妻夫木聡出演おすすめ映画ランキングTOP7
妻夫木聡は、幅広い俳優だからです。主役もできれば、味のある脇役もできるし、
かっこいい役もできれば、かっこ悪い役もできるし、いい役もできれば悪い役もできる、とにかく演技力があり、素敵な俳優だと思うからです。
第7位.「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」(妻夫木聡出演)
「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」(妻夫木聡出演)がおすすめの理由
妻夫木聡主演。奥田民生の音楽に乗せて展開されるダメ男と誰もが好きになってしまう魔性の女性の恋を描いた作品。水原希子と妻夫木聡のキスシーンがたくさんあって、とにかくキュンキュンできる作品。水原希子ちゃんのセクシーなシーンもあり、その美しさは、女性でも楽しめるし、もちろん男性も楽しめる。妻夫木くんは、安定のだめ男だけど、なんとなく憎めないし、そういう人が現実にいそうでほんと自然。笑 最終的に妻夫木くんがいい男になっていく部分も好きだし、のちの恋人となる安藤サクラの役どころが、また個性的だけれど、とても可愛らしくて、好きになってしまう。そしてラストシーンの水原希子がまた魅力的。妻夫木くんだけではなくて、周りのキャストの印象的なシーンも楽しめる作品だと思います。あとは、奥田民生の音楽が好きな人にはとてもおすすめです。
第6位.「パコと魔法の絵本」(妻夫木聡出演)
「パコと魔法の絵本」(妻夫木聡出演)がおすすめの理由
妻夫木聡助演。世界観がメルヘン。絵本の中に入ったようなカラフルで奇妙な世界観と、出てくるキャラクターたちが面白い。役所広司扮する、意地悪な入院患者が、1日で記憶を無くしてしまう病気にかかっている女の子パコに出会い、変わっていく。愛を感じられる作品で、とてもよかった。妻夫木くんの役は、薬物依存症の俳優。とりあえず危なっかしい感じ。他にも、小池栄子や阿部サダヲ、土屋アンナといった個性派の俳優さんたちが、それぞれ、どこかおかしな雰囲気で、患者や看護師に扮してつくりあげる世界観が不思議。でも最後にはほろっと泣けてしまう場面もあって、子供と一緒にも見られるし、大人に忘れかけていた大事な感情を呼び起こしてくれるような作品。カラフルな世界観とあらすじとキャラクターの強烈な個性と、泣けるストーリーが、おすすめの理由です。
第5位.「清須会議」(妻夫木聡出演)
「清須会議」(妻夫木聡出演)がおすすめの理由
妻夫木聡助演。史実にある、清須会議を、面白おかしく現代風を交えながら描いた作品。監督がコメディを得意とする三谷幸喜で期待大で鑑賞したが、裏切らなかった。役所広司扮する柴田勝家と大泉洋扮する豊臣秀吉が、織田信長が滅びたあとの織田家をどうするかを決める会議でのやりとりや根回しの様子を上手く描いた作品で、妻夫木くんの役どころは織田信雄(のぶかつ)という織田信長の次男だが、とにかくアホな役。例えば、旗取りの勝負をして、旗をとったら勝利できる場面で、相手よりも早くゴールに入ったにも関わらず、旗を取らずにゴールを通り過ぎて走り続けてしまって負ける等、おとぼけでツッコミどころ満載な場面がある。しかし、どこか妻夫木くんらしい雰囲気で演じられており、憎めないキャラクターである。全体のテンポ感もよく、時々挟まれるツッコミどころ満載なボケに笑いながら歴史に興味がもてる作品。
第4位.「小さいおうち」(妻夫木聡出演)
「小さいおうち」(妻夫木聡出演)がおすすめの理由
