- おすすめのジャズ(JAZZ)27選
- 1.Julie London「Fly me to the moon」
- 2.ジョン・コルトレーン「マイ・フェイバリット・シングス」
- 3.Frank Sinatra「Sweet Lorraine」
- 4.Jaco Pastorius「The Chicken」
- 5.Bill Evans「waltz for debby」
- 6.Bill Evans Trio「Waltz for Debby,Take1」
- 7.ケイコ・リー「We Will Rock You」
- 8.Dusko Goykovich「Wedding March of Alexander The Macedonian」
- 9.伊藤君子「When The World Turns Blue」
- 10.サックスのアンサンブル曲です。「ガラスの香り」
- 11.ソニー・クラーク(ピアノ)、アート・ファーマー(トランペット)、ジャッキー・マクリーン(アルト・サックス)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョージョーンズ(ドラム)「クール・ストラッティン」
- 12.バド・パウェル(奏者)「クレオパトラの夢」
- 13.スリーヴュースオブシークレット「ジャコパストリアス」
- 14.ベニー・グッドマン「シングシングシング」
- 15.アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ「チュニジアの夜」
- 16.ケニー・ドリュー(ピアノ)「ハッシャバイ」
- 17.グレン・ミラー「ムーンライト・セレナーデ」
- 18.マイルス・デイビス・クインテット「ラウンドアバウト・ミッドナイト」
- 19.スコット・ハミルトン「枯葉」
- 20.兄蔵「凪」
- 21.吾妻光良& The Swinging Boppers「齢には勝てないぜ」
- 22.マイルス・デイヴィス「so what」
- 23.デイヴ ブルーベック「Take Five」
- 24.Louis Armstrong「What a Wonderful World」
- 25.グレン・ミラー・オーケストラ「イン・ザ・ムード」
- 26.アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ「モーニン」
- 27.ビルエバンス「ワルツ・フォー・デビー」
おすすめのジャズ(JAZZ)27選
1.Julie London「Fly me to the moon」
ジャズ(JAZZ) Julie London「Fly me to the moon」がおすすめの理由
アニメエヴァンゲリオンのエンディング曲としても使用されている楽曲であるフライミートゥザムーンをジュリーロンドンさんが独特の声質で歌っています!大人びたセクシーな声で歌われるフライミートゥザムーンは私もとても気に入っています!曲自体もにぎやかな雰囲気を醸し出しておりJAZZバーで流れていても落ち着く曲です。エヴァンゲリオンで使用されていたFly me to the moonもおごそかな雰囲気で好きですが、個人的にはジュリーロンドンさんの歌うFly me to the moonのほうが落ち着きます!初めて聞いたときはエヴァンゲリオンで聞いたものと違った印象の曲ですが、やはりこちらのほうが女性の強かさを感じていいと思います。(30代男性)
アニメ版のエヴァンゲリオンのエンディングで使用されており中学生の時にヱヴァを見た私は非常に感動しました。エンディングでFly me to the moonが流れて音楽を勉強するキッカケになりました。JAZZ全般に言えることですが、ゆったりした曲調の中で心を休めることができます。特に宇多田ヒカルさんの歌うFly me to the moonは一番美しいと思います。歴史的な場面でもこの歌は歌われており諸説ありますがアポロ11号が月面に着陸する際に宇宙船船長が口ずさんでいたという話もあり、世界的に広く知られている歌・曲です。また、エヴァンゲリオン以外にもベヨネッタというゲームで挿入歌として使用されており、優雅に優美に時に妖艶にというようなイメージとしても使用されています。落ち着きがある中にも色っぽさを見出すこともできるいろいろな色を持った曲という感じでおススメです。(20代男性)
2.ジョン・コルトレーン「マイ・フェイバリット・シングス」
ジャズ(JAZZ) ジョン・コルトレーン「マイ・フェイバリット・シングス」がおすすめの理由
