さいとうちほおすすめの漫画ランキング
特に男性を描くのセクシーでとても引き込まれます。結構な勢いで男性ヒーローが死んでしまうことがあるのでショックを受けるのですが面白いです。それに主人公が亡くなった一人の男性を思い続けていくことがなくて新しい男性を見つけて強くしたたかに生きていくパターンが多いので見ていて元気が出ます。さいとうちほさんのおすすめの作品をランキング形式でご紹介します。
第5位.さいとうちほ「白木蘭円舞曲(マグノリアワルツ)」
さいとうちほ「白木蘭円舞曲(マグノリアワルツ)」がおすすめの理由
1936年サジットと日本から駆け落ちのように飛び出して、上海でラブラブな生活を送ってる楜都が羨ましいです。冒頭からとってもイチャイチャしてます。見ていて癒されます。サジットは相変わらずインドのスパイ活動をしてます。帰ってこなくなります。楜都は妊娠してることに気づきます。サジットは独立か都度で、忙しいために頑張って一人で産みます。異国で心細いだろうにとてもがんばり屋さんだと思います。産んでからすぐにサジットの父親に奪われてしまうのですがやっと会えたサジットは早々に諦めようとしますがビックリしました。将臣さんも合流します。サジットは亡くなってします。その後、楜都は船旅の海に飛び込もうとしたら将臣さんが赤ちゃんを投げ込もうとするので止めます。何するの?君がやってるのはこういうことだ!と、ポロっと出たのは赤ちゃんでなくくるまった枕でした。ここの場面は凄く感動しました。将臣さんの説得力は凄いです。将臣さんの病気を知って楜都が将臣さんを気遣い一緒に生きていこうとするところでも自分は死んでしまうからという理由で将臣さんはずっと冷たくするのに他の酔っぱらいに楜都が侮辱されるととても怒るところがかっこよかったです。二人が最後、寒い場所で結ばれるシーンがとても官能的で好きです。楜都は最後二人のお母さんになってるところもほんわかします。
第4位.さいとうちほ「円舞曲(ワルツ)は白いドレスで」
さいとうちほ「円舞曲(ワルツ)は白いドレスで」がおすすめの理由
1935年まだ女が社会には出ない男を全面的に立てる親が決めた相手と結婚するという時代に主人公はそれは嫌だ!と反抗する。閉鎖的な世界を一生懸命に変えようとする主人公がかっこよくて面白かったです。いとこの将臣さんは学校でも人気なほどかっこよくて嫌々結婚するってことでもないのでは?と思うのですが女心がわかってないところは少しいまいちです。ある日ダンスパーティーにでた楜都はサジットというインドのスパイと恋におちるのが凄くロマンチックで良いです。サジットは敵に撃たれて怪我をおってるのですが、楜都と将臣の兄の協力で逃げ延びるのがハラハラドキドキします。妹の華子が余計なことを言ってばれそうになりこちらもドキドキしました。将臣の妹の華子は将臣が好きすぎて楜都に意地悪ばかりします。そのおかげで将臣までとてもピンチになったりします。やりすぎです。途中から将臣の家に楜都は一緒に住むのですが楜都は将臣の父親にしごかれます。いかにも亭主関白なお父さんに反抗するのでこちらもひやひやしますがお父さんもなんやかんやで楜都のいうことを聞くので読んでて面白いです。最後の将臣さんが自分の病気を知り身を引くところが凄く切なくて好きです。自分が死ななかったら身を引かないと言ってるのが泣けます。
第3位.さいとうちほ「花音」
さいとうちほ「花音」がおすすめの理由