妻夫木聡助演。妻夫木くんが演じる現代と、その大叔母さんの回想であるシーンの2つの時代からなる山田洋次監督の作品。昭和初期、妻夫木くん演じる大学生の大叔母タキは、若い頃に女中に出ており、その時の思い出を妻夫木くんに書き残して亡くなった。物語は、妻夫木くんがそのノートを読みながら進行する。甘酸っぱくて苦い大叔母さんの気持ちに思いをはせてしまう作品であり、どことなく昔の日本のロマンを感じてしまい、気持ちがキュっとなるのでおすすめです。大叔母さんの若い頃を黒木華、女中に出ていた奉公先の奥様が松たか子。松たか子が着物をきっちりときているのに、どことなく色っぽく、またこの時新人であった黒木華の初々しくも控えめな演技が素晴らしいです。奥様の不倫に対して、自分の気持ちを言えず、切ない思いである行動をするタキがいじらしいです。
第3位.「東京家族」(妻夫木聡出演)
「東京家族」(妻夫木聡出演)がおすすめの理由
この作品も、山田洋次監督作品で、気持ちがキュッとなる作品です。田舎から東京に出てきた老夫婦が、子供に会いにくるが、3人の子供とその配偶者はとても忙しく、老夫婦を邪険に扱います。その様子に、自分が親孝行をきちんとしているだろうか、祖父母によくしてあげているだろうか、という想いが頭をよぎり、家族の大切さや相手を思う優しい気持ちを思いださせてくれる作品です。妻夫木くんと蒼井優ちゃんのカップルがとても微笑ましく素敵です。主要キャスト8名を変えずに描いた別の作品、「家族はつらいよ」「家族はつらいよ2」も切り口は違うけれど、一緒に楽しめる作品で、他の作品と比べながら鑑賞できる、ということもこの映画の魅力だと思います。ただ、「家族はつらいよ」はコメディタッチであるのに対し、こちらの東京家族はもう少し愛にフォーカスした作品だと感じました。
第2位.「怒り」(妻夫木聡出演)
「怒り」(妻夫木聡出演)がおすすめの理由
人間の抱える怒りをテーマにした作品。映画館で初めて見て、鑑賞し終わった時、全身から怒りの感情が溢れ出してきて、意味もなく叫んで怒り出しそうになったことが印象的です。それほど、気持ちをかき乱され、掻き立てられる作品でした。ある殺人事件がおこったあと、日本の3つの場所でそれぞれ犯人に似た過去が不明の男性が現れます。3名の男性の周りにいる人々は、知り合った後ある時点で、どことなく殺人犯に似ていることに気がつき、「もしや逃走中の殺人犯がこの人なのでは?」という疑心を抱きながら時を過ごします。最後の最後まで誰が犯人なのかは鑑賞している私たちにもわかりません。ドキドキしながら一気に2時間過ごせる映画です。妻夫木くんは、ゲイの役で、相手役となる綾野剛との激しい絡みにも目が離せず、別の意味でもドキドキする作品でした。
第1位.「ザ・マジックアワー」(妻夫木聡出演)
「ザ・マジックアワー」(妻夫木聡出演)がおすすめの理由
三谷幸喜作品のザ・マジックアワーが1位です。妻夫木くんがダメ男笑。ある嘘をついてしまったことから始まる壮大なストーリーで、売れない役者に映画制作だと嘘をついて、マフィアの相手をさせたりヒヤヒヤする場面がたくさんあるコメディ映画です。三谷幸喜作品の常連である豪華なキャストが濃いキャラクターに扮する中で、嘘がどこかでバレて、妻夫木くんがマフィアに殺されてしまうのではないかというドキドキを抱えながらも、妻夫木くん側とマフィア側のお互いの勘違いの積み重ねがうまく作用して嘘がなかなかバレずにお話は進行します。全体的にコメディタッチで軽く見られることと、キャストが扮する世界観が可愛くも面白く、ストーリーの組み立てや工夫が上手くできており、「あ〜なるほど!そうなるのか」と納得させられる演出が面白いのでおすすめです。