- 近藤史恵おすすめ作品ランキング
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近藤史恵おすすめ作品ランキング
6位タイ.近藤史恵「インフルエンス」(2票)
近藤史恵「インフルエンス」がおすすめの理由
衝動買いで一気読みしてしまいました。文章が読みやすかったです。デジャブする中高時代の危うい友達関係。誰もが体験したことありそうで情景が簡単に浮かぶと思います。犯人がわかった上で話が進むノンフィクションのようなサスペンス小説です。(30代女性)
ある作家に友人二人とのことを書いて欲しいと女が現れます。少女三人の知られてはいけない物語。団地の世界、自分とは関係ないものに目をそらすこと、友情、表紙の写真のように不穏な感じで描かれていて、読みやすく一気に読んでしまいました。(30代女性)
6位タイ.近藤史恵「エデン」(2票)
近藤史恵「エデン」がおすすめの理由
前作「サクリファイス」の続編である今作は舞台を日本からロードレースの本場ヨーロッパへと移す。主人公は日本人選手として世界最高のロードレースの舞台であるツール・ド・フランスに望む。チームとの契約、日本人であるがゆえに起きてしまう問題など日本とはまた違った苦悩が主人公を襲うことになる。(20代男性)
自転車レースの選手としてヨーロッパに進出した主人公を軸に話が進みます。ツールドフランスの魅力が満載でした。過酷なレースの中でのチームの策略、駆け引き、人間模様、薬物疑惑、が描かれています。緊迫したレースの様子が伝わりました。(40代女性)
6位タイ.近藤史恵「キアズマ」(2票)
近藤史恵「キアズマ」がおすすめの理由
大学の自転車部の話です。エースと自分を犠牲にするアシストがいるという特殊なスポーツであるロードレースの魅力がよくわかりました。個性豊かな登場人物たちがエネルギーにあふれていて、のめり込んで読んでしまいました。(40代女性)
大人気のロードレースシリーズ。相変わらず引力のあり、スピード感ありで、どんどん引き込まれてしまいます。未知の世界にハマっていく高まる熱と、トラウマに引きずられて冷めていく熱が対照的で、でも人間的に魅力的でした。(30代女性)
6位タイ.近藤史恵「ときどき旅に出るカフェ」(2票)
近藤史恵「ときどき旅に出るカフェ」がおすすめの理由
都心で一人暮らしをしている女性に読んで欲しい本です。仕事や恋愛で疲れた時に旅に出たいと思った事はありませんか?癒されたいと思っている方は是非ページをめくってください。カフェメニューを通して世界を旅行しているような素敵な気分を味わえます。(40代女性)
日本に馴染みのない外国の料理や飲み物を提供してくれるカフェ。新メニュー、日常の謎解き、ライバル店やオーナーの過去など、面白さがぎゅっと詰まっていました。近藤さんらしく、働く女性のうまく捉えて爽快なものに仕上がっています。(30代女性)
5位.近藤史恵「サヴァイヴ」(3票)
近藤史恵「サヴァイヴ」がおすすめの理由
短編集ですが、それぞれ読み応えがあって面白いです。プロの自転車レースのお話ですが、レースの駆け引きや選手の人生観などとても興味深く読めます。このジャンルはなかなかないので、作者には今後も書いて欲しいなぁと思います。(30代女性)
今作はサクリファイスシリーズの集大成となり、全六編から構成されている。前作を読んでいなくても十分に楽しめるが、さらに楽しみたい方にはサクリファイスシリーズをすべて読んでから読むことをオススメする。様々な人間のロードバイクをいう競技に対する苦悩が描かれている。(10代男性)
「サクリファイス」「エデン」に続く3作目で、自転車レースの短編集です。これまでの登場人物について、それぞれの性格や葛藤する心理や欲望が、自転車レースの中でのエースかアシストかという役割にも絡んできて、おもしろかったです。(40代女性)
4位.近藤史恵「マカロンはマカロン」(4票)
近藤史恵「マカロンはマカロン」がおすすめの理由
ビストロ・パ・マルシリーズ3作目。お料理の描写が美味しそうでフレンチを食べたくなります。謎解きミステリーですが、優しいお話に心が温まりました。素敵な謎、哀しい謎とフレンチ料理の組み合わせ、大人のミステリーです。(40代女性)
