実写にしただけかと思われるかもしれないですが、全く新しい映画でした。何回も切なくて泣けるシーンがあります。まずはカップルで行くのがおすすめです。(20代男性)

全体的に音楽がどれも素晴らしかったです。吹替を見ましたが、声優陣も豪華で皆さんとても歌が上手くて、本当に引き込まれました。又、映像もとても綺麗で、野獣のCGも違和感なく本物のようで、アニメ版よりも見やすかったと思う程でした。そしてなにより主演のエマ・ワトソンの、ハリーポッターの時とはひと味違う大人の魅力が見れるところがオススメです。(20代女性)

美女と野獣のあの世界観が実写版で上手く表現されていて話を知っていても引き込まれます。 エマ・ワトソンは可愛いし、音楽や衣装もとても良かったです。音楽では実写版のために書き下ろされた曲があって、それがまたとても良かったです!(20代女性)

アニメーションに忠実なシーンに、新しいストーリーと曲が加わり、更に深みを増した美女と野獣を見ることができます。特に野獣がベルを父親の元へ返したシーン以降はずっと感動したりハラハラしたり、心が動きっぱなしでした。何度見てもラストシーンは泣いてしまいます。(20代女性)

ディズニーアニメの中で一番好きな作品のため、どうしても見に行きたかったので見に行きました。アニメとほぼ同じ。結末はわかっているので、もしかしたら面白くないかなと思いながら見ましたが、とっても面白かったです。アニメだとこうだけど、実写ではこうなるのか・・とほんとに感激!アニメと同じように美女役を演じたエマ・ワトソンが、話し、歌い、表情をクルクルと変え最高の美女を演じたと思います。アニメで見た人もアニメを見たことない人もぜひ見てほしい一品です。せつなくなったり、楽しかったり、感動したり・・今期一番楽しく見る事が出来ました。ほんとに最高!!(40代女性)

まず、ディズニーが誇る世界的名作映画「美女と野獣」の実写映画化というだけでテンションがあがりましたね。アニメ版を小さい頃に見てから大ファンだったものですから、今でも頭の中に音楽がよみがえってきます。なんといっても私がみたのは「動く映画館」でみたのですから、臨場感がすごかったのを覚えています。席が揺れたり、いい香りがしたり、映像も3Dだったりと、今までにない「映画の見方」だったので、すごく余韻がのこりました。(20代女性)

映像が美しく、ベルがとても魅力的な映画でした。そして野獣との恋愛を見ていると、見た目は気にしてはいけないということが分かりました。人を見た目で決めつけることがどれほど愚かなことか気づかされる映画でした。(10代女性)

映像の美しさやキャラクターの個性に圧倒されました。ミュージカルならではのリズミカルな流れも素敵でした。原作を知っている方でも改めて世界観に酔いしれ、美女と野獣という作品が好きになってしまうと思います。ラストの野獣が元の姿に戻るシーンは感動しました。(20代女性)

美女と野獣の実写版で大好きなエマワトソンが出ているので見にいきました。 絶対いつも実写版はアレンジ入っているので、どうなんだろうとは思っていたのですがアニメとほぼ一緒で使われている歌もほぼ全部一緒だったのですごくうれしかったですし、映像が本当にきれいで感動しました。 ベルのお母さんのことまで知れてよかったです。(20代女性)

アニメーションで描かれてあた世界がそのまま実写化されていてとてもよかった。イメージが壊されず、配役もそのキャラクターにぴったりあった人がキャスティングされていた。アニメーションを見ていない人でもミュージカルとして楽しめると思う。(20代女性)

映像がとても綺麗でディズニーのアニメ版とは違うところもあり、話の流れを知っていても楽しめました。エマ・ワトソンがベルにぴったりの配役でしたし、歌声も素敵でした。ラストではアニメではなかった設定もあってハッピーエンドの度合いが更に高くなっていたのでとても楽しめました。(30代女性)

映像がとても綺麗で、こまかいところまでしっかり作り込まれており、上映している間ずっと見入ってしまいました。ストーリーも素晴らしく、最後まで飽きることなく見ることができました。ディズニーの良さがぎゅっと詰まった映画でした。(20代女性)

野獣は何不自由のない、王子様だったのが、ある小汚い老女を嘲笑い、無視をしたことに対して、その王子は魔法で野獣にさせられてしまいます。ある女性との出会いで少しずつ心を開き人間らしい生き方を取り戻して行きます。この映画はただの恋愛映画ではなく、人間になくてはならない感情をこの映画を通して教えてくれているように思いました。すごくオススメです。(40代女性)

やはり映像がとても綺麗でした。特にそう感じたのは、ベルが野獣とダンスを踊るシーンでベルの黄色いドレスに魔法が掛かり刺繍が施されていくところです。その刺繍のひとつひとつが繊細に映し出されており、感動しました。その他は今までのディズニー実写に比べて、歌のシーンが凄く多いなと感じました。そのため、よりアニメの美女と野獣の感覚と近いのではないかと思いました。(20代女性)

 

 

1票入った2017年上半期おすすめ映画も紹介

せっかくなので1票入った2017年上半期(1月-6月)に観て一番面白かったおすすめ映画も紹介します。面白い映画も多数あり、ぜひ観てみてください。

 

22年目の告白-私が殺人犯です-

「22年目の告白-私が殺人犯です-」がおすすめの理由

猟奇的な連続殺人を犯し、時効を迎えた犯人が一冊の本を出版し話題に…本当にありそうな設定の本作。藤原竜也、伊藤英明をはじめとする豪華俳優陣の演技が自然でよりリアリティがあります。物語はどこへ向かうのか?どのような決着がつくのか?目が離せません。ドキドキを感じたい方にオススメです。(20代女性)

 

 

BLAME!

「BLAME!」がおすすめの理由

シドニアの騎士で有名になった弐瓶勉の初連載作品の長編アニメ化。 シドニアの騎士とは作風が違うので、シドニアの騎士が好き、という人に単純におすすめはできませんが、 私個人としては大満足の作品でした。 原作で出てくる「重力子放射線射出装置」という、威力のバカでかい拳銃タイプの武器があるのですが、 その再現度は文句なし。 作品特有の近未来の異質な感じも良く映像化できていると感じました。 少女「づる」役の雨宮天さんのセリフが多いのですが、とても作品の雰囲気に合っていたと思います。 唯一、不満点があるとするなら、原作の一部だけを抜き出して改変したストーリーなので、「このシーンが映像で見たかった」など残念なところはありました。 続編があるかもしれないので、そちらを楽しみに待っていようと思います。(30代男性)

 

 

PとJK

「PとJK」がおすすめの理由

清純な土屋太鳳ちゃんとさらっとキザなことが出来ちゃう亀梨和也くんの2人が役のイメージにぴったりで見ていてキュンキュンが止まらない状態でした。20代、30代、もちろんそれ以上でときめきが足りていない方にオススメです。(30代女性)

 

 

サクラダリセット前篇

「サクラダリセット前篇」がおすすめの理由

少し内容が難しくシリアスで、頭を使うシーンが多くありましたが、登場人物たちがもつ力を駆使してミッションに挑むシーンは、パズルを解いているような感覚と同じものを感じました。前後編構成ですが、前編だけ見てもある程度すっきりできる感じでよかったです。(20代女性)

 

 

サバイバルファミリー

「サバイバルファミリー」がおすすめの理由

文明社会に慣れ切っているごく普通の家族が唐突にサバイバル生活を余儀なくされたら、きっとこんな感じになるだろうなというリアルな描写が説得力あります。深刻な状況にも関わらず随所に織り込まれたギャグやほのぼのとしたシーンがスパイスになっていて最後まで飽きずに見られました。普段何気なく使っている電気や、家族の存在がどれだけ尊いかということを再認識できる映画だと思います。あと理系の知識を持ってるメンバーのありがたみも(笑)(30代女性)

 

 

ソードアートオンライン オーディナルスケール

「ソードアートオンライン オーディナルスケール」がおすすめの理由

実はアニメ版を見ていませんでした。キャラクターの関係性などはちょっとわからない部分もあったのですが、オリジナルストーリーというのもあり、ストーリーにのめり込めました。おすすめは、戦闘シーンです。主人公は剣を使うのですが、その剣さばきや殺陣のシーンは息をのみました。アニメ版を見た方でも、見てない方でも楽しめる映画だと感じてます。(20代女性)

 

 

ダブルミンツ

「ダブルミンツ」がおすすめの理由

原作の漫画が好きで観に行ったのですが、原作の薄暗くエロティックで暴力的な雰囲気が見事に再現されていて感動しました。キャスティングもとても良く、原作のイメージそのもののキャラクターばかりでした。主演の二人の演技も素晴らしかったです。(20代女性)

 

 

ナイスガイズ

「ナイスガイズ」がおすすめの理由

ライアン・ゴスリングといえば、同時期に公開された「ラ・ラ・ランド」のほうが注目されているのですが、コメディ好きの方には、「ナイスガイズ」もおすすめです。ライアン・ゴズリングはコメディ映画に出ている印象があまりないと思うのですが、「ナイスガイズ」のライアンの演技は、とても笑え、彼の演技の幅を感じさせます。この映画で、ライアン・ゴズリングが演じるのはダメ男なのですが、体当たりでダメ男役を演じ、奇声を上げたり、笑いをとりにいっているシーンは、必見です。また、w主演をしているラッセル・クロウは渋くて、とてもかっこよかったです。(30代女性)

 

 

バーニングオーシャン

「バーニングオーシャン」がおすすめの理由

実際の海洋事故を元にした今作は、とにかく事故のスケールの大きさや迫力、また主人公たちの仕事に対する責任感に圧倒されました。爆発シーンやヘドロにまみれたペリカンが窓を破るシーンなどは鳥肌が立つ怖さでした。 マークウォルバーグは戦う男が非常に似合う俳優だな、と改めて思いました。(30代女性)

 

 

パッセンジャー

「パッセンジャー」がおすすめの理由

宇宙船のアクシデントというSFでお決まりの始まり方ですが、主人公の男性が普通の人らしい悩みを持ち行動をすることに感情移入しやすいと感じました。宇宙の描写もきれいで単純に映像を楽しみたい人にもお勧めできます。自分がもし苦しい状況になったら、主人公と同じようにやってはならない罪を犯してしまうのか、問題解決に向けて前向きの行動できるのかと多くの空想や考察ができる作品で、SF好きでなくとも楽しめると感じました。(20代男性)

 

 

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」がおすすめの理由

もともとハリー・ポッターシリーズが好きだった方は好きな世界観だと思います。舞台はニューヨークと、ハリー・ポッターシリーズの時とは違いますが、登場人物や魔法の雰囲気は似ています。また、魔法動物たちがとても可愛く、特に二フラーのコミカルさは必見です!(20代女性)

 

 

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」がおすすめの理由

ティム・バートンの映画は好きでよく観るのですが、今回もまた楽しませてもらいました。いつもより多少グロテスクというかホラーな部分はありましたが、それ以上に子ども達の数奇な運命や謎に包まれたミス・ペレグリンの存在感がすばらしく、ぐいぐい引き込まれました。やはりティム・バートンの映画は大画面で観るに限りますね。(30代女性)

 

 

ムーンライト

「ムーンライト」がおすすめの理由

アカデミー賞作品賞他3部門受賞したとあって観に行きましたが、期待以上でした。主人公の少年が成長していく過程でもちろん俳優さんも変わるのですが、本当に一人の少年が大人になるまで演じたのではと思うくらい、何か共通するものがあり、不思議な感動を覚えました。じんわりと余韻に浸りたくなる映画なので、できればひとりで観に行かれることをおすすめします。(30代女性)

 

 

ライオン

「ライオン」がおすすめの理由

胸が熱くなる映画で涙なしには見れませんでした。幼い子どもが迷子になるところは母親として辛く、大人になって探し再会するシーンは感動的でした。また現代ならではのグーグルを使用するところもおもしろかったです。(30代女性)

 

 

ラストコップ THE MOVIE

「ラストコップ THE MOVIE」がおすすめの理由

くだらなくて、くすっと笑える展開から始まり、シリアスな展開にいつの間にか涙していました。いつもはちゃめちゃで、暴走する京極さんに振り回されていた亮太くん。いつも隣にいるのが当然だった存在が命の危険にさらされていることを知り、無茶することを必死に止めようとし、乗り越えようとするところ。二人の絆に感動しました。ラストの結婚式のシーンもすごく良かったです。笑いあり、アクションあり、涙ありなので、ご家族連れで楽しめる映画だと思います。(30代女性)

 

 

わたしは、ダニエル・ブレイク

 

「わたしは、ダニエル・ブレイク」がおすすめの理由

貧困が世界各国で問題となっている中で、上から目線ではなく本当に困っている市民目線で貧しいながらも誠実さと誇りを失わずに生きている主人公と、その周りに生きる人達の行動に心を打たれました。エンディングは救いのないように思えても、人の生きた証について考えさせられて自分の生き方にも影響を受けました。(50代男性)

 

 

虐殺器官

「虐殺器官」がおすすめの理由

原作者の伊藤計劃さんのファンなので、虐殺器官の公開を心待ちにしていました。ハーモニー・屍者の帝国はかなり原作とは違うエピソードや設定が多かった印象でしたが虐殺器官はほぼ原作通りで、あの情報量をあの時間の映像作品にまとめるのはすごいな、と思いました。原作を読んだ方にも、読んでいない方にもおすすめの作品です。(20代女性)

 

 

愚行録

「愚行録」がおすすめの理由

妻夫木聡がいい俳優さんになったと感じさせてくれる一作品です。以前は顔がかわいいせいか、悪役をやっても、イマイチ感がありましたが、この映画ではしっかりと大人になった顔を見せてくれていると思います。 作品は、今流行りのイヤミスというジャンルで、見終わった後すっきりすることはありません。が、重々しく「面白かった~」と言える作品だと思います。(40代女性)

 

 

劇場版Free! Timeless Madley 絆

「劇場版Free! Timeless Madley 絆」がおすすめの理由

もともとテレビシリーズのファンでした。この映画は少し新作カットもありますが、ほぼ主人公七瀬遥の岩鳶高校側の総集編です。こういうスタイルの映画は総集編なのでほぼ見た映像がほとんどなので、そこまで期待してなかったです。ですが、編集の仕方や新作カットの構成も素晴らしかったです。そして一番は音楽がよかったです。主要人物たちが歌う曲の新曲がとてもよく、それが聞きたくて5回も映画館にいきました。その曲がかかるオープング部分の映像がとても気にっています。その部分を見るととてもグッとくるものがあり、青春アニメですが大人になった人たちにも、心揺さぶられるお話だと思います。(20代女性)

 

 

黒子のバスケ LAST GAME

「黒子のバスケ LAST GAME」がおすすめの理由

テレビアニメ版と同じかそれ以上に作画が綺麗で、キャラクターたちがまるで本当に目の前でバスケの試合をしているかのような躍動感あふれる映画でした。また、原作にはない映画のオリジナルストーリーには意表を突かれました。(20代女性)

 

 

タイペイ・ストーリー

「タイペイ・ストーリー」がおすすめの理由

亡きエドワード・ヤン監督の名作の4Kによるデジタル修復版の待望の劇場公開だったが、期待以上に素晴らしかった。同じく台湾の大監督ホウ・シャオシェンが主演を務め、意外にも好演していて驚いた。80年代の近代化が目覚ましい台北の高層ビルや電飾とは対照的に、その街に生きる台北の若者達の人生に葛藤する模様が描かれているのがとても効果的で胸に迫るものがある。言葉で描写すると衝撃的なラストも映像では淡々と描かれているが、それがかえって余韻を残すのか、じわじわといつまでも感動を噛み締めた。(40代女性)

 

 

夜は短し歩けよ乙女

「夜は短し歩けよ乙女」がおすすめの理由

森見登美彦原作小説の映画化です。監督は同じく森見登美彦原作の四畳半神話大系のアニメ化も務めた 湯浅監督。主人公の声を演じるのは今話題の星野源と最高のキャストがそろっています。 会話回しのセンスやテンポの良さなどが小気味よくとても面白かったです。(30代男性)

 

読書好き100人に聞いた!西加奈子おすすめ作品ランキング

 

西加奈子おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に西加奈子さんの作品の中でおすすめの本をお聞きし、ランキング形式でまとめました。面白い作品揃いです。ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

17位タイ.西加奈子「こうふく みどりの」(2票)

西加奈子「こうふく みどりの」がおすすめの理由

色の名前を持つ女たちの個性的な家族の話。 お母さん、おばあちゃん、おばさんのあいちゃん、ももちゃん、かみさん、ほとけさん、ぽっくりさん。そして別の家族の物語もリンクする。 ほっこりと優しい気持ちになれる素敵な一冊です。(30代女性)

前半はノックしながら進んでたけど、後半からはそのほっこりした雰囲気が馴染んで一気に読んでしまいました。 心がずんと重くなることの連続なのに、それでも救われる気持ちになるお話でした。 優しい気持ちになれる素敵な一冊です。(30代女性)

 

 

17位タイ.西加奈子「ふくわらい」(2票)

西加奈子「ふくわらい」がおすすめの理由

自分とはかけ離れた境遇で育ち、実在するならば社会から浮いているだろう主人公 さだ。分かり合えるはずもないのに読み進むと不思議と好きになってしまう。さだのように純粋に固定観念なく生きてみたいと思わされる。読後さわやかな気持ちになるのでおすすめです。(30代女性)

摩訶不思議な西加奈子の世界。プロレスなんて全くわからないのに担当を引き受けた理由がプロレスラーの顔。失敗した福笑いみたい、なんて失礼にも程がある(笑)笑いのセンスも感じられる西加奈子大好きです。万人受けはしないだろうけど、私の心を支えるような物語。(30代女性)

 

 

17位タイ.西加奈子「白いしるし」(2票)

西加奈子「白いしるし」がおすすめの理由

恋愛の狂気をここまで体現しなくても、気持ちは分かるよ〜、くらいは誰しも共感出来るんじゃないでしょうか。間島を失ってからの夏目の失意と、瀬田の女性への暴力と猫部屋の描写には、くらくらと読む手が止まる程だが、ラストに向けての切迫感と言うか疾走感に圧倒される。嫌いか好きかに別れて仕舞うような作品だけど、嫌いだ!と言う気持ちもよく分かる。自分は後半もう駄目だ〜と言う挫折寸前のところから麻痺してきて、最後は圧倒されました。(50代男性)

西さんはいつも私の過去と今を肯定してくれるような気がします。この作品では、西さんが、感情の赴くままに生きることは悪いことではないと教えてくれる。恋愛がてきないことも、恋愛しろ!と言うのではなく、感情に身を委ねることを見せてくれた気がします。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「あおい」(3票)

西加奈子「あおい」がおすすめの理由

この本は、3篇の話からなる短編小説であるため、本が嫌いな人でも読みやすいです。また、恋愛にのめり込む私には、刺さる部分もありました。 登場人物の好きすぎて情緒不安定になる、好きでいるのが苦しくなる若さゆえの感覚が、刺さりました。きっとそれは、出てくる人物が私と同じ 20代だからだと思いますが。若い人にお勧めしたいです。(20代女性)

初期の作品だとおもうのですが、ひとりの女性の語り口で彼女と恋人との日常的なできごととがメインで話しがつづいていきます。西加奈子さんは、このような女性の語り口でお話を書かれるのがとても上手だなと思うのですが、「あおい」はそのなかでもシンプルで読みやすく、読んだあとには不思議な話しなのに、あたたかい気持ちになれてよかったです。(20代女性)

関西弁がまず新鮮な感じがして、そして27歳でスナック勤務して、妊娠してしまう私、同棲しているかざまくんや亀の登場人物の個性が強すぎます。 妊娠しているのに、長野に一人行ってしまうところとか、ちょっと自分の妊娠体験に重ねてしまったり、かざまくんみたいなダメ男好きな気持ち分かるわ〜って共感するとこが多かったです。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「しずく」(3票)

西加奈子「しずく」がおすすめの理由

西さんらしい短編集です。 ふわっとしていながら、なかなか厳しい話。 ただ、常に前向きではある。 様々な女性たちの胸が温まる出会いの物語が色鮮やかに詰まっている一冊。 ほっこりしたり、元気をもらったり、清々しい気持ちになれます。(30代女性)

短編集の中でも、特に好きな1冊です。一つ読み終わるごとになんだか心が温まっていて、思わず自然と笑みがこぼれてしまうような話があります。西加奈子さんの、フワッとつつみ込んでくれるようなあの暖かさを感じることのできる本です。(10代女性)

比喩の表現が独特でコミカル。だけどとてもわかりやすくて、計算されていると思いました。誰かのために自分を偽ることほどバカらしいことはない。正直な主人公はとても素敵だと思った。様々な形の友情を表す、とても読みやすくて素敵な本です。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「ふる」(3票)

西加奈子「ふる」がおすすめの理由

花しすの、人の気持ちを勝手に決めないと決意しながらも想像して苦しくなるところ、過ぎていく今を理解しながらも抗いたくなるところにとても共感した。 きゅんと胸が痛くなるような気がした。 自分も今この瞬間、今の最先端で生きているんだと実感した。(30代女性)

2011年12月19日から23日までの物語。池井戸花しすの8歳から今に至る話が挿入されているから、とても5日の話とは思えない。彼女の仕事はAV画像に映る女性器のモザイクがけ。人に嫌われることに極端に恐れ、人には見えないふわふわ白いものが見えたり、こっそり人の話を録音したりと訳の分からない行動が物語の行き着く先を見えなくしているが、後半に至るまで、不思議と飽きさせない。さらに色んな人として現れる、新田人生。最後に彼の言葉で全てが繋がった時、この作品が一気に輝きだすようで、この感動がまさに〝いのちの物語〟なんだな。(50代男性)

花しすの、人の気持ちを勝手に決めないと決意しながらも想像して苦しくなるところ、過ぎて行く今を理解しながらも抗いたくなるところにとても共感した。 きゅうんと胸が痛くなるような気がした。 私もいまこの瞬間、「今」の先端で生きているんだと感じた。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「まく子」(3票)

西加奈子「まく子」がおすすめの理由

大人になるのが嫌な慧、11歳。 大人になる女子が気持ち悪い。 自分が気持ち悪い。 そんな慧の前に現れるコヅエ。 コヅエは宇宙人だと告白する。 この世界はなにが起こるかわからなくて、誰かのことを信じて、違いを受け止めて行く思春期の心のあり方を描いた作品。(30代女性)

主人公が五年生の男の子なので、選ぶ語彙や文章の言いまわしもそれ相応となっていて、身体にすっと馴染むようで、読みやすい。 宇宙人との恋というぶっ飛んだ設定だけど、それによって、確実に大人になっていく様が面白かったです。(30代女性)

思春期の入り口の時期の男の子が主人公で揺れる気持ちや不安定さが表現されていて良かったが宇宙人が出てきたりファンタジーな感じの展開で期待したものと違ってきたので70点とした。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「まにまに」(3票)

西加奈子「まにまに」がおすすめの理由

私は西加奈子さんのエッセイ「まにまに」をオススメします。 西加奈子さんと言うと有名な作品はたくさんありますが、「まにまに」は読書が苦手な人にもオススメできる一冊です。 もちろん、読書が好きな人にもオススメです。 内容は、西さんが日頃感じたことや思ったことがエッセイとして書かれています。 エッセイなのでサクサクと読めて、なにより西加奈子さんの世界が「まにまに」でもたっぷりと堪能できます。 そして、面白いかったり…ちょっと泣けたり。 本を読む楽しさを教えてくれる一冊でもあります。 「まにまに」を読んで心が癒される、元気になること間違いないです。 是非、一度手にとってみてください。 きっと「まにまに」を好きになると思います。(20代女性)

雑誌に掲載されたエッセイをまとめたものでとても面白い。 わかるわかると頷き笑いました。 西加奈子さんの気取らない感じがとても親近感が湧いて、友達になっておしゃべりしたくなります。 他の作家の本のレビューも良くて、読みたい本が増えました。(30代女性)

西さんの素敵さがじゅわ〜と染み込んでいる本だった。 すごく面白くて、友達にオススメしまくっている作品です。 タトゥーの話なんか、特にツボでおかしすぎてたまに思い出して笑ってしまいます。 今までで一番面白いエッセイ集でした。(30代女性)

 

 

11位タイ.西加奈子「舞台」(3票)

西加奈子「舞台」がおすすめの理由

自分の姿、行動を他人からどう見られているだろうとそんなことばかり考えている主人公。 人は演じながら生きている。 ありのままの自分も大切に、でも自分をよく見せようとすることは決して悪いことじゃない。 全てをひっくるめて自分なんだと考えさせられた作品。(30代女性)

誰もが自分自身を演じているという考え方をこの小説からいただきました。 社会人の私、娘の私、妻の私、などなど私自身も自分を演じていると思いました。 この小説から自分自身と向き合うきっかけをもらったと思います。 考えるきっかけ・ヒントとなる小説でおすすめです。(20代女性)

ニューヨークが舞台のお話で、私自身もニューヨークに行ったことがあり風景などを想像しながら読めました。主人公の周りを気にしすぎて、自分に素直に生きれない性格がまさに自分の重なって共感しまくりですぐによんでしまいました。主人公の心情がとても伝わってくるお話でした。(20代女性)

 

 

9位タイ.西加奈子「i(アイ)」(4票)

西加奈子「i(アイ)」がおすすめの理由

裕福な家庭に養子として引き取られ、日本で暮らすシリア生まれの女の子、アイが主人公の物語。 自分の存在を受け入れられないまま生きるアイの苦悩と再生。 多くのメッセージを含みながら、決して重くなりすぎない。答えを読者に委ねられるようにも感じる作品です。(30代女性)

ハイチ難民出身の養子として、日本で生きる女性が主人公です。普通の日本人である私とは大きく異なりますが、世間や世界の悲劇と自分の生活や立場についての捉え方、考え方には大変共感できました。自分の幸福を素直に喜べないと悩んでいる方にオススメの小説です。(20代女性)

シリア生まれのアイはアメリカ人の父と日本人の母の養子として引き取られる。幼少の頃から、故郷がいかに過酷で悲惨だったかを教育された彼女は、何故自分だけが恵まれ、生き残り、幸せなのか? 特別扱いされる後ろめたさに失望して行く。東日本大震災に遭遇する事で初めて災厄の当事者となったアイは、生きる事に許しを受ける必要の無い事を知る。その瞬間、美しく輝き出した彼女と、彼女自身を愛してくれる男性との出会い、結婚により本当の幸せな時を過ごすが、流産によってより深い絶望に堕ちて仕舞う。 アイの成長に合わせて世界中の悲劇と同時進行して行く物語は、我々自身の人生とも重なってアイの気持ちと一体化するよう。だからこそ、ラストの再生のシーンがより、感動的に迫って来るのでは無いだろうか。(50代男性)

アメリカ人男性と日本人女性の裕福な夫婦の養子になったシリア人女性の物語です。物心ついたときから自分の出自について苦しみ、考え続けてきた少女が成長していくにつれ、すべてを受け入れて力強く行きてゆこうとする姿勢に共感しました。(40代女性)

 

 

9位タイ.西加奈子「窓の魚」(4票)

西加奈子「窓の魚」がおすすめの理由

それは謎解きのようでありながら、結局は真実が見いだせないまま終わっていきます。章ごとに変わる視点は、物語に様々な価値観を同居させます。しかし、その視点の交錯のせいで真実はどんどんと藪の中へ隠されていきます。ただ、読後にはそれが気持ち悪さとしてではなく、なぜかすっきりとした清涼感として感じられるのがとても不思議な作品でした。(20代男性)

背表紙に書かれたあらすじをみて、面白そうだなと思い購入して、気付くと一瞬にして読み進めていました。 「登場人物は4人の男女。翌朝に温泉旅館で見つかる一人の遺体。」 そこまでは「窓の魚」のあらすじに書かれているのでネタバレではないのですが、一応ジャンルとしてはミステリーになるかな。 しかし、この本に関しては、一言でいうと「ネタバレのしようが無い」のです。 人に言えないような秘密やコンプレックス、奥底のとてもプライベートな問題など、生きていれば男女問わずみんながなにかしら持っているのではないでしょうか。また年齢を重ねるにつれ、なにかしらのスネの傷も持っているのかもしれません。 系統は違うのかもしれませんが、「サヨナラ渓谷」を読み終えた時のような、何とも言えない心がざわざわする気持ちで本を閉じました。 しかし現在、おすすめの本として友人に貸しているので、とてもおもしろい本だと思います。(30代女性)

西さんといえば力強い弱者を描いた作品が多いという個人的印象だったが、これは違った。 一見どこにでもいる若者の男女グループ。 キャラクターそれぞれの心の描写、特に負の描写にグッとくる一冊。西さんの違った一面を見た作品です。(30代女性)

文学的でありながら、ミステリーのような謎解きの要素も含みつつ、解決編がない、という芥川の「藪の中」のような書き方がされているところが、非常に奇抜で面白かった。ただ、謎が謎として残ることが心地よい、という読後感にも惹かれるものがあった。(20代男性)

 

 

7位タイ.西加奈子「きりこについて」(5票)

西加奈子「きりこについて」がおすすめの理由

本の始まりが「きりこはブスである。」というインパクトの大きさもさながら、その後きりこがいかにブスなのかという説明も痛快でした。また、猫が書き手であるというのもおもしろいと思いましたた。きりことラムセス二世のやりとりは、くすっとする所もあれば考えさせられるものもあり、読んでいて心が温かくなる本でした。(20代女性)

欲望に忠実にそのたかが外れてしまっている人はイタい子のレッテルを貼られる。 この物語に出てくる人はみんなイタい子である。 イタい子の、イタい子による、イタい子のための肉球よりも丸い世界で繰り広げられる闘いの日々は私に勇気をくれた。(30代女性)

体育館の裏で拾った黒い子猫に きりこが付けた名前は『ラムセス2世』。猫好きにとってはラムセス2世や猫達が可愛くてたまらない。西さんの小説によく登場する不思議な力を持ち、引き込まれて仕舞うような少女 きりこは、人が息を呑むほどのブス。お姫様のように可愛がられて育ててこられたきりこが、自分のぶすさ加減を気付かされるあたりは、気が滅入りそう。だけど後半一気に立ち直るきりこや西さん得意のユーモアで、読後に爽快感さえ感じる。想定以上に感動を与えてくれた。(50代男性)

この本は、二人の女性の人生を軸に進んでいきます。二人は、それぞれ容姿や性的な嗜好について、差別や偏見を受けながらも、「自分はこうであり、そんな自分が良いのだ」と、自分の軸をまっすぐに保ったまま生きています。他人に左右されずに自分は自分、好きなものは好きといえる姿勢に、自然と背筋が伸びます。(30代女性)

始めの一文に衝撃を受けました。この本の始まり方にとても引き込まれ、一気に読み進めました。人は見た目が9割ということと、それでも人を見た目で判断してはいけないという気持ちになる本でした。最初の一文が好きです。(20代女性)

 

 

7位タイ.西加奈子「通天閣」(5票)

西加奈子「通天閣」がおすすめの理由

前作の『きいろいゾウ』から一転していて、同じ作家とは思えない文章であることにまず驚かされました。主人公二人の話が同時進行していて、最後に実に奇妙な遭遇を果たすのですが、彼らのキャラクターや環境の設定がとても面白い。日々の単調で恐ろしくつまらない生活を送る中で出会う人々に対して、二人が心の中で毒づく場面にいちいち共感できます。毎朝の満員の通勤電車で無理やり新聞を読もうとするサラリーマン、目の前の路上で唾を吐く若者、彼らに遭遇する私はこれでもか!と思うくらい間違いなく心の中で毒づいているのですから。こういったイタイ生活の繰り返しの挙句、なんと二人は最後に恐ろしく感動的な再生へと向かって行く、という「昇華」というべき展開に、思わず天晴れ!と賛辞を贈りたくなります。(40代女性)

自分の人生を持て余しているかのような人々や、どう考えても不器用すぎる人々に普段から身構えてしまっていたなと考えさせられた。 読みながら何度も笑い声を漏らしながら、一人で生きている人々について想いをめぐらせた。 切ないのに笑える素敵な話です。(30代女性)

私自身が大阪出身ということで、タイトルに魅了されて本作品を手にしたのですが、読んでよかったと感じました。私が特におもしろいと感じたのは通天閣近辺のおじさんの描写です。もちろん、その他の描写も繊細かつ丁寧で非常に読みやすい作品でした。(20代男性)

大学生の頃、難波でバイトしてたから、ミナミの雰囲気は分かっているけど、ジャンジャン横丁から新世界に至る街並みに入るのは、一種独特な気合いがいったもの。通天閣が見下ろす街で生きる男女2人を主人公とした、別々のストーリー。最後の最後まで繋がりが分からなかったが、やっと分かって あっ!と叫んだが、お互いは気付かないまま。返ってそれが良かったのかな。ユーモラスな箇所もアクセントくらいしかならない哀しさが漂うが、最後の一筋の光が幸せに繋がって欲しいと願って仕舞う。(50代男性)

生きてるっていうことは、実は偶然の積み重ねなんだと思います。この作品自体は何か特別華やかな出来事とか時間とか起きているわけではないけれども、そんな平凡な当たり前の日常をテンポよく描いている作品だと思います。私は関東から関西に就職したので、余計に感じましたが、通天閣やその周辺の街の雰囲気って、東京ほど規模が大きいわけじゃないんですよね。大阪って聞くと大都会ってイメージがあるかもしれませんけど。そのこじんまりした感じを知った上でこの作品を読むと、より深みが増してくると思います。(20代女性)

 

 

5位タイ.西加奈子「サラバ!」(6票)

西加奈子「サラバ!」がおすすめの理由

『あなたの信じる物を、誰かに決めさせてはいけないわ。』今まで回りに嫌われ、いじめの対象と成って疎外していた姉が、いつの間にか、断固とした自我を持ち、何物にも負けない存在として主人公 歩に言い放つ。人が羨む立場にありながら、依存し、逃げている歩は遂に、全てを失って仕舞う。破滅と再生を、作者に生い立ちに投影して描いた傑作。(50代男性)

僕はイラン生まれだ。 父の仕事のため、少しチャーミングの母と変わり者の姉も一緒です。 イラン革命の後、しばらく関西に住み、次はエジプトへと飛んだ。 あちこちの国へと飛んでばかりいる人生、これからの人生思いもよらない出来事があることも知らずに‥ どちらかというと、主人公の男の子と主人公を含めて4人の日常生活を描き、その中でも、離婚・赴任などと色々な出来事が起こりながら主人公の人生が進むという話なんです。 確かに、最後のセリフで「思いもよらない出来事が待っている」と書いてありますが、急にミステリーに変わっで誰かが亡くくなるとかではないので、安心して読める一冊だと思います。(30代女性)

主人公の人生を幼少期から30代半ばまでを描いた上下巻で完結する超長編で、西加奈子の情熱みたいなものを感じた作品でした。 ストーリーもひきつけられたし、力作だと思います。 主人公のお姉さんが大人になってから落ち着いて幸せになってよかった! ただちょっと長すぎて疲れるときもあったので少しマイナスして70点にしました。(30代女性)

西加奈子の代表作と言えば『さくら』や『きいろいゾウ』だと思っていて、それらを超える作品はなかなか出てこないだろうと思っていましたが、本作はついにそれらを軽く凌駕し、おそらく彼女の生涯の代表作となったと断言できます。上下巻あるので、簡単には読み終えられない長さですが、読み終えるのがこんなにも惜しく思える作品はなかなかないほど、噛み締めるように大事にページを捲りました。主人公は男性だけれど、イラン生まれでエジプトでの子供時代を過ごした作者の経験が生きた自伝的小説であり、経験したからこその活きた描写が随所にあって、何度も引き込まれました。登場する人物たちの生きざまがすべて愛おしく、生きることのしんどさと素晴らしさ両方を実感させてくれる、私にとってもとても大事な作品です。(40代女性)

西加奈子さんの著書で初めて読んだ一冊です。お笑い芸人の又吉直樹さんや若林さんがテレビでオススメしていて興味が出て手に取りました。歩が生まれてからのできごとを独自の視点で描かれています。素直に読みやすい一冊です。(30代女性)

阪神淡路大震災からの今橋歩の話。薄毛になっていく歩、どんどん悪い方に転がっていく。あんなに不安定だった姉の貴子は、信じるものを見つけて芯のある素敵な女性として日本にくる。自分自身を良いところも悪いところも肯定できる強さを持っている人はすごい。(30代女性)

 

 

5位タイ.西加奈子「炎上する君」(6票)

西加奈子「炎上する君」がおすすめの理由

短編集。特に、表題作『炎上する君』がとても秀逸です。なるほど、こういう女子も確かにいるには違いないですが、今までそんな女子を描いた作品はなかったのでは?と思います。そういった作者の目の付けどころの好さが見事に功を奏し、珠玉の短編に仕上がっています。同じく収録されている『私のお尻』『ある風船の落下』も非常に気に入りました。恋愛をテーマとするのは、実は短編は長編よりも難しいと勝手に感じていますが、この三作はその枠でも実にうまく恋愛を語ることができている短編だと思います。(40代女性)

短編集なのですが、そのどれもが美しい。人の持っている人間性に焦点を当てた作品はごまんとありますが、この小説は物語性に満ち溢れ、時に幻想的でありながら、時に生々しく現実を見せてくれます。しかしその生々しさの中には光も見えるのです。独特な表現から生まれてくる世界観は人の心をぎゅっとつかんで離しません。(20代男性)

短編集なので一つ一つの物語が短く手軽に読めます。突拍子のない設定のものもあり一見コントのようにも思えますが、最後まで読むと不思議とそれが、もがきながら生きる自分の背中を押してくれるように感じられます。面白く読めて、少し元気になれる短編集です。(20代女性)

『炎上する君』は、8つの短編作品をまとめた短編集です。どれもファンタジーのような不思議な世界観で綴られています。表題作の「炎上する君」という作品は、足が燃えている男に2人の親友同士の女性が恋をする物語です。モテないが一生懸命に生きてきた2人が、最後に情熱を注いだのが、この足が燃えている男への恋でした。何か欠点を持った人達が、その欠点を跳ね除けて、一歩踏み出す。そんな作品です。(20代女性)

西さんの短編集。 二人称で書かれていてとても不思議な感覚だった。 世の中いろんな人がいて、自分よりも辛い境遇でも頑張っている人がいる、でも、無理して頑張らなくてもいいんだよ、辛いって言っていいんだよ、そんな風に優しく受け止めてくれる読了感だった。(30代女性)

