- 赤川次郎おすすめ作品ランキング
- 7位タイ.赤川次郎「プロメテウスの乙女」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「午前0時の忘れもの」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「殺人よ、こんちには」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「子子家庭は危機一髪」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「死者の学園祭」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「東西南北殺人事件」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「毒(ポイズン)」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「秘密への跳躍5怪異書巡り」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「夜」(2票)
- 7位タイ.赤川次郎「幽霊列車」(2票)
- 6位.赤川次郎「マリオネットの罠」(3票)
- 3位タイ.赤川次郎「セーラー服と機関銃」(4票)
- 3位タイ.赤川次郎「三姉妹探偵団」(4票)
- 3位タイ.赤川次郎「若草色のポシェット」(4票)
- 2位.赤川次郎「ふたり」(9票)
- 1位.赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」(20票)
- 1票入った赤川次郎さんおすすめ作品も紹介
- 赤川次郎「いつか他人になる日」
- 赤川次郎「えんじ色のカーテン」
- 赤川次郎「バスガイドシリーズ「疫病神も神のうち」他」
- 赤川次郎「ホームスイートホーム」
- 赤川次郎「マザコン刑事の探偵学」
- 赤川次郎「やり過ごした殺人」
- 赤川次郎「一日だけの殺し屋」
- 赤川次郎「華麗なる探偵たち」
- 赤川次郎「吸血鬼はお年ごろ」
- 赤川次郎「禁じられたソナタ」
- 赤川次郎「栗色のスカーフ」
- 赤川次郎「群青色のカンバス」
- 赤川次郎「血を吸う花嫁」
- 赤川次郎「月光の誘惑」
- 赤川次郎「孤独な週末」
- 赤川次郎「黒い森の記憶」
- 赤川次郎「殺人を呼んだ本 私は図書館」
- 赤川次郎「三姉妹探偵団2」
- 赤川次郎「三毛猫ホームズの闇将軍」
- 赤川次郎「三毛猫ホームズの証言台」
- 赤川次郎「三毛猫ホームズの登山列車」
- 赤川次郎「三毛猫ホームズの恋占い」
- 赤川次郎「女主人公」
- 赤川次郎「鼠、江戸を疾る」
- 赤川次郎「泥棒教室は今日も満員」
- 赤川次郎「東京零年」
- 赤川次郎「盗みは人のためならず」
- 赤川次郎「二重奏」
- 赤川次郎「白い雨」
- 赤川次郎「保健室の貴婦人」
- 赤川次郎「魔女たちのたそがれ」
- 赤川次郎「眠りを殺した少女」
- 赤川次郎「夢から醒めた夢」
- 赤川次郎「名探偵はひとりぼっち」
- 赤川次郎「友の墓の上で」
- 赤川次郎「踊る男」
赤川次郎おすすめ作品ランキング
読書好き100人の方に赤川次郎さんのおすすめ作品をお聞きしランキング形式でまとめました。ぜひ読書の参考にしてみてください。
7位タイ.赤川次郎「プロメテウスの乙女」(2票)
赤川次郎「プロメテウスの乙女」がおすすめの理由
近未来サスペンスという位置付けで帯説明やPOPが打たれてますが、私にとっては少女たちの青春小説に近い気持ちで読みました。初めて読んだ中学生の時も、一番最後に読んだ妊娠中の時も、それぞれに3人の主人公に思い通じるものがあり、発刊後何十年経っても面白さは色褪せていません。お腹に爆弾を仕込まれた少女たちが首相暗殺を目論む中で、決意や迷いや小さな幸せを噛み締めていくストーリーです。少女たちの行為はテロリストのものとはいえ、なぜか青春の輝きにも似た甘酸っぱさを感じさせてくれます。ラストが曖昧なままなところも、各自が様々なストーリーを想像できて楽しめます。(40代女性)
急速に軍国主義化する日本に立ち向かうべく、3人の女性テロリストが首相暗殺を謀る物語。30年以上前の作品だが、今の日本のことを言われているようで、どきりとする。こんな社会になってほしくない、と色々考えさせられました。(30代女性)
7位タイ.赤川次郎「午前0時の忘れもの」(2票)
赤川次郎「午前0時の忘れもの」がおすすめの理由
まずは、本のタイトルから惹かれるものがある。タイトルそのものを真に受ければ、午前0時に何を忘れたのか、というような考えにいたるが、本を読んで私自身が思った忘れものとは、私たち読者が日常生活で忘れかけてしまっている“愛情”なのではないか、と感じた。内容も、物語の進むテンポは軽くスムーズに進み、読書初心者でも読みやすい。こんなにも切なくて悲しくて、それでいて心が温まる物語は是非たくさんの人に読んでほしいと思う。(20代女性)
バス事故で亡くなってしまった人たちの知人、家族がメッセージを見てある場所に集まってもう一度再会するという話。失ってしまった人たちとまた会えたことで過去とのケリがつけられたり、この光景を見た人もまた人生を変えようと、みんな未来に向けて歩き始める心温まる本。(30代女性)
7位タイ.赤川次郎「殺人よ、こんちには」(2票)
赤川次郎「殺人よ、こんちには」がおすすめの理由
この物語りは、一人の少女がその周りの人々の中で発生する事件に巻き込まれ、解決するというミステリー小説です。主人公の女の子の性格や境遇はとても魅力的で、すぐに物語に引き込まれます。夏の海での出会いなんかもあったりして、ちょっとドキドキさせるシーンもあります。しかしメインの謎解きもしっかり果たし、ラストはちょっと切なくて、でもすっきりと読み切ることができます。続編もあるので、読み応えもあり、これぞ赤川次郎の謎解き!と言った感じです。(20代女性)
