6歳児におすすめの絵本81作品

 

6歳児におすすめの絵本

子育て経験のあるママやパパや絵本好きの方100人に6歳児におすすめの絵本をお聞きし、ランキング形式でまとめました。6歳のお誕生日プレゼントにも最適です。ぜひ購入の参考にしてみてください。

 

1.はらぺこあおむし

「はらぺこあおむし」がおすすめの理由

ひらかなが読めることが前提ですが、この本はおすすめです。挿絵が鮮やかですごく綺麗です。あおむしが蝶に変化するお話なのですが、視覚と思考が刺激されてとてもいいと思います。私はいつも一人ぼっちだったのでこの本にどれだけ救われたかわかりません。この本をその年齢くらいに見たとき、こんな小さなあおむしでも立派になれるんだなぁ、1匹で色々考えたりしてるんだなぁ、偉いなぁ、綺麗だなぁ、私もいつかこうなれるかなぁ、私もこのあおむしみたいに頑張らないとなぁ、と思ったのを今でも覚えています。そんな動物や虫や植物の本が人だけでなく、動物などにも思いやりを持つことを教えてくれるので本当にいいと思います。(30代女性)

やはり王道が一番かと思います。仕掛けが面白いし、読んでいて楽しくなると思います。6歳児には少し子供向けかもしれませんが、改めて自分で読むのも新たな発見があって良いと思います。仕掛けの仕組みについて考えるのも良いかもしれません。(20代女性)

『はらぺこあおむし』は、はらぺこのあおむしがお腹が空きすぎてあらゆる食べ物を食べるストーリーです。カラフルでとても可愛らしい絵で話もわかりやすく自分も小さい頃から大好きな本でした。またとてもポピュラーで大人気な本なので知らない子は是非読んでほしい本です。(20代男性)

はらペコあおむしは絵がとても斬新で見ていて飽きないし、あおむしが食べたフルーツには穴が空いているので見て楽しむだけでなく触っても楽しめる。また、あおむしが蝶になることで自然科学に興味を持つきっかけになる。(10代男性)

 

 

2.手ぶくろを買いに

「手ぶくろを買いに」がおすすめの理由

子ぎつねが人間と交流し色々な体験をする話しですが、小学校に入学すると学校で新しいお友達や先生との交流や危険も沢山ある事をこの絵本で学べると思います。漢字にはふり仮名がふってあるので1人でも読めるし、お母さんやお父さんが読んであげて親子のコミニュケーションをより深めてもらいたいです。(40代女性)

私の息子も5,6歳の頃よく読んでいました。毎月一冊ずつ届く定期購入を利用していましたが、この絵本はお気に入りの一冊でした。最初は読み聞かせをしていましたが、自分で手にとって絵をみたりしてだんだん自分で読む様になりました。絵も気に入っていました。(40代女性)

自分が大好きだった本ですが、冬の寒い時期にお母さんの出で子供狐の手を包んで人間の手に変えるシーンは。とてもほっこりした気持ちになります。六歳の子供には、そのおかあさんとこぎつねのあたたかいきもちをかんじとってほしいなとおもって、選びました。(30代女性)

 

 

3.ともだちや

「ともだちや」がおすすめの理由

きつねがともだちやをはじめて、時給制でともだちになってあげるという話なのですが、誰も買わずにしょんぼりしていると、友達はお金で買うものじゃないと怒られます。本当のともだちがなんなのかを、考えるきっかけになる絵本だなと思って、おすすめします!(30代女性)

幼稚園、小学校と年齢が上がっていくにつれて、家族以外の友達と過ごす機会が増えてきます。「1じかん100えん」で友達になってくれるというキツネについて、どう思うか?子供に尋ねながら読むと、その日、友達と遊んだ様子などを話してくれるきっかけにもなります。(30代女性)

この本の中には、1時間や100円といったフレーズが出てきます。時間やお金の単位を勉強したり興味を持ついいきっかけになります。また、友だちの大切さなども理解できる絵本になっているので6歳児におすすめの絵本です。(20代女性)

 

 

4.スイミー

「スイミー」がおすすめの理由

これもはらぺこあおむしと同じくらいおすすめな本です。どれも殆どの人が知っているけど小さいときに読む本は本当に後々の人生も左右すると思います。人生の指針のような、無意識の根幹にあるようなものになっていくと思います。スイミーはとても勇気のある魚です。逆境にも負けない不屈の精神があります。そして賢い魚。小さい時に読んだこの本も大人になってからも無意識の中にあります。勇気は大事、みんながやらないからって自分も同じことをしても何も変わらない、だから自分から変わらなきゃ。そうすれば人生は変わる。いろんな困難があっても、その困難の度にこの本をふと思い出します。絵本は馬鹿にできません。自分の子供が困難なことに遭っても救ってくれる本の1つになると思います。(30代女性)

子供が実際に保育所で、図書館に借りに行く機会があってその時に借りてきた本です。その本を毎日の用に暇さえあれば読んでとせがんで来ました。食事の時や保育所に行くときも、離さないでずっと側においていました。(30代女性)

昔から有名な絵本で、小さな魚のスイミーが海のなかでいろんな魚たちに出会い、大きな魚へみんなで協力して、立ち向かっていくというところがおすすめするポイントです。6歳になると、お友達と協力してひとつのことに取り組んでいく、機会も増えると思います。その様子がわかりやすくかかれていると思います。(30代女性)

 

 

5.バムとケロのそらのたび

「バムとケロのそらのたび」がおすすめの理由

絵が中心の絵本なので、想像力が豊かになると思います。キャラクターがたくさん描かれているのですが、どのキャラクターの目線に立っても物語が生まれます。色んな方向から考えられる力がつくため、6歳児には適した絵本だと思います。(20代女性)

立体感のあるタッチが魅力の絵本。本作はシリーズ屈指のエキセントリックな物語。飛行機でバムのおじいちゃんの家に遊びに行くという話は、乗り物好きの子どもなら絶対わくわくするはず。コウモリの襲撃を切り抜ける知恵も楽しい。(20代男性)

 

 

6.ねえ、どれがいい?

「ねえ、どれがいい?」がおすすめの理由

人生とは選択の繰り返しですよね。そんな重要なテーマを親子で考えながら楽しむことができる絵本です。ただしこの絵本に出てくる質問は、どちらも選択したくない、以前流行した究極の選択のような質問ばかり。どっちも嫌だなといいながらも、自分で考える力を身につけて行く絵本だと思います。親子で一緒に読むことをおすすめします。(50代男性)

タイトルの通り、「ねえ、どれがいい?」と次々に選択肢が出てきて、子供はもちろん大人な私まで「あれは?」「じゃ、これは?」と会話がどんどんふくらんでいく楽しい絵本です。子供の柔軟な発想を聞いていると、固くなってしまった自分の発想には苦笑いです。(30代女性)

 

 

7.だじゃれどうぶつえん

「だじゃれどうぶつえん」がおすすめの理由

この本は、全編ダジャレで動物を紹介しています。例えば、昼寝中の熊に「ひぐまからねるな」、サンタさんと肩を組むトナカイのイラストには「サンタとなかいい」といった感じ。ところどころ子供に分かりにくい場面もあるものの、説明してやるとニヤニヤ!親子で大笑いできます。(40代女性)

ユーモアがあり、読んでいる親の方も笑ってしまいます。6歳にもなると、単調な物語だと飽きてしまうので、楽しめながら読めるこの本はおすすめです。寝る前に読んであげると笑って寝てくれるので、それを見てとても幸せな気分になれます。(40代男性)

 

 

8.ずーっとずっとだいすきだよ

「ずーっとずっとだいすきだよ」がおすすめの理由

6歳くらいになると色々なことを幼稚園で覚えてきます。死ぬってことも。子供なりにどういう風に感じているのか分かりませんでしたが、そういう時に読んであげた本です。ちょっと寂しいお話ですが最後は不思議と温かな気持ちになれる不思議な本です。(40代女性)

家で飼っている犬と兄弟のように育ち、たくさん遊んで、共に成長してきた、そのいぬが死んでいくときに、だいすきだよと声をかけるシーンで、子供たちが感じるさみしか、あたたかさ、命の大切さに気づいてほしいと願える絵本です。(30代女性)

 

 

9.じゅげむ

「じゅげむ」がおすすめの理由

自分自身がこの本を読み、初めて落語の楽しさを学ぶことができた経験があるからです。また、ただ話を聞いているよりも絵で見る、また、文字を自分であって声に出して読むことで、楽しく覚えることができたから。親と一緒に楽しむことができていいと思うからです。(20代女性)

6歳じといえば、言葉の面白さが分かりだしてきたころかと思います。読み聞かせてやると、単純に「じゅげむ」という、ヘンテコで長い名前の羅列を面白がります。また、Eテレの「日本語であそぼ」を見て、落語に親しみを感じているようなのでおすすめです。(40代女性)

 

 

10.からすのパンやさん

「からすのパンやさん」がおすすめの理由

6歳児も楽しめる内容です。からすの親子がたくさんの種類のパンを一緒に焼きます。いちごパンやきつねパンや自動車パン等見ていて、とても楽しいです。「わたしはこのパン食べたい。」とパンを選びながら読むことができます。興味を持ちながらワクワクした気持ちで、最後まであっという間に読み終わります。(30代女性)

カラスが友達と会話したり、お店をお手伝いしたり、沢山の人との関わりがあるので、小学生になった子供にぴったりだと思って、うちは息子に読んでいました。お話しの中で、可愛い形のパンがでてくるのですが、それを見て、『これすごいね!』『これはどんな味なんだろうね?』など会話が弾むのでおすすめします。(30代女性)

 

 

11.おしいれのぼうけん

「おしいれのぼうけん」がおすすめの理由

お仕置きで閉じ込められた押し入れが不思議な世界に広がっていく話。迫力のあるねずみばあさんに追われて、力を合わせて必死で逃げる子どもたちの姿にはハラハラします。保育園が舞台なので、子どもたちにも身近に感じられて感情移入しやすい本です。(40代女性)

私は小さい時、悪い事すると押し入れに入れられました。その時この本のに出会いましたやっぱり押し入れは怖いしネズミばあさんも怖いです。この本を読み悪いことしたらちゃんとごめんなさいと謝る事、友達の大切さを教えてくれた本です。冒険が楽しい、何でも興味を持つ悪い事良い事が確り理解するのがこのくらいの年で友達が増えてきたり、喧嘩したりもだいたいこのくらいの年で色々学ぶのでこの本は最高にピッタリだと思います(30代女性)

 

 

12.おおきくなるっていうことは

「おおきくなるっていうことは」がおすすめの理由

「大きくなったら何になりたい?」誰もが子供のときに聞かれたことですよね。でも大きくなるってどういうことだろう?そんな疑問を一度は持ったことがあるでしょう。この絵本ではおおきくなることとは何かを目に見える部分だけでなく、生活の身近な場面を例にしてわかりやすく説明してくれます。(50代男性)

大人になると、大きくなることを嬉しいと感じていたことは、すっかり忘れてしまっていました。実際、子供に「大きくなったね」と声をかけてくれるのは、たまに会う祖父母や親戚で、その時に子供が嬉しそうにしている様子を見ていると、私もそんな言葉をかけられるような余裕を持たなければ、と気づかされます。(30代女性)

 

 

13.100万回生きたねこ

「100万回生きたねこ」がおすすめの理由

6歳といえば幼稚園から小学生に上がる時期です。主人公のように、自分以外に大切に思えるお友達を作って欲しいと思うからです。この絵本のねこが愛したのは異性のねこと家族ですが、親が読んであげるときに持っていき方を変えれば友達を大切にすることの大事さも伝えられると思います。もちろん親や兄弟のことも大切に思えるでしょう。色々な解釈があると思いますが、生まれて来たからには自分以外に大切に出来るお友達や好きな人ができて欲しいという親心から、この絵本がいいなと思いました。(30代女性)

定番中の定番ですね。絵も可愛い感じじゃないですし話もちょっと難しいかもしれませんが、なぜだか何度も読んでほしいといわれた本です。とらねこ一代記。という感じですが読むたびに親もなんだか考えさせられる絵本でした。(40代女性)

 

 

14.100かいだてのいえ

「100かいだてのいえ」がおすすめの理由

100かいだてのいえという絵本は、普通に横に捲って読むのではなく、縦方向に捲っていく少し変わった絵本です。トチ君というオトコの子に、100かいだてのてっぺんに住んでいるという男の子から手紙が届き、会いに行くお話です。いろんな動物園の家が頁ごとにあり、とても楽しめる絵本です。(30代女性)

ストーリーが順を追っていて、とても分かりやすいし、絵本が珍しく縦向きに描かれているので、めくって読み進めるのも他の本と比べて違う視点で見ることが出来て面白いと思います。イラストがとても可愛らしく、細かく細部まで描かれており、キャラクターも沢山出てくるので、大人も読み応えがあり、子供と一緒に楽しめる一冊です。(30代女性)

 

 

15.富士山とひめネズミのチロ

「富士山とひめネズミのチロ」がおすすめの理由

森の中で渡り鳥のツグミと出会った主人公のねずみ、チロ。富士山を一生懸命ツグミに案内するチロの気持ちが細かく描写され、読んでいるうちにチロになりきってしまいます。富士山道は楽しいばかりでなく、ごみの山やたき火の不始末など、環境問題にも取り組む内容です。難しい文章ではないので、6歳の子でもわかりやすく描いています。最後には動物たちの写真とともに解説。大人でも楽しめる絵本です。(40代女性)

 

 

16.森のクリスマス

「森のクリスマス」がおすすめの理由

絵がとにかく可愛いです。色彩豊かで、動物がたくさん出てくるので名前を確認しながら読み進めるのもいいと思います。モモンガが隠れているのですが、親子で探すと盛り上がります。内容も簡単めなので、6歳児でもしっかり読み取れる内容です。(20代女性)

 

 

17.新幹線のたび

「新幹線のたび」がおすすめの理由

プラットホームに到着した新幹線。乗り換えも具体的。ページの下に描かれた乗客をたどっていくと物語のようです。日本地図が鳥が見下ろしたような絵になっているのも新鮮。シリーズで何冊か出版されているので、ひとつずつじっくりと楽しむことができます。(30代女性)

 

 

18.時計つくりのジョニー

「時計つくりのジョニー」がおすすめの理由

周囲の冷たい反応の中で、自分の信念を貫いて時計を完成させるストーリー。アーディゾーニの作品は、子どもの気持ちを理解しない大人がしばしば登場しますが、それがかえって読む人が子どもに感情移入したり共感したりするきっかけになっていると思います。(40代女性)

 

 

19.時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで

「時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで」がおすすめの理由

まだ人類が誕生していない恐竜時代から縄文、弥生を、そして江戸時代へと歴史を迷路で旅する絵本です。タイトルの迷路だけでなく、かくし絵・クイズもあり、子供だけでなく大人も楽しみながら歴史を学べる内容になっています。シリーズ物なのでそちらもきっと読みたくなるでしょう。(50代男性)

 

 

20.三びきのヤギのがらがらどん

「三びきのヤギのがらがらどん」がおすすめの理由

私の子供達が大好きです。毎晩寝る前に読みたい本はなに?と聞いたら、持ってくるのは必ず三びきのヤギのがらがらどんでした。読みかけては最後まで読むまでにねてしまっては、また次の日の繰り返しですが、じっと聞いていて興味は深々でした。(50代女性)

 

 

21.教室はまちがうところだ

「教室はまちがうところだ」がおすすめの理由

小学校を意識し始めた時にちょっと不安がっていてその時に読んであげた本です。名前の通り、はじめはみんな間違うんだから心配しなくてもいいよ。が伝わる本です。この本を読んでから子供の心配が薄れたようで小学校に行くのを楽しみにしていました。(40代女性)

 

 

22.給食番長

「給食番長」がおすすめの理由

小学校入学を控えていろいろ準備をしはじめる頃、幼稚園・保育園で弁当組だった子には特におすすめです。給食がどんなものか、食べる側としてだけでなく、作る側の気持ちや大変さがわかるため、給食のありがたさや栄養バランスなど食育にも繋がります。標準語のほかに方言による言い回しも載っているので1冊で違う雰囲気が楽しめるのも良いと思います。(30代女性)

 

 

23.王様と九人のきょうだい

「王様と九人のきょうだい」がおすすめの理由

それぞれ特殊な力を持つ九人の兄弟と、悪い王様の知恵比べ。6歳くらいになると「次はあつがりやの出番だ」など展開が予想できるようになって、より楽しめます。似た物語に「シナの五人きょうだい」がありますが、やはり九人の方が読みごたえがあって面白いです。赤羽末吉の絵も魅力。(40代女性)

 

 

24.ロボット・カミイ

「ロボット・カミイ」がおすすめの理由

絵本を通じて、お友達との関わりで必要な大切なことを学べるからです。捨てられたダンボールで作られたロボットのカミイが、主人公の男の子と女の子が通う幼稚園に行って、たくさんの騒ぎを起こしてしまいます。その「騒ぎ」は実際の幼稚園や小学校で起こり得るような出来事で、絵本のストーリーを通じて、子ども自身がたくさんのことを感じ、考えることができる作品だと思いました。(30代女性)

 

 

25.ラ・タ・タ・タム ちいさな機関車のふしぎなものがたり

「ラ・タ・タ・タム ちいさな機関車のふしぎなものがたり」がおすすめの理由

まず、6歳児ともなれば、人や動物、虫などの生き物が主人公の絵本はある程度経験しているかと思います。紹介作品は生物の枠を飛び越えて、「白い機関車」が主人公となっています。さらに幼児用の絵本で扱うような「仲良くする」というテーマを飛び越え、様々な場面転換によって主人公がおかれた状況やその場面と「白い機関車」の存在のコントラストが6歳児という少し成長したこどもの心に好奇心や新たな発見を与えることができると考えています。全体的な物語の流れもまとまっており、お母さま、お父さまとも楽しめる展開が待っていると思います。(20代男性)

 

 

26.よくばりな犬

「よくばりな犬」がおすすめの理由

色彩豊かな絵です。表紙のブルドックがとても印象的です。簡単な漢字はフリガナ付きで書いてあるので、漢字の勉強にもなります。とても短いので清書をするのもオススメできます。人のものはよく見えるという教訓が書いてあり、小学生になりたくさんの友達ができる六歳にオススメです。(20代女性)

 

 

27.ももたろう

「ももたろう」がおすすめの理由

昔話で有名な絵本なので、6歳になると物語もよめるようになるのでおすすめです。親世代も、おじいちゃん、おばあちゃん世代もわかる絵本なので、読み聞かせにはえらばれやすいと思います。仲間と一緒に鬼退治をすることが、みんなでなにかに取り組む大切さをかいているようで、おすすめです。(30代女性)

 

 

28.もぐらバス

「もぐらバス」がおすすめの理由

6歳児にお勧めする理由はずばり、今発売されている絵本の中でも、特にほっこりとできる内容だからです。最近の絵本では珍しく、クレヨンで描いた感じがなんとも優しい風合いをかもしだしているので、大人が読んでも懐かしい気分にさせてくれます。名前の通り、もぐらがバスの運転手です。バスの行く手を遮るあるものが原因でバスは急に立ち止まるのですが、そのあとの展開がすごくいいのです。ぜひ子供に読んでほしい名作です。(30代女性)

 

 

29.もぐらとずぼん

「もぐらとずぼん」がおすすめの理由

洗濯物のズボンにあこがれたもぐらが、みんなの力を借りてズボンを自作します。素材が動物たちの力を借りてズボンに変身していきます。ものづくりの楽しさと、助け合いの大切さが凝縮されています。理屈っぽい子には特にオススメ。(20代男性)

 

 

30.もう ぬげない

「もう ぬげない」がおすすめの理由

お風呂に入ろうとする男の子のお話です。お母さんが忙しいため、ひとりで服を脱ごうと頑張ってはみたものの、なかなか脱ぐことができません。目的を達するために試行錯誤する主人公をみて、お子さまならどうするか、など親子で話し合ってみるのも良いコミュニケーションになるかもしれません。まだ大人の力を必要とするけれど、これから独り立ちすることも多くなる6歳児のお子さまに大変お薦めです。(30代男性)

 

 

31.ムーミンのともだち

「ムーミンのともだち」がおすすめの理由

ムーミンとスナフキンのちょっぴりせつないけど、友達の大切さがとても描かれている絵本です。冬の前に暖かい土地に旅に行くスナフキン。いつもいっしょにいないけど大切な友達の存在をムーミンが優しく教えてくれます。(30代女性)

 

 

32.ぼくとおかあさん

「ぼくとおかあさん」がおすすめの理由

いもとようこさんの優しい絵の絵本です。内容的には、少し考えさせられる内容となっています。クマの子がお母さんにとても愛されて育ったこどが読んでいてストレートに伝ってきます。お母さんの気持ち、クマの子の気持ちを感じ取れる6歳児にちょうど良いのではないでしょうか。(40代女性)

 

 

33.へんしんトンネル

「へんしんトンネル」がおすすめの理由

不思議なトンネルをがくぐると、なぜか変身してしまうというお話。かっぱがくぐると「ぱかっ、ぱかっ」と馬になっています。とてもナンセンスなストーリーですが、言葉遊びの面白さに子供は食いつきます。6歳児なら1人で読むこともできます。イラストも楽しいですよ。(40代女性)

 

 

34.ペレのあたらしいふく

「ペレのあたらしいふく」がおすすめの理由

子羊の毛から、たくさんの人が協力して、働いて、そして新しい青い服を手に入れる様子が描かれています。なんとなく着ていた服が、こんな風にして出来上がっていたんだ、と気づきを与えることができ、自然と物を大事にする気持ちが生まれてくる絵本だと思います。(30代女性)

 

 

35.プリンセスになるためのレッスン

「プリンセスになるためのレッスン」がおすすめの理由

”ディズニーめくりしかけえほん”です。立派なプリンセスになるためにおうりつアカデミーにかよって勉強しているソフィア。絵本のなかのしかけをいろいろめくって、ソフィアと一緒にべんきょうします。対象年齢4歳以上ですが、それより上の年齢でも夢中になって遊べる絵本だと思います。子供たちに人気のあるディズニーの絵ですから、親しみやすく、お友達同士でなかよく楽しめる絵本だと思います。(50代女性)

 

 

36.フリズル先生のマジック・スクールバス

「フリズル先生のマジック・スクールバス」がおすすめの理由

ド派手な洋服を着たフリズル先生が運転するスクールバスで、子供たちが探検の旅に出るシリーズです。恐竜時代や身体の中、など授業で扱う世界にタイムスリップするお話で、読者もその世界に惹きこまれるうちに、科学の基礎知識が身につくというお話。アメリカンコミックのような作りで、「本は嫌い」という子供でも、とっつきやすく、楽しみながら内容に没頭できます。それぞれの科学的な内容も正確で、大人も一緒に楽しめます。親子で一緒に読むと、コミュニケーションの幅が広がります。(50代女性)

 

 

37.ピーマン村の絵本

「ピーマン村の絵本」がおすすめの理由

春夏秋冬、季節ごとの行事をテーマに描かれた絵本シリーズです。四季折々のイベントを伝えることができるので、毎月順番に読むのも楽しいです。村上康成さんのシンプルで暖かい絵と、中川ひろたかさんの文章がしっかりマッチしています。(30代女性)

 

 

38.はれときどきぶた

「はれときどきぶた」がおすすめの理由

見やすくかわいい挿絵、わかりやすいストーリー。私も子供の頃何べんも読みました。文章も難しくなく、お父さんお母さんと一緒に読み進めるのに適当です。なによりストーリーが面白く、想像力豊かな子供の心なら、現実にこんなこと起こったらどうしよう!と想像しながら、絵本の世界にぐいぐい引き込まれるのではないでしょうか。(30代男性)

 

 

39.はやくちこぶた

「はやくちこぶた」がおすすめの理由

「なまむぎ なまごめ なまたまご」「あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ」と、おなじみの早口言葉を、あの3匹の子ぶたのストーリーにからめています。とにかく、声に出して読んでほしい絵本で、大人も子供も楽しめます。言葉遊びから本への興味が出て来ると思いますよ。(40代女性)

 

 

40.パパとママのたからもの

「パパとママのたからもの」がおすすめの理由

兄弟一人一人が両親にとってかけがえのない宝物である、という内容の絵本です。兄弟はもちろんのこと、一人っ子でも、「誰かと比べて」ということではなく、生まれてきてくれて、そこにいてくれるだけでありがとう…大切だよ、という想いを伝えやすい絵本だと思います。親子ともども、心がぽかぽかする一冊です。(40代女性)

 

 

41.ハシビロコウのはっちゃん

「ハシビロコウのはっちゃん」がおすすめの理由

絵がとってもユーモラスで目を引く可愛さです。ハシビロコウというあまり動かない鳥が主人公のお話で、いつもいつも動かないものだから、他の動物たちからは怠け者扱いされています。しかし、動物たちの気付かないところで、仲間たちをライオンから見守るという大活躍をしていたのです。最後には、はっちゃんの活躍を知った仲間たちから感謝されて照れているはっちゃんがとてもステキで、読み終えると親子ともども笑みがこぼれる絵本です。(40代女性)

 

 

42.ノンタン

「ノンタン」がおすすめの理由

小さい頃よく読んでもらっていました。ノンタンはシリーズ絵本なので、飽きることなく読むことができます。また小さいサイズなので、子どもでも持ちやすいと思います。幼少期から6歳ごろまで、ずっと読める絵本だと思います。(10代女性)

 

 

43.なぞなぞのすきな女の子

「なぞなぞのすきな女の子」がおすすめの理由

オオカミに出会った女の子がオオカミに食べられないために、いろいろななぞなぞを出します。6歳ぐらいの子にちょうど良い難易度だと思います。1人で考えるだけでなく、家族や友達に出して楽しんだり。みんなでワイワイ楽しめる一冊です。(30代女性)

 

 

44.どんなにきみがすきだかあててごらん

「どんなにきみがすきだかあててごらん」がおすすめの理由

うさきがぼくは、きみのことがこんなすきだ、ぼくこそこんなに好きだと体を思いっきり使って、大きく表現して、好きだという気もちを表現するシーンで、自分も人からたくさん愛されているんだということを心のどこかで感じてほしいと思える絵本だからです。(30代女性)

 

 

45.でんしゃはうたう

「でんしゃはうたう」がおすすめの理由

電車が好きな子にはたまらない本です。電車が走っている音をうまく言葉で表しています。実際に走っている時の音を表現しているのが珍しいです。読んで聞かせるには練習が必要なくらい、うまく読めると電車の走っている様子が目に浮かぶようです。(30代女性)

 

 

46.でんしゃにのったよ

「でんしゃにのったよ」がおすすめの理由

でんしゃ好きなこにはすごくおすすめですが、でんしゃにそこまで興味ない子でも、目的の場所まで行くのにこんなに乗り換えてようやくつくんだよということと、こんなにたくさんの種類の電車があるんだよという勉強にもなると思います。(30代女性)

 

 

47.ちょっとだけ

「ちょっとだけ」がおすすめの理由

年長の息子に幼稚園で毎月購入している絵本の1冊でした。赤ちゃんが産まれてお世話が大変な母親を見て、ちょっとずつ我慢を重ねる主人公の話です。最後には母親が主人公にありったけの愛情を表現します。我が家も息子と娘がいて息子には色々我慢をさせています。でも、あなたのことも大切だよという意味で是非読んであげたい1冊です。(30代女性)

 

 

48.たんたのたんけん

「たんたのたんけん」がおすすめの理由

おなじみ「ぐりとぐら」「いやいやえん」の中川李枝子、 山脇 百合子さんの名コンビによる絵本です。誕生日に宝の地図を手に入れた主人公たんた、さあ、冒険へでかけよう!読み進めていくうちにワクワク感でいっぱいになります。この作者はホントに子供の想像力に訴えかけてくれますね。(40代女性)

 

 

49.たんじょうび

「たんじょうび」がおすすめの理由

動物たちが、飼い主のおばあちゃんの誕生日をお祝いする物語。猫がケーキを焦がしてしまったり、ヤギが摘んだ花を食べそうになったりとてんやわんやの準備の末に、素敵な誕生日パーティーが出来上がります。大切な人を喜ばせることのうれしさが伝わる作品。(40代女性)

 

 

50.たべてあげる

「たべてあげる」がおすすめの理由

表紙から怖いです。男の子の目に狂気を感じます。内容も想像通りの怖さで、嫌なものを人に押し付けると怖いことになるという話です。6歳といえば小学生になり集団行動が求められる、その中で自分の嫌なことも増えるでしょう。そのことから逃げずに自分で解決する力を身につけてほしいと思いこの本を進めます。(20代女性)

 

 

51.セクター7

「セクター7」がおすすめの理由

6歳児にはちと難解かな、実写を思わせる緻密な画風が特長の字のない絵本。ファンタジーともSFともつかない夢いっぱいの世界観が魅力です。読み終わった後は、きっと雲を眺めたくなるはず。大人になって読み返しても楽しい良書です。(20代男性)

 

 

52.すてきな三にんぐみ

「すてきな三にんぐみ」がおすすめの理由

まず表紙に描かれている三にんぐみの姿が、すごくインパクトがあります。ちょっとこわい感じの三にんぐみで、いったいどこがすてきなんだろう…?と不思議に思うことでしょう。泥棒である三にんぐみが、ある日、女の子を盗んできて、そこから女の子をはじめ、子供たちと幸せに暮らしていく様子が明るく描かれていて最後にはほっこりするお話しです。(40代女性)

 

 

53.しんせつなともだち

「しんせつなともだち」がおすすめの理由

冬の寒いときに、動物達が他の動物を思いやり、食べ物をあげるお話なのですが、人を思いやる気持ちがすごく現れている本なので、これから小学校で上級生とも仲間関係を築いていく6歳の年齢にはぴったりだと思います。(30代女性)

 

 

54.じごくのそうべえ

「じごくのそうべえ」がおすすめの理由

関西弁が上手な人にぜひ読み聞かせしてほしい本。地獄に落とされたそうべえたちが、鬼におならをさせたり糞尿地獄に放り込まれたりと、子どもが大笑いする要素がたっぷりですが、実は上方落語が原作という古典作品です。(40代女性)

 

 

55.さむがりペンギン

「さむがりペンギン」がおすすめの理由

カタカナが多く入っています。小学生になって習うので楽しく確認できます。修飾語や擬音語が多く想像力を豊かに感情をこめながらお子様に読んでもらうと楽しく読めます。最後のオチはとても可愛らしく家族の大切さがわかります。(20代女性)

 

 

56.さっちゃんのまほうの手

「さっちゃんのまほうの手」がおすすめの理由

六歳になると絶対に読んであげたい本です。さっちゃんの手は生まれつき障害を持っていて、友達からおままごとをしているときに、手がおかしいからお母さん役にはなれないと言われてきづついたときに、お父さんから、これは魔法の手なんだと言われるシーンで、子供たちが自らの力で読み取り感じることが出来たらと期待する絵本だからです。(30代女性)

 

 

57.こんとあき

「こんとあき」がおすすめの理由

小さな子供に馴染みのある林明子さん作の絵本です。 キツネのぬいぐるみの「こん」が人間の赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみに待っているシーンからお話が始まります。赤ちゃんの名前は「あき」。 古くなってほころびてしまったこんの腕を直してもらいに、こんとあきが二人で電車に乗って旅をします。いくつかのハプニングに見舞われ、二人は無事おばあちゃんの家に着けるでしょうか?6歳児なら十分に楽しめる内容の本です。(40代女性)

 

 

58.ごめんねともだち

「ごめんねともだち」がおすすめの理由

ともだちシリーズのひとつ。おおかみくんがキツネさんとひょんなことから喧嘩へと発展してしまうありがちな内容なのだか、おおかみときつねどちらもが葛藤してふたりしてゴメンネを勇気を持って言う。ちょうど6歳だと友だち関係もでき喧嘩して自分たちで仲直りするのに、感情移入できる、また仲直りの仕方を教えることが出来る良い1作。(20代女性)

 

 

59.こうふくな王子

「こうふくな王子」がおすすめの理由

宝石や金でできた銅像の王子はとても心が優しく、つばめに頼んで貧しい人に自分の体から金などを届けます。最後のたった一つの目のサファイアも貧しい女の子に届けてしまいます。みすぼらしい銅像になった王子を町の人は投げ捨ててしまい、つばめも死んでしまいますが最後は神様が救ってくれます。自分を犠牲にして、人の為に尽くすと最後の最後に救われるというとても深いお話です。(30代女性)

 

 

60.くんちゃんのはじめてのがっこう

「くんちゃんのはじめてのがっこう」がおすすめの理由

現在、年長組で来年小学校に入学する予定の子どもにおすすめの絵本です。初めて小学校に通う子どもは期待とか不安とか必ずあると思います。そんな子どもたちに小学校での生活はどういうものなのかをイメージさせるのにもってこいの絵本です。(50代男性)

 

 

61.ぐるんぱのようちえん

「ぐるんぱのようちえん」がおすすめの理由

これは単純に絵がかわいくて私が選んだ絵本です。でも、話は創造とは全然違いちょっとさみしい感じで始まりますが、最後はハッピーエンド。「よかったね。ぐるんぱ」と思わず言ってしまいそうになりますよ。子どもの幼稚園にもあったようで子どもたちに大人気だったそうです。(40代女性)

 

 

62.きょうはなんてうんがいいんだろう

「きょうはなんてうんがいいんだろう」がおすすめの理由

子どものころ好きだった一冊。昼寝するこぶたの群れなるごちそうを見つけたオオカミ、友だちに知らせに行きますが……。次々に出てくる料理がおいしそう。まぬけなオチがなんとも楽しい。長期的視点の欠如?教訓はいいからお読みなさいな。(20代男性)

 

 

63.キャベツくん

「キャベツくん」がおすすめの理由

野菜嫌いの子供が、色々な野菜を食べられるように、と思い選んだ絵本です。結果は、狙いどおりで「ぼくが、食べたらどうなるのかな?」と言いながら、人参もピーマンも食べられるようになりました。苦手な食べ物があるお子さんには、ピッタリだと思います。(30代女性)

 

 

64.きかんしゃやえもん

「きかんしゃやえもん」がおすすめの理由

乗り物好きの子どもにオススメ。頑固な機関車の再生の物語から、子どもたちは多くのことを感じ取ってくれるはず。汽車ならではのユニークなオノマトペも楽しい。脇役のレールバス、緻密に描写されたトレーラーも印象的。(20代男性)

 

 

65.お月さまってどんなあじ?

