- 三浦しをんおすすめ作品ランキング
- 8位タイ. 三浦しをん「あの家に暮らす四人の女」(2票)
- 8位タイ. 三浦しをん「しをんのしおり」(2票)
- 8位タイ. 三浦しをん「ロマンス小説の七日間」(2票)
- 8位タイ. 三浦しをん「乙女なげやり」(2票)
- 8位タイ. 三浦しをん「月魚」(2票)
- 8位タイ. 三浦しをん「本屋さんで待ちあわせ」(2票)
- 8位タイ. 三浦しをん「木暮荘物語」(2票)
- 7位. 三浦しをん「格闘する者に○」(3票)
- 5位タイ. 三浦しをん「きみはポラリス」(4票)
- 5位タイ. 三浦しをん「仏果を得ず」(4票)
- 4位. 三浦しをん「神去なあなあ日常」(7票)
- 3位. 三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」(16票)
- 2位. 三浦しをん「風が強く吹いている」(17票)
- 1位. 三浦しをん「舟を編む」(24票)
- 1票入った三浦しをんおすすめ作品も紹介
三浦しをんおすすめ作品ランキング
読書好き100人の方に三浦しをんさんのおすすめ作品をお聞きしランキング形式でまとめました。面白い作品ばかりです。ぜひ読書の参考にしてみてください。
8位タイ. 三浦しをん「あの家に暮らす四人の女」(2票)
三浦しをん「あの家に暮らす四人の女」がおすすめの理由
ひとつ屋根の下で暮らす4人の女性たちの日常を描いた物語です。現代版「細雪」と宣伝文句がありましたが、重い本格的な文学作品とは一線を画し、極めて軽やかでマンガ的とも言える内容です。妙齢なのに独身だったり離婚歴があったりと、世間ではダメな人間のレッテルを貼られかねない要素を持つ登場人物たちがとても愛おしく感じ、共感できる部分も多い一冊でした。(30代女性)
タイトルが全てなのですが、三浦さんの描く文章が面白くてあっと言う間に読み終えてしまいました。淡々と日々を綴っているのかと思いきや、突然非現実的な視点に切り替わり、あまりの唐突さに驚いた。この先何があるかわからないと思わせるものがありました。(30代女性)
8位タイ. 三浦しをん「しをんのしおり」(2票)
三浦しをん「しをんのしおり」がおすすめの理由
小説も好きで始めは小説から読んでいたのですが、一度エッセイを手に取ったら独特な感性が満載で、電車に一人で乗っているのに吹き出してしまったことが何度かあるほど面白いです。三浦しをんさんの普段の生活や周りの人々とのやりとりも傑作です。(30代女性)
直木賞作家で硬派な女流作家かと思ったら素顔はかなりオタク気質でびっくりされる方も多いかもしれません。でも三浦しをん先生のユーモアたっぷりの視線で書かれた友達との妄想がつまった会話が楽しく読めておすすめの一冊です。(30代女性)
8位タイ. 三浦しをん「ロマンス小説の七日間」(2票)
三浦しをん「ロマンス小説の七日間」がおすすめの理由
主人公は小説の翻訳家という設定の中で自分自身の心の葛藤と共に現実と小説の世界の物語が進められていくという新しい感覚の小説です。また、主人公の気持ちの描写が思わず笑ってしまうような気軽に読むことができる一冊なのでさらっと読みたいという方に是非おすすめです。(20代女性)
なんだか2冊の本を同時進行で読んでいるような感覚にさせてくれる本です。実際には1冊なのですが、本来の大筋の内容が気になりつつ、本の中で進んでいく物語もどうなっていくのかワクワクします。現実と小説が上手に絡まった秀逸な1冊です。(20代男性)
8位タイ. 三浦しをん「乙女なげやり」(2票)
三浦しをん「乙女なげやり」がおすすめの理由
数多くの小説が映画化され、話題作を何本も書いた三浦しをんさんが、こんな私生活を送っていたなんて衝撃でした。妄想やオタク趣味に多くの時間を費やし、お風呂に入らず、部屋の中はぐちゃぐちゃという、引いてしまいそうな生活ですが、たびたび登場するご家族や友人の面白話や奇想天外な妄想に、いつしか夢中になって読んでしまいました。(30代女性)
彼女の本格的な小説はもちろん大ファンであり、どれも好きなのですが、それとまた異なる魅力のエッセー集です。10年以上前の出版ですが、女友達との会話、弟との言葉のバトル、お宅を自認するしをんさんの自分を分析し、さらけだし、訴えるかわいらしさ、とどれも笑いを我慢できない楽しい1冊です。もちろんこのまま事実ではないでしょうけど、彼女の日常が想像できてしまうガハハお勧めです。(60代女性)
8位タイ. 三浦しをん「月魚」(2票)
三浦しをん「月魚」がおすすめの理由
古書店の若き店主と、兄弟のように育ってきた青年。ふたりの関係が何とも言えずどきどきです。男同士のそういう密やかな想い、というものを受け付けられない人にはおすすめしにくいですが、何があってもどんなに僅かでも絶対に駄目、というのでなければ、読まないのはもったいないくらいの、美しい情景が広がる小説です。雰囲気を大切にしたい方におすすめです。(40代女性)