有名な曲で初めて聴いた時に知っていたので、すぐに耳に入ってきた。コルトレーンの代表曲で最初のヒット曲でもある。正直、この曲をエンドレスリピートして眠ることもある。聴いていてあまりにも暗い印象の曲はほとんど聴かない。コルトレーンとマイルス・デイヴィスを聴いているだけで十分だとよく言われるが、納得する部分もある。この歳になってようやく解るようになってきたのかもしれない。とにかく何時間聴いていてもしんどくならずに心地よい。タバコと珈琲があれば他には何も要らない的な音楽。ボーカルがない方が精神的にもラク。かけていても場違いな印象を全く与えない。これからも聴き続けるだろう。ただそこにあるだけでいい。コルトレーンのサックスはそう語ってくれる。(40代男性)
この曲を聴いているととても懐かしい気分になります。すごくリラックスして、昔あったことを色々思い出しそうな心地よい雰囲気になれるのです。この曲はミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」に出てくる曲のうちの一曲です。元々はジャズの曲では全くありません。そのため拍子がジャズにアレンジされるときに変更されたりしています。20世紀のジャズの巨人、ジョン・コルトレーンがサキソフォーンを演奏しています。コルトレーンは何種類かのサックスを演奏しましたが、この曲ではソプラノサックスを使用しています。非常に柔らかい音色で、音量を上げてもあまりうるさく感じません。神経を静める効果があるので、寝る前に部屋でかけるのも良いかもしれません。(40代男性)
長年続いているJRのCM「そうだ、京都行こう」のテーマと言えば分かりやすいでしょうか。ジャズの曲を聞く、というよりこの曲を聴きたくて調べたらジャズだったという印象があるほど、ポップスともクラシックとも違う味わいで何度も聴きたくなります。最初の少ない音の種類から一気に花が開くように楽器の音が重なり合って華やかになっていく部分が美しく、いつの間にか口ずさんでしまうこともしばしばです。映画「サウンド オブ ミュージック」の劇中歌のカバー曲で、オリジナルの歌入りの曲を聞いた後にもう一度聞くと、華やかさやさわやかな美しさはそのままに全く違う味わいでカバーされているのに驚きます。晴れの日もいいのですが、梅雨時など本降りの雨の日の日中にこの曲を聴くと、雨が潤いをもたらす美しいものに思えて気持ちが晴れます。(30代女性)
3.Frank Sinatra「Sweet Lorraine」
ジャズ(JAZZ) Frank Sinatra「Sweet Lorraine」がおすすめの理由
私が24歳の頃にビレッジ・バンガードに置いてある、Jazzのアルバムにこの曲が入っていました。その頃「1番好きな映画は?」と聞かれると『べティーブルー』と答えていましたが、洗練された映像美が魅力的な作品です。『ベティーブルー』はフランスの映画で、フランク・シナトラはアメリカの有名なシンガーなのですが、相性がとてもよく、Youtubeの『べティーブルー』の動画を素材として集めてフランク・シナトラのスイート・ロレインに合わせて動画編集ソフトでオリジナルのムービーを作るのにはまっていました。20代の半ば、恋愛にも情熱を傾ける年頃にスイート・ロレインは青春の象徴でした。同曲はナット・キング・コールも歌っているのですが、よりPOPでキャッチーなアレンジがされているフランク・シナトラ版がお勧めです。(30代男性)
4.Jaco Pastorius「The Chicken」
ジャズ(JAZZ) Jaco Pastorius「The Chicken」がおすすめの理由
35歳でこの世を去った若き天才として映画化もされた人物、ジャコ・パストリアス。ベーシストである彼はそれまでどちらかというと裏方のイメージが強かったベースを主役として表舞台に立たせ、リスナーの人気を博したことが大きな功績と讃えられています。彼の楽曲の中でも人気の高い「ザ・チキン」はとにかく楽しくて仕方がないというジャコの高揚感が伝わってくる名曲です。音色も実に豊かでトランペットやサックスのソロパートはもちろんのこと、この曲の楽しさをさらに高めるスチール・パンの明るい音色は楽曲には不可欠です。そして、何よりもフロントマンのジャコが他の楽器に引けを取らない存在感でベースを演奏する姿!それに尽きます。(40代男性)
5.Bill Evans「waltz for debby」
ジャズ(JAZZ) Bill Evans「waltz for debby」がおすすめの理由