「お月さまってどんなあじ?」がおすすめの理由

お月さまを食べようといろいろな動物たちが力を合わせるお話です。まずお月さまを食べるというその発想に、大人たちは自分の想像力のなさをなげき、子供たちはおおいに関心を持つことでしょう。お月さまと動物たちの追いかけっこは最後まで読まずにはいられません。(50代男性)

 

 

66.おはよう きょうりゅう

「おはよう きょうりゅう」がおすすめの理由

6才前後の男の子は特に、恐竜に興味津々の時期だと思います。この本は、絵がまるで図鑑の写真のように、鮮明でリアルです。文章も、恐竜の名前と特徴を覚えやすくしていて、楽しんで読めます。読み聞かせてもいいし、お子様が自分で読むにもちょうど良い本だと思います。(40代女性)

 

 

67.おしりたんてい

「おしりたんてい」がおすすめの理由

探偵さんが主人公のお話なのですが、おしりたんていが推理をしながら絵本を読み進めていくので、読み聞かせるだけでなく子供も物語にそって共に探したり、一緒に考えたり、楽しみながら読むことができます。イラストも細かく描かれているので毎回違った発見があるのも魅力です。(30代女性)

 

 

68.おかあさんだいすきだよ

「おかあさんだいすきだよ」がおすすめの理由

ウチの息子が、6歳の時によく読んでいました。6歳は、小学校に上がり親子共々色々気持ち的に大変でお互いに余裕がなかったりするんですが、そんななかで、子供が思ってる気持ちを代弁してくれてるので、『僕と同じ気持ちだ!』『おかあさんも同じだ』と言いながら会話出来るので、おすすめします。(30代女性)

 

 

69.おおきな木がほしい

「おおきな木がほしい」がおすすめの理由

家の庭に植わっている木を見て、主人公の男の子が木が大きければこんな事をしたい、あんな事がしたいと想像していく話です。丁度想像力が付いてくる年齢のお子様にはワクワクドキドキするような内容になっていますのでぴったりな絵本です。(20代女性)

 

 

70.おおきな木

「おおきな木」がおすすめの理由

名作として名高い本作ですが、わたしは6歳児くらいからこの作品の魅力がより理解出来るのかなと思います。単純ながら奥深いストーリー、読み手によって解釈の分かれる結末、シンプルながら無駄のない絵、それぞれ渾然一体となって「おおかな木」の魅力を形成しています。(30代男性)

 

 

71.おおきなおおきな木

「おおきなおおきな木」がおすすめの理由

大きな大きな木があり、その木には穴があいていました。その穴の中で一休みすると、誰でも不思議な夢を見て元気になり、自分のいるべき場所へと帰っていきます。このように立ち止まって考える事の大切さや、大きく成長するには、しっかりした根っこをはらなければならない=焦らずコツコツと積み重ねる事が大切、という事が伝わる絵本だからです。(40代女性)

 

 

72.おおかみと七ひきのこやぎ

「おおかみと七ひきのこやぎ」がおすすめの理由

昔から読み継がれているグリム童話のお話ですが、危機管理を促すという点では、うってつけの絵本だと思います。「大人の言いつけを守ることは大事」ということと「自分で考えて行動することの大切さ」ということも盛り込まれているこの絵本は、子供たちにとっても考えさせられる内容だと思います。お話の結末は少々残酷ですが、「これだけ危ない、怖いことなんだよ」と知らしめるためには、よいようにも思います。親子で楽しみつつ、お留守番について話し合いが出来る一冊だと思います。(40代女性)

 

 

73.いもとようこの日本昔話

「いもとようこの日本昔話」がおすすめの理由

6歳児になると、少し長いお話も聞いたり読めるようになるので、日本のお話を読むのにいいと思います。また、内容も面白いので、楽しめると思います。いもとようこさんの絵は、ほんわかしていてかわいらしいので、子どもが見るのに、とてもいいと思います。(40代女性)

 

 

74.いなかのねずみととかいのねずみ

「いなかのねずみととかいのねずみ」がおすすめの理由

都会のねずみが田舎に遊びに行きもっと素敵な世界があるよ!と誘うことから始まります。小学生になるとたくさんの人と接する機会が増えます。その中でも幸せは人それぞれであり、自分が満足すればよれでいいのだ!ということを伝えてくれます。(20代女性)

 

 

75.いちばんしあわせなおくりもの

「いちばんしあわせなおくりもの」がおすすめの理由

これは六歳だけではなくていろんな人へおすすめです。友情や愛情をすごく感じる絵本だと思います。いろいろ楽しいこととかあるけど、実は大切な誰かと一緒にいるだけで、一緒にすごす時間がいちばん大事なんだよということを教えてくれて感動します。(30代女性)

 

 

76.いいからいいから

「いいからいいから」がおすすめの理由

おじいさんと子供が出てくる物語で、お化けや雷様に何かをされても、おじいさんが「いいからいいから」となんでも許しておもてなしをする話。道徳の面から考えた時に、ちょうど6歳でわかるようになる内容だと思う。(30代女性)

 

 

77.あなたがだいすき

「あなたがだいすき」がおすすめの理由

6歳だけではなく全ての人へおすすめの本です。人は一人だけじゃなく、いろんな人に愛されているんだよということがわかる絵本です。お腹の中にいるときから大事に大事にされているんだよということがわかる本になっています。(30代女性)

 

 

78.あなたがとってもかわいい

「あなたがとってもかわいい」がおすすめの理由

実は、どの年齢にもおすすめなのですが、この絵本は、赤ちゃんのときのあなたはとてもかわいいということから始まって、今は大きくなった…でも、ママはあなたがとってもかわいいと続きます。その大きくなった姿というのが、6歳児以上の子だと自分と重ねやすいかなと思います。(40代女性)

 

 

79.あっちゃんあがつく―たべものあいうえお

「あっちゃんあがつく―たべものあいうえお」がおすすめの理由

私の子どもが6歳の時に買ってあげた本です。文字に興味を持ち始めたのと食べ物が大好きだったという事もありとっても好きになった本です。自作のメロディにのせて「あっちゃんあがつく・・・」と唄いながら読んであげたものです。ちょっと前の本なので子供としてもピンとこない食べ物もありますが、それも楽しんでいました。(40代女性)

 

 

80.6さいのおよめさん

「6さいのおよめさん」がおすすめの理由

小児がんのため6歳で亡くなってしまった女の子のお話です。お嫁さんになりたい、小学校に行きたいという夢は叶いませんでしたが一生懸命に生きました。ですので頑張って生きるという意味を学べるという点で、小学校入学前後の、いろんな面で活発になって考える力が身につき始めた6歳児にぴったりの1冊となっています。(30代男性)

 

 

81.2ほんの木

「2ほんの木」がおすすめの理由

小学生になることで、大人社会への第一歩を踏み出すことになります。思い通りに出来ないこと、お友達との付き合いも今までとは違うなど、6歳時なりに悩みを持つことでしょう。この本から大人になったからこそわかったこと、またそこから悲しみや喜びを感じ、信頼や協調を学ぶきっかけになるとおもいます。(50代女性)

 

全部読みたい!海外の小説家おすすめランキング

 

海外の小説家おすすめランキング

海外の小説が好きな方100人におすすめの海外の小説家をお聞きしランキング形式でまとめました。名作揃いです。ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

7位タイ. アーサー・コナン・ドイル(2票)

「アーサー・コナン・ドイル」がおすすめの理由(30代男性)

世界で最も有名な私立探偵を生み出しただけでなく、それまで想像もできなかった斬新な切り口とトリックで紡がれる物語を繰り出す作者の力量に魅了されました。漫画「名探偵コナン」からドイルの小説に興味を持ち、その後もいろいろな海外のミステリ作品を読みましたが、やはり自分に合っていて読みやすいのはドイルの作品だけです。

「アーサー・コナン・ドイル」で一番好きな作品

六つのナポレオン

 

「アーサー・コナン・ドイル」がおすすめの理由(30代女性)

1800年代のイギリスの、言ってみれば医師が片手間に書いた小説がミステリー作品の中で不動の地位を確立していることも凄いが、19世紀のイギリスの雰囲気も知れて面白い。 作り物、フィクションとしての娯楽性、面白味がある。彼の作品が現代まで色褪せず、世界中で愛される理由が理解できる。

「アーサー・コナン・ドイル」で一番好きな作品

四つの署名

 

 

7位タイ.ジョン・アーヴィング(2票)

「ジョン・アーヴィング」がおすすめの理由(30代男性)

大事な人が暴力にさらされたり、レイプ魔から殴られ歯を折られたために歯のない女性が登場したり、人間が人間に対して行うきつい仕打ちが書かれているが、物語はダークなままで終わらず明るい希望を感じさせる。文章・会話にユーモアがある。親しいがこれまで恋愛対象とは意識してなかった人を、経緯を経て街の中で突然恋愛の相手と意識するシーンは秀逸で、心を持ってかれてしまった。

「ジョン・アーヴィング」で一番好きな作品

ホテル・ニューハンプシャー

 

「ジョン・アーヴィング」がおすすめの理由(40代女性)

10代の頃に読んだというのが一番大きいでしょうか。内容は平坦な感じではなく、ちょっとエグいような話もあります。作品はどれも文庫本で上下巻など長いのですが、先の展開が気になり、どんどん読み進めるのであっという間に読み終えてしまいます。

「ジョン・アーヴィング」で一番好きな作品

ホテル・ニューハンプシャー

 

 

7位タイ. ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(2票)

「ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」がおすすめの理由(20代女性)

彼女の世界観は誰にも真似できません。 世界そのものです。 「ハウルの動く城」の原作者です。 残念ながらお亡くなりになってしまいましたが、偉大なファンタジー小説かで、多作家でした。 彼女の作る世界にわくわくし、感動し、また、共感と生きる希望、そして空想の世界の素晴らしさを教わりました。 なので、私の最も好きな作家は彼女です。

「ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」で一番好きな作品

9年目の魔法

 

「ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」がおすすめの理由(20代女性)

元々あまり本を読まなかった小学生の時に図書館で見つけ、それ以降本の虫になったきっかけの本の作者さんだからです。この作者さんの本に出会ったおかげで翻訳家という夢を抱き、現在翻訳のお仕事に携わらせて頂いているので、児童書がメインの作家さんですが、今でも新作がでると必ず読みます。

「ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」で一番好きな作品

魔法使いハウルと動く城 (ジブリ映画ハウルの動く城の原作)

 

 

7位タイ. ダニエル・キイス(2票)

「ダニエル・キイス」がおすすめの理由(30代女性)

多重人格に興味があって、有名な著書だったので読んでみたら物語に引き込まれる程読みやすかったです。綿密な下調べをして、ビリーミリガン本人にもインタビューをしたりと、本が出来上がるまでも歳月をかけて出来た本だそうです。色々な登場人物に感情移入してしまいました。

「ダニエル・キイス」で一番好きな作品

24人のビリーミリガン

 

「ダニエル・キイス」がおすすめの理由(40代女性)

外国文学は翻訳のため、日本語に違和感があってあまり読む機会がありません。 しかし、20代のころに読んだ「アルジャーノンに花束を」にはかなり衝撃を受けました。 その本しか読んだことがなかったのですが、つい最近、「アルジャーノン、チャーリイ、そして私」を読んで、より好きになりました。

「ダニエル・キイス」で一番好きな作品

アルジャーノンに花束を

 

 

7位タイ. ドストエフスキー(2票)

「ドストエフスキー」がおすすめの理由(50代男性)

人生を如何に生きるべきかという教養主義的なテーマを超えて、人間の存在とは何かということを、小説を思考実験の装置と化して追求しているところが魅力の作家です。しかも時にユーモアも雑ざっていて、後年の作品ほど素晴らしいです。

「ドストエフスキー」で一番好きな作品

カラマーゾフの兄弟

 

「ドストエフスキー」がおすすめの理由(20代女性)

ロシア文学にはどことなく暗さがあります。私はその暗さにひかれました。ドストエフスキーの作品はまさにそんな作品が多いので、読み応えがあります。共感できる箇所もたくさんあります。暗いとはいえ、記してあることは他人を貶めようというものではなく、あくまで皆と平等にいたいという主張が根底にあり、そこが最も共感できる部分で好んでおります。

「ドストエフスキー」で一番好きな作品

地下室の手記

 

 

7位タイ. ニコラス・スパークス(2票)

「ニコラス・スパークス」がおすすめの理由(30代女性)

ニコラススパークが書く恋愛小説はとにかく面白い。今まで数冊読みましたが、どの本も読み出した瞬間から本の中に吸い込まれるようにはまって行きます。続きがきになりどんどんページをめくるように読んでいけること、また読んでいて感情移入できるところも好きです。

「ニコラス・スパークス」で一番好きな作品

See me

 

「ニコラス・スパークス」がおすすめの理由(20代女性)

彼の物語を初めて知ったのは映画を通してでしたが、たまたま洋書を東京の本屋さんで見つけて、英語の勉強にと読み始めてから虜になりました。 すごくロマンチックでドラマチックなところがとても好きです。 ザ・純愛小説という名にふさわしくピュアな気持ちになれます。

「ニコラス・スパークス」で一番好きな作品

君に読む物語

 

 

7位タイ. ノーラ・ロバーツ(2票)

「ノーラ・ロバーツ」がおすすめの理由(40代女性)

作風に偏りがなく恋愛や推理小説、近未来もの、ファンタジー等いろいろなジャンルの作品を楽しめるところ。どの作品も登場人物の感情表現が素晴らしいです。国籍や年代が違っても人間の感情は共通しているものがあるのだなと実感できるところも好きです。

「ノーラ・ロバーツ」で一番好きな作品

この悪夢が消えるまで (J.Dロブという別名で執筆)

 

「ノーラ・ロバーツ」がおすすめの理由(40代女性)

読み始めた当初、旅行でニューヨークを何度か訪れていて通りの名前や建物に馴染みがあったので、ニューヨークを舞台にした小説を探していたこと。元々FBIなどの犯罪シリーズものが好きなので読みやすく、登場人物の人物像や服装などからイメージを膨らませることができるから。

「ノーラ・ロバーツ」で一番好きな作品

J.D. RobbシリーズのNAKED IN DEATH

 

 

7位タイ. ヘルマン・ヘッセ(2票)

「ヘルマン・ヘッセ」がおすすめの理由(40代女性)

高校生の多感な時期に一番心に響いたのがヘッセでした。色々な本も読みましたがヘッセの言葉や思考が自分にはぴったりと合ったのだと思います。それから大人になってもヘッセより心にしっくりとくる小説家はいなかったので、改めて偉大な作家だと思います。

「ヘルマン・ヘッセ」で一番好きな作品

デミアン

 

「ヘルマン・ヘッセ」がおすすめの理由(50代女性)

誰もが遭遇する人生のテーマに着目した作品の中で、その時々の疑問に応じてくれるような回答を見い出すことができるので興味を持って読むことができます。経験豊富な彼自身の世界感のスケールの大きさにも驚かされます。

「ヘルマン・ヘッセ」で一番好きな作品

シッダールタ

 

 

7位タイ. ミヒャエル・エンデ(2票)

「ミヒャエル・エンデ」がおすすめの理由(20代女性)

子どもの頃に読んだ中で、一番内容を覚えています。ワクワクしながら夢中で読んだあの頃の気持ちを、今でも鮮明に思い出せます。ストーリーを読み進めていく内に引き込まれていくドキドキする気持ちを体験できる作品が多くあるからです。

「ミヒャエル・エンデ」で一番好きな作品

はてしない物語

 

「ミヒャエル・エンデ」がおすすめの理由(40代女性)

初めて読んだのは中学二年の時、「モモ」でした。今まで出会ったことのない壮大な世界観と設定に衝撃を受けました。次に「はてしない物語」を読み、内容や設定、世界観、展開、魅力的な登場人物全てに魅了され、更に「本」をフルに活用して物語を作り上げているところに感動しました。彼の作品以上に素晴らしい海外のファンタジーには、あれから30年たった今もまだ、巡り合っていません。

「ミヒャエル・エンデ」で一番好きな作品

はてしない物語

 

 

7位タイ. ルーシー・モード・モンゴメリ(2票)

「ルーシー・モード・モンゴメリ」がおすすめの理由(20代女性)

読むと当時の時代へタイムスリップできるから。時空と国を超えて楽しめることが最大の魅力。 更にそこにストーリーが加わり、人々の生活が垣間見れる。その姿に感情移入して一喜一憂を主人公達と共にできる。まるで自分もそこにいる錯覚に囚われる。

「ルーシー・モード・モンゴメリ」で一番好きな作品

赤毛のアン

 

「ルーシー・モード・モンゴメリ」がおすすめの理由(30代男性)

姉の影響でアニメの赤毛のアンを見て、本棚からこっそりアンシリーズを読んで育ちました。 あまり男性が読まない小説家かと思いますが、風景の描写が美しく、アンが少女から女性になり、母になり、と女性の一代記は素晴らしい出来です。

「ルーシー・モード・モンゴメリ」で一番好きな作品

赤毛のアン

 

 

5位タイ. シドニー・シェルダン(3票)

「シドニー・シェルダン」がおすすめの理由(30代女性)

小説の文章が簡潔で読みやすく、ユーモアがあって、出てくる場面や登場人物の描写がリアルなので、つい時間を忘れて読んでしまうくらい、どの作品も面白いです。 途中でどんでん返しがあって話の展開が思っていたのとまったく違ってきたりするので、読んでいてとても楽しめます。

「シドニー・シェルダン」で一番好きな作品

明日があるなら

 

「シドニー・シェルダン」がおすすめの理由(40代女性)

私はサスペンス、ロマンス、冒険ものの作品がすきです。シドニー・シェルダンの作品はその全部が盛り込まれた作品が多く、読み始めるとすぐにひきこまれます。ストーリー展開のテンポがよく、あっという間に読み終わってしまい大好きな小説家です。

「シドニー・シェルダン」で一番好きな作品

ゲームの達人

 

「シドニー・シェルダン」がおすすめの理由(20代女性)

ストーリーが奇想天外で、予測がつかないところが大好きです。 また、主人公が魅力的なのでついつい肩入れしてしまい、引き込まれていきます。 ミステリーにラブストーリーや人間ドラマ要素も加わり、思わず一気に読んでしまう作品が多いです。

「シドニー・シェルダン」で一番好きな作品

天使の自立

 

 

5位タイ. カフカ(3票)

「カフカ」がおすすめの理由(20代女性)

最初に読んだ変身が、登場人数が少なく、関係性もわかりやすいので、海外(特にロシア)のカタカナばかりの人名を覚えるのが苦手な私には凄く人間関係を理解しやすい、かつ自身は失敗作としていますが、読み直すほど面白みが出てくる作品だからです。

「カフカ」で一番好きな作品

変身

 

「カフカ」がおすすめの理由(10代男性)

変身は有名であるが、実際に読んだ人間はそう多くないように思うが、あの話に限らずカフカの話は喜劇とも悲劇ともとれる作品がいくつかある。 変身に関しても父親の行動など考えによっては喜劇といえよう。働くにはもう歳だからといいながら主人公が人間でなくなればまたせっせと働くのだから。

「カフカ」で一番好きな作品

変身

 

「カフカ」がおすすめの理由(50代男性)

自分をドイツの文化にもユダヤの文化にも馴染めない人間と見なし、常によそ者と感じていたカフカの作品に横溢する孤独感や不安、どこかユーモラスで滑稽な文章、それらを巧みに精緻に積み重ねた夢物語、時代を反映した表現等々。それらすべてが、この混沌とした現代にも当てはまると感じるから。

「カフカ」で一番好きな作品

変身

 

 

5位タイ. スティーブン・キング(3票)

「スティーブン・キング」がおすすめの理由(40代女性)

どの作品も読んでいるうちに独特のホラーの世界に引き込まれてしまいます。気が付くと夢中になって読んでしまいます。 読書から離れているときも、話の続きが気になります。読みやすく、どんどん読めてしまいます。中学生のころから読んでいて親しみもあります。

「スティーブン・キング」で一番好きな作品

スタンドバイミー

 

「スティーブン・キング」がおすすめの理由(60代男性)

ホラー作家のスティーブン・キングが好きです。 ただし、私が好きなのは初期のスティーブン・キングです。ホラー作家としての彼は、たぶん初期のうちに完全燃焼しているのではないでしょうか。 なかでも「シャイニング」は圧倒的でした。日本語版の文庫で2冊を一気に読ませて戦慄させる彼の力は、まさにキング・オブ・ホラーと言ってよいでしょう。

「スティーブン・キング」で一番好きな作品

シャイニング

 

「スティーブン・キング」がおすすめの理由(20代男性)

ホラー小説は数多くありますが、サイコホラーの最高峰といえば、やはりスティーブン•キングだと思います。巧みな心理描写や壊れた人間、究極に追い込まれた人間の思考や行動はこの人にしか書けないのではないかとすら感じさせます。

「スティーブン・キング」で一番好きな作品

アンダーザドーム

 

 

3位タイ. J・D・サリンジャー(5票)

「J・D・サリンジャー」がおすすめの理由(20代男性)

少年が青年になるときの心の変化の複雑さや危うさをリアルに表現した作品が多く、その作風に大きな感銘を受けました。また、誰しもが経験する大人への変化、戸惑いは読んでいて大いに共感するので時代や年齢を問わず楽しめることができると思います。

「J・D・サリンジャー」で一番好きな作品

ライ麦畑でつかまえて

 

「J・D・サリンジャー」がおすすめの理由(30代女性)

文章のセンスが今まで読んだ小説家の中で一番かっこいいなと思ったからです。 特に登場人物たち同士の会話文がおしゃれで、何十年も前に書かれた話だとは信じられず、現代人でも充分に彼らを身近に感じることができます。

「J・D・サリンジャー」で一番好きな作品

フラニーとゾーイー

 

「J・D・サリンジャー」がおすすめの理由(50代男性)

寡作の作家であり、書いた全部の作品が好きというわけではありませんが、代表作である「ライ麦畑でつかまえて」が大好きだからです。この小説以上に衝撃を受けた作品はありません。またサリンジャー本人の謎めいた雰囲気も好きです。

「J・D・サリンジャー」で一番好きな作品

ライ麦畑でつかまえて

 

「J・D・サリンジャー」がおすすめの理由(30代女性)

彼の小説は、洒脱でウィットに富んでいる。そういうとただのオシャレでスノッブな、サブカル好きの人のための小説のように聞こえる。私も最初は、オシャレでかっこいいから、と思って読み始めた。でもそこには、知らず知らずのうちに私たちが目を背けているような真実が繊細な表現で描かれている。それを感じ取ることができる喜びがあるから彼の小説が私は好きである。

「J・D・サリンジャー」で一番好きな作品

フラニーとゾーイー

 

「J・D・サリンジャー」がおすすめの理由(10代女性)

どの作品も登場人物(特に主人公)が魅力的だから。彼らは饒舌で皮肉屋だが、それは本性というよりも防衛のための手段のようであり、そこから弱さや脆さが透けて見える。とりわけ若者は登場人物に共感するだろうし、サリンジャーの魅力にハマる人が多いと思う。

「J・D・サリンジャー」で一番好きな作品

フラニーとズーイ

 

 

3位タイ. ダン・ブラウン(5票)

「ダン・ブラウン」がおすすめの理由(20代女性)

この方の作品は実際に存在するヨーロッパの建造物や、その歴史に基づいたものが多く、臨場感があって読んでいるとストーリーに引き込まれていく感じになります。 ボリュームもそこそこあるため、読みごたえがあります。

「ダン・ブラウン」で一番好きな作品

天使と悪魔

 

「ダン・ブラウン」がおすすめの理由(30代女性)

にわかファンかもしれませんが、「ダヴィンチ・コード」を映画でみてから、小説を読んで、それからファンになりました。とても寄贈店外なストーリーですが、しっかり調べておられて、真実味溢れる表現に、とても惹かれました。それに題材も私が興味あるものばかり!素敵なお話ばかりで、、毎作楽しみにしています。

「ダン・ブラウン」で一番好きな作品

天使と悪魔

 

「ダン・ブラウン」がおすすめの理由(30代女性)

ダ・ヴィンチ・コードが世界的に大人気になるだけあって、あまり馴染みのないテーマを扱っていてもとても読みやすいです。主人公が謎を解き明かしていく様子にぐいぐい引き込まれて、あっという間に読み終えてしまいます。

「ダン・ブラウン」で一番好きな作品

天使と悪魔

 

「ダン・ブラウン」がおすすめの理由(30代女性)

まるで嘘の様なSFの様な内容ですが、著者が自分で調べてこの内容は事実ですと、最初のページに書いてあるので、読む前からいつもドキドキしてしまうところが毎回好きです。美術の話から歴史、宗教に至るまで幅広い知識が得られるとても面白いミステリー小説です。

「ダン・ブラウン」で一番好きな作品

インフェルノ

 

「ダン・ブラウン」がおすすめの理由(30代女性)

実在の組織名を使用したり、有名な絵画や実在する有名な場所を登場させて、それらにまつわる噂や諸説などをつなぎ合わせて物語を作る巧みさは素晴らしいと思います。展開が早くて一気に物語に引き込まれるところも好きです。 元々、聖杯伝説などの話が好きなので、それが本当かはともかくとして、想像力をかきたてる描写も好きです。

「ダン・ブラウン」で一番好きな作品

ダヴィンチ・コード

 

 

2位. J・K・ローリング(6票)

「J・K・ローリング」がおすすめの理由(20代女性)

ハリーポッターは私が小学生の時に学校の図書館にありました。そこで初めてハリーポッターシリーズの小説に触れました。とても分厚い本で重かった記憶があります。けれど読みたい一心で運んでいた思い出があります。一番好きな理由はハリーポッターシリーズは一度読むと面白くてまた読みたくなる作品だからです。

「J・K・ローリング」で一番好きな作品

ハリーポッターと賢者の石

 

「J・K・ローリング」がおすすめの理由(20代女性)

J.K.ローリングは天才です。そうとしか言いようがありません。翻訳版しか読んだことがなく、彼女の文章を直接読めないのが残念なのですが、ストーリー展開もキャラクターも舞台背景もすべてが緻密に計算され、高度なスキルで作られていることがよく分かります。児童文学作家の枠にははまりきらない、世界的にも頂点に立っている作家だと思います。

「J・K・ローリング」で一番好きな作品

ハリー・ポッターシリーズ

 

「J・K・ローリング」がおすすめの理由(20代女性)

昨年、待望の続編が日本でも発売され、初めてハリー・ポッターを読んだ時のように夢中になって読みました。どんな作品でも本編に続編が勝ることはないと思っていたのですが、この作品に関しては違いましたね。「呪いの子」、舞台の脚本なのでセリフが多めですが大変面白く感動できます。

「J・K・ローリング」で一番好きな作品

ハリー・ポッターシリーズ

 

「J・K・ローリング」がおすすめの理由(20代男性)

ハリーポッターが本を読むきっかけになったからです。中学生のとき、朝の10分間読書で何か読むものがないかと悩んでおり、メディアで話題になっていたので読み始めたらどんどんハマっていきました。最近ではファンタスティックビーストを観るために過去作の復習をしています。

「J・K・ローリング」で一番好きな作品

ハリーポッターとアズカバンの囚人

 

「J・K・ローリング」がおすすめの理由(20代女性)

j.k.ローリングさんは病気やお金などいろんな苦労を乗り越えて本を書いたり映画を作ったりしていて私も苦労に負けない女性になりたいと尊敬しています。 小さい子供をかかえながら本を書いたり映画を作ったりと忙しいにも関わらず子供との時間を大切にする姿も素敵で大好きです。

「J・K・ローリング」で一番好きな作品

ハリーポッターシリーズ

 

「J・K・ローリング」がおすすめの理由(30代女性)

初めて読んだ作品はハリーポッターと賢者の石でした。一気にハリーポッターの世界観に引き込まれ、続きが気になって眠れず、結局、朝方までかかって読み切ったのを覚えています。全7巻に及ぶ広大な魔法の世界。読者の想像を超えたファンタスティックな世界を見せてくれる、本の中で体験させてくれる彼女の作品が大好きです。

「J・K・ローリング」で一番好きな作品

ハリーポッターと死の秘宝

 

「J・K・ローリング」がおすすめの理由(30代女性)

巻を重ねる毎に面白くなっていく、ワクワクドキドキする魔法の世界がそこにあるからです。スポーツや飲食物、動植物など、魅力的な細かな設定がたくさん存在し、まるで本当に魔法の世界が存在するような気持ちにさせてくれるからです。児童文学ではありますが、大人でも楽しめる内容で、ハリーポッター一巻発売当初から一緒に成長してきたような気持ちになります。

「J・K・ローリング」で一番好きな作品

ハリーポッターと呪いの子

 

 

1位. アガサ・クリスティ(8票)

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(40代女性)

有名な作品のほとんどが、きちんと筋道立った構成になっている。何十冊も書いているのにも関わらず、前の話をもとに書き直した数話を除いて、同じパターンがない。ポワロや、ミスマープルなど、登場しただけで安心できるキャラクターが存在する。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

ナイルに死す(Death on the Nile)

 

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(30代女性)

古き良きイギリスの様子が描かれており、1900年代前半の習慣や文化などを文章から想像するのが楽しいです。主人公のキャラクターも愛嬌があって、推理する為の行動や言動にも、それぞれのシリーズで特徴があります。他のシリーズも読んでみたいと思わせてくれます。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

ミスマープルシリーズの「バートラムホテルにて」

 

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(50代女性)

私はミステリーが好きなので、犯人がなかなかわからないところがおもしろいです。主人公がおばあさんだったり、偏屈なおじさんだったり、後から思い返してみると印象的でずっと覚えている感じです。派手なアクションなどはなく、探偵役の人生経験と洞察力だけで事件を解決するところが凄いと思います。クリスティのほとんどの作品は読んだと思いますが、初期の作品も後期の作品も、変わらずにおもしろかった。70歳ぐらいになっても面白い作品を書き続けた彼女を尊敬します。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

そして誰もいなくなった

 

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(20代女性)

アガサ・クリスティーの小説の中に登場する人物たちは皆とても個性的であり、魅力的です。(特に名探偵ポアロが好きです。)彼女の描写が非常に細かいので、どのような人物であるかを想像しやすいです。そのため、物語に入り込みやすく臨場感を感じながら小説を読み進めることができます。また、起きる事件の展開は予測しにくく、最後まで誰が犯人なのかがわかりません。アガサ・クリスティーの作品はドキドキ感を味わいながら最後まで読み込むことができます。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

オリエント急行の殺人

 

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(30代女性)

推理小説が好きだから。短編集も多く読みやすいから。女性作家ならではの冷静な着眼点に共感できるから。ヨーロッパが舞台の小説に興味があるから。オリエント急行など海外風景の描写に興味があるから。映画化など多数されていて推理小説初心者でもなじみやすく感じるから。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

オリエント急行殺人事件

 

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(30代男性)

学生の時に赤川次郎を好きで読んでいたのですが、赤川次郎本人の解説に海外ミステリーは面白く初心者ならアガサクリスティーをお勧めします。と書いてあったので、読んでみたら本当に面白く感動しました。初心者なりに読んだ後のやられた感がすごかった作品でした。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

そして誰もいなくなった

 

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(20代女性)

もともと推理小説が好きで、文章の書き方・表現の仕方などが私の好みだからです。 他の小説家の推理小説も読みましたが、アガサクリスティーほどわくわくはしません。 登場人物の設定も細かく、真相にせまる度にはっとすることが多く、読んでいてとてもわくわくします。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

そして誰もいなくなった

 

「アガサ・クリスティ」がおすすめの理由(30代女性)

小学生の頃「名探偵コナン」を読んだのがきっかけで推理ものにハマり、それから推理小説もちょこちょこ読んでいました。 推理小説家の中でも特に好きなのがアガサクリスティーで、彼女の文章はとても分かりやすく小説としても読みやすいです。 また、彼女は読者に対する叙述トリックがとても素晴らしく、小説を読んでいても真相が何なのか掴めず最後にどんでん返しをもってくることが多いので、読後感がとても心地いいなと思えるからです。

「アガサ・クリスティ」で一番好きな作品

そして誰もいなくなった

 

 

1票入った海外の小説家を紹介

せっかくなので1票入った海外の小説家も紹介。

 

E・M・フォースター

「E・M・フォースター」がおすすめの理由(30代女性)

彼の書いた『モーリス』と『永遠の命』、『眺めのいい部屋』が大好きなので。作者はゲイでしたが、カミングアウトできる時代ではなかったため、生前はごく親しい人にしかカミングアウトはされていません。『モーリス』と『永遠の命』は今でいうBL作品で、腐女子にはぜひ読んでもらいたい名作です。

「E・M・フォースター」で一番好きな作品

モーリス

 

 

F・スコット・フィッツジェラルド

「F・スコット・フィッツジェラルド」がおすすめの理由(20代女性)

グレートギャツビーが代表作のフィッツジェラルドですが、プライベートに関しても小説のような生き方をしていたところに憧れました。グレートギャツビーは日本語でも英語でも何度も読み返してしまうくらい魅力的な作品です。フィッツジェラルドの生き方は決して素敵とは言えませんが、彼こそギャツビーだと思いました。

「F・スコット・フィッツジェラルド」で一番好きな作品

グレートギャツビー

 

 

W.フォークナー

「W.フォークナー」がおすすめの理由(40代女性)