短編集でとても読みやすいです。 ファンタジーなんだけど、 児童向けみたいなキラキラワクワクではなく、 大人向けの少しシュールファンタジーです。 どれも奇想天外な話で、 読むのが止まらなかったです。 足が炎上している男の噂話を聞いて、男が銭湯に現れる。 拾った携帯から始まる物語。 西加奈子を読んでみたいって思った人に 1冊目はこの本から読んでほしいです。 分厚い難しい本より、短編集です。(20代女性)

 

 

4位.西加奈子「円卓」(7票)

西加奈子「円卓」がおすすめの理由

主人公の琴子は、ちょっと変わっている子なんだけど、子供らしい視線を投げかけてストーリーを展開させるので目が離せません。西さんの作品の中でも、くすっと笑えるイチオシの作品です。主人公だけではなく取り巻く登場人物が個性的で、とにかく面白い一冊ですのでおすすめします。(50代女性)

小学3年生の孤独を愛する、ちょっとひねくれたこっこの視点から語られる学校や友達や家族の話は、独特な言い回しやリズミカルな文章が使われていて、読んでいてとても面白いです。こっこが新しい言葉を覚えて得意げになる部分は、自分も子供のころ新しい言葉を覚えたときに嬉しかったり、知らない言葉に憧れたりしたことがあったな、と昔を懐かしく思い出す人も多いと思います。楽しくもあたたかい、素敵な作品です。(20代女性)

あまりページ数がないので気軽に手に取れると思います。題名は渋めですが、内容はとてもほのぼのしています。主人公の女の子が関西弁で面白い性格なので楽しく読み進めます。始まりはとてもユーモラスな雰囲気なのですが、子供の頃漠然と抱えていた気持ちなどを思い出したりして最後は号泣してしまいます。(30代女性)

最近は大家族であることも、ましてや円卓を家族で囲むなんてことも少ないんだろうな〜と思うが、だからこそ余計に8人という大家族の中で、こんなにもみんなから愛されながらも、主人公のひねくれたキャラクター設定がまず面白い。個々のキャラクターがいい味を出しているし、その中で展開されていくストーリーが読み応えありました。(20代女性)

小学三年生のこっこから見た世界観を面白おかしくお話するとこうなった。いつも家族の中心には居間にデンと置かれた真っ赤な円卓がある。その円卓を囲んで食事をする風景は日本の平和の象徴のよう。こんなにも終わるのが惜しい作品に出会えて嬉しい。(30代女性)

想像力豊かで不満ばかりを募らせる小学生の女の子「こっこ」になんだか同情したくなる1冊。子供の頃を思い起こされるような内容で、愛されているが故に、不満を持ったり反発したくなる気持ちってあったなぁと沸々と心の底で眠っていたものが呼び起こされる感覚に囚われます。(20代男性)

ストーリーが実に軽快に進んで行くから、簡単に読めました。 小学校3年生の女の子の世界観にも触れられましたし、関西弁で会話しているのもユニークでした。(20代女性)

 

 

3位.西加奈子「さくら」(10票)

西加奈子「さくら」がおすすめの理由

家族5人+犬1匹の、人生賛歌。二男・薫の一人称で語られていく形式が良かったです。薫は上には兄、下には妹がおり、まさに家族の中ではど真ん中だけれど、紛れてしまう存在。そんな彼だからこそ、家族の皆に注ぐ眼差しは繊細で温かく、愛に溢れています。特に彼の父と兄に寄せる心情の描写には、ぐっと胸を掴まれました。私自身が女性なため、父と息子、兄と弟という男の家族同士の関係に深い羨望があるのかもしれません。矛盾しているようですが、決して完全には共感できない思いだからこそ心の琴線に触れてしまうのかもしれません。そんな心模様を淡々と描いた作者の筆力は見事です。平易な文章の連続なのに、それが逆に傑出した個性となっています。(40代女性)

家族の物語なのですが、悲しいのに温かいし読みながら涙が止まりませんでした。でも、読んだ後も後味は悪くないです。お兄さんの死は悲しいのですが、誰も責められない複雑な理由に涙が止まらなくなること間違いなしです。みんなに勧めたくなる本でした。(20代女性)

この本は、ひとりの家族を失ってバラバラになってしまった家族の物語です。同性愛についてや身体障害、自殺ついてなど、衝撃的なテーマを扱っていて、胸が苦しくなる場面も多々ありますが、物語を通して愛とは何かや家族とは何かなどを深く考えさせられる、読み応えのある作品だと思うからです。(30代女性)

私が初めて出会った西加奈子さんの作品「さくら」をおすすめします。お友達からこの本は面白いと言われ、思わず買いました。西さんの独特の世界観がありました。心がもやもやしながらも、最後はしっかりと泣かされてしまいました。不思議な気持ちの読後に襲われました。(30代女性)

兄妹・親子の絆について考えさせられるストーリー。西加奈子さんのふわふわとした読んでいて心地良くなる感じと、ハラハラするストーリー展開の不思議な感覚に、グイグイ引き込まれて、怒涛のクライマックスに涙が止まらない小説です。私が西加奈子さんの小説に出会った最初の本ですが、関西出身で親しみやすい彼女のキャラクターを活かした素晴らしいデビュー作でしたので、大好きな一冊です。(40代女性)

家族の在り方、そこから見えてくるものとはなにかを考えさせられた。 家族が冷えたり、気持ちが沈んだときも、サクラがそっと温めてくれたりと、救いの手を差し伸べてくれる存在や見えない絆で結ばれていること、兄の死で気持ちが塞ぎこんだ家族が一つになる姿は感動的だった。(30代女性)

とても悲しい、切ない思いが伝わってくるけれども、誰も悪くなく、むしろ温かい、人間味を感じられる本だと思います。日常生活の中で経験するような出来事の表現の仕方がとても細やかで、その情景が手に取るように分かり、本の世界にどんどん引き込まれていきます。(30代女性)

犬を飼っているので読んでみましたが、それから西加奈子さんの本が大好きになりました。一匹の犬がなんとなくバラバラだった家族を最終的に結び、絆を取り戻すというこころ温まるストーリーについ亡くなってしまった私の犬のことを思い返してしまいました。(20代女性)

とある家族の悲劇の物語です。とても悲しいストーリーですが、一匹の犬とその家族で最後はハッピーエンドで終わります。犬も登場人物も個性豊かで1人1人に愛着がわくため、涙なしには読めない作品だと思います。{最近、毎日退屈だな~」なんて方には特にお勧めです。(20代女性)

犬を飼っている人ならすぐに読んでしまう一冊だと思います。一見仲が良く、何の問題もないようにまわりからは見える家族でも、いざ踏み込んでみると以外と深い問題があったりします。そんな問題を一匹の犬が解決してくれる素晴らしい本です。(20代女性)

 

 

2位.西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(12票)

西加奈子「漁港の肉子ちゃん」がおすすめの理由

あまり頭がよろしくなく、男にだまされ北の漁港にたどり着き焼肉屋で働く肉子ちゃんと、娘のキクりんをめぐるお話です。子供の癖に冷静なキクりんの目を通して描かれる肉子ちゃんや周りの大人たちがとても面白く、クスリとさせられたりホロリとしたりします。また後半、肉子ちゃんとキクりんとの意外な関係が分かり、ちょっと驚きもあります。読後はホンワカと温かい気持ちにあふれる一冊です。(40代女性)

太って醜い容姿の、けれど人を惹き付けて止まない肉子ちゃんと、その娘キクリンの物語。キクリン目線の描写が本当にうまい。西加奈子は、読んでいるこちらが躊躇するような人物や状況の描写をさらっと描く、しかも愛情を持って。そういう点が彼女の作品を読み続けてしまう理由です。肉子親子が暮らしている漁港は北陸の設定となっていますが、作者のあとがきを読んで、震災前の石巻訪問がこの物語が生まれたきっかけになっていると知り、とても納得しました。(40代女性)

肉子ちゃんはその名の通り太っててダサくていつも男に騙されてしまう気のいい女性。 肉子ちゃんに育てられたキクリンは本当の親子ではないが、肉子ちゃんのガサツな行動が恥ずかしくもあるけれど大好きなのだ。 肉子ちゃんの朗らかさと心の広さに癒され、こんな生き方がしたいと思えた。(30代女性)

ヘンテコな人たちが織りなす温かな日常ドラマです。「肉子ちゃん」という変なあだ名の見た目は太って醜い女性の破天荒な生き方が素敵。何があっても人を恨まず、愛情に満ち溢れたハートフルな心の持ち主。ハチャメチャな肉子ちゃんの温かい愛情に涙が出ます。(30代女性)

人情味あふれる肉子ちゃんと、肉子ちゃんと一緒に暮らす、小学生ながらにシッカリもののきくちゃんのコントラストがたまりません。 色々ありながらも幸せに生きていけるのは、やっぱり人間性か、と思わせてくれる作品です。(40代女性)

肉子ちゃんは不美人で、センスなしで、男の人に騙されてばかりでこんな人生は送りたくないと思う一方、 いつも明るくて、心優しくて、皆に慕われる肉子ちゃんに憧れました。 人間にとって一番大事で大切なことを教えてくれた肉子ちゃんに皆さんにも出会ってほしいです。(30代女性)

漁港に住み着いた母と娘の話です。 この母である肉子ちゃんのキャラクターがとてもおもしろいです。 小学生の娘が友達関係に悩んだり苦しんだりする姿は、小学生の頃の人間関係ってそんなこともあったなと共感します。 笑える場面がたくさんありますが、母娘の絆に胸が熱くなりました。(20代女性)

最初は変わった母としっかりした娘の愉快な日常を描いた物語なのかと思い読み始めたら、過酷な秘密を抱えながら逞しく生きる母子を通して人間の愛情とはなんなのか考えさせられる小説でした。頭があまりよくなくてガサツで男を見る目もない肉子ちゃんだけれど、誰よりも無垢で優しい魂を持っている。笑いながら泣かされる小説です。(30代女性)

何事も楽天的な肉子ちゃん。男を追ってたどり着いた漁港で、漁港のみんなに愛されて、一人娘とそれなりに幸せに暮らしています。楽天的な肉子ちゃんが本当はものすごい秘密を娘にも言わずに今まで過ごしてきたんだと読み進めるうちに明らかになっていきます。こころの優しい本当に強い女性の肉子ちゃんを好きにならずにいられない作品です。(50代女性)

この本では小学5年生のキクりんが(思春期突入寸前)、お母さんである「肉子ちゃん(デブブス)」を少し疎ましく感じ始めています。 でも肉子ちゃんはお構いなしで、底抜けに明るくて、とっても幸せそうです。外見の美醜に左右されない、心からの幸せがあふれています。 不完全で不格好なキクりんの周りの世界だけど、うらやましくなりました。 もう私もいい年をした年増で、おばさんで、もしかしなくてもババアだと思います。しかも小学3年の娘がいます。 キクりんだった26年前の私と、あと2・3年もしたらキクりんになる娘。あの頃の私の周りの大人と、今の大人としての私はどうかな、と考えてしまう一冊でした。(30代女性)

すごくよかったです! 感動して泣いてしまいました。 肉子ちゃんが本当にいい人で面白くて魅力的で最高でした。 笑えるし泣けるし、おすすめです。 100点でもいいのですが、もっといい作品が出る期待を込めて95点にしました。(30代女性)

漁港の肉子ちゃん この作品は、私が一番最初に読んだ西加奈子さんの作品です。 母と娘の暮らしを描いていて、爽快な話が好きな私は正直飽きちゃうんじゃないかなと思っていましたが、それどころか止まらなくなって一気に読んでしまいました。 なんと言っても、個性的なんだけどこういう人いるいる~っていう登場人物。 肉子ちゃんにいたっては本当に目が離せない!(笑) つい笑ってしまうシーンがいくつかあって、なんだか元気になりました。 きりこについて この作品は、登場人物がとても魅力的なのはもちろんですが テーマに注目してほしい作品。 最初読み始めた時は、猫が喋ったり主人公がとんでもないブスだったり、なんだこれ!って思ったけど、 不思議と世界に入り込んで、笑えたり、ちょっと涙がでてくるような作品でした。 自分について考えるきっかけになったし、やっぱり元気になれました。 ↑の2つはまとめると「不思議」「愛おしい」「前向き」という印象でした。オススメです。(20代女性)

 

 

1位.西加奈子「きいろいゾウ」(15票)

西加奈子「きいろいゾウ」がおすすめの理由

少し現実離れした世界観ですが、ゆるりと流れる時間と現代の忙しい日々の対照的な感じが良くて本の世界に入ることが楽しかったです。 また、主人公と子供の淡い恋!?も微笑ましく、仕事に追われ日常生活に疲れている方にぜひ読んでもらいたい本です。(40代女性)

西加奈子さんの小説の中でも1番好きな小説です。私が普段日常で感じているあのなんだか暖かい気持ちを、言葉にして表現してくれている本です。夫婦の生活を切り取ったお話でしたが、ずっとこの物語の中にいたいなあと思ってしまいました。本当に素敵な本です。(10代女性)

向井理と宮崎あおいで実写映画化されたこの小説は、とにかくワンシーンワンシーンにどうでもいいことが書かれている。 ちょっとしたストーリーはあるが、事件は起きない。しかし、小さな日々の変化の積み重ねが結もたらした結果のシーンで、私は涙か止まらなかった。(20代女性)

西加奈子の文章に特徴的な、言語体でどうでもいい文章がすごく作品のストーリーに合っていた。これといった事件は起きないが、それが彼女のスタイルと合っていて読みやすく面白かった。(20代女性)

ほのぼの。優しい感じで癒されて…でも途中からビックリな展開に!ほのぼのだけで終わらない、ダークで重い感じの展開に驚き!そして、何が自分にとって大切か、にも気づきました。感情移入して自分にも重ねたりして、しんみり…切ない。主人公のムコさんとツマさんは、不思議な部分も多い夫婦だけど、いい夫婦。あと地味にツボだったのが、この小説に出てくる登場人物の名前。ユーモアがあり面白い。ムコさんにツマさん、アレチさん(荒地さんの畑は植物が育ちにくい。笑)、平木直子(すぐ開き直る。笑)、カンユさん(ノラ犬「肝油の缶」事件より。笑)、コソク(チャボ。姑息。笑)…一番のヒットは…メガデスー!(本名ユメちゃん。ゴールデンレトリバー。犬の名前を聞いたのに、飼い主が「妻鹿です」と自分の名前を言ってしまった。笑)名前だけでなく、登場人物も面白くて大好きです。いつもチャックがぼっかりと開いたままのアレチさん。冷静でものすごく大人な雰囲気を持つ9歳の少年、大地君。そんな大地くんにゾッコン、猛烈アタックを試みる、洋子ちゃん。と、実は何気に優しい、洋子ちゃんのおばあちゃん。何回も読みたい本です。(20代女性)

皆さんも、まずこの手に本を取った時に誤解しないようにしてください、小説のタイトルが「きいろいいゾウ」と書いてあるので‥ 女性1「きっと黄色いゾウが出てくるメルヘンチックな絵本のような本なんだよ」 男性「いいや違う、きいろいゾウだから、大きな美術館が舞台で黄色い像なんだろ」 さて、「きいろいゾウ」とはどんなゾウなのか本を読んでからのお楽しみで、この話の内容についてです。 【内容】 1人の少女は病室である不思議な物と出会い。また1人の青年は飛ばない1羽の鳥を背中に刻んだ、次第に時はすぎ、都会に住む若いカップルが田舎へとやってくる。 その女性の名前は愛子・男性の名は歩二人は仲のよい二人だった、そんな二人の仲いい恋愛小説が今ノンビリとした田舎で始まろうしている。 心に何かがたりない、少しぽっかりとした穴が開いてる感じがする、動物と話をしてる気分が欲しいという方にオススメの1つです。(30代女性)

田舎生活を愛し、隣人、動植物を愛するツマ、そんなツマを優しく見守る作家のムコさんの物語。 二人の間にひっそりと、でも深い溝があることはハッキリしていて、距離を置きつつお互いに過去を清算する後半、味わい深い魅力的な作品だと思いました。(30代女性)

読んでいてすごく気持ちが楽になって、誰かに何かを下手くそでもいいから伝えたくなる気持ちになるからです。自分でもよくわからない気持ちを信頼している誰かにことばとして伝えることがこんなにも愛おしく感じたことはありませんでした。早く続きを読みたいけど、終わって欲しくないという気持ちになりました。(10代女性)

文章が易しく、日記として感情が描かれていたり、情景を思い浮かべやすく普段本を読まない方でも読みやすい作品だと思います。 読み終えた後はほっこりとした気持ちになれます。 お互いを思いあいながらもすれ違ってしまう日常に思わず感情移入してしまいます。(30代女性)

本が苦手な方でも西加奈子さんの作品はすんなり頭に入ってくるので正直どれもオススメしたいです。オススメしたい中でもきいろいゾウは映画化されているから映画を先に見て読むことをオススメしたい。映画と本との違いを照らし合わせながらじっくり読んでほしい。(20代女性)

宮崎あおい、向井理が出ている映画の原作なので、映画を見てから本を読むのも良いし、本を読んでから映画を見るのもいいと思います。 ストーリーの内容も面白く、いつの間にか本の世界に引き込まれていきます。ぜひ読んでその世界を味わってほしいです。(20代女性)

言わずと知れた、西加奈子さんの代表作です。 映画化もされたので、西作品初心者の方もとっつきやすいのではないかと思います。 ほのぼのとする夫婦の日常を描いているようで、読み進めていくうちに、生きるって一筋縄ではいかないし、人生って本当に色々とあるなあ…と痛感させられる内容であることに気付かされます。 私は、物語の後半で主人公が語る出生感に心を揺さぶられました。 日常生活で当たり前のように起きる出来事も、西さんならではの尺度で考えると、こんなにもキラキラするのだな、と感じることができますよ。(30代女性)

独特な世界観でどんな作品か説明するのが難しいです。だから何度も読みたくなるし、人にもすすめたくなります。ふたりの複雑さとそれぞれの視点が切なかったりもどかしかったりします。男女で感想が変わってきそうなお話だと思います。(20代女性)

主人公夫婦の仲の良さと、お互いがちゃんと愛し合っているけど上手く伝えられない関係が読んでいてハラハラドキドキします。2人の間の不思議な空気感が読んでいてとってもホッコリするお話だと思います。登場人物も多くないので読みやすいです。(20代女性)

大変難しい作品だったのですが、幼い時の心の傷が大人になっても残っていたりするのかもしれないとそんなことを感じました。(30代女性)

 

 

1票入った西加奈子おすすめ作品も紹介

せっかくなので1票入った西加奈子さんのおすすめ作品も紹介します。惜しくもランキング入りしませんでしたが、面白い作品ばかりです。ぜひ読んでみてください。

 

西加奈子「こうふく あかの」

西加奈子「こうふく あかの」がおすすめの理由

2つの物語が同時進行していき、始めは何のことだかよく分かりませんが、これらがこのように関係しているんだと気付いた時に全てがつながって面白いです。模範的に生きるサラリーマンに訪れたハプニングにも、かなりの意外性があり、驚きと滑稽さがありました。(30代女性)

 

 

西加奈子「この話、続けてもいいですか」

西加奈子「この話、続けてもいいですか」がおすすめの理由

西加奈子さんの軽やかなおもしろ話。 それこそ居酒屋で、喫茶店で、おもしろおかしい話を聞いている感じ。 10年程前の若き日々に書かれたもので、あとがきにもあったが、恥ずかしげもなく自分をさらけ出し飛んでるとても面白いエッセイです。(30代女性)

 

 

西加奈子「ごはんぐるり」

西加奈子「ごはんぐるり」がおすすめの理由

西加奈子さんのごはんに関するエッセイ。 個人的にも外国に住んでたときの描写は共感できた。 食べることと生きることはつながっている。 だから食べ物には思い出も宿る。 思い出があるから美味しい。 読了後、影響を受けて、料理欲が高まる作品です。(30代女性)

 

 

西加奈子「ミッキーかしまし」

西加奈子「ミッキーかしまし」がおすすめの理由

読むだけで間違いなくテンションが上がります。 これぞ西加奈子!という、彼女だからこそ書けるエッセイです。 彼女が紡ぐ独特な関西弁の言葉の言い回しに虜になってしまいます。 精神的に落ち込んでいる時や疲れている時に読むと、その内容の力強さで勇気づけられます。 短編がいくつも詰め込まれて一冊の本になっているので、まとまった読書時間が取れない時にもオススメです。 様々な出来事に遭遇しながらもパワフルに生きていく西さんのエネルギーを感じる一冊です!(30代女性)

 

 

西加奈子「泥酔懺悔(名女優)」

西加奈子「泥酔懺悔(名女優)」がおすすめの理由

この本は12名の作家の「お酒」をテーマにしたエッセイ集です。 お酒を通して西加奈子さんがどんな人なのか、どんな人生だったのかを垣間見ることができます。 西加奈子さんが「お酒」と「演じる」を繋げたエッセイになっていておもしろ楽しい話で読んでいるこちらまで楽しくなるのでおすすめです。(20代女性)

 

読書好き100人に聞いた!村山由佳おすすめ作品ランキング

 

村山由佳おすすめ作品ランキング

読書好きの方に村山由佳さんのおすすめ作品をお聞きし、ランキング形式でまとめました。素敵な作品ばかりですので、ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

14位タイ.村山由佳「夜明けまで1マイル」(2票)

村山由佳「夜明けまで1マイル」がおすすめの理由

村山由佳さんの本の中で一番好きな本。色んな恋の形がある。それぞれがそれぞれの思いの思いを抱えて人の分だけ恋の数がある。どんなに辛くてもいつかは朝がくる。今が一番辛いならあとは夜が明けるのを待つだけ。恋に傷ついても頑張ろうと思える本。(30代女性)

村山由佳さんの作品に登場する男の子の中で1番タイプな主人公です笑!不器用だけどまっすぐ。私もあんなふうに想われたい!とドキドキさせてもらえます。幼馴染、バンドと「これぞ青春!」というストーリーで、登場人物の心情の変化が丁寧に爽やかに書かれてます。この先どうなるの?っていう終わりかたですが色々想像するのが楽しいです。(20代女性)

 

 

14位タイ. 村山由佳「すべての雲は銀の…」(2票)

村山由佳「すべての雲は銀の…」がおすすめの理由

「青春」とも「性愛」とも違う、村山作品の中では単純でわかりやすいキャッチコピーをつけにくい小説ではありますが、それがかえって作品の奥深さを示していると思います。全世代にお勧めできる、バランスの良い作品で、またこういうものも書いていただきたいです。(40代男性)

辛い現実から逃げてもいいし、むしろ逃げて自分のことを見つめ直すほうが大切なんだなと思わせてくれる物語です。登場人物、全員にそれぞれ背景があります。読むときの自分の状態で共感できる言葉や心に残る場面が変わってくるので、何回読んでも楽しいです。少し人生に疲れた人にオススメです。(20代女性)

 

 

14位タイ. 村山由佳「天使の梯子」(2票)

村山由佳「天使の梯子」がおすすめの理由

天使の卵の続編なのでセットで読むと良いかも。自分のその時のメンタルにもよるが、大変ピュアで読みやすいと思う。天使の卵とのスパンが10年間開いているので、学生の時の気持ちを思い出せると思う。読後感も爽やかで、好きです。(40代女性)

恋愛をすること、生きていること、誰かが死んで残される人のこと、いろいろな愛のかたちについて深く考えさせられる本だと思います。描写が全体を通じてとてもきれいなので、風景画の中にストーリーがひろがっているようです。(20代女性)

 

 

14位タイ. 村山由佳「天使の柩」(2票)

村山由佳「天使の柩」がおすすめの理由

村山由佳を代表する「天使の〜」シリーズ完結編。天使の棺だけを読んでもストーリーはわかるけれど、やっぱりシリーズを通して読んでもらいた。当時高校を卒業した主人公が愛する彼女を失い、自分を抑え、苦しんで生きてきたことがこのシリーズで遂に解放されるシーンには涙。人が生きること、死ぬことを残された人たちはどう受け止めていけば良いのか。そんなことが見える作品だと思います。読んで損はないです。(30代男性)

人生は肉じゃが。 一つ一つが面白いが、三部作の時の流れが本当に良かった。 出会うからこそ形成されていくのが人生だなと。 困難の中にいても尚もがき生き抜く強さを人は持っていること、受け入れる強さ、受け止めてもらう勇気を教えてもらいました。(30代女性)

 

 

14位タイ. 村山由佳「放蕩記」(2票)

村山由佳「放蕩記」がおすすめの理由

「母と娘」という関係の中にいる人にとってはどこか他人事と思えない作品であるためです。 この作品は著者の半自伝的小説で、厳しい躾を施す母とその母を愛せない娘の物語です。 女同士の関係であるゆえの複雑さが巧みに描かれており、読後に「自分と母との関係はどうだろうか」と考えずには居られません。(20代女性)

まるで私自身の物語かと思うほど共感しました。 何よりと強い絆であるがゆえに、その関係は繊細で難しいものなのだなあと思いました。 親が認知症ということで読み進めるのがしんどかったですが、他人事じゃないとつくづく思いました。(30代女性)

 

 

14位タイ. 村山由佳「遥かなる水の音」(2票)

村山由佳「遥かなる水の音」がおすすめの理由

ストーリー最高!!感動します!!クライマックスの衝撃、ハラハラドキドキ、からの安堵と感動!号泣!そして、登場人物が素敵すぎてヤバイです!村山さんの本あるあるですが、この本でも、男の人はツボで惚れちゃう人ばっかりだし(笑)、女の人も素敵で憧れちゃいます。行ったことないけど、この本読んで、モロッコとかサハラ砂漠とか行ってみたくなりました。(20代女性)

遺灰をサハラ砂漠にまいてほしいという生前の願いを叶えるために、彼を大切に思う四人の旅が始まる。 サハラ砂漠を目指す道中、各地で色々なものに触れ、感じ、悩みと向き合い、考え、様々なことに気づく。 ひとつの旅も色んな視点で見ると見え方も違ってきて、いろんなことを考えさせられます。(30代女性)

 

 

9位タイ. 村山由佳「ありふれた愛じゃない」(3票)

村山由佳「ありふれた愛じゃない」がおすすめの理由

私は共感できない恋だけれど、日本とタヒチでの仕事や恋の物語が面白かったです。 タヒチでの解放感があって、鮮やかな描写が好き。 ふらふらして人の気持ちをかき乱す男、支配力が強い男、恋愛って理屈じゃないんだなって改めて思いました。(30代女性)

老舗真珠店に勤める主人公が真珠の買い付けのためにタヒチに行き、元彼と偶然再会するというロマンチックな物語ですが、その先の展開が様々な波乱を含んでおり決して飽きることがないためです。また、自然豊かなタヒチが物語の舞台となっているため、開放感のある非日常的な世界観に浸ることができるのでお勧めです。(20代女性)

文藝春秋で連載中(2014年)から気になっていましたが単行本化となりようやく通しで読むことができました。 主人公真奈は宝石店勤務のスタッフという設定だったので 真珠関係の話や、宝飾品を扱うシーンなどリアルに描かれていて興味深い内容でした。 かつての恋人だった竜介との再開に揺れる心、日本とタヒチ両方の風景描写も素晴らしい作品です。(40代女性)

 

 

9位タイ. 村山由佳「きみのためにできること」(3票)

村山由佳「きみのためにできること」がおすすめの理由

主人公が恋人がいながらも、年上の女性にも惹かれていくという気持ちに非常に共感できました。 ありふれている題材かもしれないですが、読み終わった時に恋愛したい気持ちになります。 とにかく心理描写がお見事!この一言につきます!(40代女性)

好きな人がいても、少し違う魅力をもった人を好きになってしまう。そこから色々崩れる関係。 身近に転がる話題をスライドショーみたいに透明感のある言葉で綴っていて、気持ちよかった。 様々な場面の情景が綺麗に描写されていてその場所へもいってあみたくなった。(30代女性)

好きな人がいても、少し違う魅力を持った人を好きになってしまう。そこから崩れ始める関係。身近に転がる話題をスライドショーみたいに、透明感のある言葉で綴っていて、切ないんだけどとてもピュアで、読了感は爽やかです。(30代女性)

 

 

9位タイ. 村山由佳「永遠。」(3票)

村山由佳「永遠。」がおすすめの理由

短編小説ですので、すぐに読み終わります。読み終わって、映画のような作品だと思いました。 絵が浮かび上がってくる様な作品です。「せつない」という気持ちに浸れる作品だと思います。 大切な誰かを思い浮かべながら読むことをオススメします。(40代女性)

生きることに不器用な人。 だからこそ愛しい人。 愛しくて、大切で、自分の手で幸せにしたい、独り占めとかじゃなく、ただただ幸せにしたいという純粋な透き通るような気持ちが描かれています。 素敵な言葉がたくさんあって、心に残りました。(30代女性)

一度誰かとの間に芽生えた繋がりは、ずーっと消えずに続いていくことを描いていて、確信をついてるなぁと改めて感動した。 読み返す度に感じ方が変わっていて、夫婦愛や親子愛、人との繋がりというところで、また読み返したい一冊です。(30代女性)

 

 

9位タイ. 村山由佳「青のフェルマータ」(3票)

村山由佳「青のフェルマータ」がおすすめの理由

好きなところとしては、一番は文章から広がってくる世界がとても綺麗だなと思いました。 イルカと触れ合い心が開いて行く主人公のピュアな所もすごく癒されます。自然の偉大さであったり日頃の疲れや人間関係で悩む自分を優しい気持ちにさせてくれた作品でした。(20代女性)

声が出なくなってしまった主人公が治療のためにオーストラリアへ渡るのですが、そこで出会った人たちやイルカたちとのふれあいの描写が素晴らしく読んだあとには清々しい気持ちになります。村山由佳さんの作品で一番好きなタイトルです。(40代男性)

日本で心に傷をおい、オーストラリアで暮らす主人公が1頭のイルカとの出会いで全てが変わっていきます。 実親との確執、孫と祖父ほどの年の差がある恋愛などの経験で主人公は強くたくましく成長していく過程が素敵です。(30代女性)

 

 

9位タイ. 村山由佳「翼」(3票)

村山由佳「翼」がおすすめの理由

悲しい出来事に多々合いながらも、それでも自分の心と戦い続ける主人公を、自分と重ねながら読みました。 どの人物も心の闇や後悔を抱えながらも懸命に生きようとしているのがわかって胸を打たれました。 ずっと手元に置いておきたい一冊。(30代女性)

初の長編作品です。色々な作品がありますし、好きな作品は沢山ありますが、最初に読んで貰いたい作品です。 作品の世界観、主人公の人生観が描かれていて読み始めると、その世界が頭の中で思い浮かべながら楽しめる作品です。 そして最後には感動します。映画にしてもらいたいぐらいです。是非、読んでみて下さい。(40代男性)

出てくる主人公の育った環境に共感できる部分が多く、作家;村山由佳さんの書かれる文章がとても繊細で、登場人物のそれぞれの感情にとても感情移入しやすいです。主人公の弱さや、出会った人達によって前を向いて生きていこうとする姿勢に、私自身も背中を押される部分もあり、たくさん涙し、気持ちが浄化されたからです。(40代女性)

 

 

7位タイ. 村山由佳「天翔る」(4票)

村山由佳「天翔る」がおすすめの理由

切なくて、心臓がぎゅう~ってしめつけられる。泣いた泣いた~号泣です。馬の話、エンデュランス、初めて知ったけど、すごく興味深くて面白かった。そして、村山さんの本だから、ストーリーはもちろん最高!登場人物も素敵!特に、まりもが素直で可愛いかった。ちっちゃいのに妙に大人で、頑張り屋さん。だんだん成長してく感じもキュンとします。まりものお父ちゃんも、好き。志渡さんは、大大大好き!(笑)最初から最後まで男らしくて、あったかくて、かっこよすぎました。(20代女性)

愛する父を亡くし、いじめに会う小学生の女の子まりもを中心に繰り広げられる物語です。まりもは馬、そしてエンデュランスという競技との出会いにより人生を動かされていきます。登場人物みんなそれぞれが人に言えない悩みを抱えており、それでも懸命に生きようとする姿が印象的です。エンデュランスという競技についてもかなり詳しく描かれており、馬好きでなくても楽しめると思います。(20代女性)

石狩の少女と馬が成長する話。 どろどろとした内容ではなく、一人の女の子が止まってしまった時間からまた動き出すまでの物語。 神様は信じられなくてもそれでも生きていける、そういった人間の力強さが伝わる、とても素敵な作品です。(30代女性)

今まで全然知らなかった乗馬の世界が描かれていて、しかも耐久レースのようなものがあると知り驚きもありました。 細かく描かれているので、馬好きの人にはもちろんおすすめですが、興味がなかった人も読んでみると、世界が広がると思います。(20代女性)

 

 

7位タイ. 村山由佳「約束」(4票)

村山由佳「約束」がおすすめの理由

この本は、小説というより絵本、かな。でもすっごく深くて、大人にこそ読んで欲しい絵本!!絵がまた味が出ていて、ツボ。お話に合っていたのも良いです。懐かしく温かい。ものすごく素敵。特に、私に響いて気に入ったのは、大人になるにつれて知らず知らずに忘れかけてきてしまった、でも「ものすごく大事なこと」を思い出せる気がしたこと。村山さんは恋愛の話が多いけど、この本は新鮮で、そういう点でも好きです。(20代女性)

とても重たいテーマのお話ですが、悲しいということに終止せず、タイムマシンとは、生きていくこととはなんなんだろうと考えさせられる一冊です。 イマジネーション豊かに考えることが出来て、子供から大人までたくさんの人に読んでほしい素敵な本です。(30代女性)

私がこの小説に最初に出会ったのが小学生高学年のころで、塾で使用していた教科書に一部抜粋の形で載っていました。このストーリーの続きが長年気になっていたもののタイトルもわからずにいたところ、短編集の中でたまたまこの小説に再開した次第です。純粋な少年たちの必死さに心が揺さぶられるところがおすすめポイントです。(20代男性)

病気の友人のためにタイムマシンを作ろうとする物語。駄目だとわかっているけれど、それでも何かをやらずにはいられない、そんなひたむきさに心が打たれました。文明とともに生まれた病、切なくて、でもとても良い考えさせられる作品でした。(30代女性)

 

 

5位タイ. 村山由佳「BAD KIDS」(5票)

村山由佳「BAD KIDS」がおすすめの理由

同性愛に苦しむ高校生と歳上のカメラマンに恋をして苦しむ高校生。文字にすると何だかふしだらな気がしますが、2人ともまっすぐで純粋です。なんで男女のカップルだけが堂々と付き合えるのか。人を好きになるのは理屈ではないし、改めて人を好きになることについて考えさせられます。(20代女性)

兄弟の死や同性愛や妊娠、複雑な家庭事情など濃い内容が初々しい高校生におしげもなく注がれていて切なくもあり人のぬくもりが愛しくなるような1冊です。 中学生の時に初めて読んだのですが10年たった今も読み返し、大事にとってある本です。 さわやかな中にも迷路のような若者ならではの考え方や悩みが詰まっていて読み終わったあとには甘酸っぱい充実感で溢れてしまうやみつきになってしまう本です。(20代女性)

恋愛が、彼のひたむきさが怖いといった主人公の気持ちがとてもよくわかる。恋愛の、出会って恋愛して別れて、その一連の流れを経験してしまうと、色んなことを知ってしまうと、その経験が怖くなってしまう。人を愛することって難しいとしみじみ思いました。(30代女性)

思春期の若者は、多かれ少なかれ異性・同性に対して憧憬心や同性愛的な部分を持っているものです。 マイナーな性癖で傷ついたり、その事が気になっている、 または過去にそういう経験を持つ人たちに勇気を与えてくれる一冊だと思います。(30代男性)

初めて読んだ村山由佳さんの小説がこのBAD KIDSでした。高校生くらいの時に読んだのですが、高校生の恋愛のお話ですが内容に衝撃を受けたのを覚えています。それから一気に村山由佳さんの本を集めるようになりました。(30代女性)

 

 

5位タイ. 村山由佳「ダブルファンタジー」(5票)

村山由佳「ダブルファンタジー」がおすすめの理由

上のタイトルを聴くとまず思うのが‥ 「これはきっと二つの冒険が楽しめる、戦いと魔法と人情が溢れてる冒険話なんだよ!」と思いますが、それは残念ながら少し違うんです。 今回の話は、恋愛に関しては「百田尚樹さん」、性欲が欲しいという部分に関しては「林真理子さん」の小説を合わせた物と思った方が早いと思います。 内容については、脚本家である女性は仕事は上手く行くが夫と上手く行かず、心がボロボロになりかけている、そんな女性は今にも性欲が欲しいという時、長く自分の仕事仲間としてそばにいてくれた、一人の演出家の男性の意見をもとに家を飛び出し、また新しいスタートを切り開こうとしているという話なんです。 この本を初めて読み始めた時は「なにコノ本嫌らしい事が書いてあるの?」と思いますが、どちらかというと、性欲とは何か愛とは何という事を教えてくれるような一冊だと思います。(30代女性)

主人公 奈津と関係を持つ男性は、全部で6人。脚本家としての仕事をしている時以外は、殆ど性愛の描写だから、対象としているのは、男性読者と成るのだろうと思いきや、全く嫌らしく無い。嫌悪感も湧かなければ、興奮も無い。どちらかと言うと淡々と奈津の生き様を、直視するような力強い文章は、人として、彼女を中心に廻りの男性達をも、きめ細かに描いてる。(50代男性)

女性なら共感できてしまう人も多いのではないでしょうか。 女はいつまでも女でいたい、そしてひとりの人を愛してしまい、旦那さんを置いて出ていってしまいます。 下巻まで読んでタイトルの意味がわかった。 主人公の行方を真正面から描く衝撃的な作品です。(30代女性)

今までの村山由佳さんの作風とガラリと変わった大胆な性愛シーンの描写が圧巻の小説です。 女性が隠しがちな性日本対する不安や思いを赤裸々に描いてくれて、読んで爽快な気分になりました。 性に貪欲なのは男性だけじゃなく女性も同じでいいんだ、と思わせてくれました。(40代女性)

それまでの作品と打って変わった赤裸々な性描写がリアルな作品で、読んで衝撃を受けました。 でも決して不快感ではなく、よく書いてくれた!という爽快感がありました。 女性にも性欲はあるし性は決してタブーではないというメッセージを感じてとても共感できた作品でした。(40代女性)

 

 