古書を巡って二人の幼馴染みが過去の秘密を背負いながら現実と向き合っていくのですが、登場人物達の感情や葛藤・季節や情景が、タイトルにある通り月夜に魚が身を翻したようなみずみずしさで描かれている所がとても美しい。二人の関係性もはっきりとは描かれていないものの、想像のしがいがある三浦しをんの原点という感じがする点も是非読んでいただきたい。(30代女性)
8位タイ. 三浦しをん「本屋さんで待ちあわせ」(2票)
三浦しをん「本屋さんで待ち合わせ」がおすすめの理由
書評を集めた一冊です。ご自身もかなりの読書家である三浦しをんさんが、熱すぎるほど熱く本について語ってくれていて、どれもすぐさま読みたくなります。新聞に連載された書評もあるためか、偏りなく色々なジャンルの本が紹介されている点もいいです。(30代女性)
三浦しをんさんの書物に対する愛情をそのまま一冊にした書評集。あらゆるジャンルの作品に興味を持ち、受け入れ、解釈する懐の深さに感心する。本好きと言えども、まだまだ三浦氏の域には遠く及ばず、読書の楽しみは無限に残されていると感じた。(30代女性)
8位タイ. 三浦しをん「木暮荘物語」(2票)
三浦しをん「木暮荘物語」がおすすめの理由
渋谷や新宿に近い小田急線世田谷駅から歩いて5分のところにあるぼろアパートに住む住人達の物語で、短編ごとに住人それぞれが主人公となって話が進んでいきます。私は短編小説が苦手ですが、この本はそれぞれの内容がちょっとずつ関連していて、次はだれの話だろう?まさかこの人がこんなところで!と、わくわくして最後まで読むことができるので軽い読書にもってこいの一冊です。(20代女性)
1つの木暮荘という共通点で、いろんな人物が繋がっていく展開がとても面白いです。愛についていろんな形があり、そして人それぞれの悩みが愛情たっぷりにシュールに描かれています。悩みがある人、何かもやもやしている人に読んでもらいたいです。ゆるく進んでいくのになんだか登場人物がカッコよく見えてきます。(20代女性)
7位. 三浦しをん「格闘する者に○」(3票)
三浦しをん「格闘する者に○」がおすすめの理由
人生、自分では努力しているつもりでもうまくいかないことは多いです。そんな今の自分でもマルと言われているようで元気をいただけました。また、就職活動で自分も主人公と同じく出版業界を志望していたのですが、当業界の就職試験あるあるを読んでいるようで懐かしく思えました。就職活動中の方にも、ちょっと行き詰まりがちな社会人の方にも、そうでない方にもおすすめです。(30代女性)
三浦しをんさんのデビュー作ということでオススメします。主人公はマイペースで妄想癖のある女子大生なのですが、漫画が好きという理由で編集者を夢見て就活に挑みます。待ち受けている現実は決して甘くないのですが、主人公を含め、彼女を取り巻く周りの人々にも一癖あってコミカルで面白く、就活青春小説と言い切ってもいいのではないかと思います。女子大生と聞くと、なんだかキラキラしたものを思い浮かべがちですが、実際はこういうものだよなぁと共感しながら一気に読んでしまいました。実体験を元に書かれた作品ということもあり、全面的に三浦しをんさんの人間性が反映されているような気がしてなりません。余談ですが、途中でタイトルの意味が分かるとニヤリとしてしまうところも好きです。(20代女性)
大学を卒業すると誰もが通る道、就職活動。まだ「シューカツ」という言い方をしていなかったころの話ですが、主人公が悩みながらも成長していく様子がおもしろいです。デビュー作とはいえ、読みやすいので、まだ三浦しをんさんの作品を読んだことがない人にもおすすめです。(40代女性)
5位タイ. 三浦しをん「きみはポラリス」(4票)
三浦しをん「きみはポラリス」がおすすめの理由
恋愛をテーマにした短編集です。会話がテンポよく、どんどん読み進めることができます。純粋な恋愛小説とも少し違うし、自分の思春期の頃を思い出したりすることができました。会話に使われるセリフが楽しくサラッと読めます。(30代女性)
この本と出会ったとき、私はちょうど失恋したばかりで傷心状態から脱出する何か答えを求めていました。同性愛や初恋など話しごとにいろんな「恋愛」や「愛」について書かれていて、読み終えた後私は「自分の考えはなんてちっぽけなものだったんだろう」と「恋愛」や「愛」のあり方について考えさせられる一冊でした。11話の短編集のわりにはさらっと読み終えることができるので、お茶でも飲みながら軽い読書におススメの本です。(20代女性)