架空の土地を舞台に、サーガと呼ばれるほど複雑に絡み合う小説を次々と編み出しているところです。一つの舞台は一つの小説で完結せずに、違う小説に顔を出したり関係したりして、そのまま複数の小説でもって大きな物語を作り上げていきます。フォークナーという作家が編み出した小説自体が、作家の書いたものという枠を超えて、また新しい物語を作り出していく、その物語の力に圧倒されるからです。意識の流れという手法で書いたことでもよく知られる、ノーベル文学賞を受賞した作家です。

「W.フォークナー」で一番好きな作品

響きと怒り

 

 

アクセル・ハッケ

「アクセル・ハッケ」がおすすめの理由(20代女性)

アクセルハッケさんの作品をはじめて知ったのは「ちいさなちいさな王様」です。 海外の方の作品はあまり読まないのですが、絵が素敵だったので読みました。 内容も読みやすく、とても楽しいお話しでどんどん読みたくなります。 そして、言い回しが独特でとてもおもしろいです。

「アクセル・ハッケ」で一番好きな作品

ちいさなちいさな王様

 

 

アレックス・シアラー

「アレックス・シアラー」がおすすめの理由(20代女性)

子供たちが主人公になることが多いのに、内容は今の社会への風刺などが上手く分かりやすいように入っていて、自分でも考えながら読めるところが素敵だなと思います。 また、小説の内容はただのハッピーエンドではなく、メッセージ性があり、それを伝えるような終わり方をするのが魅力的に思います。

「アレックス・シアラー」で一番好きな作品

ミッシング

 

 

ウイリアム・メイクピース・サッカリー

「ウイリアム・メイクピース・サッカリー」がおすすめの理由(30代女性)

文章がとにかく軽妙洒脱、深刻な場面でも面白おかしく描いているところが好きです。 軽く描かれてしまうので、大したことのないように感じてしまうのですが、読んでいくうちにこの作家特有の皮肉な調子がこうさせているのだとわかりました。 この人の小説を読んでいるとこういう場面が何度も出てきます。 また、訳者が良かったのかもしれませんが、長編小説でもぽんぽんとテンポよく読めるところも好きです。 示唆に富んだ文章、ちょっと皮肉を聞かせた言い回しなどに惹かれて、深いテーマの長い話もあっという間に読めてしまうところが好きです。

「ウイリアム・メイクピース・サッカリー」で一番好きな作品

虚栄の市

 

 

エーリッヒ・ケストナー

「エーリッヒ・ケストナー」がおすすめの理由(20代女性)

彼の作品で一番好きなのはファビアンという作品です。1930年ごろのドイツが舞台となっている物語なのですが、内容は彼の他の児童文学作品と違い、内容が人生について考えさせる非常に深いものになっているからです。

「エーリッヒ・ケストナー」で一番好きな作品

ファビアン

 

 

エラリー・クイーン

「エラリー・クイーン」がおすすめの理由(30代女性)

尊敬する推理作家の有栖川有栖先生が尊敬する作家だというところが入口でした。読者に謎を解いてみろと言わんばかりの読者を、巻き込む作風が読んでいてハラハラドキドキします。共に現場に居合わせたような臨場感がたまりません。

「エラリー・クイーン」で一番好きな作品

Yの悲劇

 

 

エリザベス・ギルバート

「エリザベス・ギルバート」がおすすめの理由(20代女性)

アラサー女性の心理をよく分かっていて、文体がこちらに話しかけてくるようで読みやすい。ジュリアロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」をきっかけに日本語訳の本を読み始めたが、作者の体験をもとにしたノンフィクションということを知って親近感が湧いた。

「エリザベス・ギルバート」で一番好きな作品

食べて、祈って、恋をして

 

 

エリザベス・コストヴァ

「エリザベス・コストヴァ」がおすすめの理由(30代女性)

歴史ミステリーを書かせたらこの人!妥協を許さない人で、徹底的に史実調査を行ないます。とくに、執筆に10年を費やした本作「historian」は、とても読み応えがあります。簡単な英語が使われていて、とても読みやすいです。「ダ・ヴィンチ・コード」のような作品といえば分かりやすいでしょうか。

「エリザベス・コストヴァ」で一番好きな作品

historian

 

 

オー・ヘンリー

「オー・ヘンリー」がおすすめの理由(60代男性)

オー・ヘンリーの作品は短編が多いです。でもその一つ一つが宝石のようにキラキラ輝いています。ある場面では真理をついたり、またある場面では純粋さを追究したり、時にはシニカルになったりもします。日常をテーマにしながらも私たちが忘れかけていたことを思い出ささせてくれます。ホッとさせてくれます。ほろっとさせてくれます。だから一番大好きです。

「オー・ヘンリー」で一番好きな作品

賢者の贈り物

これほどシニカルで純粋な愛の物語はないと思います。

 

 

オグ・マンディーノ

「オグ・マンディーノ」がおすすめの理由(40代女性)

成功哲学者であるオグ・マンディーノですが、彼が書いた小説は弱き者があきらめずに努力することで、思いが叶うというストーリーなのです。ですから、読んでいて自分自身が夢を叶えるために頑張ろうと前向きになれます。そしてストーリーの途中で苦難がありながらも、最後はうまくいく方向になるので、読み終わった時に気分が良いので好きです。

「オグ・マンディーノ」で一番好きな作品

十二番目の天使

 

 

クリス・ウッディング

「クリス・ウッディング」がおすすめの理由(30代男性)

クリス・ウッディングが好きな理由は世界観です。英国の出身ということもあり骨太のファンタジーが多いです。主人公に惹かれることも多いです。天空のエスカフローネやジブリが好きとのことで、ファンタジックでダークな世界感のモノが好きな方にお勧めです。

「クリス・ウッディング」で一番好きな作品

ポイズン

 

 

ケルスティン・ギア

「ケルスティン・ギア」がおすすめの理由(20代女性)

ドイツのラブコメ・ファンタジー作家ですが、日本の小説にはないユーモアあふれる文体がとても面白いです。「結婚前にタイムスリップしてしまったら、イケメン上司と今の夫のどちらを選ぶか」といった普通ならチープになってしまう内容でも、現代女性の幸せを考えさせられるような内容になっています。

「ケルスティン・ギア」で一番好きな作品

夫に出会わないためのToDoリスト

 

 

コナン・ドイル

「コナン・ドイル」がおすすめの理由(20代女性)

ミステリーが好きで、子供の頃から色々と呼んでいたのですが、海外の小説家では、やはり王道の コナン・ドイルが大好きです。コナン・ドイルのシャーロックホームズと助手のワトソンの掛け合いも面白いですし、読んでいくうちに、そのあとは?どうなるの?と小説の中に引き込まれていきます。また、現実でそんな探偵いないだろ!と思える推理力も魅力的です。

「コナン・ドイル」で一番好きな作品

恐怖の谷

 

 

サン・テグジュペリ

「サン・テグジュペリ」がおすすめの理由(20代女性)

柔らかい言葉で、核心を突いてくる、そんなイメージが大好きです。忘れがちな大切なこととか、見落としがちな真実を気付かせてくれる強さ、優しさがあると思えるからです。心にすっと染み込んでくるような言葉たちは、本当に朱玉のようであると思います。

「サン・テグジュペリ」で一番好きな作品

星の王子さま

 

 

シェイクスピア

「シェイクスピア」がおすすめの理由(30代男性)

シェイクスピアの人間観察の鋭さは本当にすごいと思います。シェイクスピアは当時のエリート階級ではなく、庶民の生活の現実をよく見ていたからこそ書けたのだろうと思います。シェイクスピアの文学はいつ読んでも発見がありますね。

「シェイクスピア」で一番好きな作品

リア王

 

 

ジェイン・オースティン

「ジェイン・オースティン」がおすすめの理由(20代女性)

ジェイン・オースティンは英国の古典を代表する女性作家ですが、映画でも有名な「高慢と偏見」など、女性が主人公の素晴らしい作品があります。わたしは長編6作品全てのファンなのですが、何度読んでも飽きることのない、色褪せない物語ばかりです。

「ジェイン・オースティン」で一番好きな作品

高慢と偏見

 

 

ジェフリー・アーチャー

「ジェフリー・アーチャー」がおすすめの理由(40代女性)

登場人物たちの個性がはっきりしていることと、情景描写が豊かなので読んでいると映像が浮かんできます。対照的な2人の人物の対立や運命描く作品や政治や経済に焦点を当てた作品が多く、いつも思いがけない結末になるので途中の細かな伏線も見逃せません。イギリスの作家なのでユーモアや皮肉の描写も鋭く、時々ニヤリとさせられます。

「ジェフリー・アーチャー」で一番好きな作品

ロスノフスキの娘

 

 

ジェフリー・ディーヴァー

「ジェフリー・ディーヴァー」がおすすめの理由(30代女性)

初めて、この作家の作品を読んだ時は衝撃を受けました。こんなに、手汗を握る小説を読んだのは初めてだったからです。この作家の本を読んでから、映画化もされたことがあると知ったのですが、さもありなんと思いました。 作風の特徴は、最後のどんでん返しです。ハラハラドキドキする展開が上手で読者をひきつけ、最後の1ページまで飽きさせません。 これほどまでに、読者を驚かせる小説を書く小説家はいないのでは、と思います。

「ジェフリー・ディーヴァー」で一番好きな作品

ボーン・コレクター

 

 

ジェリー・スピネッリ

「ジェリー・スピネッリ」がおすすめの理由(20代女性)

中学校で教員をやっている母親から勧められて彼の作品を読み始めました。何回も読むにつれ「ここはこういうことだったのか」と後から発見することもあり、彼の作品の奥深さに魅力を感じています。また原作も比較的簡単な英語で書いてあるため英語学習にも役に立ち、とても大好きな作家さんです。

「ジェリー・スピネッリ」で一番好きな作品

ラヴ、スター・ガール

 

 

シャーロット ブロンテ

「シャーロット・ブロンテ」がおすすめの理由(50代女性)

その作家を初めて知ったのは、中学校の図書室でした。19世紀前半に生まれた女性ですが、女性が仕事を持ち自立し、恋愛をし、波乱万丈に生きていく、今から考えるととハーレクインロマンスみたいなお話のようにも感じますが、そこは19世紀の女性なので、清楚で凛とした文章だと思います。読者をグイグイと引きつけ、かつ、映像が頭に浮かんでくる様なストーリーが今も大好きです。

「シャーロット・ブロンテ」で一番好きな作品

ジェーン・エア (上) (新潮文庫)

映画化もされていて素敵ですが、やはり小説から先に入ったので、あの次から次へと展開されていくお話がとても素敵です。紆余曲折ありますが、最後はハッピーエンドという点も、読後「よかったわ〜」と暖かく、スッキリした気持ちにさせてくれます。

 

 

ジャック・ケルアック

「ジャック・ケルアック」がおすすめの理由(20代女性)

アメリカを横断することのロマンや生きることのリアルな辛さ、儚い中にある楽しさについて生々しく書き綴ってくれているところが大好きです。 ビート世代の作家として若者の心に寄り添ってくれるような作風がたまりません。

「ジャック・ケルアック」で一番好きな作品

路上

 

 

ジョイ・フィールディング

「ジョイ・フィールディング」がおすすめの理由(30代女性)

女性の心理を上手に描いており、細かなストーリー設定で何気ない日常を描きながらもラストに全てが繋がっていくといった展開が素晴らしいと思います。感動させよう、無理なストーリー展開がないので読みながら冷めてしまうこともありません。

「ジョイ・フィールディング」で一番好きな作品

優しすぎて、怖い

 

 

ジョン・グリシャム

「ジョン・グリシャム」がおすすめの理由(40代女性)

著者本人がアメリカ人の弁護士なので、法律関係・犯罪関連の本が多く、「評決のとき」「ペリカン文書」「依頼人」など、映画化された本もいくつかあります。主人公の弁護士は特にそこまで魅力を感じるキャラクターではなくても、その弁護士が扱うケースの被告・原告の過去などが入り交じりドキドキする内容やどんでん返しに驚かされるけれどもそれでとてもすっきりする内容だったり、読んで行くうちにどんどん面白くなって飽きないストーリーの本がほとんどです。さすが弁護士だけあってアメリカの法律などの知識も知らずしてつくと思います。

「ジョン・グリシャム」で一番好きな作品

評決のとき

 

 

スティーグ・ラーソン

「スティーグ・ラーソン」がおすすめの理由(30代女性)

作者がジャンーリストだけあって、国家、組織、犯罪の描写にリアリティを感じます。 簡潔であまり感情的な文章ではないところが、かえって読みやすくまた、登場人物の性格が際立つように思います。 シリーズはとりあえず完結していますが、気になる布石を打ったまま第2シリーズの前に亡くなってしまい永遠に気になるところです。

「スティーグ・ラーソン」で一番好きな作品

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女

 

 

ソフィー・キンセラ

「ソフィー・キンセラ」がおすすめの理由(50代女性)

誰にでも起こり得そうなシチュエーションなので自分を投影しやすいですし、主人公の心の動きや感情も単純でハッピーになります。「あるある~!」という感じで共感しながら読めたりするので楽しいです。終わりがハッピー・エンディングなのが多いのもGOODです!

「ソフィー・キンセラ」で一番好きな作品

家事場の女神さま

 

 

トルストイ

「トルストイ」がおすすめの理由(30代女性)

人間描写が非常に緻密で興味深く、自分自身の社会経験にも投影できるほど現実味を帯びている。 時代は違えど、人間は変わらないのだと認識させてくれる文学作品が多く、毎度読むたびに新たな気付きがあるという素晴らしいマスターピースを生みだした作家。

「トルストイ」で一番好きな作品

戦争と平和

 

 

パウロ・コエーリョ

「パウロ・コエーリョ」がおすすめの理由(30代男性)

とてもスピリチャルな要素を含みながら夢想家ではなくとても大地に根差した作風が魅力です。日本語に翻訳されている彼の作品の大半を読みましたが、どれも深く考えさせられるばかりではなく、一度読み進めると目が離せなくなるほどの強力な物語性を持っています。もっとも好きな作品は星の巡礼ですが、他にもアルケミストは有名で、大人も子供も楽しめると思います。高い精神性を感じる作家です。

「パウロ・コエーリョ」で一番好きな作品

星の巡礼

 

 

ハンス・ベンマン

「ハンス・ベンマン」がおすすめの理由(30代女性)

「石と笛」という小説が好きで何度も何度も読みました。いろんなファンタジーを読んだけど、こんなにすごいファンタジー小説はそう多くはないと思います。「石と笛」というのは、全4巻なのですがいつも最初から最後まで読みたくなる本です。

「ハンス・ベンマン」で一番好きな作品

石と笛

 

 

ピエール・ルメートル

「ピエール・ルメートル」がおすすめの理由(40代女性)

初めて『悲しみのイレーヌ』を読んだ時、ミステリーというジャンルを格上げした作家が現れた、とミステリーファンとしては立ち上がって「ブラボー!」と拍手を送りたくなりました。ミステリーとしてはずば抜けて面白く、しかし一方でとても文学的なのです。よく練られたストーリー、絶妙なキャラクター・舞台設定はもちろんのこと、文章力が素晴らしい。こんなにも読み手に文章で映像を鮮明に思い浮かばせることができる作家は、ルメートル以外にはいないだろうし、他のミステリー作家の羨望の的だと思います。誰よりも早く次の作品を読みたい、そう思わせてくれる作家です。

「ピエール・ルメートル」で一番好きな作品

悲しみのイレーヌ

 

 

ビル・S・バリンジャー

「ビル・S・バリンジャー」がおすすめの理由(20代女性)

物語の描き方が丁寧かつ明快のため、謎がくっきりと浮き彫りになり作品に引き込まれるから。登場人物は普通の人が多いがそれぞれに特徴や個性がしっかりとあり、特に女性が愛らしく描かれているのも魅力。一人称も三人称も使いこなし、読者を導きながら翻弄するような雰囲気さえ感じる、ミステリー作家としての素晴らしい才能を持つ作家だと思う。

「ビル・S・バリンジャー」で一番好きな作品

歯と爪

 

 

フィリップ・K・ディック

「フィリップ・K・ディック」がおすすめの理由(20代女性)

SFが好きだからです。日本でよく知られる海外SF小説家の中でも有名な人物の一人だと思います。描かれているディストピア的な世界について、実際に考えてみるのが楽しく、想像力が掻き立てられます。『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』はとても有名でSFが好きな人はほぼ皆見たことのある作品だと思います。映像化もされているので合わせて見るのも面白いです。

「フィリップ・K・ディック」で一番好きな作品

アンドロイドは電気羊の夢を見るか

 

 

ブライス・コートネイ

「ブライス・コートネイ」がおすすめの理由(40代女性)

南アフリカ生まれの小説家で、南アフリカに関する小説を書いています。アパルトヘイトの中、外国から来た白人の子供として育った実体験をもとに、子供や若者が目の当たりにする人種差別の実態を詳しく描写できているので、私が見た現実の裏側にある重い歴史を実感できて面白いから。

「ブライス・コートネイ」で一番好きな作品

The Power of One

 

 

フランソワーズ・サガン

「フランソワーズ・サガン」がおすすめの理由(40代女性)

彼女の繊細さと感受性に驚くと同時に、彼女がそれらを言葉にし、なおかつ文学作品に昇華する才を、若いころから既に持っていることに感銘を受けました。 マッシュルームのような髪型がよく似合い、非常にチャーミングです。 彼女自身がフランスというか、フランスの一部を彼女が作っているかのようにさえ思っています。

「フランソワーズ・サガン」で一番好きな作品

悲しみよこんにちは

 

 

フリオ・コルタサル

「フリオ・コルタサル」がおすすめの理由(20代男性)

ラテンアメリカを代表する短編作家で、現実/虚構・夢/幻想・生/死といった対立した概念をマジックリアリズムで丁寧にまとめ上げた作品が特徴的です。フリオ・コルタサルの短編は一度読んだら一生忘れられないような衝撃を読者に与えます。彼の作品を読まずして読書好きとは名乗れないと思います。

「フリオ・コルタサル」で一番好きな作品

夜、あおむけにされて

 

 

フレデリック・フォーサイス

「フレデリック・フォーサイス」がおすすめの理由(30代女性)

スパイ小説を多く書いている作家です。冷戦を扱ったシリーズではどこまでがフィクションなのかわからないほどのリアリティーがあります。また、スパイ小説だと先が見えない展開や息詰まる謀略戦などに引き込まれて一気に読んでしまいます。ストーリーテリングの巧みさが好きな理由です。

「フレデリック・フォーサイス」で一番好きな作品

オデッサ・ファイル

 

 

ヘミングウェイ

「ヘミングウェイ」がおすすめの理由(30代男性)

男女の恋愛関係が描かれた作品であり、甘く、時に苦味のある恋が魅力で引き込まれます。 時代は戦争時代、実際に戦争体験のあるヘミングウェイだからこそ説得力が増されておりリアルな戦争描写が、 ヘミングウェイの世界に引き込まれます。

「ヘミングウェイ」で一番好きな作品

武器よさらば

 

 

ポール・オースター

「ポール・オースター」がおすすめの理由(30代女性)

文字から紡がれる人の心の繊細な動きが、読者が感情移入できるくらい迫ってくる。ノンフィクションのストーリーも、展開が予測不可能で、紋切り型でない。新作が出るたびに驚きとワクワクが味わえる、マンネリにならない作家。

「ポール・オースター」で一番好きな作品

最後の物たちの国で

 

 

マイクル・コナリー

「マイクル・コナリー」がおすすめの理由(40代男性)

マイクル・コナリーの描く小説には、ロス市警刑事のハリーボッシュやリンカーン弁護士といった主人公が登場するが、いずれの人物も正義を追求する一方で、自身の過去や現在の生活に対する苦悩を抱えており、そのことが作品に深みを与えています。またいわゆるどんでん返しで終わる作品が多く、一気に読み切らせるようなストーリー展開も気に入っています。

「マイクル・コナリー」で一番好きな作品

トランク・ミュージック

 

 

マックス・アラン・コリンズ

「マックス・アラン・コリンズ」がおすすめの理由(40代女性)

好きな海外のドラマの小説を書いていたのですが、その海外ドラマの世界観をまったく壊す事なく、かつストーリーもとても面白くて感動しました。その後に違う海外ドラマの小説やオリジナルの小説も読みましたが、どれもよく練られていて面白かったです。

「マックス・アラン・コリンズ」で一番好きな作品

CSI科学捜査班ー死の天使

 

 

ライマン・フランク・ボーム

「ライマン・フランク・ボーム」がおすすめの理由(30代女性)

オズの魔法使いが好きだからです。小さい時映像でみて、場面、場面をふっとよく思い出すので、最近本をまた買って読みました。こんな夢のある話をかけるところがいいです。悪い魔女よりいい魔女の方が強いところが好きです。

「ライマン・フランク・ボーム」で一番好きな作品

オズの魔法使い

 

 

リチャード・ポール・エヴァンス

「リチャード・ポール・エヴァンス」がおすすめの理由(40代女性)

私がずっと大切にしている本「クリスマスボックス」の著者です。ある男性が老婦人が住む豪邸に一緒に住むようになります。仕事が忙しい彼からすると老婦人はお節介とも言える存在でした。仕事が大変なことに誇りも持っていた彼が、ある時屋根裏部屋で古びたクリスマスボックスを見つけます。そこで本当に大切なものは何かを気づかされるのです。クリスマスは家族で過ごす時間です。それにふさわしいクリスマスボックスの存在が優しく温かいものを感じさせる小説になっていました。その屋根裏部屋にあったクリスマスボックスの謎、老婦人の過去を知ることができる「天使がくれた時計」や「最後の手紙」はそれぞれが素敵なストーリーながら、生きていて何が大切なのかを教えてくれる心に光が灯る小説ばかりで、この小説家が好きです。

「リチャード・ポール・エヴァンス」で一番好きな作品

クリスマス・ボックス

 

 

ルネ・ゴシニ

「ルネ・ゴシニ」がおすすめの理由(20代男性)

プチニコラを読んだことがあり、そのほほえましさと面白さにはまったことがある。小さいころは父親の仕事でフランスに住んでいて、現地の学校生活を経験していたため、物語で描かれている主人公の学校生活の様子に共感できる部分が多かった。

「ルネ・ゴシニ」で一番好きな作品

プチ・ニコラ

 

 

レイ・ブラッドベリ

「レイ・ブラッドベリ」がおすすめの理由(30代女性)

SF小説ではあるが、幻想的でノスタルジックそしてメランコリックな物語の数々、そして言葉のひとつひとつが音になりメロディーを奏で始めるような詩的な文章が心を惹きつけます。他にこのような小説家はいないと思います。

「レイ・ブラッドベリ」で一番好きな作品

何かが道をやってくる

 

 

ローラ・インガルス・ワイルダー

「ローラ・インガルス・ワイルダー」がおすすめの理由(30代女性)

少女ローラが姉のメアリィと学校に通い初めて、子供達とぶつかりあうところがいきいきとしていて、とても魅力的です。自分が注目されていないと我慢できないネリィとローラのやり取りが激しいけど、最後にはローラがやり返すのですかっとします。子供の頃に少しネリィに似た子が近くにいたので、子供時代にこの本に出会ってなくてよかったなと胸をなでおろしました。でも大人になると、友達とケンカしたこともいい思い出だし、ネリィ似の子を懐かしむこともあります。大人になってから読んだ本だけど、子供に戻れるようなワクワク感があって、とても好きです。

「ローラ・インガルス・ワイルダー」で一番好きな作品

プラム・クリークの土手で

 

 

衛慧

「衛慧」がおすすめの理由(30代女性)

現代中国の若者文化を女性らしい軽やかな文体でポップに描いている作品が多数あります。 上海が舞台の作品が多く、現代らしさとレトロな雰囲気の融合がまたたまりません。 これが中国文学?とびっくりしてしまうことうけあいですよ。

「衛慧」で一番好きな作品

上海ベイビー

 

全部読みたい!赤川次郎おすすめ作品ランキング

 

赤川次郎おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に赤川次郎さんのおすすめ作品をお聞きしランキング形式でまとめました。ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

7位タイ.赤川次郎「プロメテウスの乙女」(2票)

赤川次郎「プロメテウスの乙女」がおすすめの理由

近未来サスペンスという位置付けで帯説明やPOPが打たれてますが、私にとっては少女たちの青春小説に近い気持ちで読みました。初めて読んだ中学生の時も、一番最後に読んだ妊娠中の時も、それぞれに3人の主人公に思い通じるものがあり、発刊後何十年経っても面白さは色褪せていません。お腹に爆弾を仕込まれた少女たちが首相暗殺を目論む中で、決意や迷いや小さな幸せを噛み締めていくストーリーです。少女たちの行為はテロリストのものとはいえ、なぜか青春の輝きにも似た甘酸っぱさを感じさせてくれます。ラストが曖昧なままなところも、各自が様々なストーリーを想像できて楽しめます。(40代女性)

急速に軍国主義化する日本に立ち向かうべく、3人の女性テロリストが首相暗殺を謀る物語。30年以上前の作品だが、今の日本のことを言われているようで、どきりとする。こんな社会になってほしくない、と色々考えさせられました。(30代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「午前0時の忘れもの」(2票)

赤川次郎「午前0時の忘れもの」がおすすめの理由

まずは、本のタイトルから惹かれるものがある。タイトルそのものを真に受ければ、午前0時に何を忘れたのか、というような考えにいたるが、本を読んで私自身が思った忘れものとは、私たち読者が日常生活で忘れかけてしまっている“愛情”なのではないか、と感じた。内容も、物語の進むテンポは軽くスムーズに進み、読書初心者でも読みやすい。こんなにも切なくて悲しくて、それでいて心が温まる物語は是非たくさんの人に読んでほしいと思う。(20代女性)

バス事故で亡くなってしまった人たちの知人、家族がメッセージを見てある場所に集まってもう一度再会するという話。失ってしまった人たちとまた会えたことで過去とのケリがつけられたり、この光景を見た人もまた人生を変えようと、みんな未来に向けて歩き始める心温まる本。(30代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「殺人よ、こんちには」(2票)

赤川次郎「殺人よ、こんちには」がおすすめの理由

この物語りは、一人の少女がその周りの人々の中で発生する事件に巻き込まれ、解決するというミステリー小説です。主人公の女の子の性格や境遇はとても魅力的で、すぐに物語に引き込まれます。夏の海での出会いなんかもあったりして、ちょっとドキドキさせるシーンもあります。しかしメインの謎解きもしっかり果たし、ラストはちょっと切なくて、でもすっきりと読み切ることができます。続編もあるので、読み応えもあり、これぞ赤川次郎の謎解き!と言った感じです。(20代女性)

赤川次郎氏の作品が大ブームを起こした1980年代の作品です。主人公が大人になりかけた少女という設定が当時の自分と重なりすぐに作品の世界に引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。とかく重くなりがちな殺人ミステリーですが、軽快な文章とテンポで読みやすい作品に仕上げられています。大人びた少女に秘められた残虐性に背筋がゾッとするショッキングな一冊です。(40代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「子子家庭は危機一髪」(2票)

赤川次郎「子子家庭は危機一髪」がおすすめの理由

両親が突然それぞれの理由で失踪し、主人公で小学生の律子は弟と2人きりになってしまう、というかなり深刻な出だしで暗い話かと思いきや、色んな事件に巻き込まれながらも明るく乗り越えていきます。その姿がコミカルに描かれており、楽しく読めます。他にも子子家庭シリーズとして出ている作品もオススメです。(20代女性)

同時に別々の理由で両親が家から出て行ってしまって、小学生の姉弟のみになってしまったお話しです。姉の律子は小学生とは思えないくらい大人顔負けのパワフルさで、弟の面倒をみながら立派に生活していく姿に元気と勇気をもらいました。この本を読んでいると律子が小学生だということを忘れてしまいます。決してへこたれない前向きさに頭が下がります。(30代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「死者の学園祭」(2票)

赤川次郎「死者の学園祭」がおすすめの理由

小学校の時に読んだ、初めての赤川次郎作品。タイトルはとても恐ろしげなわりに、内容は軽めのノリで、発売当時の推理小説のジャンルでは、異色のとっつきやすさで、小学生にもわかりやすく読みやすいと思います。小説初心者にも楽しく読め、普段は堅い読み物を好む方にも一服の清涼剤になり得る、赤川次郎の作風を代表する一冊です。(40代女性)

初めて読んだ赤川作品ですが、とても引き込まれて読んだ記憶があります。主人公の女性が魅力的で色々イメージを想像を巡らせながら読みました。学園という明るく楽しい舞台で起こる殺人事件というギャップが新鮮でした。(40代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「東西南北殺人事件」(2票)

赤川次郎「東西南北殺人事件」がおすすめの理由

この作品の魅力は何と言っても大貫警部の存在です。とにかく迷惑な存在です。気に入らない人間がいると全く関係ないのに犯人呼ばわりするような警部です。絶対に同僚にはなりたくない人物ですね。でも、遠くから観察する分にはとても面白い存在です。巻き込まれたくはありませんが。赤川次郎らしいコミカルさが散りばめられた作品です。ミステリーですが、この作品に関して言えば大貫警部のキャラクターを楽しむのがテーマだと思います。それだけでも間違いなく面白いですよ。(50代男性)

大貫警部シリーズの一作目です。赤川次郎さんの作品のなかにはいろいろな警察官が出てくると思います。そのなかで最も悪役ヒーローが大貫警部だと思います。悪役と言いましたが、アンチヒーローというかっこいいものではありません。傍若無人ですが、相棒の井上刑事と共に読者をも滅茶苦茶な推理に引きずりこまれます。その滅茶苦茶な推理は他の推理小説とはひとあじ違います。変わった名探偵を読んでみたい人におすすめです。(30代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「毒(ポイズン)」(2票)

赤川次郎「毒(ポイズン)」がおすすめの理由

一つの毒薬を巡って繰り広げられる人間模様が、四章に分かれて掲載されているオムニバス形式の一冊です。それぞれの章に登場する人々が、なぜそれほどまでに毒を欲しがるのか、そしていざその毒が手元に渡って来た時、どういった心境でどういう相手にどう使おうとするのか、先が読めるようで読めない展開にぐいぐい惹きつけられていく作品です。使っても証拠が残らない毒薬、そんなものがもしも本当に身近にあったら……知らない間に盛られていたとしたら……そういう怖さも含めて面白い内容の本だと思いますので。(40代女性)

身体から毒が検出されず飲ませたら24時間以内に死んでしまうという薬が、色んな人の手を渡っていくので最後までどうなるかわからないハラハラ感があっておもしろかったです。短編集のようで、長編でもある、不思議だけど読みやすかったです。(30代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「秘密への跳躍5怪異書巡り」(2票)

赤川次郎「秘密への跳躍5怪異書巡り」がおすすめの理由

ミステリー小説が好きで好きで仕方がない人は赤川次郎の小説を読むことをお勧めします。私の中で好きな彼の小説は秘密への跳躍5怪異名所巡りです。後味が悪くないのでテンポ良く小説を読むことができます。この小説は少し軽めのストーリーが売りで文字を読みたい時にはテンポよく読む事ができますし、後味が全然悪くならないです。他にはバスガイドである主人公の町田藍の特殊能力がSFチックでSF好きな人にもオススメな小説です。(30代男性)

安定した内容ですごく読みやすい一冊でした。このシリーズは毎回出るとついつい買ってしまいます。テンポよく読めるし、後味悪い感じもありません。幽霊が住み着いている「日陰屋敷の宴」と呪い人形のような「人形を呪わば」が好きでした。(20代男性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「夜」(2票)

赤川次郎「夜」がおすすめの理由

赤川次郎といえば、三毛猫ホームズシリーズなどの推理物のイメージが強く、多くの人が赤川次郎のことを推理作家と思っていると思います。しかし、彼自身はフランスのヴァンパイア映画に触発され、作家を目指したようで、ホラーこそ彼の真骨頂だと思います。この小説は舞台は山奥の小さな村。外界との交通手段は谷にかかる橋のみ。ある日突然の地震でこの橋が遮断され、村は巨大な密室に変わります。その密室で夜に蠢く謎の生物。住民たちが謎の生物に追い詰められていく様はパニックホラーの傑作です。(30代男性)

赤川次郎作品の中では珍しい方だと思うのですが、正体のわからない怪物…獣に、ある町の住人たちが一人づつ襲われていくという、人間と得体の知れない何かの戦いを描いた物語です。舞台となっているのが大地震で孤立した小さな町で、しかも戦う相手が人じゃないだけにいろいろとスリリング、さらにそこに人々のいろんな感情が入り乱れていくという、実際にその場に自分がいたらどういった行動をとるだろうかと考えさせられるお話です。いつどこでどんな災害が起きてもおかしくない今、このようなことがどこかで起きてもおかしくないかも、そう思える内容ですのでぜひおすすめしたいです。(40代女性)

 

 

7位タイ.赤川次郎「幽霊列車」(2票)

赤川次郎「幽霊列車」がおすすめの理由

本格ミステリーであり、ひねりが一つだけで終わらない。また、キャラクターがとても面白い。頭脳明晰な女子大生と、どこか抜けている警部というコンビの掛け合いにすっかりハマってしまいました。ミステリーの質は素晴らしいです(30代女性)

赤川次郎のデビュー作の短編集です。確か、表題作がオール読物推理小説新人賞を受賞したのだったと記憶しています。あの赤川次郎も、デビュー当時はこんな本格的なトリックものを書いていたのです。また、中年の警部と女子大生の恋人という組み合わせが、世の男どもに、はかない夢を見させたシリーズでもあったと思います。(60代男性)

 

 

6位.赤川次郎「マリオネットの罠」(3票)

赤川次郎「マリオネットの罠」がおすすめの理由

赤川二郎の最高傑作と名高い作品です。赤川さんのミステリーってユーモアがあってわりと軽めなイメージがあったけど、序盤のサスペンス展開に暗く悍ましい雰囲気があって、こんな作品も書くのかと驚きました。最後は赤川さんらしいどんでん返しがあります。(30代女性)