赤川次郎氏の作品が大ブームを起こした1980年代の作品です。主人公が大人になりかけた少女という設定が当時の自分と重なりすぐに作品の世界に引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。とかく重くなりがちな殺人ミステリーですが、軽快な文章とテンポで読みやすい作品に仕上げられています。大人びた少女に秘められた残虐性に背筋がゾッとするショッキングな一冊です。(40代女性)
7位タイ.赤川次郎「子子家庭は危機一髪」(2票)
赤川次郎「子子家庭は危機一髪」がおすすめの理由
両親が突然それぞれの理由で失踪し、主人公で小学生の律子は弟と2人きりになってしまう、というかなり深刻な出だしで暗い話かと思いきや、色んな事件に巻き込まれながらも明るく乗り越えていきます。その姿がコミカルに描かれており、楽しく読めます。他にも子子家庭シリーズとして出ている作品もオススメです。(20代女性)
同時に別々の理由で両親が家から出て行ってしまって、小学生の姉弟のみになってしまったお話しです。姉の律子は小学生とは思えないくらい大人顔負けのパワフルさで、弟の面倒をみながら立派に生活していく姿に元気と勇気をもらいました。この本を読んでいると律子が小学生だということを忘れてしまいます。決してへこたれない前向きさに頭が下がります。(30代女性)
7位タイ.赤川次郎「死者の学園祭」(2票)
赤川次郎「死者の学園祭」がおすすめの理由
小学校の時に読んだ、初めての赤川次郎作品。タイトルはとても恐ろしげなわりに、内容は軽めのノリで、発売当時の推理小説のジャンルでは、異色のとっつきやすさで、小学生にもわかりやすく読みやすいと思います。小説初心者にも楽しく読め、普段は堅い読み物を好む方にも一服の清涼剤になり得る、赤川次郎の作風を代表する一冊です。(40代女性)
初めて読んだ赤川作品ですが、とても引き込まれて読んだ記憶があります。主人公の女性が魅力的で色々イメージを想像を巡らせながら読みました。学園という明るく楽しい舞台で起こる殺人事件というギャップが新鮮でした。(40代女性)
7位タイ.赤川次郎「東西南北殺人事件」(2票)
赤川次郎「東西南北殺人事件」がおすすめの理由
この作品の魅力は何と言っても大貫警部の存在です。とにかく迷惑な存在です。気に入らない人間がいると全く関係ないのに犯人呼ばわりするような警部です。絶対に同僚にはなりたくない人物ですね。でも、遠くから観察する分にはとても面白い存在です。巻き込まれたくはありませんが。赤川次郎らしいコミカルさが散りばめられた作品です。ミステリーですが、この作品に関して言えば大貫警部のキャラクターを楽しむのがテーマだと思います。それだけでも間違いなく面白いですよ。(50代男性)
大貫警部シリーズの一作目です。赤川次郎さんの作品のなかにはいろいろな警察官が出てくると思います。そのなかで最も悪役ヒーローが大貫警部だと思います。悪役と言いましたが、アンチヒーローというかっこいいものではありません。傍若無人ですが、相棒の井上刑事と共に読者をも滅茶苦茶な推理に引きずりこまれます。その滅茶苦茶な推理は他の推理小説とはひとあじ違います。変わった名探偵を読んでみたい人におすすめです。(30代女性)
7位タイ.赤川次郎「毒(ポイズン)」(2票)
赤川次郎「毒(ポイズン)」がおすすめの理由
一つの毒薬を巡って繰り広げられる人間模様が、四章に分かれて掲載されているオムニバス形式の一冊です。それぞれの章に登場する人々が、なぜそれほどまでに毒を欲しがるのか、そしていざその毒が手元に渡って来た時、どういった心境でどういう相手にどう使おうとするのか、先が読めるようで読めない展開にぐいぐい惹きつけられていく作品です。使っても証拠が残らない毒薬、そんなものがもしも本当に身近にあったら……知らない間に盛られていたとしたら……そういう怖さも含めて面白い内容の本だと思いますので。(40代女性)
身体から毒が検出されず飲ませたら24時間以内に死んでしまうという薬が、色んな人の手を渡っていくので最後までどうなるかわからないハラハラ感があっておもしろかったです。短編集のようで、長編でもある、不思議だけど読みやすかったです。(30代女性)
7位タイ.赤川次郎「秘密への跳躍5怪異書巡り」(2票)
赤川次郎「秘密への跳躍5怪異書巡り」がおすすめの理由
ミステリー小説が好きで好きで仕方がない人は赤川次郎の小説を読むことをお勧めします。私の中で好きな彼の小説は秘密への跳躍5怪異名所巡りです。後味が悪くないのでテンポ良く小説を読むことができます。この小説は少し軽めのストーリーが売りで文字を読みたい時にはテンポよく読む事ができますし、後味が全然悪くならないです。他にはバスガイドである主人公の町田藍の特殊能力がSFチックでSF好きな人にもオススメな小説です。(30代男性)
安定した内容ですごく読みやすい一冊でした。このシリーズは毎回出るとついつい買ってしまいます。テンポよく読めるし、後味悪い感じもありません。幽霊が住み着いている「日陰屋敷の宴」と呪い人形のような「人形を呪わば」が好きでした。(20代男性)
7位タイ.赤川次郎「夜」(2票)
赤川次郎「夜」がおすすめの理由
赤川次郎といえば、三毛猫ホームズシリーズなどの推理物のイメージが強く、多くの人が赤川次郎のことを推理作家と思っていると思います。しかし、彼自身はフランスのヴァンパイア映画に触発され、作家を目指したようで、ホラーこそ彼の真骨頂だと思います。この小説は舞台は山奥の小さな村。外界との交通手段は谷にかかる橋のみ。ある日突然の地震でこの橋が遮断され、村は巨大な密室に変わります。その密室で夜に蠢く謎の生物。住民たちが謎の生物に追い詰められていく様はパニックホラーの傑作です。(30代男性)