4位. 村山由佳「花酔ひ」(6票)

村山由佳「花酔ひ」がおすすめの理由

東京と京都の二組の夫婦が、日常を踏み外し不倫に溺れていく様を描いた作品で有るが、官能の深みに嵌っていく様は、なんとも美しい。そこには、日常の自我を保とうとする己とは別に、束縛を脱ぎ捨て、欲求に自由に成ろうとするもう一人の自分の願望を、鮮やかに描き切る作者の力量が成せる技だからだろう。(50代男性)

2組の夫婦の不倫を描いた官能的な作品ですが、古い着物が物語の鍵となっており、読み進めるうちに上品かつ美しい世界観が広がるためです。物語自体も大変味わい深いですが、主人公である麻子の祖母の言葉にも重みを感じます。(20代女性)

2組の夫婦がお互いのパートナーと不倫し合う物語です。駄目だとわかりながらも惹かれてしまう気持ちや、それぞれの性描写が生々しく書かれていてドキドキしました。恋愛と性と結婚の矛盾がどうしようもない気持ちにさせられ、また、性が人を狂わせる描写が恐ろしく、とても面白かったです。個人的に千桜のサディスティックなキャラクターが好きです。(20代女性)

官能小説と言えば村山作品です。この小説からは愛情は感じられず、身体の相性やお金など人間の暗い部分が目立ちました。パートナーではない異性に対して身体が反応してしまうという、どうしようもない気持ちは理解しにくかったです。(30代女性)

文章がとても綺麗です。 描写が細かく美しく、読んでいてうっとりする。 庭の花の描写、着物の刺繍の描写などなど。 自分の欲望よりも大切にしなければならない人、物、立場が増えていく。 ただの不倫を描いただけじゃない、なにかを感じました。(30代女性)

今空前の(苦笑)不倫ブームですが一昔前に既に刊行されたダブル不倫(正確に言うと違いますが…)のお話です。表向きは如何に理想の2人であっても、内側の性的嗜好・身体の愛称が夫婦となるうえでいかに重要な事なのか、読者の結婚観を今一度考えさせられるお話です。(20代女性)

 

 

3位. 村山由佳「星々の舟」(10票)

村山由佳「星々の舟」がおすすめの理由

村山由佳さんと言えば、青春のような少し切ないけど、甘酸っぱい恋愛小説というイメージで読みました。 でも、それを覆すかのような一人一人のリアルな恋愛や過去の短編小説で少し驚きを覚えました。 幸せで終わる小説よりも、こういった現実的な内容を読むことで自分の人生の生き方を考えさせれるのでオススメです。(20代女性)

「直木賞」受賞作品です。これぞ「直樹賞」と言える作品だと思います。 テーマは「家族」です。 ともすれば、近親相姦という暗くなりがちなテーマを実に巧妙に描いています。 心理描写が素晴らしいです。私は、とにかく泣けました。(40代女性)

息もつかず一気に読んだ。 愛してないわけじゃないけど、屈託なく接することができるわけでもない家族。 その機敏な感情が波のように押し寄せてきた。 きっと多くの人の心を揺さぶるだろであろう物語。 タイトルを船ではなく、舟としたところが秀逸。(30代女性)

家族の一人一人にフォーカスを当てた短編集のようであるが、どことなく家族の過去を共有しているような気持ちになる本で、色々な視点で家族を見ることもでき、夢中になって読み進めてしまいます。楽しい内容ではなく、叶わない恋であったり、慰安婦の話であったり、どこか暗く重苦しい雰囲気ではあるが、じんわり心に響く感じがします。(20代男性)

家族の絆、戦争の悲劇、禁断の恋など登場人物それぞれの視点から描かれており、色々なことを考えさせられる、読み応えのある作品です。救いようのないようでいて、最後には小さな一筋の光が差すところが村山由佳さんらしいと思います。重みのある内容をじっくりと読みたい方におすすめです。(20代女性)

直木賞を受賞した作品です。家族一人ひとりに人生があり、それぞれにドラマがあることを教えてくれる作品です。ストーリーに深みがあることはもちろんですが、読者それぞれの人生と登場人物の誰かの人生とが重なり、まるで自分が物語の主人公であるかのように感じます。(30代男性)

舟は人間が動かすこともできるけれど、風に流されてしまうこともある。人間の生き方も似たようなところがきっとあるんだと思う。血の繋がった家族でも、お互いのことは百パーセント分かるわけではない。色んな想いを抱えながら生きていく、そんなことを感じさせる本でした。(20代女性)

家族をテーマにした作品です。それぞれが重たい過去の傷や問題を抱えていて かなり女性としては心をえぐられる描写もありますが 世代間の差や男女の違いなど色々なことを考えさせられました。 特に父が抱える問題は重く、戦争という大きなテーマについても 自分の中で考察するきっかけになりました。(30代女性)

愛とは何か、家族とは何か、そんな考えさせられる題材の印象的な一冊でした。 ひとつのちいさな家庭の中でひとりひとりこんなにいくつもの問題があって切なくて苦しい。 とても重たい気持ちになりましたが、共感できる面もたくさんあって人の感情をうまく掴んでまとめられている作品でした。(20代女性)

とにかく重いです。家族とは何かについて考えさせられますし、考えろ!と言われてる気がします。他の村山由佳さんの作品とは違います。気合いを入れて描いたのだなというのがビシビシ伝わります。物語はスッキリと完結していません。あとは自分で考えろと言われてる気がします。読むときはこちらも気合いが必要です。(20代女性)

 

 

2位. 村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方」(13票)

村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方」がおすすめの理由

とにかくキュンキュンします!主人公も、ヒロインも純粋で、キラキラしてて、恋ってこんな感じだよねというのがとっても伝わってくる本です。年上の女性との恋に悩む青年の内面がよく書かれていると思います。シリーズで、文庫版も出てます。(20代女性)

純粋な主人公同士の恋愛が描かれていて、読んでいると優しい気持ちにはなれ、感動する内容でした。それだけではなく、複雑な人間関係があり、これから2人はどうなっていくのだろうと楽しく読み続けることが出来ました。(30代男性)

長年に渡り書き続けられているシリーズものの第1巻です。初めて読んだ時に、主人公の「勝利(かつとし」」を「ショーり」と呼ぶヒロインに不意を突かれた気分になりました。何だかとても新鮮味があったのです。微妙な年頃のビュアな想いが、コーヒーの香りのように漂います。(20代女性)

勝利とかれんの心の距離の近づき方、恋の始まり方など、すべてが繊細で不安で、まさに「恋」と表現するのがぴったりの ストーリー。小説のなかに登場する、言葉がとても新鮮でした。 幼いときに読んだので、ストーリーの中に登場するすべてのことが、大人の世界に感じました。 いつ、どの時代に読んでも、今だからこそ感じることのできる想いに触れられる気がします。(30代女性)

純愛小説が読みたい方におすすめ。勝利とかれんの心の動きがリアルに描かれています。穏やかでありながら、大きな事件が起こることもあり、続編が待ち遠しいシリーズです。一冊一冊は薄めの本ですので、分厚い本が苦手な方にも読みやすいと思います。村山由佳さん特有の綺麗な文章表現も堪能できる小説です。(20代女性)

小説には珍しく、10巻以上に続いている作品です。昔小説を読むのが苦手だったのに、この本なら1冊あたりのページが少ないため、とても読みやすく、読み切ることができました。 タイトル通り、コーヒーを淹れるシーンが何度も出てきて、コーヒー好きの人には特におすすめです。私はこの小説を読んでいると必ずコーヒーが飲みたくなります。 まだ完結していないので、続きが気になるところです。(20代女性)

主人公、そして登場人物のみんな、大好きです。ストーリーも最高!ショーリとかれん、二人のピュアさに、もどかしさを覚えつつ、ドキドキ、キュンキュンします。何度キャーッと叫んだことか(笑)時にハラハラ、ストーリーが気になり一気読みしちゃう!村山さんの言葉は、私の波長に合うのか、スルスルと読め、心にスゥーッと入ってきます。そして、核心をつくセリフが多くて、ハッとすることも。感動して、泣けるし!!本当~に大好きなシリーズです!(20代女性)

登場人物が全員良い人。みんな一生懸命生きていて愛おしく感じます。それぞれが愛する人を大切にする様子が丁寧に書かれています。10年以上前から続くこのシリーズですが、終わってほしくないです。このまま登場人物と一緒に自分も成長していきたいと思います。(20代女性)

この本は何冊かシリーズものになっているのですが、文章が読みやすく、情景が浮かびやすかったです。主人公達の年齢からして、ちょうど中高生くらいの年齢の人は、主人公に感情移入して読めると思います。自分に重ねて読むと楽しいと思います。(20代女性)

家庭の事情で同居することになった男子高校生と5歳年上の女性高校教師のいとこ同士のベタな恋愛小説です。二人の微妙な距離感と障害、葛藤がリアリに思える。若者の心理が上手く表現されていて一度は体験したことのある気持ち、昔を思い出させてくれるほっこりした内容が好きです。(30代女性)

主人公の勝利とヒロインかれんの、甘酸っぱい恋愛と成長、家族や仲間の絆について描かれている、シリーズの小説です。 とにかく主人公の性格が好きで、等身大ながら恋愛にもがき、大きな挫折に傷つきながらも進んでいく姿に いつも応援してしまいます! まだ完結していないので、どうなっていくのかこれからも楽しみにしています。(30代女性)

「おいしいコーヒーのいれかた」シリーズの第一作目「キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれかたⅠ」が特におすすめです。高校三年の春に、父の転勤をきっかけに血のつながらないいとこ姉弟と同居することになります。純粋な恋愛で、読んだ後にこんな恋愛をしたいと思う人は多いのではないでしょうか?(30代女性)

勝利とカンナの恋物語が面白くてずっとシリーズを集めていました。シリーズものになっていて最後はいつもどうなったんだろうと続きが木気になる構成になっています。大人のカンナが可愛らしくて好感がもてて好きです。(30代女性)

 

 

1位. 村山由佳「天使の卵」(15票)

村山由佳「天使の卵」がおすすめの理由

あまり読書をしない人でも、すんなりと読める小説だと思います。情景や心情がすっとはいってくる読みやすい本でした。内容もキレイな青春と恋愛の小説で、人によって好き嫌いのあまりない内容かと思います。当時あまり読書をしない私が読書に目覚めた本なので、人に勧めるときにはこれが多いです。(20代女性)

この小説は、村山由佳のデビュー作品と言っていい作品です。内容は美大を志望している予備校生の歩太と、電車で一目ぼれした春妃との出会いから別れまでを描いた作品です。春妃が歩太の父親の主治医であり、また高校時代からのガールフレンド夏姫の姉であるという一般的にはありえないような人物設定ですが、歩太の春妃に対する一途な愛と最後の別れの場面には涙なくしては読まれませんでした。(60代男性)

とても純粋な恋愛小説。 あまり物語に大きな仕掛けなどせず、凡庸さに徹したところが良い。 物語としてはバッドエンドで、切ない読後感だったが、解説を読んで、作者が伝えたかったであろう希望を感じ取ることができ、よかった。(30代女性)

映画にもなった作品なので、小説が苦手な人でも読みやすいと思います。 命の大切さ、平凡な毎日の大切さを再度確認させてくれる内容でした。 主人公とは別の登場人物から見た内容の小説も、シリーズとしてあるので、合わせて読むととても面白いです。(20代女性)

この本を読む前にテレビで「天使の梯子」を見ていて、俳優陣がそれぞれの役に馴染んでいて自然な演技が印象的で、とても面白いドラマでした。それがきっかけに「天使の卵」を手に取り、先にテレビで人物像が分かっていたので、とても読みやすかったです。19歳の少年の家族、恋人、年上の女性が一連のストーリーとなり、その少年がどのような結論に至るのか、とても面白かったです。(30代女性)

村川春樹の「ノルウェーの森」のような話だと感じました。芸大を目指す歩太は、満員電車である女性に恋に落ちます。「天使の梯子」に続くようなラストに、少し物足りなさを感じました。純愛ものが好きな方におすすめです。(30代女性)

個人的には村山由佳さんの本の中で一番好きなタイトルです。映画にもなりましたが、短い映画の枠内では良さは全然出ていなくて残念に思いました。せつない恋のお話で何度も読み返し読みました。続編のお話も出ています。(30代女性)

予備校生の主人公と精神科医の女性との切ない純愛小説です。 二人の出会いが電車というのが、読んだ当初とてもロマンチックで憧れてしまいました。 壁もあって、簡単には幸せにしてくれないのですが、村山さんの小説らしく 不器用なりに前を向いて生きていこうとする主人公たちに感情移入してしまう作品です。(30代女性)

寂しさを抱いた者同士が惹かれあい、愛し合う。ただそれだけなのに、簡単にはいかない運命。愛することを素直に認める勇気と、真実を告げる勇気。根底に死というテーマが流れている気がします。とても芸術的な作品だと思います。(30代女性)

ページ数も少なく簡単にさらさらと読める反面、内容の薄さを感じる。ただ、高校卒業したての主人公の恋愛は初々しく瑞々しく透明感があり、悲恋物語だけれど、読後感がとても爽やか。(20代女性)

村山由佳先生のデビュー作。 主人公、歩太の心理描写がすごく巧みに書かれていて 引き込まれてしまう。ただ、ハッピーエンドではない恋愛小説なので好き嫌いが別れてしまうかもしれないので 真ん中位の点数。(30代女性)

デビュー間もない作品で、文章の隅々に瑞々しさが感じられて好印象でした。 ただ、ハッピーエンドで終わらないので読後感がモヤモヤし、そこで減点しています。 続編で多少緩和されましたが…(30代男性)

姉妹で同じ人を好きになったり、登場人物が抱えている事柄の複雑さなど、決して明るい内容ではないが、主人公の彼女に対する一途で真っ直ぐな想いに切なくなります。年上の相手に対して純粋な気持ちが、彼女の心を徐々に開いていく場面では、成就して欲しいと思わずにはいられません。ラストで思いもしない悲しい結末には余韻が残る印象的なストーリーでした。(40代女性)

心の葛藤やトラウマを描きながらのピュアな恋愛という作風で、村山由佳さんらしい一作。人間関係が若干ベタなのがマイナスポイントですがドラマ化されただけあって読み応えがありました。(40代男性)

とにかく読みやすいです。ある意味、予想できる範囲でのみ物語が進んでいくので、登場する歩太と春妃のどちらにもスッと感情移入ができます。 歩太の恋はある日突然終わってしまうのですが、若い彼のその後の恋愛か人生を続編で読めたらなと思っています。(30代女性)

 

 

1票入った村山由佳おすすめ作品も紹介

せっかくなので1票入った村山由佳さんのおすすめ作品も紹介します。ランキング入りはしませんでしたが、素敵な作品揃いです。ぜひ読んでみてください。

 

村山由佳「アダルトエデュケーション」

村山由佳「アダルトエデュケーション」がおすすめの理由

大人の恋愛短編集です。女性にも読みやすい、美しい官能小説といったところでしょうか。この本に出てくる12人にはどこか共感できる部分があり、それぞれ闇を抱えながらも精一杯生きようとしていることが感じ取れます。さまざまな愛のかたちについて、考えさせられます。(20代女性)

 

 

村山由佳「いのちのうた」

村山由佳「いのちのうた」がおすすめの理由

クジラのイラストから、楽しい話、子供が喜ぶ話というイメージを受け購入しました。実際は、悲しい物語でついため息が出てしまいました。大人が子供に伝えなければいけない現実は、良いことばかりではないと実感しました。(30代女性)

 

 

村山由佳「ラヴィアンローズ」

村山由佳「ラヴィアンローズ」がおすすめの理由

うっとりするような薔薇の咲き誇る庭が、いつしか狂気を孕んだ毒々しいものに見えてくる。 人として最後の一線を越えてしまった彼女には共感は出来ないけれど、心のどこかで応援していた自分もいる。 村山さんの作品では珍しい展開でした。(30代女性)

 

 

村山由佳「ワンダフルワールド」

村山由佳「ワンダフルワールド」がおすすめの理由

匂いに関連した短編集。 登場人物が、次の短編にサラッと出てくるけど、さほど深くはか関わらない。 愛してる動物との話が三編。 この子は私がいないと!と思える対象がいることで救われる一瞬が描かれているのが好き。 読みやすくあっという間に読める。(30代女性)

 

 

村山由佳「小説家ぶー子 イギリスを行く」

村山由佳「小説家ぶー子 イギリスを行く」がおすすめの理由

大好きな村山さんの、大好きなエッセイ本。まさに「これぞ、旅!」って感じで、すごく良かった。自分も旅に行きたくなりました。特に良かったのは、村山さん流に、好きなトコに行き、好きなことをやり、好きなように色々感じてるとこ。素敵だなぁ。読んでて楽しくなります。また、村山さんの小説にはこういう旅の経験が反映されてるんだな~と、なんだか嬉しくなりました。色々な所に旅をしてるのにも憧れるけど、あぁやって、思う存分、旅を楽しんでいるのを読んで、自分が今まで「旅」だと思ってたものの概念が変わりました。自分が旅に行くことになったら、その前にまた読み直したい本!(20代女性)

 

 

村山由佳「僕らの夏 おいしいコーヒーのいれかた2」

村山由佳「僕らの夏 おいしいコーヒーのいれかた2」がおすすめの理由

「おいしいコーヒーのいれかた」二作目「僕らの夏 おいしいコーヒーのいれかたⅡ」が特におすすめです。大学生になった勝利と恋人であるかれんの仲が、進展しなくてイライラさせられます。キスはしたけど相手は自分のことを好きなのか?そんな純粋な悩みが羨ましいのと、そんなこと現実には起こらないと否定する気持ちと葛藤します。(30代女性)

 

読書好きに聞いた!原田マハおすすめ作品ランキング

 

原田マハおすすめ作品ランキング

読書好きの方100人に原田マハさんのおすすめ作品をお聞きし、ランキング形式でまとめました。素敵な作品ばかりです、ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

 

12位タイ.原田マハ「永遠をさがしに」(2票)

原田マハ「永遠をさがしに」がおすすめの理由

世界的指揮者を父に持つ和音。16歳の和音が、一歩ずつ成長していく姿が描かれています。この本を読んでいると、私が和音と同じころに感じた思いが蘇るようでした。これから大人になる人も、もう大人になった方も読んでもらいたい1冊です。(30代女性)

読んでいて気持ちがとても前向きになれる。 桜の木を背景に和音がチェロを演奏するシーンが良かった。 桜の木、ひんやりした空気、ケーキの匂いの中で無心にチェロを弾く和音の姿が浮かび、全身で音楽を感じることがイメージできるようで、素敵な作品だった。(30代女性)

 

 

12位タイ.原田マハ「サロメ」(2票)

原田マハ「サロメ」がおすすめの理由

サロメを巡る、ワイルドとピアズリー姉弟の物語。 刺激的で、ドキドキし、焦り、不安で、物語の中で溺れるようなずっとそんな感じで読んでいた。 愛と憎しみは表裏一体で元を辿れば同じものに辿り着く。誰しもがサロメに成り得る…泥沼っぷりが最高でした。(30代女性)

楽園のカンヴァスとはまた違った芸術家の怖い部分を垣間見れる作品です。 オスカー・ワイルドやオーブリー・ビアズリーは名前ぐらいしか知らない程度で知識がまったくなかったけど、本作をきっかけに作品に触れたいと思わせてくれるような引き込まれるストーリでした。(20代男性)

 

 

12位タイ.原田マハ「まぐだら屋のマリア」(2票)

原田マハ「まぐだら屋のマリア」がおすすめの理由

面白い!奇想天外!最高!!面白い設定で、過去と今が絶妙に絡み合い(次第に過去のあれこれが語られる)、そして普通に読んでると思わぬトコからパンチがくる感じがツボ。それも1度じゃなく何度かきます(笑)「まぐだら」の話、紫紋の過去、マリアと女将さんの関係、丸孤の話…どれもが深くて面白い。バラバラの話のようで、全体のまとまりもあります。色んなことを通し、紫紋にも変化が。すごくよかった。前向きになれる本です。原田さんの本あるあるですが、原田さんの言葉は胸に「すーっ」と入ってきて「ストン」と落ちる。そして感動!この本でもそれを痛感しました。(20代女性)

紫紋、マリア、女将のこの3人の関係が読んでいてドキドキします。 とくに、マリアと女将の冷戦のような状況も理由が知りたいし、紫紋とマリアの関係性やマリアの存在自体も謎すぎて、ミステリアスな感じで読み進められます。(30代女性)

 

 

12位タイ.原田マハ「リーチ先生」(2票)

原田マハ「リーチ先生」がおすすめの理由

今でも日本で個展が開かれている人気の高いイギリス人陶芸家、バーナード・リーチの芸術家としての生涯を描いた作品です。この本を読んで、柳宗悦たちと協力しながら、日本とイギリスの架け橋になろうと努力したリーチにあらためて尊敬の念が深まりました。(40代女性)

決して美化に終始していない陶芸家、芸術家の人生を解きほぐしている。 どのように生計を立てているのか謎の部分も多いが、個展を開き、顔を売り、作品を買ってもらい、作品作りのための先行資金を頼む。 サイクルをしっかり回した上で成り立っているものなんだと感心した。(30代女性)

 

 

12位タイ.原田マハ「独立記念日」(2票)

原田マハ「独立記念日」がおすすめの理由

ショートストーリーで読みやすく、どのストーリーも人生の中で誰もが経験していることが描かれているので共感しやすいと思います。 個々のストーリーが一見何の関係もないように見えましたが、主人公や脇役の人たちに共通点があることで繋がっているのが見事だと思いました。(30代女性)

24つの短編集なので、女性なら、どれかに必ず「そうそう」と感じられるものが含まれていると思います。人生の色々な場面で経験する出来事が多く、共感しやすいです。一気にガーッと走らなくても、寄り道したり、躓いたりしてもいいか…と思うことができる内容です。(30代女性)

 

 

12位タイ.原田マハ「旅屋おかえり」(2票)

原田マハ「旅屋おかえり」がおすすめの理由

題名からは、推察出来ない展開。かな。旅がテーマと思いきや、推理もの?でも、ぐいぐい引き込まれました。家族とは、だったり。登場人物が、クセがあり過ぎ?なのに、暖かくて、涙が出てしまう。笑えて泣けて、の私の好きな路線。これは続編を読みたいです。(50代女性)

アラサータレント、丘えりか。 旅レポートの仕事から旅の虜になり、色んな人の想いを背負って代わりに旅をして、依頼人に成果実をもっていく役割を負う。 原田マハさんらしく人情味のある、とても温かい気分になる素敵な一冊です。(30代女性)

 

 

10位タイ.原田マハ「星がひとつほしいとの祈り」(3票)

原田マハ「星がひとつほしいとの祈り」がおすすめの理由

どのお話にも死が絡んでくるし、それでいて切なかったしつらかったりするのだけれど、それでも読了後は清々しく、むちゃくちゃなノンフィクションを謳っているわけでもなく、私たちにも希望があるのだなと感じさせられる一冊だった。(30代女性)

今日も強く生きよう、そう思わせてくれる一冊です。様々な恋する女性が主人公の短編小説集ですが、どの女性も皆強く自分を持っていて、くじけそうになっても何かをきっかけに立ち直り前を向いて歩いていく姿が綺麗な言葉で描写されています。その言葉と女性たちの生き様に勇気をもらえました。(20代女性)

短編集。サラサラ読めるが、気持ちをがっつり持っていかれます。日常に疲れた女性がマッサージの夢うつつに聞く不思議で優しくて悲しい星のお話は、寝る前にふいに訪れる日常と非日常の狭間の空気感がとても魅力的でした。(30代女性)

 

 

10位タイ.原田マハ「風のマジム」(3票)

原田マハ「風のマジム」がおすすめの理由

大好きな本!マジムの前向きさ、行動力、熱意から、たくさんのパワーをもらいました。個人的に、仕事への取り組み方に対する悩みも多いのですが、この本で参考になる部分が多かったです。 お酒は強くないため、今まであまり興味がなく、ラム酒がさとうきびから出来ている、っていうのも初知りだったけど、この本を読んで、飲んでみた~い!ってなりました。素敵な登場人物、面白すぎるストーリー、引き込まれて一気に読んでしまうこの感じ… 最高!!(20代女性)

私がおすすめする作品は「風のマジム」です。主人公のまじむが、風の酒をつくりたいと奮闘する姿が描かれています。夢を持って前向きに進む姿は、美しいなぁと感じました。私も今のお仕事を頑張らなくちゃと思わせてくれる作品です。私はビールが好きなので、いつか自分のビールを作れたら幸せだろうなと思ってしまいました。(30代女性)

ひたむきに真っ直ぐに夢の実現に向かうマジムに心を打たれます。 そして、その真っ直ぐさを支える周りの人たちの温かさに涙なしでは読めなかったです。 真っ直ぐな心は、人の心を動かすんだなと改めて思いました。 厳しさと優しさを持ったおばあが素敵で、一緒にラムが飲みたくなりました。(30代女性)

 

 

8位タイ.原田マハ「暗幕のゲルニカ」(4票)

原田マハ「暗幕のゲルニカ」がおすすめの理由

ストーリーは9/11後のニューヨークとピカソがパリに滞在した時期(第二次世界大戦)を往来しながら、ゲルニカ誕生秘話そしてピカソの作品への思いを描いています。この本は、時代をこえたメッセンジャー。現代に通ずる世界情勢問題に立ち向かう私たちに、ピカソからの激励メッセージが詰まった作品です。(30代女性)

圧倒的に扇情的な感情が掻き立てられては、ふいっと冷めさせられてしまうような、そんな駆け引きのある作品。 ピカソがゲルニカを描いてる時代、そしてテロに傷つきながらも平和を訴える現在。 その二つの時間を行ったり来たりしながらストーリーが進むのが面白い。(30代女性)

読む美術館と呼ばれる様な作品を書かれている原田さんだけあって、ゲルニカの背景やピカソの性格、時代背景などが細かく書かれており、読み応えがあった。一度スペインにあるゲルニカを拝見した事があるが、彼女の本を読んだ上でまた見たいと思いました(40代女性)

アートに興味を持つきっかけになったのがこの作品です。とても面白くて引き込まれるストーリーでした。作者がアートに込める想いを考えたことがなかったのに、ピカソとか周りの人たちとか、それを巡る人々の熱い想いに心打たれて感動しました。(30代女性)

 

 

8位タイ.原田マハ「総理の夫」(4票)

原田マハ「総理の夫」がおすすめの理由

女性総理は、ありそうでなかった想定。でも、主役をその夫の視線に据えたところが、読者目線を考えてるなと思います。ちょっとジーンとくるところあり、マハさんの本は、幅広く人間を観察しているので、決して嘘臭くならない気がします。マハさんの中でも、人に薦めやすい作品と思います。(50代女性)

「総理の夫」の目線から見た風景が、日記という形で書かれています。 少し現実離れした設定で、全体的にはコメディタッチの読み進みやすい作品です。 また、「映像化されたら、だれが相応しいかな」などと想像しながら読むのも楽しいです。(40代女性)

もしも女性が内閣総理大臣になったら…本来はあってもおかしくない事態なのに、現時点では全く現実味がないなぁと実感。 男性にせよ、女性にせよ、リーダーがリーダーとして社会で活躍するためにはそのパートナーの人格も大事なんだろうと思った。 とても面白い本です。(30代女性)

才色兼備な日本初の女性総理を支える、なんだかのんびりした夫のお話。たいへん読みやすくかなりページ数がある本だがぐいぐい読める。 政治の難しい話もあまりなく純粋に読んで楽しい本。原田マハの他作品の登場人物も出てくるなど原田ファンにはうれしい伏線もある。(30代女性)

 

 

7位.原田マハ「生きるぼくら」(5票)

原田マハ「生きるぼくら」がおすすめの理由

温かく包み込む優しさと、厳しさの中にある優しさと、突き放す優しさ。 たくさんの優しさに支えられて、それに甘えるだけではなく、それぞれの優しさをバネにして生きる人生。 優しさってなんだろうと考えていたところに出会った素敵な小説。(30代女性)

人とのつながりで、人生が変わっていくことの良さと、しっかり大地を踏みしめて、一歩一歩頑張っていこうという勇気をくれる作品。心の温かい人々がたくさん出てきて、ほっこりします。これを読むと、ふと家に帰りたくなったり、大好きな人に会いに行ったりしたくなります。(20代女性)

実際には、この本のようにトントン拍子にうまくいくことは、そうそうないけれど、前を向いて進んでいけば、少しずつでも良い方向にいくかもしれない、と勇気が出るような爽やかな気分になれる話です。何もせずに止まっているより、とにかく一歩、踏み出してみようと思えます。(30代女性)

いじめ・ひきこもり、自分の目の前から突然消えた母。 自分の目の前に残されていたのは、1つの年賀状に書かれていた「もう一度会えますように‥私の命があるうちに」という一言 「この伝言は祖母からのか?」 その言葉を目的に蓼科へと向かったが、そこで待っていたのは予想もないできごとだった。 どんなところがオススメかというと、一言でいうと「一回駄目になっていた自分を生きかえせる物語」という感じです。 「祖母と米作り」「蓼科という癒される場所」この本を読むたびに、温かさ、安心感、爽やかさを感じる、またその場所に自分が導かれるようなストーリーだと思います。 ちょっとした癒しの場所が欲しい方にはオススメの1冊です。(30代女性)

この本の中では、いじめ、離婚、ひきこもり、認知症など様々な社会問題が盛り込まれ、またそういうものを抱えながらも生きる人々の強さが描かれています。自然の力、人の温かさ、そしてそれらと共に生きる強さを感じとても感動しました。(30代女性)

 

 

6位.原田マハ「ジヴェルニーの食卓」(6票)

原田マハ「ジヴェルニーの食卓」がおすすめの理由

私は美術館に行って絵を見ることが好きです。本を読みながら絵を楽しんだ気持ちになれるのが、この本。モネやドガなど画家たちの姿を覗き見した気分になれます。絵が好きな人だけでなく、絵について興味がない人でも、この本を読むと絵の楽しさを知ることができると思います。(30代女性)

モネ、ゴッホ…印象派の画家4人に焦点をあてた短編集。表題作「ジヴェルニーの食卓」は、モネの義理の娘ブランシュから見たモネに迫る。ただ柔らかいだけの絵だと思っていたモネの絵だが、この小説を読んだ後は、家族、愛、芸術…彼を取り巻く世界があそこにぎゅっと凝縮されていると思わせられ見方が変わる。ブランシュの作るおいしそうな料理の数々も印象深い。(30代女性)

忠実な割合が強めな美術史小説。 短編集で、それぞれマティス、ドガ、セザンヌ、モネを主人公とした4編で、イメージを浮かべながら読むのが楽しかった。 光の画家モネが主役だけあって、まばゆいくらいの光を感じる、さりげないラストシーンがとても美しかった。(30代女性)

本作は、印象派の画家達、その周りの人々を描いた短編小説です。 モネ展に行ったことがきっかけで手に取りました。とくにモネの話が心に残っていて、モネの家族とのエピソードが語られていて、切なくそして温かい気持ちになれました。 フィクションですが、それを感じさせないリアリティがあり、どのストーリーも引き込まれる内容でした。(20代男性)

さすが学芸員という文章で、目の前に絵画があるような錯覚にさせられました。フィクションとは思えない、現実味のある話でした。私の好きな画家はセザンヌです。これからは、この画家の作品を違った視点で観ることになるでしょう。(30代女性)

書かれた画家それぞれに、もっと過酷な現実も過酷な日常もあったと思うけど、その作品たちのように穏やかで美しいひと時が綴られている。主題となる作品をみながら、登場に想いを馳せて読むと、読んでるうちに心が洗われる感じがしました。(30代女性)

 

 

5位.原田マハ「キネマの神様」(7票)

原田マハ「キネマの神様」がおすすめの理由

仕事を辞めた娘と、ダメ父とをめぐるストーリーで、「映画」が人々を救い、奇跡を起こします。映画好きの私にとって、この本はとても心に響きました。電車で呼んでいたら、涙があふれてきて隠すのに大変だったことを覚えています。(40代女性)

人生で1番泣いた本。涙がとまらんかった…。大好きで何回も読んでるけど、毎回号泣です。話にぐいぐい引き込まれます。文章が素敵。話の中での、映画の感想・批評が特にすごい。国境を越えたゴウちゃんとRose Budの議論…真の友情があり、映画が大好きだーってのがよく伝わってくる。2人のかけ合いが、本当に「いい感じ」で大好き!愛がたくさん詰まったお話です。(20代女性)

この本で、原田マハさんに出逢い、そしてはまりました。 題名にひかれて何気なく手に取ったのですが、一気に読みすすみ、そして泣きました。 映画への愛、家族の絆が感じられ、読んだ後、ほっこり優しい気持ちになれます。 「映画館に映画を観に行きたいな」「もう一度あの作品を見てみよう」と映画の良さを思い出させてくれる作品です。(40代女性)
題名からわかるとおり、映画館で映画を観ることの素晴らしさを書いた物語です。料金が高いのでDVDをレンタルしてしまいますが、ひさしぶりに映画館へ行こうと思います。映画を通じて、家族、友人との絆を修復しようとする場面に感動します。(30代女性)

個性あふれる登場人物が繰り広げる映画を通じた心温まるお話です。 仕事をやめた娘と、ギャンブル依存症の父親と最初は暗いスタートですが、 父娘ともに趣味を超えた存在のひとつである「映画」を通じて、人生を這い上がっていく姿に心打たれます。 描写も嫌みなくリアルな情景で描かれているため、読みやすいかと思います。 原田マハさんのよさでもある、登場人物一人ひとりの魅力にも注目してみてください。(20代女性)

映画への愛に溢れています!!この本を読み終わってすぐにこの話に出てきた映画のDVDを借りてきて家族で見ました。大切な人たちと一緒に良い映画を観る幸せを感じることができました。素敵な時間をくれたこの本に感謝です。(40代女性)

話がうまくいきすぎる感はあるけど、深い映画愛が基盤としてしっかりあり、映画を愛してやまない登場人物たちがキネマの神様に愛されているからこそこんなに物語が上手く運んだのではないかとすら思う。じんわりと心が温まる素敵な一冊でした。(30代女性)

 

 

4位.原田マハ「一分間だけ」(8票)

原田マハ「一分間だけ」がおすすめの理由

一生懸命仕事をして、犬が好きな女性に読んでもらいたい本です。働きながら犬と暮らしていく主人公の姿を読んでいると、私にとって「何が一番大切なんだろうか」ということを改めて考えることができました。最後は胸がいっぱいになって泣きました。(30代女性)

悲しい物語ですが、とても心温まるお話です。ペットを飼っている人もそうでない人も読んでほしいですが、特にこれから飼う予定のある人に読んでほしいなぁと思います。主人公がペットの犬を飼っていますが、犬のおかげで成長しているように感じます。ペットが子供のようにも感じられます。感動するお話なので、泣きたい!という人にもおすすめです。(20代女性)

彼氏と同棲中のOLが、犬を飼い始める話。 正しくても間違っていても、全力で生きている人。 だから、愛犬リラは彼女のことが大好きなんだ。 全てのことに全力なんて不可能なんて、最初からそう思い込んでるだけじゃないだろうかと、まっすぐと前を向きたくなる作品だった。(30代女性)

子供の人数より、犬や猫などのペットを飼っている人が多いと言われる現代には、この本に共感できる人がたくさんいると思います。言葉を発することはない動物との暮らしで得られる喜びは数えきれません。同時に、不自由さも感じますが、小さい頃から動物に囲まれて育ってきた私は自分にも当てはまる部分が多く、一気に読みました。(30代女性)

とにかく泣けます。仕事でいっぱいいっぱいの藍にとっても藍の帰りを待つリラにとっても辛い事はたくさんあります。それを乗り越えていく事が、ペットを飼う事がどれだけ大変なのかを実感しました。愛情だけでは飼えないんだという事も感じました。 人間だけでなく、ペットでも何にしろ命あるものを大切にしようと、命の尊さを考えされられる一冊でした。 犬だけでなくペットを飼っている方はたくさんいると思います。そのペット達にきちんと愛情を注いでお世話する事が出来ている人はどれほどいるのでしょうか。最近、保健所で犬の殺処分問題などがあります。そういった事が起こっている現在だからこそたくさんの人に読んでもらいたい一冊です。(20代女性)

浜田ハマさんの作品は大抵そうですが、特にこの本の内容は、人事とは思えないと言うか、自分にも起こりうる内容になっていて、想像しやすく主人公の感情に近い物を感じられます。 主人公の悲しさや苦しみもがき優しさなど、様々な感情と共に自分自身の事も考えさせられました。 読んだ後は、心なしか優しい気持ちにもなれました。(30代女性)

ゴールデン・レトリバーの「リラ」の一生を通して、主人公の女性が本当に大切なモノを見つけていくお話。編集長の北條女史がさりげにかっこいい。「カフーを待ちわびて」ではラブラドール・レトリバーだったけど、マハさんは大型犬の書き方がとても上手いと思います。(50代女性)

私は犬を飼っているのですが、病気で亡くなってしまいました。冒頭部分の、飼い犬が死んでしまいそうな状況下で、「あと一分間に合って!」という切実な思いに深く共感しましたし、読み終わってまた犬が飼いたいと思いました。(20代女性)

 

 

3位.原田マハ「カフーを待ちわびて」(10票)

原田マハ「カフーを待ちわびて」がおすすめの理由

南国ののどかな情景が目に浮かぶようで、なかなか気持ち良く読書できます。 モノクロームに描かれた北陸で、幸の白さは周囲に溶け込んでしまったけれど、色鮮やかな沖縄では最も眩しいのだなぁと思いました。 恋がしたくなる一冊です。(30代女性)

沖縄の離島に一人で暮らす青年のもとにある日一人の美女が訪ねてきて共同生活が始まるのですが、初めは詐欺かもしれないと思い警戒していた青年が次第に心を開いていく様子がとても良かったです。ところどころで島の伝統や暮らしを知ることができ、夢中になって読みました。(30代女性)

かなり前になりますが、本屋で第一回ラブストーリー大賞受賞という文言と南国風な表紙を目にし、真っ先に手にしたのを今でも覚えています.最初の何行かに目を通して、この作家さんの文がスッと脳に入ってきました.不思議なラブストーリーが描かれており、あの頃を思い出す作品です.(20代男性)

