読書好きが選ぶ!上橋菜穂子おすすめ作品ランキング

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上橋菜穂子おすすめ作品ランキング

5位.上橋菜穂子「闇の守り人」(3票)

上橋菜穂子「闇の守り人」がおすすめの理由

NHKで、綾瀬はるかさん主演のドラマが放映されたこともあり、シリーズでの知名度も高いかと思います。 そのシリーズの中でも、私は闇の守り人をお勧めします。 まずなんといっても魅力なのが、主人公の女用心棒、バルサの過去についての話です。前作の精霊の守り人では、町の便利屋いわく「見かけはただのおばさん」だけど強い用心棒としての彼女が描かれていますが、今作では、かつて捨ててしまった故郷での悲しい思い出、故郷を捨ててからの育ての親との思い出がクローズアップされ、ただかっこいいだけでなく、悲しい運命の中で気高く生きてきた彼女の素晴らしさが改めて感じられる一冊です。(20代女性)

守り人シリーズの第二巻目の闇の守り人は、生まれ故郷に戻った主人公であるバルサの過去が分かる内容になっています。過去に目を向け立ち向かう姿や、養父ジグロに対しての思いが切々と書かれており、とても読み応えがあります。(20代女性)

女用心棒のバルサが、新ヨゴ国での事件の後、養父のジグロの供養のため故郷のカンバル王国に向かうが、そこでカンバル王国の陰謀に巻き込まれてしまう。そこでバルサの実父が殺された理由を知り、そして父親の親友であった養父のジグロがバルサに託した思いを知り、カンバル王国の危機を救う決断を下した、バルサの心の葛藤がすばらしかったです。(40代男性)

 

 

4位.上橋菜穂子「狐笛のかなた」(5票)

上橋菜穂子「狐笛のかなた」がおすすめの理由

上橋菜穂子さんの作品といえば、ファンタジーか代表的です。この本ももちろんファンタジーになりますが、舞台は古き日本にあり、登場人物も日本名なので、読みやすく、世界に入り込みやすいです。情景描写がとにかく美しくリアルで、忘れられた古きよき風景を伝えてくれます。人と人ならざるものの感情の交わりや直面している現実がもどかしく入り混じり、自分の知らなかった自分の感情の底まで楽しめる作品です。(20代女性)

野狐と人間の女の子との交流の物語です。こんなに心を掴まれ、感情移入した本は今までありませんでした。どこまでも純粋で、愛ってこれ程美しくて尊いものなんだと思わせてくれる本です。上橋先生らしい、丁寧な人物描写と作り込まれた背景で、ファンタジーですが本当に目の裏にその場面が浮かぶ素晴らしい本です。(20代女性)

上橋菜穂子さんの小説で初めて読んだものです。 読んでいるだけで物語の美しい情景が目に浮かぶようです。 日本のような世界観が、他の著書よりもとっつきやすいので、上橋さんの小説を初めて読む方にはおすすめです。(30代女性)

情景描写が鮮やかで素晴らしい。不思議だけれど、なんだか知っているような「古き良き日本」的な世界観に引き込まれる。愛するということの意味、その喜びや苦しみ、たくさんのことを教えてくれる本。読み終わった後、じんわりと心が温かくなる。(20代女性)

上橋菜穂子さんの作品には珍しい日本風の作品ですが、美味しそうな食事に始まる細かく作り込まれた世界観や、どこか懐かしさを感じる情景の映像的な描写に引き込まれます。また何よりも、ヒロインである小夜の芯の強さと健気さには誰もが感情移入し、生命の輝きを感じるラストには感動させられることでしょう。(10代女性)

 

 

3位.上橋菜穂子「鹿の王」(8票)

上橋菜穂子「鹿の王」がおすすめの理由

冒険小説というと、ハリーポッターや海賊ポケット、漫画だとワンピースなど子供向きに出来ているのが多いんです。 ですがこの上橋さんの小説は、大人の方にオススメな冒険小説なんです。 大きな帝国から自分の故郷を守るため、死兵の役目を受けた戦士団、妻と子を病で失い、それでも戦おうとするヴァンの壮絶な冒険が描かれる。 ファンタジーだけど、大人向きに現実のように描かれている冒険小説です。(30代女性)