赤川次郎作品の中では珍しい方だと思うのですが、正体のわからない怪物…獣に、ある町の住人たちが一人づつ襲われていくという、人間と得体の知れない何かの戦いを描いた物語です。舞台となっているのが大地震で孤立した小さな町で、しかも戦う相手が人じゃないだけにいろいろとスリリング、さらにそこに人々のいろんな感情が入り乱れていくという、実際にその場に自分がいたらどういった行動をとるだろうかと考えさせられるお話です。いつどこでどんな災害が起きてもおかしくない今、このようなことがどこかで起きてもおかしくないかも、そう思える内容ですのでぜひおすすめしたいです。(40代女性)
7位タイ.赤川次郎「幽霊列車」(2票)
赤川次郎「幽霊列車」がおすすめの理由
本格ミステリーであり、ひねりが一つだけで終わらない。また、キャラクターがとても面白い。頭脳明晰な女子大生と、どこか抜けている警部というコンビの掛け合いにすっかりハマってしまいました。ミステリーの質は素晴らしいです(30代女性)
赤川次郎のデビュー作の短編集です。確か、表題作がオール読物推理小説新人賞を受賞したのだったと記憶しています。あの赤川次郎も、デビュー当時はこんな本格的なトリックものを書いていたのです。また、中年の警部と女子大生の恋人という組み合わせが、世の男どもに、はかない夢を見させたシリーズでもあったと思います。(60代男性)
6位.赤川次郎「マリオネットの罠」(3票)
赤川次郎「マリオネットの罠」がおすすめの理由
赤川二郎の最高傑作と名高い作品です。赤川さんのミステリーってユーモアがあってわりと軽めなイメージがあったけど、序盤のサスペンス展開に暗く悍ましい雰囲気があって、こんな作品も書くのかと驚きました。最後は赤川さんらしいどんでん返しがあります。(30代女性)
1981年の作品です。出版されてもう40年近く経つんですね。その後数十冊赤川さんの作品を読み続けて来ましたが、未だにこの作品がBEST1だと思っています。赤川次郎と言えばコミカルとテンポの良さが持ち味ですが、この作品は全く違います。軽快さはありますが、人間に潜んでいる猟奇的な部分を見事に描いていると思います。重いテーマではありますが展開が早くて一気に読み上げましたね。このようなテーマの小説は読み終えた後に疲労感が漂うのですが、そこは赤川次郎、疲労感なくテーマについて考えさせられました。自分の中にも狂気が隠れているのかと自分に問いかけましたね。様々な場面が映像として記憶に残るような作品です。(50代男性)
雨の中、一人の女性が現れ人を殺すところから始まります。ミステリーよりはホラーに近いかもしれません。主人公が淡々としていて冷静で、私にとって魅惑的に描かれています。予想ができない展開に続きが気になって仕方ありませんでした。どんでん返しが好きな人におすすめしたい本です。(30代女性)
3位タイ.赤川次郎「セーラー服と機関銃」(4票)
赤川次郎「セーラー服と機関銃」がおすすめの理由
私が選んだ赤川次郎さんの作品でオススメなものは、やはりセーラー服と機関銃ですね。なんと言っても題名のとおり女子高校生が、機関銃を持っている事にまず斬新さを感じます。女子高校生がヤクザの跡目を継ぎ、敵対組織とたたかう為に機関銃で立ち向かうのが名シーンですね。迫力あるとてもいい作品ですね。(30代男性)
映画化されたので印象深いのかもしれませんが、どの本もアニメ化されたり映画化されたりした本は、元がおもしろいという証明だと思います。この本は、女子高生がヤクザの組長になって始まるお話なのですが、設定が、ちょっとあり得ないなと思って読み始めます。でも読んでるうちにだんだん話に引き込まれて、女子高生が組長でも違和感がなくなってくるのです。赤川次郎さんの作品はみんなそうです。ストーリーがおもしろく、キャラクターが魅力的なので、スッと物語の中に入っていけます。この本も、ハラハラドキドキして、意外な人物が悪い人で、人が死んだり悲しいことがあったりして、映画化される前に読んだのですが、本を読んで情景が浮かびました。事件が解決して、普通の高校生に戻った後、一緒に戦った一番信頼してた組員さんが、死んだという知らせを受けます。このラストがとても印象的で、この物語全体を切なくさせていると思います。何十年も前に読んだ本ですが、心に残っています。(50代女性)
私は、セーラー服と機関銃に関しておすすめしたいと思います。理由としてはいくつかありますが、一つには最近橋本環奈さん主演で映画化され、昔は薬師丸さんが主演をしていて非常に認知度が高く、赤川さんの作品の入り口として非常に良いと思うからです(20代男性)
映画化もされた代表的な作品だと思います。女子高生がヤクザの組長になるという斬新な内容で、生き生きと描かれていました。物語もテンポよく進んで一気に読めます。
シリアスな場面や笑える場面もありお気に入りの作品です。(30代女性)
3位タイ.赤川次郎「三姉妹探偵団」(4票)
赤川次郎「三姉妹探偵団」がおすすめの理由
おっとりした長女、綾子。しっかりものの次女、夕里子。ケチでちゃっかりしている三女、珠美。と、タイプの異なる三姉妹を主人公とした長編ミステリー。軽い感じかと思いきや、意外と重い内容やねっとりとした色恋なども描かれていて驚いたが、どんどん読めて面白い。(30代女性)
3姉妹の性格がよく描かれていてとても面白いです。特に三女の珠美の性格が好きです。色々な事件が起こりますが、事件解決のために前向きに進んで行く姉妹の姿がよく描かれています。赤川次郎といえば三毛猫ホームズもありますが、キャラクター設定は三姉妹探偵団の方が面白いです。(40代女性)
お母さんとお父さんが家を出て行ってしまいますが、3姉妹が両親を恨まないで楽しく過ごしているときに殺人事件がおこります。その事件に3姉妹が巻き込まれながら解決していくのが爽快だし、3姉妹の気持ちが細かく書かれているので、3姉妹の気持ちになって一緒に解決しているような感じになり、とても引き込まれる作品です。(40代男性)
我家を放火で失い、さらに、その現場から、女性の死体が見つかり、しかも、出張中の父親が疑われてしまうという、踏んだり蹴ったりの状況から、話は始まります。姉妹の次女の恋人で、刑事の青年と共に、三姉妹で、事件を解決します。シリーズ化されていますが、何故か事件があるときには、父親が出張中なのです。(50代女性)