耳障りの良い音に加え、ジャズの芸術性が分かり、ビル・エヴァンスという人の音楽を追求する姿勢もわかるから。ビル・エヴァンスという人が、音を通して分かる。この人は孤独でジャズを愛していて、気が狂うほどに音楽を先に進ませようとしている。何か一つのことに対して、深く追求する姿勢は今の人間、特にアーティストは学ばなければいけない。誰も彼のように、覚醒剤などに溺れるほどやる必要はないが。私は全ての人が、文化について深く知る必要があると思う。文化について知るには一つのことを好きになる必要があると思う。具体的には、一つのことを好きになり、歴史などの関わりについてなどを分かっていくことだ。そうすることで、その好きなこと以外の文化の成り立ちについても知らなくても理解ができるようになる。(20代男性)
6.Bill Evans Trio「Waltz for Debby,Take1」
ジャズ(JAZZ) Bill Evans Trio「Waltz for Debby,Take1」がおすすめの理由
音色がとても綺麗でゆったりとしている中にもリズムの緩急があって聴いていて飽きない。またリラックスしたい時、作業に集中したい時どちらにも適していて聴きやすい。ジャズ特有のリズムの取り方を聴いていると気分が明るくなる。カフェでよく流れているのを聴くが、ピアノのリズミカルな音が心地よくおしゃれな雰囲気が際立つ。ジャズにあまり詳しくない人でも抵抗なく楽しめる曲だと思う。個人的にはゆったりした前半部分から後半部分にかけて急に曲全体が盛り上がっていく力強い感じがお気に入り。またTake1とTake2があり、全体的には大きな違いはないが、テンポや曲の表現の違いを自分なりに見つけて味わう事ができるのも楽しみの1つ。(20代女性)
7.ケイコ・リー「We Will Rock You」
ジャズ(JAZZ) ケイコ・リー「We Will Rock You」がおすすめの理由
私がケイコ・リーさんのWe Will Rock Youがオススメな理由は、私がまだ中学生の時です。 私の父は昔からジャズが好きで、レコードを聴いていたのです。 その影響からか、私はケイコ・リーさんを聴くようになったのです。 そんなある時、車のステージアのCMでなんともカッコイイ、音楽と共にケイコ・リーさんのハスキーボイスが流れてきたのです。 聴いただけで、ケイコ・リーさんと分かりました。 そして父にもその事を話すと、お前凄いな!って褒めてくれたのです。 その後にWe Will Rock YouをCDで買って、毎日、聴いていたのです。 今でもスマホで聴いています。 1番オススメな聴き方は、車を運転中に聴く事です。 ノリノリになれます。(30代女性)
8.Dusko Goykovich「Wedding March of Alexander The Macedonian」
ジャズ(JAZZ) Dusko Goykovich「Wedding March of Alexander The Macedonian」がおすすめの理由
ドゥシュコ・ゴイコビッチは、まさに知る人ぞ知るバルカンジャズの第一人者なのですが、彼が書いた数多くの曲の中でも「本当にこれが東ヨーロッパの音楽なのか」と驚いてしまうような曲がこのWedding March of Alexander The Macedonianです。曲全体に漂う哀愁と疾走感、確かな演奏力は、西側諸国のミュージシャンと比べても、何ら劣る部分がありません。ジャズとして非常に高いレベルにありますし、曲全体が憂いを帯びている点は、日本人の感性とよく合うと思います。またジャズ好きな人でもバルカンジャズまでは手が回っていないという人も多いので、パーティーのときなどにこの曲をかけると「お、かっこいいね、誰の曲」と盛り上がれたりもします。(40代男性)
9.伊藤君子「When The World Turns Blue」
ジャズ(JAZZ) 伊藤君子「When The World Turns Blue」がおすすめの理由
伊藤君子さんと同年代である我が家の父が「Kimiko sings HIBARI~伊藤君子、美空ひばりを歌う」というCDを数年前に買いましたので、家にあります。懐かしい美空ひばりさんの名曲の数々を歌っています。とても歌声が心地よく耳に響いて私も好きになりました。ユーチューブでJAZZを歌う伊藤君子さんは、もっと素敵です。歌われている曲の中では、このWhen The World Turns Blueが一番好きです。聞き惚れるくらいになんとも良い甘いJAZZ向きの声で、ピアノとのハーモニーがとても癒されて疲れがふっとびます。この曲はユーチューブで11万回も視聴されてみんなの支持を得ています。もちろん私もチャンネル登録しました。(40代女性)