ストーリーの構成がよく、気持ちよく期待を裏切ってくれました。ラブストーリーというジャンルにはできないくらい、いろいろな要素が詰まっていると思います。一冊でキュッと胸が締め付けられ、心が温まって、恋がしたくなり、島に出かけていきたくなる本です。(40代女性)

少し不思議な話かと思いきや、素敵な優しい恋愛小説です。沖縄が舞台なのですが、沖縄の綺麗な海を思い浮かべながら読みました。謎の女性の過去も分かり、主人公の前から消えてしまったのですが、最後はハッピーエンドだろうなという結末で、読後感が良かったです。(40代女性)

賛否両論あるようですが、私自身はなかなか実際には書くことがない絵馬から始まるラブストーリーがあっても良いのかなと思います。沖縄の離島についても、読んでいるだけで、暖かい空気を感じられるような気がして、ゆっくりしたい時に良い本だと思います。(30代女性)

主人公が淡々とした性格をしている上、ひ弱な感じだから、読んでいて忸怩たる思いをした。十分に傷ついているであろうに、一件の後も変わらないペース。先のストーリーが気になったが、きっと彼ならやり遂げるんだろう。感動の一冊に出会えました。(30代女性)
今まで作者の存在も知らず、何故か惹かれて手に取りました。 この作品が、映画化?された事も知らず読み初めました。 読み終わった後、優しい気持ちになり、他の本も読んでみたいと言う気持ちになりました。 この作品がきっかけで、彼女の作品を知る事になりました。 私にとっては、特に特別な作品です。(30代女性)

沖縄を舞台にした小説です。 沖縄のゆったりとした島時間や、沖縄ならではの風習、人々との触れ合い等、 読み終わったら、とても暖かい気持ちになることが出来ます。 普段の生活で忘れかけていた何かを感気付かされたり、感じられるストーリーです。(20代女性)

主人公の心の葛藤や切なさが繊細に表現されていて、つい感情移入してしまいます。読者に伝わりやすい情景描写で、それぞれの場面をリアルに想像しながら読み進めることができます。沖縄好きでなくとも思わずおとずれてみたくなるような小説です。(30代女性)

 

 

2位.原田マハ「楽園のカンヴァス」(18票)

原田マハ「楽園のカンヴァス」がおすすめの理由

地元なので、倉敷が舞台というのがまず嬉しくて。更に、岡山弁が出てくるのが嬉しくて。もちろん、それだけではありません。美術については素人ですが、なんの問題もなく読め、謎に引き込まれました。絵画に対する作者の思いも伝わってきます。美術館に行きたくなります。(40代女性)

元々絵画を見るのが好きなのでキュレーターでもある原田マハさんの絵画を題材にした作品はいつも興味深く読んでいます。中でもこの作品は主人公の秘められた過去と1つの絵画の謎が物語が進むにつれ、現在から過去へ遡り、徐々に解き明かされていく過程が見事でした。(40代女性)

孤高の画家、アンリルソーの絵を題材にした作品だす。著者本人が美術館のキュレーターであったことから絵画の知識が圧倒的です。絵画を知らない人でも絵の素晴らしさ、画家の情熱を伝えてくれる素晴らしい一冊です。この本を読むと美術館に行きたくなります。(30代女性)

さすが自身もキュレーターをされていただけあって美術関連の話は面白い。 読み応えがあって、読み終えた後、頭の中がアートでいっぱい。 あそこまで愛されるルソーってどんなだろうと、ルソーの作品を調べたくなった。 そして美術館に足を運びたくなった。(30代女性)

初めて手に取ったのがこの本でしたが、読みやすく美術作品について、美術館についての知識がふんだんに盛り込まれています。 読み進めるとなるほどな、と知識がつく感覚が得られるとともに、鮮やかな絵画をまるで自分が見たように想像でき、豊かな気持ちになれる一冊です。(30代女性)

何かの書評を読んで気になって読んだ本です。ルソーの贋作にまつわるお話で、もともと絵を見るのが好きだったので、とても面白く終わりまで読むことができました。そして、本ストーリーのほかにもう一つの物語が織り込まれているのですが、ルソーの時代の絵画史にのっとってフィクションも織り込まれた少し幻想的でもあるお話で、これが切なく、あたたかくロマンチックです。読後感がとても幸せでした。(40代女性)

アンリ・ルソーの描いた「夢」を巡り、繰り広げられる壮大なストーリー。 キュレーターの前に現れたのは、「夢」ではなく「夢をみた」 手がかりとなる古書を読み、七日間のリミットの中でピカソとルソー、そして人間関係、さまざまなことがわかっていく。 絵画のことに詳しくなくても、圧倒されるほどにおもしろく、ページをめくる手が止まりません。 キュレーターたちのルソーに対する愛や、古書に登場する人物たちの絵画への思い、そしてルソーへの尊敬は心温まるところがあります。 原田マハ作品の中でもおススメした一冊のひとつです。(20代女性)

若き天才美術研究家の、たまらない人間臭さが凄くよく表現されていることと、作者さん自身がキュレーター経験のある美術家であるという事で、美術描写が非常に細かく繊細で、素人でものめり込ませる文章でおるからです。(30代女性)

キュレーター経験のある原田さんならではの美術愛・絵画愛にあふれた文章で、たとえ美術関係に疎い素人であってもその世界に一気に引き込まれて読ませる力のある作品だと思います。また、ミステリー的要素や恋愛小説的な要素もあり、最後まで怒涛の展開が繰り広げられる一冊です。作中に描かれる「情熱」に触れれば、読後は美術館に行きたくなることでしょう。(30代女性)

絵画に対する知識がなくても楽しめるところです!この先はどういう展開になっていくのだろう…と最後まで結果が見えない勝負にハラハラしたり、互いに意識し始めている2人のなかなか進まない関係にやきもきしたり、様々な感情が湧き上がってきます。個人的にお気に入りなのは最後の一行。これを読んだ瞬間に、この本に出会えて良かったと思えました。(20代女性)

絵画の知識がまったくなくても読みやすくて、芸術の世界観にどっぷり浸かることができます。 読み進めるとともにキュレーターの絵に対する強い思いが伝わって来て、胸が熱くなること間違いなしです。 原田マハさんを読むなら一冊目に楽園のカンヴァスを是非読んでみてください。(20代男性)

ページをめくる度に、どんどん本の世界に引き込まれました。たった7日で見極めなければいけない真偽。本の中で読まれていく物語。早く結末を知りたいような、もっと、読み続けて作品の世界に居続けたいような、とても良い本でした。詳細な美術館の裏話はキュレイターの経歴を持つ作者ならではだと思います。私は特にルソーのファンでもピカソのファンでもないのですが、もっとこの画家達を知りたくなりました。お薦めの1冊です。(40代女性)

本の内容は絵画をめぐるミステリー小説で、誰もが知っているルソーやピカソが登場してきます。絵画について詳しくない私でも絵を想像しやすい描写で書かれていてとても引き込まれました。おわりがけに絵の真贋判定を依頼した人物が実はルソーたちの登場人物と関わりある人だったとわかったときは驚きました。絵画の下に絵画が眠っているというミステリーも素敵です。(20代女性)

ストーリーの起承転結ももちろん魅力的ですが、女性ならではの感性が、とくに同性の読者を惹き込む力があると感じます。また、作品中にはたくさんの絵画がでてきます。もともと精通していなくても、読みながら作品を調べ、絵画を眺めながら読書を楽しむという、はじめての体験をしました。(20代女性)

アンリ・ルソーの「夢をみた」という作品の真贋鑑定を依頼された日米2人の研究者が触れたルソー、ピカソ、ヤドヴィガの思い、そしてその鑑定に影響を与える人間模様が楽しめます。また実在する登場人物なのかどうかわからないドキドキ感を味わえます。(30代女性)

ルソーがテーマの作品とあり、アートに興味があったことから手に取りました。 原田マハさんはキュレーターをされていた経験のある、非常にアートに造詣が深い作家さんなので 出てくる美術関連の内容や実際の絵画の歴史、エピソードの説得力に深みがあります。 内容も、今まで日本ではあまりなかったような絵画ミステリーで 謎解きを楽しみながら絵画の蘊蓄も知ることができる とても豊かな読書体験をすることができる一冊です。(30代女性)

美術館に行くことが好きという話をした知り合いからおすすめしてもらって読んでみました。原田さんの持つ絵画に対する知識量と愛に圧倒されました。この本を読んで改めて、美術館に行きたい・生で絵画を見たいという気持ちが強くなりました。(20代女性)

一人の画家ルソーを取り巻くエピソードを元に絵画を愛する人々に関わるビジネスが舞台となります。絵画を愛する人は、画家の人生そのものも受け入れながら、友人のように想いを馳せる。その世界に触れてみたいと思わせる力がありました。(30代女性)

 

 

1位.原田マハ「本日は、お日柄もよく」(19票)

原田マハ「本日は、お日柄もよく」がおすすめの理由

スピーチライターとして奮闘すること葉がキュートで愛らしくて、とっても大好きになりました。自分もこと葉のように仕事を頑張ろう!と思えるお仕事小説でした。作中に出てくる数々の名言にも感動!言葉のもつ力のすばらしさに気づかされるお話でした。(30代女性)

さえないOLだったことはが、スピーチライターとして、友達、家族のために活躍する物語。 人の温かさを感じるエピソードが好き。 また、良い言葉がたくさん散りばめられていた。 絵画に関する本を書いている人だからか、情景描写もとても良かった。(30代女性)

この本を読んだ当時、教育の場で働いていました。なんと言ったら学生に伝わるか、どう表現すれば良いかを毎日考えていました。 そんな時にこの本と出会いました。読み終わったあと、言葉って本当に凄いなぁと改めて感じました。人を幸せな気持ちにさせたり、逆に悲しくさせたりもできる力を持っている。時には人の人生を大きく左右する事だってある。 そんな言葉が使える私達は、もっと自分の言葉に責任をもたなければいけない!私の一言で、子供達の人生が変わるかもしれない‼︎と改めて身が引き締まる思いがしました。(20代女性)

マハさんのヒット作の一つ。映画にもなりましたね。私のマハさん最初の本です。最初は、笑いから一気に引き込まれ、先が気になる。一人の女性の成長物語でもあり、スピーチとは、という目線でも読める作品かと。私もこんなスピーチを書いてみたい。人を感動させるのは、表舞台に立つことだけでは無いと思わせてくれる。涙と笑いで、きっと満足出来ると思います。(50代女性)

ストーリーのテンポが良かったのはもちろんですが、スピーチライターという職業があることを初めて知りました。 結婚式やお祝いの席でのスピーチ、選挙の応援演説、その場に合ったスピーチの数々に感動し、何度読んでも毎回涙が出ます。 本当に大好きな一冊なので、読んだことのない友人に薦めました。(30代女性)

「言葉」の奥深さ、温かさ、そして大切さを改めて感じることができる本です。 この本を読み、上手くは書けなくても、誠実に言葉を選び、そして丁寧に繋げ、重ねていきたいと思いました。 素敵な本なので友人にプレゼントしたところ、時間を忘れて読み続けた、良い本をありがとうと言われました。 普段はビジネス書中心で、小説をほとんど読まない友人もついつい引き込まれてしまったようです。(40代女性)

題に惹かれて購入しました。スピーチに使えるような良い言葉が続くかと思えば、途中から選挙活動の話になりました。選挙活動での言葉は過激なものが多く、結婚式の話が一番共感できました。小説家がスピーチライターの話を書くには勇気が必要だったと思います。(30代女性)

この小説はスピーチライターの話でこのような職業があるのだと非常に感心しました。ストーリーについては中盤までは順序良く進んでいく主人公にとても都合が良すぎるなと思っていました。後半に入ってからは感動して涙が出てしまいました。それぐらい良いストーリーだと思います。(30代男性)

この本は、スピーチライターの仕事をしている人達が出てくる本です。 上手いスピーチとはどんなスピーチなのか、惹きつけるスピーチと残念なスピーチの違いはなんなのか。 この本を読んでから自分が結婚式のスピーチをする時ならどうやって話そうと思わずじっくり想像してしまいました。 妹にも勧めて読んでもらいましたが、妹もやはり思わず想像してしまったみたいです。 おすすめです。(30代男性)

あまり読んでこなかったタイプの小説でしたがすぐに引き込まれました。スピーチライターという仕事について初めて見聞きしたこともあって新鮮な印象でした。言葉の強さのようなものを知れ感動しました。一気読みです。(30代男性)

初恋の人の結婚式で心惹かれるスピーチに出会うところから物語は始まります。言葉のもつ力や偉大さを感じられるお話です。私は、前職で人前に出て話す事が多かったので、すごく参考になった本の1つです。これから何かスピーチを控えてる方などに是非読んで頂きたいです。(20代女性)

読んだ後にとびきりスカッとするお話です。 失恋相手の結婚式で、心に残るスピーチを聞いた主人公が、スピーチライターとして成長する話です。 そこにいたるまでにコミカルなやりとりや、シリアスな状況もありますが、人に伝えるための言葉の力。 なんとなく喋っているすべての人に読んで欲しい本です。(40代女性)

上のタイトルを聞くと、まず皆さん思う事は‥ 男性「今日は誰かの結婚式でもあるの?」 女性「誰の結婚式、誰かスピーチを担当する人でもいるの?」 とまず思います。 ですが、本当にこのタイトルの本なんです。 勿論物語についても結婚式なんですが、その物語に出てくる主人公の男性がイマイチ今回の結婚式を不機嫌な気持ちをしながら出席をしていたんです。 ですが、その場で聴いていた1つの女性から届いた祝辞でのスピーチに男性は心をうたれ感動覚え、すぐに弟子入りを申し込んだ。 これからが始まりの時「政権交代」というスピーチの場所にあげられ、仕事も熱くリ始めるその時が‥ オススメは、「言葉から変わり始める自分の人生」という部分です。感動・仕事の両立した小説だと思いますので一度手に取ってみる事オススメします。(30代女性)

原田マハさんをまったく知らず、何の予備知識もなく、職場の人からの又貸しで読んでみました。 読み始めの印象は軽い感じ。だんだんと壮大なスケールに変化していき引き込まれました。 難しい表現は無いけど重厚。お涙頂戴の展開でも何でもないのに何度も涙腺崩壊。 またマハさんの別の作品を読んでみよう。(40代女性)

スピーチ原稿を書く、そしてスピーチをするときの方法論として役立つ。物語としても、悩みあり、恋愛あり、泣かせるシーンあり、どんどん読み進められる。読み終わって幸せな気持ちになる。小学校高学年以上の子どもが読んでも役立つ内容だと思う。(40代女性)

今は、便利になりすぎて、言葉を大事にすることを、つい忘れてしまうことがありました。この本を読んで、そんな自分に気づかされ、ハッとしました。毎日の生活に追われていると、自分が何をしたいのか?ということさえ、あまり考えることがなくなってしまうので、それに、めぐり合えること自体が幸せだなと思います。(30代女性)

スピーチライターにスポットライトを当てた作品。何度も読み返してます。毎回泣いて、毎回心が温まる。言葉の大切さが沁みる。まわりの人の大切さを改めて感じて、また頑張ろうと思えます。私の人生においてとても大切な一冊です。(30代女性)

原田マハさんに特徴的なきれいな文章でとても読みやすいです。 言葉の使いようでこんなにも人の心を動かすことができることに感動します。 また、さまざまな人と出会い、仕事、恋愛共にぶつかっていく主人公の姿に自分を照らし合わせて、 もっと私も頑張ろうと前向きな気持ちにさせてくれる小説です。 すこし現実につかれてしまったなぁ、という女性の方にお勧めの一冊です。(20代女性)

テンポのよい文章で、言葉の持つ力を感じさせてくれる場面が多く、よいスピーチとはどういうものかということを考えさせてくれる小説で、とても勉強になりました。(20代女性)

 

 

1票入った原田マハおすすめ作品も紹介

 

原田マハ「#9」

原田マハ「#9」がおすすめの理由

著者得意の芸術に、一人の女性の人生を重ね合わせた恋愛小説。 人の人生や関係性には価値観というものが最も大きく影響を与え、その脆く繊細なバランスを如何に自分らしく保ってゆける相手であるかを見極めることが出来るかどうかが真価であると思い知る物語。(30代女性)

 

 

原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」

原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」がおすすめの理由

恋や仕事や家庭にがむしゃらに突っ走って、どこかで自分を騙しているのに気付きながらも突っ走って、ふと立ち止まった時に襲ってくる孤独感。でもそれを受け入れちゃうと今までの自分を裏切ることをなるからできなくて。そんな主人公のやりきれない気持ち、とても共感して泣かされました。(30代女性)

 

 

原田マハ「アノニム」

原田マハ「アノニム」がおすすめの理由

今まで読んだ原田さんのアート作品の中で一番エンタメ度が高かった。アートで世界を変えたいとボスの元に集まったアノニムのメンバー7人はそれぞれの分野でのスペシャリストだけあって優秀。シリーズものらしいのでこれからもっと盛り上がっていくのを期待したい。(30代女性)

 

 

原田マハ「でーれーガールズ」

原田マハ「でーれーガールズ」がおすすめの理由

友達と過ごした懐かしい青春時代を思い出してしまい、思わず涙してしまいました。しかも舞台は自分の故郷である岡山。私には小説みたいな甘ずっぱい思い出はないけれど(笑)、懐かしさ倍増です。岡山への愛情が感じられるステキな青春小説です。(30代女性)

 

 

原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」

原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」がおすすめの理由

一枚の絵に描かれた女性を、それぞれの人がそれぞれに愛し、そしてその気持ちが集まってデトロイトの奇跡を起こすという物語。 とても良い話で、心が暖かくなった。 こんな美術館が自分の住む町にあったら本当に楽しいだろうなと思った。(30代女性)

 

 

原田マハ「モダン」

原田マハ「モダン」がおすすめの理由

ニューヨーク近代美術館を舞台にした、グランドホテル人間ドラマ。 もしかして実在のモデルがいるのかもしれないと思ってしまうほど、登場人物たちの個性が際立っています。 原田マハさんならではの、アート愛が溢れる一冊です。(30代女性)

 

 

原田マハ「ランウェイ☆ビート」

原田マハ「ランウェイ☆ビート」がおすすめの理由

みんなで一つのものを作り上げていく、というものにとても魅力を感じますし読んでいるこちら側も一緒に楽しめる作品です。舞台は学校で1人の転校生の存在が周りを変えていく、というのも定番ではありますがだからこそ、原田マハさんらしさが出ていると思います。(20代男性)

 

読書好き100人に聞いた!村上龍おすすめ作品ランキング

 

村上龍おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に村上龍さんのおすすめ作品をお聞きし、ランキング形式でまとめました。面白い作品ばかりですので、ぜひ読書の参考にして見てください。

 

12位タイ.村上龍「オーディション」(2票)

村上龍「オーディション」がおすすめの理由

いつもの村上龍の作品らしく、ドロドロと女性関係を描いた作品だと思いましたが、今回はいい意味で期待が裏切られました。しかし、やはり生々しい描写は彼独特のものだと感じました。いつもとは違った村上龍が楽しめる作品です。(20代男性)

前半と後半で作風が変わり驚いた。オーディションで出会った男と女の話。女の怖さや美しさが、上手く表現されていた。淡々と話が進み、伏線も少ない。そのため、物足りなさも感じるが面白い作品だ。ラストは少し怖いかもしれない。(30代男性)

 

 

12位タイ.村上龍「トパーズ」(2票)

村上龍「トパーズ」がおすすめの理由

句点がほとんどなく、ずらずらと続く文章が、この話に合っているような気がした。 登場する女の子たちが一人称で語るスタイルなのだが、一人称なのに他人のよう。 そのせいか、過激でアブノーマルな世界が淡々と広がっていく。 パンチを効かせに効かせた村上龍ワールド。(30代女性)

パンチを効かせに効かせた村上龍ワールド。現在よりずっと不便で貧富の差が明確でどこか酔っ払っていた時代。何かの証のようにトパーズを欲しがった女。文体の癖が強くて、でもそれが村上龍らしくて、主人公たちのぼんやりと見える正気ではない感じ、私は好きです。(30代女性)

 

 

12位タイ.村上龍「ニューヨーク・シティ・マラソン」(2票)

村上龍「ニューヨーク・シティ・マラソン」がおすすめの理由

世界の色々な都市を舞台に繰り広げられる人間模様を書いた短編集。日本は博多祇園山笠が舞台の情熱的なラブストーリー。幻想的な物語、クレイジーな物語、心温まる物語など、村上龍の筆力の幅広さが堪能出来る。あくの強い作品も多い作家だが、これをまず読んでおくと、他の作品も読みやすくなる。(30代女性)

テーマはあきらめないことの大切さ。短編ながらも作者の作家として伝えたいことが凝縮された作品ではないかと思う。その姿がみっともなかろうが、たとえ糞を垂れ流しながらだろうが、完走しきったということが大切なのだ。(20代女性)

 

 

12位タイ.村上龍「歌うクジラ」(2票)

村上龍「歌うクジラ」がおすすめの理由

この本の特色は、閉ざされた日常から、徐々に世界のありようが示されるスケールの壮大さ。旅を続けるたび、新しい光景が立ち現れます。SF初心者の方にもおすすめ。“合理的”な未来の固形食品「棒食」など、ガジェットも楽しい。(20代男性)

物語の冒頭から「クチチュ」と呼ばれるこめかみにある小さな穴から甘酸っぱい臭いの分泌物を出す人々が登場し、その独特で奇妙な設定と世界観に一気に引き込まれてしまいます。少年が目的を果たすために旅をする冒険小説なのですが、旅の道中に出会う人々や立ち寄る場所、起こる出来事など、どれもが予測できないものばかりで終始圧倒されます。(20代女性)

 

 

12位タイ.村上龍「最後の家族」(2票)

村上龍「最後の家族」がおすすめの理由

引きこもりの青年と、その家族の物語。 生きることの根本的な問題を取り上げています。 救うことと救われること、依存と自立。 家族の関係を新しい視点で淡々と書いている。 結末も爽やかで、万人にオススメできる作品だと思います。(30代女性)

引きこもった21歳の青年、ライトな援助交際をする女子高生、プチ不倫の母親、リストラされる父親。そんな家族が救われる話です。それぞれが幸せならば、家族の形など取るに足らないものではないか、それが愛情ではないかと考えさせられました。(30代女性)

 

 

9位タイ.村上龍「愛と幻想のファシズム」(3票)

村上龍「愛と幻想のファシズム」がおすすめの理由

同じく村上龍さんの『コインロッカーベイビーズ』の続編のような作品で、やはり二人の主人公と女性という構成です。日本を舞台にした、政治結社とカリスマを巡る物語です。こちらもやはり、「若い頃の」村上龍さんの作品という感じです。迫力があります。(40代女性)

初めて読んだのは20年ほど前、大学生の時です。昨年ふと思い出して読み返したところ、小説で描かれている社会状況に現在の日本との類似点が非常に多く驚きました。 最初に読んだ時は主人公の「誰かの奴隷として生きるなんて正気じゃない」という信念に惹かれました。20年分の年を取った今もそれは変わりませんが、その間に経験した社会人としての生き方と照らし合わせると、いかに妥協の連続で生きてきたのかということを痛感させられます。 もちろん主人公のような度胸や行動力はなく、実行に移したとしてもただの過激派に落ちぶれるのが関の山ではありますが、このくらいの気概がないとただ状況に流されていくていくだけ、死ぬ瞬間に「満足できる一生ではなかった」と後悔するだけになってしまいそうな危機感に襲われます。 特別刺激的な人生を送っているわけではないけれど、「昨日も今日も明日も同じことの繰り返し」と感じた時、私はこの本を手に取ります。だらだらと自分の人生を浪費しないために。(40代女性)

20代の頃、「幻想」と「ファシズム」というタイトルに引かれて読んだ作品である。独裁やカリスマなど遠い世界の昔話と思いながらも、特定の人や思想を妄信できる事には羨ましさも感じた。約30年ぶりに読み返してみて、メディアの利用やテロリズム、独裁者による暴力的な軍事国家など、今ではすぐ近くに存在する時代になっている事に改めて恐ろしさを感じる。しかしそれがわかった上でも惹かれてしまう、カリスマ鈴原冬二が主人公の物語である。(50代女性)

 

 

9位タイ.村上龍「希望の国のエクソダス」(3票)

村上龍「希望の国のエクソダス」がおすすめの理由

無意識のうちに、社会が良しとする模範的な人生や為人に自分がどれだけ近いか、はたまたどれだけ離れているかばかり考えている自分がとてもつまらないと考えさせられた。 主人公のポンちゃんがとても羨ましく、すごいと思った。 何度も読み返している一冊。(30代女性)

「この国には何でもあるが、希望だけがない」とする主張には絶望しか感じません。その絶望は、例えばいじめを苦にした学生の自殺だったり、科学技術は進歩してもそれに乗り切れない人々も多かったりなど、現代社会にも充分通じるものがありました。だからこそ一方で、作中の子供達が、独自に通貨を発行したり、新しい都市に集団で移住するなどといった流れは、こっけいな夢物語なのか、それとも現代日本の縮図なのか深入りできる興味が沸いてきました。(30代男性)

舞台は2002年の日本。2001年に日本を捨ててパキスタンに行った少年の報道を背景に、多くの中学生が学校捨て、ほとんど授業が成立しなくなった中で、ネットビジネスを立ち上げ、やがてはそれが日本や世界を動かしていくという近未来の話。どこかリアルで理想の社会とはなんだろうと考えさせられる。(30代女性)

 

 

9位タイ.村上龍「空港にて」(3票)

村上龍「空港にて」がおすすめの理由

空港は様々な人間模様が見える。 日常の何気ない一瞬を音や映像で切り取る人たちがいる。 そして文章で切り取る小説家がいる。 人々は皆、立ち止まり観察する。 そして思考する。 無意識なその瞬間、人間の頭の中を文字に起こすととても面白いと思った。(30代女性)

駅、コンビニ、公園など、日常にある風景の中で、いろいろな人が感じることを短編にしています。本のいいところは、自分とは違う境遇の人の気持ちを知ることが出来るということです。特に村上龍さんの作品には、風俗嬢などが登場したりするのですが、風俗嬢なんて自分の普段の生活では全然会うことができません。でも、なんとなく気持ちが分かったり、同じような孤独を抱えていたりと、その風景の中にある人間模様がワンシーンのように浮かんでは消え、また次の話で浮かんでは消える不思議な文章力です。村上龍さんの本が初めての人も是非読んで欲しいです。(40代女性)

短編集です。村上龍にはめずらしくグロテスクな表現のない比較的すっきりした話です。 各短編のストーリーはどこにでもある場所を舞台に「旅立ち」をテーマにしていて、 どことなく希望を感じられる余韻を残す終わり方をします。 女性が主人公の話が多いのも珍しいですね。個人的には表題の「空港にて」が良かったです。(40代男性)

 

 

7位タイ.村上龍「13歳のハローワーク」(5票)

村上龍「13歳のハローワーク」がおすすめの理由

子どもの頃、ベストセラーになっていたので読みました。それまで知らなかった様々な仕事が書かれてあり、好奇心を掻き立ててくれる本でした。大人になったらどんな仕事に就きたいのか考えさせられます。子供から大人まで、発見することを楽しみながら読むことができる内容です。(20代女性)

分かりやすくて読みやすい本だから。 筆者が伝えたい事が何なのかが分かる。 この本を読んだ時、あまり本を読むのに興味がなかったがこの本を読んだ事で本が好きになったから。 初めて、本を読む方にはぜひ勧めたいと思うから。(20代男性)

当時、中学校の成績が悪い姪が進路で悩んでいたので的確なアドヴァイスの根拠となる資料として購入した。小学校低学年にも読みやすい大きな文字で色々な職業を紹介してある。ここまでなら誰でも考えそうな「お仕事紹介本」だが、この本はその職業を目指すなら「どんな事を勉強すべきか」「どんな進路を目指すか」等が分かり易く紹介されている。私は姪に「この本に参考になる事が書いてあるよ」と例を示して説明し、手渡した。勉強ができない姪は、彼女なりにその本を読み、考え、美容(メイク)に興味がある事を自覚して、その道に進んだ。私も小学生の時にこんな本に出会っていたなら未来が違っていたかも知れないと、今の子供達が羨ましく思うほどの内容の本だと思った。(50代男性)

すごい小説がたくさんあるけれど、あるからこそ選ぶならこれです。あの村上龍さんが書いてるからこそ読みやすく広がるような夢がありつつ現実っぽさもあります。発売当時10代だったので好きなものから繋がるものがこんなにあるのかと驚きました。誰もが10代の時に読んでほしい一冊です。(20代女性)

一般的な職種から傭兵などの少しアウトサイダーなものまで数多くの仕事を作者が解説している。読者に対して真摯に向きあっていると思う。実は、私が初めて読んだ村上龍の書物である。仕事という打ち込めることを見つけてほしいという作者の心情がうかがえる。(20代女性)

 

 

7位タイ.村上龍「イン ザ・ミソスープ」(5票)

村上龍「イン ザ・ミソスープ」がおすすめの理由

「あ、この人(村上龍さん)、変態だ…」というのが、はじめて読み終えた感想です。 村上龍さんを知らなかった私が、この本と出会ったきっかけは、解説が河合隼雄さんだったからです。大学で心理学を学ぼうと受験勉強をしていた時に、偶然河合隼雄さんが解説を書いている怪しい小説を見つけました。よくわからず、真面目な本だと思って購入し、読み進めることにしました。 が、読み始めると村上龍さんによる独特の描写による違和感と気持ち悪さに、泣きそうになりました。やがて、それは当時の自分では経験したことのない異世界であり、リアルなのだと結論付けました。 一見、リアルとはかけ離れたような世界観の中に見出せるリアル、それに気づくことができたからこそ、私は心理学を志すのをやめ、社会学を学ぼうと考えなおすことになりました。今、あたりまえのように生活しているリアルに違和感がある人こそ、この作品のリアルに出会ってほしいと思います。(30代男性)

殺人鬼である旅行者フランクと、性風俗ガイドの主人公ケンジの、夜の新宿歌舞伎町を舞台にした話。 すさまじくグロテスクで不快な表現のオンパレードなのですが、異様な迫力で読む進める手を止めることができませんでした。 今読み返してみると、バブル期の日本の終末感がよく描かれていると思います。(40代男性)

まずタイトルが興味をそそります。そして、他の作品と同じく描写がリアルでとても引き込まれると思います。怖いけれど、もっともっと読みたいと感じさせる内容。ここ数年流行りの日本人論的な内容にもなっていると思います。(30代女性)

20歳の青年ケンジがアメリカ人のフランク三日間を共に過ごした話。 日本という空間にフランクという異質な存在が投げ込むことで、日本の構造を露わにしている。 日本人はぬるま湯につかっている。 だがぬるま湯としてのミソスープ的な良さもあることも描かれている。(30代女性)

10代の頃に色々な本を読みあさっていましたが、 ものすごく、インパクトのある内容でした。 大量殺戮のシーンはトラウマ級で、作者の人格を疑ったほどですが、 不思議と引きこまれ、読破しました。 こういう人間はきっとどこかに潜んでいるんだろうな、とリアリティを感じさせる作品でした(30代女性)

 

 

5位タイ.村上龍「55歳からのハローライフ」(6票)

村上龍「55歳からのハローライフ」がおすすめの理由

『55歳からのハローライフ』の中の『空を飛ぶ夢をもう一度』。「人は案外簡単にホームレスに転落する」から始まる短編小説です。54歳で長年勤めていた出版社をリストラされた後、ホームレスになった中学校の同級生と再会します。同級生の死に際に接することで、今の自分の幸せに気づく話です。中高年には身につまされる内容ですが、最後に爽やかな感動を覚えます。(50代女性)

55歳、数十年後を想像しながら読んだ。 これがリアルなのかなと。 もしそうならかなり苦しそう。 その原因は経済的なことだったり、夫婦の問題だったり。 でも、作者が登場人物に寄り添っているからか、それでも生きていくという強さや潔さを感じられて、読了後は爽やかだ。(30代女性)

会社を退職し第二の人生を考え始める55歳くらいの人物を主人公にした短編小説です。 それぞれ、再就職や貧困など悩みを抱えています。 55歳なんてもう世の中を達観した大人だと思っていましたが、まだまだ悩みながら生きているのだなと思いました。 自分が55歳の時、どうなっているだろうと考えさせられました。(20代女性)

人生において「厳しい状況に直面しないようにする方法」はないと思い知らされるようなエピソードが並びます。一見すると絶望やあきらめに襲われますが、本著の趣旨はそうではありません。人間は生きていればどうしても何らかの厳しい状況に直面するので、その度に打破するため頑張るしかない、という示唆がありました。前向きにならなくてはと思わされます。(30代男性)

就職したばかりで定年間際のことなんて毛頭念頭になかった私。定年間際で定年してからどんな生活を送ろうか親戚と話し始めた父。そんな時にこの本を手に取りました。人は何のために働くのか。日本人は世界的にみてよく働くと言われるけれど、ではその先は…?そんなことを考えさせられる一冊でした。(20代女性)

30代。働き盛りの私は、55歳になったらのんびりしたいと思っている。田舎で畑でもやってみたい。しかし、現実は厳しくて、55歳になってからも働くことになるのだろう。経済状況は人によって違うので、受け止め方も人それぞれ。この年齢になったらまた読みたい。(30代男性)

 

 

5位タイ.村上龍「半島を出よ」(6票)

村上龍「半島を出よ」がおすすめの理由

たった9人の北朝鮮コマンドが福岡ドームを占拠し、数時間後には約500名の特殊部隊の侵入を許す近未来の日本を舞台とした小説。コマンド侵入の描写は近未来と言わず今日この時に起きても不思議がないくらいリアル。最近のミサイル発射等で自衛隊の対応力を云々する記事をよく目にするが、正規戦では勝ち目があっても対コマンド、対テロになったらホントのところどうなんだろう?と思わずにはいられなくなりました。(40代男性)

北朝鮮による九州占領がテーマになっています。 占領軍による拷問が非常にリアルです。拷問シーンそのものは確かなかったと思うのですが、金持ちが占領軍をなめ、ヘラヘラと笑いながら拷問にかけられ、有り金残らず巻きあげられる、という展開がリアルなのです。 平和ボケした日本人に危機意識をいだかせた、という点で、すぐれた予言の書といってよいのではないでしょうか、(60代男性)

緊迫感がある展開がいい。リアリティのある近未来の日本についての描写や、若者の鬱屈が描かれていて深みがある。某国のコマンドが攻めてくるという小説は多いが、先方の兵士たちの視点を織り込み、支配を確立するという状況を描いたものは類を見ない。後手に回る日本政府、事態に順応していく住民たちなど描写が巧みです。(20代男性)

北朝鮮の工作員が九州に上陸し、九州が日本から独立させられてしまうというフィクションだが、ディテールがリアルで起こり得ると感じてしまう。占領された後で、民衆が支配者に迎合したりと群集心理も描かれる。ストーリー展開が早くアクション映画のようにすらすら読み進められる。(30代男性)

最近アジアとの関係性が不安だったり、すぐ隣の北朝鮮からミサイルが飛んできそうだったり、そういった不安を感じながら読むとものすごいリアリティをともなう本でした。今自分が置かれている環境に、このままでいいのかと問う大切さを感じます。(20代女性)

日本の九州に北朝鮮が攻め込んでくる話なのですが、とてもリアリティがあり、なんか小説をよんでいるのだけれど本当に北朝鮮の軍隊が日本に攻め込んでくような気がして、怖いぐらいになりました。こんな事ありえないと思いつつ、もし自分の住んでる街に攻めてきたらどうしようと心配になったくらいです。本当に引き込まれる一冊です。(40代男性)

 

 

4位.村上龍「五分後の世界」(7票)

村上龍「五分後の世界」がおすすめの理由

訳も分からず違う世界に入ってしまった主人公が変化していく様はとても面白いです。何もかもが違う別世界は戦闘をしなければ生きていけない場所であり、そのルールに沿って仕方なく参戦していた人が徐々に誇りを持って積極的になっていく。とにかく面白く、読み始めると時間を忘れてのめり込んだ小説です。(40代男性)

主人公が迷い込んだパラレルワールドは、第二次世界大戦で降伏せず、ゲリラ戦で抵抗を続ける日本である。 主人公が理不尽さを徐々に消化し自分の世界として生きていく覚悟を決めた場面はなぜか気持ちがすっきりした。 現実の日本への批判も含み、緻密なたとえで表現されたSF。(30代女性)

単純に面白い作品です。あまりの面白さにあっという間に読み終えてしまう事でしょう。内容はSFです。もし日本が太平洋戦争を続けていたら、といらうIFを描いた作品です。世界情勢がなんとなくきな臭い今こそ読むべき小説です。(30代男性)

1945年、敗戦後の日本を描いている。そして、五分後ということからも分かるように、パラレルワールドそのままの戦争ファンタジーだ。生きることの素晴らしさを、痛快に書いている。少しリアルすぎて読むのがためらわれるほどだった。(30代男性)

村上龍の「五分後の世界」は、第二次世界大戦後から現代に至るまでの世界が現実とは異なるパラレルワールドを描いているSF的作品でありながら、本当にありえたかもしれない別世界の日本をリアルに描いています。主人公が迷い込んだ五分後の世界というパラレルワールドは平和ボケした今の日本とは真逆と言っていい過酷な世界で、その中で主人公がどのように生きていくのかが詳細に書かれていてハラハラしながら読むことができると思います。映画化されても面白いのにと思うような作品です。(30代男性)

村上龍の小説では最も好きなのが五分後の世界です。日本人であるという強烈なプライドと圧倒的な戦闘力でゲリラ戦を話は、読んでいてアツくなります。ただ描写が凄すぎて気持ち悪くなりながら、なんとか読み終えた記憶があります。(40代男性)

著者が処女作の頃から一つのモチーフとしてきた、戦争の暴力のリアルさや、その暴力が人をどう変質させるかという点の説得力がある。それは著者の尊敬する中上健次が、粗暴な男たちの暴力を描かざるをえなかったように、書かれるべき内的な必然性を感じ取ることができる。(30代女性)

 

 

3位.村上龍「69 sixty nine」(10票)

村上龍「69 sixty nine」がおすすめの理由

作者自身の学生時代の物語で、村上龍さんの作品としてはめずらしいユーモアのある青春小説です。 思春期の少年を生き生きと描いていて、69年当時を知らない人も何かノスタルジーを感じさせる小説です。 たくさんの音楽にもあふれていて、読んでいると音楽が聞こえてきそうでした。(40代女性)