まずタイトルに興味をひかれました。「ポラリス」とは北斗七星。君はポラリスとなると、とても恋焦がれているようなタイトルですので恋愛小説なのだろうと思いました。表紙も魅力的です。文庫本になったのをきっかけに気軽に購入できると思います。短編集が何作品が収まっているので通勤途中の空き時間に読む事にしました。先入観なしに読み進めていると事件的な臭いのする章もあり通勤時に緊張しながら読んでいる自分がいました。恋愛の形がさまざまで固定概念に囚われていたのではないか?と自問自答してしまうような章もありました。恋愛小説らしく気持ちがほんわかする章もあり自宅に犬を飼われている方はさらに和む章もあると思います。色々な考え方がこの世の中にはあることを知るよい小説だと思います。(40代女性)
短編集ですが、色んな愛の形を知る大切な1冊になっています。特に「冬の一等星」が好きで、何回も読み返しました。終焉を迎える前の静けさや優しさが温かくも冷たく表現されている一編で、この一編こそ読んだ日から強く輝くものが胸に残っています。(20代男性)
5位タイ. 三浦しをん「仏果を得ず」(4票)
三浦しをん「仏果を得ず」がおすすめの理由
文楽に興味があったわけではないのですが、これを読み終えたら生で観てみたい気になりました。それくらい、面白かったのです。筆力と、読者を引っ張り読ませる力のある作家だと思います。芸か、恋か、悩み成長していく主人公や、彼を取り巻く太夫たちに引き込まれていく、良い青春小説だと思います。(40代女性)
文楽の話ではありますが、大変読みやすく、文楽と言うものがどのようなものなのかがとても分かりやすいです。主人公のその時の気持ちと文楽の物語を掛け合わせながら進むので読みやすく、面白いです。師匠と弟子の関係などの文楽の裏舞台も面白く描かれていて、引き込まれていきました。(30代女性)
文楽がテーマの小説なので、文楽に親しみのない私にもおもしろいのかなと思って手に取りましたが、結果、夜更かしして一気に読み切ってしまいました。主人公の健太夫が演じる文楽の演目のストーリーと、主人公たちが暮らす現実の生活の中で起こる出来事、事件がリンクしながら話が展開するのがおもしろいです。(30代女性)
三浦しをんさんの作品には辞書編集や林業などあまり一般的ではない世界を扱ったものがいくつかありますが、この『仏果を得ず』もまた文楽という珍しい世界を描いています。浄瑠璃を語る大夫と相方の三味線、人形遣いの三者が合わさって創られる世界に飛び込んだ若手大夫の健という青年を主人公として、江戸時代から伝わる伝統を受け継ぐことの厳しさと面白さ、芸道を極めようとする人たちのいっそ狂気じみた情熱が、決して堅苦しくなく読みやすい文章で記されています。伝統芸能というとどうも敷居が高く感じて敬遠してしまいますが、この小説を読むと一度は鑑賞してみたくなると思いますので文楽への入門編としてもおすすめです。(30代女性)
4位. 三浦しをん「神去なあなあ日常」(7票)
三浦しをん「神去なあなあ日常」がおすすめの理由
「なあなあ」という言葉の響きも、ゆっくりいこう、まぁ落ち着け、という意味も、疲れている時に、とても優しく感じて、読んでいると山の中に入ったような気分になれました。山暮らしも良いかな?と思わせてくれた作品です。(30代女性)
ふるさとが舞台になっていて、出てくる人物や方言に親しみを感じました。山の暮らしの大変さと楽しさ、主人公が徐々に成長していく様子を、まるで親戚のおばちゃんのように見守って読み終わりました。自分の周りにある自然と、自分を支えてくれる周囲の人間との付き合い方を考えさせられる作品です。(30代女性)
普段あまり縁のない職業である林業を題材にしているところがまず面白い。次に、登場人物、特に、主人公を囲む神去村の人々が魅力的。ご近所付き合いというのは本当はこんなにいいものなんだよなぁ、と思わせてくれるところもいい。過疎化、後継者不足、などの社会問題も含みつつ、物語として楽しく読めるのがいいです。主人公の恋心も可愛らしくていいですね。(40代女性)
やる気のない現代の若者が田舎で林業をやりながら、人間として成長していく話なのだけれど、その過程がなんとも不思議です。山奥の村の不思議な風習とか不思議な人間関係の中で成長していくのです。一風変わった人間の成長記録です。(40代女性)
19才の若い男の子がいきなり初めての林業のアルバイトに放り込まれて、段々とその面白さに目覚めていくという話。緻密なリサーチがうかがえて面白い。神去の一年を勇気と過ごしてみると、私も行ってみたいかも、と素直に思わせてくれたなあなあな日常でした。(30代女性)
森林や川、生き物など自然のすばらしさを感じられる一冊です。また、神様に対しての言い伝えや大切にしている点など、現代では忘れかけていた人間らしい生活を体感できます。人々との温かい関係など、ほっこりできる小説です。(30代女性)
高校卒業後ほぼ強制的に実家から遠く離れた場所で、初体験の連続の林業の仕事をしていく少年の目線で語られる物語です。この物語で林業という仕事もよく知らなかったことが少しわかるようになり、村の人たちとの温かいやりとりが面白くて、心がほっこりと温かくなる感じがしたからです。(40代女性)