1981年の作品です。出版されてもう40年近く経つんですね。その後数十冊赤川さんの作品を読み続けて来ましたが、未だにこの作品がBEST1だと思っています。赤川次郎と言えばコミカルとテンポの良さが持ち味ですが、この作品は全く違います。軽快さはありますが、人間に潜んでいる猟奇的な部分を見事に描いていると思います。重いテーマではありますが展開が早くて一気に読み上げましたね。このようなテーマの小説は読み終えた後に疲労感が漂うのですが、そこは赤川次郎、疲労感なくテーマについて考えさせられました。自分の中にも狂気が隠れているのかと自分に問いかけましたね。様々な場面が映像として記憶に残るような作品です。(50代男性)

雨の中、一人の女性が現れ人を殺すところから始まります。ミステリーよりはホラーに近いかもしれません。主人公が淡々としていて冷静で、私にとって魅惑的に描かれています。予想ができない展開に続きが気になって仕方ありませんでした。どんでん返しが好きな人におすすめしたい本です。(30代女性)

 

 

3位タイ.赤川次郎「セーラー服と機関銃」(4票)

赤川次郎「セーラー服と機関銃」がおすすめの理由

私が選んだ赤川次郎さんの作品でオススメなものは、やはりセーラー服と機関銃ですね。なんと言っても題名のとおり女子高校生が、機関銃を持っている事にまず斬新さを感じます。女子高校生がヤクザの跡目を継ぎ、敵対組織とたたかう為に機関銃で立ち向かうのが名シーンですね。迫力あるとてもいい作品ですね。(30代男性)

映画化されたので印象深いのかもしれませんが、どの本もアニメ化されたり映画化されたりした本は、元がおもしろいという証明だと思います。この本は、女子高生がヤクザの組長になって始まるお話なのですが、設定が、ちょっとあり得ないなと思って読み始めます。でも読んでるうちにだんだん話に引き込まれて、女子高生が組長でも違和感がなくなってくるのです。赤川次郎さんの作品はみんなそうです。ストーリーがおもしろく、キャラクターが魅力的なので、スッと物語の中に入っていけます。この本も、ハラハラドキドキして、意外な人物が悪い人で、人が死んだり悲しいことがあったりして、映画化される前に読んだのですが、本を読んで情景が浮かびました。事件が解決して、普通の高校生に戻った後、一緒に戦った一番信頼してた組員さんが、死んだという知らせを受けます。このラストがとても印象的で、この物語全体を切なくさせていると思います。何十年も前に読んだ本ですが、心に残っています。(50代女性)

私は、セーラー服と機関銃に関しておすすめしたいと思います。理由としてはいくつかありますが、一つには最近橋本環奈さん主演で映画化され、昔は薬師丸さんが主演をしていて非常に認知度が高く、赤川さんの作品の入り口として非常に良いと思うからです(20代男性)

映画化もされた代表的な作品だと思います。女子高生がヤクザの組長になるという斬新な内容で、生き生きと描かれていました。物語もテンポよく進んで一気に読めます。
シリアスな場面や笑える場面もありお気に入りの作品です。(30代女性)

 

 

3位タイ.赤川次郎「三姉妹探偵団」(4票)

赤川次郎「三姉妹探偵団」がおすすめの理由

おっとりした長女、綾子。しっかりものの次女、夕里子。ケチでちゃっかりしている三女、珠美。と、タイプの異なる三姉妹を主人公とした長編ミステリー。軽い感じかと思いきや、意外と重い内容やねっとりとした色恋なども描かれていて驚いたが、どんどん読めて面白い。(30代女性)

3姉妹の性格がよく描かれていてとても面白いです。特に三女の珠美の性格が好きです。色々な事件が起こりますが、事件解決のために前向きに進んで行く姉妹の姿がよく描かれています。赤川次郎といえば三毛猫ホームズもありますが、キャラクター設定は三姉妹探偵団の方が面白いです。(40代女性)

お母さんとお父さんが家を出て行ってしまいますが、3姉妹が両親を恨まないで楽しく過ごしているときに殺人事件がおこります。その事件に3姉妹が巻き込まれながら解決していくのが爽快だし、3姉妹の気持ちが細かく書かれているので、3姉妹の気持ちになって一緒に解決しているような感じになり、とても引き込まれる作品です。(40代男性)

我家を放火で失い、さらに、その現場から、女性の死体が見つかり、しかも、出張中の父親が疑われてしまうという、踏んだり蹴ったりの状況から、話は始まります。姉妹の次女の恋人で、刑事の青年と共に、三姉妹で、事件を解決します。シリーズ化されていますが、何故か事件があるときには、父親が出張中なのです。(50代女性)

 

 

3位タイ.赤川次郎「若草色のポシェット」(4票)

赤川次郎「若草色のポシェット」がおすすめの理由

ミステリーですが、活躍するのが刑事や探偵ではなく、ごく普通の女の子という点がこの本の最も楽しいところです。主人公の杉原爽香は明るく勇敢な15歳の女の子で、少女特有の柔らかさとしなやかさで殺人の起こる物語を明るく読みやすいものにしてくれます。この本はシリーズもので、巻を追うごとに登場人物たちが1つずつ歳をとっていきます。可愛らしく無邪気な主人公が年をとるとともに成長し変化していく様子を、物語とともに追っていけるのもこの作品の醍醐味です。(30代女性)

現在まで続く杉原爽香シリーズの第一弾。初版は1988年、昭和時代末期にスタートした大河青春ミステリー小説の記念すべき出発点。毎年1回9月に新作が刊行され、そのたびに主人公が1歳ずつ年齢を重ねていく、という趣向。自分が主人公と1歳違い、高校時代の部活が吹奏楽、といった共通点から親近感が湧きずっと読み続けているが、もし同世代で未読の人はぜひ手にとってほしい。主人公の行く末を見届けるぞ、来年の新作も絶対読むぞ!という気になって日々頑張れるから。(40代男性)

若草色のポシェットから始まるシリーズは、毎年主人公が読者と一緒に年を重ねるのが魅力ですが、15歳から始まったシリーズも去年で43歳になり、同じ年齢の私は作中に描かれている架空の人物を、あたかも同級生の近況をのぞき見しているようで、こそばゆいながらも作中にのめり込んでしまったようです。(40代男性)

杉原爽香シリーズという現在も毎年発売されているシリーズの第1作であり、読者とともに毎年登場人物たちも年齢を重ねていくコンセプトなのでとても人物の直面する悩みや喜びすべてがリアルです。主人公の爽香は、第1作目からすでにしっかり者でネット小説などを読みなれている読者からすれば行動や言動にツッコミどころも少なくて安心して読めます。赤川さんの作品は、どれも読みやすくてあっという間に1冊が終わってしまい、読書が苦手な方にもお勧めしやすく、初めて読むミステリー作品としてもとっつきやすいと思います。(30代女性)

 

 

2位.赤川次郎「ふたり」(9票)

赤川次郎「ふたり」がおすすめの理由

かなり古いですが、こちらはドラマで見てグイグイひきこまれて本も購入したパターンです。当時中学生だったころにはわからない、姉妹の絆を今三十代になってわかるようになりました。死んでしまった姉とのふれあいに、私も二人姉妹ですので共感することが多い一冊です。(30代女性)

赤川二郎の名作。姉に比べて何もかも不器用な妹が、事故で姉を亡くし、その姉の幽霊とともに成長していく。軽く読めて、それでいてグッとくる。運命の歯車って自分じゃ止められないんだなと思いながら、重なる不幸に立ち向かう主人公に勇気をもらう。(30代女性)

大林監督で映画化もされている作品です。原作が断然良いですね。不幸にして死んでしまった姉と残された妹。切ないストーリーなのですが、文体はさらり書かれています。そのバランスがとても心地よく、素晴らしいと思います。ほろ苦い気持ち、切ない気持ちに涙しました。(40代女性)

ある姉妹の話です。ミステリーな作品が多い中で、ハートフルな心温まる作品です。自分が主人公になったような気持ちにさせられ、最後は感動します。人の別れは悲しいけれど、立ち止まらず前に進むことを教えられます。(30代女性)

憧れだった3つ年上の姉が交通事故でこの世を去ってしまう。しかし死んだはずの姉の声が頭のなかで聞こえてくるようになり、姉のアドバイスをうけながら色々なことに挑戦して活躍していくファンタジーなお話です。しかしファンタジーな要素だけではなく、姉の死によって変わってしまった家族関係や友人がかかえる悩みなど考えさせられるテーマも含まれており主人公がそれらをどう乗り越えていくのか、またどう受け入れるのかといった心情も読み応えがあるおもしろい作品です。(30代男性)

死んでしまった姉に対して劣等感を抱いている妹の気持ちに共感できました。姉のようになりたいと思う気持ちと、姉を追い越してしまうのは怖いという気持ち。相反する二つの気持ちの間で揺れ動きながら、成長していく妹の姿に心打たれます。(20代女性)

私がふたりを知ったのは、ドラマを見たことがきっかけでした。原作が読みたくなって小説を当時購入したのですが…とにかく感動しました。涙無しでは読めなかったです。すごくきれいな姉妹愛だけど、いつかお姉さんはまた消えてしまうという儚さが私の涙腺を崩壊させていきました。とにかく感動的で、当時学生だった私は、もっと兄妹・家族を大切にしようと思ったのを思い出しました。(30代女性)

何でもよくできる自慢の姉をもった妹。おねえちゃんに劣等感をもっているけど、おねえちゃんのことが大好きな妹。でも、姉は事故で亡くなってしまいます。お姉ちゃん依存症の妹が姉の幽霊に助けられて成長していく姿が、えがかれています。二人のお互いを思う気持ち、妹が自慢の姉を亡くした親を気づかう気持ち。妹も大好きな姉を亡くして悲しいのに。悲しい事故のお話で始まるのに、読み終わるとほっこり、前向きな気持ちになれるところが、好きです。(40代女性)

ふたりという本は姉妹の物語です。私も2人姉妹なのでとても共感がもてました。事故で亡くなったお姉さんの声が聞こえるのですが、それ以外にも父親の浮気など波乱万丈です。でも、妹が様々な困難を乗り越えながら成長していく姿に心打たれました。(30代女性)

 

 

1位.赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」(20票)

赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」がおすすめの理由

以前実写化されてドラマにもなりましたが、やはり猫が事件を解決するのを手伝ってくれるなんて斬新だなと思いました。また主人公の青年の優しさが私は好きでした。またトリックを考えながら読むのですが、結局最後まで分からず自分ではこんなトリック思いつかないなぁとか先生のことを感心しながら読みました。(30代女性)

赤川次郎作品は、全てにおいて、登場人物の設定が意外性に飛んでおり、現実から離れて物語の中の世界を存分に楽しめますが、三毛猫ホ-ムズシリ-ズは、その中でも特に、登場人物の関係性や、ホ-ムズの洞察力、トリックなど推理小説としてだけでなく、ユ-モアにも長けていて、最初から最後まで飽きることなく楽しめる作品です。(40代女性)

推理小説で猫がヒントを出してくれるところが好きです。内容も分かりやすいし読んでいて疲れないぐらいちょうどいい展開がも好きです。ちょいちょい出てくるのが、笑いが出るギャグとかが好きです。何よりこの中で出てくる猫を実際に見てみたくなるど可愛いし賢いです。(20代男性)

推理小説なんですが、主役が猫というのが面白いです。猫なのでおしゃべりはしないんですが、主人公の刑事さんに事件を解決するヒントを与えていきます。刑事さんと一緒にヒントを頼りに推理していくのは楽しいです。(30代女性)

猫が刑事である主人公を手助けして解決に導くというストーリーがとても斬新で好きです。猫が喋ったりしてしまうと面白味に欠けますが、素振りや動作でそれとなく解決の糸口を見つけて導くというところが、現実離れし過ぎないので良いと思います。(30代女性)

まず、読みやすい。たぶん、小学生高学年からでもいけるのではないでしょうか。私は中学生の頃から読んでいましたし。そして、一番のお勧めは同じ主人公で短編、長編があるところです。しかも、短編もちゃんと推理小説してます。推理小説入門としたらうってつけです(30代男性)

私は40歳ですが、学生の頃から赤川次郎が好きでした。特に三毛猫ホームズシリーズが好きで、よく読んでいました。ネコが警察の変わりに事件を解決してゆくというシーンが面白く、名探偵コナンの基礎になった作品ではないかと思っています。(40代男性)

三毛猫ホームズシリーズは、以前に実際にドラマ化されたことのあるものです。特に面白いと感じる所は、事件は三毛猫ホームズ以外の登場人物が解いていくのですが、最終的には三毛猫であるホームズが何かしら関わっているので、とても面白く読めます。また、シリーズとしても様々なタイトルの作品が出版されているので、様々なシチュエーションを楽しむことができます。(20代女性)

赤川次郎さんの代表作のひとつですが、個人的に1番のお気に入りです。主人公の刑事がある大学を取り巻く連続殺人事件を解決していく王道ミステリー小説ですが、ひょんなことから引き取ることになった三毛猫ホームズに導かれるように事件の糸口を見つけていく様子がとても面白いです。複雑な人間関係の交錯や女子大生との恋の行方も、どうなっていくんだろうとどきどきしながら読めます。嵐の相葉雅紀さんとマツコ(ホームズ役。笑)でドラマ化もされていて、それはそれで面白かったですが、とりあえずまずは原作を読んでみてほしいです!(20代女性)

言わずと知れた赤川次郎を代表するシリーズの1作目です。読みやすい文体、理解しやすいトリック、意外な犯人といった推理小説の入門としてお勧めの本ですが、登場するホームズが可愛く、私が猫好きになるきっかけの作品でもあります。また、中学1年生の頃、国語の成績が悪かったのですが、この本にハマったのがきっかけで夏休み中赤川次郎を読み漁った結果、国語の成績が大幅にあがり、常に上位に入るようになりました。更にそれに気を良くして大量の推理小説を読むようになり、私の人格形成にも大きな影響を与えた一冊だと思います。(40代男性)

一番最初に読んだ赤川次郎さんの本で、やっぱりホームズと頼りない片山刑事さんとの掛け合いのようなものがやっぱり一番の楽しい部分です。調子よく読めるミステリーとして小学生の私にとってその世界に入りやすい、はまりやすい本だったと思います。(40代女性)

体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。手術で子宮をとったせいか時々物思いにふける癖がある。だがひとたび事件が起こるとユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。大人気三毛猫ホームズシリーズの第1弾。(30代女性)

赤川次郎先生の作品の中で初めて読んだ作品ですが、僕の中ではこういうものがトリックなんだということを教えてくれた作品でした。三毛猫に憧れを持ったのもこの作品です。初期の作品のため、まだいつもの3人のやりとりこそありませんが、基礎になる作品です。(30代男性)

赤川次郎といったらこれ、というくらい、私の中では三毛猫ホームズシリーズが印象深いです。その中でも、最初の作品となる三毛猫ホームズの推理は好きです。これがきっかけで私は本を読むということが好きになりました。この作品で、主人公(?)と三毛猫のホームズが初めて出会うのですが、最初から本当に頭のいい猫なんだな、というのが感じられます。主人公の妹が出てくるのもこれですが、終わりの方で少しばかり悲しくなるので、実は少し苦手な作品であったりもします(20代女性)

三毛猫ホームズシリーズは一貫してそうだと思うが、「人が死ぬのに暗くない」。そしてなによりも三毛猫のホームズがいることによって、重くなりがちの話が軽快に進んでいる。ミステリー初心者にも無理なく読めるシリーズだと思う。(20代女性)

『三毛猫ホームズの推理』は、有名な『三毛猫ホームズシリーズ』の記念すべき第一作目で、定番だと思います。『三毛猫シリーズ』の作品はすべて読んでいますが、一作目の『推理』が、個人的には一番推理小説として読者が考えさせられるストーリーになっていると思います。他の作品のトリックももちろん面白いですが、この作品ほど、「そう来たか!」と思わされることはありませんでした。他の赤川氏の小説を読むきっかけにもなる、すばらしくおもしろい本だと思っています。(10代女性)

有名な三毛猫ホームズのはじめのお話。ドラマでやったりしていた三毛猫ホームズはなぜ警察の片山さんのところに来たのか。なぜ彼を選んだのか。内容的には衝撃な内容ですが、読み終えると少し切なくなるようなお話でした。(30代女性)

三毛猫シリーズの第一作目です。片山刑事に飼われている猫のホームズが名探偵のお話ですが、私自身猫を飼っていて猫好きなので、ホームズ(しゃべったりはしませんが)の名探偵ぶりがとても素晴らしいです。また、女性嫌いで血が苦手な片山刑事、聡明な妹の晴子さんのキャラクターも上手く話に合っていてシリーズとして長く読みたくなるような本です。(30代女性)

赤川次郎さんの、初期ぐらいの、小説です。三毛猫ホームズシリーズ、第一弾です。飼い主が殺害されたため、刑事の片山に飼われるようになります。ホームズは、片山の妹と一緒に、少々、頼りない片山に代わって、事件現場に現れては、推理するように、現場を歩き回ります。偶然なのか、ほんとに推理しているのか。猫が主人公の推理小説です。(50代女性)

とにかく登場人物が皆魅力的なところです。主人公となる片山のちょっと情けないところ、その妹の晴美の強気なところ、雪子の不思議なオーラ、全てが合わさって成り立つ1冊だと思いました。中学2年生のときに読んで、衝撃を受けた1冊です。猫が事件を解決するなんて、と驚いたのはもちろん、この本を読んで完全に赤川次郎さんのファンになりました。(20代女性)

 

 

1票入った赤川次郎さんおすすめ作品も紹介

惜しくもランキング入りはしませんでしたが、1票入った赤川次郎さんのおすすめ作品も紹介します。面白い作品ばかりですので、ぜひ読んでみてください。

 

赤川次郎「いつか他人になる日」

赤川次郎「いつか他人になる日」がおすすめの理由

私がはじめて読んだ赤川次郎さんの著書です。ミステリーはいろいろ読んでいたのですが、赤川次郎さんの著書はとても読みやすく好きです。内容は昔、強盗をした仲間と繋がりが出てくる話です。仲間は数人いて、それぞれお金が必要だった理由が明らかになります。犯罪で悪のはずがそのように思えませんでした。過去の仲間の死を知ったり、知り合いになったり奇妙な巡り合わせが面白かったです。(10代男性)

 

 

赤川次郎「えんじ色のカーテン」

赤川次郎「えんじ色のカーテン」がおすすめの理由

年に一冊、登場人物も読者と同じく年齢を積み重ねて行く人気シリーズの第28作。相変わらずの主人公爽香でとても面白い。最後の中川さんとの短編が特に良かった。それにつけても明夫ですが、今度何かあれば爽香がが許しても読者が許さない!と思った。(30代女性)

 

 

赤川次郎「バスガイドシリーズ「疫病神も神のうち」他」

赤川次郎「バスガイドシリーズ「疫病神も神のうち」他」がおすすめの理由

中に短編が何話か収められており、軽く読めます。また、短い話ながら、読後感がよく、ほろっとさせられたり、人間の性を考えさせられたりもします。赤川次郎さん独特のテンポの良さで運ばれるストーリーなので、老若男女に受け入れられるものだと思います。(50代女性)

 

 

赤川次郎「ホームスイートホーム」

赤川次郎「ホームスイートホーム」がおすすめの理由

ある中流階級の姉妹が、降りかかる災難から身を呈して家族を守る物語。私には関係ない、こういう考えから生まれる人生の落とし穴を辛口に描いている。平凡で平和な生活が、とても幸福なことなんだと改めて感じられる作品でした。(30代女性)

 

 

赤川次郎「マザコン刑事の探偵学」

赤川次郎「マザコン刑事の探偵学」がおすすめの理由

赤川次郎さんの本は基本的的に面白いです。ユーモアで読みやすいのが大きいでしょうか。私が本を読むきっかけになった一番影響した作家です。この作品は一冊に5ストリーと短編なので、あまり本を読まない人でも気軽に読めると思います。私は本でもドラマでも刑事物ははずせません。この作品はハンサムで強度のマザコンの警視庁捜査一課の警部とその部下の恋人、そして警部のお母様が様々な事件に絡んでいくものです。お母様が、刑事物ではありえないくらい色々な事件現場に登場し、しかも解決の大きな鍵に。刑事物ではありますが、ユーモアたっぷりで楽しい作品です。(50代女性)

 

 

赤川次郎「やり過ごした殺人」

赤川次郎「やり過ごした殺人」がおすすめの理由

ひまつぶしの殺人の続編。スラスラ読めて爽快だし、殺人のシーンを含めてユーモアを散りばめてあるので気軽に読める。登場人物の性格がみんな真摯で、こんな家族と暮らしたいと思いました。読み終わったときに温かい気持ちになること間違いなし。(30代女性)

 

 

赤川次郎「一日だけの殺し屋」

赤川次郎「一日だけの殺し屋」がおすすめの理由

赤川次郎の本はなんと言っても読みやすい!その中でもユニークな作品です。殺し屋に間違われた男が、文字通り一日だけ殺し屋をする。鞄の中は「ただのタイプライターだ」と言う主人公に対して「マシンガンですか重装備ですね」と言うシーンが好きです。(40代女性)

 

 

赤川次郎「華麗なる探偵たち」

赤川次郎「華麗なる探偵たち」がおすすめの理由

とある事件に巻き込まれた資産家の若い女性が、精神を患っていると偽られ精神病棟に収容されますしかし、その病院の患者たちは曲者揃い。自分を歴史上の偉人だと思い込んでいる人達が収容されている病院。シャーロック・ホームズやダルタニアンと名乗る人物の手を借り、無事に事件を解決した主人公は、その後も秘密の連絡通路を使い、彼らの力を借りながら探偵業をしていきます。この作品、登場人物が魅力的です。名推理をするシャーロック・ホームズ、武術やスポーツが万能で仕込み杖で剣技を使うダルタニアン、変装の達人のアルセーヌ・ルパンなど誰もが偽物でありながら、読んでいるとまるで本物のよう思えてしまうほどです。シリーズ途中で終わってしまっているので、何故彼らが自分をそう思い込んでいるかは語られませんのが残念です。ですが、それを補うほど、登場人物の魅力に引き込まれます(30代男性)

 

 

赤川次郎「吸血鬼はお年ごろ」

赤川次郎「吸血鬼はお年ごろ」がおすすめの理由

1冊ずつということなので、あえて1冊だけタイトルを書きましたが、吸血鬼シリーズは全部好きです。吸血鬼の父と娘が活躍するお話ですが、殺人事件が起こってもグロテスクな表現が全然ないので安心して読めるところが好きです。中学生くらいの子どもにでも安心して読ませることができます。(40代女性)

 

 

赤川次郎「禁じられたソナタ」

赤川次郎「禁じられたソナタ」がおすすめの理由

赤川次郎さんの本は色々読みました。シリーズものや上下巻があるものなど、とても読みやすかったですし、内容が面白くて大好きでした。禁じられたソナタは、ホラー系でどんどん引き込まれていく感じがあっておすすめです。(40代女性)

 

 

赤川次郎「栗色のスカーフ」

赤川次郎「栗色のスカーフ」がおすすめの理由

杉原爽香シリーズの29作目のタイトルになります。1年に一回出版され、主人公が年を取っていくという斬新なスタイルです。(といってももう29年目ですが。)
自分と同じように年をとって大人になって行く主人公・杉原爽香の物語を毎年楽しみにしています。(30代男性)

 

 

赤川次郎「群青色のカンバス」

赤川次郎「群青色のカンバス」がおすすめの理由

杉原爽香シリーズの第2作目です。主人公である杉原爽香といつも爽香に振り回されながら助けてくれる明男とのやり取りが大好きです。謎を解決していく中の、ドキドキ、ハラハラが止まらなくその中での登場人物のやり取りがとても面白かったです。(10代女性)

 

 

赤川次郎「血を吸う花嫁」

赤川次郎「血を吸う花嫁」がおすすめの理由

花嫁シリーズの中の1つです。私は赤川次郎の花嫁シリーズの中で1番好きなもので、女子大生の女の子の周りで起こる事件をスパッと解決する描写がとても好きです。シリーズ物だから、最初から読まなくてはいけないと思うかもしれませんが、このシリーズはどこから読んでも面白く感情移入してしまいます。オススメします。(10代女性)

 

 

赤川次郎「月光の誘惑」

赤川次郎「月光の誘惑」がおすすめの理由

次から次へと事件が起こるところはいかにも小説的くもしれないが、引き込ませる文章が上手いからか、先が気になってスイスイ読み進められました。ドロドロしてるけど、どこか爽やかな美紀と涼子の母娘関係に憧れます。読了感も清々しくて良い。(30代女性)

 

 

赤川次郎「孤独な週末」

赤川次郎「孤独な週末」がおすすめの理由

推理だけでなくホラー風の小説もたくさん書いている赤川次郎氏ですが、「孤独な週末」はその中でもダントツに怖い作品です。夫の連れ子に命を狙われる後妻、その後妻にじわじわと恐怖を与える連れ子の狡猾さには背筋が凍る思いがします。おまけに赤川氏のストーリーテラーの上手さは臨場感たっぷりで、自分が作中人物になったかのような気分になれます。(40代女性)

 

 

赤川次郎「黒い森の記憶」

赤川次郎「黒い森の記憶」がおすすめの理由

単なる推理小説だと思って読むと、大きく期待が外れます。推理はあるんですが、それ以上に文学的な薫りが強い作品です。赤色さんが単なるストーリーテラーではなく、こんなに奥深く味わいのある小説も書く作家なんだなと再確認できます。古い昔の洋画を観ているような、雰囲気のある小説です。(40代女性)

 

 

赤川次郎「殺人を呼んだ本 私は図書館」

赤川次郎「殺人を呼んだ本 私は図書館」がおすすめの理由

この本は夜想曲というゲームの原作にもなった本です。主人公はとある私立図書館で働くことになる女性です。ここの図書館に所蔵されている本にはある共通点があります。それは全て人の死に関わった本なのです。人の死に関わっているので、それに関連した事件が起こります。奇想天外な事件の数々。短編集なので、さらっと読める点も魅力です。(30代男性)

 

 

赤川次郎「三姉妹探偵団2」

赤川次郎「三姉妹探偵団2」がおすすめの理由

森村誠一・松本清張となると‥窓、灯や黒革の手帳・点と線などの1文字や難しい言葉になる本などが多くなると思います。山村美沙・内田康夫となると‥京都の殺人事件・○○伝説などの歴史物の小説が多くなるんです。ですが、初めてミステリーを読むのに、「窓」と言われても、「何が窓なの?窓をから侵入して‥なんか起こるの?」と考えるけど、その窓ではない‥。○○伝説といわれても、歴史を知らなくては面白さがないという方もいます。そんな方でも、読みやすいミステリー小説が「赤川次郎」なんです。皆さんシャーロックホームズ知ってますよね、(コナンドイルが書いた推理小説です。)そんな感じに、日本で3人の姉妹が探偵ごっこをしながら、殺人事件の謎を解いていくという物語です。事件の場所は、海・山・バスの中、パーティ会場だったり、その時によりますが、明るい3人の女性が出てくる面白くて、わかり易い推理小説シリーズです。(30代女性)

 

 

赤川次郎「三毛猫ホームズの闇将軍」

赤川次郎「三毛猫ホームズの闇将軍」がおすすめの理由

三毛猫ホームズと片山兄弟が事件の謎を追うシリーズ第49弾。目的が正しければ何をやっても許される人間がいるんだという台詞に作者のメッセージ、訴えが込められているような気がしました。相変わらず爽快なテンポで、一気読みです。(30代女性)

 

 

赤川次郎「三毛猫ホームズの証言台」

赤川次郎「三毛猫ホームズの証言台」がおすすめの理由

大人気の三毛猫ホームズシリーズの第51弾。とても面白く最後まで楽しめる。今回は登場人物が多く、その登場人物たちが複雑に絡み合い、隠された秘密があきらかにされていく。おなじみのメンバーも健在でファンには嬉しい。(30代女性)

 

 

赤川次郎「三毛猫ホームズの登山列車」

赤川次郎「三毛猫ホームズの登山列車」がおすすめの理由

この本を読んだとき中学生でしたが、もう絶対に新婚旅行はスイスに行きたい!と思いました。片山刑事たちがスイスアルプスに舞台を変えて、いつもどおりのキャラで大騒ぎしながら事件を解決していきます。アルプスの氷河やユングフラウヨッホの登山鉄道など、赤川さん自身も取材旅行を楽しんだんだろうなぁと思えてくる、美しい風景の描写が満載のお得な一冊です。(40代女性)

 

 

赤川次郎「三毛猫ホームズの恋占い」

赤川次郎「三毛猫ホームズの恋占い」がおすすめの理由

短編集なのですごく読みやすいです。恋占いの他に5つの物語が詰まってます。題名の通り猫のホームズが主人公なのですが、ホームズが一番大人で全てを見透かしているようで、とても面白いです。飼主の片山さんの人間味溢れている姿にホッとする作品です。(50代女性)

 

 

赤川次郎「女主人公」

赤川次郎「女主人公」がおすすめの理由

元気な女性が主人公かと思いますが、中年のシナリオ作家が主人公です。ロケ旅行に行くという非日常的な舞台設定でとても引き込まれた。彼がとてと良い人間なのと、ストーリーがテンポ良く進むので、サクサク読み進められます。(30代女性)

 

 

赤川次郎「鼠、江戸を疾る」

赤川次郎「鼠、江戸を疾る」がおすすめの理由

鼠小僧・次郎吉の気風の良さが格好いい。殺しはしない義賊の次郎吉と小太刀の達人・妹の小袖と言う組み合わせも面白い。主に短編で構成されているので、時代小説に馴染みのない方にも読みやすいところもおすすめです。(20代女性)

 

 

赤川次郎「泥棒教室は今日も満員」

赤川次郎「泥棒教室は今日も満員」がおすすめの理由

クリスマスと年明けまでのだいたい2週間くらいで起こる様々な事件にあたふたする人たちを、淳一&真弓夫妻がまとめてトラブル解決する話です。キャラクターが活きていて、いつものごとく読んでいてハラハラしながらも楽しく読み進められました。(30代女性)

 

 

赤川次郎「東京零年」

赤川次郎「東京零年」がおすすめの理由

舞台は日本の近未来なのか、権力による統制社会。ミステリーのはずが、現実味をおびている。民主主義といいつつも、こういった領域は隠れていることが多いから。そして、疑問に思ったり抗うことで変えられるというメッセージも感じ取れた。(30代女性)

 

 

赤川次郎「盗みは人のためならず」

赤川次郎「盗みは人のためならず」がおすすめの理由

夫は泥棒で、妻は刑事のシリーズ作品の第1作目にあたります。当然、現実にはあり得ない設定なのですが、赤川次郎の軽妙な筆にかかると、ほのぼのとしたファンタジーとして成立してしまうのです。夫の犯罪の生々しさ、毒々しさ、といったものを排除できているのが、成立しえている理由かもしれません。(60代男性)

 

 

赤川次郎「二重奏」

赤川次郎「二重奏」がおすすめの理由

身内から距離を置かれている、一歩も三歩も引いた目で自身も周りも観ている女の子が主人公。そんな女の子だからこそファンタジーな事なんて斜に構えているくせに自身にファンタジーな事が降り掛かる。そこからの事件が発生してスリル感もある。これを読んだ当時の私も学生で、主人公の女の子に今思うと感情移入をしていたのかも。リズム感のある流れなので、普段本を読む習慣の無い人にも読みやすいはず。(20代女性)

 

 

赤川次郎「白い雨」

赤川次郎「白い雨」がおすすめの理由

白い雨が狂気へと人を向かわせる。追い詰められる恐怖。誰が狂っていくのか疑う気持ち。今の壊れかけている世界では、こんなことが起こってもなにもおかしくない、そう思えるくらい設定がリアルで、最後までドキドキしながら読みました。(30代女性)

 

 

赤川次郎「保健室の貴婦人」

赤川次郎「保健室の貴婦人」がおすすめの理由

私は赤川次郎作品が好きで、数多くの作品を読んできました。この作品は主人公が通う学校に保健室の先生が赴任してきて主人公と仲良くなり、学校に関係する所で事件が起きて巻き込まれてしまうが…というストーリーです。テンポよく、勧善懲悪な内容と魅力的なキャラ設定、意外な真犯人、と息をつかせぬ展開で時間を忘れるほど楽しませてくれます。過去の作品のなかで1、2を争うぐらい好きな作品です。(20代女性)

 

 

赤川次郎「魔女たちのたそがれ」

赤川次郎「魔女たちのたそがれ」がおすすめの理由

よく読む赤川次郎さんの小説とは違う感じ、ホラーの雰囲気の濃いサスペンスでぐっとひきこまれる小説です。横溝正史ふうの舞台設定。ただ小説のタッチが赤川次郎さんふうなので軽やかで、さらっとして綺麗な小説です。(30代女性)

 

 

赤川次郎「眠りを殺した少女」

赤川次郎「眠りを殺した少女」がおすすめの理由

初めて手にした赤川次郎の小説です。ちょうど読んだのが中学生だったこともあり主人公が女子高生という点と、正当防衛で人を殺めてしまうという展開に惹かれました。これを機にミステリー小説にはまることになるのですが、今でももう一度あの本が読みたいなと思える本です。主人公の少女の心理がうまく描かれていますし、最後には驚く事実が待っています。(30代女性)

 

 

赤川次郎「夢から醒めた夢」

赤川次郎「夢から醒めた夢」がおすすめの理由

劇団四季のミュージカルにもなっており、舞台版・小説版比べながら味わえるのと、難しくないストーリーなので子供から大人まで十分に楽しめるところが魅力だと思います。本は絵本のような仕上げになっているので、お子さんと読むのにぴったりです。(40代男性)

 

 

