- おすすめの10代で読むべき本
- 1.吉野源三郎「君たちはどう生きるか」
- 2.岸本一郎・古賀 史健「嫌われる勇気」
- 3.沢木耕太郎「深夜特急」
- 4.重松清「青い鳥」
- 5.山田詠美「放課後の音符」
- 6.山田詠美「僕は勉強ができない」
- 7.小野不由美「月の影 影の海ー十二国記」
- 8.本田健「10代にしておきたい17のこと」
- 9.大泉書店編集部(編集),須山奈津希(イラスト)「10代のための座右の銘」
- 10.村上龍「13歳のハローワーク」
- 11.ジュール・ヴェルヌ「15少年漂流記」
- 12.木戸亜也「1リットルの涙」
- 13.桑原晃弥「1分間アドラー」
- 14.ティナ・シーリグ「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」
- 15.スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」
- 16.福島文二郎「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニー教え方」
- 17.小倉広「アルフレッドアドラー人生に革命が起きる100の言葉」
- 18.堀江貴文「ウシジマくんVSホリエモン 人生はカネじゃない!」
- 19.辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ」
- 20.佐藤航陽「お金2.0」
- 21.百田尚樹「カエルの楽園」
- 22.高木敏子「ガラスのうさぎ」
- 23.ジョン クラッセン「キツネのパックス―愛をさがして―」
- 24.プロイスラー「クラバート」
- 25.村上龍「コインロッカーベイビーズ」
- 26.吉本佳生「スタバではグランデを買え!」
- 27.チャールズ・M・シュルツ「スヌーピーの友だちがほしい」
- 28.江國香織「すみれの花の砂糖漬け」
- 29.ダレン・シャン「ダレン・シャン」
- 30.アレックスシアラー「チョコレート・アンダーグラウンド」
- 31.辻村深月「ツナグ」
- 32.森川ジョージ「はじめの一歩」
- 33.あさのあつこ「バッテリー」
- 34.野島伸司「プライド」
- 35.マーク・ボイル「ぼくはお金を使わずに生きることにした」
- 36.七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
- 37.メアリーポープオズーボン「マジックツリーハウス」
- 38.マーガレット・マーヒー「めざめれば魔女」
- 39.ミヒャエル・エンデ「モモ」
- 40.石井貴士「やってはいけない勉強法」
- 41.J・D・サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」
- 42.荻原浩「愛しの座敷わらし」
- 43.カミユ「異邦人」
- 44.佐藤多佳子「一瞬の風になれ」
- 45.百音「永遠の願い」
- 46.中村文則「何もかも憂鬱な夜に」
- 47.李小牧「歌舞伎町案内人」
- 48.ロバートキヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」
- 49.植松努「空想教室」
- 50.七月隆文「君にさよならを言わない」
- 51.カーレド・ホッセイニ「君のためなら千回でも」
- 52.住野よる「君の膵臓を食べたい」
- 53.マッテオ・モッテルリーニ「経済は感情で動く はじめての行動経済学」
- 54.有川浩「県庁おもてなし課」
- 55.中島義道「孤独について―生きるのが困難な人々へ」
- 56.舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」
- 57.プラトン「国家」
- 58.ドフトエフスキー「罪と罰」
- 59.宇山佳佑「桜のような僕の恋人」
- 60.井上ひさし「四十一番の少年」
- 61.外山滋比古「思考の整理学」
- 62.ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」
- 63.日野原重明「十代のきみたちへ」
- 64.D・カーネギー「人を動かす」
- 65.太宰治「人間失格」
- 66.上橋 菜穂子「精霊の守り人」
- 67.梨木香歩「西の魔女が死んだ」
- 68.初野晴「退出ゲーム」
- 69.吉本ばなな「大人になるってどんなこと?」
- 70.石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」
- 71.灰谷健次郎「兎の眼」
- 72.辻村深月「凍りのくじら」
- 73.沖田×華「透明なゆりかご」
- 74.後藤武士「読むだけですっきりわかる日本史」
- 75.坂口安吾「日本文化私観」
- 76.司馬遼太郎「燃えよ剣」
- 77.フランソワーズ・サガン「悲しみよこんにちは」
- 78.田辺聖子「文車日記―私の古典散歩」
- 79.夏目漱石「文鳥」
- 80.朝戸 夜「便利屋 池福楼KEEPERS」
- 81.水野敬也「夢を叶えるゾウ」
- 82.石田衣良「明日のマーチ」
- 83.東野圭吾「容疑者Xの献身」
- 84.知念実希人「螺旋の手術室」
- 85.宮部みゆき「理由」
- 86.池井戸潤「陸王」
- 87.星野道夫「旅をする木」
- 88.美嘉「恋空」
おすすめの10代で読むべき本
1.吉野源三郎「君たちはどう生きるか」
10代で読むべき本 吉野源三郎「君たちはどう生きるか」がおすすめの理由
漫画版も刊行されテレビでも話題になっていた子供に向けた哲学書・道徳書です。日本が軍国主義に進んでいく戦前に発行されたのですが、学校生活の中で起こる問題への子供の葛藤が描かれ、自分ならどう向き合うだろうか?と考えながら読み進められます。かな遣いが時代を感じさせる部分はありますが時代が変わっても通用する普遍性があり、感受性が豊かな10代のうちに読んでいただきたい一冊です。(40代男性)
一時期話題になったタイトルですが、漫画版ではなく小説版をおすすめします。漫画では多少カットされた場面も収録されています。80年も前に書かれたことが現代でもマッチしており、感慨深く思います。学生時代に読みたかった本です。(20代女性)
