スティーヴン・スピルバーグ監督おすすめ映画ランキング
様々なジャンルの映画を撮っていて面白い作品がたくさんあるのですが、その中でもSFがとても長けていてSF好きはハマる作品が多いからです。物語が面白いのはもちろん、演技力のある俳優や女優などを起用していて、撮影のアングルなどもスリルがある撮り方なのでとても好きな監督です。
第5位.スティーヴン・スピルバーグ「マイノリティ・リポート」
スティーヴン・スピルバーグ「マイノリティ・リポート」がおすすめの理由
予知能力者の力で犯罪の数が減っていくという物語。主人公の息子が誘拐されて何年か経ってから真相が出てきてその犯人を殺そうとするのですが、子供を持つ親ならば殺人や暴力などの行為がいけないことだと解っていても、やはり感情的になってしまい我を見失ってしまうことに対して気持ちは理解できると感じました。子供を誘拐された時に主人公が目を離してしまって消えてしまったのですが、やはりそういった後悔は何年経っても消えずに心が滅入っている様子を見たら、どんなことでも後悔するという感情が生まれる場面をできる限り作らないようにしていきたいと思わせてくれました。そして、予知能力は絶対当たるとされていましたが、主人公はその予知能力に逆らい初めて予知を外させたのですが、他人の意見などもありましたが未来を変えるのは他の誰でもない自分なのだということが伝わり、自分の今がどんな現実であっても未来のことは自分でしか切り開けないので、きちんと考えて行動することの大事さを再度確認することができました。
第4位.スティーヴン・スピルバーグ「ターミナル」
スティーヴン・スピルバーグ「ターミナル」がおすすめの理由
主人公の住んでいる国が政府がなくなったため消滅し、パスポートがなくなったので空港から出れずそのままその場に留まらなければならないという設定の話。まだ戦争を行っている国があるので、こういうことがなりうるかもしれないという現実を帯びた話だと思います。日本はこういったことが私が生まれてからはなかったので、こういう可能性があると想像もしていませんでしたがこの作品を見ると自分がそういった場面に出くわしていない国にいることがとても恵まれていると再度確認できました。平和ボケしすぎているので、何事にも危険予知をして生きていくことの大切さが学べました。また、他人からの恩恵を受ける場面なども出てくるのですが、そういった見返りを求めず純粋に誰かのために何かをしてあげられるという慈悲の気持ちを持った人もいるのだと思ったら、人間まだまだ捨てたものじゃないという気持ちにさせてくれます。そういった感情はこれから先も受け継がれていけたらいいなと感じました。そして、どんなどん底にいてもいつかは希望が叶うものなのだと、どれだけ悲しい思いをしても先の明るいことを考えて頑張ろうと前向きな気持ちになれました。
第3位.スティーヴン・スピルバーグ「E.T.」
スティーヴン・スピルバーグ「E.T.」がおすすめの理由
未知の生物、ETと人間が共に生活をしていく物語で、主人公と過ごすようになりETが知恵をつけていき、ただの宇宙人だったのがどんどん成長していく姿が微笑ましかったです。ETのことを秘密にするのを協力してくれる妹やETを助けてくれる友人などを見て、人情というものはやはりいつの時代でも大切なものなのだなと感じました。また、ETが最初は気持ち悪い生物だと思っていたのが、最後にはとても可愛い生物だという見方に変わる程、可愛らしさがあるキャラクターです。人間と宇宙人の言葉が通じ合わないという関係の中で、少しずつ友情が芽生えていくのですがそれは人間でも同じことで、やはり育った環境や言葉が違く意思疎通ができない者同士でも心と心で繋がって友情が芽生えるんだなと感じました。そして、恋愛が必ずと言ってもいいほど男女の恋愛が入ってくる作品が多数ある中、ETは恋愛関連がなくただ友情ができていくという話なので、子供と一緒に心置きなく見られるというところもポイントだなと思いました。
第2位.スティーヴン・スピルバーグ「レディ・プレイヤー1」
スティーヴン・スピルバーグ「レディ・プレイヤー1」がおすすめの理由
オンラインゲームで1人の伝説のゲーマーが死去し、そのゲーマーの宝を見つけるという話なのですが、オンラインゲームで何かをするというところが現代を取り入れているので、現実にこういう世界が作れなくもないなという感覚で見れるので、身近に感じられる設定がいいです。主人公が本来の姿は少し暗いかんじだがオンライン上では違った自分になるというところも現実味があります。オンラインゲームのことはとても長けており、少しのひらめきが大きい結果を生むという謎解き要素のあるところも見ていて面白いです。ゲームをしている映像では自分も参加しているかのような撮り方をしていると思うのでそういった面でも楽しめます。また、一匹狼でいるタイプの主人公が同じ目的を果たすためにオンライン上の友達ができて、共にゲームをクリアするという会ったことのない他人と協力していく姿を見て、やはり人は一人で生きていくには限界があり誰かに助けてもらいながら自分も相手が困ったときには助ける気持ちでいれば生きてく上で少しは気持ちが楽になる部分もあるんだなと学べました。
第1位.スティーヴン・スピルバーグ「A.I.」
スティーヴン・スピルバーグ「A.I.」がおすすめの理由
どんな状況に置かれてもひたすら母親を愛し続ける健気なロボットが人間になりたくて冒険をする話なのですが、母親へに対する愛情の深さに底がなくて子供が母親に向ける無条件の愛情に感動します。ここまでされるのにそんなに純粋に母親を愛せるのかと驚き、ロボットがとても愛おしく見えるので母性本能をくすぐられました。たくさんの障害がある中での冒険でも、自分が人間になれる手段を探すことを諦めない姿勢に勇気がもらえました。また、ロボットが人間になるというありえない話も母親に愛されたいが一身で希望を信じ、ただひたむきに歩んでいく姿がなんとも言えない感情に包まれます。母親と一緒に過ごすためだけの純粋な気持ちにこちらの気持ちも浄化された気がしました。そして、人間の身勝手な様子も見れるので、SF要素がありながらも現実的な部分を取り入れているところもよかったです。昔の映画ですが古臭くなく、未来を意識しているような家や街の構造も見ていて楽しめます。子供を持つ母親には是非とも見て欲しいと思える、涙なしでは観られません。