この『鹿の王』は本屋大賞を受賞した上橋菜穂子さんの最新作で、この作品の画期的なところはファンタジーの中に医療という概念を取り込んだところだと思います。主人公ヴァンは敵の捕虜となり、鉱山で厳しい労働を強いられていましたが、ある病気によって人間がほとんど死に絶え、唯一生き残った女の子をつれて逃避行します。一方、敵方の医師ホッサルはその病気の原因を突き止めるべく調査をすすめていきます。ファンタジーの中で医療を通じ、人や自然、いきものについての壮大な物語が描かれます。(40代女性)

「鹿の王」というタイトルがとても良い。群れのため死をも辞さない気高い生き方が主人公ヴァンの最後の選択に重なっていく。人の争いに自然を巻き込みあやつることの姑息さ、そのために引き起こされた災厄。リアルに生きる人間への警鐘に思えてならない。(40代女性)

古代の架空の王国を舞台に、環境の変化とウィルス変異が生物に及ぼす影響が描かれており、科学的な知識を独自の造語で説明している。登場人物の多様な個性のおもしろさと、ウィルスの拡がりのスピードと時を争うように、対策を立てて実行していく多彩な展開に、読み出すと止まらない。上橋菜穂子さんはストーリーテリングの名手で、わけてもこの本は、扱っているテーマは難解だが、わかりやすく面白く描かれており、すばらしいページターナーだと思う。(50代女性)

第4回日本医療小説大賞、第12回本屋大賞に選ばれています。医療小説というと「白い巨塔」のような病院を舞台にした政治的ドラマを想像するかもしれませんが、全く違います。まだ医療が現代ほど発達していない架空の国の人々が必死に生きる様子が描かれていて、とても心に残る作品でした。また、病気や薬のしくみについてとても分かりやすく説明されていて、勉強にになります。(40代女性)

なんといっても圧倒的なスケール感。上橋さんといえば、「精霊の守り人」シリーズで名を馳せたというイメージですが、それをはるかに凌ぐ面白さです。作者の想像上の世界の中で展開されていく物語なのですが、その世界の作り込み方がまず凄い。知らず知らず入り込んで、自分が命がけで戦っているぐらいの臨場感に、続きが気になってページをめくる手が止まらなくなります。(40代女性)

鹿の王は、上下巻からなる作品で、児童書にしては文字が小さく、内容も少し難しめになっていますが本当に面白く、一気に読むことができます。この作品は、ファンタジーでありこの現代日本とはかけ離れた物語ではありますが、とても通ずるものがあります。また、医術についての知識も多く出てきて、今まで知らなかったことを多く知ることができます。家族とは血のつながりだけではないということを本当にこの作品からは教えてもらいました。とにかく読んでほしい一冊です。(20代女性)

精霊の守り人など、ファンタジーで有名な上橋菜穂子だが、この作品には医療小説の面もある。 アクションの興奮と、医療シーンの緊迫感が相まって、ファンタジーと言っても大人向けの風格。 対照的な二人の主人公がどちらも芯があって強くてかっこいい。(30代女性)

 

 

2位.上橋菜穂子「獣の奏者」(17票)

上橋菜穂子「獣の奏者」がおすすめの理由

どこまでも美しい自然と動物たちのファンタジー。全く違う世界に迷う混むような感覚に襲われる。色彩豊かで美しい情景が浮かぶと同時に、その世界で息づく様々な動物たちに触れるような臨場感がある。自然の中の残酷さ、生きることの美しさに息を飲む。子供向けの児童文学であるが、いくつになっても楽しむことができる。(20代女性)

長編ファンタジー小説が好きな人には本当におすすめです。人に対して心を開くことない聖なる獣『王獣』と、主人公エリンが不器用ながらも心通わせていく物語です。エリンの持つ強さや、王獣の優しさ暖かさに、忘れていた何かを思い出します。(30代女性)

ファンタジー小説で、主人公は獣ノ医術師を目指す女の子、エリン。獣を忌み嫌ったり恐れたりする人間の中で、獣へ親しみや畏敬の念を持っている少女で、どんなに普段は仲が良くても、獣には野生の本能があること、決して油断しないことを思い知るが、エリンは獣との絆を信じて成長していき、他の人間の価値観を変えていこうとしていく、リアルな世界にもある、決して甘くはないと教えてくれるが、諦めない勇気を持つことなど、大事なことを教えてくれる小説です。(30代女性)

作品は学生時代にアニメをやっていたことで知ったのですが、原作をみて描写されていなかった部分やアニメ後の続編がとても楽しく思えました。 主人公のエリンの生きざまが小さいころから描かれているので感情移入してみることができることがおすすめできる理由です。(20代女性)

