【2019年】サカナクションおすすめの曲ランキング10
サカナクションは2005年に北海道で結成された日本の人気ロックバンドです。思わず体が自然に動いてしまうようなダンサブルなエレクトロチューンで耳に残る音楽と、独特の世界観を持つ歌詞の融合を楽しめるアーティストです。CMへの楽曲提供やドラマなどのタイアップで知っている方も多いのではないでしょうか。またサカナクションのライブは、光を使った演出が見る人を圧倒します。芸術性の高いユーモラスなMVも魅力的で、私も気に入って何度も観ています。
第10位.サカナクション「夜の踊り子」
サカナクション「夜の踊り子」がおすすめの理由
この曲は、1度聴いたら耳に残るサビのキャッチーなフレーズが魅力の曲です。歌詞にある「跳ねた跳ねた 僕は跳ねた 小学生みたいに」というような独特な雰囲気のフレーズも面白いです。また、イントロに含まれるほのかな和のテイストも心地いいです。実際にこの曲のMVでも、メンバーは着物や甚平をまとって演奏したり、芸者のような踊り子が一緒に踊っていたりと和のテイストがふんだんに使われています。和装で演奏するメンバーとそれを見ている少女の視点も面白いです。このように和のテイストを保ちながらも、ダンサブルな曲を作れるのはサカナクションならではなのではないでしょうか。
第9位.サカナクション「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」
サカナクション「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」がおすすめの理由
まずタイトルが面白いですね。山口一郎のセンスが光ります。この曲には少し粘つくようなシンセサイザーが醸し出す独特のダークさがあります。また歌詞に目を向けると、そのダークさを引き立てるかのように少しゾクッとするような雰囲気を感じるフレーズがあるのがわかります。「気まぐれな君の色 部屋に吹くぬるいその色」…果たしてどんな色なんでしょうね。サカナクションの楽曲のそういう部分も魅力の1つです。またこの曲のMVでは、山口一郎が自身を模した「山口一郎人形」4体と一緒に踊るシーンが描かれており、とてもユーモラスです。MVも含めておすすめの1曲です。
第8位.サカナクション「ネイティブダンサー」
サカナクション「ネイティブダンサー」がおすすめの理由
サカナクションの楽曲はおしゃれな曲が多いのですが、中でもこの曲はひときわおしゃれな曲になっています。サビのメロディー、洗練されたリズム、随所にあしらわれたストリングスやエレクトリックピアノの音色。どれをとっても味わい深いです。またこの曲で注目すべきところは、歌詞の言葉遊びです。サビの歌詞の同じメロディーの部分に、「そういう気になって」と「そう雪になって」という言葉遊びが隠れています。このような歌詞を思いつく山口一郎は、心の底からすごいと思います。この曲の、まるでスニーカーが踊っているようなMVも面白いです。
第7位.サカナクション「ルーキー」
サカナクション「ルーキー」がおすすめの理由
切り裂くようなシンセサイザーから始まるこの曲は、サカナクションの醍醐味が詰まった1曲です。4つ打ちビートのノリが気持ちよく、自然にリズムに合わせて足踏みしてしまいそうです。この曲の歌詞は、まるで何か深い意味が眠っていて、いくらでも考えを巡らせることができそうな深みがあります。また後ろで流れる意味深なコーラスにも注目してもらいたいです。この曲に隠された意味を、MVから探し出してみるのも面白いのではないでしょうか。ちなみにこの曲は、某学習塾のCMに使われていました。あまり学習塾っぽさは感じられないのですが…CMとして採用された意図が気になりますね。
第6位.サカナクション「ナイトフィッシングイズグッド」
サカナクション「ナイトフィッシングイズグッド」がおすすめの理由
サカナクションの中でも初期の方に生まれた曲です。タイトルが特徴的ですね。前半の、まるで水の中にいるような雰囲気がとても気に入っています。聴かせるような歌のメロディーにつられて、こちらも聴き入ってしまいます。また、この曲は雰囲気の変わるパートがあることで組曲っぽさも醸し出していて、そういう部分もこの曲を楽しむポイントの1つになっています。またこの曲のMVはほかの曲と違う雰囲気になっています。それもそのはず、このMVに関してはサカナクションの自主制作によって作られたものなのです。初期ならではの雰囲気も同時に味わってみてはいかがでしょうか。