3位. 三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」(16票)
三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」がおすすめの理由
テレビや映画にもなっていますが、おじさん二人の共同生活と心に抱えた闇が見え隠れしながら進んでいくストーリーにどんどん引き込まれていきます。また、主人公の人の良さや透明感がとてもよく表現されていて描写にも注目です。(30代女性)
主役二人の関係性が好きだった。それぞれ過去がありつつ、それをお互い何も聞かず、ただそれとなく気を遣っている関係性。触れはしないけど、何となく察してケアできてる関係性が羨ましかったです。補完しあえる関係性だと思いました。(20代女性)
さまざまな事情を抱える仕事の依頼人と同じくつらい経験にとらわれている多田と行天との距離感が心地良いです。なぜか毎回依頼人の心のうちにまで入って面倒を見てしまう、でも深くまで入り込みすぎない二人のやさしさが文章から伝わってきます。多田と行天や依頼人たちとの会話がとても面白くて爽やかな気分になりました。(40代女性)
1.登場人物が個性的で魅力的。中でも、主人公の相方的な役割になってしまう仰天(苗字)のキャラクターが面白いです。何かを背負っているような、それでいて飄々とした感じが気になります。2.ストーリーが日常的なようでいて非日常的。便利屋に舞い込んでくる依頼がどこかきな臭くて、自分の日常とは異なっているのでそこが良いです。(40代女性)
直木賞受賞作と聞くとなんだか意外に思えるような、とても軽快で痛快な物語です。便利屋を営む多田のところへ転がり込んだ高校時代の同級生である行天。男二人の奇妙な関係に加えて、便利屋にやってくる一風変わった客たちのやり取りも絡んで語られていきます。ハッとするような重い話もサラリと書かれているところが素晴らしく、引き込まれる一冊です。(30代女性)
三浦しをんが高原書店という古書店でアルバイトをしていた東京の町田駅周辺をモデルとした探偵小説です。主人公の便利屋が探偵となり、少女と犬との情愛などもからめつつ、切ない物語になっています。映画化も町田をロケ地として行われ、いわゆる聖地巡りが楽しい作品です。主人公の友人の「行天」の名がラーメン店の店名由来であることなどにも気づかされます。(50代男性)
私が三浦しをんさんの作品が好きになったきっかけの本です。多田と行天のやり取りを読んでいると、胸が締め付けられる場面もありました。男同士の関係が良く描かれていると思います。失敗しても、頑張ったらまたやり直しがきくのだと改めて教えてもらった作品の一つです。(30代女性)
こちらは続編も出ており船と編むと同様に映画化もされている作品です。ちょっと変だけど憎めない人々がたくさんでてきます。じーんと心を打たれる台詞も多いことが印象的。登場人物たちの掛け合いのテンポの良さも読みどころです。(20代女性)
この本はとある街の駅前にある便利やさんが毎回ひょんなことから街で起こる奇妙な事件に巻き込まれてしまうお話です。便利屋を営む主人公とその友人のバツイチ男性コンビの送るちょっと普通でない便利屋さんぶりがおかしく、またこの小説の独特のスピード感のある展開の仕方が好きで、するする読み進めてしまいます。(30代女性)
性格の違うパッとしない二人が、色んな案件を解決していこうとする、一見地味な内容です。でも、二人の関係性や出来事への取り組み方の違いがあり面白いです。人間の心の奥まで考えさせられる、いい小説だと思います。(50代女性)
何でも屋の主人公が、ある日高校の時の同級生に出会います。どこか奇妙な依頼を受けている内に、さまざまな人達と出会い人間模様が見えてきます。主人公の多田が危ない目に合った際は、同級生の行天が助けてくれたりと、相棒的なお話でもあり、痛快便利屋物語です。(20代女性)
舞台になっている街のことを知っているとさらに深く楽しめる1冊になっています。行天と多田のかけあいは愛に溢れているのが見て取れて非常にほっこりする大好きなシリーズ。1話1話が関連しつつも完結していて読みやすく、しかし、伏線の要素もあってワクワクする1冊です。(20代男性)
主人公の男二人の、友情でもなく、馴れ合いでもない、やりとりが絶妙です。舞台となっている「まほろ市」のモチーフは東京都町田市で、描写されている風景も町田市そのもの。その近辺に詳しい方なら、「あー、あの辺で登場人物が…」という楽しみ方もできます。(20代女性)
便利屋で働くおっさんと適当なおっさんのスローな物語展開がとても読みやすく日常の中の話かと思いきや、2人の人物像の細やかさや心理状態の表現が凄く緻密に出来ていると思った。しかし、同じ内容でつまらなくなる訳でなくしっかりとしたストーリーの展開は読んでいて退屈しなかった。(20代女性)