漫画版も出ているので本が苦手な人でも取っつきやすく、惹きつけられる内容になっているので、とても読みやすいです。道徳的なこと、哲学的なことを学ぶ機会はそんなに多くないですが、実は人生で一番重要なことだと思います。10代の、人格を形成する時期にこの本を読んで、「考える力」や「良心」などについて学んでほしいなと感じます。(30代女性)
2.岸本一郎・古賀 史健「嫌われる勇気」
10代で読むべき本 岸本一郎・古賀 史健「嫌われる勇気」がおすすめの理由
人生とは何かそんなことをふと読むのをやめ、考えさせられるような言葉や思想が多くあり、人生について深く知ることができる一冊です。 やりたいことへの一歩目の勇気となるような本で、チャレンジに怯える若者は読んで損はない。(10代男性)
人間関係や物事のあり方などをか改めて考えされられる本である。特にアドラーの心理学では、トラウマが存在しない事、過去の経験自体が自分自身を縛っていることがわかる。それを原因論として書き綴られている。自身気持ちや物事の考え方を変えたいと思うひとにおススメ。(10代男性)
3.沢木耕太郎「深夜特急」
10代で読むべき本 沢木耕太郎「深夜特急」がおすすめの理由
著者が若い頃世界中をバックパッカーでした貧乏旅について書いた本です。社会人なりたての頃、「なんでこんな仕事してるんだろう」となっていた時に、「ちっぽけなことで悩むな!世界はこんなに広いんだから大丈夫」というメッセージを、勝手に感じていました。(30代女性)
作者の沢木耕太郎さんが実際に旅をして経験した旅のはなしで、ノンフィクションとフィクションが混ざったような語りで坦々とした文なのに、ものすごく面白くて次どうなるのか読む手が止まらなくなった記憶がある本です。デリーからロンドンまで乗り合いバスで行けるところまで行こう!という、当時誰もやったことがない事を達成する体験記。 ちゃんと生々しさもあって、人間味もスリルもある。ぜひ十代のうちに読んでほしい一冊です。(30代女性)
4.重松清「青い鳥」
10代で読むべき本 重松清「青い鳥」がおすすめの理由
吃音の先生と心に傷を負ってる生徒のストーリーなのですが、自分とは違う人に特に敏感な10代に読んでもらいたいです。10代ついた傷は一生傷になるので、そうならない、そうさせない人間になるために読むべきだと思います。(20代女性)
精神的な理由で話せなくなってしまった少女にかける、村内の言葉はとても優しいものでした。最後に勇気を出す彼女の姿にも、心をうたれます。中学生たちの心の傷を、静かな言葉で解きほぐす教師の姿に感動しました。(30代女性)
5.山田詠美「放課後の音符」
10代で読むべき本 山田詠美「放課後の音符」がおすすめの理由
私は高校を卒業してから、この作品を読んだのですが、中学高校時代に読みたかったと強く思いました。様々な恋愛が描かれており、どの女の子にも憧れを抱きました。私も、この本に出てくる女の子達のような放課後を過ごしたかったです。(20代女性)
10代の恋愛をみずみずしく描いた短編集です。友人たちの恋愛に振り回されたり驚いたりしているうちに、不器用だった主人公がいつのまにか成長して素敵な恋愛が出来る女性になっています。10代のうちに読んで欲しい小説です。(40代女性)
6.山田詠美「僕は勉強ができない」
10代で読むべき本 山田詠美「僕は勉強ができない」がおすすめの理由
高校生の僕が、破天荒な母や、大人の彼女との恋愛、友人やクラスメイトとのいざこざだったり、山田詠美独自の視点で鮮やかに青春をきりとった物語です。自由に生きるとはなんなのか、大人になってからも考えさせられます。(30代女性)
どんな高校時代を過ごしたいか、勉強よりも大切なことがあるということを考えさせられる作品です。特に好きなエピソードは全てに丸をつけなさいという内容のエピソードです。ニュースで言われている「悪いこと」は本当に悪いことなのか、本当の事情は当事者にしかわからないのだから、第三者が勝手に判断してはいけないのではないか、ということを主人公が考えるエピソードです。読んでいて、本当にその通りだなと思い、自分の価値観を覆されました。(20代女性)
7.小野不由美「月の影 影の海ー十二国記」
10代で読むべき本 小野不由美「月の影 影の海ー十二国記」がおすすめの理由
大人にも大人気の有名な作品ですが、10代の若者にこそ読んでもらいたい小説です。主人公は自分に自信のないどこにでもいるような女子高生陽子。その陽子がいかにしてもがき、あらがい、戦って、そして何をつかみとったのか。陽子にとっては容赦ない苦しい場面が続きますが、最後には陽子の見事な姿に感動します。今の自分に自信が持てずもがいている全ての10代に、陽子の戦いぶりを見てもらいたいです。(30代女性)
優等生の高校生陽子がある日異世界に連れて行かれ王となる物語です。 と、これだけ書くとよくあるファンタジー小説のようですが、この物語はかなり重厚です。異文化理解や人種の違い、裏切りや友達とはといった内容や、政治や王として国を治めることについてといったことまでかなり正面から切り込んでしっかりとかかれています。 この本はライトノベルという分類とされてはいますが、大人でも充分に読み応えがあり心に刺さる物語です。だからこそ、これから将来について一番考える時期の中高生に読んでもらいたい作品です。(30代女性)
8.本田健「10代にしておきたい17のこと」
10代で読むべき本 本田健「10代にしておきたい17のこと」がおすすめの理由
本のタイトル通り10代にしておきたいことについて具体的に書かれています。 私は20代になってから読んだのですが、実際10代のうちにこの本に出会って読めていたら良かったなあ。と思った本だったのでまだ10代の方に是非読んでもらいたいオススメの本です。(20代女性)
9.大泉書店編集部(編集),須山奈津希(イラスト)「10代のための座右の銘」
10代で読むべき本 大泉書店編集部(編集),須山奈津希(イラスト)「10代のための座右の銘」がおすすめの理由
古今東西様々な偉人達の言葉が集められている一冊です。大人が読んでも興味深いのですが、やっぱりこれは頭が柔らかく未来がある10代のうちに読んでおきたいです。きっとこの中に一つは、心に響く言葉が見つかるはずです。そして将来、10代の時にこの言葉に出会えてよかったと思える日が来るはずです。(30代女性)
10.村上龍「13歳のハローワーク」
10代で読むべき本 村上龍「13歳のハローワーク」がおすすめの理由