モンゴルで育った女の子の主人公の花音の父親探しがメインのストーリーでハラハラして最後のどんでん返しがとても面白かったです。花音はモンゴルで母親と二人で暮らしているのですが母親が冒頭で死にます。とても突然です。そこから父親が実は生きていて音楽の才能は父親から受け継いだものよというのですが、とりあえず音楽家だ!と花音と天童は思い探すのですがそれが三人に絞られて二人ははずれるのですが、二人目がとてつもない変態ホモで三神と一緒にピンチになるのですが花音が酔い潰されたふりをして全然酔ってなくてモンゴルのお酒は強いよ。こんなのへっちゃらというシーンがあって、モンゴルってお酒そんなにきついんだーと納得してしまう場面がありました。そのピンチの切り抜け方がムチを使って花音が、とてもかっこよくて好きです。三神が助かって良かったです。三神は最初は女の人にだらしなく野心のために年上の愛人の娘と婚約や結婚をしたりするとんでもない教師としてかかれてますが途中からとてもかっこよく見えてきます。花音を愛すようになるあたりの三神は優しくなってとても素敵に見えてきます。三神が花音の母親と知り合いだったところで10代の三神が回想で出ますが爽やかで好きです。三神はロン毛より髪が短い方がかっこいいです。
第2位.さいとうちほ「ブロンズの天使」
さいとうちほ「ブロンズの天使」がおすすめの理由
とても設定が豪華です。ロシアの実在した天才詩人プーシキンとナターリアとダンテスとの三角関係が本当に切ないです。ナターリアはプーシキンに感謝はしてるけど恋はしてないまま日々を過ごして子供を産み育て、初めて恋をしてしまうのですがそれがダンテスなのですがもう読んでて、プーシキン別れてあげても良いのでは?と思う反面、冒頭から、プーシキンがナターリアと結婚するためにものすごく苦労してたのをこちらは見てるのでダンテスとの仲を応援も出来なくて、ダンテスも割りきってナターリアの姉と結婚したりするし、最終回まで本当に目が離せない展開が続きます。ナターリアの境遇も凄く可哀想だと思いますが当時の貧乏貴族を上手く表現しててわかりやすかったです。没落した一家を救うために、華族の為に全財産をかけて着飾ってパーティーに出て男性に気に入られるようにして、本当に見てて痛々しかったです。そんなときにプーシキンが王子様の様に現れてプーシキンがナターリアに一目惚れをして結婚までナターリアの持参金等出せなくて何故かプーシキンがいろんなものを売って用立てます、ナターリアの母親もプーシキンにあまり良い印象を持たず色々障害がありますが乗り越えます。結構それだけでもドラマチックなのにそこからがまだ一巻でダンテスは出てなくてまだまだ続いていくのがこの漫画の面白さだと思います。
第1位.さいとうちほ「とりかえ・ばや」
さいとうちほ「とりかえ・ばや」がおすすめの理由
有名なとりかえ・ばやという作品をさいとうちほさんがた独特の見方で作成しててとても話が難しいはずなのに見やすくて絵柄もとても美しいです。女の子の双樹と男の子の睡蓮はお父さんは同じなのですが双子ではないのに、同じ日に産まれて同じ顔をしているという設定が面白かったです。お母さん同士が昔は一夫多妻なので、今でいう愛人同士なのに普通に仲が良いので次代だなぁ思いました。双樹が男のふりをして元服をして宮中に出入りをするのですが、お父さんに私と同じようなおなごがいないと不思議そうにするのが印象的でした。父親もこの子は分かってなかったのかという驚く顔をするのですが読んでてこちらも驚きました。覚悟して男のふりをして宮中にでしたりすることにしたのかと思ったらわかってなかったのが面白かったです。まだ子供なところがわかりやすかったです。四の姫の政略結婚をするのですが子供が出来るわけもないのですから最初に言ってしまえば良かったのに~と思うのですが、四の姫のお父さんにばれると双樹のお父さんと双樹は政治生命を断たれるようなもの!と、沙羅双樹の母親がきつく止めるのが宮中はいかに陰謀巡る世界かを表してて怖いです。四の姫は登場のしかたがうちわで顔を隠して丸々一ページ使ってとても高飛車な姫として描かれてたので沙羅双樹と最初は自分はもっと身分の上の者と結婚するはずだったのにと、嫌々結婚したものの沙羅双樹の見た目や優しさに惹かれていき、性生活は無理でも本当の夫婦の様になり徐々に仲が良くなっていくのですが、四の姫のツンデレのデレがどんどん見られてとても可愛らしかったです。四の姫は、とても沙羅双樹の事が好きなのがわかります。