インスタグラムでフォローしている人が、アップしていたので、図書館で予約してやっと手にした本。 ビストロ・パ・マルの名探偵三舟シェフが、お客様がもちこむ悩み、問題を解決していく作品。 ギャルソン高築くんの目線で語られ、三舟料理長、志村シェフ、金子ソムリエ 4人のスタッフのバランスも個性も良いし、心地よく気取らないこのお店に行ってみたくなる。 フランス料理に詳しくないが、読みながら料理を想像し、あとで、フランス料理本や写真集で、チェックするのも楽しみ。 このシリーズにはまっています。(30代女性)
人が死なないミステリーです。淡々と進んでいくように見えて、温かいものから暗いものまで余韻の残るお話ばかりでした。そして…相変わらず三舟シェフの作る料理が美味しそう!!家庭では決して作れないので、食べたいなぁいいなぁと思いながら読んでしまいます。特に私の大好きなチョコレートスフレにやられました。読んでいてお腹が空きます。いつかビストロで食事してみたいなと思える一冊です。(20代女性)
登場する料理の数々がどうしようもなく美味しそうで困ってしまいます笑。ミステリーとしても、ささやかな謎であってもその謎解きが非常に綺麗で楽しめました。ほんの少し悪意のあるものもあるけれど、全体的に読了感は良いです。(30代女性)
3位.近藤史恵「ヴァン・ショーをあなたに」(5票)
近藤史恵「ヴァン・ショーをあなたに」がおすすめの理由
ビストロ・パ・マルシリーズ2作目です。三船シェフのフランス修行時代のエピソードがあったり、可愛い一面にもふれられていて、とても魅力的な三船シェフのことが好きになりました。今回もシェフの鋭い謎解きを楽しめました。(40代女性)
小さい謎解きが詰まった短編集。 一応ミステリーですが、毎回おしゃれで美味しそうなフランス料理が出てくるので、読んでいてとても楽しめます。 一話一話がさらっと読めるので、通勤通学の合間に読むのにおすすめです。(30代女性)
小さなフレンチ・レストランが舞台のシリーズ2作目です。1作目の「タルト・タタンの夢」が良かったので、もっと読みたいと思っていたらいつの間にかシリーズ化していました。レストランのシェフは少し風変わりな人ですが、ここぞというときはびしっと信念を貫くところが素敵です。他のレストランのスタッフ達もそれぞれ個性豊かで魅力的なので、するすると読めます。しかも謎解き要素が毎回入っているので、軽いミステリとしても楽しめますし、何より美味しそうな料理の数々が出てくるので、食べ物小説好きの方(私はこちらです)にもおすすめです。(30代女性)
日常のミステリを謎解く短編集で、フレンチのビストロが舞台の物語です。食べ物にまつわる謎を解いていくスタイルになっていて、この料理は美味しそうだな〜食べてみたいな〜という食欲と、どんな展開が待っているのだろうという謎解き部分が楽しめるお話です。こんなお店に常連になってみたいという羨望もありますが、読み終わるとほっとした温かい気持ちになれる本です。このビストロ舞台の本は3作品あったかと思います。読後にほっこりしたい時にオススメです。(40代女性)
フレンチビストロパ・マルのお話。前作同様、お店やお客さんに起こる小さな事件をシェフが解いて行くミステリー仕立ての短編集です。これまではギャルソンの高築が語り手だったけど、今作はシェフの若い頃、フランス修行時代に出会った謎を解く形になっていて面白い。(30代女性)
2位.近藤史恵「タルト・タタンの夢」(10票)
近藤史恵「タルト・タタンの夢」がおすすめの理由
まずタイトルからして食いしん坊にはたまりません。「タルトタタン」という可憐な響きにつられて手に取った本でしたが、内容は小さなフランス料理店を舞台にしたミステリーです。ミステリーと言っても大事件が起こるわけではなく、お客さんが漏らしたちょっとした一言からするりと悩みを解決に導いたり、おいしい料理で体も心も温めてあげたり。主役はちょっと風変わりなシェフとなんと言ってもおいしそうな料理。その料理の描写のうまいことと言ったら…。夜中に読むには注意が必要です。お腹が空いてたまらなくなります。(30代女性)