赤川次郎「名探偵はひとりぼっち」

赤川次郎「名探偵はひとりぼっち」がおすすめの理由

主人公は名探偵ではなく平凡な男子高校生です。そんな彼がひょんなことから事件に巻き込まれ、謎の美少女とその父親を助ける為に奮闘します。父娘は偽札を持って逃げており、それを狙う危険な人物達から追われていたのです。偽札を作ったのは少女の叔父ですが、既に何者かに殺されています。そしてこの父娘達にも危険が迫っているのですが、手助けをするのが普通の少年だからこそスリルがあります。刑事でもない彼に父娘達を救う事はできるのか、ハラハラしながら読み進められます。(30代女性)

 

 

赤川次郎「友の墓の上で」

赤川次郎「友の墓の上で」がおすすめの理由

人気の霊感バスガイドシリーズ8作目。相変わらずの面白さで、スラスラと読み進められます。ホラー要素のあるこのシリーズでも、赤川さんが描くとほっこりするラストになるので、ホラー嫌いでも安心して読むことができます。(30代女性)

 

 

赤川次郎「踊る男」

赤川次郎「踊る男」がおすすめの理由

赤川次郎さんの小説は吸血鬼シリーズや三毛猫シリーズなど、いろいろ読みました。踊る男は、それらの推理小説と一味違っているので気に入っています。皮肉っぽいところもありながら、人間の少し困った特徴を描き出している作品だと思います。こんな極端な人がいるものか、とくすりとしてから、こだわりや秘密も、ほどほどにしなければな、とちょっと考え込んでしまうような内容なので、つい何度も読んでしまいます。(20代女性)

 

読書好き100人に聞いた!角田光代おすすめ作品ランキング

 

角田光代おすすめ作品ランキング

読書好きの方100人に角田光代さんのおすすめの作品をお聞きしランキング形式でまとめました。ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

12位タイ.角田光代「ツリーハウス」(2票)

角田光代「ツリーハウス」がおすすめの理由

祖父の死をきっかけに、それまで漠然と感じていた家族への違和感。そのルーツを求めて、主人公が祖母を連れ満州への旅に出る。どの家庭にもそれぞれ歴史があって、それを紐解いていくと一本の大木になる。そんな印象が最後に残った作品。(30代女性)

それまで知りもしなかった祖父母たちの若き日の壮絶な歴史を振り返る旅に祖母と出かけ、自分も新たな自分を発見するという川の流れのような壮大なストーリー。大河ドラマにもなりそうな三代の歴史。何度読んでも感動します。(30代女性)

 

 

12位タイ.角田光代「トリップ」(2票)

角田光代「トリップ」がおすすめの理由

平凡な人の平凡な日常。でも実際は誰でも悩みを抱えている。短編集だけど、舞台となる街が共通していてまとまりがあったし、各章の主人公の目線と思考回路の違いが面白かった。どんな人であれ日常生活にはたくさんのストーリーが転がっているんだと感じさせてくれる。(30代女性)

東京から電車で2時間ほどの郊外という中途半端な地方都市に生活している人々の生活や人生を描いた連作。悲観と楽観が半々で、生活ってこんなもんだよなぁという妙な愛しさが湧いてきた。角田さんは日常をうまく書くのが飛び抜けてうまいです。(30代女性)

 

 

12位タイ.角田光代「幾千の夜、昨日の月」(2票)

角田光代「幾千の夜、昨日の月」がおすすめの理由

このエッセイには、角田さんがひとりで異国を旅した話が多く出てきます。それも、定番の人気のある国というよりは、少々馴染みが薄く旅先としては選ばれにくい場所が多いです。特に有名な建物があるわけでも、人気でおもしろい場所があるわけでもないのに、角田さんのエッセイにかかればどこも魅力的に見えてしまいます。そして気がつけば興味を持ったこともない国のことを調べ、自分も飛行機を予約していました。(20代女性)

角田光代さんの夜に関するエッセイなのですが、旅行記みたいで、いつだって信じられないくらい共感しながら読み進められる。読むというより、お酒を飲みながら角田さんの話をうんうんと聞いているような気持ちになる。じんわりするので何度も読みたい本です。(30代女性)

 

 

12位タイ.角田光代「今日も一日きみを見てた」(2票)

角田光代「今日も一日きみを見てた」がおすすめの理由

角田さんの飼っている猫のトトにまつわるエッセイです。もともとは犬派だった角田さんが、トトとの出会いによって、だんだん猫の魅力の虜になっていく様子が面白いです。飼い主としてでだけではなく、作家としての客観的な視点からも描かれていて、たいへん共感できました。(40代女性)

犬好きだったにかかわらず、ひょんな事きっかけから猫を飼うことになって以来、猫への愛情が止まらなくなってしまったという著者に共感しました。猫とは何なのかわからないのだけれど、とにかく面白い。そして優しくて優しくて優しい生きものなのだ。(30代女性)

 

 

8位タイ.角田光代「キッドナップ・ツアー」(3票)

角田光代「キッドナップ・ツアー」がおすすめの理由

物語では、「私」が誘拐される。しかも、失踪中の父にである。まずその設定に仰天させられるが、誘拐は「愉快なユウカイ」であり、ただキッドナップ”kidnap”した訳でないところがタイトルにも表れている。読了した後は何とも言えない爽快さがある。(30代男性)

小学5年生のハルと父親の甘酸っぱい青春ストーリーという感じ。複雑な感情が子どもの素直な言葉で表現されており、作者の感受性というか子供心を忘れない意思が素晴らしい。ロードムービー風なので、疾走感は無いが飽きずに読める。(20代女性)

実の父親に誘拐というか連れ出された小5の女の子の数日間。ハルの不器用さと、なんでこんなことしちゃうんだろうという点に非常に共感。思春期の入り口にいるハルがどんどん変わっていき、自分を好きになっているのが本当に素敵だなぁと思い、最後は涙が出そうだった。(30代女性)

 

 

8位タイ.角田光代「空中庭園」(3票)

角田光代「空中庭園」がおすすめの理由

「隠し事をしない」をモットーに、郊外の団地で生活する人々の話です。そんなことを言っていても、秘密は出来ていきます。郊外に住む人間が、良い関係を築いていると思ったら大間違いです。読後は暗い気分になります。(30代女性)

なんでも話し合えることをモットーとしている、あるひとつの家族の物語です。父、母、娘、息子それぞれを各章ごとでズームアップして描く手法は、ありふれたものですが、角田さんにかかると魔法のように穏やかな作品になりますね。理想的な家族というものを解体して見たときに、嫌らしい面も隠したい秘密もあるゲスな側面があるということを、さりげない爽やかさで表した小説です。(40代女性)

何事も包み隠さず、家族内に秘密を作らないのがモットーの一家が舞台です。でも実は、それぞれかなり大きな秘密を抱えており、明るく何の心配もない家族というのは、見かけだけのまさに幻想、蜃気楼の楼閣であり、かつてバビロンにあったという空中庭園のようなものだった……という歪な家族小説です。思春期などに、「家族」との関係でイライラしたり、上手くいかなかった人には共感できる部分もある小説だと思います。(20代男性)

 

 

8位タイ.角田光代「私のなかの彼女」(3票)

角田光代「私のなかの彼女」がおすすめの理由

祖母の影響で、小説家としてがむしゃらに原稿を書き続ける主人公と、彼女のそばにいた恋人とのすれ違いが書かれています。最初は恋人のほうが一足早く社会人として活躍していたのが、徐々に主人公と社会的立場が逆転していく過程が生々しく、胸を打たれます。また時代設定が昭和から平成へと変わっていくのですが、その時代背景と、段々と二人の関係が冷めていく様子が合っていて切なく感じます。一人の人間が生きていく過程が、凝縮されている壮絶さも感じて、読んだ後には自分も頑張ろうという気持ちにもなります。(20代女性)

バブル期に大学生だった彼女の、それ以降の二十年間。時代は変わり、年齢も変わり、家族や恋人との関係も変わる。そんな中で少しずつ、自分自身も変わっていくところがとても丁寧に、さりげなく、細かく描かれていて、読了後に不思議な爽快感がある。(30代女性)

いつもながら、誰もが感じるであろう心の奥のもやもやした気持ちを、絶妙に表現する作家さんだなあと舌を巻きます。対岸の彼女では女同士であったのが、今回は男女の間の、どうしても埋められないズレのようなものについて、思わずうんうんと頷いてしまうような的確さでとらえられています。お互いの幸せを望んで一緒にいるはずなのに、一番近くにいるからこそ見えてしまう、ずるさやだらしなさ、そして聡明さや美しさまでも二人の関係を邪魔するものになりえるのです。同じ人間でも成長したり堕落したりする、その人生のタイミングによって、同じ相手とうまくいったりいかなかったりするという理不尽さが、切なく切なく描かれています。ある程度年を重ねた人ならば、必ず共感し、心に浮かぶ思い出があるはずです。心の奥を覗いて整理してみたい人にもお勧めです。(40代女性)

 

 

8位タイ.角田光代「世界中で迷子になって」(3票)

角田光代「世界中で迷子になって」がおすすめの理由

旅行が大好きな角田さんの旅についてのエッセイです。「アジアは水で、ヨーロッパは石なのだ」という文章に共感しました。人はいくつになっても、自分が最初に心をふるわされた場所に影響を受ける(角田さんの場合はタイ)のだと思います。(40代女性)

わかるわかると共感したり、心の中で拍手したり。旅にしろ物にしろ良いものを選び、経験を積んで、自分のこだわりは妥協をしない、きっぱり感の一方で、心の中の葛藤、うだうだの共存しているところがなんとも共感できました。(30代女性)

旅のエッセイが好きで手に取った一冊です。タイトル通り、旅の話もありますが、後半はものに関するエッセイになっています。角田光代さんの旅の話は面白くて、何冊か読んだことがありますが、後半のものに対するエッセイの方もおすすめです。ものに対する考え方が思わず「あるある」と共感してしまうエピソードが散りばめられています。忙しいときに、ふと一息つきたいときにおすすめの本です。(30代女性)

 

 

6位タイ.角田光代「くまちゃん」(4票)

角田光代「くまちゃん」がおすすめの理由

恋愛短編小説集なのですが、主人公がフラれ次の話ではそのふった相手が主人公になってフラれます。そうやって次々と視点が移って物語がつづきていくのです。今まで読んだことがない構成で大変面白いなと思いました。(40代女性)

風変わりなくまの絵柄の服に身を包む、芸術家気取りの英之。人生最大級の偶然に賭け、憧れのバンドマンに接近したゆりえ。舞台女優の夢を捨て、有望画家との結婚を狙う希麻子。ぱっとしない毎日が一変しそうな期待に、彼らはさっそく、身近な恋を整理しはじめるが……。ふる/ふられる、でつながる男女の輪に、学生以上・社会人未満の揺れる心を映した共感度抜群の「ふられ」小説。(10代女性)

角田さんの本は好きでほとんど読んでいます。事件などをモチーフにした社会派作品もいいですが、くまちゃんのようなごくごく平凡な恋愛モノも面白いです。バンドにハマる女子というちょっとオタク要素がある女の子の心理描写がうまいと思いました。(30代女性)

誰でも恋愛してお別れがあってその繰り返しだということを教えてくれる本です。失恋したときについつい自分のことを悲劇のヒロインにしたがるし、都合よく考えがちですが、お別れしたあとに幸せになれるかどうかは自分次第なんだと思わせてくれる話でした。(30代女性)

 

 

6位タイ.角田光代「ひそやかな花園」(4票)

角田光代「ひそやかな花園」がおすすめの理由

ある子供たちの出生にまつわる秘密と彼らの家族の苦悩や家族としての繋がり、彼らのアイデンティティーを取り上げていますが、単に小説の中の話だけではなく、科学の進歩による出産にまつわる問題は現実社会でも実際に起きていてこれからもますます増えていくと思います。当事者ではなくても社会としてどのように向き合っていくべきなのかとか色々考えさせられます。扱っている題材が題材だけに賛否はあると思いますが希望が見える終わり方なので読後感は悪くないです。(40代女性)

不妊治療で血縁関係ではない子を育てていく苦悩。精神的ギャップはまるでシミが広がるように広がり、夫婦関係の崩壊それまでは家族だったカタチが砂のように崩れていく様が描かれている。医学的な父親が誰なのか、子どもの苦悩は計り知れない。(40代女性)

血縁関係がなくても家族として成り立つのかというなかなか重たいテーマですが、引き込まれてつるっと読めて、ちゃんと最後は納得がいく形で、希望が溢れるラストになっているので、気持ちよく読み終わることができます。幼い頃に毎年行っていた家族ぐるみのキャンプという懐かしさとちょっと特別に感じられる舞台も魅力的です。秘密を抱える家族という設定としっくりきて、謎めいた雰囲気を醸し出していて、序盤から色々と気になって読み進めたくなってしまうのです。(20代女性)

精子バンクをつかった人工授精によって生を受けた子供達。不妊治療について、十人十色の考え方がある中で、命とは、家族とは、絆とは…と自分のルーツが一般的なそれとは違うことが引き起こす苦悩と闇。数々の奇跡と生きていくという力強さを感じたラストでした。(30代女性)

 

 

5位.角田光代「森に眠る魚」(5票)

角田光代「森に眠る魚」がおすすめの理由

内容はいわゆるママ友の話です。こんなに世の中の主婦へ大変なのかとつくづく感じしました。子育ての問題、夫婦の問題、親子の問題等々、色んなことが重なり合い、今まで普通に付き合っていたママ友が次第に離れていくという、妙に生々しい話だと思いました。(30代男性)

物語に登場する5人の母親。同じ子を持つ母親として、なかなか考えさせられる作品です。女ならではのエゴ、女の世界の恐ろしさ、ドロドロな世界を目の当たりにさせられます。これぞ角田光代!!というゾッする世界です。(40代女性)

最初は4人の主婦たちのそれぞれ共感できるような日常が描かれていますが、子供たちの受験などから途中から全員が少しずつ壊れていく様がリアルでとても面白いです。どうなるのかとドキドキしますが、それぞれの結末に落ち着くのでホッとします。(30代女性)

自分自身が結婚して、主婦の世界に興味があったのでこの小説に出てくる登場人物達に共感しながら読めました。子育てをしながら、女性として人生を日々模索する姿や、喜び、幸せ、痛み、それぞれの心情がよく描けていてとても面白かったです。仲が良かったメンバー達が徐々に崩壊し、バラバラなっていく様が、リアルで怖かったです。(30代女性)

ママ友とお受験がテーマの小説です。母親5人の和やかな雰囲気は、少しずつ歯車が狂い変化していきます。5人のリアルな心理描写が繊細で、次第にドロドロしていく人間関係にゾッとするような表現もたくさんあり、気になって一気読みできる作品です。(20代男性)

 

 

4位.角田光代「さがしもの」(6票)

角田光代「さがしもの」がおすすめの理由

本にまつわる作品を集めた短編集。どの話も印象深いのですが、やはり表題作「さがしもの」が群を抜いて心に突き刺さりました。病床の祖母から頼まれてある本を探す主人公の少女の、正解にたどり着くまでの道のりを見守りながら、途中不意に涙があふれました。決して多くないページ数の中に、様々な感情を呼び起こす特別な一瞬が詰まっています。(40代男性)

本にまつわる九つの短編集です。濃い内容の作品が多い角田作品ですが、この作品は軽めです。読後は、温かい気持ちになれました。改めて、読書の素晴らしさを感じることができました。角田さんのエッセイを読んでいるようでした。(30代女性)

短編集ですが、どの作品も角田さんの本への愛情が伝わってくるような内容です。私も読書が大好きなので共感できる部分が沢山ありました。沢山の本に出会って、別れて、そしてまた再会して。コレクションとして手元に残しておくのもいいけど、偶然の再会も凄くステキですよね。(40代女性)

若いカップルの話が多いが、この物語は本の後ろにいる読者が主役。自分にとって最高の一冊ってどれだろう?そんなことを考えさせられる物語だった。読み手の成長でストーリーが変わる魔法の本。本は読み手と書き手を繋ぐものなんだと感心した。(30代女性)

本が好きで、今まで本を読んできた人ならきっと心にくる一冊だからです。私は人に薦められてこの本を読みましたが、本当に心が温まりましたし、本がもっと好きになりました。短編なので人によって特に好きな話が出てくると思いますし、ふと思い立った時や何年後かに読み返すとまた違った感動もあると思います。(10代女性)

自分”と“本”をめぐる短編集です。一生忘れられない本があって、それがないと自分の世界が成り立たない、そんなことをテーマに構成されています。絶妙な心情がうまく描かれていて、読了後、これからの本との出会いにワクワクする作品です。(30代女性)

 

 

3位.角田光代「対岸の彼女」(7票)

角田光代「対岸の彼女」がおすすめの理由

自分に自信がなくなったときに、つい対岸の彼女と比較して恨めしく思ってしまう、女性ならではの感情を描いている。人生には一生大事にしたい出逢いがきっとあるはずで、でもそれはお互いに育んでいかなければならないんだと考えさせられた。(30代女性)

人と比べてはいけないと分かっていても、自分の身近な人と自分の境遇を比べてみる。ほんのちょっとした出来事で、仲の良かったはずの友人と距離を置いてみたりしている私がいました。そんな経験をしたことがある人はぜひこの本を開いてみてください。オトナの女性が抱えるモヤモヤ感を見事に表現しています。女性なら読んでほしい本です。すごく共感できる部分が沢山あると思います。(30代女性)

人に説明しようとしてもうまく言えないような、微妙な気持ちを、ドンピシャで表現してくれた本です。女同士の友人関係って、密着しているようで距離を感じていたり、親友といいながら本当のことが言えなかったり、もどかしい関係でもあります。もやもやした気持ちを抱えてしまったときは、当事者とは関係のない、別の友人に話してスッキリして、でもちょっと後ろめたさを感じたりしてしまいます。この本が自分の気持ちを代弁してくれたということは、著者がこのように細やかに人の心を理解しているということでもあり、とても驚きと救いを感じます。女同士の関係が、少し煮詰まってしまったときにお勧めです。(40代女性)

直木三十五賞受賞を受賞した角田光代さんの代表作です。女同士の人間関係が描かれた作品なので、女性なら通じるものがあると思います。高校生から大人になっていく過程で訪れる心境の変化と現在進行形で変化していく心の動きが感じられる本です。誰もが抱える孤独が緻密に表現されています。男性よりも女性におすすめしたい1冊です。(20代女性)

自分自身も、子供を、産んでから、専業主婦になっている時期。今後の自分に、迷っている時に、読みました。今から、考えたら、幸せだったにでしょうが、当時は、何処に行っても、子供の、ママさんにも、馴染めず、かと言って仕事と、育児を、両立させる、気持ちにも、なれず、本当に、毎日が、辛く、心許ない日々でした。まるで、自分の分身のように、主人公の、気持ちに、のめり込みました。同じ時期のかたが、読むと、感情移入するのではないかと思います。(30代女性)

ある種平凡で物語も平坦な物語。だがしかし、そう思わせられるのは、内容がリアルで自分の或いは周囲いる実際の人々が織りなす人間関係に似ているから。人は生きている以上、誰かと四苦八苦しながら生きなければならない、改めて認識させられた小説です。(30代男性)

世代が同じ女性たちの共感できるところが沢山あった。若い頃の熱を帯びた友情も、それが穏やかに終わってしまう、なんとも言えない虚しさも。また新しい出会いを選ぶために年を取る。その言葉に救われたような気がします。(30代女性)

 

 

2位.角田光代「紙の月」(8票)

角田光代「紙の月」がおすすめの理由

ドラマを見てから本を読みました。本のタイトルがきれいで、内容とはうらはらにすてきなピンクの表紙でした。普通の主婦が大学生の男の子と知り合って転落し行く様が描かれていましたが、全くの他人ごとではないような感じがしました。主人公がどんどん深みにはまっていく怖さのようなものを描くのがさすがは角田さんの作品だと思いました。(40代女性)

角田さんの初期作品は、恋愛や家族を主体としたものが多かったのですが、この紙の月でも社会派な内容ながら、実は夫婦のあり方を描いているという意味で素晴らしい小説です。銀行のお金を普通のパート主婦が横領するストーリーながら、見所は夫婦、そして新しい恋人との関係性だと思います。どちらの関係もそれぞれに歪んでいる、その中で均衡を保つために横領をしたという話にもっていったのが、角田さんの上手いところだなと思います。女性作家でなくては書けない、女性の描き方がされており面白いです。(40代女性)

何か劇的なきっかけがあるわけではなく、日常生活での些細な不安や不満が積もっていって登場人物たちが少しずつ歪んでいってしまうところが、とてもリアルで恐ろしかったです。お金とはなんなのか、自分のこれまでの生活とは、将来自分はどうなっていくのか、いろいろなことを考えさせられる作品でした。(20代女性)

真面目で平凡な主婦が、若い男に貢ぐために銀行のお金を横領する、というよくあるような話ですが、その横領に至るまでの主人公の心情の描き方がとても好きでした。少しずつ感じてくる違和感や、自分の女としての目覚めが、生々しくスリルを持って書かれていました。(20代女性)

作品を読む前に映画をみました。映画は勿論良いのですが、原作は本当に素晴らしかったです。巨額横領してしまった主人公と一緒に考えて、苦しんで、自分の身体を通して思った感覚はずっと残っています。角田さんの文章の凄さを感じることができます。歯車がどんどん崩れていくと、恐ろしい結末になることがよく分かりました。(30代女性)

お金はどう足掻いても生きていくうえで必要なものだと思い知らされた。どうしても欲しいものと自分が使えるお金を天秤にかけて、どちらかを選択して、幸せを掴まないといけないなと。人生の過ごし方について考えさせられる本。(30代女性)

銀行でパートする平凡な女性が顧客のお金を使って多額の横領をしてしまう…その過程と心の動きが興味深く一気読みした本です。欲しかったのはお金ではない、ということが同じ40代女性として痛いほどよくわかり、切ない小説です。ラストのその後が気になります。(40代女性)

女性たちの生き方がとてもリアルでどんな女性の身にも起こり得ることのように感じられます。ほんの少し歯車が狂ってしまうだけで、どこまでも落ちていくことにとても恐怖を覚えます。特にお金というものの向き合い方を間違えると人は別人になってしまうのだと改めて思いました。(40代女性)

 

 

1位.角田光代「八日目の蝉」(26票)

角田光代「八日目の蝉」がおすすめの理由

私が角田光代さんの作品の中でおすすめするのは「八日目の蝉」です。映画やドラマになったので、本を読んだことのない方もタイトルを知っているという方も多いと思います。あらすじを知っている方もぜひ本を読んでほしいです。不倫相手の赤ん坊を誘拐した女性の逃亡している描写が素晴らしく、ページをめくるごとにドキドキ感とハラハラ感を同時に楽しめます。色々と考えさせられ、本を読み終える時、心ががっちりつかまれてふいに涙が出てしまいました。(30代女性)

私がこの本をお勧めするのは、角田さんの作品の中で1番心に残っているからです。物語の主人公は、実の父親の不倫相手に誘拐されて、その後実の母親だと思っていた人は誘拐犯でというような内容なのですが、子供がいない私にも痛いくらい伝わってくる愛情があって、それを受け入れたり、近すぎて受け入れられなかったり、主人公を軸にして実の母親や誘拐犯である女の人、そして父親や一緒に旅をする女性みんな色々なものを抱えて、悩みながら、生きていることが伝わります。初めは衝撃的だと思いますし、誘拐した女の人が悪いと言ってしまえばそれまでだけれど、誘拐されたからこそ見えてくる、本当の親子とは、母性とは、人を愛するとは何なのか考えさせられます。きっと、最後まで読むと8日目の蝉というタイトルの意味がわかってくると思います。(20代女性)

映画化もされていますが、小説のほうが断然面白くストーリーに引き込まれます。何度も「がらんどう」というフレーズがあり、主人公のぬけがらのような過去の生きざまと、子供を連れ去り育てていく中での心から奮闘し生きがいを感じる日々の落差を感じさせます。奪った子供を育てるのはただのエゴでしょうが、たとえどんな環境であっても、子供にとってはママであり家庭となるというところに切なかったです。ラストも小説のほうがしんみりしました。(40代女性)

不倫相手の赤ん坊を誘拐して育てるという、ドキドキする展開で一気に読みました。世間的には犯罪ですが、その背後にある人間関係がよく描かれています。読み終わった後、小説の舞台になった小豆島へ行ってみたくなりました。(40代女性)

NHKでドラマ化されたものの再放送を見て、原作を読みました。その後映画化されましたが、個人的にはドラマの方が好みです。何度も何度も繰り返して読みましたが、読み終わった後には、母に抱きつきたくなる衝動に駆られます。(10代女性)

不倫の末に、相手の子供を誘拐してしまうというストーリーです。もちろん、犯罪行為なのですがそこに女性の性を浮き彫りにしているのが、有川さんならではのうまさだと思います。愛に走ることを貫いた女性の人生は、他を省みないだけに屈折しているのですが、引き込まれる内容で忘れられません。ドラマや映画化もされたことでより鮮烈に残るようになりました。(50代女性)

映画化もされた小説です。ある女性が、夫と別の女性から生まれた子供をさらって育てるというサスペンス的な作品。逃走中の描写が細かく描かれていて、ハラハラする部分が多い。憎しみゆえに人の子を奪ってしまった人間がどのようにして周りの目から逃げながら子を育てていくかを描いた衝撃的な作品です。(20代男性)

映画化された作品です。愛人の産まれたばかりの子供を誘拐してしまう主人公。犯罪を犯した主人公をなぜだか応援したくなる気持ちを抑えながら読み進める自分がいて、不思議な感情にとらわれました。角田光代の表現力の素晴らしさが光る作品だと思います。(40代女性)

映画を観てから読みました。本のほうが、内容が濃くて面白いです。まだ育児を経験していないけど、育児の大変さや素晴らしさが少し分かったような気がします。誰でも育てられた経験はあるわけで、そこから模索していくしかないのでしょう。(30代女性)

この作品は非常に緻密に計算されて書かれていると思い非常に感心しました。それは母の心情がかなり上手に描写されていることと物語にのめり込んでしまうストーリーが特徴あると思いました。読み始めてみて最初のうちは違和感が結構あったのですが別の時代は別の視点からのストーリーという二部構成はかなり素晴らしいものだと思いました。続きが気になって気になって仕方がなくて1日中寝ずに読んでも面白い作品だと思います。(30代男性)

終始衝撃的な内容なので、読み進めるほどにどんどんのめり込んでいってしまいます。もし自分の子がこんな目に遭ってしまったら、と思うと主人公の気持ちは理解できませんが、この物語のなかでの人たちにはみんな苦しみ、幸せを見つけてほしいと思う小説でした。(30代女性)

私は角田さんの作品のなかでも、八日目の蝉を強くすいせんします。基本的にどの作品も素晴らしいのですが、八日目の蝉に関しては、テレビドラマ化や映画化されていて、作品に入りやすいというのが魅力です。内容に関してはドロドロしていたり、不倫等が絡むため、嫌いな人は嫌いかとも思いますが。(20代男性)

私は男性ですので、母親と娘との関わりを体現することは不可能ですが、四人のこどもの親として性別を超えた共鳴を感じさせる内容なので心に残る一冊になったのではないかと思います。映画やドラマにもなった作品ですので、ご存じの方も多いかと思いますが、感情移入することが出来る素晴らしい作品で、家族とは何か?親子とは何か?を考えさせられました。(40代男性)

何回読んでも読む立場によって、新しい発見がある。読み終わってから、そばにいる我が子を抱きしめたくなりました。誘拐は犯罪だけれど、逃亡している間の母子の幸せな描写は美しかった。それでもやはり、自分の子がいなくなった母親の気持ちになってみると、感動的な映画とは言えない。複雑。(40代女性)

映画にもなったので、ご存知の方も多いかもしれませんが、親子とは、家族とは、愛とはを感じることが出来るお話でした。最後に近付くにつれて、涙なしでは読み進めることが出来ませんでした。私は読み終わってからすぐに、母親へ読むことを勧めました。映画とエンディングが異なるので、映画を見ていても退屈なく読めると思います。(30代女性)

深く深く考えさせられました。子育ての情景が浮かんで、白い綺麗な肌の笑顔がこちらのに走ってくる、この上ない愛らしさで…そんな子育ての一場面が思い出されました。一方、子供を奪われた苦しみを想うと辛い気持ちになりました。いつまでも心に残るような深みのある一冊。(30代女性)

映画化もされた名作です。誘拐した女と誘拐された子のかりそめの日々を描いた作品ですが、作中の一番悲しい別れのシーンで主人公が発した台詞に、涙があふれます。子を思う母の愛がその一言に集約されています。子を持つお母さんに特におすすめの一冊です。(30代女性)

不倫相手の赤ちゃんをさらって逃避行を続けるという、犯罪でありながら必死に寄り添って生きる母娘を応援したくなりました。生みの親か育ての親かという狭間での悩みなど、考えても答えの出ない深い問題を抱えてお話に引き込まれます。(40代女性)

永作博美さん主演で映画化もされています。赤ちゃんを誘拐し主人公の希和子はその子を「薫」と名付け、逃亡生活を開始。長く続く逃亡生活。と言えばあらすじです。親子とはいったいなんなのか、愛とは何なのか大切なものとは?を深く考える作品です。(20代女性)

血の繋がりを越えた母と娘の愛に感動し、涙がとまりませんでした。希和子のしたことは犯罪だが、警察が逃げているうちに娘への愛情がどんどん深まり、このまま捕まらずにずっと2人で幸せに暮らしてほしいと思ってしまう、とても切ないストーリーです。(20代女性)

物語は事実通りある種バッドエンドではあるが、物語の終わらせ方としては素晴らしい。不倫やら誘拐など法律を犯すという、人がやりたくても出来ないことを如実に描き、かつ主人公に感情移入しやすい素晴らしい作品だと思います。特に誘拐してしまった子への「愛情」を貫き通す描写は、この作品の最も感動できたポイントでした。(30代男性)

最初テレビでやっていた映画を見て原作を読みました。不倫相手の正妻の子を誘拐(?)して育てるという、普通では想像し難い状況に惹かれて読み進めましたが、その犯人が捕まってからの子本人やその家族の葛藤などがうまくストーリーに絡まって最後まで面白く読めました。(40代女性)

本を読む前にドラマを拝見させて頂きました。映画も見させて頂きました。映像が先でしたが、内容に興味を持ち本を拝見させて頂きました。文章から始めに入る方ですが、今回は映像から。本は映像と少し違う捉え方ができました。かなり表現と心に響くものがあります。面白いにつきます。(40代女性)

映画化もした有名作品ですが、不倫相手の子どもを誘拐した女とその子どもとの物語ですが、育ての親との絆や愛情、親子とは何かを考えさせられる物語でした。ラストが近づくにつれて誘拐犯の女が注いでくれた愛情を知る薫の姿には読んでいて涙が止まらなかったくらい切なかったです。(20代男性)

映画は見ずに、小説を読みました。誘拐は許される事ではありません。しかし子供のない気持ち、子供を持つ親の気持ち、両方わかる気がします。どちらも子供を守ろうと母性が胸に響きました。蝉は7日しか生きられません。8日目は、、しかし8日目生きていれば違った景色を見れるかもしれないと、希望がある意味だと思いました。(40代女性)

この本をおすすめできる一番の理由は、「人間にとって一番大切なものはなにか?」ということを考えさせられ、気づかせてくれる点です。「女性」にとってだけでなく、人間に普遍的に必要な愛や情とは何かといったことが描かれています。設定は、不倫相手の生まれたての子供を誘拐するというショッキングなものですし、結末も幸せいっぱいのものとは言えないかもしれませんが、読み終わっ後は、何かすがすがしささえ感じる作品だと思います。(30代女性)

 

 

1票入った角田光代さんの作品も紹介

惜しくもランキング入りはしませんでしたが、1票入った角田光代さんおすすめ作品も紹介します。面白い作品ばかりですので、ぜひ読んでみてください。

 

角田光代「いつも旅のなか」

角田光代「いつも旅のなか」がおすすめの理由

角田さんが初めて旅について綴ったエッセイ。旅をすることはいわゆる純粋趣味。つまり、なんの役に立たなくても、あるいは損をしたって、好きでいることをどうにもやめられない、ということが書かれている。読めば読むほど旅をしたくなる。(30代女性)

 

 

角田光代「エコノミカル・パレス」

角田光代「エコノミカル・パレス」がおすすめの理由

いわゆるフリーター文学と称される作品は時代の変化と共に今や一つのジャンルを築くぐらい当たり前に存在するが、そのきっかけになるような斬新な小説を、2000年代初頭に角田さんがすでに書いていたということに注目してほしい。失業中の彼氏と同棲する34才フリーターの女性の、絶望的といいたくなるくらいどんづまりの現実が描かれているのに、文体があまりに軽くてするする読めてしまえるところがこの作品の妙だと思う。これを書いたなんて、角田さん本当に天才だと思う。また、この作品の後から『空中庭園』『対岸の彼女』と、角田さんの小説が初期から転換するきっかけになっていることを考えて読むのも楽しい。(30代女性)

 

 

角田光代「おやすみ、こわい夢を見ないように」

角田光代「おやすみ、こわい夢を見ないように」がおすすめの理由

7編の短編集なので仕事の休憩中などのスキマ時間を使って楽しく読める。どの話も主人公をとても身近に感じることができる。日常の生活の話を聞いているようであったり、少し羨ましいような暮らしぶりを聞いているようだったりと、気負わずに読むことができた。(20代男性)

 

 

角田光代「それもまたちいさな光」

角田光代「それもまたちいさな光」がおすすめの理由

登場人物すべてが過去の痛い恋愛経験を乗り越え、前向きに生きながら身近な幸せに気づいていくストーリーです。主人公が最後にとった選択は、刺激もなければきらびやかでもないのですが、まさに「それもまたちいさな光」。求めることばかりに疑問を持ち始めた30代~40代の女性に、特におすすめします。(40代女性)

 

 