10代は、高校受験や大学受験などその先の自分の人生についてしっかりと考えなければいけない時期ではあるが、実際、世の中にはどのような仕事があるのかは身近な大人がついている職業のことしかわからないと思います。職業体験などもほんの一部でしかできないので、この本を読めばどんな仕事があり、どうすればその道に進めるのかがわかります。今はインターネットで調べればすぐにいろいろな情報を得ることができますが、そもそも何を調べていいかわからない生徒にとっては何かのヒントになることが書かれていると思うからです。(30代女性)
11.ジュール・ヴェルヌ「15少年漂流記」
10代で読むべき本 ジュール・ヴェルヌ「15少年漂流記」がおすすめの理由
知恵を使って、生き延びるための仕組みや環境を作り上げていく「サバイバル」というのがどれほど大変なのか考えさせられました。時代が変わっても人の「ロマン」というのは変わらないものだと思います。飽きることがありませんでした。(30代女性)
12.木戸亜也「1リットルの涙」
10代で読むべき本 木戸亜也「1リットルの涙」がおすすめの理由
脊髄小脳変性症という難病にかかった女の子の日記を元にした実話です。リハビリを頑張り一生懸命生きている亜矢ちゃんの姿、生の声に涙なしでは読むことができませんでした。亜矢ちゃんからたくさんの元気と勇気をもらいました。(30代女性)
13.桑原晃弥「1分間アドラー」
10代で読むべき本 桑原晃弥「1分間アドラー」がおすすめの理由
1分で1題の読みやすく短時間で、アドラー心理学を手軽に学べる本。 人生の歩み方などを考えさせられる本であり、できれば早いうちに読んでおくのがおすすめである。 人生に新たな概念を作るには、とても良い本である。(10代男性)
14.ティナ・シーリグ「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」
10代で読むべき本 ティナ・シーリグ「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」がおすすめの理由
人生において困難に直面した時に参考になるアドバイスが沢山盛り込まれているから。著者の人生経験を通し、後悔したことや大きな決断の際に基準としたことなどが書かれている。アドバイスのエッセンスは自身の人生においても大変参考になっており、決断においてモヤモヤしている方にはぜひ読んで欲しい。(20代女性)
15.スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」
10代で読むべき本 スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」がおすすめの理由
自分の生き方に自信を持てる本。何故理想や目標を持つ事が生きていく上で重要なのか、理想や目標を持つ事が人生にどんな影響を及ぼすのか、理想や目標を持つ事で自分自身や周囲の反応がどう変わるのかが分かります。 将来に不安がある人やまだ何も考えていないという人もこの本を読めば真剣に将来のことを考えることができ、具体的な将来設計もできるようになるでしょう。また、すでにやりたい事が見つかっている人でも、より明確に計画を立てることができるでしょう。人間関係に悩んでいる人も、この本を読むことで現状を変えることも可能でしょう。自分の生き方を明確にするために必要なノウハウが全て詰まったこの本を読めば、自分の生き方に自信が持て、充実した日々を送ることができるでしょう。(30代男性)
16.福島文二郎「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニー教え方」
10代で読むべき本 福島文二郎「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニー教え方」がおすすめの理由
皆さんが興味を持っているディズニーランドの裏側の世界を知ることができます。 またどのような教え方をしているか、お客さんに対してどういう振る舞いをしたらいいかなど 今後の人生にとってとてもプラスになるようなことが学べます。(20代男性)
17.小倉広「アルフレッドアドラー人生に革命が起きる100の言葉」
10代で読むべき本 小倉広「アルフレッドアドラー人生に革命が起きる100の言葉」がおすすめの理由
この本の特徴は、100個の言葉があるということです。 高校生活でまず習う哲学者はジークムント フロイトなどは聞いたことありますが、 アルフレッドアドラーはここで初めて聞いたと思います。 その人は哲学の父と呼ばれているのですが、 無名で人生を閉じました。 ですがこの100の言葉をみると哲学の父だと実感できる作品だと思います(10代男性)
18.堀江貴文「ウシジマくんVSホリエモン 人生はカネじゃない!」
10代で読むべき本 堀江貴文「ウシジマくんVSホリエモン 人生はカネじゃない!」がおすすめの理由
この本では、ホリエモンこと堀江貴文氏が、人気漫画「闇金ウシジマくん」で描かれる社会の“負の側面”について、持論を語っています。弱肉強食の世の中を生き抜く術や、悪人に騙されないための心構えなどが、堀江氏の視点でコミカルに紹介されています。大学を卒業するまでに、1度は読んでおくべき本だと思います。(10代男性)
19.辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ」
10代で読むべき本 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ」がおすすめの理由
私がこの本と出会ったのも10代だったのですが、中学生の思春期がこれでもかというくらいリアルに描かれていて衝撃を受けました。少しの出来事がこの世の終わりのように感じたり、大人になってからだときっと恥ずかしすぎて読めないような、中学生ならではの心理や行動にきっと10代なら共感できるのではないかと思います。(20代女性)
20.佐藤航陽「お金2.0」
10代で読むべき本 佐藤航陽「お金2.0」がおすすめの理由
作者はこの本の中で価値主義というものを提唱しています。現代の世の中は資本主義でお金を稼ぐことが正義のような考え方がはびこっていますが、その時代は終わり自分自身や仕事の社会的な価値が大切な時代が来ます。自分を見つめ直すきっかけになった本です。(10代男性)
21.百田尚樹「カエルの楽園」
10代で読むべき本 百田尚樹「カエルの楽園」がおすすめの理由
正に現在の日本の状況を、カエルの世界に置き換えて上手く表現されています。読み進め解釈するにつれて、どんどん面白くなっていく。非常に読みやすいので、是非、若い世代の人に読んで、現状の日本ついて考えてほしいと思う。(40代女性)