架空の都市「まほろ市」にある便利屋が、高校の同級生と再会しさまざま珍事に巻き込まれる話。夫婦関係、親子関係、友人との関係など、登場人物の心情がリアルです。しかしストーリー全体としては漫画的で読みやすく、面白い作品です。(20代男性)
主人公の多田と十数年ぶりに再開した行天が歩き生活するまほろ町が見えてくるような描写に自分もまほろ町にいるような錯覚を覚え、世界にどっぷりはまります。キャラクターがたっていてコミカルですが、話を読みすすめるうちに登場人物の心の傷が明らかになっていきどんどん夢中に読みすすんでいけます。(30代女性)
2位. 三浦しをん「風が強く吹いている」(17票)
三浦しをん「風が強く吹いている」がおすすめの理由
マラソン大会で「寛政大学」のユニフォームを着たランナーを見かけることがあります。マラソン愛好家は読んでいる人が多いのではないでしょうか。現実の世界ではまずありえない非現実的なメンバーでの箱根駅伝出場ですが、そのストーリはタイルどおり爽やかな風を感ながら読めました。(40代男性)
このお話は大学陸上部が駅伝を目指すお話です。部員数が足りず、駅伝出場出来なかった大学の陸上部。ひとり新入生がとある寮に入った時、陸上部の部員数が駅伝出場出来る人数になりました。寮に入る=陸上部に入部することだったのです。これを読むと、駅伝を見たくなる、そんなお話です!(20代女性)
箱根駅伝を目指す大学生たちの物語であるにも関わらず、単なるスポ根小説ではなく、人間ドラマとして楽しむことができるのでお勧めです。登場人物たちが、アスリートではない普通の大学生と同じような悩みを抱えている点が共感できます。(10代女性)
お正月の楽しみにしている方も多い箱根駅伝をテーマにした小説です。箱根駅伝に興味がある方にとっては、読み進めると映像が浮かぶような爽快感があり、興味がなかった方も、来年の箱根駅伝は見てみようと思えるようなフィクションでありながら、ノンフィクションのような作品です。(30代女性)
出来るだけ、年末に読み終えたほうがいいと思います。何故なら、箱根駅伝が見たくなるから。2月に読んだ私は10ヶ月待ちました。それでも、熱が冷めなかったくらい面白いストーリー。それがおすすめの理由です。箱根に出場するのはそんな簡単なもんじゃないでしょ、というリアルはちょっと置いて、読み物として楽しめる人に。(40代女性)
素人の大学生たちが箱根駅伝を目指す物語です。駅伝やスポーツに関心が薄い私ですが、この作品に触発されて無性にランニングを始めてみたくなりました。いわゆる体育会系の理不尽なノリは無く、安アパートで共同生活をしながら「走りたい!」という純粋な思いに突き動かされる登場人物たち。まさに青春そのもので、爽やかな読後感を味わえる一冊です。(30代女性)
映画を先に見た後、原作であるこの本を読んだのですが、圧倒的に原作のほうが素晴らしかったです。運動とは無縁の大学生たちが、ひょんなことから箱根駅伝出場を目指してひたすら突っ走る物語で、一人一人の部員の人物描写がとても丁寧で、身近にいる友達の話を読んでいるようでした。(30代女性)
箱根駅伝に賭ける無名の大学陸上部の青年たちの物語です。過去の暴力行為での「追放」処分から這い上がってくる主人公や、怪我で選手生命を失いかけている青年などが複雑な人間関係を結びつつ、涙あり、笑いあり、恋愛ありの青春小説になっています。しかもこれを読めば駅伝の見方が大きく変わるでしょう。作者の綿密な取材に基づいたトリビアが嫌味なく散りばめられています。(50代男性)
お正月に箱根駅伝を見るくらいで、私はまったく陸上の経験はありません。でも読んでいると一緒に走りたくなってしまう躍動感がありました。登場人物たちのこの一瞬の先の未来についても読んでみたいと思うほど、物語に引き込まれました。(30代女性)
箱根駅伝を題材にした小説です!これを読むまで箱根駅伝についてはほとんど知識のなかった私でもとても面白く、のめり込むように読んでしまいました。登場人物一人一人のストーリーが生き生きと詳細に描かれているので普段スポーツ関連のお話を読まない方でも読みやすいです。これを読んで以来、箱根駅伝のファンにもなり、毎年欠かさずテレビ放送を見るようになりました!「駅伝ものか。。。」と思われている方でもぜひ一度読んでみてもらいたいです。(30代女性)
箱根駅伝にかける大学生の話です。最初は万引き犯の足が速すぎるところからはじまり、その人をスカウトするといった劇的な場面からはじまります。駅伝なんて無理なメンツが揃う中、練習を重ねて、他の強豪校に冷やかされながらも、メンバーが成長していくさまは読んでいて爽快です。駅伝中は1区ごとに人柄が書き分けられ、それぞれにドラマを楽しむことができます。また、個人的に挿絵の山口晃さんが好きで、平安時代の絵巻物のようだけれども、よく見ると現代的な絵で、間違い探しをしているようで、本の中身も装丁も楽しい作品です。(20代女性)