商店街の中にあるフランス料理店「ビストロ・パ・マル」を舞台としたミステリー短編集のシリーズ1作目です。お店にやってくるお客がもたらす謎をシェフが解き明かすという、いわゆる「人の死なない日常の謎」系のミステリーで、気負うことなくさらっと読めます。レストランが舞台なので数々の料理が登場しますが、フランスの家庭料理を出すお店ということであまり馴染みはないものの素朴な感じのする料理がとても美味しそうで、秋の夜長に読むととても面白いと思います。作中、探偵役のシェフがここぞというときに振る舞うヴァン・ショーというホットワインがこれまたとても魅力的で、読後はお酒が欲しくなるかもしれません。(30代女性)
フレンチレストラン、ビストロ・パ・マルでのシェフの謎解きミステリー。少し謎めいた個性的なシェフが、お客さんが持ち込む日常の小さなミステリーをフランス料理に絡めて解いていきます。ミステリーもおもしろいけれど、フレンチの世界も興味深くおもしろいです。(40代女性)
私は普段ミステリー小説は読まないのですが、可愛らしいタイトルに惹かれて購入しました。 読み進めていくと、数々のおいしそうな料理の描写に思わず「自分は今料理小説を読んでいる」という錯覚に陥ってしまいます。 料理描写だけでなく、登場人物たちの感情の描写も丁寧なので、ミステリーに不慣れな読者でも違和感なく非常に楽しく読めるという点でおすすめできる一冊です。(30代女性)
風変わりなフランス料理店を舞台にしたミステリー。 フランス料理にまつわる、ちょっとした事件がテーマの連作短編小説。 店の従業員とそこに訪れるお客を中心に話が進みます。 ミステリー初心者でも読みやすい軽いタッチ。 おしゃれな料理にまつわる謎とき。 どちらかというと女性好みの作品かもしれません。 個性的な従業員のキャラクター造詣も巧み。 読後はとてもよいです。ごちそうさまでした。(40代女性)
小さなフレンチレストランを舞台にした短編集です。そこで起こるちょっとした出来事の謎解きがメインなのですが、舞台がレストランなだけあって、どの話にも素敵なお料理が出てきますし、謎もごく軽く肩ひじはらずに読めるようなものばかり。読み終えた後にスッキリして気持ちが暖かくなるような本です。この本で初めて知ったお料理もいろいろあり、自分の知識が広がったような気になれます。どなたにも読みやすい本だと思います。(40代女性)
なんともおいしそうな題名ですが、中身はちゃんとしたミステリー。下町のフレンチレストランで起こる日常の謎にシェフが挑みます。章ごとに謎が出てくるのでサクサクと読み進められます。いろいろな料理が出てくるのでフレンチの知識が身につくのも魅力。(20代女性)
日常の謎系推理小説ですが、まず、キャラクターがいいです。無口で無骨な印象の探偵役のシェフ三船さんをはじめみんないい味だしてます。 そして、出てくるフランス料理がとってもおいしそうなんです。 コースなどではなくフランス家庭料理なんですが、すごくワインが飲みたくなります。(40代男性)
物語の舞台は下町にある小さなフレンチレストラン。美味しいフランス料理を作ってくれる三船シェフと志村さん。美味しいワインを勧めてくれるソムリエの金子さん。お客様を優しい眼差しで見守ってくれるギャルソンの高築さん。四人の人柄が良くて、読んでいて肩の力が抜けてきます。(30代女性)
料理から推察するシェフの洞察力が面白いです。 料理をする人にしか、できない推理を楽しめます。 テーマもドロドロとしたものではなく、軽いミステリーといった感じです。 料理の描写も素敵で、読了後は、ほっこりとした気持ちになり小腹が空きます。(30代女性)
1位.近藤史恵「サクリファイス」(12票)
近藤史恵「サクリファイス」がおすすめの理由
サクリファイス=犠牲。自転車のロードバイクは数人でチームを組んでトップを目指す。ただし、トップになれるのはチームの中のエースただ1人。他のチームの人間はエースを勝たせるための尊いサクリファイス。はじめはそう思って読んでいたのに。最後の尊いサクリファイスに驚愕しました。ロードバイクの面白さにミステリーのドキドキを加えた疾走感がたまりません。面白いです!(30代男性)
サクリファイスはロードバイクの小説である。我々にはあまり馴染みのない競技ではあるが、全くロードレースを知らない人間でも十分に楽しめる小説である。ロードバイクではたった一人のエースを勝たせるための選手をアシストと呼ぶ、主人公はアシストである。決して表彰台に上がることのない彼のアシストとしての苦悩や覚悟を垣間見ることができる。(20代男性)