10.サックスのアンサンブル曲です。「ガラスの香り」
ジャズ(JAZZ) サックスのアンサンブル曲です。「ガラスの香り」がおすすめの理由
オシャレで大人な雰囲気のある、サックスのアンサンブル曲です。3重奏から5重奏まで様々なアレンジがありますが、個人的には3重奏が1番好きです。サックスの柔らかいビブラートと、おしゃれな音色がつくる雰囲気が、ジャズ好きにはたまらないと思います。他の楽器では作ることのできない、大人っぽい曲調に魅了されます。同じフレーズが何度も登場しますが、飽きることはありません。1度聞いていただけたら、この曲の魅力にはまってしまうと思います。主題の旋律が耳に残って、リピート必至です。新しいジャズの曲を探している人、吹奏楽を経験した人におすすめです。ジャズに縁がない方も、演奏経験のない方も、ぜひ1度聞いてみてください。(10代女性)
11.ソニー・クラーク(ピアノ)、アート・ファーマー(トランペット)、ジャッキー・マクリーン(アルト・サックス)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョージョーンズ(ドラム)「クール・ストラッティン」
ジャズ(JAZZ) ソニー・クラーク(ピアノ)、アート・ファーマー(トランペット)、ジャッキー・マクリーン(アルト・サックス)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョージョーンズ(ドラム)「クール・ストラッティン」がおすすめの理由
1958年に作られたモダンジャズの名盤です。アルバムのタイトルにもなっている、「クール・ストラッティン」は、都会的でおしゃれな曲。ソニー・クラークを中心としたピアノ、トランペット、アルト・サックス、ベース、ドラムの5人で構成されていて、もうめちゃめちゃカッコイイです。軽快なリズムのなかに哀愁が漂っていて、何度もリピートしたくなります。1曲が9分ちかくあって少し長いかなとはじめは感じていたのですが、サビの繰り返しやピアノやアルト・サックスの音色の心地よさにウットリします。またアルバムの写真も、マンハッタンの街をキャリアウーマンの美しい女性が颯爽と歩く足を写していて、とてもクールなんです。思わず、ジャケ買いしても損はない1枚。ジャズをあまり聴いたことがない人にも、ジャズの入門CDとしておすすめしたいです。(40代女性)
12.バド・パウェル(奏者)「クレオパトラの夢」
ジャズ(JAZZ) バド・パウェル(奏者)「クレオパトラの夢」がおすすめの理由
ジャズは結構しんみりするというか情緒を感じる曲が多い中で、この曲はかなりアップテンポな曲です。 右は流れる演奏の中でもスタッカートを混ぜたり、左手はジャズ特有のリズムだったり、結構演奏はメリハリが効いています。 ジャズというと夜中のバーとかでお酒を飲みながら聴きたくなる曲が多いですが、この曲はどちらかというと夜中のハイウェイで聴きたくなるような曲です。 例えが下手ではありますが、それほどアップテンポな曲です。 しかも、大体のジャズ曲は所謂ブルースケールを中心に構成されますが、この曲は途中のピアノソロを除いてあまりブルースケールで構成されていません。 それでいてリズムとメリハリだけであそこまでジャジーになっているのは凄いものがあります。(30代男性)
13.スリーヴュースオブシークレット「ジャコパストリアス」
ジャズ(JAZZ) スリーヴュースオブシークレット「ジャコパストリアス」がおすすめの理由
天才ベーシスト、ジャコパストリアスの名曲です。当時最高峰のテクニシャンであった彼のベーステクニックを堪能できる曲も沢山ありますが、この曲はベースはほとんど目立ちませんが、美しいコード進行とホーンのヴォイシング、そして哀愁ただようトゥーツシールマンスのハーモニカによる美しいメロディーが胸に響きます。(ちなみにハーモニカってリード楽器として最強だと思います。中でもシールマンスとスティービーワンダーのハーモニカは胸を直接鷲掴みされるようで涙がポロポロと、、)ジャコのベースは今となっては圧倒的なテクニックとは言えなくなっていますが、それでも没後何十年たっても人気が衰えないのは、彼が稀有なベーシストなだけでなく、不世出のコンポーザーだからと思います。そんな彼のコンポーザーとしての才能を堪能できるこの曲オススメです。同アルバムのリバティシティもオススメ。(40代男性)
14.ベニー・グッドマン「シングシングシング」