箱根駅伝を走りたいと思っている弱小駅伝部の部長が、部を引っ張って箱根駅伝に出場する過程がとっても面白いです。この本を読んで箱根駅伝を見ると面白さ倍増になる程箱根駅伝のことを知れます。そしてそれを目指す大学生たちの思いもわかると思います。(40代女性)
この本がすごいのは、箱根駅伝の区間を通じて、一気に10人の走りと心があらわになるところだ。区間ごとに10人がそれぞれ、走ることへの思い、仲間への思い、自分自身への思いを昇華させる。読み終わったあと、涙が止まらなかった。名作です。(30代女性)
箱根駅伝を題材にした小説です。今まで知らなかった駅伝の厳しさや難しさ、また、目標に対しての達成感など、心に熱く響きます。読んでいて、はらはら、どきどき、まるで駅伝の舞台にいるような臨場感が味わえます。(30代女性)
私がおすすめする風が強く吹いているという小説は、箱根駅伝について書かれています。一人ひとり走る理由は違いますが、襷をつなぐためにそれぞれの思いが一つになる。この本の良いところは読んでいるうちに自分も走っている気分になり、走ることはとても楽しく気持ちがいいことだと思わせてくれる所です。(40代女性)
1つの襷を繋ぐ。1人でも挫折してしまえば、同じ襷を繋いでいくことはできない。テレビで見る箱根駅伝は、それぞれ選りすぐりのエリート集団。それでも、そこには様々なドラマがあるように、この小説では色々な脛に傷を持った者たちが葛藤しながら1つの目標、1つの襷をつなぐことを通して、人間関係を築きあげていく模様がテンポよく描かれていて、ハラハラドキドキしながら楽しめました。(20代女性)
「速く」ではなく「強く」その言葉の通り、箱根駅伝でひとつの襷を繋ぐことにかけた大学生達の物語がストレートにリアルに描かれていて、読んでいるこちらまで熱い気持ちにさせられる。バラバラだったチームが一つになってゴールを目指す姿は胸が熱くなるもので、それまでの三浦しをん作品とはまた違ったおもしろさがつまった1冊になっていると思う。(30代女性)
1位. 三浦しをん「舟を編む」(24票)
三浦しをん「舟を編む」がおすすめの理由
登場人物の心理描写が見事という印象を受けます。主要な登場人物それぞれにスポットを当てるシーンもあって、登場人物を大事にされている印象を受けました。ストーリー展開としては、ものすごく大きな波があるわけではないですが、ゆったりとした流れの中にも登場人物の心の動きがわかる描写がちりばめられていて、十分ドキドキ感も味わえました。これまで辞書編集という分野について知識も思いを馳せたこともなかったですが、物語の展開の中で主人公の辞書編集への思いの強さを通じて、辞書編集の大変さも知ることができました。(60代女性)
本作はありそうでなかった「辞書」をコンセプトにした物語。出版社を舞台に、様々な個性の集まりが辞書を作るというひとつの目的に向かって力を合わせ、読む者の心を熱くさせるストーリーです。かつて皆さんも言葉を調べるためにお世話になったであろう辞書。言葉の面白さを改めて気がつかせてくれ、つい辞書を引きたくなってしまうような作品です。(30代男性)
タイトル「舟を編む」の意味が想像すらできず思わず買って読みました。三浦しをんさんの本を読むのも初めてでしたので予備知識が一切なかったことがよかったと思います。普段から辞書を見ていることが好きなので辞書編纂の意味と知った時は、なんて素敵な表現なんだろうと感激しました。登場人物の細やかな書き方、辞書を編纂することがどれほど大変な仕事なのかを知ることができたこと、想いを相手に伝えることの大切さなど素敵な中身の充実した一冊だと思います。(50代女性)
主人公の言葉に対する細やかな感性に圧倒されます。口下手な馬締さんの気持ち、わかります。不器用な恋の行方からも目が離せません。お手元の辞書で「右」は引きましたか?映画やアニメを見た人もぜひ手に取ってみて。(20代男性)
映画化もされているので、多くの方が知っているかもしれませんが、辞書を作るという仕事があること、そして、普段はあまり意識せずに発している言葉の一つひとつには、意味があるという当たり前のことに改めて気付かされました。穏やかな気持ちになれる良い作品です。(30代女性)
国語の辞書を編纂する仕事に情熱を燃やす主人公、馬締を中心とする物語です。辞書がどのように作られているかなど想像もしたことがなかったので、この本を読んで新たな世界を知りました。日本語という美しい言葉に敬意を持って接する登場人物たちの熱意には、胸打たれるものがあります。辞書はまさに言葉の海を渡る舟ということからきた、このタイトルのセンスの良さに脱帽です。一見地味なテーマだと思いきや、とてつもなく壮大なテーマであることに気づいた素晴らしい作品でした。(30代女性)
辞書の編纂に携わることになった、非常に生真面目で融通がきかない青年の物語で、感情移入しにくい主人公や馴染みのないテーマにもかかわらず一気に読んでしまいました。青年の言葉と向き合う真摯な姿勢が素晴らしく、読後は思わず書棚の隅にあった辞書を読み込んでしまいました。(30代女性)
