【2019年】星新一おすすめの本ランキングTOP6

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【2019年】星新一おすすめの本ランキングTOP6

私が初めて読んだ星新一作品は、“気まぐれロボット”で、小学校5年生の時でした。なかなか読書の習慣がなかった私が、がむしゃらに星新一作品にはまりました。やはり、ショートショートという読みやすい物語だった事。“クスッ”と笑ってしまうブラックジョークにハマりました。あと、登場人物の名前が、M氏とかF氏やS氏と表現されるところにも面白みを感じていました。51歳になった今でも、星新一作品大好きです。星新一さんのおすすめの作品をランキング形式でご紹介します。

 

 

第6位.星新一「妄想銀行」

星新一「妄想銀行」がおすすめの理由

『ボッコちゃん』同様、皮肉の利いた楽しい作品ばかりです。ショートショートが好きな方に是非お勧めいたします。中でも『鍵』は、すごいお話でした。本当にすごい。見ているうちに引き込まれて、最後に、登場人物が言うセリフ。ぞわっと、させられました。鍵との出会いが、あんな風変化をもたらすなんて…。人生の比喩なのだと思います、この鍵という作品は。『古風な愛』は、最後に全てやられました、あんまりです。こんな、こんな愛あんまりです! と言いたくなるのですが、なんて悲しい、愛のある作品なんでしょうか。やるせない気持ちで、いっぱいになるのは事実ですが、是非とも読んでいただきたいです。他の作品も大変興味深いものばかりです。星新一さんのお話は読みやすくそして最後のオチがどれもこれも素晴らしくて、本当にすごいと思います。

 

 

第5位.星新一「マイ国家」

星新一「マイ国家」がおすすめの理由

タイトルにもなっている『マイ国家』が印象的でした。最近ニュースで増税や復興などを耳にしているのもあり、この国はどうなんだろうなと読み終えた後もしばらく考えました。いっそのことマイ国家を作ろうという発想にはなりませんでした。その他には、『国家機密』など国家権力を皮肉った話や、『特賞の男』、『うるさい相手』などあざやかなオチが楽しい。『服を着たゾウ』は人間と言うものの本質を僅か6頁で短く皮肉っていて印象に残りました。『調整』は人間の補助にあたるはずのロボットが行き過ぎたサービス提供により、すぐに言う事を聞かないロボットになり、最終的には人間の方に改善を求めるという本末転倒な話。もしこのようにロボットに即して人間の方を治すと、結局、人間にも制限がかけられ、個々の意思を持てないロボットのようになるため皮肉な感じで面白かったです。

 

 

第4位.星新一「ブランコの向こうで」

星新一「ブランコの向こうで」がおすすめの理由

ただ通りすぎてしまう誰かと、夢の世界でこんな交流があったらと想像したら面白い。 上手くいってない現実を夢の中だけでも好きに過ごす姿は切なかった。 彫刻家のおじいさんの話が好き。 みんながみんな偉大なことを完成するとは限らない。完成できたほうがいいにはきまっているが、できない人だってあるんだ。わたしは失敗に終わってしまった。しかし、完成を心にえがきながら、ずっと楽しく生きてきたよ。楽しく生きてきたような気がするだけかもしれないがね。 と押しつけがましくなく、前向きで、若者の背中を押す素敵な老人だと思った。
ひとの頭の中を覗いてみたいと言う願望と近いものを感じる。 私の見る夢や、私の周りの人達のみる夢にも少年が来たらどんな物語になるだろう…また、夢に入り込み、親しい人の考えていることを一欠片でも知ることが出来たなら…そんなことを思う。

 

 

第3位.星新一「ノックの音が」

星新一「ノックの音が」がおすすめの理由

ノックの音がの文言から始まる15の短編集という事に惹かれ購入しました。書店で立ち読みしていてハマってしまい、どうしても購入したくなり結局、しっかり購入しました。それぞれの部屋に、ドアノックという非日常の音が鳴り響き、物語が始まります。“落ち”はなんだろうなと想像しながら、ストーリーにハマり込んでしまいます。そして予想していたよりも捻られたオチに驚かされます。他のショートショートとは違い全ての話が、その部屋の中だけで完結するというのが、十二人の怒れる男のようで、本当にお見事です。数ページの中に、それぞれに相応しい部屋、住人、そして事件が描かれている。どれ一つ似た作品はない。星さんのアイデアとセンスにはいつも驚かされます。特に好きな話は「和解の神」と「人形」。「人形」はオチが凄い。ゾゾゾゾゾ〜ッ。呪いの藁人形は恐怖です。

 

 

第2位.星新一「気まぐれロボット」

星新一「気まぐれロボット」がおすすめの理由

おなかがすいたら料理をつくり、あとかたづけに、へやのそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて離れ島の別荘に出かけたお金持ちのエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を…。博士の不思議な発明、発見が様様な騒動を巻き起こす。少し毒気のある楽しいショートショート集でした。
博士達は凄いけれど、どこか変な発明ばかり。
お金儲けばかり考えている人、何もしない若しくはきまぐれなロボットたち、泥棒、あちこちからくる星人など、たくさん登場しては次々と溢れるストーリー。お決まりの展開だけど見事にオチが決まり、それが気持ちよくて面白かった。未来的な発明などのSF要素もあって、お金儲けしたい楽がしたいっていう人間の欲の部分をチクリと皮肉ってオチをつける所に何となくドラえもん(漫画の初期)を思い出しました。

 

 

第1位.星新一「夜のかくれんぼ」

星新一「夜のかくれんぼ」がおすすめの理由

いやあ、星新一先生の作品って、本当に凄いですよね。しみじみ思いました。この“夜のかくれんぼ”の中で、私の一番ハマった作品は、「ある帰郷」でした。最後のオチ…、あまりに意外過ぎて“やられたあ”の一言しかありませんでした。鳥肌ものでした。そして二番目は、「違和感」です。医者と主人公妻がまさか“グル”だったとは…、やられにやられました。同じ夫という立場にちょっと哀愁を覚えました。本当に超シュ-ルな世界でした。
世界中誰も平等、誰も快適な部屋に住み、誰も万能ロボットを持っている、厳しい労働などしなくていい…。しかし、○○だけが足りない世の中とは…。先祖代々40歳で寿命の運命は…。宇宙から来た意味ありげな電波。壁からはえた人間の手。神からテレポートの能力さずけられた男。何か怪しい黒い服の男たちの正体は…?。等々、信じられないほど、異常な出来事が、次々と起こるこの世の中。科学も吹き飛び、理屈も引っ込む摩訶不思議な世界に、めちゃくちゃ引き込まれました。充実のミステリアスな世界でした。ごちそうさま。

 

 

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