3位タイ.赤川次郎「若草色のポシェット」(4票)
赤川次郎「若草色のポシェット」がおすすめの理由
ミステリーですが、活躍するのが刑事や探偵ではなく、ごく普通の女の子という点がこの本の最も楽しいところです。主人公の杉原爽香は明るく勇敢な15歳の女の子で、少女特有の柔らかさとしなやかさで殺人の起こる物語を明るく読みやすいものにしてくれます。この本はシリーズもので、巻を追うごとに登場人物たちが1つずつ歳をとっていきます。可愛らしく無邪気な主人公が年をとるとともに成長し変化していく様子を、物語とともに追っていけるのもこの作品の醍醐味です。(30代女性)
現在まで続く杉原爽香シリーズの第一弾。初版は1988年、昭和時代末期にスタートした大河青春ミステリー小説の記念すべき出発点。毎年1回9月に新作が刊行され、そのたびに主人公が1歳ずつ年齢を重ねていく、という趣向。自分が主人公と1歳違い、高校時代の部活が吹奏楽、といった共通点から親近感が湧きずっと読み続けているが、もし同世代で未読の人はぜひ手にとってほしい。主人公の行く末を見届けるぞ、来年の新作も絶対読むぞ!という気になって日々頑張れるから。(40代男性)
若草色のポシェットから始まるシリーズは、毎年主人公が読者と一緒に年を重ねるのが魅力ですが、15歳から始まったシリーズも去年で43歳になり、同じ年齢の私は作中に描かれている架空の人物を、あたかも同級生の近況をのぞき見しているようで、こそばゆいながらも作中にのめり込んでしまったようです。(40代男性)
杉原爽香シリーズという現在も毎年発売されているシリーズの第1作であり、読者とともに毎年登場人物たちも年齢を重ねていくコンセプトなのでとても人物の直面する悩みや喜びすべてがリアルです。主人公の爽香は、第1作目からすでにしっかり者でネット小説などを読みなれている読者からすれば行動や言動にツッコミどころも少なくて安心して読めます。赤川さんの作品は、どれも読みやすくてあっという間に1冊が終わってしまい、読書が苦手な方にもお勧めしやすく、初めて読むミステリー作品としてもとっつきやすいと思います。(30代女性)
2位.赤川次郎「ふたり」(9票)
赤川次郎「ふたり」がおすすめの理由
かなり古いですが、こちらはドラマで見てグイグイひきこまれて本も購入したパターンです。当時中学生だったころにはわからない、姉妹の絆を今三十代になってわかるようになりました。死んでしまった姉とのふれあいに、私も二人姉妹ですので共感することが多い一冊です。(30代女性)
赤川二郎の名作。姉に比べて何もかも不器用な妹が、事故で姉を亡くし、その姉の幽霊とともに成長していく。軽く読めて、それでいてグッとくる。運命の歯車って自分じゃ止められないんだなと思いながら、重なる不幸に立ち向かう主人公に勇気をもらう。(30代女性)
大林監督で映画化もされている作品です。原作が断然良いですね。不幸にして死んでしまった姉と残された妹。切ないストーリーなのですが、文体はさらり書かれています。そのバランスがとても心地よく、素晴らしいと思います。ほろ苦い気持ち、切ない気持ちに涙しました。(40代女性)
ある姉妹の話です。ミステリーな作品が多い中で、ハートフルな心温まる作品です。自分が主人公になったような気持ちにさせられ、最後は感動します。人の別れは悲しいけれど、立ち止まらず前に進むことを教えられます。(30代女性)
憧れだった3つ年上の姉が交通事故でこの世を去ってしまう。しかし死んだはずの姉の声が頭のなかで聞こえてくるようになり、姉のアドバイスをうけながら色々なことに挑戦して活躍していくファンタジーなお話です。しかしファンタジーな要素だけではなく、姉の死によって変わってしまった家族関係や友人がかかえる悩みなど考えさせられるテーマも含まれており主人公がそれらをどう乗り越えていくのか、またどう受け入れるのかといった心情も読み応えがあるおもしろい作品です。(30代男性)
死んでしまった姉に対して劣等感を抱いている妹の気持ちに共感できました。姉のようになりたいと思う気持ちと、姉を追い越してしまうのは怖いという気持ち。相反する二つの気持ちの間で揺れ動きながら、成長していく妹の姿に心打たれます。(20代女性)
私がふたりを知ったのは、ドラマを見たことがきっかけでした。原作が読みたくなって小説を当時購入したのですが…とにかく感動しました。涙無しでは読めなかったです。すごくきれいな姉妹愛だけど、いつかお姉さんはまた消えてしまうという儚さが私の涙腺を崩壊させていきました。とにかく感動的で、当時学生だった私は、もっと兄妹・家族を大切にしようと思ったのを思い出しました。(30代女性)
何でもよくできる自慢の姉をもった妹。おねえちゃんに劣等感をもっているけど、おねえちゃんのことが大好きな妹。でも、姉は事故で亡くなってしまいます。お姉ちゃん依存症の妹が姉の幽霊に助けられて成長していく姿が、えがかれています。二人のお互いを思う気持ち、妹が自慢の姉を亡くした親を気づかう気持ち。妹も大好きな姉を亡くして悲しいのに。悲しい事故のお話で始まるのに、読み終わるとほっこり、前向きな気持ちになれるところが、好きです。(40代女性)
ふたりという本は姉妹の物語です。私も2人姉妹なのでとても共感がもてました。事故で亡くなったお姉さんの声が聞こえるのですが、それ以外にも父親の浮気など波乱万丈です。でも、妹が様々な困難を乗り越えながら成長していく姿に心打たれました。(30代女性)
1位.赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」(20票)
赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」がおすすめの理由
以前実写化されてドラマにもなりましたが、やはり猫が事件を解決するのを手伝ってくれるなんて斬新だなと思いました。また主人公の青年の優しさが私は好きでした。またトリックを考えながら読むのですが、結局最後まで分からず自分ではこんなトリック思いつかないなぁとか先生のことを感心しながら読みました。(30代女性)