これほど爽快感に溢れている青春小説は類を見ないのではないでしょうか。高校生にとって本当に大切なこと、そういうことが読み取れる作品になっていると感じました。ぜひ高校生が読むべき作品だと思います。もちろん大人の方が読まれても大変興味深い内容です。(20代男性)

青春小説ですね。舞台は1960年代の長崎です。世界中でラブアンドピースの風が吹きまくる最中、もがきつつ若さを謳歌する青年たちの物語です。恋あり、友情ありのお話。特に十代後半の感受性豊かな世代が読むべき小説だと思います。(30代男性)

あまりにも馬鹿馬鹿しくて笑い転げた。村上龍作品の中でも1、2位を争うくらい笑える小説だと思う。楽しい小説だ。主人公は間違いなく村上龍の高校生時代だろう。ほとんど実際にあったことを小説にしていると思われる。限りなく透明に近いブルーと並んで村上龍のマニアにはたまらない作品と言えるだろう。(20代女性)

村上龍の高校生時代を書いた自伝的作品です。タイトルの1969は西暦を表しています。長崎を舞台に高校生だった村上龍の仲間達との青春時代がいきいきと綴られています。当時の社会現象ともいえる学生運動に感化され、仲間達とともに計画実行されたある事件。ノスタルジーを感じられる一冊です。(40代女性)

学生時代に初めて読んだ村上作品。ほかの作品と比べ突き抜けたユーモアがあり、単純に笑いながらサクサクと読み進められます。しかしその原点には大人たちに対する「怒り」「苛立ち」があり、著者の書き続ける一貫したテーマが作品全体にまんべんなく塗り込まれています。「アメリカン・グラフィティ」的な、抒情的な後日談も切なくていいですね。(40代男性)

もっと若い頃、できれば学生の頃にこの小説が読めていたら、さらに好きになっていただろうなあと思える小説です。小説の舞台は、自分が子供の頃で記憶にもない譜代ですが、それでもリアルに迫ってきます。声を出して笑ってしまうほどおかしいのですが、その一方で切なさもいっぱい詰まっています。自分はこんな明るい青春時代を過ごせていないので、羨ましさもあるのかもしれませんね。今でも落ち込んだ時、たまにパラパラとめくってとばし読みします。それほどこの世界観が好きです。(50代女性)

1969年、少年少女たちは権力に抗っていた。 これだけ無邪気に、何に対してもまっすぐで怖いもの知らずに向かっていける主人公たちに羨望の眼差しを向けるとともに、こんな素晴らしい時代を味わえなかったという現実味がクロスし、なんとも言えない読了感になります。(30代女性)

田舎にいながら、未知の文化に思いを馳せる高校生・ケン。話すことは、知ったかぶり・はったり・口からでまかせ。その行動原理は「とにかくもてたい」。惨めで無様なところまで含めて、全力で十代を謳歌しようとする姿がとにかく目映い。一級の青春小説です。(40代男性)

『69 sixty nine』がなぜ面白いか?その最大の理由は、この小説が強面でミステリアスな村上龍の自伝的青春小説だからだと思う。村上龍ファンにとって彼がこんな青春を送っていたんだと思うだけでワクワクする。1969年という安保闘争の時代的背景と、そんなものに実は全く感心などなく、ただただ同級生のマドンナ的存在、松井和子に近づきたくてそれらを利用する主人公。切ない切ない青春の輝きがそこにはある。(30代男性)

 

 

2位.村上龍「コインロッカーベイビーズ」(12票)

村上龍「コインロッカーベイビーズ」がおすすめの理由

コインロッカーに乳児が捨てられていた。その子どもはキクとハシと名付けられた。 ちいさな島で育った孤児のキクとハシが成長してそれぞれの母親を探すこの物語は、子どもに必要なものとは、そして子ども自身が欲しがっているものとはということを強く考えさせられる小説で、細かく区切られる村上龍独特の文体と疾走感が読後体の中に残り何度でも繰り返し読みたくなる小説です。若い世代にもぜひ読んでもらいたい作品のひとつ。(50代女性)

コインロッカーに捨てられた二人の少年が、もがきながら自分の存在意義を見出す物語、 一度は捨てられ、必要ないと言われた子供も、「ここにいる」と叫ぶ権利はあるし、 そうすることで、必要としてくれる人の存在にも気が付くことができます。(40代女性)

村上龍の代名詞といえば、限りなく透明に近いブルー、これに著者らしさは凝縮されていますが、誰かに薦めるという前提ならばコインロッカーベイビーズです。こちらのほうが、まだ救われる感があると思いますので。どちらも暗く頽廃的な雰囲気で私は好きですが、ストーリー性を求める人にはこちらを薦めます。小説のもつムーディーなパワーだけを楽しむ人ならば、限りなく透明に近いブルーもお薦めなんですが。(40代女性)

文体は村上龍らしいねちっこさ・いやらしさに溢れ、思い浮かぶ街は汚く人物は不愉快なのに、色鮮やかで力強い青春小説。2人の少年と1人の少女の反逆の物語、スピード感があり、ぐいぐい読めます。ヴァイオレンスな映画がお好きな方だったらツボにはまること請け合い。かっこいい。(20代女性)

施設で双子のように育てられたキクとハシ。二人には共通の秘密があって、実は相次いでコインロッカーから見つかった子どもでした。双子として養父養母の元で育ち、東京へ出て来ます。そこで不思議な少女に出会い、それぞれの運命の歯車が回り始めます。トンネルの中のようなジメジメとした鬱屈した空気から、ある時雰囲気の一変する小説です。村上龍さんの若い頃の作品、今はもうこんな作品には出会えないと思います。(40代女性)

捨て子の生き様。 重いテーマだけど、疾走感がある。 過去とどう向き合って、どう処理していくかについて、同時に捨てられた二人の別々の生き方を通じ、描き出されています。 中高生くらいの時期に頑張って読んでおくべき作品かなと思いました。(30代女性)

コインロッカーに赤ちゃんが捨てられるのが問題になった一昔前を舞台に描かれた小説であるにもかかわらず、まるで近未来の話を読んでいるかのような不思議な世界を感じました。 主人公のキクとハシ、ヒロインのアネモネのキャラクターが素敵でいつかぜひ映像化してほしい作品です。(40代女性)

同じような出生の二人が、繋がりつつも全く別々の人生を歩んだ物語。かなり数奇で表社会ではありえないような内容だが、村上龍が書くと説得力のある小説になる。ハッピ^エンドとかバッドエンドとかそんな事が気にならないほどのめり込んでしまう、感情が揺さぶられてしまう作品である。(40代男性)

登場する人物が魅力的です。コインロッカーに捨てられていた子供たちが大きくなり、様々な方向へ生き方を見つけて行きます。 自分はなんて幸せなんだろうと思い知らされる作品です。私は登場人物のなかでも、特に、アネモネという女性が好きで、映像化になるとこんな感じだろうかと絵に描いていました。 屈折しながらもがきながら生きていくコインロッカーに捨てられていた子供たちが愛しくてたまらなくなります。(50代女性)

村上龍を語る上で外せない作品でしょう。中盤、終盤、と物語が進むにあたってどんどん熱くなっていく自分がいました。一文一文からこれほどまでに力強さを感じさせる作品は本作品以外に見当たりません。ある意味では本作品も青春小説と呼んでもいいと思います。(20代男性)

高校生の頃に読んで衝撃を受けました。大人になった今でも忘れられない、反骨精神とエネルギーの塊のような作品です。同じコインロッカーから発見された赤ん坊のキクとハシの異なる歩みと変貌にのめり込むこと間違いなしです。(30代女性)

2つとも村上龍のどちらかというと初期の作品ですが、まだ今ほど洗練されていない荒々しい筆致で描かれた主人公たちの負のパワーにどんどん引き込まれていく。破滅に向かって全速力で駆け抜けていく主人公たちの美しさが素晴らしい。愛と幻想のファシズムは、今振り返るとオウム真理教を思わせる部分もあり、あらためて作者の先見の明に感心する。(40代男性)

 

 

1位.村上龍「限りなく透明に近いブルー」(15票)

村上龍「限りなく透明に近いブルー」がおすすめの理由

芥川賞受賞作品!!村上龍のはじまりはここにある!と言っても過言ではありません。 性的な描写が多いので、好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。しかし、もちろんそれだけではありません。 とにかく村上龍の表現力、詞的センスの素晴らしさに圧巻させられます。 何度も読み返したくなる名作だと思います。(40代女性)

ドラッグや暴力におぼれた若者の話なのに、 詩的な文章のせいか美しい世界が描かれている ような気がしてきます。 悩んで迷って、自分を見いだせない主人公に怒りを感じることもあれば、 哀れをもよおすこともありました。(40代女性)

ドロドロの世界を見ていくうちにいつの間にか目が、心が濁ってしまう。 世界が今まで通りに見えなくなってしまう悲しみ、しかし同時に本当に綺麗なものが見えてくる。 メッセージは思いのほかシンプルだったが読者に直接訴えかける迫力が文章にはあった。(30代女性)

村上龍さんって今の人は、カンブリア宮殿での知的で穏やかなおじさまのイメージなんでしょうね。でも私にとっては、村上龍といえば限りなく透明に近いブルーのイメージのままなんです。もう40年前の小説とは思えない迫力です。私が初めて読んだのももう30年近く前になりますが、あのときの衝撃は忘れられません。何も知らない田舎の小娘でしたが、酒とドラッグに溺れてただなんとなく生きているという空気感は伝わり、刺激的でした。(40代女性)

近くに米軍基地がある街を舞台に書いた小説。読んでいてノンフィクションかフィクションか微妙だが、主人公(話し手)がリュウと言う名称であることから、実体験を元に話を広げて書いた作品だと想像できる。一般人には非常識に見える日常が読み手には新鮮であるが、少々描写がドギツイ感じがする。初めて読んだのは高校生の頃だが、偏った官能小説に感じなくもなかった。人生観が変わるとまでは言わないが、一石、いや二~三石を投じる小説である。(40代男性)

二十三歳という若さで芥川賞を受賞した本作品は、賛否両論はあると思いますが、世間に与えた衝撃は多大なるものだったと思います。衝撃という観点からからすると数ある村上龍の作品の中でも本作品がズバ抜けているのではないでしょうか。(20代男性)

麻薬やセックス、暴力シーンなどが描かれているにもかかわらず通俗的ではなく、若者の刹那的な感情を見せつけられ自然に受け入れざるをえません。その筆力には感嘆させられるものがあり、まさにタイトルの通りだと感じさせられます。リリーの手紙という、あとがきもまた良いのです。村上龍の中で一番まともで真面目な作品だと思います。(20代女性)

酔っ払って、この先もうどうでもいいやと自暴自棄になると無性に読みたくなる本です。 色々なしがらみのある今ではドラッグ、アルコール、セックス、暴力、本の中でしか体験できない青春がこの本には詰められています。(30代男性)

作者が体験したのであろうギリギリというかほぼアウトな世界を描いているのが面白いと思ったからです。 さらにこの作品はまだ作家としては未熟さが残っている感じを受けますが、そこがまた親近感を覚えるので私は好きです。(20代女性)

ドラッグや乱交パーティーなど、日常とはかけ離れたような物事が常習化する場所が舞台になっています。そんな「異世界」のような場所だからこそ余計に、人々の持つ孤独が浮き彫りになっているように感じます。そこに描かれる孤独は我々一般人とも共通する部分があり、妙な親近感を覚えるところがこの小説の魅力であり、おすすめする理由です。道徳や倫理とかけ離れた登場人物に見えますが、その中にもどこか純粋で綺麗なものが光る、まさにタイトル通りの小説だと思います。(20代女性)

経験することのない荒廃した世界を、中学生の時にはじめて目にした時、鳥肌がたちました。自分と歳もそう変わらない若者達が生きている世界はあまりにも暗く、しかし表題とおり、限りなく透明なのです。心をどっぷり小説につけたい時にオススメです。(20代女性)

非常にエロティックな内容の小説です。新しい乱交プレイを探してる方にもおすすめです。作者が実際に体験したことだと私個人としては思います。内容が内容なので見る人は選ぶと思いますが、作者の一番最初に出版された小説でもあるので見応えはあると思います。(20代女性)

初めて読んだ村上龍の作品です。衝撃をうけました。 セックス、ドラッグ、暴力、乱交に明け暮れる若者達を描いていますが 登場人物全員とんでもなく悪い人達ばかりで共感できるキャラクターなんか一人も出てきません。 しかも生理的に不快、不愉快になる表現のオンパレードなのですが、なぜか読後は美しい詩を読んだ気分にさせられます。(40代男性)

内容はかなり過激ですが、よく言われるように読後何故か清々しくなります。何度も読んでいて、以前はミュージックビデオのような描写と思っていましたが、最近になってこの小説そのものが音楽だと思うようになりました。(40代男性)

タイトルの清々しさと内容の暗さのギャップで、まず「へぇ〜」となりました。ハウスでの人々の描写が特に素晴らしいです。それこそ限りなく心を暗く重たくさせるもので、こんな世界が本当にあるのかもしれない、または本当になるのかもしれないと怖く思いました。(30代女性)

 

 

1票入った村上龍おすすめ作品も紹介

せっかくなので1票入った村上龍さんのおすすめ作品も紹介します。惜しくもランキング入りしませんでしたが、面白い作品ばかりですので、ぜひ読んでみてください。

 

村上龍「KYOKO」

村上龍「KYOKO」がおすすめの理由

とても爽やかな内容の本である。目標はダンサーになることである主人公が、幼い頃にダンスを教えてもらっていた男性に会いに行く話だか、自分のダンスルーツを知るためであったり、今まで考えていた方向性が果たして間違っていなかったのか確認するための旅でもある。キューバという国がとても遠いはずなのに身近に感じることができ、本を読んでいるだけでたくさんの音楽やダンスが浮かぶ素敵な小説なのでとてもオススメです。(30代女性)

 

 

村上龍「イビサ」

村上龍「イビサ」がおすすめの理由

バイオレンスを書かせたら本当にすごい作家さんだと思います。精神を病み、精神病棟に入っていた女性のお話。ある男性と出会ってパリに行き、様々な人たちと出会います。考えや行動がぶっ飛んでいますが、本能のままに生きるひとは美しいと思いました。(30代女性)

 

 

村上龍「オールド・テロリスト」

村上龍「オールド・テロリスト」がおすすめの理由

いい加減なメディアに、ルールを守らない自転車乗りに、その他いろいろなことにお年寄りは怒っている。 それらを罰していくという少々過激なお年寄りと、そのお年寄りに指名された三流週刊誌の記者とのバトル、テロリスト集団の核心に迫っていく。 ちょっと残虐だけど、考えさせられる一冊。(30代女性)

 

 

村上龍「おしゃれと無縁に生きる」

村上龍「おしゃれと無縁に生きる」がおすすめの理由

読むとなんだか楽になります。 作中でただ、読書と書けばいいところ、漫画を含めた読書と表現していて非常に嬉しい気持ちになった。 社会的地位もお金もありあまるほど持っている作者だが、世間一般の「生活」においてもバランス感覚を持っていると感じた。(30代女性)

 

 

村上龍「シールド(盾)」

村上龍「シールド(盾)」がおすすめの理由

この本の中に登場する「盾」とは、自分の身を守る方法のことです。ひらがな表記が多く、子供向けのような文体のストーリーと登場人物たちの行動を通じて、自分にとっての盾とは何なのか、どうすれば盾を手に入れられるかなど考えることができました。身を守る手段を持っていないと社会で生活するうちに自分の「心」はどんどん疲弊してゆき、豊かな感情がなくなっていくという警告は、焦りを覚えるような問題提起だったと思います。ただ、結局「身を守る盾」とは「自分でお金を稼ぐ手段である」という結論に至っているところは一般論かもしれませんので、安易な結論を得ようとしない姿勢で読むと良いでしょう。(30代男性)

 

 

村上龍「ストレンジ・デイズ」

村上龍「ストレンジ・デイズ」がおすすめの理由

著者は才能について危機感に支えられた意思とであると定義していた。 自ら扱えるものであるはずの意思。 そして飢える状況に身を置くことによって発生する危機感。 それらがかけ合わさったものを才能とするあたりが村上さんを好きな理由なんだと改めて思った作品。(30代女性)

 

 

村上龍「タナトス」

村上龍「タナトス」がおすすめの理由

ストーリーはキューバが舞台で、村上龍さんの 持ち前の文章なので、とても色彩感があり、冒頭から最後までキューバの空と情景が焼きつくように印象的です。 村上龍さんの自閉的な部分を掘り下げに掘り下げた名作。 才能を感じられます。(30代女性)

 

 

村上龍「テニスボーイの憂鬱」

村上龍「テニスボーイの憂鬱」がおすすめの理由

村上龍が小説家として、もっとも脂ぎっていた頃の作品だと思います。 小説の時代背景はバブルのころで、お金と暇を持て余した妻子ある男が、女の子を口説いて遊び回るという内容です。 お金と欲望とエネルギーに満ちたあの狂乱の時代を知っている日本人であれば、更に楽しむことができるでしょう。 最近では経済関連の番組で真面目な印象の村上氏ですが、それとは違った魅力を伺い知ることができます。(40代男性)

 

 

村上龍「ヒュウガ・ウイルス」

村上龍「ヒュウガ・ウイルス」がおすすめの理由

五分後の世界では、日本人の誇りが強調されていた。続編の今作では、日本人の覚悟を問われている。この作品内の日本人はウイルスに感染しても生き残るだろう。しかし、現代社会の日本人は生き残れるだけの覚悟があるかを強く問いかける作品。(30代女性)

 

 

村上龍「ライン」

村上龍「ライン」がおすすめの理由

村上龍ならではのどきつさ、生々しい感じがどこまで受け入れられるかというところ。まだLINEなどなかった時代の小説ですが、人との繋がりをラインと題したところが、著者の先読みの鋭さを出しているのだろうと今になって感じる。(30代女性)

 

 

村上龍「案外、買い物好き」

村上龍「案外、買い物好き」がおすすめの理由

イメージ先行で強面、近づきがたい印象の村上龍作品を読み始めるきっかけになったエッセイ集です。自分もよく訪れたヨーロッパの各都市が舞台でイメージが湧きやすく、案外お茶目な筆者の一面に好感を持ち、興味を持って小説作品を手に取り始めました。(40代男性)

 

 

村上龍「音楽の海岸」

村上龍「音楽の海岸」がおすすめの理由

本を読むたびに村上龍らしい言い回しの言葉がたくさんちりばめられていて、その世界に引き込まれる1冊だと思います。特に印象深く感じるのは言葉の端々に女性への尊敬の念が隠されていることや抽象的な音の世界が浮かぶことです。(40代女性)

 

 

村上龍「海の向こうで戦争が始まる」

村上龍「海の向こうで戦争が始まる」がおすすめの理由

日が昇っておちるまでの海辺から見渡せる、向こうの町の祭りと戦争。場面と主人公がくるくると移り変わっていく不思議な構成でした。読み手はみな登場人物のフィルターを通して自意識の迷宮に入り込み、自己の解放を目論んでいるんだろう。(30代女性)

 

 

村上龍「昭和歌謡大全集」

村上龍「昭和歌謡大全集」がおすすめの理由

69と同じくらい笑える内容だ。私にとっては村上龍作品の中で一番のお気に入りだ。テーマは打ち込むことの大切さ。冴えない青年とおばさんの対立は滑稽だがどこか物悲しい。ちなみに、昭和歌謡大全集とあるとおり昭和の歌謡曲何個か出てきます。(20代女性)

 

 

村上龍「心はあなたのもとに」

村上龍「心はあなたのもとに」がおすすめの理由

ボリュームもあり、展開も地味だが、最後まで読んでよかった。分かりきっているラストだったのに、物凄い喪失感におそわれてやりきれない気持ちになった。自分の心の中に起こる小さな変化をひとつひとつ冷静に分析する描写は見事だった。(30代女性)

 

 

村上龍「新・13歳のハローワーク」

村上龍「新・13歳のハローワーク」がおすすめの理由

私が小学生の時に村上龍さんの「13歳のハローワーク」が話題になったのを覚えています。図書館に置いてあって、みんなで群がるようにして読んだものでした。 「新 13歳のハローワーク」は、その改定・新版になります。学校の図書館や教室に置いておくなどすれば、子どもたちが進路について考えるきっかけになる本だと思います。(20代女性)

 

 

村上龍「走れ、タカハシ」

村上龍「走れ、タカハシ」がおすすめの理由

元広島カープの高橋慶彦選手を見ながらの一般の人々のお話。 知らないうちに市井の人々の人生に関わっている高橋選手がかっこいい。 とても読みやすくて、ユーモアに富んでいて面白いです。 村上龍の球種の多さに驚かされました。(30代女性)

 

 

村上龍「村上龍映画小説集」

村上龍「村上龍映画小説集」がおすすめの理由

麻薬、セックス、音楽に明け暮れた村上龍の半自伝的な短編集です。 すごく面白かったです。全編映画がテーマになってますが、映画を知らなくても楽しめますね。 村上龍の作品は激しいSEX描写が多く、この短編集もそうなのですが不思議と読後は爽やかな気分になります。(40代男性)

 

 

村上龍「日本の伝統行事」

村上龍「日本の伝統行事」がおすすめの理由

かつては日本のどこででも見られた伝統的な行事を、美しいイラストと写真、そして村上龍のエッセイによって紹介する美しい本。英語の対訳もついており、海外の人も意識した文章になっている。形を変えつつある日本文化を再度知ることができて、読んでよかったと思える作品。(30代女性)

 

 

村上龍「白鳥」

村上龍「白鳥」がおすすめの理由

村上龍さんの作品は短編小説と長編小説とで全然雰囲気が違う。私は短編の方が好きなのだ。白鳥は絶望と再生がテーマで読後の後味が非常に良く静かな勇気が湧いてくる。何かにつまずいて出口がないように思えている人にぜひ読んで欲しい。(40代女性)

 

 

村上龍「文体とパスの精度」

村上龍「文体とパスの精度」がおすすめの理由

サッカー選手の中田英寿さんと村上龍さんの対談。村上龍さんの作品の流れの中から考えると、 ちょっと新しい、レアな本だと思います。 2人の会話のやり取りを見ることができ、読むことができる、その言葉のやりとりが 非常に興味深いです。(30代女性)

 

 

村上龍「無趣味のすすめ」

村上龍「無趣味のすすめ」がおすすめの理由

作家として活躍するかたわら『カンブリア宮殿』で多くの成功者と対話を続ける作者ならではの成功者の共通点や、仕事観がシニカルに語られていて面白いです。本業作家のビジネス論は見所たっぷりです。世論と逆行するような独特の視点が痛快です。(20代女性)

 

 

村上龍「料理小説集」

村上龍「料理小説集」がおすすめの理由

このタイトルを見て、まずは「美味しいステーキなどの食事が沢山出てくる」「グルメ巡りの作品」だなと思いますが‥少し違うんです。 この本の中に入っている御馳走は、「料理は美しく、時にはセクシーなものもあり」「珍しい味のある女性」 とこのような少しドロドロしたような食事が多く、男性と女性の人生模様を描いたストーリーです。 (林真理子さんの小説を読んだことがあるような人にはオススメの1冊です。)(30代女性)

 

読書好き100人に聞いた!貴志祐介おすすめ作品ランキング

 

貴志祐介おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に貴志祐介さんのおすすめの作品をお聞きしランキング形式でまとめました。面白い作品ばかりですので、ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

 

9位タイ.貴志祐介「エンタテインメントの作り方」(2票)

貴志祐介「エンタテインメントの作り方」がおすすめの理由

すごく新鮮な人だなぁと、小説というものを愛しておられるんだなぁという印象を持ちました。小説の書き方について作家が書いた本は世の中にたくさんありますが、本当に惜しげもなく、そこまで聞いちゃってもいいの?というくらい、色々と教えてくださり、とても面白いです。(30代女性)

普通の小説講座ですが、当然貴志祐介独自の考えかたが盛り込まれています。セリフを出だしに使わない、というのがそのひとつ。話している人物が紹介されないうちにセリフがあっても浮いてしまう、というようなことを理由としてあげています。そういう考えもあるのか、と参考になりました。(60代男性)

 

 

9位タイ.貴志祐介「ダークゾーン」(2票)

貴志祐介「ダークゾーン」がおすすめの理由

プロ棋士の主人公がライバル棋士と軍艦島を舞台にした異空間で、異形の化け物の姿となって将棋さながら頭脳戦および肉弾戦のサバイバルを繰り広げ、王(王将)を倒すというゲームを7回行い勝敗を競うサバイバルサイコホラーです。見どころは実際に戦う将棋の駒は主人公の恋人や友人知人が変身した姿であり、その性格や能力が彼らとの関係性を明らかにしていくうちにわかっていくという点です。この空間は何なのか、王とは誰なのか、何故ライバルと戦う必要があるのか、そして勝つとどうなるのか物語が進むにつれその全貌が明らかになり最後は衝撃の結末を迎えます。精神的な前作のクリムゾンの迷宮よりハードな内容になっており読みごたえがありおススメします。(30代男性)

人間将棋の七番勝負。知人を駒として使うことに罪悪感を抱かなくなり、ただただ勝利のためだけに戦い続ける。無事に現実世界に戻れるのか、ハラハラしながら読んだ。異空間で展開される頭脳バトル。アクションものなのだが、とても面白かった。(30代女性)

 

 

9位タイ.貴志祐介「極悪鳥になる夢を見る」(2票)

貴志祐介「極悪鳥になる夢を見る」がおすすめの理由

著者が書きためたエッセイ集。 章ごとにテイストが全く違うので面白い。 さすがホラー作家、目のつけ所が違うなぁと思うものや、日頃感じている軽い文章まで盛りだくさん。 個人的には対談が面白かったです。 やはり作家さんは小さな頃から読書家なんですね。(30代女性)

貴志祐介さんが書き留めたエッセイ集です。さすがはホラー作家、目の付け所が違うなぁと思うものや、日頃感じている軽い文章のものまで盛りだくさん。今までの作品の思い入れや創作話がふんだんで、豪華な一冊になっています。(30代女性)

 

 

8位.貴志祐介「十三番目の人格 ISOLA」(4票)

貴志祐介「十三番目の人格 ISOLA」がおすすめの理由

多重人格の少女の物語です。ミステリーでもあり・・ホラーでもあります。一人の少女の中に十三人の人格が潜んでいます。その人格がなぜ作られていったのか?それぞれの人格に名前が付けられていき、人格ができていく過程を知ると、もっとどんどん怖さが深くなっていきます。(60代女性)

多重人格者の少女の人格と、エンパスという人の強い感情を読み取る能力を持った女性の話。多重人格という自分の日常からは少し離れた話だったが、13人目の人格である「ISORA」の正体は何なのかがわかるまでの謎解きが面白かった。(30代女性)
意味がわかると、なるほど!という気持ちになります。一応ミステリーホラーというジャンルではあるのですが、多重人格や憑依現象などのテーマを扱っていますので、そっちがお好きな方にはおすすめしたいです。私も多重人格とか、ちょっとSF系の話が好きなのでどっぷりとハマってしまいました。(20代女性)

主人公が人の強い感情を読み取ることのできる「エンパス」であるという設定からして、難しいことに挑戦している作品だということが分かります。さらに「多重人格」や「憑依」などの突飛な現象も登場しますが、それでも陳腐にならないのが貴志祐介です。すでに読者の方も、ISOLAを読めば、ますます作者の虜になってしまうと思います。(20代女性)

 

 

7位.貴志祐介「硝子のハンマー」(5票)

貴志祐介「硝子のハンマー」がおすすめの理由

密室殺人事件のミステリーです。なぜ死んだ?なぜ殺された?のか・・トリックがすごくて、さっぱり見当がつかなかった小説です。この仕掛けはだれも謎を解くことはできないのでは?と、思わせる上出来のミステリーです。種明かしされた時の驚きはすごい!(60代女性)

著者の初めてとなる密室を舞台にしたミステリー。セキュリティ関係の情報を駆使して、密室殺人に挑む主人公。専門用語が多く、感情移入ができない人もいるかもしれない。競馬好きな人にお勧めする。キーマンの鍵屋と女弁護士のやりとりが面白い。(30代男性)

密室ものの推理小説です。トリックが奇抜です。このトリックの原理を具現化したおもちゃが存在しますので、読んでいて、非常にわかりやすく、視覚的にイメージしやすいです。以前、嵐の大野主演で、テレビドラマにもなっています。ただし、原作のほうがおもしろいですね。(60代男性)

主人公の設定がおもしろいです。防犯グッズに関する知識の豊富さと、マニアっぷり。防犯のスペシャリトと思わせておいて、実はセキュリティを破るのも得意という、ちょっとダークヒーローに近い感じが好きです。わたしはこの小説を読んで以降、自宅の窓と玄関のドアを全て2重ロックにしました(笑)。あとは、推理編と犯行編に分かれていて、犯人の気持ちや行動、人生にもしっかり触れている所もおもしろかったです。(30代女性)

防犯探偵・榎本シリーズの第一作です。この作品が好評だったため、主人公の榎本を主役にした作品がシリーズ化されました。 セキュリティの張り巡らされたビル内で起こった密室殺人を解明するという内容ですが、トリックがハイテク技術を利用しており 面白いです。(30代男性)

 

 

6位.貴志祐介「天使の囀り」(11票)

貴志祐介「天使の囀り」がおすすめの理由

この本は作家の能力が100%出ている小説と思います。 その才能と内容のグロテスクさに吐き気がした。もちろん褒め言葉です。 緻密に計算された構成・高質な文章・細やかな描写、そして深い知識。その全てを総動員させて読者を恐怖の底へ落とし込む技法。 ありきたりな恐怖ではない、何かを壊されるような眩暈がするような恐怖を感じました。(30代男性)

昼間に読んでいるのに関わらず、気づくと怖くて後ろを振り向いてしまうくらい怖いです。ホラー好きにはオススメ。 終始ドロドロと気味の悪さが続くが、先が気になり読んでしまいました。最後は救いに変わって行く不思議な作品でした。(30代女性)

初めて読んだ貴志祐介作品です。内容はグロテスクですが、ホラー作品が好きな方に特におすすめです。最初に読んだ時はテンポの良さと、特に作者の知識量と資料のリサーチ力に感服しました。知識量が素晴らしいと本を貸してくれた友人と語り合ったのを思い出します。(20代女性)

人間の脳に入りこむ虫をテーマにしたホラー小説です。小説としておもしろいのは確かなのですが、私としては、あちこちのシーンの視覚的なイメージが印象的でした。たとえば、きれい好きの女性がその虫に寄生され汚いどぶに自ら入りこむシーン、とか、寄生されて末期の猿が食われるために猛禽に身をさらすシーン、とかです。ホラーが好きなかたはどうぞ。(60代男性)

貴志祐介さんの作品はこれまでも何作か拝読しているのですが、なかでも「天使の囀り」は群を抜いて背筋が寒くなる小説でした。物語はあるジャーナリストから恋人の女性医師に宛てられたメールの文章で幕を開けます。その文面の健全性にもかかわらず、どこか薄ら寒いような不吉な予感がするのです。ゾッとさせられたい願望のある人は絶対に読むべき一冊です。(20代女性)

他に類を見ないミステリー小説だと思います。アマゾンから日本に帰ってきた人たち、同じ状態になってしまった人たちの行動は本当に不可解で、その不可解さに引き付けられて夢中になります。単純に原因が気になりますし、それぞれが何かコンプレックスを抱えていて、人間的な魅力も描かれています。学術的な記述もありますが、ストーリー自体は難しいものではありません。(20代女性)

主人公の恋人が雑誌の企画で南米を取材しているのですが禁じられた場所に足を踏み入れてしまいます。 そして帰国してからの恋人の様子が明らかにおかしい。このなんだかわからないけれど尋常じゃない恋人がとても怖くて面白いです。 未知のものに対する恐怖、異常さに対する恐怖を呼び起こしてくれる小説です。(30代男性)

天使の囀りの正体を知った時に背筋が凍りました。貴志祐介はホラー作家として黒い家が有名ですが、あちらが人間の怖さを表現しているのに対し、こちらは描写がグロくて、精神的にダメージを受けます。それでも読み進めてしまう面白さがあります。(30代女性)

貴志祐介さんの作品にハマったきっかけです。不可解な死を遂げて行く人々が死ぬ前に「天使の囀り」が聞こえると言う現象から、天使の囀りの真相を解明して行くという内容ですが、終盤に向かって行くに従ってグロテスクで生々しい描写が増えて行きます。有り得ないSFやホラーではなく、実際に起こり得てしまいそうな恐怖を感じます。そのリアルさを演出する文章力と発想力に引き込まれ、他の貴志祐介さんの作品を読むきっかけになりました。ラストは悲しくも美しく、恐怖と感動の両方が絶妙なバランスで保たれた作品だと思います!(20代女性)

ミステリーと思いきやホラーですね。怖いです。お化けは出てきません。人間が怖い、そしてグロい…。いや〜!やめて〜!と思いながらも続きが気になって仕方がない。そんな作品です。完読後、しばらくは世の中、特に自然界のいろんな物が怖かったです。絶対ジャングルには行きたくない‼︎(30代女性)

ヒトに見紛う外見を持つウアカリの生肉を食べることで脳に寄生され、最終的には全身を繭の如くに化してしまうという発想に度肝を抜かれました。熱帯のジャングルでは現在も新種が続々発見されているようです。もしかしたら近い将来、同様の寄生虫による被害がニュースとなるかも知れない。否、既に密かに日本にも上陸していて猛威を振るう日を手ぐすね引いて待っているのかもとすら思わせるほど本作の描写は緻密且つ堅牢です。手に取る都度に最初から最後まで一気呵成に読了してしまう傑作です。(60代女性)

 

 

5位.貴志祐介「悪の教典」(12票)

貴志祐介「悪の教典」がおすすめの理由

普通、人が思い浮かばないようなことを表現しているので、想像力の豊かさを感じることができる。また、残虐さ等の物語の中の表現が普通思い付かないようなものなので新鮮さを感じる。あまりにも現実離れした悪魔を描いた作品というところが面白い。(20代男性)

いわゆるデスゲームモノですが、歯ごたえのある主人公で非常に面白かった。 舞台は高校で設定自体はよくあるパターンかなと思いきや、残酷描写やサイコパス描写も素晴らしく、キャラクターの動きがよく見えました。 久々に新刊で購入しました。(30代男性)

主人公がサイコパスというホラー作家貴志さんならではの作品。ただの殺人者ではなく、自分に合理的にことが進むためには殺人も厭わないという主人公の話。どんな方法で邪魔者を排除していくのか、ハラハラしながらページを読み進めました。(20代女性)

とにかく残酷な描写を観てみたい!エログロ入り混じった爽快な殺人劇を読みたい!という方にオススメの一冊です。今まで信頼しきっていた人間が実は猟奇的な中身をずっと隠していたとしたら……サブキャラ達も個性豊かな人物ばかりで、「あぁ、こういう人いるよね。」と思わず感じてしまうような人物も出てくるのではないでしょうか。自分だったらどのキャラクターの立場だろうか……そんな風に自身を重ね合わせて読んでみると、また一味ちがった恐怖や味わいが出てくるような、そんな作品だと思います。(20代男性)

教師が生徒を殺そうとする話で、気分が悪くなるに決まっている。読むか読まないか悩んで、結局読むことにした。著者は、どんな風に書けば読者が最後まで読みたいと思うかをよく分かっている。最後まで予想ができない、ハラハラさせられた。(30代男性)

主人公は人間の心を持たない悪魔のような男性教師です。その主人公がやりたい放題のことをやります。女子高生をたらしこみ、ひとクラスを全滅させます。それが 爽快なんです。たぶん自分の心の中に、本当は悪いことをやりまくりたい、という願望があって、その願望を小説上で実現してくれるからなのだと思います。(60代男性)

学園物のサイコホラーの小説だとあまり期待しないで読んだのですが、読み進めるうちに主人公のサイコパス加減が半端ないので、麻痺しちゃいます。これでもかというくらい生徒から先生まで殺しまくるのだけれど、いつの間にかハスミン(主人公の先生)の目線で読んでいけるので上下巻あるのですが、あっという間に読み終えます。(40代男性)

この作品は映画化されたことをキッカケに小説を購入して読みました。私は正直、本を読むということが苦手ではありますが、とても読みやすく、分かりやすい内容だったので、読み進めていくほど引き込まれていきました。長編の小説だけど、だらだらした展開をせず、ちょうどいいスピードでのストーリー展開というのも読みやすいポイントでした。何度も読み返したくなる本です。(20代女性)

圧倒的な悪意が蓮実の行動を通して迫ってきます。後半のほとんどを占める殺戮シーンは、息が詰まるほどに気味が悪いのに、ページをめくる手が止まらなかったです。読んでいると自分もサイコパスの感覚を持ったような。衝撃的な題材と展開でした。(30代女性)

主人公がいいです。殺人鬼側、しかもサイコパスというちょっと理解しがたい人間を主人公にしているのは新鮮に感じました。異常なんだけど、主人公側から見ると異常なことではない。そこがまた異常に感じて…。でも何故か最後まで憎みきれませんでした。そこが不思議。とんでもない殺人鬼ですが、わたし的には魅力的な主人公でした。でも、元気だった近所の犬が突然死んでいたら気をつけよう!と思いました^^;(30代女性)

怖いというイメージの小説と聞くとまず思い出すのが‥子供からは本当にいるの?大人からは懐かしいと思うような「学校の怪談」この本を読み始めたら、気が狂うようなりそうな恐怖感「あそこの席」次々に死者がおとずれる、早くこの死を誘う犯人を突き止めたなくては「王様ゲーム」このような感じがありますが、今回の小説は‥外では生徒にも人気、教師からも信頼される一人の教師が裏では違う顔を見せている。自分の気に入らな事、自分が許せない生徒がいれば「それはすぐに排除すべきだ」とすぐに殺人計画が立てて、次の日には‥殺されている。という幽霊などの怪談話とは少し違ったホラーを楽しむめる感じです。(ドキドキというよりも、悪を許さないという正しい感じがあるので、スカッとする気分にもなれる一冊だと思います。)ですが、注意はこの本を読み始めたら‥一週間は寝れなくなるほどの恐怖なので注意して読んでください。(30代女性)

高校の教師である主人公が実はサイコパスであると言う物語になるんですが、共感覚生がなく自分にとって不都合な人間を天才的な犯罪で消していく様は圧巻です。生徒や教師からも絶大な信頼を得ている人物が本当は裏があり、恐ろしい人間であると言う事と、舞台が高校で青春の要素も混じっている点が面白いです。(20代男性)