ジャズ(JAZZ) ベニー・グッドマン「シングシングシング」がおすすめの理由
ジャズの中でもスウィング・ジャズの代表曲である「シングシングシング」は、1936年にトランペット奏者であるルイ・プリマによって書かれた曲です。さまざまなビッグバンドが演奏しているこの名曲ですが、ベニー・グッドマンはその中でも代表的な1人です。メンバーののジーン・クルーパが曲中に演奏するドラムのソロはジャズドラムの当時の考え方を変えた革命的な演奏でした。思わず、ジャズダンスをしたくなってしまうような躍動感あふれるサウンドは日本でも愛されています。上野樹里主演の映画「スウィングガールズ」でも劇中のビッグバンドがこの「シングシングシング」をカバーしています。この演奏中に「すべての人間は二種類に分けられる。スウィングするやつと、しないやつだ。」と言うセリフが印象的です。もちろんわわたしはスウィングするやつになりたいですね。(30代女性)
15.アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ「チュニジアの夜」
ジャズ(JAZZ) アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ「チュニジアの夜」がおすすめの理由
私は趣味でドラムを演奏しているのですが、カバーする楽曲は主にロックやパンクが多く、ジャズはあまり聞いておりませんでした。しかし友人から何曲かジャズの曲を紹介してもらった時に初めてこの曲を知りました。元はトランペット奏者のディジー・ガレスピーが、ピアニストのフランク・パパレリ との共作で作曲した楽曲だったのですが、その後ガレスピーがビックバンドを結成し、そのメンバーにアート・ブレイキーというドラマー加わっておりました。ブレイキーの演奏するドラムを中心に広がっていく曲構成や前半、中盤で演奏するドラムのソロパートでは非常に激しくいい意味でジャズらしく無い迫力のある演奏を聴くことができます。曲の知名度も高いので、是非ジャズ初心者の方には聴いて頂きたい一曲になっています(20代男性)
16.ケニー・ドリュー(ピアノ)「ハッシャバイ」
ジャズ(JAZZ) ケニー・ドリュー(ピアノ)「ハッシャバイ」がおすすめの理由
ケニー・ドリューのメロディアスかつ繊細なピアノテクニックがすごいから。流れるようなフレーズに中に一瞬時が止まったかのようなジャズスタッカートが度々入るが、何回聞いてもそこは身震いする。この人は枯葉やバードランドの子守歌などもアップテンポの曲調で引いているが、やはりこのハッシャバイが個人的には一番だと思う。出だしのルバート気味の即興から躍動感のあるバッキングに移行し、そして美しくも軽快なメロディーに繋がる部分は、ケニー・ドリューのファンならお馴染みの進行だが、言い換えればそれだけプレイスタイルが確立されているという証拠。ジャズ特有のノリの良さはもちろんの事、そこにちょっとセンチメンタルな哀愁感を載せているのがたまらなくシブい。(40代男性)
17.グレン・ミラー「ムーンライト・セレナーデ」
ジャズ(JAZZ) グレン・ミラー「ムーンライト・セレナーデ」がおすすめの理由
これこそジャズの名曲、という感じです。 ジャズが好きになったきっかけの曲なので、ムーンライト・セレナーデからたくさんのジャズの魅力を教えてもらいました。 特に夜のドライブ中に聴くと素敵な気持ちになれ、特別な時間を過ごせるような気分になるのでおすすめです。 流行りの曲やJポップも良いですが、フッとこの曲がかかってくると贅沢な空間になります。 ムーンライト・セレナーデを選曲する人は大人の楽しみ方を知っている、少し先を行くスマートな人のイメージがあります。 何年経っても色あせないメロディの魅力こそがジャズの魅力でもあると思います。 ジャズを知らないような人でも耳にしたことがある曲なのではないでしょうか。 知らない間に自然に受け入れることができていた曲であることも素晴らしさを感じます。(30代女性)
18.マイルス・デイビス・クインテット「ラウンドアバウト・ミッドナイト」
ジャズ(JAZZ) マイルス・デイビス・クインテット「ラウンドアバウト・ミッドナイト」がおすすめの理由
最初に出だしを聞いたときしびれたから。本当に背筋が凍るような衝撃を感じました。伝説的なトランペッター、マイルス・デイビスの曲です。ほんの少しだけくぐもったトランペットがとてもかっこ良かく、しびれました。タイトルからしても子供はお断りな雰囲気で、私は無性にはやく成長したい気分になりました。この曲は元々はジャズピアニストのセロニアス・モンクの曲だったのですが、それを編曲してマイルスが演奏しています。幾度となくカバーされてきた名曲中の名曲で、それだけ沢山のミュージシャンを許容するような作品なのだと思います。深夜近くに聞く事をおすすめしますが、寝る前などに聞いてしまうとたまに目が覚めてしまう事があります。(40代男性)