赤川次郎作品は、全てにおいて、登場人物の設定が意外性に飛んでおり、現実から離れて物語の中の世界を存分に楽しめますが、三毛猫ホ-ムズシリ-ズは、その中でも特に、登場人物の関係性や、ホ-ムズの洞察力、トリックなど推理小説としてだけでなく、ユ-モアにも長けていて、最初から最後まで飽きることなく楽しめる作品です。(40代女性)
推理小説で猫がヒントを出してくれるところが好きです。内容も分かりやすいし読んでいて疲れないぐらいちょうどいい展開がも好きです。ちょいちょい出てくるのが、笑いが出るギャグとかが好きです。何よりこの中で出てくる猫を実際に見てみたくなるど可愛いし賢いです。(20代男性)
推理小説なんですが、主役が猫というのが面白いです。猫なのでおしゃべりはしないんですが、主人公の刑事さんに事件を解決するヒントを与えていきます。刑事さんと一緒にヒントを頼りに推理していくのは楽しいです。(30代女性)
猫が刑事である主人公を手助けして解決に導くというストーリーがとても斬新で好きです。猫が喋ったりしてしまうと面白味に欠けますが、素振りや動作でそれとなく解決の糸口を見つけて導くというところが、現実離れし過ぎないので良いと思います。(30代女性)
まず、読みやすい。たぶん、小学生高学年からでもいけるのではないでしょうか。私は中学生の頃から読んでいましたし。そして、一番のお勧めは同じ主人公で短編、長編があるところです。しかも、短編もちゃんと推理小説してます。推理小説入門としたらうってつけです(30代男性)
私は40歳ですが、学生の頃から赤川次郎が好きでした。特に三毛猫ホームズシリーズが好きで、よく読んでいました。ネコが警察の変わりに事件を解決してゆくというシーンが面白く、名探偵コナンの基礎になった作品ではないかと思っています。(40代男性)
三毛猫ホームズシリーズは、以前に実際にドラマ化されたことのあるものです。特に面白いと感じる所は、事件は三毛猫ホームズ以外の登場人物が解いていくのですが、最終的には三毛猫であるホームズが何かしら関わっているので、とても面白く読めます。また、シリーズとしても様々なタイトルの作品が出版されているので、様々なシチュエーションを楽しむことができます。(20代女性)
赤川次郎さんの代表作のひとつですが、個人的に1番のお気に入りです。主人公の刑事がある大学を取り巻く連続殺人事件を解決していく王道ミステリー小説ですが、ひょんなことから引き取ることになった三毛猫ホームズに導かれるように事件の糸口を見つけていく様子がとても面白いです。複雑な人間関係の交錯や女子大生との恋の行方も、どうなっていくんだろうとどきどきしながら読めます。嵐の相葉雅紀さんとマツコ(ホームズ役。笑)でドラマ化もされていて、それはそれで面白かったですが、とりあえずまずは原作を読んでみてほしいです!(20代女性)
言わずと知れた赤川次郎を代表するシリーズの1作目です。読みやすい文体、理解しやすいトリック、意外な犯人といった推理小説の入門としてお勧めの本ですが、登場するホームズが可愛く、私が猫好きになるきっかけの作品でもあります。また、中学1年生の頃、国語の成績が悪かったのですが、この本にハマったのがきっかけで夏休み中赤川次郎を読み漁った結果、国語の成績が大幅にあがり、常に上位に入るようになりました。更にそれに気を良くして大量の推理小説を読むようになり、私の人格形成にも大きな影響を与えた一冊だと思います。(40代男性)
一番最初に読んだ赤川次郎さんの本で、やっぱりホームズと頼りない片山刑事さんとの掛け合いのようなものがやっぱり一番の楽しい部分です。調子よく読めるミステリーとして小学生の私にとってその世界に入りやすい、はまりやすい本だったと思います。(40代女性)
体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。手術で子宮をとったせいか時々物思いにふける癖がある。だがひとたび事件が起こるとユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。大人気三毛猫ホームズシリーズの第1弾。(30代女性)
赤川次郎先生の作品の中で初めて読んだ作品ですが、僕の中ではこういうものがトリックなんだということを教えてくれた作品でした。三毛猫に憧れを持ったのもこの作品です。初期の作品のため、まだいつもの3人のやりとりこそありませんが、基礎になる作品です。(30代男性)
赤川次郎といったらこれ、というくらい、私の中では三毛猫ホームズシリーズが印象深いです。その中でも、最初の作品となる三毛猫ホームズの推理は好きです。これがきっかけで私は本を読むということが好きになりました。この作品で、主人公(?)と三毛猫のホームズが初めて出会うのですが、最初から本当に頭のいい猫なんだな、というのが感じられます。主人公の妹が出てくるのもこれですが、終わりの方で少しばかり悲しくなるので、実は少し苦手な作品であったりもします(20代女性)
三毛猫ホームズシリーズは一貫してそうだと思うが、「人が死ぬのに暗くない」。そしてなによりも三毛猫のホームズがいることによって、重くなりがちの話が軽快に進んでいる。ミステリー初心者にも無理なく読めるシリーズだと思う。(20代女性)
『三毛猫ホームズの推理』は、有名な『三毛猫ホームズシリーズ』の記念すべき第一作目で、定番だと思います。『三毛猫シリーズ』の作品はすべて読んでいますが、一作目の『推理』が、個人的には一番推理小説として読者が考えさせられるストーリーになっていると思います。他の作品のトリックももちろん面白いですが、この作品ほど、「そう来たか!」と思わされることはありませんでした。他の赤川氏の小説を読むきっかけにもなる、すばらしくおもしろい本だと思っています。(10代女性)
有名な三毛猫ホームズのはじめのお話。ドラマでやったりしていた三毛猫ホームズはなぜ警察の片山さんのところに来たのか。なぜ彼を選んだのか。内容的には衝撃な内容ですが、読み終えると少し切なくなるようなお話でした。(30代女性)
