オダギリジョー出演のおすすめ映画ランキング

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オダギリジョー出演のおすすめ映画ランキング

飄々とした雰囲気でありながら、時に鋭い演技もすることができ、見る作品によって印象が大きく変わる部分に強い魅力を感じます。細身のルックスやぼんやりとした喋り方もスタイリッシュで、憧れを禁じ得ません。変態役が多いのも魅力の一つと感じています。

 

 

第7位.「エルネスト」(オダギリジョー出演)

「エルネスト」(オダギリジョー出演)がおすすめの理由

史実を元にした作品のため、教養という点でも見る価値のある映画だと思います。キューバ革命に日系人が関わっていたことや、ゲバラが日本に来ていたことも知らなかったことなので、非常に興味深く見ることができました。オダギリジョーも日系人のゲバラの部下の役を演じていて、流暢なスペイン語など、現地の日系人と言われても違和感を感じることのない演技を披露していました。ド派手な演出のある映画ではありませんが、その時代の雰囲気がひしひしと伝わってくるような、不思議な緊迫感に溢れた映画です。チェゲバラに関する映画は沢山出ていますが、個人的には最も見ていて感動を覚えた作品でした。世界で起きた激動の時代に、自分がどれだけ無頓着な人生を過ごしてきたかと改めて考えさせられました。より多くの方に視聴してもらいたいと思います。

 

 

第6位.「マイウェイ」(オダギリジョー出演)

「マイウェイ」(オダギリジョー出演)がおすすめの理由

史実を元にした作品。かなりドキュメンタリーチックな作りとなっており、緊迫感に溢れた作品という印象を受けました。オダギリジョーも実在の人物を演じており、戦争時の日本人の酷さも含めて、愛国心の塊を演じきっているという印象が強く残っています。数々の困難に見舞われながらも生きながらえる為のバイタリティと狂気を、オダギリジョーが完全に演じきっていると感じました。当時の日本人の怖さも表現しきっていると思います。山本太郎も含めて、勢いのあるキレっぷりに感嘆します。歴史を美しく改変して描くのではなく、真実としての側面を描ききっています。戦時中のことはさまざまなストーリーがあるものの、真実はなかなかわからないもの。戦争を知らない世代の私たちも知っておくべき内容がたくさんあるものと思い、よりたくさんの日本人に見ていただきたい映画です。

 

 

第5位.「たみおのしあわせ」(オダギリジョー出演)

「たみおのしあわせ」(オダギリジョー出演)がおすすめの理由

かなりのんびりした映画だと思います。オダギリジョーは放蕩息子として、自由に生きる人物を演じており、飄々とした本人の雰囲気にとてもマッチしていました。時効警察でも共演していた麻生久美子さんとここでも共演となり、時効警察も好きだった私としてもとても嬉しい気持ちになります。息子との相性によって恋人を変えてきた父親と、けんかしながらも父思いの息子を、亡き母への思いが繋いでいく。映画は結婚を巡ってすすみますが、結婚よりも二人だけの世界に留まっていたいということが、ラストのシーンでよくわかります。自分らしく生きるということの難しさを感じる作品でした。ラストシーンも印象的で、作品のタイトルの由来も最後になんとなく理解できた気がします。故忌野清志郎が出演しており、同じく大好きな方なので、登場時には感動してしまいました。

 

 

第4位.「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(オダギリジョー出演)

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(オダギリジョー出演)がおすすめの理由

原作を先に読んでの鑑賞でしたが、リリーフランキーをオダギリジョーが演じているというだけで、見え方感じ方が少し違った印象を受けました。ただ、自由に生きているという点では、リリーさんとオダギリジョーはマッチしている感じがするので、劇中ではどんどん感情移入していき、深い親子愛に多大な感動を受けました。何か特別なことがあるかというと、特に起こっていない。生活していれば誰でもお金に窮することはあるし、若いうちは目的もなくモラトリアムな毎日を過ごしてしまうし、当然病気にもなるし、最後は誰でも死んでしまいます。だからこそ、自分の人生と重ね合わせられるところが必ずあるし、ハマったところは胸が熱くなります。とても良い映画と思っていますが、個人的には悲しすぎてつらい部分もあり、自分の生き方も見つめなおさせられる印象です。

 

 

第3位.「イン・ザ・プール」(オダギリジョー出演)

「イン・ザ・プール」(オダギリジョー出演)がおすすめの理由

奥田英朗原作の変人ばかり出てくる作品。映画としては、原作の面白さには届いていない印象は否めませんが、オダギリジョーの真面目に生きてるけど変な世界に巻き込まれ始めている感じは、オダギリジョーが演じているからこそ生み出せている面白さなのではないかと思います。ストレス社会において、普通がなんであるのか、そして誰にもリウ介されず自分の趣味趣向が強すぎることへの恐怖、接する人数や距離が近すぎる都会においてその闇は深くなる一方。水面下で増殖する抑えられない欲を秀逸に表現している稀有な作品ではないかと思います。ジワジワ面白みがこみあげてくる感覚はこの作品ならではではないかと思います。原作よりもハードル低く気を抜いて視聴できる作品と思いますので、余計な先入観を持たずに多くの人に視聴していただきたいと思っています。

 

 

第2位.「メゾン・ド・ヒミコ」(オダギリジョー出演)

「メゾン・ド・ヒミコ」(オダギリジョー出演)がおすすめの理由

変態を多く演じるオダギリジョーの中でもリアルなゲイを見事に演じている作品。よくあるオネエ感のあるゲイではなく、きちんと男らしさを持って、男を愛す本物を演じきっている。高齢化社会に伴って日本のインフラも変わっていく中、自分の知っている世界だけでは想像も付かないような影響がいろんなところに出ているのだなと感じさせてくれました。最近はLGBTのカテゴリが複雑になり過ぎている感があって、きちんと理解できない状況になっている。タブーを意識しすぎると、映画も小説も音楽も何も生み出せなくなってしまうのではないか。エンディングのオペラ調の曲【母の教え給えし歌】もこの作品にぴったりでサントラにも非常に興味が湧きました。BGMが細野晴臣で、それもまた暖かさを感じる雰囲気を醸し出しており、ストーリーの面白さも作品全体の暖かさも素晴らしいと思います

 

 

第1位.「アカルイミライ」(オダギリジョー出演)

「アカルイミライ」(オダギリジョー出演)がおすすめの理由

学生時代に見て、大きな衝撃を受けました。海水で生きる猛毒のクラゲを真水に適応させようとするその姿が自分と重なりました。若者なりの先行きに対する不安や衝動性を抑え込んで生きることに対する疑問などがちりばめて描かれており、オダギリジョーも、そんな本質的な弱さを非常に上手く表現されていたのではないかと思います。ラストがイマイチ理解しきれない部分もありますが、映画全般で考えても、大好きな作品です。印象としては、ラストの街を歩く若者もまたクラゲなのかなと。最後は交通整理や撮影するスタッフも画面に写り込んで物語が終わる。アカルイミライというタイトルだが明るい未来も現在も描かれてはおらず、希望も感じられない。しかし、絶望を唄っているわけでもない。この複雑な社会でGOとサインが出された時、自分がどこに向かうか考えろということなのかと思っています。

 

 

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