19.スコット・ハミルトン「枯葉」
ジャズ(JAZZ) スコット・ハミルトン「枯葉」がおすすめの理由
王道中の王道です。 この曲を知らずしてジャズを語ることなかれと言っても過言ではないくらい有名な曲です。 多分他のワーカー様もこの曲を挙げる人がいるでしょう。 この曲のポイントは殆んどブルースケールで構成されていて、覚えやすいメロディーとリズムが特徴的です。 ジャズをやる人の大半がこの曲から入ると言うほど取っ付きやすい曲ではありますが、奏者によってかなりアレンジも異なる曲です。 それほどのバリエーションを産み出すほど知れ渡っている曲というのもありかなり入門用の曲かと思えばそうでもなく、聴かせるようになるためにはかなり奏者を選ぶ曲と言えます。 演奏が上手い下手ではなく、如何に枯葉舞う秋の道を演奏で表現できるか、強弱や濃淡だけで秋を表現できるかがこの曲の難しいところでもあります。(30代男性)
20.兄蔵「凪」
ジャズ(JAZZ) 兄蔵「凪」がおすすめの理由
孤島のベーシスト・兄蔵さんの楽曲は聴いているとまるで静かに語りかけてくるような温かさに満ちています。サウンドは透明感あふれるクリアなトーンで奏でられる叙情的なメロディーによる独奏のスタイルです。そのアンビエントで心地よい空気感を作り出している兄蔵さんですが、演奏スタイルもかなり特殊です。ベースをタッピング(弦を弾く方の右手指先でピアノを弾くように弦を押さえる)という奏法で演奏されており、あのクリアなトーンや旋律を奏でることができるのです。しかも、通常のベースは弦の数が4本なのに対し、兄蔵さんの愛用するベースは6弦ベースとかなり珍しい仕様のもの。新宿駅の周辺で路上ライブを偶然見かけたことがあるという人も多く、その存在を知る者は多いでしょう。(40代男性)
21.吾妻光良& The Swinging Boppers「齢には勝てないぜ」
ジャズ(JAZZ) 吾妻光良& The Swinging Boppers「齢には勝てないぜ」がおすすめの理由
早稲田大学の音楽サークル出身の吾妻光良が期間限定で結成したビッグバンドが楽しさのあまり今も活動を続けているという奇跡の音楽集団・吾妻光良& The Swinging Boppers。1979年の結成から2004年にはFUJIROCK FESTIVALにも出演を果たした実力派です。この曲「齢には勝てないぜ」は貫禄たっぷりの見た目からもお分かりいただけるように“年だけは取りたくないもんだ”というボヤキを痛快なジャズで笑い飛ばすナンバー。いぶし銀のホーンセクションにハスキーな吾妻さんのボーカル。まるで何かを始めるのに遅すぎることはないと僕らの背中を押してくれるような力強さも持ったエネルギッシュなサウンドに勇気をもらう人も多いでしょう。(40代男性)
22.マイルス・デイヴィス「so what」
ジャズ(JAZZ) マイルス・デイヴィス「so what」がおすすめの理由
マイルス・デイヴィスは現代モードジャズ、モダンジャズの先駆者かつ偉大な傑作を多く残した偉人として認識されている。この”so what”が収録されているアルバム”kind of blue”は、当時主流だったスウィングの流れを汲むビバップ等の激しく、陽気で大衆向けのジャズに対しての限界を感じたデイヴィスが制作した作品である。デイヴィスがこの作品の中に積極的に取り入れたモード(旋法)・ジャズは、主旋律の裏に別の広がりのある音階を取り入れることでより空間的に広がりのある、かつ味わい深いサウンドを演出するものである。実際にこのアルバムを同時代のジャズ作品と聴き比べた時に、他よりもずっと落ち着いていて静かで、しかし頭の中に広がる音の世界はより深みを持って感覚を刺激してくる。”so what”はこのアルバムの中でも代表格として名高い曲であり、現代の落ち着いたジャズの原点とも言える為、聞いておいて損はないと思う。(20代男性)
23.デイヴ ブルーベック「Take Five」
ジャズ(JAZZ) デイヴ ブルーベック「Take Five」がおすすめの理由