角田光代「だれかのいとしいひと」

角田光代「だれかのいとしいひと」がおすすめの理由

この作品を読んだら他人の寂しい気持ちやちょっぴり泣きたくなる気持ちがわかるようになった気がします。人の幸せと、自分の人生のギャップに苦しんでいる人に読んでほしいです。みんなきっと人には言えない悲しさや辛さを抱えながら希望を持ってがんばっているんだと思えました。(30代女性)

 

 

角田光代「ポケットに物語を入れて」

角田光代「ポケットに物語を入れて」がおすすめの理由

角田光代さんの本にまつわる書評であってエッセイでもあって、とにかく読みやすいです。古典的な作品から現代の作品まで数多く紹介されていて、高確率で本当に読んでみたいと思わせる力に感服しました。角田さんの本を真摯に愛している熱が伝染するからかもしれません。書評として、作品や作者に対して掘り下げは深く濃い内容ですが、それをとても分かりやすい文章で解説されているので、読書家ではない人にも本への扉としておすすめしたい作品です。(20代女性)

 

 

角田光代「わたしの容れもの」

角田光代「わたしの容れもの」がおすすめの理由

年月とともに移りゆく自分の容れものを見つめるというのは、悲しいことかと思ったけれど、面白いものでもあるんだなとこの本を読んで思った。角田さんがあまりにも包み隠さず描いているからとてもリアルで、でもこんな風に楽しく歳を重ねられたらいいなと思った。(30代女性)

 

 

角田光代「月と雷」

角田光代「月と雷」がおすすめの理由

きっと誰にでも、自分の意思で人生を切り開き、選択をしながら歩んでいる感覚と、もう一つ。何か、計り知れない力によって自分の人生が動いているのではという感覚があると思います。この小説はそういった二つの感覚が見事に語られていて好きです。また、人と人が本当に会話をする、ということがどういうことなのかが書かれています。女性の内面を綴り、物語にできる角田光代さんが大好きです。(40代女性)

 

 

角田光代「今、何してる?」

角田光代「今、何してる?」がおすすめの理由

著者の独特の恋愛観が楽しいです。普通であることとか、変わっているままでいることとか…人に合わせて自分を無難に作ってしまうのではなく、ありのままでいることの可愛らしさ、愛おしさを感じ、素晴らしいなあと思います。小説を読むときよりも、このエッセーを読むときのほうが、より身近に著者の存在感があるので、思わず友達がそばに居るような感じで、「へえーそうなんだ」と彼女の意外な一面を知ったような感想をもらしてしまいます。著者が読んだ本の紹介もたくさん載っていて、常に何冊かを関連づけて一つのエッセーにまとめているので、器用だなあと思うとともに、著者の多読ぶりがうかがえます。読みやすそうな本もたくさんあったので、今度読んでみたいと思いました。(40代女性)

 

 

角田光代「今日もごちそうさまでした」

角田光代「今日もごちそうさまでした」がおすすめの理由

おいしいものが好きな方にはたまらないエッセイです。ただ食べるだけでなく、きちんと自分で買い物をして料理をしているところもえらい、と思ってしまいます。食にまつわるエピソードもまた、自分に置き換えて考えると別の楽しみ方ができて良かったです。(30代女性)

 

 

角田光代「坂の途中の家」

角田光代「坂の途中の家」がおすすめの理由

主人公とは立場も境遇も全く異なるのに、彼女の気持ちの変化が痛いほどわかる気がした。どんどん苦しくなっていくが、読み進めずにはいられなかった。裁判員裁判や様々なテーマが盛り込まれ、ずっしりとした重さを持ちながらも展開が面白く、考えさせられた。(30代女性)

 

 

角田光代「三面記事小説」

角田光代「三面記事小説」がおすすめの理由

実際にあった事件を元に、作者なりの小説を作り出しているのですが、それがとてもリアルで切ない感じに書けているのです。読み終わってすっきりするような結末は一つもありませんが、現実にありそうな話で、読んでいてうまいなあとうなってしまいます。(50代女性)

 

 

角田光代「私たちには物語がある」

角田光代「私たちには物語がある」がおすすめの理由

本を書いている角田さんとはどういう人物なのか。もっと彼女のことを知りたいと思い購入しました。彼女の読書傾向が分かり、ファンには嬉しい一冊です。本人曰く、読書感想文になってしまったそうです。それでも、内容の濃い作品でした。(30代男性)

 

 

角田光代「神の月」

角田光代「神の月」がおすすめの理由

まず、ごく普通の主婦だった主人公が一億円ものお金を横領したという衝撃と、なぜそんな風になってしまったのか?と興味を持ちました。読んでみると、主人公は中高一貫の女子校出身ということで、自分と重なり、女性同士の心に秘めた嫉妬や悩みなど共感できる部分が沢山ありました。読んでみると、誰でもこういうことをしてしまう可能性があるような気がして恐ろしさを感じました。(30代女性)

 

 

角田光代「曾根崎心中」

角田光代「曾根崎心中」がおすすめの理由

主人公の初やその周りの女たちの心理描写が細かくて、心中しようと決める初の気持ちにも納得。すごく悲しいけれど、死んでもそれが幸せな人生もある、二人はそんな悲しい背景で生きていたんだと思った。とても読みやすい文章で、さくっと読めます。(30代女性)

 

 

角田光代「薄闇シルエット」

角田光代「薄闇シルエット」がおすすめの理由

主人公より一回り以上若い自分が読んでも刺激をもらえたお話でした。出来事の後をどう進み歩むのか、下を見ない前向きである事の良さを知れました。主人公が偽りの想いを出す事にもどかしさを感じましたが、リアルな描写で為になりました。(20代女性)

 

 

角田光代「彼女のこんだて帖」

角田光代「彼女のこんだて帖」がおすすめの理由

誰かのために作るごはんは幸せ。この本は食べることよりも料理することをメインに物語が組まれているが、作るまでの背景だったり、人の想いがきちんと描かれている。前の話の脇役的な登場人物が、次の主人公になるリレー形式で、とても引き込まれた。(30代女性)

 

 

角田光代「平凡」

角田光代「平凡」がおすすめの理由

あのときこうしなかったら、こうしていたらと思うことは限りなく広がります。誰でも考える人生の分岐点。もう一つの選択肢を選んでいたらどうなったかを考える人々を描いた短編集。ど平凡こそが不幸なのだという考えがとても怖くて心に残りました。(30代女性)

 

 

角田光代「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。」

角田光代「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。」がおすすめの理由

アラフォーに希望の光をみせてくれるようなタイトルに惹かれて購入してみましたが、いい意味で裏切られました。そうそう!と相槌を打ちたくなるような女性の本音が書かれていて、読んだあとにフフッと笑ってしまいます。(40代女性)

 

全部読みたい!芥川龍之介おすすめ作品ランキング

 

芥川龍之介おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に芥川龍之介さんのおすすめ作品をお聞きしランキング形式でまとめました。面白い作品ばかり、ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

11位. 芥川龍之介「或阿呆の一生」(2票)

芥川龍之介「或阿呆の一生」がおすすめの理由

この小説は芥川龍之介が自殺した後に見つかった作品の一つで、自伝的な小説と言われているものです。主人公は明らかにされていませんが、読み進めていくうちに芥川龍之介の視点で書かれていると私は思います。芥川龍之介が生まれてから死ぬ前までのことが淡々と進んでいきます。短編なので読みやすいし、何を思っていたのか、何をしていたのかが少しでも分かる内容だと思います。また、今はなくなった当時の日本の風習も書かれています。(30代女性)

芥川が自殺したあとに見つかった短編小説。陰鬱な精神状態の中で、絞り出した文章で重々しい。どうにも生活が窮迫していく様子が淡々と臨場感をともなって書かれている。度々出てくるセンテンスで、綺麗だなぁと感じるものがあった。(30代女性)

 

 

11位. 芥川龍之介「河童」(2票)

芥川龍之介「河童」がおすすめの理由

「河童」に様々な人間の思いを託した作品です。この世に生まれそうになったときに、「お前は生まれたいのか?」と、聞くのです。「こんな世には生まれたくない」と返事をすると、母のおなかはすっとへこんで生まれようとしていた子は、いなくなるのです。こんな話にビックリします。この世に生きることを「河童」に託して語っています。(60代女性)

芥川龍之介の代表作ともいえる「河童」。虚構ではありますが、人間社会にも置き換えることができます。この作品の中では実際、河童のお産の場面もあり、この世に出てきたいのかと赤ん坊に問う場面が印象的でした。わかりやすいので、是非読んでいただきたい作品です。(20代女性)

 

 

11位. 芥川龍之介「歯車」(2票)

芥川龍之介「歯車」がおすすめの理由

実を言うと、決しておもしろい小説というわけではありません。スケッチ的に、現実と幻想が述べられているのですが、その文章がやたらときれいなのです。きれいで、そして、怖い。砕けたガラスの破片のような感じです。そして、ラストの、妻の言葉。これが怖かった。へたなホラー小説よりも、ショックを受けたものです。(60代男性)

主人公の僕がだんだんと追い詰められていく様子を描いています。芥川龍之介は自殺して亡くなりましたが、こういった感覚に悩まされていたのかなと思った。狂ってしまうという不安を言葉に表すのはとても難しいが、それをこんなにもわかりやすく迫るように描写しているのがすごいと思った。(30代女性)

 

 

11位. 芥川龍之介「奉教人の死」(2票)

芥川龍之介「奉教人の死」がおすすめの理由

女性が男性を装って修道士として生活していると、或る姙娠した女性が相手はその修道士だと嘘をつきます。教会を追放された修道士は、火事の時に身を挺して人助けをしつつ燒死してしまいます。その純粋な他者への「献身」が美しく描かれています。(50代男性)

芥川の、キリシタンの話をまとめた作品。基本的には信心深い人が出てくるのですが、それ故大きな葛藤や苦悩、献身、棄教など、とてもスケールの大きな話が詰まっています。実際の資料半分、創作半分になっており、構成が凄く巧みだなあと感心するばかりです。(30代女性)

 

 

11位. 芥川龍之介「蜜柑」(2票)

芥川龍之介「蜜柑」がおすすめの理由

とても短い短編です。主人公が汽車で乗り合わせた田舎くさい少女。その少女の言動を疎ましく眺めていた主人公の心に一転感動を呼ぶその一瞬の風景の美しさがありありと目に浮かびます。とても読後感の良い素敵な小説でした。(40代女性)”

蜜柑 と書いて みかん です。これも短編ですが、短編小説の神が降りて来たような傑作です。わたし的にはこれを超える短編小説は読んだことがないかな。この小説も、最初は不快感から始まります。いかにも貧乏で不潔で臭い少女。それが列車でそばにいる。「イヤだなあ感じ悪いなあ」と思うものの、高級な人間である「私」は平気を装っています。これは『鼻』の主人公にも通じるところ。しかも、そのクソガキが窓を開けるのです。当時は蒸気機関車ですから、煙がモクモクなわけですよ。ここで「私」の不快感は頂点に達します。矛盾・葛藤・苛立ち。しかし、それが蜜柑によって解消されるのです。この結末も美しいですね。蜜柑の温かみのある色が宙を舞い、「私」の心も倦怠から脱却するのです。芥川の実体験だとも言われていますが、蜜柑の使い方が絶妙なんです。ひょっとしたら、実際には少女は窓を開けて弟たちに声を掛けた程度なんじゃないか、と思いますが。本当に素晴らしい。(40代男性)

 

 

11位. 芥川龍之介「侏儒の言葉」(2票)

芥川龍之介「侏儒の言葉」がおすすめの理由

小説や物語ではありませんが、芥川龍之介を知る上では外せない作品だと思います。哲学や神話、フランスに限らず海外の文学、時事の事柄に対する意見、政治の本質など芥川の博識と慧眼に驚きます。本当に頭の良い人だったのだと思い知らされます。(50代男性)

言ってみれば、芸人がお題をふられて面白いことを言ってみる、それと同じです。芥川の思想を探ることも、人生について考えることもせず、ただ楽しむことに努めるべき一つの作品でしょう。しかしそこから私たちの思想や人生に影響を与えるのだからすごいです。(30代女性)

 

 

9位. 芥川龍之介「あばばばば」(3票)

芥川龍之介「あばばばば」がおすすめの理由

まず話の題名が変わっているのでそこからして惹かれます。とても短い話ですが読んでいるうちに題名のことは忘れてしまうかもしれません。どういう風に話が展開していくのだろうと気になってきた頃に突如明かされるあばばばばという題名の意味には少し笑ってしまいます。よく考えてみればどうということのない話なのですが主人公の気持ちのささやかな移ろいが見事に描写されており、とても面白い小説です。(20代女性)

何気ない日常のやりとりの中に、一人の女性が人生の大きな一歩を進んだ瞬間が主人公の目線から客観的に捉えられていて、その客観的な視点だからこそ母になることの強さが伝わって来た。男性側から見たそんな母になった女性の思いが書かれている。(30代女性)

非常に短いお話ですが、印象に強く残る作品です。自惚れていた男が異国の女性を手籠めに出来るのではないか、と勘違いし、その胸の内を淡々と語る小説です。誰しもが経験するであろう、若かりし頃の恋の勘違い、青い思い出、思い出すと悶えてしまいそうな、苦笑いしてしまうようなそんな経験。これから経験する人にはピンと来ないかもしれませんが、ある程度の年齢の方には若かりし頃を思い出すきっかけになると思います。「あの頃は若かったな」と、読んだ後に苦笑してしまう、そんな小説です。(20代女性)

 

 

9位. 芥川龍之介「トロッコ」(3票)

芥川龍之介「トロッコ」がおすすめの理由

作品最後の校正の仕事をしている「私」の小説家を夢見て挫折した上京青年の哀切と、トロッコで遊び、家から遠い所まで来てしまった少年の哀切とのオーバーラップが見事な作品です。少年文学でもありつつ青年文学としても仕上げられている所に芥川の腕の冴えが感じられます。(50代男性)

トロッコは、芥川龍之介らしい仄暗さがあり、読後も釈然としないお話です。理不尽というか、大人の都合というか、要するに子ども時代の独特の感受性をえがいた作品です。大人にとっては大したことはない出来事でも、子どもの頃はあんな気持ちになったなと、思い出させてくれる作品です。(20代女性)

このお話は、一人の子供が大人へと成長していく物語です。幼いころの青春の苦い思い出、見たこと、知ったこと、感動したこと。年月が経ちふと蘇る記憶は、人生のあり方をひしひしと痛感しつつあるのだろうなと思いました。(30代女性)

 

 

6位. 芥川龍之介「芋粥」(4票)

芥川龍之介「芋粥」がおすすめの理由

国語の授業で習って以来久しぶりに読み返したのですが、どうにもならぬこの世の仕組みや人間の業が凝縮されていて悲しくも可笑しく、昔より数段グッときました。シンプルな文章でもって、残酷なまでに真実を伝える力はさすが文豪。並ぶものがありません。(40代女性)

よく夢や希望は達成されると燃え尽き症候群になるといわれますが、これは志の高さによるものではないでしょうか。五位みたいに子供にさえ馬鹿にされるような意気地のない、志の低い人間は達成前の夢を目の当たりにしただけで、夢が萎えてしまうということなのでしょう。また藤原利仁は自分の力をフルに利用し、五位に引導を渡したかったのではないでしょうか。現代の組織の中でも、部下を飲み食いさせ十分試すことができる方法かと思います。新人が入社したらぜひ試してみてください。(60代男性)

「今昔物語集」に題材を求めてアレンジし、現代も変わらない人間の業というものを鋭く掘り下げる手法が新鮮です。作品に漂う滑稽味が、面白いと同時に切なくて心に残ります。短編ですぐ読めるのに中身が濃いのも魅力です。(40代女性)

芥川龍之介の有名な小説より記憶に残っている短編です。冴えない男が一度でいいから自分の中で一番の馳走である芋粥を飽きるほど食べたいと願う。それがひょんなことから叶ってしまった後の心境が描かれた話ですが、人間のささやかな幸せというものについて考えさせられとてもほっこりするお話です。(40代女性)

 

 

6位. 芥川龍之介「杜子春」(4票)

芥川龍之介「杜子春」がおすすめの理由

お金持ちになりたい杜子春が仙人にいろいろねだっているうちに、畜生になった父母がめったうちにされる姿を見せられる、という話で、みなさんよくご存じでしょう。「お前が幸せになれるのなら、私たちはかまわないのだよ」と話す母の言葉に、しゃべってはならないとされていたのに、杜子春はつい「お母さん」と声を出してしまいます。ここのところ、私は子供のころに読んで、涙が出てしようがありませんでした。心温まる小説だと思います。(60代男性)

仙人によって、何度も助けられてお金もちになるも、その度に使い果たしてしまった杜子春。最後には仙人になるために多くの試練をクリアするが、最後の最高にどうしても超えられない試練が待っていた。短いけど、考えさせられる内容です。(30代女性)

この作品は、純朴な子どもが大人にある意味騙されるというお話です。精神的につらい箇所もありますが、だからこそ、子ども達には是非いまのうちに読んでおいてほしいなと思います。展開的には少しわかりにくいのですが、笑える部分もありますのでおすすめです。(20代女性)

お金持ちの家に生まれ、親の遺産を散財して一文無しになった男の物語です。不思議な老人と出会い、その老人の不思議な力によって、人生で何が大切なことなのかを気づかせてくれるお話です。甘い誘惑に惑わされる人間の弱さを教えてくれて、同時に人としてどう生きていくべきかを示してくれます。(30代男性)

 

 

6位. 芥川龍之介「桃太郎」(4票)

芥川龍之介「桃太郎」がおすすめの理由

誰もが知っている昔話『桃太郎』を作者がこれぞというほどこき下ろしており、全編がブラックユーモアにあふれています。桃太郎一行の欲望とエゴにまみれた行動や発言は我々がよく知る物語と違った印象を与えてくれるでしょう。そして彼らの言動はラストの因果応報へと続く筋道としては分かりやすいです。(30代男性)

私たちが、幼少期から読みきかされてきた桃太郎とは真逆の人間性で描かれるので、苦笑いの連続です。桃太郎はお爺さんお婆さんも手を焼く荒くれもの。鬼ヶ島へ鬼退治に出掛けるのも働きたくないから。家来にする犬猿雉の三匹は互いに仲が悪くしかも打算的!鬼ヶ島の鬼たちは平和主義者で平穏に暮らしており、理不尽に征伐されてしまう…。芥川らしいパロディ版桃太郎は是非多くの人にも知って欲しい作品です。(40代女性)

昔話の桃太郎を別解釈した芥川バージョンの桃太郎です。昔話は桃太郎が正義として描かれていますが、こちらは鬼視点の桃太郎で、桃太郎が横暴な男として描かれています。本当は怖いグリム童話のような大人向けの内容です。別角度から語られる桃太郎は新鮮で、皮肉めいて芥川らしい解釈で、正義とは何かを考えさせられます。(20代女性)

日本に幼いころから住んでいるのであれば、おそらく一度は触れたことがあるであろう桃太郎。桃太郎が善、鬼が悪という設定を真逆にし、感じの悪い桃太郎と善良な鬼という構造で物語が進むのが秀逸。「日本書紀」では、天照大神の使いとされた八咫烏が桃太郎が誕生するきっかけとなるのにも、土着の人々を滅ぼしていった朝廷のイメージと重なり面白い。芥川らしいニヒリズムにあふれた作品である。(30代女性)

 

 

5位. 芥川龍之介「鼻」(6票)

芥川龍之介「鼻」がおすすめの理由

主人公の内供は自分の長い鼻が悩みでした。少しでも鼻を短く見せようと、鏡を見て研究するも上手くゆきません。さらには道行く人々をじっと見つめ、自分の様な鼻はいないか必死で捜すのです。しかしその様な者はおらず、内供はさらに落ち込むのです。そしてあれこれ苦心しながらも、最後には自分の鼻を受け入れるのです。誰が読んでも面白い作品ですが、特にコンプレックスがある人にはおすすめです。(30代女性)

人間離れした大きな鼻を持った和尚を主人公にした短編小説で、教科書や課題図書で読んだことがある人もいると思います。コンプレックスを抱えた人間がいざコンプレックスを解消すると、逆に周りの言動が気になってストレスを抱えてしまうという人間の矛盾をユーモラスに描いており、ありのままに生きることの大切さを感じられる1冊です。自分のコンプレックスに悩まされている人はぜひ読んで欲しいと思います。(20代男性)

自分の長い鼻を酷く気にしているのに、そうでないように振る舞う僧侶の心の中を見事に描いている。人はコンプレックスから逃げたくなる。克服する。少し好きになる。いつの時代も人とコンプレックスの関係は変わらないかもしれないと悟った物語。(30代女性)

夏目漱石に絶賛された初期の短編です。芥川は全作品読みましたが、人間の可笑しさが、愚行を経て解消されるという明るい結末が好いですね。あと味が良いと言いましょうか。矛盾や葛藤が素直に解決されるパターンで小説を書くと薄っぺらいものになりがちですが、この作品は、シンプルでいて深みがあります。短い話ですし、青空文庫でも読めますので、もし、未読でしたらぜひお読みください。(40代男性)

短い物語の中に人間の内面の心理や葛藤が端的に描かれているところを秀逸に感じる。シリアスな教訓とそこはかとないユーモアが織り交ぜられており、やや説教めいた内容とも取れるが、結びは爽やかで晴れ晴れとした読後感がある。(30代女性)

いたってシンプルな内容で本好きの方には物足りない作品かと思いきや、今の時代にすごく合う作品だと感銘を受けました。人と違うところがあってそれは個性となることなのにそれを無理矢理変えてしまいコンプレックスを克服するような話なのだけれども、今も見た目や宗教など人と違うというだけでそれを不幸だと笑ったり、しかしその不幸を乗り越えれば次にまた違う幸福を求めてしまう。人間の欲深いところが描かれていて非常に深くみなさんに読んでもらいたい作品です。1916年に書かれた作品とは思えないほど深い内容のものです。(20代男性)

 

 

4位. 芥川龍之介「地獄変」(9票)

芥川龍之介「地獄変」がおすすめの理由

『地獄変』は芥川龍之介が、説話集『宇治拾遺物語』の「絵仏師良秀」独自にアレンジした作品です。醜くて傲慢な絵描きの良秀には、親からは信じられないような心優しく美しい娘がいた。その娘が取り上げられてしまい、虫の居所のよくない良秀。そこへその娘を取り上げたものから地獄変の絵を描くように申しつけられ、当てつけのように、実際に見たものしか描けないというと、描くように申しつけたものは牛車に良秀の娘を乗せて火を放ち差し出します。それだけで胸が苦しくなるような話ですが、良秀は見事な絵を描いて見せるのです。作品には良秀の心中は描かれておらず、芥川ならではの、そこから先は読者の心の中に預けられてしまうという作品です。(40代女性)

いやがらせのため行われた愛娘の火あぶりを見ても、それを参考に絵を完成させることを悩みもせず優先させ娘を見殺しにした絵師の狂気が恐ろしいです。ショッキングで過激な内容ですが、不快感はないので驚きはしますが読みやすいです。人間の執念のおぞましさやいやらしさが、読んでいて垣間見えてくる物語だと思います。(20代女性)

とても有名な中編ですが、注ぎ込まれた熱量に寒気を覚える程です。最高の地獄絵を画くために娘が焼け死ぬところを見つめつづける…ただそれだけなのに、人間の愛憎が詰め込まれて、文字から紙面から溢れ出ているような作品です。実際に読んであの炎の熱さを体感して欲しいです。(40代女性)

ある絵師が、地獄の様子を絵に描こうとして、焼かれて死ぬ女性を実際に見なければ描けないという。そこで彼の娘が焼き殺される様を見せられる、という話です。自分の娘が焼かれていく様子を見ているときの絵師の目がギラギラを光っている、というイメージが、今でも私の脳に残っています。強烈な作品です。(60代男性)

現実主義で作風が暗く読了後どこかモヤモヤする芥川作品だが、このモヤモヤこそが芥川作品の面白さだとわたしは思う。芥川龍之介は朧げな不安のなか自殺という人生の決断をしたが、現代へ生けるわたし達は芥川作品から様ざまなモヤモヤとその真意を感受することができそれは芥川作品の醍醐味と言えよう。そんな芥川作品のなかでも『地獄変』は、圧倒的な描写力でクライマックスの恐ろしくも美しい光景が目に見えるようであった。(20代女性)

「宇治拾遺物語」の中の説話を元にした短編です。登場する人間模様を描くことによって物語が豊かに展開し、しかも本質を突いていて深い。芥川の本領がいかんなく発揮されています。個人的には父に焼き殺される娘を慕って火に飛び込んでゆく猿のイメージが、目に見えるような臨場感で心に鳥肌が立ちました。(40代女性)

芸術至上主義を扱った話、のように見えながら大正らしいエロ・グロ・サド・マゾの気風を盛り込んだサスペンスになっていて、個人的には後の江戸川乱歩のような退廃的探偵小説っぽさのはしりを感じるところが面白いと感じます。(40代男性)

この小説は、私が初めて学校の授業で学習した、芥川龍之介の作品です。どうやら『宇治拾遺物語』の、『絵仏師良秀』というお話が元ネタのようで、私は古典作品も学習したのですが、ストーリーのあまりの悲劇が、芥川龍之介の洗練され気迫に満ちたゾッとするような語り口と相まって、非常に衝撃を受けたのを覚えています。最高にリアルな作品を追及するあまり、主人公の良秀は、最終的に自分の愛する娘を犠牲にし、炎に苦しみ焼け死んでいくさまを描写することになるのです。当時は非常にショックを受けましたが、今読み返すと、この作品には、芸術家としての芥川龍之介の、ほの暗い業のようなものも込められているのではないかと思われてなりません。狂気に満ちた、ゾッとするストーリーですので、何度も読み返したい作品ではないかもしれませんが、是非一読して欲しい小説です。(20代女性)

平安時代の絵師が殿様から地獄の絵を書くよう命じられ、地獄の絵を描いていく話。
絵師は変わり者で、絵のためであればどんなことでもする人物。家族を失うほどのことがあっても芸術を優先する絵師の気持ちは理解できないものの、読んでいてどんどん引き込まれた。(30代女性)

 

 

3位. 芥川龍之介「藪の中」(10票)

芥川龍之介「藪の中」がおすすめの理由

盗賊・殺された男・その妻と、三人の話です。それぞれの話が全く違う・・一体真実は何だったのだろうか。実際は何が起きたのか。物事がわからない時に「藪の中」という言い方をしますが、そのもとはこの小説です。「羅生門」として、映画化もされました。三船敏郎主演です。(60代女性)

自分なりの考察や解釈をするのが楽しい作品です。わかりやすく書かれていなくても物語の真相をある程度想像することができる小説はたくさんありますが『藪の中』は、それができません。いろんな仮説を立てることはできるのに、そのどれが本当の正解であるかは、結局何度読んでもわからないようになっています。きちんとしたオチがないともやもやするという方には向かないかもしれませんが、考察等好きな方はぜひ読んでみてもらいたいです。(20代女性)

ある男が藪の中で死んでいた。犯人が捕まり、その調査にあたった者、被害者の関係者などの証言を淡々とまとめただけの話。だけど、あれこれ考えてしまってすっかりハマってしまう。いまだにこの真相を巡り討論が起こるのもわかります。(30代女性)

読後、煙にまかれたような気持ちになる。多襄丸、女、死霊となった男(女の夫)の三者が殺人事件の証言をするが、内容が食い違っていて真相がわからないという点が面白い。芥川の王朝物(平安時代の京都を舞台にした作品群)の中でもとりわけ完成度が高いと言える。(30代女性)

ご存じ、黒澤明の映画「羅生門」の原作となった小説です。実は芥川には「羅生門」という作品もあるので、その昔、私は混乱したものですが、本作が映画の原作です。各パートごとに語り手がおり、めいめいに事件の模様を語る。しかし、それぞれの話が食い違っていて……という話です。あまり固く考えず、ちょっとしたミステリーとして読めばよいのではないでしょうか。(60代男性)

それぞれの登場人物の独白で繰り広げられて明るみになっていくサスペンス調の展開は、本当に面白くてぞくっとします。多くの説明がなくとも、人間の心の闇や、対面的な部分が描かれているのが読み応えあります。朗読劇などにも使われる作品ですが、やっぱり読むのが一番おもしろいと思います。(40代女性)

ある殺人事件について、それぞれの登場人物が証言をします。ところが、みながみな食い違った証言です。最初は誰が本当のことを言っているのかという推理小説を読むような気分で読んでいました。結局は事件の真相はわかりません。読み終えたあとには犯人探しの推理というより、事実はひとつでも真実は人の数だけ存在するのではないかという思いをつきつけられます。そして、読めば読むほど証言を深読みしたくなり、読む度に別な面が現れてくるという複雑さはなかなか他の小説では味わえない醍醐味だと思います。(30代女性)

他の作品も素晴らしいものが多いですが、何度も読み返してしまうのは「藪の中」でしょうか。どの人物が語っているのが真実なのか。あるいは誰もが偽りを言っているのか。何度読んでも答えは出ません。芥川自身がどのような回答を考え用意した作品なのか、とても気になります。(40代女性)

登場人物は夫婦と盗賊。その中で夫が殺されてしまいます。妻は盗賊が殺したというが、盗賊は自分ではないと言う。霊となって現われた夫は妻だと言い、三人の証言がそれぞれ違うのです。夫を殺したのは誰なのか?誰が本当のことを言っているのか?最後まで本当のことは分からない・・・という結末です。(50代女性)

藪の中を題材にした朗読劇を見てとても面白かったので、原作を読みました。とある殺人事件をめぐり、それぞれの自白や検非違使による聞き込みが順番に語られていくのですが、それぞれ言っていることが違うので、誰が正しいのかはたまた皆嘘をついているのか、矛盾を探したり推理するのが楽しいです。それぞれの視点で語られるので、状況は同じことを話しているはずなのに飽きずに一気に読めてしまいます。(20代女性)

 

 

2位. 芥川龍之介「羅生門」(14票)

芥川龍之介「羅生門」がおすすめの理由

人間の、生きるためならしかたないという考えから来る悪事が他者に伝染していく様が、鮮やかに描かれていると思います。さっきまでは正義の心を以て他者を戒めていた男が、驚くほどすぐにあっさりと悪事を行うという連鎖が、現代の日常生活でも実は頻繁に起きていることなのではないかと考えると、痛烈な皮肉のようで面白いです。内容を知っている人も多いであろう有名な物語ですがおすすめです。(20代女性)

放浪の下人が街を歩き、誰もいなくなった羅生門へたどり着いてからの展開が臨場感溢れる描写で書かれており、風景が目に浮かぶようです。また、追い詰められた下人の悪事に対する葛藤の心情描写は真に迫るものがあります。(10代男性)

高校の教科書に載っていました。羅生門の中で展開される話ですが、描写が生々しく、リアリティのある表現で書かれているのであたかもその場にいるかのような気分になる物語です。人間は、極限状態になるとどのような行動をとるのかが分かる小説です。(30代女性)

京都に天変地異が起き、つかえていた主人から解雇された下人は、飢え死にをするべきか、盗人になるべきか「究極の選択」を強いられます。下人は、櫓の中に広がっていた「あちら側の世界」の住人になり、櫓の中から飛び出して夜の闇に消えていきます。生きること、命とは何かを芥川の言葉が問いかけてくる迫力ある作品です。(40代女性)

ほとんどの人間が悪者になりたくないと思い、そうならないように気を付けて生きている。例え嘘の仮面を被って生きていくとしても、悪者にならないように生きている。果たしてそれは人間らしい生き方なのか、人間として生きていく強さとは何か、そういった事を考えさせてくれる傑作短編。(30代女性)

これは私が中学の頃、教科書にのってたものですが、内容が暗黒的です。一人の男が生活苦から犯罪をするかを考え、良心の呵責に苦しみますが、老婆の「生きるための悪は許される」という言葉を受け、悪の道へ堕ちていくものです。きっかけさえあればどんな人も悪になるということを考えさせられる話です。(20代男性)

学生時代に国語の授業で習うはずですが、大人になって読むとまた考えさせられる。
飢餓に苦しむ一人の若者。飢えてもなお、善人で居続けた彼がほんのちょっと残った正義感を完全に捨て去るシーンの衝撃。改めて、この心の機微に感動した。(30代女性)

短編ではあるが、心理描写がしっかりしている。舞台は平安時代の羅生門、登場人物は下人と老婆。双方餓死してもおかしくない身の上だった。生死に関わる状況では、悪の道に染まる者もいれば、染まらない者もいて、羅生門はその境い目の象徴として描かれている。(30代女性)

人間のエゴを描いているところが衝撃的でした。人間って一体何なのだろうと考えさせられます。死体の描写が怖くて、それ以上に人間が怖いと思った作品でした。若いうちにぜひ読んで欲しいと思います。純文学が苦手でもこれはわかりやすいのでおすすめです。(40代女性)

主人公の下人が、物語の初めではこの先どうやって生きていけばいいか悩んでいるが、盗賊になる勇気が無くて途方に暮れていたのに、物語の最後には老婆に会って勇気をもらって老婆の服を奪って逃げ去るところが人間くさくて面白いと思ったから。嫌いになれないなと読む度に思う。下人はどこに行ったんだろう?と、つい物語の続きを考えてしまいます。(20代女性)

下人の心理の変化によって人のエゴイズムが巧みに描かれているため。また、これを読むことによって何が正しいか、自分が下人と同じ立場だったらどのようにするかなどを考えることによって人として成長できると思っているから。(10代男性)

暗くて重い世界の中、生きていくために悪人になることを選ぶまでの主人公の葛藤が見事に描かれている名作です。クラス、部活、家庭と人間関係で悩み揺れ動く思春期の時になぜこんなに暗くて重い話を勉強せねばならぬのかと思いましたが、思春期だからこそ、真っ向から闇に向かう作品を勉強できてよかったのだと思います。人間だれしもが持つ闇に向かい合うことで気が付く自分の光があるのだと学んだ作品でした。(20代女性)