22.高木敏子「ガラスのうさぎ」
10代で読むべき本 高木敏子「ガラスのうさぎ」がおすすめの理由
戦争体験のノンフィクション。私が子供の頃は、夏休みになると、戦争アニメが昼間に放送されていたりしたが最近はやらなくなってしまった。戦争を知らない人たちが増えていることに不安感を感じる。また、戦争体験者も少なくなってきている。戦争を風化させないため、いろんな人に知ってほしい本(30代女性)
23.ジョン クラッセン「キツネのパックス―愛をさがして―」
10代で読むべき本 ジョン クラッセン「キツネのパックス―愛をさがして―」がおすすめの理由
表紙もかわいくて、挿絵も入っていて、カテゴリーとしては児童文学になる。 キツネと少年のハートウォーミングな物語なのかなと読み進めていったら、途中からどんどん硝煙と野生の匂いが漂ってきて、やけにシュールな登場人物もいて、残酷なシーンも多々ある。(60代男性)
24.プロイスラー「クラバート」
10代で読むべき本 プロイスラー「クラバート」がおすすめの理由
シンプルなストーリーだけど大事なことをしっかり伝えてくれるすばらしい作品だから。色々悩んだり難しく考えがちな10代に、大事なことは意外と単純なものの中にある事を教えてくれる。この作品を読むと、刺激を求めるより、今そこにあるものを大切にしようと思えるはず。(30代女性)
25.村上龍「コインロッカーベイビーズ」
10代で読むべき本 村上龍「コインロッカーベイビーズ」がおすすめの理由
コインロッカーに捨てられた2人の少年が辿る、毒々しい運命の物語。と一言でまとめるのは簡単だが、読む側の心を掻き毟る凄まじさは尋常ではない。貢が真っ黒になるほど埋め尽くされた文字。描写というより叩きつけるといったほうが似合いそうな筆致に圧倒された。(30代女性)
26.吉本佳生「スタバではグランデを買え!」
10代で読むべき本 吉本佳生「スタバではグランデを買え!」がおすすめの理由
生活の身近なものから経済学について考える本です。「経済学」と聞くと身構えてしまう方も多いかもしれませんが、スタバや100円ショップ、デジカメなど身近なものがテーマになっているので、とっつきやすい一冊です。(30代女性)
27.チャールズ・M・シュルツ「スヌーピーの友だちがほしい」
10代で読むべき本 チャールズ・M・シュルツ「スヌーピーの友だちがほしい」がおすすめの理由
スヌーピーの飼い主であり主人公ともいえるチャーリー・ブラウン、彼は自分は誰にも好かれない人間なのだと、ある日思い悩んでしまいます。友達とは自分にとってどういう存在なのか、これは10代の時にとても悩む問題の一つです。この本を読み終わった後、読者はきっと温かい気持ちで友達という存在を捉えられると思います。(20代女性)
28.江國香織「すみれの花の砂糖漬け」
10代で読むべき本 江國香織「すみれの花の砂糖漬け」がおすすめの理由
子供から少女へ、それから大人になるに際の繊細な女性としての、感性の敏感な時期の繊細な詩がつむがれています。死というものや、男性にたいしての気持ち、江國香織独特の女性しかもっていない感覚がよく表現されていると思います。(30代女性)
29.ダレン・シャン「ダレン・シャン」
10代で読むべき本 ダレン・シャン「ダレン・シャン」がおすすめの理由
ヴァンパイアの話です。ダレン・シャンという少年の勇気がすごいです。小学校の時に1巻から12巻まで全部読みました。ファンタジーなのにどこかリアルで、とても読みやすく、面白いので読書をするきっかけになった本です。(10代女性)
30.アレックスシアラー「チョコレート・アンダーグラウンド」
10代で読むべき本 アレックスシアラー「チョコレート・アンダーグラウンド」がおすすめの理由
チョコレートがテーマのため若年層でもとっつきやすいため、また政治の恐さを教えてくれる本であるため。チョコレートが政府により禁止されるという展開のため、特に甘党の学生には興味を持ちやすい本だと思う。加えて、独裁政治が起きるとどのようなことが起きるかについても想像をめぐらせることができる本である。(20代女性)
31.辻村深月「ツナグ」
10代で読むべき本 辻村深月「ツナグ」がおすすめの理由
すべての真意や謎が明らかになる構成には、幾度となく涙を流すことになり、言葉のひとつひとつが重く心に響きました。1度きりのチャンスをどうするか考えました。自分だったら誰に会いたいだろうかと、思いを巡らさずにはいられなくなる作品です。(30代女性)
32.森川ジョージ「はじめの一歩」
10代で読むべき本 森川ジョージ「はじめの一歩」がおすすめの理由
おすすめの理由はあきらめない気持ちにさせられるからです。人生いろんなことがあり様々な人に会い辛いことや逃げられないことがたくさんあります。 この漫画に出てくる主人公一歩を含め鷹村、青木、木村など普段はふざけているのですがいざ勝負になったとき逃げずに諦めない姿にあこがれてほしいと思っています。(40代男性)
33.あさのあつこ「バッテリー」
10代で読むべき本 あさのあつこ「バッテリー」がおすすめの理由
少年野球の小説ですが、野球を通してさまざまな葛藤や情熱が入り交じる、その心情や風景の描写が心に残りました。 読んでいくうちに作品に引き込まれ、あたかも自分がその場にいるような感覚を味わえるとともに、あの頃もっとがむしゃらに生きていれば良かったと思わされました。 一つのことに熱中出来る世代にぜひ読んでもらいたいです。(30代女性)
34.野島伸司「プライド」
10代で読むべき本 野島伸司「プライド」がおすすめの理由
スポーツをしている人にはもってこいです。 今のスポーツはチームワークが大切なスポーツでも、トラブルが多く秩序が守られていません。 ですが、プライドは友情、恋愛、スポーツのどれに関してもとにかく熱い! 10代のスポーツをしている人にはぜひ読んでほしい本です。(20代女性)
35.マーク・ボイル「ぼくはお金を使わずに生きることにした」
10代で読むべき本 マーク・ボイル「ぼくはお金を使わずに生きることにした」がおすすめの理由
貨幣経済を根本から見直し、本当の意味で幸せに生きる方法を実践しながら探した様子が詳細に書かれているからです。 各章の終わりにコラムが書かれています。私達が今からでも手軽に試せそうなアイディアが載っていて面白いです。(30代女性)
36.七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