ぼくはアニメ化してからそれを見て原作も読んだタイプなのですが、お話が古くさい内容だったのでぼくみたいなそこまで本が好きじゃない人にもすらすら読めたような気がします。辞書づくりのことが詳しく描かれている内容だったのでためにもなりました。(20代男性)
本屋大賞を受賞し、映像化もされた作品。私はしをんさんの作品が好きなので、読み始めました。辞書編纂をしている登場人物を描いているというので、読んでいて体力を使う作品なのではないかと思っていましたが、あっさりと読むことができました。最後はしっかり感動して涙が出てしまっていました。(30代女性)
辞書作りを通して、人々の交流あり恋愛あり、静かな大人の青春という雰囲気があります。主人公の馬締(まじめ、これが人名です)が真面目でやや天然な所も面白いです。映画化もアニメ化もされており大衆人気が高いことも伺えます。(30代女性)
舟を編むをおすすめする理由は、辞書という身近にあるにも関わらず、作り方を知らないものに対して深く考えるきっかけになるところです。この本を読むまでは、辞書ごとに説明が違うことも知りませんでした。主になる語り手が途中で代わるというところは、辞書作りにはそれほどの年月が必要ということが象徴されているのではないかと感じました。(30代女性)
この作品は出版業界の話も詳しく書かれていて、一般ではあまり知られていない辞書が出来るまでの工程が知れるので面白い。また、言葉の持つ意味や力など、普段あまり自分が深く考えずにいた言葉の大切さなど築かされるところが魅力だと思います。(30代女性)
主人公の馬締さんが大好きだからです。真面目なだけではなくて、誠実でまっすぐで、一所懸命で。この本を読んで、辞書を作るのにはたくさんの人が関わっていて、普段の生活から言葉を大切にされていることが分かりました。言葉に対する愛がつまった作品だなぁと思います。(30代女性)
純粋な心を取り戻せるような気がする作品でした。主人公についつい感情移入してしまいます。今の仕事にやる気を失いかけている人にもおすすめです。2012年に本屋大賞も受賞している作品です。読み応えがありますよ。(20代女性)
辞書を作る地味な話なのですが、辞書が出来ていく過程にとてもワクワクします。特に右を辞書でなんと書くのか悩む場面が面白いです。辞書ってこんな風に作られているんだと興味深いです。少し不器用な人たちが誠実に人や仕事と向き合っていく姿がなんとも言えない良さがあります。(40代女性)
最後まで面白いです。辞書を作るために人生を捧げた人たちのお話。一つのことに熱中する人ってかっこいい。素直で真っ直ぐって最強だなと。こんな風に熱中するのは難しいと思うけど、私も仕事頑張ろう!って前向きになれる作品です。(30代女性)
三浦しをんさんの本はあまり読んだことがありませんでしたが、他の本もたくさん読んでみたいと思うきっかけの本です。舟を編むように、辞書作りに情熱を持って関わる人たちのお話です。全ての登場人物が、それぞれに頑張る姿がとても魅力的でした。読んでいる途中も、読み終わった後もとても清々しい気持ちになり、明日へ活力が自然と湧いてくる本です。(20代女性)
国語辞典を編纂していく物語は今までないかったと思うし、言葉や文章を扱う作家ならではの切り口で描かれていて新しいと思った。辞書を作ることがこんなにも大変で、字面だけでもドキュメンタリーのを見ているような物語でした。キャラクターや人間模様も面白いため、アニメや映画などで映像化もされましたが、活字だけでも十分楽しめる作品ですした。(20代男性)
映画化もされ言わずと知れた1冊。辞書を作ることに対しというよりは、ひとつの仕事をやり遂げる壮大な意志とやる気を強く感じました。言葉を扱うことの難しさや楽しさ、変化していく世の中にどんな風に対応していくか、もう人生そのものが辞書編纂には表れているような気がしました。(20代男性)
自分自身の知らない出版業界、特に辞書の製作という特異な分野の方々が、日々どのような思いで書籍の製作に取り組んでいらっしゃるのかという事を知れる貴重な一冊だと思います。専門的な分野にもかかわらず、文体は終始読みやすく、読後感も良い作品だと感じました。(30代女性)
三浦しをんさんが好きな方もそうでない方も、「本が好き」「国語が好き」という方ならきっと好きになれる内容です。辞書と言えども全ての日本語を載せる事は出来ず、限られたページ数の中で、どの言葉を掲載しどの単語は省くのか。また、日々新しい日本語が生まれる傍ら、古くからある単語の意味や使用方法が変化していくものもあり、辞書作りの大変さ・奥深さを知る事が出来ます。様々な人の視点で辞書作りが描かれているのも面白く、今まで何気なく開いていた辞書を見る目が変わる一冊です。(30代女性)
