【2019年】西尾維新おすすめの本ランキングTOP7
言葉遊びが多彩で独特な文章がとても癖になる小説家です。カテゴリーとしてはライトノベルですが、どちらかというと文字数や設定はライトじゃないので、文字をたくさん読みたいときにも読める作品です。筆も早いので、続きがなかなか出ないということも稀なので、楽しく読むことができます。アニメ化やドラマ化をされている作品もあるのでおすすめです。西尾維新さんのおすすめの作品をランキング形式でご紹介します。
第7位.西尾維新「刀語 第一話 絶刀・鉋」
西尾維新「刀語 第一話 絶刀・鉋」がおすすめの理由
通称「刀語」「刀シリーズ」と呼ばれる作品郡の1作目です。「奇策師・とがめ」と「刀を使わない剣士・七花」が12本の刀を集める時代劇的な作品です。テンポのいい言葉遊びが特徴の作品です。この作品、毎月1冊刊行され、12冊で完結といったものでした。流石西尾維新、筆が早い。と思った作品です。1冊1冊はあまり分厚くなくあっさりと読める上に、「ノイタミナ」にてアニメ化もされていて映像もかなりきれいで見ごたえのある作品ですので、あまり小説を読まない人や苦手なにもおすすめです。設定や言葉遊びは健在ですが、西尾維新特有の毒気や癖といったものは比較的少ない作品ですし、初心者向けかと思います。個人的には終わり方もとてもきれいにまとまっている作品なので、まず西尾維新って何読んだらいいの?という方には一番最初におすすめしたい作品となっています。とがめかわいい!
第6位.西尾維新「十二大戦」
西尾維新「十二大戦」がおすすめの理由
十二支がそれぞれの目的のために戦う人外バトルロイヤルものです。ああ…西尾維新だな!というキャラクター設定とバトル感がとてもおすすめの作品です。読んでいて単純に面白い、異能ファンタジーです。ただわりとあっさりキャラクターが脱落します。これもまた西尾維新。アニメ化や漫画化、舞台化などもされていてキャラデザインは「聖☆おにいさん」や「荒川アンダーザブリッジ」でおなじみの中村光、コミカライズでは「めだかボックス」の暁月あきらがおこなっています。なんという豪華な布陣。なので、少年漫画やバトル系アニメが好きな人であれば、西尾維新を知らない方にもおすすめがしやすい作品となっています。続編で「十二大戦対十二大戦」というのも出ておりこちらは十二支と十二星座が戦うお話です。併せて面白いので、おすすめの作品です。
第5位.西尾維新「化物語」
西尾維新「化物語」がおすすめの理由
比較的最近の西尾維新ファンが好きな作品かと思う、化物語。通称「物語シリーズ」の1作目。テンポの良い掛け合いや言葉遊びが特徴の作品です。西尾維新が「趣味100%で書いた」と言っている作品ですので、キャラクターや関係性にはとことん西尾維新の趣味が詰まった作品です。テレビアニメ化や劇場アニメ版、パチンコになっていたりなど、かなりメディアミックスが盛んな作品となっているので、目にしたことがある人が多いと思います。西尾維新を布教するとっかかりにとてもおすすめです。現在、「天上天下」や「エアギア」などで有名な大暮維人さんがコミカライズもしているので、漫画が好きな人にもおすすめできる作品となっています。西尾維新を読んだことがない人や、あんまり知らない方にはおすすめの作品です。かなり長いシリーズものですが、面白い作品です。
第4位.西尾維新「掟上今日子の備忘録」
西尾維新「掟上今日子の備忘録」がおすすめの理由
「忘却探偵シリーズ」と呼ばれている作品の1作目です。こちら漫画化やテレビドラマ化もされている作品で、西尾維新を知らない人にもおすすめしやすい作品となっています。ドラマ化では主役の掟上今日子役を新垣結衣さんがしていたり、他にも助手役には岡田将生さん、カフェの店長は及川光博さんなど、女優・俳優ファンの方にもおすすめしやすい作品です。あらすじとしては、寝ると記憶がリセットされてしまうという、忘却探偵の掟上今日子が、依頼された事件を「ほぼ」1日で解決に導いていくといった、ミステリーものです。設定は少し癖がありますが、比較的ページ数が少な目で文章の癖が強くなくわりと普通にミステリーをしているので、西尾維新初心者向けの作品だと思います。大きいサイズ以外にも文庫版も出ているので、手に取りやすいものおすすめポイントのひとつです。
第3位.西尾維新「悲鳴伝」
西尾維新「悲鳴伝」がおすすめの理由
「戯言シリーズ」の時の西尾維新が帰ってきた!!と大喜びを個人的にした作品です。文章の癖、文章回し方、ストーリー構成、言葉遊び、そしてこれなんて読むのよというキャラクター名という、これでもか!といった具合に西尾維新がたくさん詰まっている作品です。「最近、あんまり西尾維新読んでないなー」という昔からのファンの方に猛烈におすすめしたい作品です。そして最近、西尾維新の作品を読むようになった方にも「これぞ!これこそが!西尾維新!」という西尾維新の神髄を感じられる作品なのでおすすめしたいです。ライトノベルというくくりですが、文字数等はあまりライトじゃないので、がっつり本を読みたい!という方にもおすすめできます。「伝説シリーズ」として計10巻出ていて、完結済みというのもおすすめできるポイントです。ただ、本自体が鈍器のように分厚いので仰向けで寝る前に読むのはあまりおすすめしません(笑)
第2位.西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」
西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」がおすすめの理由
西尾維新が!人外能力バトルモノではなく!比較的ちゃんとした!ミステリーを書いている!?と個人的になった作品です。おそらくミステリーは好きだしテイストとして好んでいるけど、作者が楽しく書けるのは人外能力バトルものなんだろうなぁ…と思っていたら、割と普通にミステリーをしていて驚いた作品です。普通のミステリー好きの人にも比較的おすすめですきる作品です。独特の文章回しや言葉遊び、登場人物の「これなんて名前なのよ…」といったところは変わらずなので、もともと西尾維新が好きな人にもおすすめです。ちなみにこの作品「世界シリーズ」として3冊ほど続巻がありますが、まだ完結していません。雑誌に続き事態は載ったようなのですが、単行本化されていないので、ファンは待ち望んでいます。そんなところも含めてとても好きな作品です。
第1位.西尾維新「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」
西尾維新「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」がおすすめの理由
当時20歳でメフィスト賞を受賞し、西尾維新が世に出た、原点といっていい作品だと思います。ちなみに、メフィスト賞を受賞した時の西尾維新のキャッチコピーは「京都の二十歳、西尾維新」この作品のストーリーとしてはミステリー調で物語が進むので、ライトなミステリーが好きな人にもおすすめできる作品です。独特なキャラの名前や文章はこのころからなので、最近西尾維新を知ったという人にもおすすめの作品になっています。この後「戯言シリーズ」として、作品が続いていきますが、どれもかなりおすすめです。徐々にミステリー成分は控えめになっていきますが、シリーズ全体を通して面白い作品となっているので、是非読んでほしい作品です。作者の筆がものすごい早いため、たくさんのシリーズがありますが、西尾維新とまずは言ったらこれでしょ!という作品です。