【2019年】望月麻衣おすすめの本ランキングTOP7
京都を舞台にしたミステリーを書く作家さんです。主人公は学生が多く、京都を舞台にしているので妖しや不思議な現象などをモチーフに書いているのがとっても好みです。しかも京都の地名や神社など沢山出て来て観光に行ってる気分にさせてくれるので楽しいです。望月麻衣さんのおすすめの作品をランキング形式でご紹介します。
第7位.望月麻衣「続・京都烏丸御池のお祓い本舗」
望月麻衣「続・京都烏丸御池のお祓い本舗」がおすすめの理由
シリーズの続巻です、今回は別のシリーズ2作品も登場するのでファンの人は更に楽しみが増えるのではないでしょうか。相変わらず変な依頼も多いですが本業のお祓い屋に前世を知りたいという少女が現れます。その少女は相棒の絶世の美少年海斗と何やら前世での繋がりがあるみたいで恋の予感も感じさせます。美少年海斗が実は何者であるかが明かされ、前世の因果が解消されてスッキリします。いつも夢に出て来る清水寺に行きますが実は京都にはもう一つ清水の舞台があるとか、京都の雑学まで出て来るとは勉強になる小説でもあります。主人公の朋美と弁護士先生とはあっさりと恋人になってしまいました、まぁ恋愛小説じゃ無いのでさらっと書いてあります。京都の有名所が登場し、幽霊や前世などてんこ盛りで不思議体験が出来ます、恋バナも入っているし泣けるシーンもあります。海斗の運命の相手は弁護士先生だったというオチは可哀想やら新たな世界への希望なのか笑えました。
第6位.望月麻衣「わが家は祇園の拝み屋さん 第1巻」
望月麻衣「わが家は祇園の拝み屋さん 第1巻」がおすすめの理由
シリーズはついに第10巻まで続いている大人気作品です。京都を舞台にした妖が見える女の子の苦悩から始まります。これは基礎となる第1巻ですが、主人公の小春が京都へ来た理由が描かれていて少し暗くて現代的に理由に気分が悪くなるかも知れません。京都で和雑貨店を営むおばあちゃんの家で住み込みの手伝いをして心が軽くなっていきます。何故ならおばあちゃんも不思議な力を持っている人で、一緒に住んでいる叔父の和菓子職人も同じく不思議な力を持っていました。お客さんもおばあちゃんに不思議な依頼を持ってきて自分の力の事が分かるようになり元気になっていきます。はとこは超イケメンの陰陽師で和菓子職人の叔父もイケメンで登場する男子は顔が良い人ばかりなので女子には最高です。おばあちゃんの雑貨屋は八坂神社の近くと言う設定なので、有名な観光地が出てくると親近感が沸くのも良いところだと思います。妖しや神様などが沢山でてくるので不思議なお話が好きな方にはおすすめです。
第5位.望月麻衣「京洛の森のアリス」
望月麻衣「京洛の森のアリス」がおすすめの理由
身寄りのない少女ありすは、おばさんの家で暮らしていましたが、舞妓になるために京都へやってきます。ですが着いたのは京都の裏世界で京洛という所でした、心から求めた仕事ではないためにおばあちゃんの姿になってしまいます。京洛は不思議な生き物がいっぱいでした、人間の言葉を話すカエルやウサギがいたり京洛の森の謎に迫っていきます。世界観が京都版不思議の国のアリスって感じで温かく童話のようなジブリの雰囲気があります。本当の仕事を探すありすに共感を得て、本当にやりたい仕事をするのって現実でも凄く大変なのに小説で読んじゃうと涙が出てきます。特にこの小説では、人に必要とされることで存在する事が許されるとか厳しすぎます、お金の代わりに特を積むとか本当に修行のようで辛いかもしれません。でも小説なので大丈夫です、万事上手くいくのが小説の良いところですよね。王子様との出会いも童話っぽくて今後の展開に期待したいですし、やっぱりメンヘンは素敵だなって思える作品でした。
第4位.望月麻衣「京都寺町三条のホームズ 第1巻」
望月麻衣「京都寺町三条のホームズ 第1巻」がおすすめの理由