自転車競技をテーマとした小説ですが、自転車レースのことを何も知らなくてもストーリーにひきこまれる魅力に満ちた作品です。それどころか、この小説を読んだら今まで興味がなかった自転車競技のことを知りたくなってしまいます。あまり知られていない自転車競技の面白さを知ることができます。(30代女性)
自転車レースについての知識はなにもなかったのですが、自然に読み進められました。レースの駆け引きの面白さなどに引き込まれて、実際の自転車レースを見てみたくなりました。最後にサクリファイスの意味を知ったときに鳥肌がたちました。(40代女性)
日本ではあまり馴染みのないサイクルスポーツ、自転車ロードレースを舞台にした物語です。作者の近藤史恵さんは、情景を伝える描写がたくみで、馴染みがないスポーツなのに、いつの間にか引き込まれていきます。すごいスピードで走る自転車で風を切る爽快感や、山登りヒルクライムでの重圧感が読んでいて伝わってくるのです。また、この物語ではある事件がおこるのですが、その謎解きもまた意外性があり最後に驚かされました。(40代女性)
スポーツ小説ではなく推理小説なのですが、自転車ロードレースのことなど全く知らなかったのに、読み終えたあとは一度観戦したいと思わせます。謎も素晴らしい上に、競技も魅力的に描かれている、素晴らしい筆力。もちろん、人間ドラマもしっかり描かれています。自転車に興味のない人でもぐいぐい引き込まれていく、そんなところがおすすめです。(40代女性)
自転車ロードレースをテーマにしたミステリ小説だが、ロードレースに詳しくなくても楽しめる。 むしろ詳しくない人の方が色んなことを知れて面白いかもしれない。 チームのエースを勝たせるために犠牲(サクリファイス)になることへの覚悟や葛藤を知れる。(20代女性)
ツール・ド・フランスを知らなくても、自転車競技に興味がなかったとしても、その疾走感あふれる描写に読んでいるうちに引き込まれてしまいます。チームスポーツの醍醐味をこの小説では感じることができるので、おすすめです。(20代女性)
自転車競技のロードレースをモチーフにしたミステリー。ロードレースを知らなくてもレースの臨場感や舞台裏にある厳しい選手生活の緊迫感を味わえる。そこに事故死した選手の死の謎というミステリー要素が絡み、読み応えがある作品。(40代女性)
一言でいうと、自転車レースのお話。自転車と言っても本格的なロードレースの話ですが、ロードレースのことをまったく知らなくてもすんなり入り込めます。登場人物も何人も出てきますが、個々の特徴もとてもわかりやすく、物語にグイグイ引き込まれます。最後まで読んだときにタイトルの意味が理解できるのですが、とても衝撃的な結末でした。是非たくさんの人にこの衝撃を味わってほしいです。(40代女性)
ロードレースとサスペンスを融合した小説。こういった小説はついついレースバトルそのものに焦点をあてられますが、この本はそれだけではないです。一体だれが大事故をおこしたのか?それを読み解く楽しみと人間模様、様々なものが融合して完成度をあげている良作だと思います。(40代男性)
大雑把に言えば、自転車ロードレースのプロがレースに挑むお話。淡々とレースシーンが続くが、決して緩くなく、臨場感があり、レースを体感しているような興奮に包まれます。また、それだけでなく、この話の中で真のロードレーサーに出会えた気がして感動しました。(30代女性)
1票入った近藤史恵おすすめ作品も紹介
近藤史恵「この島でいちばん高いところ」
近藤史恵「この島でいちばん高いところ」がおすすめの理由
近藤史恵さんの初期の作品であり、「孤島もの」と呼べる舞台設定。 5人の少女が無人島に遊びに行って…というところから始まるミステリ。 事件に巻き込まれる中で、謎解きの要素に加え「少女」という存在を浮き彫りにしている。 短い作品ではあるが、鮮烈な印象と深い読後感を残す。 作者が書き続けているテーマが原石として見られるような作品。(30代男性)
近藤史恵「シャルロットの憂鬱」
近藤史恵「シャルロットの憂鬱」がおすすめの理由
犬好きにはたまらないお話だと思います。ジャーマンシェパードとか、なかなかみかけることもないですが、賢いなぁシャルロット。訓練の賜物な部分もあるけど関心してしまいました。本の中のわんこだけど、とても愛着湧く可愛い子です。(30代女性)
近藤史恵「スーツケースの半分は」