三毛猫シリーズの第一作目です。片山刑事に飼われている猫のホームズが名探偵のお話ですが、私自身猫を飼っていて猫好きなので、ホームズ(しゃべったりはしませんが)の名探偵ぶりがとても素晴らしいです。また、女性嫌いで血が苦手な片山刑事、聡明な妹の晴子さんのキャラクターも上手く話に合っていてシリーズとして長く読みたくなるような本です。(30代女性)
赤川次郎さんの、初期ぐらいの、小説です。三毛猫ホームズシリーズ、第一弾です。飼い主が殺害されたため、刑事の片山に飼われるようになります。ホームズは、片山の妹と一緒に、少々、頼りない片山に代わって、事件現場に現れては、推理するように、現場を歩き回ります。偶然なのか、ほんとに推理しているのか。猫が主人公の推理小説です。(50代女性)
とにかく登場人物が皆魅力的なところです。主人公となる片山のちょっと情けないところ、その妹の晴美の強気なところ、雪子の不思議なオーラ、全てが合わさって成り立つ1冊だと思いました。中学2年生のときに読んで、衝撃を受けた1冊です。猫が事件を解決するなんて、と驚いたのはもちろん、この本を読んで完全に赤川次郎さんのファンになりました。(20代女性)
1票入った赤川次郎さんおすすめ作品も紹介
惜しくもランキング入りはしませんでしたが、1票入った赤川次郎さんのおすすめ作品も紹介します。面白い作品ばかりですので、ぜひ読んでみてください。
赤川次郎「いつか他人になる日」
赤川次郎「いつか他人になる日」がおすすめの理由
私がはじめて読んだ赤川次郎さんの著書です。ミステリーはいろいろ読んでいたのですが、赤川次郎さんの著書はとても読みやすく好きです。内容は昔、強盗をした仲間と繋がりが出てくる話です。仲間は数人いて、それぞれお金が必要だった理由が明らかになります。犯罪で悪のはずがそのように思えませんでした。過去の仲間の死を知ったり、知り合いになったり奇妙な巡り合わせが面白かったです。(10代男性)
赤川次郎「えんじ色のカーテン」
赤川次郎「えんじ色のカーテン」がおすすめの理由
年に一冊、登場人物も読者と同じく年齢を積み重ねて行く人気シリーズの第28作。相変わらずの主人公爽香でとても面白い。最後の中川さんとの短編が特に良かった。それにつけても明夫ですが、今度何かあれば爽香がが許しても読者が許さない!と思った。(30代女性)
赤川次郎「バスガイドシリーズ「疫病神も神のうち」他」
赤川次郎「バスガイドシリーズ「疫病神も神のうち」他」がおすすめの理由
中に短編が何話か収められており、軽く読めます。また、短い話ながら、読後感がよく、ほろっとさせられたり、人間の性を考えさせられたりもします。赤川次郎さん独特のテンポの良さで運ばれるストーリーなので、老若男女に受け入れられるものだと思います。(50代女性)
赤川次郎「ホームスイートホーム」
赤川次郎「ホームスイートホーム」がおすすめの理由
ある中流階級の姉妹が、降りかかる災難から身を呈して家族を守る物語。私には関係ない、こういう考えから生まれる人生の落とし穴を辛口に描いている。平凡で平和な生活が、とても幸福なことなんだと改めて感じられる作品でした。(30代女性)
赤川次郎「マザコン刑事の探偵学」
赤川次郎「マザコン刑事の探偵学」がおすすめの理由
赤川次郎さんの本は基本的的に面白いです。ユーモアで読みやすいのが大きいでしょうか。私が本を読むきっかけになった一番影響した作家です。この作品は一冊に5ストリーと短編なので、あまり本を読まない人でも気軽に読めると思います。私は本でもドラマでも刑事物ははずせません。この作品はハンサムで強度のマザコンの警視庁捜査一課の警部とその部下の恋人、そして警部のお母様が様々な事件に絡んでいくものです。お母様が、刑事物ではありえないくらい色々な事件現場に登場し、しかも解決の大きな鍵に。刑事物ではありますが、ユーモアたっぷりで楽しい作品です。(50代女性)
赤川次郎「やり過ごした殺人」
赤川次郎「やり過ごした殺人」がおすすめの理由
ひまつぶしの殺人の続編。スラスラ読めて爽快だし、殺人のシーンを含めてユーモアを散りばめてあるので気軽に読める。登場人物の性格がみんな真摯で、こんな家族と暮らしたいと思いました。読み終わったときに温かい気持ちになること間違いなし。(30代女性)
赤川次郎「一日だけの殺し屋」
赤川次郎「一日だけの殺し屋」がおすすめの理由
赤川次郎の本はなんと言っても読みやすい!その中でもユニークな作品です。殺し屋に間違われた男が、文字通り一日だけ殺し屋をする。鞄の中は「ただのタイプライターだ」と言う主人公に対して「マシンガンですか重装備ですね」と言うシーンが好きです。(40代女性)
赤川次郎「華麗なる探偵たち」
赤川次郎「華麗なる探偵たち」がおすすめの理由
とある事件に巻き込まれた資産家の若い女性が、精神を患っていると偽られ精神病棟に収容されますしかし、その病院の患者たちは曲者揃い。自分を歴史上の偉人だと思い込んでいる人達が収容されている病院。シャーロック・ホームズやダルタニアンと名乗る人物の手を借り、無事に事件を解決した主人公は、その後も秘密の連絡通路を使い、彼らの力を借りながら探偵業をしていきます。この作品、登場人物が魅力的です。名推理をするシャーロック・ホームズ、武術やスポーツが万能で仕込み杖で剣技を使うダルタニアン、変装の達人のアルセーヌ・ルパンなど誰もが偽物でありながら、読んでいるとまるで本物のよう思えてしまうほどです。シリーズ途中で終わってしまっているので、何故彼らが自分をそう思い込んでいるかは語られませんのが残念です。ですが、それを補うほど、登場人物の魅力に引き込まれます(30代男性)
赤川次郎「吸血鬼はお年ごろ」
赤川次郎「吸血鬼はお年ごろ」がおすすめの理由
1冊ずつということなので、あえて1冊だけタイトルを書きましたが、吸血鬼シリーズは全部好きです。吸血鬼の父と娘が活躍するお話ですが、殺人事件が起こってもグロテスクな表現が全然ないので安心して読めるところが好きです。中学生くらいの子どもにでも安心して読ませることができます。(40代女性)