生きるための悪を描いた残酷だけれどどこか共感する本です。普段自分のことだけになりがちで、まさに下人そのものではないかと考えさせられます。色々ないみで貧しくなると人間に余裕がなくなるという貧困の極みをみせつけられる作品です。(30代女性)

芥川龍之介のお薦めといえばやっぱりこれ。教科書でお馴染みの表題作他、初期の作品を充分に楽しめます。エゴイズムや劣等感・愛するものへの複雑な感情等、人間のネガティブな側面が冷徹に描かれています。「芋粥」は、読んでいて主人公が可哀想になる程。これからもずっと読み継がれてほしい短編集です。(40代男性)

 

 

1位. 芥川龍之介「蜘蛛の糸」(15票)

芥川龍之介「蜘蛛の糸」がおすすめの理由

地獄に落ちている主人公に、お釈迦様が「蜘蛛の糸」を垂らします。これをつたえば地獄から抜け出せる・・主人公の後には、地獄の住人が、我も我もと登ってくるのです。主人公は自分だけが助かりたいがために、「我欲」だけの行動に出ます。すると「蜘蛛の糸」はぷっつりと切れて、主人公はまた地獄へと落ちていきます。仏教説話的な話ではありますが、含むところの多い話です。「我欲」の行動に出なければ、地獄から這い上がることができたのだろうか・・(60代女性)

中学の教科書で知り、その後大人になって読み返しました。罪悪に満ちた人生でも一点でも良心に添って小さな生命を助けた行動で地獄から這い上がれるチャンスがあるという内容は、何気ない日常が次のステップに繋がり、悪事も本人の記憶にさえないちょっとした善行で許されるという心の救いを感じます。自分の行いは自分に帰ることを意識する作品です(60代女性)

蜘蛛の糸によって救われるはずだったカンダタが自分の利益のために他の人を見捨てようとしたシーンで、やはり人の本質というものはそうそう変わるものでは無いのだと気付かせてくれますし、他人を蔑ろにすると自分に行いが返ってくるというような寓話的なメッセージが含まれたお話なので読んでいて勉強になります。子供にも読ませたい名作ですし、おすすめです。(20代女性)

短い物語ですが、人間の本質をズバッと現していると思うからです。もし自分が同じ状況にあったら、私はカンダタと同じことをしたと思うし、世の中の多くの人もそう思っていると思います。自分が一番かわいい、自分さえよければ他の人がどうなってもいいという考えを否定しようとするけど、否定できない。人間の深い部分をついた作品だと思います。(50代女性)

有名な作品の一つで、道徳的な寓話。この話の教訓は、人や生き物に親切にしていれば、自分が窮地に立たされたときに助け出してくれる人もいるかもしれないから、人に優しく接しなさい。誰が見てるかわからないよと教えてくれる。(30代女性)

人間の心の浅ましさ、業の深さを描き出した作品で、英語の教科書にも載っていたように思います。カンダタが後ろから上がってくる罪びとたちに「上ってくるな」と叫んだとたんにぷっつりと糸が切れるシーンが印象的でした。せっかくの仏の慈悲を自らの慾でふいにしてしまうところが身につまされます。それを見た仏様は悲し気な顔をされるだけで、天上界はあくまでも静かなままというラストが地獄のまがまがしさとの対比をより印象深くしています。無駄のない文章と鮮やかな切り口で短編の名手たる芥川龍之介の傑作の1つだと思っています。(50代女性)

教科書にも載っていて、あまりにも有名な作品です。地獄に落ちているカンダタにお釈迦様が蜘蛛の糸をたらすのだが……という話です。普通は、自分さえよければいい、というエゴイストは結局救われないのだ、という道徳的な教えを説いていると解釈されていますが、いやいやどうして、もっともっと深読みのできる作品です。(60代男性)

多分教科書などで誰もが1度は見聞きしたことのある話でしょう。誰でも過去に何か良いことをやっていれば、いつか報われる時が来るという功徳を与えようとするお釈迦様と地獄から這い上がりたい「かん陀多」をめぐる話です。この話は自分さえよければ、自分さえ助かれば他のものはどうでもいいという考えだと最後に自分をも滅ぼしてしまう「因果応報」の教えに通じると思います。一本の蜘蛛の糸を独り占めしようとした、小学生でも理解できる地獄の哀れな男の物語です。(60代男性)

とにかく内容が分かりやすくて、子どもにも比較的読みやすいお話だと思います。登場人物も基本的にはお釈迦様とカンダタという2人で関係性も分かりやすく、何より短かくオチも分かりやすい。読書が苦手な人や、芥川初心者の人に入門として薦めやすい作品です。(20代女性)

カンダタはせっかくお釈迦様から蜘蛛の糸を差し伸べてもらったのに、自分だけが助かろうとして結局は地獄に後戻りすることになってしまった。自分だけが助かればいいという、その人間の本質的な部分は誰しもが持っていると思うが、1人1人の命の重さは同じであり、助け合いの心を持って蜘蛛の糸を一緒に登れていたら助かったのかもしれない。短い話ではあるが、実に考えさせられるお話であるから、昔から好きな作品である。(20代女性)

自分のことしか考えなかった結果天国へ登ることができなかったカンダタの話から自分勝手ではなく相手を思いやらなければならないと言うことを学ぶことができ、いい教材だと思うため。また、文章の表現が優れているから。(10代男性)

オススメの理由の一つは芥川龍之介の本の中でも比較的読みやすい本だからです。児童向けの短編小説なので、長すぎず文章も仰々しありません。お子様でも読めると思います。内容は人間の欲望を忠実に描かれていて、私達人間の深層心理を抉ってくれます。このように大人でも子供でも気軽に読めちゃう「蜘蛛の糸」を私はオススメします。(10代女性)

私は日頃からついつい利己的な考えで行動してしまいます。この主人公カンダタとすごく自分がたぶり、普段から周りをおもいやる優しい気持ちや余裕を持ちたいと思います。普段の自分の行為を振り返らせるとても深い本だと思います。(30代女性)

この話はサイズ、要素の盛り込みとかから誰でも読めて面白いと思う。この作品を見てると地獄の事を考えさせられる。地獄は許しを乞うために日々過ごしていてそれに対して天国の釈迦はたった一つの善行で許されるチャンスを与える。あの世のメカニズムを垣間見た感じ。(40代女性)

芥川の作品の中でも、この蜘蛛の糸は代表的作品です。あらすじは、かんだたと言う泥棒が道を歩いていて、足元の蜘蛛をふみそうになります。その時に、蜘蛛に情けをかけてやり、踏み殺しませんでした。かんだたが捕まり、死刑にされ、地獄で苦しんでいるところを見た釈迦は、一度だけ蜘蛛に情けをかけたことに免じて、天界から蜘蛛の糸を降ろして慈悲をかけてやる話です。たった一度、蜘蛛にかけてやった情けが、事理分を救うことに繋がり、しかし、心の悪がそのチャンスをも失くさせてしまう、心のあり方を考えさせるお話です。(50代男性)

 

 

1票入った芥川龍之介のおすすめ作品も紹介

1票入った芥川龍之介のおすすめ作品も紹介します。ランキング入りはしませんでしたが名作揃い。ぜひ読んでみてください。

 

芥川龍之介「アグニの神」

芥川龍之介「アグニの神」がおすすめの理由

ちょっとしたミステリータッチの作品です。インド人の婆さんがアグニの神というものを信仰しながら、自らの都合が悪くなるとその神の言葉を疑いそして裁かれる因果応報のストーリーになっています。登場人物は少ないながら個性があり、その中でもやはりインド人の婆さんが一番灰汁が強く印象的でした。(30代男性)

 

 

芥川龍之介「お富の貞操」

芥川龍之介「お富の貞操」がおすすめの理由

明治の頃、上野戦争で混乱している世が舞台であることがまず珍しいです。戦という非日常にあって、思わぬ状況に直面した人間の異常な心理を切り取った鋭い切り口には、作者の人間観察における非凡な天才を感じずにいられません。「その時はなぜかそうするのが正しいと思った」という瞬間が確かにあり、しかし自分だけのマイノリティな感覚と思っていたそれを表現できるなんてと圧倒されます。(40代女性)

 

 

芥川龍之介「或日の大石内蔵助」

芥川龍之介「或日の大石内蔵助」がおすすめの理由

吉良邸討ち入り後の大石内蔵助の一日を描いた作品です。大望を果たし上機嫌な内蔵助のもとに、自分たちの評判や影響が聞こえてくることで再び今回の討ち入りについて自身見つめ直すという内容です。内蔵助と周囲のギャップ、それに気づいて徐々に内面の昂ぶりが冷めていく様子がよく描かれています。(30代男性)

 

 

芥川龍之介「一塊の土」

芥川龍之介「一塊の土」がおすすめの理由

作品の舞台は鎌倉っぽいですが、モデルは小田原出身で湯河原に嫁いだ人で、湯河原に行ってみると海にとても近い所にモデルの人の家があり、文学散歩をしてみると、鎌倉らしき設定の虚構性が面白い作品です。江戸・東京、ひいては日本の縮図として文学・芝居に使われてきた鎌倉を舞台に、芸術至上主義者らしからぬ近代天皇制批判が射程に入っている農民文学です。(50代男性)

 

 

芥川龍之介「戯作三昧」

芥川龍之介「戯作三昧」がおすすめの理由

心情や情景の描写に卓越していると思った。綺麗というよりはうまい、そして掘り下げ具合もちょうど良い。芥川は淡白な作家だと思っている人が多いと思うが、内臓助の心模様は妙に込み入り、しかし良い具合に綱渡りを見せる。何度もゆっくり読み返したい作品。(30代女性)

 

 

芥川龍之介「犬と笛」

芥川龍之介「犬と笛」がおすすめの理由

とある笛吹きの美少年がその笛のうまさに神様から不思議な力のある犬を貰って、その犬の力でお城のお姫様を助け出す、というお話です。後期の方に良くある昔話の類のものですが、話のわかりやすい単純明快な勧善懲悪ものに近く、読みやすくておすすめです。ただ、これを切っ掛けに読むのなら、後期の昔話のものを読む方をお勧めします…前期の方とは毛色が違うので…(20代女性)

 

 

芥川龍之介「枯野抄」

芥川龍之介「枯野抄」がおすすめの理由

松尾芭蕉の絶句「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」に取材した作品でありながら、芭蕉の死後の弟子たちのさまざまな思いを冷徹に分析的に描いているところが魅力です。師の夏目漱石の死によってその呪縛から逃れようもがいている芥川とも重ねて読めて面白い作品です。(50代男性)

 

 

芥川龍之介「秋」

芥川龍之介「秋」がおすすめの理由

芥川龍之介の小説は全部読みました。芥川といえば、地獄変や芋粥、蜘蛛の糸に代表されるように時代物の作家というイメージがありますが、実はとても近代的な小説が多いのです。秋は女性目線で書かれた、女性独特の意地悪な感じ、乙女ちっくな感じのある小説です。明治時代の女性が小さな世界でつまらない意地を張って、妄想の恋心で嫉妬したり張り合ったりする感じは、現代でも違和感なく通じるものがあり面白いです。芥川は女子をよく観察してたなぁと思います。ラストの虚無的な感覚、これも女性ならではの気持ちの動きだなと思いました。(40代女性)

 

 

芥川龍之介「神々の微笑」

芥川龍之介「神々の微笑」がおすすめの理由

西洋の神々が日本に訪れ自分達の世界との違いに戸惑うというあらすじです。最後は我々の神が「勝つ」のだ。西洋の宗教は自分たちこそ至上であるのだと信じるのに対し日本国は神道を通じ、たおやかに世界を包括する。日本人が失いかけている国体と魂を復刻させるために読んでおくべき良著。(40代男性)

 

 

芥川龍之介「雛」

芥川龍之介「雛」がおすすめの理由

落ちぶれた父親が娘の雛人形を売らざるを得なくなり、夜中にひそかにその雛を眺めるシーンの切なさが魅力の作品です。また語り手の娘が成長し、娘時代の思い出として語っているという設定もウマイ所です。横浜の街を歩いていると、そんなことが実際に昔にあったのではないかと思わせるリアリティーのある作品です。(50代男性)

 

 

芥川龍之介「西方の人」

芥川龍之介「西方の人」がおすすめの理由

芥川のキリスト観を記述。難解ではあるが、解説が秀逸なためとても勉強になります。
狭量というべきか、ストイックというべきか、自己に対する絶望感がありありと見受けられて、読み進めるのは面白くもありつつ少々息苦しい。(30代女性)

 

 

芥川龍之介「読んでおきたいベスト集」

芥川龍之介「読んでおきたいベスト集」がおすすめの理由

現代作家たちが読んだ芥川作品を集めた一冊で、有名どころがひとまとめになっています。芥川龍之介は文体も内容も読みにくい明治〜大正の文豪の想像を覆してくれた作家でもあります。精神的に迷走している現代人にはなにか感じるところがある一冊ではないでしょうか。(30代女性)

 

 

芥川龍之介「白」

芥川龍之介「白」がおすすめの理由

主人公の「白」は犬ですが、ある日、お隣の仲良し犬の「黒」が犬殺しの罠にかかりそうなのを見殺しにして逃げます。家につくと白かった自分の体は真っ黒になっていて、大好きな飼い主の家族の姉弟に、追い払われて宿無し犬になってしまいます。その後、子犬を助けたことをきっかけに、様々な人命救助をしますが、身も心も疲れ切って再び家に帰ります。そして、月に向かって黒を見殺しにしたことを懺悔し、死ぬ前に姉弟の顔が見たいと言いながら犬小屋で眠ってしまうのです。朝になり、姉弟の声で目が覚めると白い体に戻っていた、という芥川の童話?です。「白」に対しては、よく芥川の自殺願望だとかキリスト教への傾倒だとか、複雑に解説しているのを多く目にしますが、私はそこまで深読みせずに単純にこの物語が好きです。臆病だった自分のしたことが許せなかった白に対して共感するからです。誰でもいつも勇気を持った正しい行いができるとは限りません。特に自分の命が懸かった場合なら尚更です。だからと言って白に勇気が無いわけじゃないとも思うのです。その日は白にとって勇気が無かった日、だったのだと、そしてそんな自分が大嫌いで許せなかったんだろうと、考えるのです。自分の日常と照らし合わせてもよくある話です。しかし、最後は大好きな姉に抱きしめられて、白は涙を流します。そんな白の涙を見て「白が泣いている」と言った姉も弟に「姉さんも泣いてる」と言われたところで物語は終わるのです。芥川の作品で「泣けた」と言うとよく驚かれますが、「白」はそんな一冊です。(40代女性)

 

 

芥川龍之介「魔術」

芥川龍之介「魔術」がおすすめの理由

子供向けにわかりやすく書き直されたものを読んだのですが、人間の欲や業を見透かされるような、ドキッとする内容です。子供もなんとなく感じるものがあったようで、「なんかこのお話好き!」と言っていました。はじめは、『魔術』という謎めいたタイトルに心惹かれ、怖いものみたさという感じで手に取りましたが、読んでみると、そう来たかー!とうなってしまいました。とても短いお話なのに、ぐっと深い印象を残すところが、さすがは芥川龍之介だなあ、と思います。(40代女性)

 

読書好き100人に聞いた!筒井康隆おすすめ作品ランキング

 

筒井康隆おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に筒井康隆さんの作品でおすすめの作品をお聞きし、ランキング形式でまとめました。名作揃いのランキングとなっております。ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

10位タイ.筒井康隆「にぎやかな未来」(2票)

筒井康隆「にぎやかな未来」がおすすめの理由

短編集です。一冊に41の短編、わずか5行という作品もあります。「ショートショートは星新一」という固定観念を壊してくれました。しかも、解説が星新一というのが面白いです。ブラックユーモアが豊富で、22世紀はこのような世界になっているのでしょうか。(30代女性)

近未来のショートショート集。笑いあり、驚きあり、気持ち悪さあり、哀しみあり。面白さは、本の内容が一部現実化していることであり、発想が現実をはるかに超えているところである。オチを想像しながら読んだが、全て想像を超えるものばかりだった。(30代女性)

 

 

10位タイ.筒井康隆「パプリカ」(2票)

筒井康隆「パプリカ」がおすすめの理由

映画「インセプション」の元ネタになった小説。夢か現実か常に混乱するような感覚、錯綜するバグのような場面の連続。この発想と疾走力が素晴らしい。読んだ人によって見解が異なるかもしれないので、本作を読んだ人と話すのも楽しいと思う。(30代女性)

フロイトの夢分析を思わせる精神論的な匂いのする、はちゃめちゃでパワフルなエンターテインメント小説です。ストーリーがどうかというより、ただただ文章のテンポがいいのと、頭で映像化できそうなビビッドな描写がつづき、あっという間に読めてしまいます。この作家らしさが良く表れている小説だと思います。(40代女性)

 

 

10位タイ.筒井康隆「宇宙衛生博覧会」(2票)

筒井康隆「宇宙衛生博覧会」がおすすめの理由

とんでもなくグロテスクな短い話が多く収録されているから。読んでいていや、あってもおかしくないと想像がつくところが怖い。一番印象に残っているのは顔面崩壊という話でどど豆という豆の調理の仕方の説明から入るのだがこの豆の調理にはコツがいり、ほんの少しの失敗がどんどん重なって顔面崩壊に繋がっていくという話。圧力ガマを使うといつもこの話を思い出します。(40代女性)

日本経済がバブルに沸き元気だった頃に初めて読んだ筒井作品。短編集ですが中でも一番好きなのは「関節話法」関節を鳴らして会話する宇宙人と通訳として対峙する主人公の話ですが結末に向けて繰り広げられるシュールでアバンギャルドな喜劇に抱腹絶倒です。飲み会などで必ず話題になり、何回も読み返し終いには全ての「誤訳」を暗記してしまいました。その後日本がデフレに陥り、自身も人生の波のそこに沈む時期もあり気持ちが塞ぐことがありましたが、そんな時はこの本を読み返し腹がよじれるほど笑って気分転換を図りました。ボロボロになってもまだ蔵書の中に入っている一冊です。(50代男性)

 

 

10位タイ.筒井康隆「鍵」(2票)

筒井康隆「鍵」がおすすめの理由

小説『鍵』は人生の悪夢に似ている。若い時に勢いやその場限りでやってしまってそのまま忘れてしまっていることが、増殖しすさまじい姿になって自分に還ってくるという悪夢。高校生の時に読んだが非常にリアリティを感じたのを覚えている。自分の中ではホラーというよりある種の真実、「人生とは尻ぬぐいである」という。しかし、主人公が捕らわれた過去に戻っていく時ある種の諦念観、郷愁までも感じてしまうのである。(40代女性)

ホラー短編集ですが、ホラーといっても幽霊やスプラッタ物とは一味違います。天才的な狂人・筒井康隆の描くホラーは人間の悪意を寄せ集めたような、吐き気を催すような類のものです。ですが、何か惹き付けるものがあり読み始めてすぐにその世界にはまります。この短編集に収められた作品は良作揃いです。衝撃的な展開が続きますが、読み始めたら手が止まりません。最後まで全力疾走で筒井康隆の世界を楽しませてくれます。(30代女性)

 

 

10位タイ.筒井康隆「最後の喫煙者」(2票)

筒井康隆「最後の喫煙者」がおすすめの理由

『自選ドタバタ傑作集① 最後の喫煙者』をおすすめしたい。体調不良の日には「問題外科」のような話はグッタリ来るが、「急流」「最後の喫煙者」「万延元年のラグビー」等の、スピード感溢れるストーリー展開は本当に魅力的だ。特に「最後の喫煙者」はわずか20ページ程度の超短編にも拘らず、主人公は何と波瀾万丈な運命に身を任せることになるのだろう。圧巻のストーリー展開で、一気に読ませます。(40代女性)

品行下劣、ナンセンス、非論理的。だけどそれがおもしろいのだ。ほとんどの作品にオチらしいオチはなく、ただワンアイディアだけで短編を描ききる度胸も、圧倒的な文章のセンスによって最後まで愉しく読ませる手腕はやはり筒井さんならでは。(30代女性)

 

 

10位タイ.筒井康隆「農協月へ行く」(2票)

筒井康隆「農協月へ行く」がおすすめの理由

近未来、農協の方々が月へ旅行に行って宇宙人と出会う話です。とにかくハチャメチャで漫画の様な物語なのですが、小さなオチと壮大なオチがあって笑ってしまう短編です。もう40年位前の作品ですが、他のちゃんとした(失礼)小説よりもこのへんの作品が筒井氏の原点ではないかと私は思うので、読んでみる価値はあると思います。ちなみに筒井氏は、この時分からあのタモリさんと友達だそうです。(50代男性)

短編集だが表題作が一番印象に残っている。初めて読んだのは日本がバブルに突入してゆくイケイケゴーゴーの頃。海外のブランド物を漁り、不動産や絵画を買い占め、そんな日本人旅行者が白人社会から冷たい視線で見られていた時代。農協という眼鏡を通した自己風刺を見る気分だった。今、来日観光客のマナーに顔をしかめるもののちょっと前は自分たちがこういう顰蹙を買っていたんだね。(40代男性)

 

 

8位タイ.筒井康隆「ロートレック荘事件」(3票)

筒井康隆「ロートレック荘事件」がおすすめの理由

ロートレック荘に集まった男女。避暑を楽しむはずが、殺人事件に巻き込まれて行きます。「オレ」が誰なのか分からないまま、読み進めて行くと面白いのでしょうか?嫌な違和感がずっと残り、推理を楽しめませんでした。(30代女性)

ミステリはお好きでしょうか?ロートレック荘事件は、叙述トリックを用いたミステリの傑作です。「アクロイド事件」のようにフェアプレイのラインを限界まで攻めていますが、「春と夏の奏鳴曲」ほどの荒唐無稽さは無く、文章を読んで論理的に犯人を導けるフーダニットです。筒井流の、極上のレトリックが散りばめられています。筒井康隆氏の短編・中編と言えば、卓抜したアイデア・時には常識を凌駕してしまうほどの意外性。そんな氏がミステリ界隈に参戦、ということでどんな風変わりな舞台になるのかとワクワクしながら購入しました。題材は【古典的】とも言えるクローズドサークル。孤立した山荘。意味深な絵画。怪しげな管理人。因縁のある登場人物たち。テンプレートを切り貼りしたような舞台設定になっております。しかし、読了後、印象は一変すると思います。過去に読んだ叙述トリックのなかで、「星降り山荘」等と並んで上位に入ります。オススメの理由は、1.ラストのどんでん返し。最小限の舞台・少ない登場人物にも関わらず、意外な真相が導かれていること。2.フェアプレイのミステリであること。3.筒井康隆氏が書いた数少ない本格ミステリであること。叙述トリック系の本格ミステリがお好きな方にオススメ致します。真の意味で「行間を読む」ミステリです。(30代男性)

ネタバレになるので詳しいことはあまり書きませんがとにかく叙述トリックが秀逸でまさかこんなことだなんてと全く思わせないような展開で本当に騙されてしまいました。思わずもう一度最初から読んでしまいたくなるような本です。私は思わず二度読んでしまいました。(30代男性)

 

 

8位タイ.筒井康隆「旅のラゴス」(3票)

筒井康隆「旅のラゴス」がおすすめの理由

筒井康隆氏の著書は、中学生~高校生の時期に読み漁りました。中でも、将来への不安や期待に入り乱れていたその多感な時期に「旅のラゴス」この本に出会えたことが今の自分を作る1ピースになっていると感じています。一生涯をかけて旅を続けるラゴスに感情移入しながら、その人生を追体験することで、自分自身の精神が成長したことを確かに感じました。今でも小説は、旅やSFをテーマにしたものが好きで、ロードムービーには、あらすじだけでワクワクしてしまう自分がいます。(40代女性)

主人公のラゴスが別世界を旅する話。舞台は牧歌的でファンタジー。探検的な要素がつまった連作だけれど、旅行記と書いた方がしっくりくる、心踊るというより哀愁を感じる作品。ラゴスの、信念を貫く自分に正直な生き方に胸を打たれました。(30代女性)

新潮文庫版がひっそりと、しかし着実に版を重ね、多くの読者を獲得しています。架空の土地を旅するラゴスが、その旅の途中でさまざまな人と出会い、不思議な事件できごとに遭遇する。と、書くと、なにやらロールプレイングゲームのようですが、この作品が発表された当時にはまだRPGなんて言葉も知られていません。すぐれた作家の持つ、先見性がこの小説にはあります。また、旅を続けるなかで、主人公やサブキャラクターに変化が起きていくあたりは、良質な「成長物語」といえるでしょう。小説の面白さを知り尽くした著者ならではの作品は、読後感は爽快にして、物語を読む楽しさにあふれています。(50代男性)

 

 

4位タイ.筒井康隆「笑うな」(4票)

筒井康隆「笑うな」がおすすめの理由

強烈な皮肉があり、どことなく漂う不穏な雰囲気があり、恐ろしい狂気がある。ブラックユーモアなショートストーリー。数ページなのに面白さが詰まってっている。設定も面白いし、テンポも良く、落語のようなオチも外さない、さすが筒井康隆さん。(30代女性)

短いお話が沢山の本「笑うな」ですが、この中でも近年、福井江太郎さんの日本画で絵本にもなった「駝鳥」がとても印象的です。面白いというか、結果はなんとも後味の悪い感じなんですが、なるほどな。納得させられる魅力的なお話です。絵本になったのを見た時、これは子供向けなんだろうか?!とちょっと疑問でしたが、福井さんの絵の迫力が筒井さんのお話をもうプッシュしてくる感じで圧倒されました。(40代女性)

ブラックユーモアなショートストーリー。数ページなのに、面白さが詰まっている。設定が面白いし、テンポがいいし、落語みたいなオチもはずさない。筒井さんの溢れ出る才能がこの作品には詰まっている。読者への挑戦ともいえる作品。(30代女性)

筒井康隆さんの短編集です。ブラックジョークがどぎつくて、笑っていいところなのか分からなくなる、そんなところもこの作品の狙ったとこなのかもと思うとやられたなあ、って気分にさせられます。完結は自分で考えろと言わんばかりに放り出されるので想像力を掻き立てられるので、読むだけではなく考えるので色んな意味で楽しめます。(20代女性)

 

 

4位タイ.筒井康隆「大いなる助走」(4票)

筒井康隆「大いなる助走」がおすすめの理由

文学賞の選考を題材にした作品です。有名な文学賞はどのような方法また基準で選考されるのか、興味があるところです。これはという人が賞を受賞していないなど、外部から見ると不思議な点もあります。それらに対する答えになるかわかりませんが、虚実入り交じった物語として読めます。(60代男性)

同人誌で小説を書いている作家が直木賞に落選して、選考委員を殺して回るという話です。たぶん人が惹きつけられるのは、クライマックスの殺人場面だと思います。場面のカットを多用して、サスペンスが盛り上がるように書かれていますから。ただ、出だし部分の言語感覚に、この著者の才能を見ることができると思いますので、これから読まれるかたは、少し注意して読んでみてください。(60代男性)

筒井康隆本人が何回もの直木賞落選に怒り、作者自身が主人公のモデルとなって、審査員や出版社批評家を次々と殺していく殺伐とした私怨に満ちたとんでもない作品。その後の筒井氏の活躍を考えれば、賞を与えなかった方に非があることは確かだろう。(50代男性)

筒井康隆はそれまで長編ではSFばかり書いてきましたが、この作品では珍しく「文学賞」という現実に密着した題材を扱っています。当時喧伝された理由のひとつが、ラストで殺されてゆく作家たちのモデルは誰か、という点。直木賞を取れなかった筒井康隆が、意趣返しをしたのでは、と勘ぐられたのです。現在読み返しても、確かにモデルは誰なのか、知りたくなります。(50代男性)

 

 

4位タイ.筒井康隆「日本以外全部沈没」(4票)

筒井康隆「日本以外全部沈没」がおすすめの理由

表題作のタイトルを見て、小松左京先生の作品と相関性があると思ったら(解説にありましたが、小松先生に了解を得て書かれたものだそうです)、立ち位置が全く逆な上だけじゃなく、オチがまるで4コマ漫画でも見ているような印象だったんですが、小説で4コマ漫画的な表現って、できるんだなぁと感心したものです。作品内に登場する世界中の著名人は、流石に書かれた当時の人たちなのでちょっとピンとこないものの、最初から最後まで小松作品のパロディではなく、筒井作品ならではの毒が籠っててとても楽しめました。(50代女性)

日本沈没のブラックパロディ。この発想は流石筒井康隆だと思わせる作品。本家の日本沈没がハイボリュームであるのと比べると本作は短編。であるがゆえ、心地よいスピードで物語が展開していく。しかしそんなスピードの中でも様々な人間ドラマが進行していき、極限状態であるがゆえの価値観や常識がすべてひっくり返る。そして最終的には日本列島も沈没して終わるというオチつき。さくさくと読めて良い暇つぶしになる一冊です。(30代男性)

映画にもなった小松左京の「日本沈没」のパロディ版なのだが、発想がすごい。日本以外のすべての国が沈没してしまい世界中の権力者たちが日本に集まって来てしまう。当然、一くせも二くせもある人達が集まって来るのだからすったもんだがあるわけで、それがまたおもしろい。とにかく、発想がすごい作品。(30代男性)

筒井先生のユーモアが出ていると思うからです。私は映画から本に行きました。映画のなかでは「絶対にあり得ないだろ」ということだらけだったので、本ではどうなっているのか気になって読みましたがそのままでした。内容はタイトルの通りなのですが、日本に外国人がたくさん来て物価が上がったりしていくのです。そこまでにある過程をぜひ読んでいただきたいです。くすくす笑いながら読める本です。(20代女性)

 

 

4位タイ.筒井康隆「文学部唯野教授」(4票)

筒井康隆「文学部唯野教授」がおすすめの理由

作家で大学教授の主人公が大学内の異様な縦割り組織や慣習などを描写していくのですが出版された当時まだ学生だった私は、ややアカデミックな講義描写の部分がよくわからなかったりしたのですが最近読み返してみたところ非常にわかりやすかったです。また、中高年のインテリ男性の猛烈な嫉妬深さのおどろおどろしさにも苦笑して読みました。一気に読めます。(40代男性)

小説を書きながら現代の文芸批評を講ずる大学教授が主人公で、弁舌鮮やかに初学の者にも分かるように批評の歴史とともに各理論を講義してくれます。講義と講義との間には若い女性との恋愛も投入され、主人公の構想する批評の「虚構理論」の展開が楽しみになって来る所で終わっています。続編が期待されます。(50代男性)

主人公の唯野教授が行う文学の授業と、作家という裏の顔を持つ彼の生活の話が、章ごとに交互に繰り返されるという構成の小説です。とりあえず、唯野教授とその周囲の人々の無茶苦茶っぷりが可笑しい。ある意味爽快です。大学の教授には時々変な人がいますが、それを皮肉っているような小説です。馬鹿馬鹿しいですが、馬鹿馬鹿しいところがおすすめ。(30代女性)

本気の実験的な小説で面白いです。読んでいると、実際大学の講義を受けている気になるし、近くでドタバタコメディを観ている気になる。作家の教養が伝わってきて、それでいて知識のひからかしになってないから、作品に緊張感が保たれています。(30代女性)

 

 

2位タイ.筒井康隆「家族八景」(9票)

筒井康隆「家族八景」がおすすめの理由

初めて読んだのは10代でした。最近読み返しましたが、全く古さを感じさせません。人の心を読める超能力を持つ家政婦の七瀬を通し、心のドロドロした部分を、なんとも巧みに描き出しています。人の考えていることを知りたい思いますが、そんな力があるのは不幸なことかもしれないと思います。50歳過ぎて読むと、また新たな人間心理が見えてきて味わい深いものがあります。それぞれの年代で楽しめる作品だと思います。(50代女性)

当時本を読む前は子供心にテレパシーがあれば良いなあと思っていたが、この本を読んでテレパシーを持っている人の苦悩がわかった。本当にすごい能力を持っている人がいたとしても他人に知られないように生活しているのだと分かった。またこういう世界があるのだと驚いた記憶がある。(40代女性)

テレパスで人の心を読み取ることのできる七瀬という女性が主人公です。この主人公を中心に、いろいろな超能力者が集まってくるのですが、心を読み取る描写や、心を読みとられた人の描写が秀逸で、筒井さん独特の文体の効果もあってぐんぐん物語に惹きこまれて行きます。心理学用語もいろいろ出てきて興味深いです。これは何度かドラマ化されていますが、多岐川裕美さんが初代の七瀬を演じられました。「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」とシリーズ化された3部作の一番初めの物語です。間違いなく筒井康孝さんのベスト作品のひとつと思います。(50代男性)

生まれつき相手の心をすべて読める能力を持った家政婦。彼女を通して見た8家族の人間模様を描いた小説。昭和48年の作品だけあって、描かれている場面は時代を感じますが、それだけに恨み妬み僻みといった人間心理は時代が変わってもそう変わらないんだなということが哀しいほだわかる。(30代女性)

他人の心が読める美少女七瀬が、ホームヘルパーとしてあちこちの家庭に勤務するという設定です。美少女であるがゆえに常に男性の好奇の目にさらされてかつ、心が読めてしまうゆえに、その直接的な欲望の感情が見えてしまうというホラーな部分があります。反対に、仏頂面の人間の奥底に人間愛が深く見えたりすることなどもあってスリルが絶えない名作エスパーSFです。(40代男性)

人の心を読み取るという超能力を持つ女性が主人公のSFで、NHKでドラマにもなったと思う。当初は自分の能力を隠して、お手伝いさんとして一般家庭に入り込むが、やがて同じような力を持つ仲間を得て、敵対する組織と対決する。SFと逃亡劇のサスペンスの組み合わせがおもしろかった。好評だったためか、主人公の名前をとった「七瀬」シリーズとして、連作されていくのを、次々に読んでいったものである。(60代男性)