10代で読むべき本 七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」がおすすめの理由
切ないストーリーに感動します。大どんでん返しが衝撃でした。奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説です。とてもテンポがいいので、次々とページをめくりたくなりました。とても読みやすかったです。(30代女性)
37.メアリーポープオズーボン「マジックツリーハウス」
10代で読むべき本 メアリーポープオズーボン「マジックツリーハウス」がおすすめの理由
この本は小学生にオススメです。この本は、英語でも日本でも出版されています。そしてシリーズ化されているため、一度好きになれば長い間読み続けることができます。そきて、冒険要素が入っているため10代に読みやすい本だと感じました。(10代女性)
38.マーガレット・マーヒー「めざめれば魔女」
10代で読むべき本 マーガレット・マーヒー「めざめれば魔女」がおすすめの理由
プロットがユニークな為、お薦めしました。舞台は作者の生まれ故郷のニュージーランド。主人公は14歳の、思春期真っ只中の少女ローラ。母親と弟の三人家族(両親は離婚)。ある日、不思議な店に弟と一緒に入ると、そこの怪しげな店主が弟の手に奇妙なスタンプを押し、その日から弟の具合がおかしくなる。弟を救うべく、ローラは学校の先輩の、魔女のソニー(男性)に助力を乞い、自らも魔女に変身しつつ、怪しげな店主に闘いを挑む―というのが大まかなストーリー。作者の才能が全編に沸々と感じられ、終始楽しめる一作である。(40代女性)
39.ミヒャエル・エンデ「モモ」
10代で読むべき本 ミヒャエル・エンデ「モモ」がおすすめの理由
仕事をはじめ人生での役割に追われて日々忙しい時間を送る人々が、自分自身を見つめる時間を設けることがいかに大事かという事を語っている作品だからです。時間は有限なもの、それをわかった上で大切に生きることを10代の内に知れるのは良いことです。(20代男性)
40.石井貴士「やってはいけない勉強法」
10代で読むべき本 石井貴士「やってはいけない勉強法」がおすすめの理由
学校では教えてくれない、正しい勉強法が書いてある。勉強するのではなく、勉強の仕方をまず教わる。図が多いので読みやすい。おすすめの理由は、早くこの勉強法を知っていればよかったと思ったから。勉強の概念をいい意味で覆される。(30代女性)
41.J・D・サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」
10代で読むべき本 J・D・サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」がおすすめの理由
1950年代に発表されたにも関わらず今なお輝きを放つ不朽の青春小説です。17歳の主人公ホールデン・コールフィールドの、大人を信用せず社会の欺瞞に対し鬱屈を投げかける姿は、現代の若者、とりわけ10代の若者にもかならず響くものがあるはずです。これから大人の仲間入りをする10代の若者にぜひ読んでほしい1冊です。(30代男性)
42.荻原浩「愛しの座敷わらし」
10代で読むべき本 荻原浩「愛しの座敷わらし」がおすすめの理由
現代の日本でよくみられる一家が、新しく引っ越した家に住みつく座敷わらしによって関係が変化していく小説です、上下巻に分かれており、どちらの巻も薄いので読みやすいです。両親と会話がすくなっている10代の子にぜひ読んでもらいたいです。(20代女性)
43.カミユ「異邦人」
10代で読むべき本 カミユ「異邦人」がおすすめの理由
殺人の動機が太陽がまぶしかったからという当時としては衝撃的な話題作でしたが、やはりそこに至るまでに主人公がふつふつと煮えたぎらせていた報われない思いや母親の死といったショッキングな出来事が絡み合う重畳的な小説となっており読み応えがありおすすめです。(30代女性)
44.佐藤多佳子「一瞬の風になれ」
10代で読むべき本 佐藤多佳子「一瞬の風になれ」がおすすめの理由
陸上の知識がなくても十分楽しめる作品ですから、清々しい感動の涙を流したい方は、とてもおすすめです。スピード感溢れるレースシーンには心底ドキドキさせられ、思わず胸が熱くなってしまいます。気が付いたら応援をしてしまっています。(30代女性)
45.百音「永遠の願い」
10代で読むべき本 百音「永遠の願い」がおすすめの理由
好きな人と付き合えることの幸せを改めて感じることができる。友達の大切さがわかる。家族のことをもっと大事にしたいと思えた。自分に味方がいることのありがたさを感じられる。一時の感情に流され、相手に傷つく言葉を言わないようにしたいと気付かされたから。(20代女性)
46.中村文則「何もかも憂鬱な夜に」
10代で読むべき本 中村文則「何もかも憂鬱な夜に」がおすすめの理由
日々過ごしていると、嫌なことは沢山あります。ときには消えてしまいたいとさえ思うかもしれません。でも、どんなに辛くても、どんなに苦しくても、必ず朝が来ます。バッハの曲に『目覚めよと叫ぶ声が聞こえ』があります。まさにそれです。(50代女性)
47.李小牧「歌舞伎町案内人」
10代で読むべき本 李小牧「歌舞伎町案内人」がおすすめの理由
人に紹介してもらった人材をその紹介者を経ずに依頼することを「ジャンプ」と呼んで禁止事項とされているなど、とくにフリーランスで生きていくにあたっての人間関係の細やかなルールを知ることが出来ます。当時の歌舞伎町の空気感も知れて良いです。(40代男性)
48.ロバートキヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」
10代で読むべき本 ロバートキヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」がおすすめの理由
とても読みやすい本で 生きたお金の使い方をしなさいと言う事だ 時代によって投資や資産運用は変わってくるが基本的には同じ事 勉強の仕方で変わる事がよくわかる 金持ち父さんはお金の勉強をしなさいと言う貧乏父さんは学校の勉強をしないと言う 自分はとても金持ち父さんに共感できるしもしも自分に子供ができたらとても読ませたい本の一冊です(20代男性)
49.植松努「空想教室」
10代で読むべき本 植松努「空想教室」がおすすめの理由