赤川次郎「禁じられたソナタ」
赤川次郎「禁じられたソナタ」がおすすめの理由
赤川次郎さんの本は色々読みました。シリーズものや上下巻があるものなど、とても読みやすかったですし、内容が面白くて大好きでした。禁じられたソナタは、ホラー系でどんどん引き込まれていく感じがあっておすすめです。(40代女性)
赤川次郎「栗色のスカーフ」
赤川次郎「栗色のスカーフ」がおすすめの理由
杉原爽香シリーズの29作目のタイトルになります。1年に一回出版され、主人公が年を取っていくという斬新なスタイルです。(といってももう29年目ですが。)
自分と同じように年をとって大人になって行く主人公・杉原爽香の物語を毎年楽しみにしています。(30代男性)
赤川次郎「群青色のカンバス」
赤川次郎「群青色のカンバス」がおすすめの理由
杉原爽香シリーズの第2作目です。主人公である杉原爽香といつも爽香に振り回されながら助けてくれる明男とのやり取りが大好きです。謎を解決していく中の、ドキドキ、ハラハラが止まらなくその中での登場人物のやり取りがとても面白かったです。(10代女性)
赤川次郎「血を吸う花嫁」
赤川次郎「血を吸う花嫁」がおすすめの理由
花嫁シリーズの中の1つです。私は赤川次郎の花嫁シリーズの中で1番好きなもので、女子大生の女の子の周りで起こる事件をスパッと解決する描写がとても好きです。シリーズ物だから、最初から読まなくてはいけないと思うかもしれませんが、このシリーズはどこから読んでも面白く感情移入してしまいます。オススメします。(10代女性)
赤川次郎「月光の誘惑」
赤川次郎「月光の誘惑」がおすすめの理由
次から次へと事件が起こるところはいかにも小説的くもしれないが、引き込ませる文章が上手いからか、先が気になってスイスイ読み進められました。ドロドロしてるけど、どこか爽やかな美紀と涼子の母娘関係に憧れます。読了感も清々しくて良い。(30代女性)
赤川次郎「孤独な週末」
赤川次郎「孤独な週末」がおすすめの理由
推理だけでなくホラー風の小説もたくさん書いている赤川次郎氏ですが、「孤独な週末」はその中でもダントツに怖い作品です。夫の連れ子に命を狙われる後妻、その後妻にじわじわと恐怖を与える連れ子の狡猾さには背筋が凍る思いがします。おまけに赤川氏のストーリーテラーの上手さは臨場感たっぷりで、自分が作中人物になったかのような気分になれます。(40代女性)
赤川次郎「黒い森の記憶」
赤川次郎「黒い森の記憶」がおすすめの理由
単なる推理小説だと思って読むと、大きく期待が外れます。推理はあるんですが、それ以上に文学的な薫りが強い作品です。赤色さんが単なるストーリーテラーではなく、こんなに奥深く味わいのある小説も書く作家なんだなと再確認できます。古い昔の洋画を観ているような、雰囲気のある小説です。(40代女性)
赤川次郎「殺人を呼んだ本 私は図書館」
赤川次郎「殺人を呼んだ本 私は図書館」がおすすめの理由
この本は夜想曲というゲームの原作にもなった本です。主人公はとある私立図書館で働くことになる女性です。ここの図書館に所蔵されている本にはある共通点があります。それは全て人の死に関わった本なのです。人の死に関わっているので、それに関連した事件が起こります。奇想天外な事件の数々。短編集なので、さらっと読める点も魅力です。(30代男性)
赤川次郎「三姉妹探偵団2」
赤川次郎「三姉妹探偵団2」がおすすめの理由
森村誠一・松本清張となると‥窓、灯や黒革の手帳・点と線などの1文字や難しい言葉になる本などが多くなると思います。山村美沙・内田康夫となると‥京都の殺人事件・○○伝説などの歴史物の小説が多くなるんです。ですが、初めてミステリーを読むのに、「窓」と言われても、「何が窓なの?窓をから侵入して‥なんか起こるの?」と考えるけど、その窓ではない‥。○○伝説といわれても、歴史を知らなくては面白さがないという方もいます。そんな方でも、読みやすいミステリー小説が「赤川次郎」なんです。皆さんシャーロックホームズ知ってますよね、(コナンドイルが書いた推理小説です。)そんな感じに、日本で3人の姉妹が探偵ごっこをしながら、殺人事件の謎を解いていくという物語です。事件の場所は、海・山・バスの中、パーティ会場だったり、その時によりますが、明るい3人の女性が出てくる面白くて、わかり易い推理小説シリーズです。(30代女性)
赤川次郎「三毛猫ホームズの闇将軍」
赤川次郎「三毛猫ホームズの闇将軍」がおすすめの理由
三毛猫ホームズと片山兄弟が事件の謎を追うシリーズ第49弾。目的が正しければ何をやっても許される人間がいるんだという台詞に作者のメッセージ、訴えが込められているような気がしました。相変わらず爽快なテンポで、一気読みです。(30代女性)
赤川次郎「三毛猫ホームズの証言台」
赤川次郎「三毛猫ホームズの証言台」がおすすめの理由
大人気の三毛猫ホームズシリーズの第51弾。とても面白く最後まで楽しめる。今回は登場人物が多く、その登場人物たちが複雑に絡み合い、隠された秘密があきらかにされていく。おなじみのメンバーも健在でファンには嬉しい。(30代女性)
赤川次郎「三毛猫ホームズの登山列車」
赤川次郎「三毛猫ホームズの登山列車」がおすすめの理由
この本を読んだとき中学生でしたが、もう絶対に新婚旅行はスイスに行きたい!と思いました。片山刑事たちがスイスアルプスに舞台を変えて、いつもどおりのキャラで大騒ぎしながら事件を解決していきます。アルプスの氷河やユングフラウヨッホの登山鉄道など、赤川さん自身も取材旅行を楽しんだんだろうなぁと思えてくる、美しい風景の描写が満載のお得な一冊です。(40代女性)
赤川次郎「三毛猫ホームズの恋占い」
赤川次郎「三毛猫ホームズの恋占い」がおすすめの理由
短編集なのですごく読みやすいです。恋占いの他に5つの物語が詰まってます。題名の通り猫のホームズが主人公なのですが、ホームズが一番大人で全てを見透かしているようで、とても面白いです。飼主の片山さんの人間味溢れている姿にホッとする作品です。(50代女性)
赤川次郎「女主人公」
赤川次郎「女主人公」がおすすめの理由