 

 

4位.貴志祐介「クリムゾンの迷宮」(14票)

貴志祐介「クリムゾンの迷宮」がおすすめの理由

初めて貴志祐介さんの本を読んだのが、「クリムゾンの迷宮」でした。あの衝撃は未だに忘れられません。情景が目に浮かぶようで、あまりに面白くて、読み終わるなり書店に行き、貴志祐介さんの既刊を全て買い揃えたほどです。絶対にオススメです。(40代女性)

火星の様な場所で目覚めた記憶喪失の主人公がデスゲームに巻き込まれるサスペンスアクションです。バトルロワイヤル系の話が好きな人にオススメです。主人公と最初に出会ったヒロインはチームを組み、他のゲーム参加者と生き残りをかけ様々な死闘を繰り広げます。食料の確保、武器の調達、殺し合いとテンポの良い取捨選択の連続が非常に面白く飽きさせない展開です。ラストは少し無理のある展開なのですが読後の爽快感は素晴らしく是非続編が見たいと思わせる貴志祐介氏の傑作です。(30代男性)

ダイナミックなテーマ、舞台のなかで描かれながらも、細かい部分が物語の鍵になってくることの面白さを感じる。また、実写化、映画等にしたら面白いだろうな、と思わせるような内容で想像をしながら読み進めていくのが面白いから。(20代男性)

サバイバルゲームの作品で、話の展開がはやくてとても読みやすくぐいぐい引き込まれるストーリーです。 自分がゲームをやっているような感覚が味わえて、緊張感のある展開がどんどん続き、一気読みしてしまうほど面白い作品でした。(20代男性)

超現実でのサバイバルバトルの話なんですが、息もつかせぬ展開でとても読みやすいです。最初にいくつかの選択肢があり、どれを選ぶかで時間が経つとあんなにも人間と言うものは豹変していくものなのか、というのがとても印象的で頭から離れません。ホラーというよりも少しグロテスクな感じが好きな方に読んでもらいたいです。(40代女性)

こんなに続きが気になってハラハラした本はそうそうないくらい、すばらしい1冊でした。 無駄がないくらいにスピード感に溢れていてすばらしかったです。 物語が自然に頭の中で映像化されていって、まるで映画を見ているようでした。 何度読んでも飽きないです。(30代男性)

先が気になって思わず一気読みしてしまった作品。 ミステリーとして読むと細かい謎が残りモヤッとしますが、この作品がそもそもミステリー要素を求めていない様な気がした。ホラーとして読むと面白い。恐怖と緊張感が味わえます。(30代女性)

人間の内面描写に定評のある著者の作品の中でも、一風変わったサバイバル物です。堅苦しくならずに、この後どうなるんだろうとハラハラしながら読める作品となっています。ジャンルとしてサバイバルホラーになるかと思いますが、内容的にはミステリー、SF要素も強く、他の貴志作品と比べて読みやすい、少し変わった作品かと思います。勿論、著者得意の人間の内面描写もしっかり詰め込まれていますので、初めて読む方も、これまでの作品が好きだった方も、存分に楽しめるような作品になっていると思います。(20代男性)

ホラー作品が好きな方にとくにおすすめです。ゼロサム・ゲームに巻き込まれた青年の話です。薬によって理性を失ったゲームの参加者の描写が圧巻です。ヒロインとのラブシーン時に主人公が呟くくさいセリフも見所の1つです。(20代女性)

目がさめると記憶がなくなっていて、生きて帰るには、どう考えても怪しいゲームに参加しなくてはならない、そんな絶対的窮地から物語は始まります。過酷な自然環境、野生動物、食糧不足により凶暴化するゲームのメンバーなど、貴志祐介作品には珍しく、恐怖が直接的で新鮮です。すでに作者の読者の方も、新しい貴志祐介の一面を見ることができる一冊です。(20代女性)

火星を思わせるような赤い岩肌の台地のなかで行われるデスゲームを描いたホラー小説です。ホラーの凄惨さと裏腹に舞台となったオーストラリアのバングルバングル自然公園の豊かな自然描写が素晴らしく、一度聖地巡礼をしてみたくなります。(30代男性)

人生に退屈するほどの大金持ちを楽しませるためのデスゲーム、これはただの小説だと思いたいが実際アングラの世界ではスナッフビデオの製作が行われマニアの間で流通しているという都市伝説もあるらしく、凄いなマニアに人気があって本当にゾッとした。 ありがちな設定ながらハラハラドキドキの展開で読まされてしまうのは、やはり作者の筆力によるものかと思いました。 トゥルーエンドへはハッピーエンドへ向かう直前に分岐する、ゲームブックの作者が一番描きたかったエンディングで、言葉にならない思いが、あなたの胸を締めつける。(50代男性)

初めて読んだ貴志祐介の作品で、当時ものすごい衝撃を受けたのを忘れられません。起きたらいきなり全く知らない荒地にいて、何故かサバイバルゲームをさせられるという設定が怖すぎ! 追われてる感もハンパない! ハラハラドキドキの連続。読み始めたら止められなくなるタイプの作品です。(30代女性)

本当に起こるかもしれないと思わせる、作者の技量には毎回驚かされる。男は、地球とは思えない場所で目覚め、事件に巻き込まれて行く。あるのは、携帯ゲーム機のみ。今まで通り推理する楽しい。そして今回は、冒険、サバイバルも見どころの一つ。(30代男性)

 

 

3位.貴志祐介「新世界より」(17票)

貴志祐介「新世界より」がおすすめの理由

物語の設定が細部にいたるまで堅牢に構築されていてすおり、タイトル通り、「新世界」が創造されています。文庫にして3巻という長編ですが、長いのが全く気にならないほどこの世界に入り込めます。世界の謎が解明されていく過程にワクワク、戦況の行方にハラハラと、先が気になって仕方がありません。敵の正体を推理するミステリの要素や、破滅的な力をどう制御するか、異端者をどう処遇するかなど、社会的なテーマも底にあります。時間を忘れてどっぷり楽しみたい方にはおすすめの一冊です。(20代女性)

設定が精緻でありながら、小説として没入しやすくオススメ。ヒロインたちの子供と大人次代を通して、未来社会を複層的に描いた構成が巧み。救いがないのにページをめくる手が止まらない。作中に出てくる生き物たちが印象的です。おかげでハダカデバネズミが好きになりました。(20代男性)

1000年後の日本が舞台なのですが、構想30年かかるほどの大作です。文明は今よりも不便で後退しているようにも見えるのですが、人間が呪力を持っていて進化しています。1000年後の未来の姿を表象にして、科学や現代人の在り方に警鐘をならしており、とても深いメッセージ性が含まれているように感じます。1000年後の未来って本当にこんな風になるんじゃないかと思えるような、読者を考えさせてくれる作品です。(20代女性)

前半、主人公達が少年少女の頃の物語がどこか児童文学を彷彿とさせます。日本の田舎町(に酷似した世界観)、郷愁を呼び覚ます「家路」のメロディー、子ども達だけのキャンプ、モンスターとの交流と戦い、勇気や友情や嫉妬等々、児童文学が隠し持つ残酷さや恐ろしさに通じるものがあると思います。後半はそんな世界の全容がくっきりと浮かび上がり、ひたすらに物語が加速してゆくのが快感です。(40代女性)

貴志さんの描くファンタジー小説は独特で、なんでこんなことを思いつくんだろうというぐらい想像力を強くかき立てられる引き込まれるストーリーだった。 アニメ化もされているが、原作のほうが細かい描写など味わうことができて断然良かったです。(20代男性)

普段SF小説は読まないのですが、この新世界よりは本当に面白いです。空想の世界の話なので全てが初めてきく言葉なのに、読んでいるとその光景が目の前に広がっていきます。まだ上巻しか読んでいませんが、伏線がどんどん回収されつつあるので早く中巻・下巻と読みたいです。(20代女性)

本の中は1000年後の日本ですがとにかく世界観がすごいです。簡単にいうと、自分たちが生きていくうえで都合の悪い人間(人種の方が近いかな)を、芽のうちに摘んでしまうという世の中。今よりも文明は衰退しているが、その代わり人間に特殊な能力が備わっていたり、言葉を話せるハダカデバネズミを遺伝子操作した動物たちが奴隷のように働いていたり…現代において考えさせられるところも多いですし、読み終わった後しばらく尾を引かれる感じです。何度も読み返しました。SFファンタジーが好きな方はおススメです。(30代女性)

壮大な世界観ですが、主人公早季をはじめとした個々のキャラクターがしっかりしています。呪力やバケネズミといったファンタジー要素にもすんなり入り込めました。途中は主人公たち以外の誰を信じていいのかわからず終始ハラハラしっぱなしで、さすがホラーが得意な貴志さんと思いました。特に下巻の山場の闘いのシーンの疾走感がすごかったです。読み終わって、今度は別の視点ですぐ読み直したくなる作品です。(20代女性)

舞台が日本なのですが、現代的な暮らしではなく緑や水に囲まれていてとても和を連想させて心が穏やかになります。ですが、ただ穏やかなだけでなく、呪力によって起こる人間とバケネズミの戦闘もハラハラしてとっても見ものです。特に人間には人間を抑えないと遺伝子によって決められたことをバケネズミがうまく目をつけ、人間と戦うシーンはこっちまでドキドキしました。(20代女性)

作者がこれまでにやりたかったこと、書きたかったことを「これでもか!」というぐらいに詰め込んだ上・中・下3巻からなる長編作となります。アニメ化もされたので、そちらで観たという方もいるかもしれません。どうしても頭に入ってこないときは、そちらで補完することもお薦めいたします。内容以前にそのボリュームにも圧倒されますが、中身もまた驚くほど伏線や設定が練られており、「あぁ、ここでそう繋がるのか!」と感じるところも多々あると思います。新世界とは誰のための、どのようなものなのか。果たしてそこで人類は幸福になれるのか。或いは悲惨な歴史をただ繰り返すだけなのか。序盤は物語が全くと言っていいほど進まないため、飽きてしまう方もいるかもしれませんが、そこを乗り越えた先の展開の連続は圧巻です。(20代男性)

「この世界はどうやって作られたのか」そんな壮大な命題が、主人公の幼少期から思春期、成人期までの成長とともに描かれています。作品全体の印象としては、美しいけれどグロテスクな物語といった感じです。ラストで真実が叫ばれることで、今まで信じていた世界がぐらっと揺らぐようなそんな心許なさがあります。上中下巻の長編なので、作品の世界に存分にのめり込んでいただきたいです。(20代女性)

今から1000年後、人々が呪力と呼ばれる力を使えるようになった世界での話を描いたファンタジー小説です。前半の伝統にとらわれた異常な風習、価値観の世界も面白いですが、特に圧巻なのは後半のどんでん返しです。バケネズミとは何なのか、異常な世界の謎に迫っていきます。(30代男性)

独特の世界観を作り出していて引き込まれます。上下巻でかなり長い壮大な物語です。1000年後の世界ということで本当にこういう世界が起こりうるかもしれないと想像が膨らみました。ロールプレイングゲームのような展開がゲーム世代の私にとって楽しめました。(30代女性)

和風ホラーの雰囲気漂うこの作品、ディストピア物にも分類されるかもしれませんが、まずその世界観が独特で不気味です。過去か未来かも分からない、けれども私たちのリアルとどこか繋がっているような…。アニメにもなったので先にそちらを観てからだととても入りやすいかもしれません。(30代女性)

人類が超能力を身につけた世界の話。人間のエゴイストを嫌というほど表現されていて、単なるSF作品では終わらない考えさせられる作品だと感じました。ふと、自分はなんで地球に生まれ人間として生活を送っているのかと素朴な疑問が生まれた。(30代女性)

SF小説は今まで読んだことがなかったのですが、初めて挑戦してすんなり読むことができました。少し長い小説なのですが、展開に引き込まれ、結末がどうなるのか気になって一気に読んでしまいました。独特の世界観が魅力的でした。(20代女性)

新世界よりでまず特筆すべきは、その設定だと考えます。 その世界の人々は、呪力と呼ばれる超能力じみた力をもっています。その呪力を中心に物語が展開されていくのですが、その使用方法や限度にある程度の制約があり、その力の暗黒面として「業魔」や「悪鬼」などの存在があります。序章から終章までその呪力に関する制約や謎を追って世界の謎や真実にたどり着こうとする人と、人の呪力の暗黒面である「業魔」と「悪鬼」を利用したバケネズミの攻防や頭脳戦が見どころです。 個人的には、主人公たちが森の中で出会うミノシロモドキとの会話によって世界の真実の縁に触れる場面が好きです。主人公たちの動揺と戸惑いが非常にわかりやすく表現されており、間違いなく序盤の最大の見どころだと思います。 世界がなぜこのような呪力中心の世界になったのか、物語上に多く登場する不思議な生き物な何なのか、そして人間のようにコロニーを形成するバケネズミの目的とは何なのか、最後まで伏線の回収を怠らない貴志先生らしい物語となっています。(20代男性)

 

 

2位.貴志祐介「黒い家」(18票)

貴志祐介「黒い家」がおすすめの理由

貴志祐介の代表作です。とても怖いホラーです。大竹しのぶ主演で映画化もされました。人の心の恐ろしい深さ、表面と心の深奥との隔たり。はじめて貴志祐介の作品にはまったのはこの「黒い家」です。思い出すだけで、心臓の鼓動が早くなるほど怖い話でした。(60代女性)

この作品はサイコホラー小説です。結局人が一番怖いとはよく言ったもので、この作品も全くその通りでサイコパスの恐ろしさがひしひしと伝わってきました。 幽霊とかではなく実際の人間の狂気や恐ろしさでぞっとしたい、そんな人にはおすすめです。(30代女性)

とある主婦が自分の子供に保険金をかけ、自殺や事故に見せかけて殺しては金を受け取り、また子供を産むというホラーです。幽霊や怪物等は一切出てこないのですが殺人鬼役の女性が震えるほど怖いです。主人公は保険調査員でこの案件を知らべていくいのですが最後はこの殺人鬼と狙われ1対1の死闘を繰り広げます。実写映画ではこの主婦役を大竹しのぶが演じており、映像化作品としても非常に見ごたえがあるものになっています。(30代男性)

若かりし頃、初めて生命保険について学んだのがこの本です。「保険金ってこういう風にしてもらえるんだ!」という発見と驚きがありましたが、生命保険のファーストインパクトとしては絶対よろしくなかったと思います。もちろん抜群に怖い!やっぱり世の中で一番怖いのは人間なんですよ…と言うのも学びました。余談ですが、映画版は大竹しのぶさんが最高に怖いです!(40代女性)

私はこの本をみて、保険屋さんにだけはなりたくないなと思った、人生を決めた一冊になります。 犯人の異常性をここまで露骨に表現できるのは、この作家独特の文体と、表現力に有ると思います。 映画にもなった本書は非常におもしろいです。(30代男性)

貴志さんの真骨頂であるホラー要素が一番強い作品だと思います。本当に怖いのは幽霊ではなく、狂気をもった人間なんだと思いました。最後の会社での死闘は実際に映像で見ているかのように描写が文字からだけでも伝わり手に汗握る展開でした。ホラー作家としての貴志さんの小説を楽しみたい方には一番にオススメします。(20代女性)

読んだ後には非常階段でつい背後を確認してしまったりと、実際に身近なところで起きてしまうのではないかという想像を掻き立てられるストーリーでした。いろいろなルールのなかで縛られながら生活していく登場人物達の背景や人間関係、信頼関係、そして追い込まれた人間が見せるお金や生への執着など、こんな状況ではきっと自分もこのよう行動してしまい想像を遥か上をいく犯人に追い詰められてしまうだろうとついつい感情移入しては共感したり恐怖したりとホラー、サスペンス好きにはたまらない作品だと思います。(20代女性)

今まで読んだ小説の中で一番怖かったからです。特に幽霊が出てくる訳でもないのに、背筋がゾッとしました。本当に恐ろしいのは人間なんだということを改めて感じる作品でした。フィクションですが、まるで本当の事件を読んでいるかのような錯覚に陥りました。(30代女性)

貴志祐介さんが保険会社で働いていた時の経験をもとに執筆された本作はリアリティがあり、保険金殺人を行う幸子の人間離れした恐怖が伝わってくる。接客業をしたことのある人なら誰しも感じる「このお客さんヤバイ」という感覚が文章を通して伝わってくる。追い詰められる主人公若槻の神経が磨り減るような恐怖心も伝わってきて、読み終わった後もまだ幸子がこっちをうかがっているのではという恐怖がまとわりつく。(30代女性)

人間の怖さがとてもよくわかります。 この本でアクチュアリーという資格の存在を知りました。難易度が高く、カッコイイ資格ですが、保険関係の仕事はしたくないなと思いました。 犯人が誰なのかも最後までわからず、良い意味で裏切られました。(30代女性)

タイトルと表紙の雰囲気でこの本を手に取りました。主人公の保険会社で働く姿があまりにリアルで、この作者は絶対経験者だと思いました。後で調べたらやはり勤務経験あり、とのこと。でも常軌を逸した客と遭遇して、そこからは本を置けず一気に読み終えました。恐ろしかった、へとへとになるくらい物語に入り込みました。それ以来この方の本は全部読んでます。(30代女性)

元々保険の仕事に関わっていたという著者が、そこで実際に感じた人間の底のない欲望、ドス黒さを徹底的に書き上げた代表作です。幽霊だのゾンビだのが出てくる小説よりも、「もしこんな人間が近くにいたら……」と考えてゾッとするような。そんなリアリティに満ちた作品です。本当に一番恐ろしいのは同じ人間。一貫している著者の原点は個々にあると言っても過言ではないかもしれません。これから貴志作品を読もうとする方には、必ず読んでいただきたい作品です。(20代男性)

これは貴志祐介さんの作品全般にも言えることですが、とにかく肝が冷える小説です。主人公は、ちょっとした善意の行為からとんでもないサイコパス犯罪者の計画に巻き込まれてしまいます。自分のほんの些細なアクションを引き金に身近な人物が悲惨な最期を遂げていく様子は、まさに絶望です。しかし、たとえ容赦無く絶望されられてもページをめくらずにはいられない、そんな作品です。(20代女性)

ホラー作品が好きな方にとくにおすすめです。キーワードは匂いですが、悪臭の描写が強烈で実際に本から悪臭が漂ってくるような錯覚を覚えます。陰惨な描写もありますのでそういうのが平気な方も楽しんで読めます。読者を作品に引き込む力が尋常じゃないです。(20代女性)

黒い家を読んで、やはり一番怖いのはお化けでも未確認生命体でもなく、人間だなと改めて思いました。私は夜中にこの本を読んだのですが、怖すぎてトイレに行けませんでした。トイレに行く途中、後ろを振り返ったら誰かいるんじゃないかと思ってしまって。今まで読んだホラー作品の中で、一番恐ろしかったです。(40代女性)

保険会社の査定を行う主人公が不審な死の真相を探るうちに、自分の殺人鬼の餌食になるというホラー小説です。本当に恐ろしいのは幽霊でも怪物でもなく生きている人間であるということを再確認してくれる話です。明らかに常識の通じないサイコパスの描写が本当に恐ろしいです。(30代男性)

私が今まで読んだ本の中で、一番怖い本です。人間の狂気が何よりも怖いと痛感します。主人公に感情移入して読むと、とんでもない恐怖が味わえるし、共感できる部分もあると思います。普段の仕事や日常の中で、面倒な客や話の通じない人と接しなければならない人も多いと思います。この本にもそんな面倒な人が出てきます。いらいらしながらも主人公に共感することで、励みになることもあると思います。(20代女性)

今まで読んだ中で一番怖かった作品です。この著者は、追いかけられる恐怖を描くのが本当に上手いと思います。自分を殺そうとする相手の息遣いを主人公も読み手も聞ける描写。非人間が産む恐怖より、人間が醸し出す異常性の方が圧倒的に怖いと思った。(30代女性)

 

 

1位.貴志祐介「青の炎」(20票)

貴志祐介「青の炎」がおすすめの理由

暴力をふるう父親を殺害するために秀才の主人公が完璧な殺人計画を立て、実行するという青春ミステリー小説です。この殺人計画が不謹慎ながらも面白い。誰しもこのような完全犯罪にあこがれるものではないでしょうか。(30代男性)

母と妹と暮らす主人公。この平和な暮らしを乱す男を自分の手で殺害することを決心しました。青春期の主人公の戸惑いが描かれます。主人公は持っている力、物事を実現していく能力を総動員して、事に当たります。どうぞ完全犯罪になればよいなと、主人公に味方してしまいます。(60代女性)

父親のDV問題を、若い青年がひとりで抱え込もうとする姿勢があまりに重たくて読んでいて切ない気持ちになります。まだ一人前になりきれない若者の苦しみの抱え方を上手く表現していると感じました。ラストシーンが衝撃です。(10代女性)

殺したいぐらい憎い奴を実際に計画を立てて、計画通りに殺人を犯す痛快さ。そして、その後にどんどんと完璧だったはずの犯行に綻びが目立ち始め追い詰められていく犯人の心理状況。ラストのあの行動以外に逃げ道が無くなる絶望感。全てが面白いです。(30代男性)

私がこの本を読んだのは、高校生の時だったのですが、これがまさに主人公の年齢と同い年で作中に出てくる高校の授業の様子が自身の高校でも扱っている現代文の小説のタイトルと一致していたりと非常に作品に没入できたため。(20代男性)

ちょうどこの本が出た当時、主人公とそんなに変わらない年齢だったので、感情移入が非常にしやすかったのが理由の一つです。 読み終わった感想はとにかく切ないということ。主人公はかなり頭が良く大人びた人間である事は間違い有りませんが、決定的な何かを失っていたのだと思います。(30代男性)

貴志祐介さんの作品の中では珍しいタイプの小説で、印象的でした。優秀な家族思いの優しい少年が、家族を守るために殺人を犯し、その罪を隠すために嘘と罪を重ねていく時の心理描写がとても秀逸でした。諺や教訓なども色々と盛り込まれていて読み終わったあとも余韻がありました。(20代女性)

血のつながりは、人の心に強い影響を与えうるのだと、教えてくれた本だからです。 映画化されたので映画をみた後で原作をお読みになる派の方にも、ぜひ、一読をおすすめします。 いろいろな家庭があるのだなと、視界が開けました。(30代女性)

主人公が元夫を殺すことを計画する。 罪と罰で、殺す側、殺さない側の人がいて、殺す側の人間になる。そして殺した後に葛藤する。それをわかっている中で二度目の罪を犯す。 人を殺したことによって自分をも殺してしまうということなんだなと色んな感情にさせられる作品だった。(30代女性)

「青の炎」は蜷川幸雄監督・二宮和也、松浦亜弥主演で映画化もされた小説です。暴力的な父、それに圧迫されている妹を救うべく計画を練る高校生の兄が主人公で、思春期の反抗期とは一概に言えない、複雑な心境の描写が見所です。(20代女性)

どこにでもいる平凡な高校生である主人公の少年が、様々な出来事を経て自分の居場所や家族を守るために犯罪に手を染める様を、細かな心理描写で綴った作品です。誰にでもジャンルとしてはミステリーに分類されますが、リアルな人間描写からは誰にでも同じことが起こりうるのだという想いを抱かされ、恐ろしいという想いさえこみ上げてきます。。実写映画化もされている作品ですので、本を読んだ後に観てみると、より深く作品が理解できるかと思います。。(20代男性)

自分が大切にしている母と妹を恐怖で支配する、母の再婚相手に対し立ち向かって行く男子高校生の葛藤を描く作品です。悪を討つために、家族のために自分自身が悪に染まる事も恐れず果敢に戦う姿は非常に胸を打たれます。学校の友人との胸が熱くなる様な絆を垣間見る事ができ、楽しめる作品で一度読み始めると一気読み必至です。(20代男性)

友人におすすめされて読み始めました。こちらはホラー作品ではないのですが感動を禁じ得ません。母、兄、妹の3人家族が一人の男に脅かされる話です。主人公の家族を守らなくてはならないという気持ちが痛いほど伝わってきます。(20代女性)

読み始めたきっかけは当時好きだったアイドルがこの作品の映画に出演するといった単純なものでしたが、読んでみるとものすごく引き込まれる作品でした。父親を殺害しなければならなかった状況、ひどく恨み人間とは思えなかったような父親を殺した後にでも残る動揺、結末に至る理由。完全犯罪を行おうとする話ですが、主人公の気持ち・状況に切なくやりきれない想いでいっぱいになる作品です。(20代男性)

全体的な文章は淡々としている印象です。主人公が完全犯罪を行おうとする話なのですが、トリックがバリバリ化学的です。ですが、さすがの文才といいますか、そのトリックの解説も分かりやすく、思わずなるほど!と納得できます。トリックだけでなく、話にゆるやかながらもメリハリがあるので読みやすいです。重く一定の雰囲気で進んでいく話が好きな人におすすめです。(20代女性)

映画化され有名になった作品ですが、殺人者が主人公なのに、感情移入してしまいとても切なく辛い気持ちになるストーリーです。家族の幸せのために自分が犠牲になるしかないという、主人公の家族を想う気持ちが悲しく心に残る作品です。(20代女性)

男子高校生と女子高校生の話で、二人のラブストーリー要素もありつつ、男子高校生が自分の父親の殺人を計画するストーリーです。映画化もされ、とても有名な作品です。全体を通してとても読みやすく、一気にラストまで読むことができます。(20代女性)

主人公がかっこいい。家族思いで、すごくいい子なんですよね。イケメン…を想像させる、聡明・クレバーなイメージです。その彼がどうして殺人を計画したのか。そこに至る心理と思考の描写がすごく切実で細かくて、のめり込みました。殺人を犯す人間の心について、考えさせられる作品だと思います。(30代女性)

嵐の二宮君主演で実写化されています。とにかく主人公に感情移入するとひたすら辛い小説です。彼が起こした罪は本当に、罪で、それを糾弾する資格が誰にあるのか。罪を犯した彼を、更に罪の連鎖へと引きずりこむ者、正義のもと白日に晒そうとする者、守ろうとする者、まだ大人にもなりきれていない主人公の捨て身の生き様に一気読みしました。(20代女性)

主人公の「家長として家族を守ろうとする大人の部分」と「同級生との恋愛や友情に一喜一憂する子供の部分」。その何とも言えない不安定さやアンバランスさが、主人公をより魅力的に感じさせていて、どんどん引き込まれます。(20代女性)

 

 

1票入ったおすすめの貴志祐介作品も紹介

せっかくなので1票入った貴志祐介さんの作品も紹介します。惜しくもランキング入りしませんでしたが、面白い作品ですので、ぜひ読んで見てください。

 

貴志祐介「鍵のかかった部屋」

貴志祐介「鍵のかかった部屋」がおすすめの理由

元泥棒の榎本と、敏腕弁護士コンビが密室殺人ばかりを手がけるシリーズ。どの作品も奇妙な状況が面白い。また、単純な機械的トリックは榎本が実際に試して選択肢から消して行く手際も上手い。これまでに見たことのない密室状況と内容が面白かった。(30代女性)

 

 

貴志祐介「狐火の家」

貴志祐介「狐火の家」がおすすめの理由

旧家で中学三年生の長女が何者かに殺されていまう。キャラクターが際立っていて、面白いです。短編ですが、十分に推理を楽しめる。表題の狐火の家は、一度謎解きをしてからあえて隠す、作者のストーリーの深さに脱帽しました。(30代女性)

 

 

貴志祐介「雀蜂」

貴志祐介「雀蜂」がおすすめの理由

豪雪で閉ざされた山荘の中で、主人公と雀蜂がひたすら攻防を繰り返すだけの作品とも言われていますが、逆に言えばその攻防だけで一冊にまとめ上げるには相当な筆力がいるので、そこをどう評価するかで好き嫌いが分かれるかもしれません。どんでん返しもあり、面白かったです。(30代女性)

 

読書好きに聞いた!おすすめの恋愛小説ランキング

 

おすすめの恋愛小説ランキング

読書好きの方100人におすすめの恋愛小説をお聞きしランキング形式でまとめました。素敵な恋愛小説をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

 

5位タイ.島本理生「ナラタージュ」(2票)

島本理生「ナラタージュ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

私のような30代からは、「もうずっと昔こんなふうに人を好きになったことがあったなあ。彼は今幸せだろうか。私はあの頃よりずっと幸せだ。」と、過去の恋のせつなさを思い出して感傷に浸れます。それから、今の幸せを実感してパートナーを愛しく思えます。 20代の方は、作中のような恋を現在しているか、通り過ぎて間もない頃だと思います。主人公への感情移入をし痛くなるような焦燥を胸に読み進むでしょう。これから自分の道筋をつけることができるかもしれません。 どんな世代の女性へもおすすめできる作品です。(30代女性)

教師と元教え子との恋愛がメインのストーリー。そこに、同じ世代の男女も絡み話は進んでいきます。 心理描写がとても美しく、読みながら情景が浮かびます。恋愛をしたことのある人ならば1度は経験したことのあるであろう、ちくりとした胸の痛み、もどかしさや苦しさなどの心の機微が繊細に描かれています。学生の頃の恋愛、そして大人になってからの恋愛。これらは決して同じとは言いがたく、大人になったからこそ身動きが取れなかったり考えることが増えたりすることもあります。そんな恋愛の難しさ、美しさ、切なさを1冊で感じることの出来る物語です。(20代女性)

 

 

5位タイ.七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2票)

七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が恋愛小説で一番おすすめの理由

タイトルからでは想像もできないストーリー。だけど読んでみれば、ああなるほどと思えるタイトル。 どこにでもある初々しいカップルの甘い恋愛の話なのだけど、二人を取り巻く設定がとにかく奇想天外。 嬉しくなったり悲しくなったり切なくなったり。なんとも言えない気持ちになる、絶妙な本です。 発想は非現実的ですが、読んだことのない設定なのでとても新鮮でした。 一度読み終わった後にもう一度読み返してみたくなると思います。(40代女性)

読み終わっても、何度も何度も読み返したくなる、そんな小説です。そして、あまりの切なさに涙が止まりませんでした。主人公が大人に成長していくすがた、少女との不思議な出会い、そんな二人の許された限られた時間で繰り広げられる日常が、とても愛おしくもあり、とても感情移入してしまいました。予想をしていなかった設定に驚きましたが、一度読んだだけでは分からない、とても読み応えのある小説で、久々に面白かったといえる作品でした。(30代女性)

 

 

5位タイ.有川浩「レインツリーの国」(2票)

有川浩「レインツリーの国」が恋愛小説で一番おすすめの理由

レインツリーの国は聴覚障害者のひとみと健常者の伸の恋の物語です。障害を扱った小説というと、内容が難しかったり、重かったり、またはむやみに感動させようとする物語というイメージがあるかもしれませんが、この小説は全く違います。有川さん特有の甘くて爽やかで軽やかな恋愛が、障害という難しさや重みを包んでいて、とても軽やかでぐいぐい読めてしまう作品です。しかし、それは障害を軽く描いているという訳ではありません。聴覚障害の分類などについて詳しく書いていたり、障害者の気持ちを丁寧に描写していて、有川さんの「聴覚障害について知って欲しい」という気持ちがよく伝わってきます。この小説は障害と恋愛という二つの土台がとてもバランスよく描かれているのです。この小説を読むと、障害というコンプレックスを持つゆえに恋をしたいのに奥手で臆病、そして時に卑屈にまでなってしまうひとみの姿に切なさを感じ、同時にそんな彼女を受け入れながらも、少しずつ変わっていこうと背中を押す伸の頼もしさにトキメキます。また、二人の出会い方も格別です。「大切な思い入れのある本を介してふたりが出会う」という出会い方は、本好きにとってみたらたまらない、正しく夢のような物語ではないでしょうか。また、この本の特徴の一つは、この小説単体でも完成していますが、実はこの本は図書館戦争シリーズとも深い関係があるということです。実はこの本は図書館戦争シリーズ第2巻の中に登場する本なのです。そのため、この本を読んで好きになった人は、きっと図書館戦争シリーズも読みたくなるでしょう。この本は有川さんのそのようなセンスの光る、読書欲をかきたててくれる作品なのです。(20代女性)

人から薦めてもらい、たまたま古本屋で安く購入できたので読み始めたのがきっかけでした。今では映画化もされましたし、著者も有名な方ですが、全く存じ上げなかったので新鮮な気持ちで読みました。読書があまり得意でないという方でも読めるのではないかと思う文章量です。内容も読みやすかったです。私はのめり込んで一気に読み終えてしまいました。 当時、私がお付き合いしていた彼とあまり上手くいっていなかった時にこの本と出合いました。主人公とヒロインのすれ違いの様子から「恋人同士の想いのすれ違い」をとても感じ、共感できる部分がありました。そこで、彼にも読んでほしいと薦めたところ、彼も感じるものがあったのか、映画嫌いな彼でしたが「映画も観に行こう」と言ってくれました。それ以来、彼と何かトラブルになった時に、互いにこの作品を思い出し、反省したり深く考えさせられることが多くありました。学びのヒントになる良い作品だと今も感じています。残念ながら、その彼とのお付き合いは終わってしまいましたが、今でも思い出の作品として、また、とても貴重な人生経験になったなと思える作品として、心に深く残っています。(20代女性)

 

 

5位タイ.有川浩「塩の街」(2票)

有川浩「塩の街」が恋愛小説で一番おすすめの理由

SF小説と恋愛小説が絶妙にミックスされていてとても面白いです。さらに、登場人物が素敵です。特に元自衛隊隊員の秋庭にやられました。普段はちょっと冷たくて、でもそれは照れ隠し。優しくするときは特に横柄で冷たくなる。そんな秋庭と女子高生、真奈の両思いだけどくっつきそうでくっつかないやりとりにキュンキュンきます。恋愛だけではなくて謎の塩害に侵されていく街と人々の人間ドラマと、塩害がおきる原因を探っていく面白さ。恋愛だけじゃ物足りない人におすすめです。(30代女性)

実写映画化された「植物図鑑」と同じ作者の本で、有川浩さんです。 有川浩さんの文章はスピード感があって、読んでいてとてもワクワクします。 有川浩さんの本の中でも、私は「塩の街」が一番好きです。 主人公は普通の女子高生なのですが、その普通の女子高生が世界が塩化していく中、自衛隊の男性と出会って恋に落ちます。 出会うはずのなかった二人が世界が塩化して、人間も塩になって死んでいく中、 自分達が出会う為の塩化現象だとまで、言ってしまえる二人の命がけの恋愛を沢山の方に読んでほしいです。(20代女性)

 

 

5位タイ.越谷オサム「陽だまりの彼女」(2票)

越谷オサム「陽だまりの彼女」が恋愛小説で一番おすすめの理由

主人公と中学の頃同級生だった女の子、もともといじめられっ子だったその女の子が、外見も美しく仕事もできる女性になって主人公の前に現れます。仕事の取り引きをするうちに2人は付き合い出しそして結ばれます。女の子の可愛らしい性格や愛らしい生き方に、読んでいる私たちも惹かれて行くのですが、時々不思議だなと思う描写があり、あれ?と疑問に思うことがあります。ほのぼのした恋愛小説だと思って読んでいましたが、最後の方で「えー!」っと驚く展開に。しかしそれは全然嫌な展開ではなくさらにほのぼのとした、優しい気持ちになれるお話で、癒しを求めている方には是非読んで欲しい小説です。(30代女性)

1番のオススメの理由は、恋愛小説には珍しいであろう大どんでん返しがある事です。 私がこの本を興味を持ったのは、映画化されると話題になっていたからです。 それまで、映画化されるなどの話題作にはあまり興味が無かったのですが、本屋でふと見た時、読まないと後悔すると直感した本でした。 読んでみると、すぐにその内容に引き込まれ、気付いたら1日で読み終わってしまっていました。 また、最後まで読み、その結末に衝撃を受け、もう一度読み返した本でした。 この本の映画は観ていないのですが、普通の恋愛小説では満足出来ない、あまり恋愛小説を読まないという人にとてもオススメ出来る作品です。 また、一度読み終わったらもう一度読み返すことで新しい発見が出来る作品です。(20代女性)

 

 

5位タイ.辻仁成、江國香織「冷静と情熱のあいだ」(2票)

辻仁成、江國香織「冷静と情熱のあいだ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

一つの恋愛を、男性目線からと、女性目線から描かれている2冊から構成されている珍しい恋愛小説です。 舞台がイタリアのフィレンツェで、どこの景色もとても美しく描かれていてそれが小説からとてもよく伝わってきます。 そして、読んでいてとても胸が締め付けられる思いのする恋愛小説になっています。 綺麗な景色と綺麗な恋愛は読んでいるこちらの心まで綺麗にしてくれる気がします。 映画化もされていますが、はじめに小説版から見ることをオススメします。(30代女性)

登場人物である男女、それぞれの目線から女性は江國香織さん、男性は辻仁成さんが本を書かれていてお話がシンクロするので、それぞれ読んで2度面白いです。片方読んだだけでは気づかなかった事実を見つけながら読んだりする楽しみもあります。イタリアを舞台に進むストーリーなので情景描写がとても美しく、自分の知らない世界を創造しながら読むことができます。1つの物でも2人の作家さんによる表現方法の違いなどを味わいながら読む楽しみも出来ます。(20代女性)

 

 

5位タイ.美嘉「恋空」(2票)

美嘉「恋空」が恋愛小説で一番おすすめの理由

青春の淡く苦い恋がドキドキしながら読めること、自分が体験してこなかった内容だけど実体験を元に書いているので主人公の気持ちにスッと入りこめて読めるのでよかった。 相手の気持ちも知れて恋愛の経験が少ない自分にとっては共感できるところやそうだったんだというところがたくさんあって今後の恋愛に生かせるところは行かせるのかなと思うし現実に体験したくないことや失敗などをこの本を通して学べるのでおすすめしたいと思いました(20代女性)

私がオススメした小説は、恋空です。きっとみなさんご存知だと思います。ドラマ化も映画化にもなりました。青春時代のお話で、高校生の時こんなドキドキの生活が送りたかったと思います。でもこの小説は普通の恋愛ではなく、出会って好きになった彼が病気なってしまうというとても悲しい小説になっています。その時に主人公の美嘉の行動とか彼氏のヒロの行動や発言にとても感動して、私も毎日楽しく過ごせてるのは当たり前じゃないことに気づかされました。今大切に思っている人もいつもいるのが当たり前ではないことを教えてくれた小説です。この小説を読んで、普段当たり前に思っていることをより大切に楽しむことを日々していこう思いました。(10代女性)