テレビアニメにもなった大人気作品です。京都の骨董店を舞台に、寺町のホームズと呼ばれる店主の息子・清貴が事件を解決していくお話です。主人公は女子高生・葵で偶然立ち寄ったその骨董店でアルバイトをする事になります。清貴は何でもお見通しとばかりに初対面の葵の事を言い当てびっくりさせます、物腰は柔らかいけど感が鋭くて恐ろしい所があります。お客さんから持ち込まれる骨董に関わる不思議な事件を解決していきますが、清貴の知識が素晴らしく深くて驚かされます。京都と骨董という組み合わせがピッタリな気がしますし、昔の物に触れるだけで不思議な事が起こりそうな気がします。骨董店は京都の三条にあるという設定で、どんな所だったかと思いにふけったり、今度散策してみようかなと旅行気分を味わえます。葵と清貴の恋バナもそのうち出て来るんだろうなって期待感が高まりますし、骨董の知識が得られるので勉強にもなりますよ。
第3位.望月麻衣「京都烏丸御池のお祓い本舗 第1巻」
望月麻衣「京都烏丸御池のお祓い本舗 第1巻」がおすすめの理由
リストラされBARでスカウトされ京都の法律事務所で働いている主人公の朋美が不思議な事件を解決していきます。スカウトした所長で弁護士の城之内はイケメンでスーツを着るとカッコ良いのに事務所にいる時はとっても残念な京男子でした。それだけでもサギっぽいのに、来る依頼は猫探しやストーカー退治と探偵事務所のような仕事ばかりでした。唯一の救いが絶世の美少年高校生が相棒だったこと、本業はお祓い屋で朋美にも凄い力があって無敵なのが凄い。別のシリーズとコラボして少しだけ登場人物が出て来るのはこの作家さんのファンの人はたまらなく嬉しいでしょう。朋美の力は無敵の防御力で霊能バトルでも発揮したり、力の底が見えないのが怖いですがヒーロー見たいで応援したくなります。京都の神社に行ったり、神様の紹介なんかもあって京都大好きな人に満足してもらえる作品だと思います。
第2位.望月麻衣「太秦荘ダイアリー 第1巻」
望月麻衣「太秦荘ダイアリー 第1巻」がおすすめの理由
京都の高校に通う女子高生の主人公が3人、その家族や友達など登場人物がとても多いのが特徴です。昔近所に住んでいた幼稚園生の女の子3人が十年後に会おうと再会する約束をしていて、兄が3人を会わせようと謎のハガキを出します。実は主人公の一人萌の家は「太秦荘」と言うアパートがある、その離れで十年前に火事が起こり何故か3人は記憶を無くしていました。何故?記憶を無くしてしまったのか、十年前の火事は本当に事故だったのか?というミステリーが物語の最後で全て明かされスッキリします。 十年ぶりに太秦荘に住んでいた人達を呼んで謎解きを披露するのはミステリーの定番でしたが、ほっこりと温かい雰囲気が読み取れました。女子高生3人の再会も直ぐに打ち解けて楽しそうだったし、これからの展開が期待できそうです。登場人物が多いので他の人のエピソードも少し入っているのでより楽しく読む事が出来ますよ。
第1位.望月麻衣「わが家は祇園の拝み屋さん 第10巻」
望月麻衣「わが家は祇園の拝み屋さん 第10巻」がおすすめの理由
シリーズの第10巻です、このシリーズは面白いので是非おすすめしたい。主人公の女の子は自分に不思議な力があることで悩んでいたけど、今は乗り越えて仲間や恋人まで出来て順風満帆な生活を送っています。ですが、不思議な力を使って京都の街を守るため恋人の陰陽師や仲間達と力を合わせますが、事件は東京へと場所を移します。陰陽師の本部へ行ったり、皆が小春を崇めるように見ているのは気持ちが良くて澪人の心境に同情します。ふたりは東京十社巡りをする事になり東京での結界について書かれていたので勉強になりました。その最中に敵と思われる少年が出てきますが、若宮くんがその子を迎えに行ったりして謎を残して行きます。京都組は各々の恋愛模様が交錯して青春って感じで面白くなってきました、予想できないカップル誕生に期待が膨らみます。東京では叔父の和菓子職人が師匠の所へ戻っていたので顔を出したりして和みました。しかし、東京の波動を下げようとしていた人物が師匠の息子だったなんて驚きです。まだまだ波乱の展開が予想される物語を楽しんで下さい。