一番に言いたいのは「諦めを覚える前に読んで欲しい」です。 私は大人になってからこの本に出会い、その時に子供の頃に読みたかったと素直に思いました。 ロケット開発事業の話を通じて、夢を持つ事、諦めない事で生まれる自分と周りの変化、これから世の中を渡っていく為、人と関わっていく為に大事にしたら幸せが訪れる事が書かれています。 本を読んでいるというより、著者から語り掛けられているような錯覚もあり、一気に読んでしまえる本だと思います。 ただ、基本活字で絵は挿絵程度、200ページを超える本なので、小学高学年以上をお勧めします。 子供の立場で読めば将来の夢を考えるきっかけに、親の立場で読めば子供が夢を諦めない為の関わりを、20代30代の立場で読めばこれからの人生で後悔しない為にもう一度頑張ってみる事はないのかと考えさせられる本だと思います。 一度はぜひ読んでみて下さい。(40代女性)
50.七月隆文「君にさよならを言わない」
10代で読むべき本 七月隆文「君にさよならを言わない」がおすすめの理由
読みやすいストーリーになていると思います。本を読むのが苦手な人でもとても分かりやすい内容になっていると思います。涙活にオススメの一冊です。読んでいて涙が止まりませんでした。特別な力を持った高校生のお話です。(30代女性)
51.カーレド・ホッセイニ「君のためなら千回でも」
10代で読むべき本 カーレド・ホッセイニ「君のためなら千回でも」がおすすめの理由
邦題は恋愛小説のようですが、民族問題や宗教問題の中での「友情」が大きなテーマとなっています。舞台はアフガニスタンとアメリカです。ストーリーを通して何度も、生まれた場所と環境により決まる残酷な現実を突きつけられることになります。(30代女性)
52.住野よる「君の膵臓を食べたい」
10代で読むべき本 住野よる「君の膵臓を食べたい」がおすすめの理由
男女の青春を描いた内容だけど、病気で余命を告げられてる女の子と内気な男の子が死ぬまでにやりたいことをして行く内容だけど、膵臓癌の事とか知らなかったから若い子が読むことによって癌でも明るく生きていく大切さなどが学べると思うから!(20代男性)
53.マッテオ・モッテルリーニ「経済は感情で動く はじめての行動経済学」
10代で読むべき本 マッテオ・モッテルリーニ「経済は感情で動く はじめての行動経済学」がおすすめの理由
この本は、人々がしばしばお金の使い方について非合理的な判断を下してしまう事実を、具体例を挙げながら解説している。この本を読むことで、私たちの判断メカニズムを理解しておけば、お金に対する正しい判断ができるようになるだろう。全ての人に役立つお金に関するリテラシーを身につける本として、大変おすすめの一冊である。(20代男性)
54.有川浩「県庁おもてなし課」
10代で読むべき本 有川浩「県庁おもてなし課」がおすすめの理由
10代のときの進路決定や将来の夢が決まっていない学生に読んで欲しい一冊です。過疎化が進んでしまい、いまいちパッとこない街を舞台に役所の主人公が奮闘する物語ですが、一生懸命に頑張って仕事をこなすことが何よりも大事だと教えてくれます。(20代女性)
55.中島義道「孤独について―生きるのが困難な人々へ」
10代で読むべき本 中島義道「孤独について―生きるのが困難な人々へ」がおすすめの理由
私自身学生時代の恩師に薦められ手にした本です。若者につきものの葛藤と悩みから少しでも楽になるためにどうすればいいか、実体験を赤裸々に綴りながら自分と同じような若者にエールを送ってくれているのではないかと思うので10代終盤で読むのにおすすめです。(30代女性)
56.舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」
10代で読むべき本 舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」がおすすめの理由
愛する人の死とそれをモチーフに小説にすることを通していろいろ考えることがあります。愛とはなにか、誰にでも起こりうる恋人の死への捉え方が語られていて心を揺さぶられる作品です。現実的で愛について考えるきっかけをもらえます。(30代女性)
57.プラトン「国家」
10代で読むべき本 プラトン「国家」がおすすめの理由
プラトンの「国家」は、 10代のうちに読んでおきたい作品です。 「学校の勉強って何の意味があるのだろう?」 そういう疑問は若い時にはよくあるものです。 プラトンの作ったアカデメイアが、 現在のアカデミー、つまり学校の起源とされるものです。 我々はなぜ学ぶのか。古典の中にそのヒントがあるでしょう。(20代男性)
58.ドフトエフスキー「罪と罰」
10代で読むべき本 ドフトエフスキー「罪と罰」がおすすめの理由
かなり難しい内容の本です。 10代で理解するのは大変だとは思いますが、だからこそよんでもらいたい。人間の内に秘めた気持ちを知り、考えるのは感受性が豊かな10代の時ほど読んで考えてもらいたい本です。ぜひ早いうちに。(40代男性)
59.宇山佳佑「桜のような僕の恋人」
10代で読むべき本 宇山佳佑「桜のような僕の恋人」がおすすめの理由
切ない感動の物語だと思います。涙が止まりませんでした。人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったヒロインの話です。老婆になっていく姿を彼氏にだけは見せたくないと悩むその姿はとても読んでいて辛くなりました。(30代女性)
60.井上ひさし「四十一番の少年」
10代で読むべき本 井上ひさし「四十一番の少年」がおすすめの理由
この作者の自伝的小説ではあるが非常に読みやすい短編です。カトリックの孤児院を舞台にした一見慈愛に溢れた環境のように見える場所で、陰湿な生活を余儀なくされている子供たちに誰もが手を差し伸べない日常、まるで現代のいじめや子供虐待事件などの構図と同じというところに気が付かされるストーリーなので一読する価値はあると思います。(50代女性)
61.外山滋比古「思考の整理学」
10代で読むべき本 外山滋比古「思考の整理学」がおすすめの理由
思考を整理できるそんな一冊であり、人生観が変わる本である。思考とは、考えるとは何か、読むとは何か。30年前に書かれた作品らしい言葉の使い方でしたが、内容は現代に通じる、若者への示唆でした。若いうちに読んでおきたい(10代男性)
62.ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」
10代で読むべき本 ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」がおすすめの理由