 

 

3位タイ.川上弘美「センセイの鞄」(3票)

川上弘美「センセイの鞄」が恋愛小説で一番おすすめの理由

先生と元生徒の大人の恋愛のお話です。 一般的な激しく恋焦がれ、トラブルがあり・・という恋愛のお話ではなく淡々と日常を送る中で二人の距離がゆっくり縮まっていく感じです。 年の差のある二人の不器用な恋愛はとってもピュアで初恋を思いだしドキドキします。 二人のゆっくりと温かい空気の流れていく恋愛にほんわかした気持ちになり心が癒されます。 そして、センセイとの時間が限りあるものであることを感じながら過ごしていく日々に少し切なくなります。 こんな恋愛をしたいなぁと思わせてくれた作品です。(30代女性)

川上弘美の出世作とも言っていい作品。 川上弘美作品らしく、作品自体はふわふわしているような印象。 年を重ねたセンセイと元教え子の恋なのだが、それが淡々と綴られていく。 お酒を飲みながら会話をする等の日常が描かれている。正直、ジェットコースターのような恋物語に疲れた人間には心地よいと思う。 本当に些細な積み重ねが大切な記憶になっていく、そんなことを感じさせてくれる作品だと思う。 特にラストはほんのりと切ない。大泣きはしないけれど、読んだ後に目じりに少しだけ涙が浮かぶような感じ。(30代女性)

高校時代の国語教師と主人公の生徒だった女性が居酒屋で再開し、交流を深めてゆく小説です。定年退職している老人と未婚の中年女性の恋愛。20代の私にはとっつきにくい登場人物かと思いましたが、せんせいの言葉遣いや主人公とのやりとりのテンポ感が好きで一気に読了しました。 大きな恋愛イベントがあるわけではありませんし、とてもプラトニックなので、キュンキュンするのが好きな方には向かないかもしれませんが、じんわりと心が温かくなって、自分もこんな人に出会いたいと思わせてくれるようなとても素敵な小説です。(20代女性)

 

 

3位タイ.有川浩「図書館戦争」(3票)

有川浩「図書館戦争」が恋愛小説で一番おすすめの理由

仕事と恋の行方と両方が気になってしまう作品です。特に完結編である図書館革命は、ヒロインの郁と堂上教官の心が通い合う巻でもあります。女性でありながら男性に交じって戦闘服を着る。初めて読んだ時はちょっと憧れていた部分もあったのですが、戦闘シーンを読んでひるみました。堂上教官を置いて一人で行かなければならない。郁の勇気と優しさ。根性と強い信念に思わずドキドキしてしまいました。格好良くてかわいい。どこかおっちょこちょいで、緊迫感がありながらもユーモアのある郁と郁のまわりの仲間が大好きです。(30代女性)

図書館を不当な検閲から守るのが、図書隊の仕事です。そこに新入隊した笠原郁が、怖い鬼教官堂上と出会い、いつしか恋いに落ちることになります。初めは苦手意識満載だったのに、堂上の誠実さ、芯の強さ、その正当性に惹かれていくのですが、その過程が読者を引きつけます。恋の始まりや、その気持ちがどんどん大きくなっていく様子を、そばで見守っているような気分で、どきどきします。また、堂上のツンデレぶりも、最高です。本当は最初から郁を意識していたのに、あえて素っ気なく振る舞う姿。また、堂上のいよいよ気持ちを抑えきれなくなっていく様子も、また読んでいてどきどきわくわくします。(40代女性)

普通、恋愛小説にはヒロインと相手の男性との間に何か大きな障害があって、それを2人で力を合わせて乗り越え愛を深めていく、というストーリーがよくあるが、この話はヒロインが相手役の男性を好きになってから、何ら障害も無く、常にラブラブで最終的に結婚して夫婦になってもラブラブと今までよく目にする恋愛小説とは少し違ったストーリー構成であるのに、常にラブラブでもヒロインと相手役の男性の性格から、嫉妬する様な嫌なラブラブさではなく楽しくほほえましい気持ちで読める物語で、ここまでラブラブ要素をがっつり詰め込んであるのに、嫌な気持ちになることなく読めるというのが印象的なので、せびみんなにも読んで欲しい。映画化されているが、映画では表現しきれていないのでぜひ本を読んでみて欲しい。(30代女性)

 

 

2位.有川浩「クジラの彼」(4票)

有川浩「クジラの彼」が恋愛小説で一番おすすめの理由

有川浩が書いた自衛隊三部作の中の「海の底」に出てくるキャラクターのスピンオフのお話なのですが、そのキャラクターの恋愛を描いた小説になっています。 自衛隊の男性と一般OLの出会いから結婚を決めるまでの話なのですが甘酸っぱさがとても好きです。特にカップルの最初の出会いが好きなのです。出会いは合コンですが男性目線で読むとこのような相性のあう女性と出会えるという事はあこがれに近いものがあります。出会ってすぐにファミレスで朝まで二人でたわいもない話をするシーンを読んでいる時も、恋愛初期っていうのは一緒にいるだけで楽しいし幸せだよな~と思いながら読んでいました。好きな人と出会うっていいですよね。(30代男性)

クジラの彼という文庫本は、「クジラの彼」以外にも、6つの短編が入っている本です。私が好きなのは、本のタイトルにもなっている「クジラの彼」、潜水艦乗りの彼氏とその彼女の話、ハッピーエンドの話です。私が好きなところは、彼女である聡子の言葉の使い方です。潜水艦が「沈む」と表現する人が多い中、聡子は「潜る」と言いました。彼氏である冬原も、聡子のセンスにしびれて好きになったと文中にあります。潜水艦乗りの彼氏とはなかなか連絡も取れず、会うこともままならない。そんな二人がどうやって関係を続けていくのかを見守るのがとても面白い作品だと思います。(20代女性)

恋愛ものの短編集なんですが、わたしはタイトルにもなっている「くじらの彼」が大好きです。有川さんの作品である「海の底」に登場する冬原のアナザーストーリーという感じなのですが、潜水乗りの彼を一途に待つ彼女のお話です。その彼女が、どこにでも普通にいるOLでとても共感できます。また冬原はかっこよくて一見隙がなさそうな男性なのですが、その彼女の前だととてもかわいくて、素直になって接しているところがキュンとします。有川さんの特徴の一つである「自衛隊もの」で、主人公たちは何かしら自衛隊員だったり関係会社の社員だったりするんですが、恋愛するときは誰だっておんなじで、ただそこに少しだけ特殊な事情が絡んできて、切なかったり面白かったりします。(20代女性)

自衛隊というちょっと特殊な環境を絡めつつも、つづられるのは身近に感じる感情ばかりで登場するヒロインたちに親近感を感じることができます。 会えないときの寂しさ、ぬぐえない不安、思いを通わせる喜び、そこに描かれているのは本当に等身大の女性ばかりで深く感情移入することができます。 また恋愛にも仕事にも自分の好きなことにも一生懸命なヒロインばかりで落ち込んだ時には元気ももらえる一冊です。 きゅんとくるセリフやシチュエーションもあり、そうだよね!と共感するところもあり、それでちょっと笑えるところもあるラブコメディー要素のある小説です。(30代女性)

 

 

1位.有川浩「植物図鑑」(11票)

有川浩「植物図鑑」が恋愛小説で一番おすすめの理由

高校生の恋愛ではなく、大人の恋愛なので一見落ち着いているように感じますが、2人の出会い方、結ばれ方が今まで読んだ小説とは違うところがいいです。また、植物についての解説やその植物を使った料理のレシピも小説内に出てくるのが面白いところです。彼も彼女もお互いのことをとても大切に想っているのが、文字からヒシヒシ伝わってくるのもおすすめの理由です。ドキドキしたり、きゅんきゅんしたりできる大人の恋愛なので、素敵なお話です。(20代女性)

情景が思い浮かべやすいので359ページスラスラ読めてしまいます。突然の出逢いから始まり徐々に引かれ合う姿、もどかしかった関係が上手く行ったかと思えば急な別れ、そして衝撃と感動のラストまで続きが気になって一気に読んでしまいます。都会の中でも自然と触れ合える日常が描かれていて知らなかった知識も得られ、どこか懐かしいような家庭の料理が出てきます。レシピも載っています。読み終わった後、心が満足すること間違いなしです。(20代女性)

この小説は、私にとってはファンタジー小説です。「ある日、少女が空から降ってきた」の男女逆転版で、「普通のOLがある日、イケメンを道で拾った」というところから物語はスタートします。ファンタジーに付き物なのは王子様ですが、このイケメンが本当に王子様のようなのです。少女漫画のように主人公を過保護なほどに大事にしてくれ、女性ならば誰もが夢見たことのあるような甘々のセリフを口にしてくれるのです。若い女の子が読めば胸がキュンとしっぱなしになると思います。 そしてファンタジーならば冒険が付き物。普通のファンタジーならば異国へ行き、見たこともないような怪獣や生物にであったりもするのでしょうが、この物語の冒険の舞台は河原や野原、そこで出会うのは野草たちです。これが他の普通の恋愛小説とも一線を画すところです。主人公たちはそのような場所へ行き、野草を摘み、おいしく料理をして食べるわけですが、私のような田舎出身で、小さいころに野草を食べていたという経験を持つ人は、小説を読みながら「そうそう、この野草ってそうだね」と共感したり、「え?!自分でもこんな野草知らなかった!」と新たな発見をしながら読むことができ、都会育ちで野草を食すということとは無縁に生きてきたような人には「この草って食べられるんだ」、「こんな身の回りに食べられる草があるんだ」と、それこそ目を丸くしながら新しい世界と出会うことができると思います。自分が普段住んでいて、もう知り尽くしているような気でいるところにも、自分がまだ知らない世界、目を向けようともしていなかった世界があるのだと気づかせてくれる物語だと思います。(20代女性)

まずお勧めする点は各章ごとに紹介される野草料理の数々です。主人公のさやかが、 恋人の樹と狩りと称して野草採集に出かけます。意外と調理が大変、苦味が強かったと素直な感想が書かれており 自分も採集に行った気分になります。 二人の距離が縮まっていく様子も見所です。 次にお勧めする点は主役二人が魅力的だという所です。 樹は野草に詳しく、好きな物に一途な性格です。ザック一つ持って全国を旅する行動力もあります。 さやかは素直でかわいらしいです。化粧は無い方がいいと言われ無色の白粉に変えたり、 虫を見ても騒がないような子が樹の好みだろうと我慢します。 採集時も素直に驚いたり、喜んだりするので連れて行くほうも楽しいと思います。 普段は恋愛小説を見ない方でも楽しめると思います。(20代女性)

植物を介して距離が縮まっていくという斬新な展開と登場人物のそれぞれの設定が他には無い面白さがあります。作中にたびたび登場する野草を使った料理の描写もとてもおいしそうで思わず食べてみたくなります。会社帰りのOLが家の前で行き倒れていた男性を拾ってしまうという突然の出会いからどんどん変わっていく二人の関係からは目が離せなくなります。時代に関係なくいつまでも読み返ししてしまいたくなるような魅力のある作品です。(10代女性)

ひょんなことから見知らぬ青年と同居することになった主人公の女の子。青年に好意を寄せていく過程の描写が絶妙で、胸がキュンキュンします。告白して結ばれたのも束の間、ある日、青年は彼女の前から消えてしまう。青年の素性も知らなかったため、探すこともできず、失意の日々を送る女の子。ふたりで過ごした日々を大切に暮らしている彼女の様子に切なくなります。しかし、青年が戻ってきて、突然消えた理由を打ち明け、ハッピーエンド。 全編を通して、甘く切ない気分にどっぷり浸ることができる恋愛小説だと思います。個人的には、野草に関する説明も興味深かったです。(40代女性)

恋愛している女性の気持ちがうまく書かれている小説だと思います。うれしくなったり、不安になったり、頑張りたいとか、相手のことがもっと知りたいとか恋愛で感じる様々な感情が小説を読んでいて、心に響いてくる作品だと思います。少し変わった形で恋がスタートしますが、それもまた非日常で面白いかと思います。どうやって物語が展開していくのかが、読み進めていくと同時に思いがけない方向に転がったりして、一筋縄ではいかない恋愛の難しさなども感じられると思います。この作品を読んだ時にはもう、結婚していましたが、恋愛の甘酸っぱさなどを感じ、恋したくなりました。好きな小説のうちの一冊です。(30代女性)

独身女性のさやかが、行き倒れになっていた青年イツキを拾って同棲生活を始める。とても考えられないシチュエーションから始まるにもかかわらず、終始きゅんきゅんする物語です。植物図鑑というタイトルからもわかるように、恋愛物語を楽しめると同時に植物にも詳しくなれます。その辺に生えている雑草なんて普段は気にも留めないですが、この本を読むと、その辺に生えている草を見つめて食べられるかどうか考えてしまうようになります。(30代女性)

主人公と相手役との出会いに胸キュンです。実際には起こりえないことのように思いますが、絶対にあり得ないわけではないので、恋愛小説好きな女子にとっては、ちょっと自分の日常に起こりうることなのかな、と期待させるところも良いです。 日常の何気ないやり取りや、恋愛要素だけでなくて植物にもちょっと詳しくなれるような話の内容も、読んでいてとても楽しいです。実際に料理のレシピも巻末に載っているので、ちょっと作ってみようかなと思ってしまいます。(20代女性)

最近映画化されたほど、人気の作品です。読んでいるだけでこちらが恥ずかしくなるほど、甘々な作品。まるで恋をしているような気分になるし、恋をしたくなるような一冊です。少女漫画を小説にしたような本で、文字を読んでいるだけでも、その情景が目に浮かびます。色々と想像しながら読むことができました。最近、恋をしていない・恋をしたいという方にオススメの一冊です。合わせて、映画もご覧いただくと、よりイメージがわくのではないでしょうか。(20代女性)

イツキのセリフにとてもキュンとしてしまいます。読んでいるうちに、自分も主人公と一緒にイツキに恋をしているような感覚になりました。それほどにキュンとして、そして途中ハラハラしたり切なくなってしまったりしました。主人公にも共感しやすいのもおすすめの理由のひとつです。作中に登場する、植物を使った料理は私も食べてみたいなと思いました。すごく美味しそうで、想像するだけで楽しかったです。何回も読み返したくなる作品です。(20代女性)

 

 

1票入ったおすすめの恋愛小説も紹介

せっかくなので1票入ったおすすめの恋愛小説も紹介します。惜しくもランキング入りしませんでしたが素敵な恋愛小説ばかりですのでぜひ読んでみてください。

 

 

セシリア・アハーン「PSアイラブユー」

セシリア・アハーン「PSアイラブユー」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この本は映画化されているのですが、私はまず映画から観ました。それもたまたま見てみたいと思い、前説など見ずに映画を観ました。もう何度も泣けるシーンがあり、とても感動したので本が買いたくなり、その日の内に購入しました。この本を読むと、大好きな彼にすごく会いたくなります。そして大切に思っている人、自分のことをいつも大事にしてくれる人を(彼氏、旦那さん、友達を)ずっと大切にしていこう、と改めて心から思いました。本当に心の底から温まる本です。私から絶対お薦めしたいのは、本の帯、あらすじも読まずに、どんなお話なのか知らずに読んだ方がいいと思います。映画を観たあとパンフレットに書いてあるあらすじを見て、そう思いました。ぜひ一度は読んで頂きたいです。(20代女性)

 

 

市川拓司「Separation」

市川拓司「Separation」が恋愛小説で一番おすすめの理由

現実には有り得ない病におかされた妻と夫の物語。 そこには彼らにしか見えない、感じられない世界がある。 あからさまなフィクションと分かっていながら、話にどんどんのめり込んでしまう一人称視点の物語展開がとても良い。 文庫本に同時収録されている『Voice』という短編小説も、また現実にはありえない内容ながら、心を奪われていく。 切なくて、悲しくて、でもどこか心のあたたまる救いのある話はこれ以上にはないと思う。 こんなに悲しいラブストーリーなのに、こんなにあたたかい気持ちになれる小説には未だかつて出会ったことがない。 発売から15年が経とうとしているが、未だに何度も読み返し、寄り添う人への想いを再確認し、大切にしようと思える。 心のバイブルになっている。(20代女性)

 

 

べあ姫「teddy bear」

べあ姫「teddy bear」が恋愛小説で一番おすすめの理由

主人公の鈴木晴奈と記憶を徐々に失っていく病気を持った塚本成也の恋愛物語です。成也は病気の不安から晴奈を度を超えた束縛をしてしまい陽奈は耐えきれず別れます。ある日、成也が他の女性といるとき目が合ったとに気づかれなかった陽奈はとてもショックを受けるという文を読んだ時は読者の私もとてもショックを受けるほど本に入り込んでいました。その後、病気を知った陽奈は成也とまた付き合いだしどんなに名前を忘れられ誰?と聞かれても陽奈は何回も陽奈だよと教え、影で泣く陽奈にいつも共感していました。残り短い時間でたくさんの思い出を作る2人の姿にとても感動しました。(10代女性)

 

 

大崎善生「アジアンタムブルー」

大崎善生「アジアンタムブルー」が恋愛小説で一番おすすめの理由

ストーリーは全体的にとても悲しく、切なく、やるせない気持ちになります。しかし、大崎善生さんらしい繊細で美しい日本語で創られる世界にどんどん引き込まれます。愛する人を失う悲しさ、辛さ、怖さ、やるせない気持ち、その先にいきつく「怒り」のような感情が繊細に表現されています。恋や愛といったあやふやなものが秘めているとてつもないエネルギーを、「わたしも体験してみたい」と思わされました。大切な人を失う怖さを突きつけられたのに、わたしは「誰かをとてつもなく愛してみたい」と思えました。(20代女性)

 

 

さき「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」

さき「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この作品はちょっと馬鹿な女の子の主人公が決められた未来が良くないものと知りつつその未来に向かって突き進んでいく。 ですがこの主人公ちょっと馬鹿なので明後日の方向に進んでいくように思った通りにはならず…と、そういう風に面白楽しく進んでいくお話です。 ストーリーも楽しめて所々でとても笑ってしまう。 恋愛の部分ではこんなに二人はお互いを好きなのにと読者を次のページへドキドキハラハラさせられてもう目が離せないのでオススメです!(20代女性)

 

 

小手鞠るい「いちばん近くて遠い」

小手鞠るい「いちばん近くて遠い」が恋愛小説で一番おすすめの理由

短編が重なり合って最後は全て繋がっている小説です。 でてくゆ登場人物のそれぞれの気持ち、思惑、現実などが描かれていてハッとさせられる事があります。 どうなっていくんだろとら思いながらページをめくってしまう小説です。 結婚ということ、恋愛感情の持続など女性がある程度の年齢になったら、ふと考えてしまうよう内容です。 1つ1つが短編なので、ダラダラではなく区切りよく読めるところもかなり気に入っています。 心がざわつく一冊です。(40代女性)

 

乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

乾くるみ「イニシエーション・ラブ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この小説は「萌え」や「胸キュン」などを楽しむ小説ではありません。しかし、最後の数行で物語の全てがひっくり返る、という読書好きならぜひとも体感してほしい経験ができる本です。この物語は男性視点で進みますが、拙い愛のやりとりや恋の駆け引きなど、恋愛小説としても作者の巧みな技術がふんだんに使われていて、女性ながら男性にも共感でき楽しみながら読むことができます。最後に、この本に関してよく言われる注意を書いておきます。「絶対に、途中で最後のページを見ないこと」。(10代女性)

 

 

ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」

ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」が恋愛小説で一番おすすめの理由

主人公の青年コランが友人の誕生日パーティーで出会った美少女クロエに恋をして、デートをして、結婚して みんなに祝福されて、なにもかもうまくいってとても幸せだったのに、少しづつクロエが体調を崩し始めて クロエは肺に花が咲く病気になってしまいます。 肺に花が咲く病気とか、幸せなシーンではピンク色のシナモンの匂いのする雲がふたりを包んだり、メルヘンな世界なのに クロエの病気を治すためにたくさんの花を買ってどんどんお金が無くなっていき、お金持ちだったコランが肉体労働をし始めたり 幸せなころはなにもかも幸せで美しくて、だんだん幸せが失われていくなにもなくなってしまう不安感、絶望感がありますが 文章は不思議にユーモアがあって、美しいお話です。(20代女性)

 

 

小手鞠るい「エンキョリレンアイ」

小手鞠るい「エンキョリレンアイ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

自分自身が遠距離恋愛中だったので、自分と重ね合わせて読んでいました。 出会ってすぐに、日本とニューヨークの遠距離になってしまった主人公。初めてメールを受け取った時の喜びや、会いに行く前の高揚、それが断たれた時の絶望、会えない不安や相手への疑いの気持ち…遠距離恋愛中であれば、きっと誰もが体験すると思います。 ラストに、初めてであった場所で再会するシーンは、思わず拍手をしたくなるほどです。 遠距離恋愛中はもちろん、なかなか会えな距離に大切なひとがいる方達へおすすめです。(30代女性)

 

 

村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方」

村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方」が恋愛小説で一番おすすめの理由

かなりの期間続いているシリーズ物の小説です。 踏ん切りがつかずにウジウジ考え込みがちな主人公にヤキモキしながらも、 なかなか現実ではできないような純愛に主人公と恋人がうまくいくように願いながら見守っていくような気持ちになれます。 また、女性の作者さんでありながら、男性の気持ちをかなりよく理解されていると共感します。 女性はもちろんですが男性にもぜひ読んでほしいと思う作品なのでこの小説をお勧めしたいと思います。(20代男性)

 

 

江國香織「きらきらひかる」

江國香織「きらきらひかる」が恋愛小説で一番おすすめの理由

何度読んでも飽きません。何度読んでも、新しい発見がある。3人の心情がよりひしひしと伝わる、本当に素晴らしい作品です。私は、江國香織さんの持つこの作品の空気感が、好きです。ふわりと優しい、滑らかな、形容しがたい雰囲気があります。また、作品を読み終えると自分が今までどこか違う世界に行っていたと勘違いするくらい、どっぷりとその作品の世界観に浸ることができます。 まっすぐな王道な恋愛小説ではないかもしれないけど、互いのことを大切に思っていることがありありと分かり、すごく純粋な恋愛小説だと思います。心が温かくなる作品です。(20代女性)

 

 

雫井脩介「クローズド・ノート」

雫井脩介「クローズド・ノート」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この作品は、純愛の恋愛小説です。 主人公が住む部屋で、前の住人が置いて行ったノートを見つけることから物語が始まります。 何か大きな出来事があるのかと思いきや、たんたんと物語は進んでいきます。 最後のほうはとても感度したのですが、少し物足りない感じもしました。 しかしあらすじを読むと、作者の思いが伝わりまた涙。 正直なところ、携帯小説で連載されていたものなので適当に読み進んでいたところもありました。 改めてもう一度じっくり読み直してみると、作者の思いがあふれているお話であることがよくわかります。 心にしみる良いお話で、とてもおすすめです。(30代女性)

 

 

氷室冴子「ざ・ちぇんじ!」

氷室冴子「ざ・ちぇんじ!」が恋愛小説で一番おすすめの理由

平安期に書かれた「とりかへばや物語」がベースになっています。女の子だけれど男のすることに興味を持ち、元服してしまった綺羅君(女)と小さいころから女の格好をしていないと落ち着かない見目麗しい綺羅姫(男)。綺羅君は同じ女性と結婚してしまうし、綺羅姫は尚侍として女東宮にお仕えすることになります。最初のどたばたからは恋愛小説だと想像もつきませんが、綺羅君は帝を慕い、綺羅姫は男として東宮を守りたいという気持ちが沸き起こるようになります。二人の綺羅は、どちらも帝から可愛がられ頼りにされているという心ときめく設定です。二人の本当の姿が誰にもばれないかとひやひやして、とても楽しめます。最後には二人は元の自分にるハッピーエンドの物語です。(30代女性)

 

 

辻仁成「サヨナライツカ」

辻仁成「サヨナライツカ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

いけない恋だと分かっていながら、燃え上がる恋を描いていて、大好きな作品です。主人公の豊は、好青年と称されていたのに、仕事で行ったバンコクで沓子と出会い、関係を持ちます。実は、日本に光子という婚約者がいたにもかかわらず2人は激しく愛し合う描写が、詩的に描かれていて、恋愛小説をあまり読まない私でも文章が美しく、何回も繰り返し読んでいる作品です。映画化もされているので、読者が苦手な方でも先に映像から見らるので、オススメです。(20代女性)

 

 

田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」

田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」が恋愛小説で一番おすすめの理由

ジョゼと虎と魚たちは映画化された田辺聖子の小説です。小説を進めるのに映画の話から入るのは失礼かもしれませんが、映画からこの物語に入りました。障碍者のヒロインと普通の大学生が恋に落ちていくお話と現実問題として健常者は障碍者とどの様に付き合っていかなければならないのかを問うようなストーリーになっていました。自分は男性なので当然男性目線でこの映画を見た時にとても考えさせられて切ない思いをしたことを覚えています。その後にこのストーリーの原本を読んだ時に少し救われた気がしました。ヒロインと主人公の恋愛だけが描かれていてあまり自分が嫌だなと思うようなところも出てこなくて、願っていたストーリーだからでした。好きな人と一緒にいるってことが幸せなんだと感じたお話でした。(30代男性)

 

 

村上春樹「スプートニクの恋人」

村上春樹「スプートニクの恋人」が恋愛小説で一番おすすめの理由

主人公の男性がプラトニックに愛していた女性が、外国で忽然と姿を消してしまいます。主人公は、失踪した彼女を追って現地へ向かうのですが見つかりません。残された彼女のパソコンから彼女の恋した人は彼女の雇い主の女性なのだと知ることになるのです。作者はそれを彼女の日記という形式で淡々と描いていているので、彼女を失った主人公の絶望感はあまり感じられません。確かに絶望するのですが別れよりも出会ったことに意味があったのだと主人公は受け入れています。恋愛小説では書き尽くされているようなことかもしれませんが、人と人との出会いは儚くて重いものだと実感する小説でした。(40代女性)

 

 

乾くるみ「セカンド・ラブ」

乾くるみ「セカンド・ラブ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

実写映画化されたイニシエーション・ラブの続編とも言えるセカンド・ラブは前作で表現したイニシエーションとは違う、イニシエーション(通過儀礼)の恋愛を終えた後の次の恋愛がテーマになっている恋愛小説であり、作中では主人公がある女性と付き合い出すのだがその最中に彼女そっくりな女性が現れてくる。最初の淡い恋愛とは違うちょっと大人な恋愛模様が描かれている小説なのだが、この小説の面白いところはそこだけではないのです。 一見ただの恋愛小説に見えて実はミステリーも含まれている恋愛ミステリー小説であり、一度読んだだけでは飽き足らず誰もが二度三度読み返してしまう恋愛小説です。(20代男性)

 

 

山田詠美「トラッシュ」

山田詠美「トラッシュ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

人を愛すってこういうことだよねと改めて思う小説です。主人公のココは、リックのことが大好きで毎日その想いを伝え、リック中心の生活を送ります。それなのに、恋愛が不器用なリックはその愛を失うことが怖く、途中でバーに逃げ出したり、飲んだくれて帰ってきたりします。ココは自分はこんなにリックを愛しているのにどうしてリックは同じように愛を返してくれないんだろうと傷つき、リックはいつこの愛を失うんだろうと怯える毎日を送ります。でも小説を読み進めば、二人は確かにお互い違う形で愛しているのだということが分かります。全身全霊で人を愛すことを思い出したい人にはおすすめの小説です。(40代女性)

 

 

氷室冴子「なんて素敵にジャパネスク」

氷室冴子「なんて素敵にジャパネスク」が恋愛小説で一番おすすめの理由

恋愛小説は読んでいくと恥ずかしくなるので苦手ですが、この本は学生の頃にコバルコ文庫で読みました。平安時代のお姫様という設定が良かったです。ラブコメですがテンポよく読みやすいので、大人になってからもこの本を読み返してキュンキュンしています。 雅な世界が非現実的で、物語の世界に入りやすい。当時、クラスメイトの女子は結構読んでいました。恋愛小説で最後までちゃんと読める唯一の本です。個人的に名作だと思います。(40代女性)

 

 

村上春樹「ノルウェイの森」

村上春樹「ノルウェイの森」が恋愛小説で一番おすすめの理由

自分探しに迷ったらこの本を読むべし。自己肯定感の揺らぐ中で思春期を舞台に主人公が巡る自分探しの様子がつかめます。彼女が求めていたのはなんだったのか?最後まで謎です。ラストはちょっと淋しいけれど人は思い出の中のみに生きるのではなく、様々な試練を乗り越えて行くことも教えてくれます。映画にまでなったこの小説。幸せとはなんなのか?愛とは何なのか、究極のテーマを本質からえぐりとるように描かれます。村上春樹ワールドを堪能してみてください。オススメです。(40代女性)

 

 

楡井亜木子「はじまりの空」

楡井亜木子「はじまりの空」が恋愛小説で一番おすすめの理由

高校生と社会人の恋愛、というありそうでないような、ないようであるような恋愛物語。正直、さらりと読み終えておしまい、と思っていたが、淡々としているようで想いがあふれそうな主人公、真菜の気持ちに、いつの間にかシンクロしてしまう。大切にしてくれる彼氏がいるのに、姉の義兄となる蓮が気になってしまう心のゆれ、そして蓮と共通する美術への思い。日常の風景が見える描写が、彼らの気持ちをくっきり浮き立たせている。さらりと読み終えるどころか、何度も読み直している小説。(40代女性)

 

 

山田詠美「ベッドタイムアイズ」

山田詠美「ベッドタイムアイズ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

長すぎず読みやすいことと、登場人物が魅力的です。 物語自体は淡々と進むのですが、いつの間にか自分と主人公が一体化している。 頭で考える恋愛ではなくて、心と身体の感覚でのめり込んでいく恋愛に、自分もハマっているような感覚になります。 相手が自分の一部になっていく、相手無しではいられなくなっていく感覚をとても秀逸に表現されている一冊だと思います。 ラストでは完全に自分の心が主人公の気持ちになっていて、自然にボロボロと涙が流れていました。 もう20年以上前の作品だと思いますが、時を超えても心を掴まれる作品だと思います。(30代女性)

 

 

ロバート・ジェームス・ウォラー「マディソン郡の橋」

ロバート・ジェームス・ウォラー「マディソン郡の橋」が恋愛小説で一番おすすめの理由

カメラマン、キンケイドとアメリカアイオワの農家で毎日の生活に倦んでいた主婦フランチェスカの話し。キンケイドがローズマンブリッジの行き方をフランチェスカに聞いたことから話しは始まります。誠実な男と女の恋愛で今でいう不倫という印象はなく初恋を思わせます。二人が分かれてからのお互いを思う気持ちは切なく、その後のフランチェスカは家族を慈しみ夫との生活をまっとうさせます。退屈で孤独な農家の主婦ではなく女性としてキンケイドを思いながら過ごした晩年のフランチェスカの哀切感に惹かれ何回も読みかえました。(60代女性)

 

 

ジョジョ モイーズ「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」

ジョジョ モイーズ「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この小説は、事故で体が不自由になったウィルと彼のもとで働くことになったルイーザを中心とした物語で、2人が徐々に心を通わせお互いを愛するようになる心温まる過程に感動させられます。また恋愛だけでなく、障害を持つ人の苦悩・姉妹の確執・イギリスの上流階級と労働者階級の間にある壁など様々な問題に鋭く切り込んでおり、非常に読みごたえのある小説となっています。著者が映画や小説によくあるご都合主義のハッピーエンドではなく、読みおわったあとに深く考えさせられるようなエンディングを選んだことも高く評価できると思います。(10代女性)

 

 

恩田陸「ライオンハート」

恩田陸「ライオンハート」が恋愛小説で一番おすすめの理由

究極的な恋愛の形について考えた時、強く1つになりたいと願い、それが叶わないところにあります。時代を超えても結ばれそうで結ばれない、2人の愛の因果とはー。ホラー小説家としても名高い恩田陸さんの作品ですが、この作品は不可思議なスリルを感じながらも絵画をモチーフとした秀逸な構成に、謎解きしながらどんどんと引き込まれていきます。感情移入するというよりかは読み終わった後に恋愛とは、愛とは…と1人で考えてしまうところがお気に入りです。(20代女性)

 

 

有川浩「ラブコメ今昔」

有川浩「ラブコメ今昔」が恋愛小説で一番おすすめの理由

自衛隊ラブコメです。この作品に限らないのですが、有川浩さんの書く恋愛ものの最大の特徴と魅力は「綺麗すぎないこと」だと思います。男性特有のプライドや意地の張り合いだったり、女性特有の羨望と嫉妬が入り混じった感情であったり。本来誰もが持っているそういった感情はどうしても醜く思えて、蓋をしがちです。ですが有川さんの作品は普段しまいこんでいるその身近な感情を詳らかに描写しているので、とても共感してしまうんですね。 特にこの本の『青い衝撃』では、お互い顔も知らない女同士がブルーインパルスのパイロットを介して静かに戦います。根性が汚い、やり口が姑息、そう思う部分もあるかもしれませんが、読後はついつい、果たして自分は他人のことをそう詰れるのか?と自問してしまうような作品になっていると思います。(30代女性)

 

 

シェークスピア「ロミオとジュリエット」

シェークスピア「ロミオとジュリエット」が恋愛小説で一番おすすめの理由

小田島雄二氏の訳のシェークスピアは読みやすく、また、現代的にアレンジが加えてあり、難しいものを読めない方でも、楽しく読めおもしろいのです。 定番のバルコニーから、髪を伸ばし、ロミオを招き入れるシーンなどはスマホや携帯が当たり前の現代には、考えられないようなシーンではあるが、切なくなりますね。家同士の喧嘩のため、引き裂かれる2人は、悲劇を招くのですが、残された家のものはその愚かさを呪わざるをえません。(50代女性)

 

 

堀田あけみ「われも恋う」

堀田あけみ「われも恋う」が恋愛小説で一番おすすめの理由

花屋さんで働く男性主観の物語です。 出てくる登場人物がみんな優しく、使われる名古屋弁も相まって妙に軽快なのに言葉がひとつひとつ沁みてきます。 物語前半はお花屋さんのお客様とのお話が進んで行き、その流れで登場人物の人となりをより深く知ることができます。 またほとんどのお話が花を絡めた話なのでそれだけでもへ~っとなる事も多いのでぜひオススメしたいです。 そして物語後半はその男性が好きな人との恋話になっていきます。 ちなみに私は最後の場面で主人公の男性がうじうじし、このままじゃ……っ!というシーンでハッパをかける花屋のお母さんのセリフが一番印象的で、いつか誰かに言ってみたいセリフナンバーワンです。(20代女性)

 

 

吉本ばなな「哀しい予感」

吉本ばなな「哀しい予感」が恋愛小説で一番おすすめの理由

血のつながらない姉弟が家族から恋人になるお話で、弟は小さい頃に姉が家に連れられて来た日の事を覚えていて血が繋がっていないことは知っているのですが、姉は覚えていないので姉として接しています。しかしある時、姉の様子がおかしくなって、ふらりと家を出ていってしまったことから、姉が気付いたのだと姉に恋心を持っていた弟は後を追いかけます。どこにも居場所がないと思っていた姉が、最後居場所をしっかり見つけるので、読んだ後にとても落ち着いて安らぐ気持ちになり、たまに読み返してしまうぐらい読後感が良いです。(40代女性)

 

 

百田尚樹「永遠の0」

百田尚樹「永遠の0」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この小説を恋愛小説では無いとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、この小説は間違いなく相手の人生に責任を負う覚悟を教えてくれる、恋愛小説だと思います。 今の日本人は、都合の良い部分のみアメリカナイズされた個人主義を模倣し、バーチャルな世界で自己完結して、実社会では責任を取る事から逃げ回ってばかりです。 バーチャルの世界で好きだ嫌いだなんて生ぬるい自分の中途半端な感情に振り回されず、本気で人を好きになって、傷ついたり、感動したりするべきです。(40代女性)

 

 

藤原眞莉「王宮ロマンス革命」

藤原眞莉「王宮ロマンス革命」が恋愛小説で一番おすすめの理由

ただの少女小説のように、男女が結ばれてハッピーエンド、といかないところが本作品の面白いところだ。お転婆な主人公も、特別な能力を宿す主人公もありふれた存在だが、そんな特別な女の子をもってしても救うことができない男に恋をした挙句、周りの並み居る男たちに浮気をすることもなく物語は進んでゆく。そうしてその最後、二人は「二人きり」の特別な時間を過ごすこともないままに、死別するのだ。さながら、それこそがあるべき幸せの形なのだと言わんばかりに。少女小説といえば幸せなキス、祝福の鐘で終わるものではなかったのか。挿絵の可愛らしい絵柄や華やいだタイトルとは裏腹に作品には死と頽廃が満ちていて、その中を駆け抜けていく少女の恋心、生き様が描かれている。タイトルの雰囲気に騙されず、一度手に取って読んでいただきたい。決して甘っちょろい「ロマンス」などでは終わらない物語がそこにはある。(20代女性)

 

 

有川浩「海の底」

有川浩「海の底」が恋愛小説で一番おすすめの理由

有川浩の自衛隊シリーズの中でもこれが一番胸キュン甘々で、恋がしたい!という気持ちになるのと同時に自衛隊員への方への憧れがものすごい勢いで膨らみます。 話の大筋になってくるのは巨大なザリガニの群れが侵略してくるという、文字にするとギャグみたいなとっぴょうしもない感じなのですが、未知の敵と戦いながら守ってくれる男性のかっこよさに心惹かれない女性はいないかと思います。良くも悪くも、全ての戦いは最後のハッピーエンドのためにある、といった内容です。(20代女性)

 

 

有川浩「空の中」

有川浩「空の中」が恋愛小説で一番おすすめの理由

『空の中』は有川さんファンの中では、陸上自衛隊・航空自衛隊・海上自衛隊が未知の生物体と出会うという「自衛隊三部作」の一つに入ります。 自衛隊三部作といえば、お堅い話かなと思うかもしれませんが。 【自衛隊恋愛小説】です。 航空自衛隊の航空自衛隊の強気なエリート女性パイロットと、自衛隊の飛行機を作ったメーカーの社員で頼りないけど、やる時はやる男性。 不器用同志ながら、未知との生物との接触や解決を経て恋人同士になる。 そしてもう一組。同じ未知なる生物のかけらを拾った高知県の高校生の幼馴染の男女も、この生物との生活や思いのすれ違いなどを経て、やがて恋人同士に発展するというラブストーリーになっています。 有川さんの初期作品です。 自衛隊をちゃんと取材されていて、仕組みも分かった上で書かれている小説です。 ファンタジー小説も好き、恋愛小説も好きという方には、1度読んでもらいたい作品です。(30代女性)