曲名の由来にもなっている4分の5拍子で構成されているとても珍しい楽曲。流れるような5拍子のリズムに、サックスの独特で色気のあるキャッチーなメロディと、力強いドラムが絶妙にマッチしていて、初めて聞いた時は衝撃を受けました。ジャズ界に新しい風をもたらした1曲と言えるでしょう。沢山の人に愛されている名曲のひとつであり、街中やラジオでも良く聞くことが出来ます。デイヴ・ブルーベックはユニークな拍子の曲がとても上手く、このTake Fiveは彼の代表曲となりました。時代が変わっても、色褪せる事なく、古さを感じさせません。Jazzの魅力がたっぷり詰まっていて、聞けば聞くほどその魅力にハマってしまう不思議な曲です。(20代女性)
24.Louis Armstrong「What a Wonderful World」
ジャズ(JAZZ) Louis Armstrong「What a Wonderful World」がおすすめの理由
この曲はLouis Armstrongの中で1番有名であり、世界中で愛されている曲です。また日本でもCM等で多く使われており、多くの方が耳にしたことがあると思います。この楽曲の素晴らしさはシンプルながら美しいメロディーと日常の小さな幸せを歌った歌詞が見事に交わっているところにあると思います。Louis Armstrong自身がアフリカ系のアメリカ人という立場で苦しい生活を強いられた時期もあったのではないかと予想しますがそれに負けずに生き続けた、彼の陽気なキャラクターが歌い方に現れている気がします。ジャズというジャンルが存在する限り、彼の名前もまた残り続ける事は間違いないでしょう。最近のアーティストにもよくこの曲がカバーされていることがその証明になっています。(20代男性)
25.グレン・ミラー・オーケストラ「イン・ザ・ムード」
ジャズ(JAZZ) グレン・ミラー・オーケストラ「イン・ザ・ムード」がおすすめの理由
昭和の最初の方に生まれた父の思い出の曲だからです。その頃都会に生まれた少年が胸を焦がしながら聞いていた曲だと思うと感慨深いです。グレン・ミラージャズ・オーケストラは、大人数編成の楽団によるジャズです。この楽団はビッグ・バンド・ジャズの代表的なグループです。名前の通りグレン・ミラーという人が率いる楽団で、本人はトロンボーンを演奏します。とにかく金管楽器が映える曲調が特徴的です。ムーンライト・セレナーデや茶色の小瓶など、たくさんの名曲がありますが、イン・ザ・ムードはこのバンドの名刺みたいな名曲です。出だしがかっこよく、いきなり持っていかれるような感じがあります。またスタイルかっこよく決まっており、当時のアメリカの雰囲気を今も伝えています。(40代男性)
26.アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ「モーニン」
ジャズ(JAZZ) アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ「モーニン」がおすすめの理由
この個性的なオープニングは、誰しもが一度は耳なにしたことがあるのではないでしょうか。こんなにも印象に残るメロディーはなかなかないと思います。しかし恥ずかしながら、もともと私はこの曲のタイトルを知りませんでした。知ったのは、坂道のアポロンという漫画を読んでからです。気になって検索をし、モーニンがこの曲だと紐付きました。ピアノで始まり、トランペットやサックスなどがそれに呼応し会話のように楽しいフレーズがメインです。ほんとにリズミカルでこれぞジャズというような弾みを感じます。でもそれだけではないしっとりとした部分がまたこのメインフレーズを引き立たせているように感じます。大人な雰囲気もありつつ、面白さもあるこの曲が、長年愛されるジャズの名曲だと思います。(20代女性)
27.ビルエバンス「ワルツ・フォー・デビー」
ジャズ(JAZZ) ビルエバンス「ワルツ・フォー・デビー」がおすすめの理由
ビルエヴァンスが彼の姪であるデビイのために作曲した曲。幼い少女がタイトル通りワルツを踊っている光景が目に浮かぶ名曲。序盤のスローな出だしでぎこちなく動く姿が想像され、そこから徐々にテンポアップしていき、彼女が踊るのに慣れてきてリズムに乗ってくる光景が目に浮かぶ。我々は当然デビイという少女がどんな見た目をしているのかも全く知らないはずなのにに曲を聴くことで楽しそうに笑顔で踊っている少女の光景が目に浮かぶのはやはりビルエヴァンスのピアノの心地よい音色のせいとしか言いようがない。見えないものをまるで見えるようにしてくれるこの曲は数々の傑作を持つ彼の曲の中でも特に素晴らしい曲だと思っている。他の曲よりタイトルと曲の一致率が高いという点も貢献していると思う。デビイのためのワルツ。まさにタイトル通りの曲だ。(30代男性)