もともと有名な名著とは知っていましたが、大学入学前の春休みに読みました。内容は、衝撃的ですが、学問に取り組むことの意義と働くことの意義を考えさせられる本であり、大変印象に残っています。可能であれば、私と同じく、大学入学前くらいに読んで、その後の生活に役立ててもらえればと思います。(30代男性)
63.日野原重明「十代のきみたちへ」
10代で読むべき本 日野原重明「十代のきみたちへ」がおすすめの理由
100歳を超えても現役医師として患者さんを診続けていた日野原重明先生の生い立ちを交え、10代の若者に人生の始まりと生きるということを語りかけている本書は、これから人生を歩んでいく子供達への人生賛歌であり、指針となる本だと思います。(50代女性)
64.D・カーネギー「人を動かす」
10代で読むべき本 D・カーネギー「人を動かす」がおすすめの理由
すべてのストレスは対人関係にあり、そのストレスを解消する考え方が変わり、より人の心を動かすにはどうするかがわかる一冊。 例えば、相手の心の中に強い欲求を起こさせること これができる人は、万人の支持を得ることができるができない人は、一人の支持者を得ることも失敗するなど、人の心を動かす方法などがあり、早めに読んでおきたい本である。(10代男性)
65.太宰治「人間失格」
10代で読むべき本 太宰治「人間失格」がおすすめの理由
太宰治には沢山の作品がありますが、代表作はなんと言ってもこれだと思います。何度も自殺、心中未遂を繰り返し、最後に本当に心中でなくなりました。そんな太宰治のことを甘えだと批判する人もいますが、甘えだけでは自殺はしないでしょう。自殺、心中までしてしまう青春のナイーブさを自分のものとして味わえるのは若いうちだと思います。そこを踏まえて大人になって欲しいです。(50代女性)
66.上橋 菜穂子「精霊の守り人」
10代で読むべき本 上橋 菜穂子「精霊の守り人」がおすすめの理由
架空の国が舞台の壮大なファンタジー。大人が読んでも引き込まれます。女性の用心棒バルサと活躍と、純粋な子供の王子が大人になる過程が丁寧に書かれています。シリーズで読むと、一国の歴史や、主人公の生い立ち、神秘的なユングの世界などがわかり、たいへんおもしろいです。(40代女性)
67.梨木香歩「西の魔女が死んだ」
10代で読むべき本 梨木香歩「西の魔女が死んだ」がおすすめの理由
言わずと知れた名作で、自分が小学5年生の時に初めて読み、大学生になった現在も繰り返し読むほど素晴らしい作品です。また、この本を10代の時に手に取ったことで本を読むことの楽しさを知ることができました。そして読書が趣味になりました。主人公のまいとおばあちゃんのほっこりする日常を描いています。また、ラストには涙なしには読めない展開が待っています。心を浄化してくれる、時々ふと読みたくなる、そんな作品です。(20代男性)
68.初野晴「退出ゲーム」
10代で読むべき本 初野晴「退出ゲーム」がおすすめの理由
廃部寸前の弱小吹奏楽部の話です。ミステリー要素もたくさん含まれています。起こる事件は結構コミカルだと思います。謎の根底はシリアスなところもあり、軽さと重さが絶妙にからみあった面白い作品だと思います。読みやすいです。(30代女性)
69.吉本ばなな「大人になるってどんなこと?」
10代で読むべき本 吉本ばなな「大人になるってどんなこと?」がおすすめの理由
本も薄く読みやすいので手に取りやすいのが一つ。そして思春期の身体も心もままならず、かといって自分の気持ちをうまく現すことの出来ない時期に、そっと大丈夫だよ、自分のままでいいんだよ、と教えてくれる、そんな本だからです。昔10代だった人にもおすすめします。(30代女性)
70.石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」
10代で読むべき本 石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」がおすすめの理由
ドラマ化もされた有名な小説です。テンポもよく、読書に慣れていない人もすんなりと読むことができると思います。いろいろな事件が起こり、淡々とした目で見るとどれもまるで日常の出来事のように思えるのが不思議なところでした。(30代女性)
71.灰谷健次郎「兎の眼」
10代で読むべき本 灰谷健次郎「兎の眼」がおすすめの理由
貧しくても面倒見のよい子供たちの誠実さ、逞しさ、優しさ、素晴らしい才能、その子供たちを見つめる小谷先生やアダチ先生の優し眼、 バクじいさんの清らかな心、小学校の教師の経験のある灰谷先生のひらたい文章が胸を打つ名作です。(50代女性)
72.辻村深月「凍りのくじら」
10代で読むべき本 辻村深月「凍りのくじら」がおすすめの理由
主人公に共感できるかどうかは分かれそうですが、私には分かりました。どこか現実感のない生活。俯瞰的に見ているけど本当は自分もしっかり現実を生きたいと思っている。登場人物の描写が細かい素晴らしい。人の繋がりについめ改めて考えさせられる作品でした。(30代女性)
73.沖田×華「透明なゆりかご」
10代で読むべき本 沖田×華「透明なゆりかご」がおすすめの理由
発達障害を持ちながらも研修生として産婦人科で働いた経験を描いた作品。 性に興味を持つ年代だからこそ、母子共に生まれる命と消える命が有る事、障害を持つ・持っていると言うリアルを知っていてほしいと思います。 暗い話と共にコミカルに描かれている笑えるエピソードは面白く、独特の世界に呑まれて行きます。(30代女性)
74.後藤武士「読むだけですっきりわかる日本史」
10代で読むべき本 後藤武士「読むだけですっきりわかる日本史」がおすすめの理由
最低限知っておきたい日本史の知識を1冊にまとめた本です。内容は、旧石器時代からはじまり、バブル経済や今後の日本の課題まで、広く触れられています。随所に参考資料や地図が挿まれているのでわかりやすく、巻末には「重要用語索引」もあるので、ちょっとした調べものにも最適です。(30代男性)
75.坂口安吾「日本文化私観」
10代で読むべき本 坂口安吾「日本文化私観」がおすすめの理由
物事の本質を見抜く主張に痛快な気持ちになったことを覚えています。伝統や文化といったものに対する考え方にはなるほど本当だなと唸る部分が多くありました。子供のような純粋な目線で物事を見ているようで、気づかされることも多く、非常に印象に残っている作品です。(30代男性)
76.司馬遼太郎「燃えよ剣」