 

 

下川香苗「君に届け」

下川香苗「君に届け」が恋愛小説で一番おすすめの理由

貞子というあだ名がついた黒沼爽子と学年一人気といわれた風早翔太の恋愛を描いたラブストーリー。 また吉田千鶴や矢野あやね、真田龍といった登場人物が登場し、さまざまな恋愛ドラマを描いていく小説。 絶対に合わないと思われた爽子と風早の恋の行方はどうなるのか。 また、千鶴やあやね、龍などの恋愛事情が気になったりといったさまざまな恋の行方はいかに?という読んでいてとてもドキドキしてキュンキュンするようなストーリー。(10代女性)

 

 

有川浩「県庁おもてなし課」

有川浩「県庁おもてなし課」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この本のすごいところはただの恋愛小説ではないというところではないかと思います。有川浩さんは恋愛小説の達人ですが、恋愛にプレスアルファ何かを加えるのも上手な方で、今回の県庁おもてなし課は恋愛に仕事と地元愛を加えているすごいものになっているのです。登場人物の恋愛模様ももちろんのこと、そこに自分の仕事への情熱や住んでいる場所、地元に対する深い愛情を再認識するところがしっかりと描写されているので誰が読んでも楽しめるものになっています。読み始めたら面白いので案外すぐに読み切るかもしれませんね、読書の秋にピッタリでお勧めですよ。(30代女性)

 

 

桜井亜美「幸せな恋のはじめかた」

桜井亜美「幸せな恋のはじめかた」が恋愛小説で一番おすすめの理由

蘇生技能士という、特殊なお仕事の世界で働いている女の子が、経営者との長い不倫に悩み苦しんでいるとき、ふいにい込んだ、失恋した男の子の「心を蘇生してほしい」という依頼から、カウンセリングのような事をしているうちに、恋する自分の気持ちにも気づき、幸せになれる道を探していく話。 不倫事態は、そんなにありふれている事ではないだろうけど、煮えきらない彼氏に悩んでいたり、自分の本当の気持ちに、蓋をしている女の子に読んで貰いたいと思う作品。素直になることや、自分に向けられる、他の男性からの視線を受け入れる事など、道は沢山あるんだって事を、教えて貰ったから。(30代女性)

 

 

平岩弓枝「幸福の船」

平岩弓枝「幸福の船」が恋愛小説で一番おすすめの理由

結婚間近だった主人公が婚約者の本性を知って破談し、傷心ながらも世界一周の船旅に出る話です。船上の色々な人々や出来事にあいながら徐々に元気を取り戻し、素敵な男性に出会うのですが、自分の過去に囚われてなかなか踏み出せない所に共感できました。しかし最後には、自分の愚かな所を認めなければ愛されたい人に愛されないと前に踏み出す所には、読んでいて勇気を与えられました。 私自身も恋と仕事を同時に失い、呆然としていた時に読んでいたので、この本のおかげで社会復帰、また新たな恋愛、そして結婚にもつながったと思います。(30代女性)

 

 

ジェーン・オースティン「高慢と偏見」

ジェーン・オースティン「高慢と偏見」が恋愛小説で一番おすすめの理由

ジェーン・オースティンの作品の一番の魅力は登場人物がどの人物も個性的で、人物描写がとても巧みに生き生きと描かれているのでどんどんストーリーに引き込まれます。言葉遣いも美しく丁寧でウィットやユーモアが感じられるところも大きな魅力です。また今とは違う価値観の昔の時代を生きる人達の悩み、心の葛藤や世間の目を気にしながら噂話のタネにならないように気を付けて日々生活を送っている様子も良く分かりますのでイギリス摂政時代の女性目線で描かれていますので当時の生活を少し垣間見ることができます。登場人物は好感度が高いのでページをめくる手が止まりません。(30代女性)

 

 

江國香織「左岸」

江國香織「左岸」が恋愛小説で一番おすすめの理由

別々の人生を歩んできた二人の主人公が、再会し互いの変化に戸惑いながらもまた歩み寄ろうとする姿にもどかしいながらも感動しました。 恋多き、主人公の女性の生きざまは自分と共通するところがあり情熱的に人を愛し、傷つき、それでもまた人を愛する姿は人間の本質のようで心にぐっと刺さるものがあります。 江國さんらしい、細やかな情景描写はまるで目の前で映画を見ているかのようで物語にどんどん引き込まれていきます。冷静と情熱の間以来の辻仁成さんとの共同作品である点もファンとしては注目すべき一冊でした。(20代女性)

 

 

瀧羽麻子「左京区七夕通東入ル」

瀧羽麻子「左京区七夕通東入ル」が恋愛小説で一番おすすめの理由

京都の大学生のお話。 大学生いいな!っておもうし、主人公の花ちゃんがかわいい! たっくんとヤマネくんとアンドウくんの男の友情?もなんだか微笑ましいし、こういう友達に囲まれた大学生活送りたかったなあと感じます。 花ちゃんの恋敵は数学なんだけど、徐々にたっくんの気持ちが少しずつ花ちゃんに向いていって…。 就職を機に東京にいく花ちゃんが、住んでた家をたっくんに引き渡したり!なんかもうキラキラ…w 男3人と花ちゃんって構図がなんだかドラえもんチックだけど読んでて楽しくなるお話です。 あと京都にいきたくなる!(30代女性)

 

 

有川浩「阪急電車」

有川浩「阪急電車」が恋愛小説で一番おすすめの理由

阪急電車の駅ごとにストーリーが短いながらも濃密でときめきが感じられます。最初の話が、婚約破棄を申し立てられるものであり、とても衝撃的ですが、しっかりと落とし所を踏まえた復讐と電車の中で出会うお婆ちゃんの厳しくも優しい一言が胸に響きます。また、電車の中での男女の出会いが絶妙かつ、巧妙で読んでいてとても引き込まれてしまいます。少ないとは思えない量ですが、ついつい読んでしまう不思議な魅力を持っており、一気に読むことができます。(10代女性)

 

 

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ「若きウェルテルの悩み」

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ「若きウェルテルの悩み」が恋愛小説で一番おすすめの理由

ある意味最も有名な恋愛小説だと思います。なにせ、「ウェルテル効果」という社会現象の名前の由来ですから。この効果を知らない人は、ネタバレが含まれますので、それを嫌うなら調べる前にこの18世紀の小説を読んでください。 18世紀の書簡体小説で、一見難易度が高いようにも見えますが、岩波文庫を始めとする邦訳に読みやすいものが揃っています。このような古典は時代背景や歴史を知っていないと楽しく読めないことも多いのですが、『ウェルテル』は当時のドイツの事情を知らなくても十二分に楽しめます。おすすめです。(20代男性)

 

 

乙一「手を握る泥棒の物語」

乙一「手を握る泥棒の物語」が恋愛小説で一番おすすめの理由

冴えないデザイナーの青年は、盗みを働くために旅館の壁に穴を開けます。そこで手に入れたものは、現金や宝石などではなく人の手でした。薄い壁越しに手と手が触れ合うことで、次第に愛情へと変化していきます。二人のやりとりの展開から目が話せません。ミステリー要素もあるので、恋愛小説が苦手な方にも読みやすいでしょう。10代をターゲットにしているので、頼りなかったり、もどかしい場面もあります。賛否両論ありそうですが、私のお勧めする一冊です。(30代女性)

 

 

朝丘戻「春恋。」

朝丘戻「春恋。」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この小説は2003年にコバルト文庫から出たBL小説です。 受験生の美里と家庭教師のアキとの切ない恋を、作者のあとがきにある通り春夏秋冬に落とし込んで描かれています。 美里の恋心、嫉妬や諦め、戸惑いや葛藤。成長期には誰にでもあったであろう覚えのある漠然とした焦り。色んな想いを抱えながら成長していくそんな美里を次第に大事に想うようになってゆくアキ。 最後は違う道をゆくことになる二人ですが、互いに大事に想い合うあり方にとても引き込まれます。(20代女性)

 

 

江國香織「神様のボート」

江國香織「神様のボート」が恋愛小説で一番おすすめの理由

『少しばかり、狂気じみている』 そんな気分にさえなってしまうような、ただひたすら『愛』に向かって突き進む母と、コントラストとして描かれるその娘。二人のそれぞれの視点から語られる、母娘の人生を追体験するような本作です。 母親の、『愛するあの人にまた出会う』という、漠然とした目的のみで生きている姿に、そこまで強い愛を、自分自身は持てるだろうか、と考えさせられます。答えはいつも、否ですが。 だからこそ、愛する気持ちが揺らいだとき、自分の愛が相手に届いているのか不安になるときに読むと、『愛』そのものを全肯定されているような気分になれます。 娘視点ではまた違う読み方ができますが、母親が最終的に『愛するあの人』と再び会えるので、途中悶々とする場面は多々ありますが、読後感は決して悪いものではありません。(30代女性)

 

 

石田衣良「親指の恋人」

石田衣良「親指の恋人」が恋愛小説で一番おすすめの理由

当時新鮮だった中村佑介のイラストで飾られた表紙に惹かれ購入しました。 タイトルからしてセンチメンタルなお話かな?と思い読み進めていくと、結構な悲恋! フィクションはハッピーが好きなので、こういう恋の形を読み、どっぷりと世界に浸かるという感覚は新鮮でした。 恋というのは楽しく、カラフルなものだけれど、時と場合によっては狂おしい程の気持ちにもなってしまう。 当たり前にしている関係こそが尊いものだという事を、この作品を通して教えてもらいました。(30代男性)

 

 

山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」

山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この小説は、19歳のオレと39歳のユリとの恋愛を描いた作品です。 タイトルを見る限り、エロティックな小説を想像してしまう人も多いかと思いますが、純朴なオレの視点から描かれる純真な恋愛小説です。 美術学校に通うオレは、美術学校の講師であるユリに対して恋心を抱きますが、 既婚者で夫がいる20歳も年上のユリは若い男の心を弄ぶように、二人の関係を親密にし、時には冷たく突き放します。 障害の多いユリとの恋愛や将来に対して大きな悩み、翻弄されていくオレの心情はとても共感できますし、 切なく若い頃の自分を思い出します。 落ち着いた雰囲気のストーリーに甘酸っぱい気持ちを味わえる恋愛小説です。(40代男性)

 

 

片山恭一「世界の中心で愛を叫ぶ」

片山恭一「世界の中心で愛を叫ぶ」が恋愛小説で一番おすすめの理由

自分はこの小説を読んだきっかけはタイトルのインパクトが強かったからそこに惹かれて購入しました。 とある地方都市(自分が読んで感じた場所は四国地方)の高校生の朔と亜紀が惹かれあって恋人になり、幸せな普通の高校生カップルとして日々を過ごしていくのですが亜紀には白血病という病気を抱えていました。 日が経つにつれ、亜紀の体は弱っていきます。 そして、彼女は死んでしまいます。 朔は好きな人を失う悲しみと亜紀が二度とこの世にいない時間を過ごすことになります。 たぶん、自分が思う世界の中心とは好きな人の為に過ごす時間を好きな人の心に寄り添って共感する時間のことだと思います。 小説もあり、ドラマもあり、映画もあり、舞台もありと様々な媒体でこの作品は出ていますが自分はやはり原作であり原点の小説版をおすすめします。(30代男性)

 

 

メイ「赤い糸」

メイ「赤い糸」が恋愛小説で一番おすすめの理由

赤い糸は恋愛携帯小説であり、芽衣という1人の女の子が主人公であります。芽衣の恋愛だけでなく、取り巻く友情の人間関係や家族関係にも様々なストーリーが展開され、はらはらドキドキを感じながら読み進めることができます。ハッピーエンドな事ばかりではなく、芽衣がさまざまな困難、苦労、不幸を乗り越え、乗り越えたからこそ手に入れることができる幸せや絆を受け入れていく感動的なストーリーでもあります。楽しむだけでなく、芽衣を取り巻く環境や芽衣自身についてとても考えさせられる点がとてもおすすめです。(20代女性)

 

 

佐々木丸美「雪の断章」

佐々木丸美「雪の断章」が恋愛小説で一番おすすめの理由

高校生の時に初めて手に取り、夢中で読みました。ストーリーは、現代版のシンデレラのようなお話です。 孤児である主人公が幼い頃迷子になった時に親切な青年に助けられる。その数年後、引き取られた家でいじめを受けて逃げ出したところに偶然現れるのがその青年です。 奇跡的な出会いを経て、少女はその男性に育てられることになります。青年やその友人、周囲の人々の優しさの元で成長していく主人公。お互いに大切な存在でありながら、運命的な出会いから成り立つ状況に葛藤を抱き合う二人の姿にもどかしさを感じてしまいます。 美しい文章と象徴的な『雪』の描写に惹き込まれること間違いなしの作品だと思います。(40代女性)

 

 

角田光代「曾根崎心中」

角田光代「曾根崎心中」が恋愛小説で一番おすすめの理由

言わずと知れた名作を角田さんがみずみずしい文体でリメイクしています。ヒロインの視点で話が展開していくのですが、愛し合っているという主旨のことが地の文にハッキリ書いてあるにもかかわらず読んでいるこちらは相手の男への不信感を募らせていく、という不思議な仕様になっています。この不気味さ、ぜひ体感していただきたいです。その一方で誰かを恋焦がれることの切なさもひしひしと伝わってきます。要とも言うべきラストの心中シーンは原点のような騒々しさはなく、清々しささえありました。(20代女性)

 

 

谷瑞恵「想いでのとき修理します」

谷瑞恵「想いでのとき修理します」が恋愛小説で一番おすすめの理由

1~4まで続くお話ですが、もっとも恋愛小説的なのは、1だと思います。二人がであって、恋が始まり、4では、結婚について考えるところで話しが終わります。全巻、短編で、謎解きやファンタジー要素もでてきます。ただ、主人公の女性が、失恋したばかりで新しい恋になかなか踏み出せなかったり、なかなか心のうちをさらけだせなかったり、その心情や恋人になる男性の描き方が非常に好きです。胸がちょっときゅん‥とします。なんだか、ういういしいかんじもします。ミステリーとしても、軽いのでとても読みやすいです。(40代女性)

 

 

村山由佳「天使の梯子」

村山由佳「天使の梯子」が恋愛小説で一番おすすめの理由

主人公は、大学生の男の子なんですが、バイト先で8歳年上の元担任の先生と再会します。 彼が年上の彼女に憧れていく様子と、愛情に変化する切ない感覚が繊細に描かれています。 また、先生の夏姫さんにも過去があり、主人公の男の子にも家庭の過去があり、切なく伝わってきます。 過去から這い上がる為のもがきや、おばあちゃんの愛情がもたらす愛と後悔が描かれ、文章の繊細さや美しい透明感があります。 読み終わった後に、涙が伝うような、深い安心と温かさが染み渡る作品です。(40代女性)

 

 

綾崎隼「吐息雪色」

綾崎隼「吐息雪色」が恋愛小説で一番おすすめの理由

とにかく切ないラブストーリーです。最初に言っておきますが、涙なしでは最後まで読めません。主人公は、妹と2人で生きていた女の子です。図書館の司書と出会い恋に落ちます。真っ直ぐに彼へ想いを育んでいくのですが、司書には、失踪した妻がいたんです。その痛みを知った主人公は、自分の気持ちを噛み殺し、司書の幸せを願います。 主人公の気持ちは届かなくて、叶わない。でも、想うことはできる。そんな主人公自身にも抱えきれないとても哀しい過去があったのです。最後まで読むと、もう一度読みたくなります。とても哀しいけれど、ぐっとひきよせられるお話です。(20代女性)

 

 

白川道「冬の童話」

白川道「冬の童話」が恋愛小説で一番おすすめの理由

主人公の聖人とそらの清らかで美しいラブストーリーです。まさに大人の童話のような。 捨て子から出版社の社長までのぼりつめた聖人と、ピュアで美しく、天性の才能に恵まれたそらの純愛。 そして重い病。普通なら陳腐に思えてしまえそうな設定にも、周囲を含めた人物の魅力で素直に引き込まれて一気に読んでしまいました。 この小説では、本来最後にもってくる場面を最初にもってきているので、全部読んだ後にもう一度最初に戻って読むと、二人が辿った愛の軌跡が分かり、胸を締め付けます。(30代女性)

 

 

伊集院静「白秋」

伊集院静「白秋」が恋愛小説で一番おすすめの理由

おそらく一番最初に読んだであろう純文学の恋愛小説だから、30年経った今でもとても印象に残っています。病弱の青年と花を生けにくる女性。嫉妬する看護師。そして女性が身ごもった直後に青年は亡くなってしまうという、ありがちな設定なのですが、そんなどこにでもあるような話をここまで読者を引きつけて描くとは、見事だと思います。一字一句の表現がとても繊細で、読んだ後は切なくなりますが、力強く生きていこうと思わせる作品です。(40代女性)

 

 

中田永一「百瀬、こっちを向いて。」

中田永一「百瀬、こっちを向いて。」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この本は自分のことを「人間レベル2」と称するような男子高校生が主人公です。教室の隅っこにしか居場所を与えられず、自分に何一つ自信を持てず、女子と話す事はおろか友達さえもほとんどいない、そんな高校生活から青春を取り上げられてしまっているような男の子が、青春の象徴とも言える恋に出会い、その恋にもがく姿が瑞々しくて、純粋で、真っ直ぐで、切なく感じます。また、主人公を取り巻く主要人物3人は少々身勝手な3人です。恋人がいる先輩と付き合っている女子高生・百瀬。百瀬と付き合いながらも、裕福なもともとの恋人との関係を断つことが出来ない先輩。彼氏が浮気しているのを知りながらも、それを隠して恋人でい続ける先輩の彼女。とても自分勝手だなと思うのに、どの人物も嫌いになれないのは、そんな自分の好きだという気持ちに正直で、恋に全力な姿が、まさに青春の若さであり、キラキラして見えるからだと思います。(20代女性)

 

 

林真理子「不機嫌な果実」

林真理子「不機嫌な果実」が恋愛小説で一番おすすめの理由

不倫を繰り返す既婚女性が、相手の男性と数々の恋愛をする。遊びと割り切って接してくれる男性もいれば、彼女にのめり込むあまり旦那との離婚をせがんで重たくなる男性も。こちらが遊びのつもりでも、だんだん相手にはまっていってしまい、旦那との安定した夫婦関係が崩壊していってしまう。彼女の行動は行き過ぎていると思いながらも、そんな彼女の思考にはなんとなく共感できる生々しさがあり、この先彼女がどうなるのかと気になって読む手が止まらなかった。(20代女性)

 

 

山田詠美「放課後の音符(キーノート)」

山田詠美「放課後の音符(キーノート)」が恋愛小説で一番おすすめの理由

最初はティーンネイジャーの学園生活について書かれた小説だと思いましたが違いました。主人公の女の子はまだ高校生ですが、そのヒロインが大人になっていく過程でする恋愛がすごく印象に残っています。幼馴染の男の子にある時から、恋心を抱くようになり、でも相手は自分を女の子の中で一番何でも話せる相手としか見ていなかった。でも彼も、色んな経験をして少しづつ大人になり綺麗になっていく彼女をみている内に恋に落ちていきます。その様子が素敵でした。(40代女性)

 

 

沖田円「僕は何度でも、きみに初めての恋をする。」

沖田円「僕は何度でも、きみに初めての恋をする。」が恋愛小説で一番おすすめの理由

この物語は情景がたくさん記されています。それを自分の頭で想像しながら読んでいくとまだ見たことのない綺麗な景色を感じることができ心が落ち着くように感じます。ハナにもセイにも悩みがあり、二人で乗り越えようとしますが、悲しい現実が待っています。ですが、セイは悲しさを乗り越えてまた新しいスタートを踏み出します。最後には涙がすうっと流れるような物語です。ひとりで静かに読みたくなる本です。悩みなどがあるときひとりで考えるためにまた読みたいと思いました。(10代女性)

 

 

盛田隆二「夜の果てまで」

盛田隆二「夜の果てまで」が恋愛小説で一番おすすめの理由

大学生と人妻の逃避行物語。主人公は、バイト先のコンビニで、マーブルチョコを万引きする美しい女性に心ひかれる。女性は、しがないラーメン屋の若妻だった。彼女が大学生の下宿先に出前のラーメンを届けに来た時から、2人の運命の歯車が回り出す。冬の北海道から東京へ。行く先々で、彼らが出会う人たちも魅力的。電車で出会うゴージャスな夫婦が、実は驚くような仕事で生計を立てていたり。その夫婦に翻弄されながら、2人の心は少しずつすれ違い始める。やがて訪れる意外な結末。自然でリアリティあふれる恋愛描写や、感情がほとばしる2人の様子など、読んでいて胸が苦しくなるほど。切ない恋の行く末が気になり、一気読み間違いなしの作品です。(50代女性)

 

 

宮本輝「愉楽の園」

宮本輝「愉楽の園」が恋愛小説で一番おすすめの理由

タイが舞台の小説です。タイの日常やどんな国かというところ、謎めいている部分がタイに行ったことがない人にでも容易に入り込んで行けそうなくらいとてもうまく表現されています。その中でたまたま知り合った日本人同士の恋愛が決してくどくなく描かれていて、実際タイに行ったことがあったり、東南アジアが好きな方には特に読みやすい小説です。主人公の恋愛の形だけではなく、お国柄というか色んな恋の形があるということを感じられる1冊です。(30代女性)

 

 

江國香織「落下する夕方」

江國香織「落下する夕方」が恋愛小説で一番おすすめの理由

失恋した人に是非読んでもらいたいと思う一冊です。 主人公がゆっくりと時間をかけて失恋し、そして立ち直る話というととてもしっくりきます。主人公が失恋するきっかけとなった女性が読者から見ても魅力的で憧れる女性も多いのではないかと思います。 現実ではそうありえない設定であるのに何故か現実味があり、とても文章が美しいので不思議とすんなり読めてしまいます。 失恋がテーマだからといって暗く、ドロドロとした話というわけではなくほのぼのとしており、ぽっかりと空いていた心の隙間を埋めてくれる、そんな小説です。(10代女性)

 

 

橋本紡「流れ星が消えないうちに」

橋本紡「流れ星が消えないうちに」が恋愛小説で一番おすすめの理由

特に女性なら深く共感できるだろうから。主人公は恋人に先立たれた女性なのだが、この作者はとにかく女性の心理描写がうまい。相手を失って哀れな主人公というだけにとどまらず、失う前の恋愛模様やその後立ち直っていく過程も丁寧に描かれているので、胸が擦り切れそうなほど切ないのに読後感は爽やかである。話もすごく複雑というわけではなく読みやすいため、誰でも恋のドキドキやそれが終わるときのつらさを一冊で味わえる本だと思う。(10代女性)

 

 

ベルンハルト・シュリンク「朗読者」

ベルンハルト・シュリンク「朗読者」が恋愛小説で一番おすすめの理由

15歳の少年と大人の女性の恋愛物語。近くにいるのにどこかお互い遠い存在であるという感覚が、物語全体を通じて漂っています。 単なる恋愛ものではなく、ナチスドイツ時代の歴史的背景が深く絡んだ、重厚なストーリーとなっています。 暗い過去を抱えていても、やっぱり人として誰かを好きになったり愛したりする気持ちは消えないのだということを 強く突きつけられる小説で、じっくりと自分の過去や未来について考えたいときなどに、ふと読み返したくなる作品です。(20代女性)

 

読書好きが選ぶ!誕生日プレゼントにおすすめの本100選

 

誕生日プレゼントにおすすめの本100選

 

 

1.佐野洋子「100万回生きたねこ」

佐野洋子「100万回生きたねこ」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

絵本ではありますが、子供だけでなく大人も楽しめる絵本です。誰が飼い主になっても死ななかった猫が、家族を持ち、パートナーが亡くなった時に初めて泣き、後を追うようになくなってしまうストーリーが、家族や愛について考えさせられます。また何回読んでも、その時の心情などで、そのストーリーの取り方が違うことがあり、何度読んでも飽きない1冊だと思います。大切な人や家族の誕生日プレゼントに渡し、その人の感想を聞きたくなる1冊です。(30代女性)

何度も転生を繰り返し、その度にやさぐれていたオス猫が、白猫に出会い、本当の愛を知る、という内容のお話です。読んでいると心が温かくなり、友達にも恋人にも様々な年代の人に贈ることが出来る絵本だと思います。「本を贈る」というと大袈裟に構えて考えがちですが、絵本であれば気軽に贈ることができると思います。しかしこの本は絵本にしては内容がとても考えさせられるものなので、年配の方や目上の方にも贈ることが出来るとことが良いと思います。(40代女性)

百万回も生まれて生き、そして死んだ猫の物語。絵本ですが、最後には感動してほろりと泣ける素晴らしい名作で大人にも自信を持ってお勧めできます。生きるとはいったいどういうことなんだろう、そんなふうに考えさせられるとても深い作品です。また、挿し絵がとてもかわいらしいので、インテリアとして飾るだけでもお部屋が素敵になると思います。猫が好きな方や女性へのプレゼントには最適です。有名な絵本ですが大人になってから読むと新たな発見があるかも(20代女性)

家にはたくさんの絵本があるのですが、 結局、本当に心に残っているのは、この絵本だからです。 今まで大きな病気をしたことがある私ですが、 やはり人生は1度きりなのだなぁと実感することがあり、 この本と出会った頃はまだとても若い頃でしたが、 歳とともに、自分の考え方が変化するたび、なんとなくこの本の内容を思い出すのです。 有名な本ですし誰もがタイトルは知っている本かもしれませんが、 だからこそ、プレゼントしやすいのではないかと思いました。(40代女性)

100万回生きかえった猫が出会ったのは白い猫。いつも2匹は寄り添い、長い時間を共にします。そして年老いた白い猫は、その猫のそばで息絶えるのです。100万飼い主は変わっても泣かなかった猫は、初めて白猫を失って泣くのです。100万回。そして二度と猫は生き返らなかった…愛されるより自分が愛することを知って、本当に幸せを感じたから、猫は生まれ変わる必要がなかったのです。読む人によって、様々な思いを感じさせる絵本だと思います。(50代女性)

 

 

2.シェル・シルヴァスタイン「おおきな木」

シェル・シルヴァスタイン「おおきな木」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

木と少年がだんだん年を取っていく過程で、それぞれ(少年、木)の考え方や風貌も日に日に 変化していきます。つねに少年は木を、木は少年を気にしている存在ですが時というものは 残酷ですね。お互いの関わり方も年を追うごとに変化していきます。ただし、そんな年月の 流れにも不動なものがただ1つ、お互いを思いやる愛です。 大人が読むとなんだか切なく、感慨深い気持ちにさせられます。 小学校高学年の子なら、なんとなく筆者の言いたいことがわかるでしょう。 中学入学の思い出に、小学校卒業の記念に、高学年~の誕生日プレゼントに さしあげてもいいかもしれません。 あとは、最近疲れ気味の若い後輩社員にも癒しの本になるかもしれません。 村上春樹が訳しています。(40代女性)

子どもとしても大人としても楽しむことのできるこの絵本を私自身誕生日プレゼントとして何度か選んだ経験があります。 私は幼少期からこの絵本を存じておりました。しかし、大人になってから再度手に取ったきっかけは翻訳が村上春樹さんだったからです。 そして幼少期に抱いた感想と大人になってから読み終えた時に抱いた気持ちのギャップに驚きました。 優しさとは、幸せとは、人とは何なのか様々なことを考えさせてくれる絵本です。(20代女性)

 

 

3.アリスン・マギー「ちいさなあなたへ」

アリスン・マギー「ちいさなあなたへ」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

この本は絵本です。子供を持つお母さんが子供の読み聞かせで泣いてしまう絵本です。それは自分を生んでくれた母親の思いをこの本で知るからです。誕生日はこの世に生まれた日であると同時に、お母さんにとっては母になった記念日でもあります。そんな母の子供への心情を知ることで、母親への感謝の念を覚えさせてくれるこの本は誕生日のプレゼントにぴったりだと思います。絵本なのでさらりと読みやすく、活字が負担にならないところもお勧めです。(40代女性)

子供の誕生日プレゼントとして、嫁が友達から頂いたものです。自分が誕生してから成長し、そして親になる過程が描かれている絵本で、親目線で読むと感動させられます。嫁は自身に重ね合わせて読んで涙を流していました。絵本ですがストーリーがとても良く、1ページ1ページじっくり眺められます。無条件の愛というものを考えさせられました。親になった友達の誕生日、もしくは友達の出産祝いに適していると思われます。日本語訳版と英語版があります。(40代男性)

 

 

4.水野敬也「人生はニャンとかなる!」

水野敬也「人生はニャンとかなる!」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

猫好きに限定されてしまうかもしれませんが、見開きの状態で、右側に猫の写真があり、その猫の表情に伴うような文言が一言記載されており、読者が簡単に理解出来る様になっています。左ページにはその文言に共通するような偉人の名言が記載されています。自分の悩みについてカテゴリー分けしてあるので、悩みに応じてページを開けます。この本は普段分かっているけど、当たり前過ぎて見過ごしている大事な事を改めて認識することが出来ると言うこと、沢山の偉人の名言が記載されているので偉業を成し遂げた人物の内面を知る事が出来、参考になる事がおすすめです。また、内容が写真と偉人の名言のシンプルな構成になっているので、簡単に手に取って、気軽に読めるのもポイントです。(30代女性)

この本は、世界の偉人達のポジティブになれる格言や名言を素敵な猫達の写真に合わせて紹介されています。 思わず、笑ってしまうようなかわいらしいページから、格言をしっかりと受け止めされられるようなページまであり、何度読んでも飽きない写真集であり、格言集になっています。 猫の写真集は近頃たくさん出版されていますが、こんなにポジティブにさせてくれる写真集はなかなかないのではないでしょうか。 そういう意味でも、特に大人の知人への誕生日プレゼントにはもってこいの一冊だと思います。(40代男性)

 

 

5.サン・テグジュペリ「星の王子さま」

サン・テグジュペリ「星の王子さま」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

星の王子さまは大人が忘れてしまったことを思い出させてくれるからです。ビジネスマンの星や飲み助の星の住人など、まさに現代人そのもの。星の王子さまがする問いかけはまさに私たちが子ども頃に抱いていた思いではないでしょうか。子どもの頃はこんな大人になりたくないと思っていても、いつの間にか大人の仲間入りをしてしまい、星の王子さまのような純粋な気持ちを忘れてしまっているような気がします。まだ私が小さかった頃はこの本の良さは分かりませんでしたが、大人になった今読み返すととても心に響く一冊です。誕生日を迎え少し大人になったときにぜひ読んでもらい、いつまでも純粋な気持ちを忘れないようにしてもらいたいです。(30代女性)

選んだ理由は、この本は年齢問わず、どの年代にも贈れる本だと思う為。 人間の本当に大切なことを、いつになっても教えてくれる為。大人には、忘れてしまっている・忘れがちなことを思い出させてくれるし、小さい子には、何が大切なことなのかを教えてくれる本だから。安全な国、物が溢れていて、何不自由なく生きていける日本では、今ある環境が当たり前だと思ってしまって、目に見えるものが全て、目に見える豊かさで物事を図ってしまっていて、個人的にはそれは違うと思っていて、「物事は、心で見なくてはいけない。一番大切なことは、目に見えない」と言うことを、いつまでも忘れないためにも読んで欲しいから。(30代女性)

 

 

6.水野敬也「夢をかなえるゾウ」

水野敬也「夢をかなえるゾウ」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

自己啓発本は普通は人にあげるのには躊躇するものです。しかし、この本は表紙からソフトな印象を与え内容もユーモラスなキャラクターが繰り広げる希望のあるストーリーがつづられています。内容はまずは行動することがプラスに近づくことを力強く語っています。普段いろんなことにチャレンジする向上心のある人、逆にやる気があるのだけど行動に出せない人にこのような本をあげるのがふさわしいでしょう。ドラマも出しているので一緒にあげるのも効果的です。(20代女性)

人が変わりたい、成功したいといっても早々簡単に実現しないもの。人間的に成長して、成功に導かれるためには課題をクリアしなければいけないし、そのクリアを継続しなければいけない。一つ一つの課題は決して難しくないけれど続けることの難しさ、大切さを面白く書かれていて私の中でとても好きな本の1冊です。(30代男性)

 

 

7.詩歩「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編」

詩歩「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

自然の中で過ごすこと、避暑に行くことなどをする話はよくありますが、その思いと同様に普段の生活に疲れている方にとっては手軽にリラックスできる方法になるのではないかと思うのでオススメです。 私はもともと景色を見たり旅行に行ったりすることが好きなので、この本をもらった時はとても嬉しかったです。中身も自分の行ったことのない場所が多く、こんな綺麗な風景が見て見たいとも思いましたし、ただ景色を見るだけでもとても癒されるほど綺麗だと感じました。 現代の疲れている方にはオススメの本です。(20代女性)

 

 

8.詩歩「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」

詩歩「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

本をプレゼントするのは、相手によって読むジャンルや好みがあるので選ぶのがとても難しいと思います。小説や自己啓発本などだと特に、興味を持たないと読まないで埃被ってしまうと思います。 また、料理本や趣味の本なども相手の好みにマッチさせることはとても難しいと思います。 私がお勧めする、「死ぬまでに行きたい世界の絶景」でしたら、読む人を選ばないと思います。「美しい景色の写真を眺めて、リラックスしてくださいね」というメッセージカードを付けてプレゼントすると思います。 あまり時間の無い相手でも、移動時間などに手軽に眺めることができる一冊だと思います。(30代女性)

 

 

9.高橋歩「LOVE&FREE」

高橋歩「LOVE&FREE」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

世界中の景色やたくさんの人の笑顔の写真、心に響く強く暖かい言葉がたくさん敷き詰められているこの本は、高橋歩さんが人生をかけて世界中を飛び回って、見て、感じてきたからこそ書ける『人生のヒント』がたくさん詰まっています。 悩んだ時には励ましてくれ、ハッと気づかせてくれたり、時に折れそうな心に絆創膏を貼ってくれるような、頑張るきっかけや、忘れかけていた大切なことを教えてくれます。 高橋歩さんの『LOVE&PEACE』は、人生の新しい1ページになる誕生日にぴったりの一冊です。(30代女性)

 

 

10.アレクサンドラ・ミジェリンスカ /ダニエル・ミジェリンスキ「MAPS」

アレクサンドラ・ミジェリンスカ /ダニエル・ミジェリンスキ「MAPS」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

なんといっても楽しいこと。著者はポーランドで人気の絵本作家の夫妻だそうですが、世界のあちこちの地図をイラストで描いています。食べ物や動植物、その国の代表的な男女の名前、建造物などがキュートに暖かなタッチで描かれていて、勉強にもなるし面白くもあるし、年齢を問わず誰と見ても会話の糸口になりそうの本です。色味も抑えてあるので大人でも充分楽しめます。値段も3200円と手ごろで自分にも相手にもさほど負担にならず、センスを感じる贈り物だと思います。(40代女性)

 

 

11.デアゴスティーニ・ジャパン「My Birthday Book」

デアゴスティーニ・ジャパン「My Birthday Book」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

1年366日の1日ずつが1冊の本になって、366通りの本があります。全体運、恋愛運、家族運、ラッキーアイテムなどが書いてあり占いのような内容なのですが、自分だけの特別な本のような感じがして、もらった方はうれしいと思います。ページ数は30数ページ、本の大きさも13センチ×13センチとかわいいサイズです。オールカラーでとてもきれいで、持ち歩くのも楽しそうです。 恋人や友人の誕生日に、気軽にプレゼントできそうな本です。本だけでもステキだと思いますが、他のプレゼントと組み合わせてのプレゼントもステキだと思います。 結婚されている方は奥様や旦那様に、子どもが生まれた記念に子どもの本を買うのはどうでしょうか。(50代女性)

 

 

12.euphoria FACTORY「TRANSIT」

euphoria FACTORY「TRANSIT」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

旅行用の雑誌なのですが、綺麗な写真がたくさん連載されていて家に置いているだけでおしゃれで癒されます。写真説明の文章もあるのですが、写真だけのページもあり、写真集のようでもあります。色々な国や日本の場所が紹介されているのでプレゼントする人が好きそうな場所や雰囲気の本を選ぶこともできます。プレゼントした人が気になれば他の場所の特集号を揃えて収集できる楽しさもありますし、お値段も¥1,944で写真集をあげるにしてはお安いと思います。(20代女性)

 

 

13.きむ「あなたに逢えて」

きむ「あなたに逢えて」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

私が友人から誕生日プレゼントにもらったのがこの本でした。私の中で誕生日プレゼントに本をプレゼントするという考えをしたことがなくこの本をもらった時に「こんなプレゼントもあるんだ」と感心しました。これもおすすめな理由なのですが、一番は本の内容です。1ページ1ページに書かれている詩が友人からのメッセージにすべて感じ、自然と涙がでてきました。人との出会いや、今生きているということ、この世界に産まれてこれたこと、自分は1人じゃないということが深くわかる本になっています。友人への感謝の気持ちを改めて理解できるのでおすすめです。(10代女性)

 

 

14.水野敬也「あなたの物語」

水野敬也「あなたの物語」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

「夢をかなえるゾウ」の著者水野敬也さんが原作を担当し、イラストを「振り子」で有名な鉄拳さんが担当したコラボ作品です。あるレースが始まる所から物語は始まっています。あなたが生まれて来る前に起こった過酷なレースのお話です。周りの意見に流されて疲れてしまったり、なにもかも上手くいかずに自己嫌悪に陥ってる人に是非読んで頂きたい一冊です。人は生まれてくるという事自体が奇跡というのがよく分かる本なので誕生日にお勧めです。(20代女性)

 

 

15.エンリケ・バリオス「アミ 小さな宇宙人」

エンリケ・バリオス「アミ 小さな宇宙人」が誕生日プレゼントにおすすめの理由

まず、さくらももこさんのイラストの表紙と挿絵が可愛らしく、とても癒されます。(インテリアとしてもいいのではないでしょうか。)ファンタジーともSFとも、児童文学ともとれる、不思議な本で、表向きは子どもに向けた本として書かれていますが、大人が読んでも子どもが読んでも楽しめる内容です。そして、何と言っても、深いメッセージ性を感じます。私は子どもが生まれた友人にプレゼントしました。子どもが読めば、ただのファンタジー、冒険話として