第5位.サカナクション「アイデンティティ」
サカナクション「アイデンティティ」がおすすめの理由
サカナクションらしさ全開の曲です。サカナクションを聴いたことのない方にもはじめの1曲としておすすめしたい曲です。ダンサブルでノリのいいリズムに印象に残るシンセサイザーのメロディーが映えます。Aメロの終わりからサビに移る時の、開放感のある展開も魅力的です。サビの歌詞の「どうして~」の部分の気持ちよさはきっと誰かに伝えたくなるはずです。「アイデンティティが無い 生まれない らららら」から始まる歌詞も独特ですね。そんな歌詞に関係があるのか、MVの終わりでそれまでの映像はパチンコ台のはめ込み部分の映像であることがわかります。何か意味が隠されていそうですね。
第4位.サカナクション「エンドレス」
サカナクション「エンドレス」がおすすめの理由
この曲は、私がサカナクションにハマるきっかけになった曲です。イントロの途中から入るドラムがとてもかっこよく、また曲の後半になるにつれてダンスミュージックっぽさがにじみ出てくる展開も趣があります。後半の4つ打ち裏拍はとても気持ちいいですよ。この曲で特筆すべきポイントは、歌詞にあります。私もこの曲の歌詞に非常に共感して、サカナクションを聴くようになった部分があります。歌詞は、共感性のあり方を聴く人に問いかけるような、とても考えさせられる内容になっています。「誰かを笑う人の後ろにもそれを笑う人 それをまた笑う人 と悲しむ人」…なんだかSNSの世界を彷彿とさせるような気がします。
第3位.サカナクション「アルクアラウンド」
サカナクション「アルクアラウンド」がおすすめの理由
この曲は、イントロから盛り上がっていく曲調となっています。シンセサイザーの洗練されたメロディーラインがいい味を出しています。またAメロの4つ打ちがダンサブルでいい雰囲気です。ほかの曲でも紹介しましたが、サカナクションは4つ打ちの使い方が素敵ですね。この曲の魅力はMVにもあります。山口一郎がひたすら歩いていくのですが、その道のりの中に配置されているオブジェによって歌詞を表現しているのです。かくいう私も、この曲のMVを初めて見たとき、完全に見入ってしまいました。サカナクションらしい魅力が目白押しのこの曲。いつか1度ライブで聴いてみたい曲の1つです。
第2位.サカナクション「新宝島」
サカナクション「新宝島」がおすすめの理由
「丁寧丁寧丁寧に」といったら新宝島、この曲です。少しレトロなニュアンスで耳に残るシンセサイザーのフレーズから始まるのが特徴的です。サビのキャッチーなメロディーやサカナクションらしいリズム、そしてそれにとてもマッチした歌詞の振り方といったように、この曲の魅力はふんだんにあって語りつくせないほどです。ものすごい完成度です。また楽曲もさることながら、MVもにぎやかでユーモラスなものになっています。この曲を聴いてMVを見てしまったが最後、あなたはきっとMVのメンバーと同じように「丁寧丁寧丁寧に」ステップを踏みたくなるはずです。1度聴いたら癖になる、そんな曲です。
第1位.サカナクション「ミュージック」
サカナクション「ミュージック」がおすすめの理由
この曲はサカナクションが2013年に紅白歌合戦初出場を果たしたときに披露した曲なので、知っている方も多いのではないでしょうか。サカナクションの曲の中でどれか1曲おすすめするなら?と聞かれたら私はこの「ミュージック」を推したいです。聴き心地のいい4つ打ちの染みわたるようなイントロから始まって、サビの前に一瞬無音になる。そこからパッと広がるノリのいいサビ、という展開が聴く人を虜にします。サビのメロディーも熱を帯びていてグッときます。これぞまさに「ザ・サカナクション」といった曲です。個人的には、Aメロで鳴っているベースラインが好きです。まるで海の底にいるような、心地よいうねりを感じます。間違いなくサカナクションおすすめ度1位の曲です。