辞書をつくるということを通してチームワークの大切さや仕事への情熱などひしひしと伝わってきて、読了後は清々しい気持ちになりました。登場人物も魅力的で、主人公のとにかく真面目で上段が通じない所が面白かったです。(20代女性)
私にとって国語辞典というと、わからない言葉が出た時くらいしか開く事のない本でした。その日本語の辞書を編纂する作業において1つ1つを吟味していく地道な作業の様子などをじっくりと描いている小説なので、人間観察をしているようでとても興味深くて面白かったからです。(40代女性)
普段当たり前に使う言語。言葉の乱れはいつの時代も起こり得るものだとは思いますが、何気なく発する言葉を、少しずつ紡いでいくことの大切さ。日本語の重みというとのを考えさせられました。作品に出てくるキャラクターも個性的で、ストーリーにも大変惹きつけられました。(20代女性)
1票入った三浦しをんおすすめ作品も紹介
せっかくなので1票入った三浦しをんさんのおすすめ作品も紹介します。惜しくもランキング入りしませんでしたが名作揃い。ぜひ読んでみてください。
三浦しをん「あやつられ文楽鑑賞」
三浦しをん「あやつられ文楽鑑賞」がおすすめの理由
私自身、文楽の世界はまったく知らずにいました。テレビでちらっと見るくらいで、自分とは程遠い世界なのではないかと思っていました。本を読むのも迷いましたが、何も知らない私に、文楽の世界が奥深いことを教えてくれました。しをんさんの語り口は分かりやすかったです。私のように文楽素人の方にもオススメの一冊です。(30代女性)
三浦しをん「シュミじゃないんだ」
三浦しをん「シュミじゃないんだ」がおすすめの理由
三浦しをんさんが、自身が愛してやまないBL漫画について熱く語った一冊です。直木賞作家だけあってただのBLファンの感想に留まらず、なぜその作品が素晴らしいのかの考察が巧みに書かれていて引き込まれます。新しい世界の発見に驚くと思うので、むしろBL漫画のことを全く知らない人におすすめしたいです。(30代女性)
三浦しをん「むかしのはなし」
三浦しをん「むかしのはなし」がおすすめの理由
オマージュというか、こういったファンタジックな世界も描ける文才に感動した1冊です。三浦しをん的ではないかもしれなくて、好き嫌いは分かれるかもしれませんが好きな本です。ルーツが見えるというか過去の由緒正しきものを踏襲するのは良いことだと感じました。(20代男性)
三浦しをん「極め道―爆裂エッセイ」
三浦しをん「極め道―爆裂エッセイ」がおすすめの理由
今では人気小説家となった三浦しをんがまだまだ駆け出しだったころのエッセイ集です。彼女の小説を読んでから、この「極め道」を読むとそのギャップに驚いてしまうかもしれません。でも、読んでいるうちに三浦しをんの人間としての魅力のとりこになってしまう一冊です。(30代女性)
三浦しをん「光」
三浦しをん「光」がおすすめの理由
「光」というタイトルから想像した内容と違って、良い意味で裏切られました。三浦しをんさんの作品に多いゆったりと時が流れる感じや、逆にテンポよく会話が進むという感じとは違って、ギラギラした感じに驚かされます。(30代女性)
三浦しをん「神去なあなあ夜話」
三浦しをん「神去なあなあ夜話」がおすすめの理由
「神去なあなあ日常」の続編です。タイトルに夜話とあるように、田舎の山奥の夜のしっとり濡れたような空気感と、少し色っぽくも感じる雰囲気がこれでもかと漂ってきて、その世界観に魅了されました。主人公の勇気が立派に林業の仕事を続けていることが確認でき、前作のファンとしては本当に嬉しいです。勇気の恋愛事情などとっつきやすい内容が中心で、ほのぼのと楽しめる一冊です。(30代女性)
三浦しをん「桃色トワイライト」
三浦しをん「桃色トワイライト」がおすすめの理由
エッセイが好きなので、本を手にしました。表紙の絵とタイトルを見るともしかして、怪しい本なのかと想像してしまいましたが全然違いました。三浦さんが初めて合コンに行った際の話から爆笑してしまいました。飛行機の中で読んだのですが、笑うのをこらえるのに苦しかったです。読んでいてちょっぴり元気になれたエッセイでした。(30代女性)
三浦しをん「白いへび眠る島」
三浦しをん「白いへび眠る島」がおすすめの理由
1番最初に読んだ小説ですが、主人公の男同士のやりとりが愛を含んでいるような表現が多く、ドキドキします。また最初から最後まで透明感のある作品で次がどんどん気になってしまい、一日で読み終えてしまいました。(30代女性)
三浦しをん「妄想炸裂」
三浦しをん「妄想炸裂」がおすすめの理由
ベストセラー作家としての三浦しをんさんしか知らない方はショックな内容かもしれませんが、かなり赤裸々にオタク趣味やグータラした生活について語ったエッセイ本です。好きなものにはとにかく一途で、妄想がとまらないしをんさんに爆笑です。(30代女性)
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