近藤史恵「スーツケースの半分は」がおすすめの理由
短編で読みやすいです。ひょんなことから手に入れた青いスーツケース。そのスーツケースを持って旅にでると素敵な出会いが。その幸運の青いスーツケースを巡って物語が展開します。読み終えると心が温かくなり「旅にでたいなぁ」と思いました。(40代女性)
近藤史恵「スティグマータ」
近藤史恵「スティグマータ」がおすすめの理由
サクリファイスシリーズ4作目。自転車レースの描写があざやかで引き込まれます。スター選手だけではなく、自分の成功よりもチームの勝利を目指すアシスト選手たちの心の動きが興味深いです。スピード感がある展開で一気読みでした。(40代女性)
近藤史恵「はぶらし」
近藤史恵「はぶらし」がおすすめの理由
脚本家をしている主人公(女性)のところへ、10年も会わなかった友人(女性)が子連れで転がり込んできます。主人公は同情心からふたりを泊めたのですが、ふたりはいけずうずうしく彼女の生活を侵食していきます。 もし現実にこんなことが起こったら、きっとこの小説のような摩擦が生じるであろう、ということを作者はきめこまかに描いていて、恐怖感を盛り上げてくれます。 スリラー小説の好きな人におすすめです。(60代男性)
近藤史恵「モップの精と二匹のアルマジロ」
近藤史恵「モップの精と二匹のアルマジロ」がおすすめの理由
オフィスビルで清掃の仕事をしている主人公キリコが、人の中にもある闇や悩み、問題をも解決していきます。テーマとなっているのはかなりハードで難しい問題でもあり、ストーリーは重く辛いものとなっていますが、キリコの芯の通った人間性に救われ後味良く読むことができます。(30代女性)
近藤史恵「モップの精は旅に出る」
近藤史恵「モップの精は旅に出る」がおすすめの理由
一気に読んでしまうほど面白い一冊です。 当たり前なのですが色んな人がいるなぁと改めて感じました。世の中には信じられないような、他者から見たら小さくてくだらないと思えることを必死に考える人もいるんだなと思いました。 そんな人たちに、不器用ながらも正面から向き合うキリコは魅力的な人だなと思いました。(20代女性)
近藤史恵「胡蝶殺し」
近藤史恵「胡蝶殺し」がおすすめの理由
普段生活している上で交わることのない『歌舞伎』の世界。心が温かくなる優しい作品でした。親を守りたい、という子供の思い。子を持つ母親として胸が切なくなりました。終盤にはタイトルの意味が分かります。後味の良い作品です。(30代女性)
近藤史恵「砂漠の悪魔」
近藤史恵「砂漠の悪魔」がおすすめの理由
大学生の広太は悪意から親友を自殺に追い込んでしまう。ひょんなことから中国に行くことになった広太、中国横断記のようなロードノベル。展開もラストも驚きの連続でした。近藤史恵のイメージからは離れますが、読みやすさは変わりません。(30代女性)
近藤史恵「天使はモップを持って」
近藤史恵「天使はモップを持って」がおすすめの理由
清掃作業員であるキリコがあっと驚くような鮮やかな推理力で、様々な事件を解決する爽快なストーリーです。事件といっても大きなものではなく、忙しい日々の中では見逃されがちな謎といったものをキリコがすくいあげてくれます。謎の裏にある人間が持つささやかな毒みたいのが読後に妙な後味を残します。(30代女性)
近藤史恵「凍える島」
近藤史恵「凍える島」がおすすめの理由
デビュー作になるミステリー小説です。この作品で第4回鮎川哲也賞も受賞されました。男女8人がバカンスのために訪れた孤島で謎めいた連続殺人が起こります。一体誰が犯人なのか?何が目的で殺人を犯すのか?ラストに待っている答えに辿り着くまで手に汗握ります。(30代女性)
近藤史恵「巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳」
近藤史恵「巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳」がおすすめの理由
シリーズ作品となる猿若町捕物帳の第一弾です。登場人物のキャラが生き生きしていてすごく素敵です。時代小説は難しいものも多いですが、この作品はとても読みやすく、最後まで内容をしっかり理解しながら楽しく読めます。(30代女性)
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