10代で読むべき本 司馬遼太郎「燃えよ剣」がおすすめの理由
「鬼の副長」と呼ばれた新撰組副長、土方歳三の生涯を描いた小説。己の信念のために生涯を捧げた男の生きざまを見ることができます。司馬遼太郎作品の中でも比較的読みやすく、人生の軸を見つけるために是非若い人達に読んで欲しい一冊です。(20代女性)
77.フランソワーズ・サガン「悲しみよこんにちは」
10代で読むべき本 フランソワーズ・サガン「悲しみよこんにちは」がおすすめの理由
本書は1954年に発表され世界的なベストセラー小説となりました。著者が18歳の時の処女作です。少女セシルがコートダジュールの別荘で過ごすひと夏を描いたものですが、10代で書いたことに驚いたり、10代ならではの瑞々しい感性だと感心したり。一度読んでみてほしいです。(30代女性)
78.田辺聖子「文車日記―私の古典散歩」
10代で読むべき本 田辺聖子「文車日記―私の古典散歩」がおすすめの理由
平安文学を得意とする氏が歴史についての造詣を語る魅惑のエッセイです。じつは大阪弁でユーモラスな人としての魅力あふれる氏ですが、いざ歴史のこととなるととんでもなく博識で文才ある才媛だったんだなということを知ることができる代表作と言えるのでおすすめです(30代女性)
79.夏目漱石「文鳥」
10代で読むべき本 夏目漱石「文鳥」がおすすめの理由
殺処分される動物のペットの大半が元々はペットであったという問題を抱える昨今。生き物を飼うということは、可愛いだけでは越えられない向き合わなければいけない問題がたくさんある。そんなことを教えてくれる一冊です。10代のうちからこの感覚を持ち合わせて欲しいなと思いました。(20代女性)
80.朝戸 夜「便利屋 池福楼KEEPERS」
10代で読むべき本 朝戸 夜「便利屋 池福楼KEEPERS」がおすすめの理由
探偵とといえば、赤川次郎、コナンドイル、内田康夫などという作家を思い出します。 ですが、現在の高校生はいかにも現実というミステリーより漫画の方が好みます。 そこで、高校生でも好きになれる、ミステリー探偵の本が「便利屋池福袋KEEPERS」です。 あらすじ 凛子「確か私の家で塾があり兄がここにいるはずだけど‥」 池袋西口を約5分歩くと、1つだけ怪しげなビル。そこには絶対任務を行うとも言われる4人の便利屋があった。 事務所には訳ありの人々が駆けつけてくる。 凛子「あれ私の塾はどこいったの?なんで便利屋があるの?」 そして、凛子はしかたなしにこの塾を戻すために便利屋で働くのだが、「アイドルのお困り事、暴力団のお困り事?などと次々と変な依頼が舞い込んでくる、ドタバタミステリーの始まりです。(30代女性)
81.水野敬也「夢を叶えるゾウ」
10代で読むべき本 水野敬也「夢を叶えるゾウ」がおすすめの理由
夢を叶えるためにすべきことや心構えを楽しいストーリーで教えてくれます。未来が待っている若い方に読んでほしい本です。 主人公と神様のガネーシャの会話が楽しめるので気楽に読める本だと思います。シリーズものなので気に入った方は続編もお勧めします。(40代女性)
82.石田衣良「明日のマーチ」
10代で読むべき本 石田衣良「明日のマーチ」がおすすめの理由
ひょんなことから集まった4人組が長い旅に出る物語なのですが、勇気をもらえる内容です。と挫けそうになったり、ぶつかり合ったり衝突することで4人が大きく成長していきます。いくら仲の良い友達でも喧嘩をしてしまう、そんな10代の若い世代に呼んで欲しいです。(20代女性)
83.東野圭吾「容疑者Xの献身」
10代で読むべき本 東野圭吾「容疑者Xの献身」がおすすめの理由
東野圭吾の容疑者Xの献身は第134回直木賞受賞をはじめ、いくつかのランキングで1位を獲得し五冠と呼ばれています。 私がこの作品に惹かれた1番の理由は文字で表す表現力が凄いからです。 主人公の無機質な喋り方、各登場人物の表情や感情の機微が文字だけでリアルに伝わってきます。 ストーリーはもちろん濃いですが、ラストに二転三転とどんてん返しでスピード感があり世界に引き込まれます。 私が中学生だった頃に読んだ作品ですが、寝るのを忘れて1晩で読み上げてしまいました。 読みやすいのに繊細でストーリーも濃くて読みごたえがあるので、ぜひおすすめです。(20代女性)
84.知念実希人「螺旋の手術室」
10代で読むべき本 知念実希人「螺旋の手術室」がおすすめの理由
著者は、医師でもある。本作も施設・環境・用語などに、その知識がふんだんに用いられている、長編本格医療サスペンスである。発端は次期教授選挙から始まる。と、在り来りのストーリーと思いきや、とても悲しい結末が待っている。映画「砂の器」を思い出した。何故10代で読むべき本であるかというと、ネタバレになるが、20万人に1人と言われる遺伝病が物語の芯にあるからである。若いうちにこのような話題に触れ、社会差別意識を払拭するべきである。(50代男性)
85.宮部みゆき「理由」
10代で読むべき本 宮部みゆき「理由」がおすすめの理由
私も実際にこの本を読んだのが10代の頃でした。内容としてはある殺人事件が起きて解決後に、ある記者が関係者を順番に取材をして行くという始まり方をします。一つの殺人事件にたくさんの人が関係していてその人の数だけたくさんの人生があるんだという事を痛感させられる1冊です。(20代女性)
86.池井戸潤「陸王」
10代で読むべき本 池井戸潤「陸王」がおすすめの理由
本作は昨年TBS日曜劇場でドラマ化された池井戸潤さんの名作で、中小企業が大企業や銀行の卑劣なやり方にも負けずにひたむきに努力する様子が描かれており、読んでいて自然と涙が出てくるほど感動します。何事もあきらめては終わりだという当たり前の人生訓が池井戸潤さんの言葉の魔法を使うとリアリティを持って読者の前に迫ってきます。(40代男性)
87.星野道夫「旅をする木」
10代で読むべき本 星野道夫「旅をする木」がおすすめの理由
星野さんのアラスカでの様々なストーリーを綴ったエッセイです。この本を読んでいると、不思議と心が洗われるような気持ちになります。そして文章のところどころから、かすかな物悲しさを感じることができます。感動します。(30代女性)
88.美嘉「恋空」
10代で読むべき本 美嘉「恋空」がおすすめの理由
自分が病気になったからといって恋人を突き放すようにして、わざと嫌いになってもらうという、相手を思いやる気持ちをこの本で始めて知り、衝撃を受けたから。わたしにはそんな強いことできないと思えた本であり、また、愛の強さを知れたから。(20代女性)