これが七瀬3部作の第一弾だということを知らずに、「七瀬ふたたび」や「エディプスの恋人」を先に読んでしまう人がいるが、やはりこの「家族八景」から読むのがおすすめです。テレパス七瀬がお手伝いさんとしての目を通して8つの家族の抱える闇が浮き彫りになる読み切り8編、第2作からは七瀬の苦悩に焦点を当てた長編と、作風が変わる。七瀬に訪れる危機も第1作と第2作以降ではずいぶん違う。想像だけれど、筒井康隆さんも第一編の執筆時点では、次回作を書くつもりなど全くなかったのではないだろうか。自分で描いた「家族八景」の七瀬と離れられなくなって、さらに苦悩を深く掘り下げてしまったのかもれない。超能力者の苦悩、マイノリティ、家族の闇といったテーマで、第1作だけで読んで終わったとしてもおもしろい本です。(40代女性)

人の心が読めるテレパスという人とは変わった能力をもつ主人公七瀬が家政婦として色んな家庭で働き、内情を覗き見るのが斬新で面白いです。人の心を読める能力をもつ物語は多分少なくは無いのですが、内容はとてもシビアなのに主人公の七瀬が淡白であっさりしていて淡々と読ませてくれるので重くなくて好きな作品です。(20代女性)

人の心が読める七瀬を主人公とした短編集です。人の心が読めるというと、なにかすばらしいことのように感じますが、この作品では否定的な見方をしています。人の心の醜さが見えてしまうことによる七瀬の苦悩が、主なテーマになっています。本当は美少女なのに、他人に目をつけられたくなくて、おかっぱにしてブスをよそおっている主人公がかわいそうな気がします。(60代男性)

 

 

2位タイ.筒井康隆「七瀬ふたたび」(9票)

筒井康隆「七瀬ふたたび」がおすすめの理由

テレパシー能力を持つ主人公・七瀬の、女性ながら力強く逞しい生き様が格好良く思えたから。特殊能力のせいで時に苦しみながらも、同じ能力を持つ仲間と共に生き抜く七瀬は魅力的に感じる。ハードな特殊能力モノの小説好きにお勧め。(20代女性)

七瀬シリーズ第二弾。確か、読んだは小学生か中学生の頃。若くて美しい女性なのに、超能力者=マイノリティとしての孤独、仲間や自分との葛藤や苦悩、行き場のなさや根無し草感…、こういうことを思春期のうちに小説で追体験できていてよかったなと思う。思い出しては何度か読み返したくなるので、若いうちに読むのがおすすめです。(40代女性)

私はやはり筒井先生はSF物が醍醐味だと思います。中でもこの作品は超能力者の苦悩が描かれますが、それは超能力者特有の悩みではなく、どこか私たちが思春期に感じた葛藤に本質的には近いように感じます。それゆえに、いくつになってもこの作品は読み返してしまうし、愛されるのだと思います。(30代女性)

テレパスの美しい娘の、その能力ゆえの苦悩に加え、彼女のような超能力者を襲う秘密組織とのサスペンスが冴えた作品です。サブキャラクターに少年を登場させ、少年読者の作品世界への没入にも成功しています。ストーリーテラーとしての筒井の魅力に溢れています。(50代男性)

様々な超能力者が出てきて、問題を解決しつつ悪い組織と戦う話です。家族八景の続きだが、家族八景のような物語ではなく、ファンタジーに近い話。七瀬は一層可愛くなったし、ストーリー自体もハラハラしながら楽しく読みました。(30代女性)

超能力者の宿命とか悲哀とか、そういう物語が好きな方に、七瀬三部作がおすすめですが、中でも自分が一番好きなのが2作目に当たるこの作品なので。謎の組織と超能力で戦う、小さな頃に見たアニメみたいでわくわくします。いや、七瀬のことを考えると、わくわくどころではないのですが、非現実的で、かといって3作目ほど話が大きくなりすぎていないので、ついて行きやすいと思います。(40代女性)

主人公の相川七瀬はテレパシーが使えるエスパーです。その能力を使いこなせるようになるまで、他人の考えが濁流のように流れ込んできて苦しんだり、思いを寄せた人や友人の本音を知ってしまい、人間不信に陥ったりという姿が描かれていて、超能力者も大変だろうなあとわが身に置き換えつつ読んでいた記憶があります。悩みながら成長する七瀬の姿に共感を覚えました。(50代女性)

高校生の頃、友人の勧めから最初に「家族八景」を読み、すぐに「火田七瀬」のファンになりました。その続編の「七瀬ふたたび」は、冒頭を読んで大きな衝撃を受けた事を覚えています。今読み返しても、展開がわかっているにもかかわらず同じような衝撃を受けると思います。夜の列車の中で「ノリオ」と出会った時の、あの七瀬の一言が、今でも忘れられません。(50代男性)

素晴らしい作品を持つ作家であり、多くの作品がドラマや映画になっていますが、とくに七瀬ふたたびは面白い作品だと私は思っています。超能力を持つ主人公の七瀬とそのまわりに引き寄せられるように集まる超能力者たちとの物語が繰り広げられていきます。(30代男性)

 

 

1位.筒井康隆「時をかける少女」(13票)

筒井康隆「時をかける少女」がおすすめの理由

筒井康隆さんの代表作で、私が何度も読み返している小説です。学生時代に初めて読んだ時と大人になってから読んだ時と、どちらもまったく変わらず胸がキュンとする物語です。読んでいるとラベンダーの香りがしてくるようです。(40代女性)

あまりにも月並みな選択かもしれませんが、主人公と同年代の頃に、読んだので、すごく鮮烈な印象で、七瀬のつらさを自分のことのように感じました。若い方に読んでもらいたい本だと思います。筒井先生は、難解に感じる本も多いのですが、このシリーズは誰でも完全に理解できるように書かれていると思います。(50代女性)

映画を見て原作を読んだのですが、原作小説の主人公が映画にあんな登場の仕方をしているとは思いませんでした…。高校生でも「人生をやり直せたらな」と思うことがあって、私もあんな能力が手に入ればどんな使い方をするかなとか考えるのが楽しいです。(10代女性)

タイム・リープという一度は誰でも夢見たことがあるお話だと思います。ファンタジーものにありがちな特殊能力を持ったヒーローが主人公ではなく、ごく普通の女子中学生が突然タイム・リープが出来るようになったというところが面白い設定です。主人公の和子の素直さと行動力が魅力的でした。(20代女性)

映画でもアニメでもなんどもリバイバルされている。少女が未来人の男性と恋愛をするという設定のおもしろさが受けているのだと思う。監督やリライトする作家にも様々な刺激を与えているようで、リバイバル必ずしも原作通りでないのも興味深い。思春期の少女の恋に対する憧れやはかなさが自分としては気に入っている。(60代男性)

やはり筒井初心者におすすめするのならこの本でしょう。ページ数も少なく、いささか現代ものとして読むには古臭い表現もあることはある。それでも現在までずっと読み継がれ、変奏を重ねながら何度も映像化されているのは、作品の核となるアイデアの妙と比類なき読後感ゆえのことでしょう。(40代男性)

若書きで文章は上手とは言えませんが、タイムスリップと青春恋愛ドラマとの組み合わせは絶妙です。NHKの少年ドラマシリーズをはじめ、映画化、アニメ化もなされ、それぞれが脚本家によって時代に合った面白いものになっています。石山透『続・時をかける少女』も逸品です。(50代男性)

少女が時間を行き来するというとてもファンタジーな内容で読むにつれて自分も引き込まれていくそんな気分が味わえる作品だから。恋愛要素もちょっとあったりして少女漫画のようなかんじでもあり、最後は感動してしまう何度も読み返したくなる内容だから。(20代女性)

学生の頃読書感想文でも書き、何度も読み返している作品です。SF小説ですが私は純愛の話でもあるといつも思います。記憶は無くなっても心の何処かに残っていて、ずっと会えるのを待っている。切なくて胸が苦しくなりますがとても素敵な事だと思います。続きをついつい考えてハッピーエンドにしたくなる一冊です。(20代女性)

映画やアニメ映画などで一般によく知られているが、その原作自体を読んだことがある人は少ないように思える。有名な割に非常に短い作品であり、読みやすく、筒井康隆さんの作品にまず触れるものとして適切である。アニメ映画は原作の続編のような形をしているから、その意味でも面白いと思う。(20代男性)

最初は、筒井康隆ということは意識しないで、この本を読みました。映画のほうが先だったかもしれません。不思議な内容に、子供の私は、スーッとこの本の中に入っていったのを覚えています。子供といっても、小学3年性くらいだったと思います。高校生という青春時代に、タイトルの通り時を超えてくるのです。筒井康隆のSFの世界なんですが、少女漫画的なところもあり、恋愛もの的でもありドキドキしなが読める本なのです。なんとも言えない、心をくすぐられる青春を感じられる本です。(40代女性)

トラックに轢かれたことから未来へワープするSFの世界観と学校内の甘酸っぱい青春、年頃の難しい心情と人間関係などが描かれている。何度も映像化され、初版から40年も経ち、現在もドラマになるなど今も色褪せずに物語が語り継がれているのが感じられる。(30代女性)

何度も映像化された名作で、筒井氏の代表作といって過言ではないと思います。学園ものライトノベルのさきがけでもあり、発表から50年経ってもその根幹部分は全く古くなっていない、というところが素晴らしいと思います。(40代男性)

 

 

1票入った作品も紹介

せっかくなので1票入った作品も紹介します。ランキング入りはしませんでしたが名作揃いです。ぜひ読んでみてください。

 

筒井康隆「あるいは酒でいっぱいの海」

筒井康隆「あるいは酒でいっぱいの海」がおすすめの理由

もし、海の水がすべて酒になったら、どうなるだろう。と、酒飲みなら一度は夢想するかもしれません。それが夢なのか、それとも悪夢なのか。ほんの些細なきっかけから、畳み掛けるように話が展開していきます。短編小説の名手にして、SF小説の名手が描く醍醐味が味わえる作品です。(30代女性)

 

 

筒井康隆「エロチック街道」

筒井康隆「エロチック街道」がおすすめの理由

不思議な短編集。言葉遊びが多い作品集です。至高のランゲージアートというべきか、こういった不思議なユーモア世界を書いたら筒井康隆に並ぶのはそうそういないんじゃないかと思わせる。この人は誰も走っていない方向へ走っているんだろうなと。(30代女性)

 

 

筒井康隆「おれに関する噂」

筒井康隆「おれに関する噂」がおすすめの理由

何の変哲もない平凡なサラリーマンが突然マスコミに追いかけられ、世間の注目の的になる話。マスメディアや芸能メディアの無価値な情報に対する風刺と、初期の作品らしいブラックユーモアが今見ても新鮮に思える作品。(20代男性)

 

 

筒井康隆「お助け」

筒井康隆「お助け」がおすすめの理由

この作品で江戸川乱歩に見いだされてデビューしたそうです。限りなく時間を引きのばした世界に生きる男が、車に轢かれるというシチュエーションで「お助け」と叫ぶ、そのギラギラとした残酷さがすごいです。着想の勝利だと思います。(60代男性)

 

 

筒井康隆「くたばれPTA」

筒井康隆「くたばれPTA」がおすすめの理由

面白く読み応えありです。風刺的だなぁという雑然とした感想とともに、読み込ませる文章を書くなぁと感心した。昭和40年代に書かれているのに、現代を予言しているかのような、これからの未来が見えるような、ブラックな格好良さを感じました。(30代女性)

 

 

筒井康隆「モナドの領域」

筒井康隆「モナドの領域」がおすすめの理由

理神論的な神のイメージを、現実の日常世界に放り込んで、ものを喋らせてみたらどうなるか。そんな興味を書いた小説と言っても良い。つい、これが神の言葉か、と錯覚しそうになる程。その辺のフィクションの作り込み、見せ方が実に上手い。映像化は難しそうだ。(30代女性)

 

 

筒井康隆「わたしのグランパ」

筒井康隆「わたしのグランパ」がおすすめの理由

刑務所帰りのグランパが、街の人達から人気があるというのは小説だからです。グランマはまともな人で、グランパを避けています。少しパンチが少ない気もしますが、筒井氏の独特な世界観を楽しめます。孫娘とグランパの関係にホッとさせられます。昭和時代を生きた人にお勧めです。(30代女性)

 

 

筒井康隆「愛のひだりがわ」

筒井康隆「愛のひだりがわ」がおすすめの理由

小学6年生であるにもかかわらず、それまだ壮絶な人生を送ってたき主人公の月岡愛ちゃん。母が死に、愛犬のデンとともに父を探す旅に出ます。その途中で様々な人々や事件に出くわしていきます。荒廃した世の中で、たくましく生きる愛ちゃんの姿に心が打たれます。ジュブナイル作品ですが、大人にも読んでほしい作品です。(40代女性)

 

 

筒井康隆「蟹甲癬」

筒井康隆「蟹甲癬」がおすすめの理由

とにかく、気持ち悪いグロテスクな作品。読み終わると、まるでこの作品のように自分の口元がそうなったら、どうするか、ある意味悪夢をみてしまいそうな作品です。かなり初期作品ですが、やはりそのころから筒井康隆らしさ、節が見え隠れる良品。短編なので読みやすく、筒井康隆を知らない人にはおすすめです。忘れられない作品となるはずです。(40代女性)

 

 

筒井康隆「関節話法」

筒井康隆「関節話法」がおすすめの理由

「間接話法」ではなく「関節話法」です。関節をポキポキと鳴らせる男が、関節を鳴らすことで会話する星の住民との通訳をまかされる、というお話です。著者の言語についての鋭い感覚が生かされたコメディーです。初めて読んだときは、おなかをかかえて笑ってしまいました。「宇宙衛生博覧会」に収録されています。(60代男性)

 

 

筒井康隆「虚航船団」

筒井康隆「虚航船団」がおすすめの理由

宇宙を彷徨う文房具の乗った宇宙船、長旅に文房具たちは気が狂っている。そんな文房具たちが、イタチ文明の発達した惑星を侵略するという話。この本に限っては本の世界が頭の中に押しかけてくるようで、それがとても新鮮だった。(30代女性)

 

 

筒井康隆「虚人たち」

筒井康隆「虚人たち」がおすすめの理由

小説なんて虚像の世界だと、ガツンと頭を殴られるような文章。世界を自分の脳内に投影すると、なるで自分が魔法使いになって、星のついたステッキを振ってどんどん世界を操っている感覚になります。とても密度のある物語です。(30代女性)

 

 

筒井康隆「狂気の沙汰も金次第」

筒井康隆「狂気の沙汰も金次第」がおすすめの理由

夕刊フジに連載された随筆集です。イラストを山藤章二が担当しています。作家とイラストレーターの掛け合いがひとつの魅力になっています。たとえば筒井康隆が戦時中の疎開体験から「かぼちゃは見るのもいやだ」と語ると、そのときのイラストで、「みなさーん、筒井先生がかぼちゃが嫌いと言っているのは、まんじゅう怖いと同じですよー。本当はかぼちゃが大好きなんですよ」といった文とともに、かぼちゃの馬車に乗った筒井康隆の絵が描いてある、といった具合。愉快な本です。(60代男性)

 

 

筒井康隆「傾いた世界」

筒井康隆「傾いた世界」がおすすめの理由

自選ドタバタ傑作集『傾いた世界』をおすすめしたい。自選は伊達ではない。ご本人が自信を持って選び抜いたまさに傑作ぞろい。冒頭の「関節話法」はタイトルからして既に傑作の予感がした。そして中身も裏切っていない。これでもか、これでもかと読み手に畳み掛ける文章。面白い! そして「傾いた世界」は、中心人物の市長・米田共江を「糞江」と呼ぶ言葉遊びに始まり、ものすごいスピードでその傾いていく世界に取り込まれる。そしてこの本を読むきっかけとなった「毟りあい」。壮絶なブラックユーモア。こんなにも救いが無いのに笑ってしまう私は一体どういう人間なんだろう?と自問してしまう。この傑作集はすべて昭和の時代に書かれているようだ。これっぽっちも古さを感じさせず、むしろ今読んでもキレキレだ。(40代女性)

 

 

筒井康隆「欠陥大百科」

筒井康隆「欠陥大百科」がおすすめの理由

筒井には『乱調文学大辞典』という文学事典のパロディもありますが、百科辞典のパロディの本作の方がより面白いです。辞典のパロディはビアスの『悪魔の辞典』がありますが、同様のチャレンジをした作家は少なく、しかも筒井は成功しています。50音順の最後の項目は「ん」で、他の辞典を批判するふざけぶりは軽妙で、読んでのお楽しみです。(50代男性)

 

 

筒井康隆「最高級有機質肥料」

筒井康隆「最高級有機質肥料」がおすすめの理由

もし、出会った宇宙人の主食が「アレ」だったとしたら?悪夢のようなセンス・オブ・ワンダーを味わえる、いかにも初期筒井的なトンデモSF短編。ネタバレからのたたみかけはまさしく狂気の空間。トラウマ必須。ただし食事前・食事中、文章を脳内で詳細に映像化するタイプの方は読まないように。(40代女性)

 

 

筒井康隆「細菌人間 ジュブナイル傑作集」

筒井康隆「細菌人間 ジュブナイル傑作集」がおすすめの理由

ジュブナイルなので、少年少女が主人公。SF作品ですが難しすぎることは無く、少年少女の冒険譚が描かれるため、子ども主人公ものが好きだという方におススメです。表題作の「細菌人間」のよううに、普通ではない描写は秀逸、非現実が現実である不思議な感覚を味わえます。(30代女性)

 

 

筒井康隆「三丁目が戦争です」

筒井康隆「三丁目が戦争です」がおすすめの理由

子供のころ読んですごく印象的でした。大人になって読んでもすごく面白かったです。SF短編集だし、ものすごく筒井康隆さんらしい短編集です。子供のときだったら夢にうなされるくらい強烈です。実際夢にでてきました、はじめて読んだとき。すごいシュールな夢でした。おすすめの本です。(30代女性)

 

 

筒井康隆「残像に口紅を」

筒井康隆「残像に口紅を」がおすすめの理由

言葉が一つずつ喪失していく世界。音をひとつずつ消すという、極めて実験的な着想を持って実際の作品にまで仕上げた筒井康隆の才能には驚嘆させられるばかりです。言葉の豊富さや、表現の多様さにただただ感心させられました。(30代女性)

 

 

筒井康隆「死に方」

筒井康隆「死に方」がおすすめの理由

筒井氏お得意のグロテスクなお話ですが、最後にはなんとなく腑に落ちるお話です。理不尽な状況に立たされた人がどういう行動をとるか。現代の人間の小賢しさをあざ笑うかのようなストーリーに、怖いもの見たさの感覚で引き込まれます。職場にいきなり鬼が来るって…。(40代男性)

 

 

筒井康隆「世界はゴ冗談」

筒井康隆「世界はゴ冗談」がおすすめの理由

9編の短編集。ウクライナに昔行った記録のようなものが最後におまけでついていて、回想が情感豊かに語られる。批評に積極的に耳を傾け貪欲に新しいスタイルを試していく筒井康隆からまだまだ目が離さないと思わされる作品だった。(30代女性)

 

 

筒井康隆「聖痕」

筒井康隆「聖痕」がおすすめの理由

グルメ旅団が遠征グルメ旅行に行く話。まず和歌山は有田川ではじまり、新潟ではいごねり、のっぺ、おけさ柿などの名物がずらずらと出てきて、妙に心を揺さぶれました。センセーショナルな出だしで、旅情もあり、読み応えがありました。(30代女性)

 

 

筒井康隆「創作の極意と掟」

筒井康隆「創作の極意と掟」がおすすめの理由

この作品を読むと、筒井さんが読書家で勉強家かがわかる。そして心から小説を愛し、作者として時には読者として作品への遊び心や技法をふんだんに散りばめ、実験と試行錯誤を繰り返す様が伺える。小説作品で見せる彼とはまた違う一面が見られる著書。(30代女性)

 

 

筒井康隆「俗物図鑑」

筒井康隆「俗物図鑑」がおすすめの理由

さまざまな評論家が登場し、奇抜な論義を繰り広げる所がオモシロイです。例えば「痰壺評論家」なる気持ち悪い評論家が登場し、他人が吐き捨てた「痰」について滔々と語ります。挙句には「評論家評論家」が登場し、評論家を評論し始めます。SFのS、すなわちScienceは社会科学も含むと言う筒井の立場が見事に結実しています。(50代男性)

 

 

筒井康隆「短編小説講義」

筒井康隆「短編小説講義」がおすすめの理由

筒井さんが短編小説をどう読んでいるのか、欧米の文豪や作家の短編をとりあげて分析、解説している。筋を追うだけの読み方では足りないことは分かっていても、じゃあどう読むのかが分かっていなかった自分にとっては勉強になる本でした。(30代女性)

 

 

筒井康隆「懲戒の部屋」

筒井康隆「懲戒の部屋」がおすすめの理由

不条理なシチュエーションで主人公がどんどん追い詰められていく表題作や、思わず顔をしかめてしまうグロテスクな話など、背筋に寒気が走る作品を集めた短編集。こういった話が好きな人にはたまらない極上のホラー作品ばかりです。(30代女性)

 

 

筒井康隆「朝のガスパール」

筒井康隆「朝のガスパール」がおすすめの理由

朝のガスパールは朝日新聞に連載していた小説で、読者やパソコン通信での意見を作品に反映させるという挑戦的な小説です。5つの世界が複雑に絡み合うメタフィクションで、読むと心地よい混乱が訪れるという稀有な体験ができます。特異のスラップスティックな展開なので笑えるところも好きです。(30代男性)

 

 

筒井康隆「白き異邦人」

筒井康隆「白き異邦人」がおすすめの理由

非常にリリカルで、切なくなる短編小説です。地球人の男が、ある星で女性と暮らしています。しかし、地球に帰りたくてしようのない彼はロケットを盗もうとしてつかまります。貴重な地球人の生き残りということで、死刑にはなりませんでしたが、彼は記憶を消されてしまいます。彼は帰巣本能のまま、さまようようになります。やがて、彼と女性との間に生まれた娘と出会いますが、ふたりともそれとはわかりませんでした。筒井康隆というとすさまじい笑いであるとか、風刺であるとか、なにかと鋭い面ばかりが受けているようですが、初期のころはこんな美しい物語も書いていたのです。(60代男性)

 

 

筒井康隆「富豪刑事」

筒井康隆「富豪刑事」がおすすめの理由

ドラマとはまた一味違う、金持ちで刑事の主人公がとにかく金を使ってごり押しで事件を解決するところが面白い。また登場人物に嫌なキャラが出てこない点も好印象。こんなの有り得ない!とツッコミを入れながら読むのが楽しかったため。コメディ好きな人にお勧めしたい。(20代女性)

 

 

筒井康隆「薬菜飯店」

筒井康隆「薬菜飯店」がおすすめの理由

筒井康孝独特の摩訶不思議な小説の雰囲気が冒頭から醸し出されていて、知らぬ間に小説の世界に引き込まれてしまいます。いわゆる食べ物小説なのですが、本当にこんな店あったら絶対流行ること請け合いです。小説の終わりにはみなさんスッキリ爽快になっていること間違いなしです。(20代女性)

 

 

筒井康隆「乱調文学大辞典」

筒井康隆「乱調文学大辞典」がおすすめの理由

とにかく読んで楽しいです。笑えます。「新村出は広辞苑の編集で勲章をもらった。ぼくもこの辞典でもらえるはずである」といったように、ジョークのうまい人が、まじめくさったジョークで人を笑わせるように、文章で笑わせてくれるのです。付録的に「あなたも流行作家になれる」もついています。(60代男性)

 

 

筒井康隆「佇むひと―リリカル短篇集」

筒井康隆「佇むひと―リリカル短篇集」がおすすめの理由

この本はたくさんの短編集が盛り込まれています。筒井康隆の本で初めて読んだ本がこの本でした。20もの短編集が盛り込まれている小説はあまり多くないと思います。多くの短い小説を読むことで、筒井康隆の本の世界に入りやすく、親しみやすいと思うので、私はこの本をオススメします。(10代女性)

 

 

筒井康隆「駝鳥」

筒井康隆「駝鳥」がおすすめの理由

短いお話だが妙に心に引っかかる小説。読んだのはかなり以前のことだが、何かの折に思い出し読み返したくなる話です。氏お得意のエログロナンセンスをサラッと読ませる乾いた感じが印象的です。砂漠を旅する主人公と駱駝。次第に変わりゆく駱駝の姿が、小説なのに強烈にイメージできてしまうのは、やはり氏の巧さなのでしょう。(40代男性)

 

全部読みたい!司馬遼太郎おすすめ作品ランキング

司馬遼太郎おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に司馬遼太郎さんの作品でおすすめをお聞きしランキング形式でまとめました。全て読みたい作品です。ぜひ読書の参考にしてください。

 

13位タイ.司馬遼太郎「新史太閤記」(2票)

司馬遼太郎「新史太閤記」がおすすめの理由

読みやすく、すいすい読めます。その理由は解説にも書いてあるように、日本の歴史を知らない外国人でも楽しめることを意識して書いているとのこと。どうりで注釈なく読める。内容としては、秀吉の不遇の時代から全盛期で読み応え充分です。(30代女性)

日本人なら誰でも知っている程の有名人・豊臣秀吉について書かれているのですが、その幼少期は薄暗く、容姿が悪いのも併せてとても過酷なものになっています。そんな中で開花した才能、人物を観察する能力、思っている事がなんであっても自分の顔を仮面のように笑顔に保ったり、そんなに怒っていなくても怒り心頭のように振る舞ったり、戦争も直接的な殺し合いよりも事前の準備や情報工作、経済的に相手を封鎖して降参させる、無駄に殺生を行わない。降伏してきた相手はその時から公平に味方として扱うなど、人心掌握術に長け、闘争よりも和解によって最後には天下統一にまで至ります。その人生そのものが演技みたいな物ではないかという独特の考え方が辞世の句にもよく表れていて、ある意味で信長の舞った敦盛とそっくりだったりしていてとても面白いです。現代を生きる私達にもたくさんのヒントを与えてくれます。(30代男性)

 

 

13位タイ.司馬遼太郎「夏草の賦」(2票)

司馬遼太郎「夏草の賦」がおすすめの理由

戦国時代に現在の高知県である土佐で名を馳せた長曾我部元親の生涯が描かれています。海と四国山脈に囲まれた地で、交通の弁の良い他国との差を感じながらも懸命に領土拡大を図る長曾我部元親の姿に勇気をもらえる作品です。(30代女性)

かつて四国を統一したことでも有名な長曾我部元親のことを主人公にした大河小説です。高知と言えば坂本龍馬が1番人気ですが、長曾我部元親もかなりの人気を誇っているのです。兄貴肌で家臣にも親しまれていた人柄だったこともあり、近年特に女性からの支持も高まっている戦国武将ですが、司馬遼太郎は彼のかっこいい生きざまをその天才的な文章で描いていると思います。今まで高知の有名人は坂本龍馬くらいしか知らないな~という方にもぜひ読んでみてほしい作品です。(30代女性)

 

 

13位タイ.司馬遼太郎「世に棲む日日」(2票)

司馬遼太郎「世に棲む日日」がおすすめの理由

この本を読むまで、吉田松陰については名前を知っているくらいでした。しかしこの本を読んで、彼の純粋でひたむきな生き方に深く興味を持ちました。私は過ぎたことを悔やんで悩むことが多いのですが、人生のどんな局面においても明るく生きる吉田松陰の生き方に感動しました。特に、獄中にあっても学ぶことをやめず、一緒に獄中にある者たちに色々なことを教える…というエピソードには心を打たれました。全4巻ですが、時々読み返したくなる作品です。(20代女性)

吉田松陰が好きなのだが、これを読むとより心情や背景を掴みやすく、心に残りました。なんと真っ直ぐな生き方なのだろう。あれほどの人は他にいないのだろう。だから現在まで語り継がれ、歴史に名を残しているんだろうなと思いました。(30代女性)

 

 

10位タイ.司馬遼太郎「菜の花の沖」(3票)

司馬遼太郎「菜の花の沖」がおすすめの理由

長編物語の前半は彼の生い立ちから商売を成功させるまでの物語ですが、主人公が晩年に、ロシアの捕虜となり、その時から日本とロシアとの付き合い方と日本人とロシア人の考え方などについて主人公をとおして、書いてあります。今のロシアの外交問題の処理の仕方が見えてくる。そんな本です。(60代男性)

淡路島の貧しい漁村で産まれた少年が成長して回船問屋になって成功し、蝦夷開拓に力を入れている最中にロシアに拿捕されてしまうけど数年後に日本に戻って来る物語が壮大で、読んでいると主人公が見た景色が頭の中に浮かんできて自分が体験しているような気分になれるからです。(40代女性)

司馬遼太郎先生は、どうしてこうも苦労人の話をイキイキと書けるのだろうと感じさせられた本です。苦労して立身していく過程が美談として描かれるのではなく、一人の人間が苦労していく様は決してきれいごとでは済まないけれども、それが人生なのだと実感しつつ読了しました。(40代女性)

 

 

10位タイ.司馬遼太郎「尻啖え孫市」(3票)

司馬遼太郎「尻啖え孫市」がおすすめの理由

戦国時代活躍した根来衆たちの熱い生き様を生き生きと書いています。司馬遼太郎のなかでも実に人間を躍動感あふれる描写で書かれており、一言で言えば、痛快、です。鉄砲伝来とその普及に努めた根来衆の命運。信長との密接な関係。また根来忍者としての活躍。これらが本当にわくわくするタッチで描かれてます。(50代男性)

鉄砲の達人である雑賀集のリーダー雑賀孫一の物語。一風変わった男であり、周囲から好かれる男であった孫一が織田信長と浄土真宗本願寺派との戦争に参加する中で友人関係など様々な葛藤を抱えながら戦い抜く物語になっています。特別宗教臭さはありませんし、オリジナルの登場人物などもいて読みやすい作品になっていると思います。(30代男性)

雑賀孫市と聞いて、ぴんとくる方はそうそういないと思います。資料が圧倒的に少ないが故に知名度の低いこの人物を、映像化するまでに押し上げた名作です。天下の信長すら恐れた雑賀のかっこよさ、戦国の醍醐味である義理人情がぎゅっと詰め込まれていて、何もかもが新鮮に感じられる一作です。(20代女性)

 

 

10位タイ.司馬遼太郎「梟の城」(3票)

司馬遼太郎「梟の城」がおすすめの理由

タイトルからすると、どこかの城を梟の城と呼び、その城主の生きざまを描いた小説かと思いました。しかしこれは、忍者の生きざまの小説です。闇の中を生きることから梟に例え、また忍者は忍者の城、それは建築物ではない城があるのです。幼い頃から忍者として育てられ、その村から出ることは裏切りでもあるように、生きる考え方が独特な組織であります。信長暗殺を生きる道であったながら、信長は明智により暗殺され、行き場を失くす主人公は、秀吉暗殺の誘いを受けます。その使命の中で女と出逢いますが、それは送り込まれたくノ一でありながら共に好き合い、また村を裏切ったかつての仲間とも出会います。情を持ってはいけない忍者の常ながは、心揺れ動き、揺れ動きながら自分の役目をまっとうしようという強さなどの描写が、司馬さんらしい極め細かな表現で描かれています。武将とは違う、忍者の戦国時代の生きざまを知れる貴重な一冊です。(40代女性)

戦国時代の忍者を主人公にした長編なのですが忍者の描写が非常に緻密でとてもリアルなのが魅力的です。豊臣秀吉の暗殺を狙う伊賀の忍者が同じく伊賀で忍者を辞め、武士の身になった元同僚と対決するというストーリーなのですが、クライマックスの主人公と秀吉との対峙のシーンからのエンディングは本当に感動すると思います。(30代男性)

忍者に焦点を当てたおそらく最初の小説じゃないでしょうか。変幻自在であるのに、荒唐無稽でなく読めるのは作家の筆致が確かなのだろうなと思った。読了後、清々しい気持ちになります。色褪せない作品で、手元に置いておきたい一冊。(30代女性)

 

 

5位タイ.司馬遼太郎「関ヶ原」(4票)

司馬遼太郎「関ヶ原」がおすすめの理由

司馬遼太郎といえば「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」などをまっさきに思い浮かべますが、この「関が原」も読み応えがあります。特定の主人公を設定しないので、登場人物に感情移入はしにくいのですが、それだけに戦国最大の合戦「関ヶ原」を俯瞰的に眺めることができ、その全体像を捉えるのにうってつけ。豊臣秀吉亡き後、覇権を争って戦国武将たちが勢ぞろいするところも、歴史好きにはたまりません。丹念に史実を追い、広く資料にあたっているため、戦国時期のさまざまな知識が得られるのもありがたいところです。文庫本で三冊ですが、ひきこまれてその分量を忘れるほどです。(50代男性)

石田三成の不器用でまっすぐな性格が司馬遼太郎ならではの目線で描かれているところが良いです。三成が心を開く数少ない存在である初芽とのやりとりの他、直江兼続・大谷吉継との友情は何度読み返しても心打たれます。(20代女性)

何故石田三成と徳川家康が対立し関ヶ原の戦いに至ったのかを丁寧かつ詳細に描いている作品です。今作以外にも関ヶ原を舞台にした歴史小説を読みましたが、やはり司馬遼太郎のが一番面白いと感じます。幾度か徳川家康を倒せる好機があるのにそれをことごとく逸していく三成、着実に豊臣家打倒の謀略を進める家康、両サイドから描かれているので理解もしやすいかと。(30代男性)

天下分け目と言われた関ケ原の戦いを、細かな史実を織り交ぜながらも壮大な歴史ドラマとして分かりやすく描かれている所が素晴らしいです。徳川家康や石田三成など中心人物をはじめ、大きな戦いを前にしたリアルな人間模様が浮き彫りにされている点も面白く、単なる戦記小説にはない鋭い臨場感が溢れていますので、是非お薦めします。(60代男性)

 

 

5位タイ.司馬遼太郎「功名が辻」(4票)