元気な女性が主人公かと思いますが、中年のシナリオ作家が主人公です。ロケ旅行に行くという非日常的な舞台設定でとても引き込まれた。彼がとてと良い人間なのと、ストーリーがテンポ良く進むので、サクサク読み進められます。(30代女性)
赤川次郎「鼠、江戸を疾る」
赤川次郎「鼠、江戸を疾る」がおすすめの理由
鼠小僧・次郎吉の気風の良さが格好いい。殺しはしない義賊の次郎吉と小太刀の達人・妹の小袖と言う組み合わせも面白い。主に短編で構成されているので、時代小説に馴染みのない方にも読みやすいところもおすすめです。(20代女性)
赤川次郎「泥棒教室は今日も満員」
赤川次郎「泥棒教室は今日も満員」がおすすめの理由
クリスマスと年明けまでのだいたい2週間くらいで起こる様々な事件にあたふたする人たちを、淳一&真弓夫妻がまとめてトラブル解決する話です。キャラクターが活きていて、いつものごとく読んでいてハラハラしながらも楽しく読み進められました。(30代女性)
赤川次郎「東京零年」
赤川次郎「東京零年」がおすすめの理由
舞台は日本の近未来なのか、権力による統制社会。ミステリーのはずが、現実味をおびている。民主主義といいつつも、こういった領域は隠れていることが多いから。そして、疑問に思ったり抗うことで変えられるというメッセージも感じ取れた。(30代女性)
赤川次郎「盗みは人のためならず」
赤川次郎「盗みは人のためならず」がおすすめの理由
夫は泥棒で、妻は刑事のシリーズ作品の第1作目にあたります。当然、現実にはあり得ない設定なのですが、赤川次郎の軽妙な筆にかかると、ほのぼのとしたファンタジーとして成立してしまうのです。夫の犯罪の生々しさ、毒々しさ、といったものを排除できているのが、成立しえている理由かもしれません。(60代男性)
赤川次郎「二重奏」
赤川次郎「二重奏」がおすすめの理由
身内から距離を置かれている、一歩も三歩も引いた目で自身も周りも観ている女の子が主人公。そんな女の子だからこそファンタジーな事なんて斜に構えているくせに自身にファンタジーな事が降り掛かる。そこからの事件が発生してスリル感もある。これを読んだ当時の私も学生で、主人公の女の子に今思うと感情移入をしていたのかも。リズム感のある流れなので、普段本を読む習慣の無い人にも読みやすいはず。(20代女性)
赤川次郎「白い雨」
赤川次郎「白い雨」がおすすめの理由
白い雨が狂気へと人を向かわせる。追い詰められる恐怖。誰が狂っていくのか疑う気持ち。今の壊れかけている世界では、こんなことが起こってもなにもおかしくない、そう思えるくらい設定がリアルで、最後までドキドキしながら読みました。(30代女性)
赤川次郎「保健室の貴婦人」
赤川次郎「保健室の貴婦人」がおすすめの理由
私は赤川次郎作品が好きで、数多くの作品を読んできました。この作品は主人公が通う学校に保健室の先生が赴任してきて主人公と仲良くなり、学校に関係する所で事件が起きて巻き込まれてしまうが…というストーリーです。テンポよく、勧善懲悪な内容と魅力的なキャラ設定、意外な真犯人、と息をつかせぬ展開で時間を忘れるほど楽しませてくれます。過去の作品のなかで1、2を争うぐらい好きな作品です。(20代女性)
赤川次郎「魔女たちのたそがれ」
赤川次郎「魔女たちのたそがれ」がおすすめの理由
よく読む赤川次郎さんの小説とは違う感じ、ホラーの雰囲気の濃いサスペンスでぐっとひきこまれる小説です。横溝正史ふうの舞台設定。ただ小説のタッチが赤川次郎さんふうなので軽やかで、さらっとして綺麗な小説です。(30代女性)
赤川次郎「眠りを殺した少女」
赤川次郎「眠りを殺した少女」がおすすめの理由
初めて手にした赤川次郎の小説です。ちょうど読んだのが中学生だったこともあり主人公が女子高生という点と、正当防衛で人を殺めてしまうという展開に惹かれました。これを機にミステリー小説にはまることになるのですが、今でももう一度あの本が読みたいなと思える本です。主人公の少女の心理がうまく描かれていますし、最後には驚く事実が待っています。(30代女性)
赤川次郎「夢から醒めた夢」
赤川次郎「夢から醒めた夢」がおすすめの理由
劇団四季のミュージカルにもなっており、舞台版・小説版比べながら味わえるのと、難しくないストーリーなので子供から大人まで十分に楽しめるところが魅力だと思います。本は絵本のような仕上げになっているので、お子さんと読むのにぴったりです。(40代男性)
赤川次郎「名探偵はひとりぼっち」
赤川次郎「名探偵はひとりぼっち」がおすすめの理由
主人公は名探偵ではなく平凡な男子高校生です。そんな彼がひょんなことから事件に巻き込まれ、謎の美少女とその父親を助ける為に奮闘します。父娘は偽札を持って逃げており、それを狙う危険な人物達から追われていたのです。偽札を作ったのは少女の叔父ですが、既に何者かに殺されています。そしてこの父娘達にも危険が迫っているのですが、手助けをするのが普通の少年だからこそスリルがあります。刑事でもない彼に父娘達を救う事はできるのか、ハラハラしながら読み進められます。(30代女性)
赤川次郎「友の墓の上で」
赤川次郎「友の墓の上で」がおすすめの理由
人気の霊感バスガイドシリーズ8作目。相変わらずの面白さで、スラスラと読み進められます。ホラー要素のあるこのシリーズでも、赤川さんが描くとほっこりするラストになるので、ホラー嫌いでも安心して読むことができます。(30代女性)
赤川次郎「踊る男」
赤川次郎「踊る男」がおすすめの理由
赤川次郎さんの小説は吸血鬼シリーズや三毛猫シリーズなど、いろいろ読みました。踊る男は、それらの推理小説と一味違っているので気に入っています。皮肉っぽいところもありながら、人間の少し困った特徴を描き出している作品だと思います。こんな極端な人がいるものか、とくすりとしてから、こだわりや秘密も、ほどほどにしなければな、とちょっと考え込んでしまうような内容なので、つい何度も読んでしまいます。(20代女性)
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