人に馴れない誇り高き獣「王獣」と少女エリンとの命がけのふれあいに圧倒される。リョザ神王国の成り立ちからの謎の解明に生を終えるまでのエリンの人生がからみ、壮大な物語となっている。人は自然の中でどのように在るべきかを考えさせられる、読後心に残る貴重なファンタジー。(40代女性)

この本がオススメの理由は、エリンという女の子の個人の成長、その中で体験すること、その体験中でのエリンの気持ちやエリンと関わる人たちの気持ち、また獣との出会いそれによってまた大きく成長するエリンに引き込まれる物語だからです。(20代女性)

主人公のエリンの健気さ、強さに惹かれる。不幸な出で立ちの小さな女の子が、周りの人々に支えられながらたくましく成長していく姿に、がんばれとエールを送りたくなると同時に、自分もがんばろうと思わせてくれる。(20代女性)

これは村長の息子と霧の民のソヨンとの間に生まれたエリンの成長の物語です。村で獣医であったソヨンと幸せに暮らしていたエリンだが、ソヨンが村の至宝である闘蛇の死の責任を取らされ殺されてしまうが、一生懸命に生き抜き、母親の死の真相を知る物語です。多くの人との出会いがエリンを成長させます。(40代男性)

政治や争いのために自然に生きる獣を人間の都合の良いようにゆがめて利用し、いがみ合い殺し合う人間の暗部が描かれているからこそ、そういったものに翻弄されながらもただ獣たちを愛して理解しようとし続ける主人公・エリンのひたむきな姿が印象的です。(10代女性)

アジア辺りの架空の世界が舞台だが、ファンタジー小説にありがちな曖昧で矛盾の多い設定ではなく、世界観に精巧な作り込みがなされており、物語にすっと没入できる。食べ物の描写も秀逸。母から娘へと繋がる、壮大な物語である。(20代女性)

主人公エリンと王獣リランの関係性が話が進んでいくにつれて、過去の悲劇を繰り返していくのかが分かってきます。 最後はハッピーエンドとはいかないけれど、これが主人公が考えた最善の結果だったんだなと読めばわかるでしょう。 生き物のありかた・人間の醜さ等がぎゅっとつまった、ファンタジーだけれど色々考えさせられる本だと想います。(30代女性)

主人公が王獣と呼ばれる特別な獣と真摯に向き合い、絆を作っていく姿がとても感動します。空想の生物でありながら、説得力のある王獣のあり方。それを利用しようとする人間たちの弱さや醜さ。その中で、主人公と王獣との特別な関係は、とても純粋で、綺麗。児童図書で有名な作家ですが、大人でも胸を打ちます。(40代女性)

本編は児童書の空想のファンタジーではあるが、大人が読んでも面白く自然や動物について深く考えさせられます。また、主人公や登場人物の生き方に共感したり、一喜一憂したりと人間の在り方にも考えさせられます。番外編は本編と違い少し恋愛も絡んでいるので内容はかなり大人向けです。(40代女性)

この本は、本編4巻と番外編の計5巻で発行されていますが、どこの巻を読んでも本当に面白く、一気に読んでしまいます。獣と人の生き方、家族についてなど現代にも通ずるものがありとても考えさせられる物語となっているところが本当におすすめです。私は、この本を読んでから生についての考え方が少し変わりました。良い方向に自分の考えを変えてくれる作品だと思います。(20代女性)

自分が生活している世界から離れてどっぷりつかりながら読めるお話。 決して心を通わせることが無いといわれてきた聖獣といわれる獣と意思疎通ができるようになる主人公が、そのことにより多くの決断をせまられ生きていく。 聖獣と闘蛇の謎から生き物とはという考えにまで発展する奥の深い読み応えのある小説。(30代女性)

壮大なファンタジーです。NHKでテレビアニメ化もされていました。登場人物一人一人がとても魅力的ですし、話の内容もまるで大河のうねりの中にいるような心地にさせられるものです。制度や法律や中央の政権といった暗いしがらみと純粋に対象を研究していく主人公の対比も感じさせる作品です。(10代女性)

とても読み応えがあるストーリーの第1巻です。残酷で悲しい、母との別れから物語が始まります。ファンタジーで児童文学なのにとびっくりしますが、そこからどんどん物語に引き込まれていきます。主人公のエリンが健気で、どうか幸せになりますようにと応援したくなります。(30代女性)

 

 

1位.上橋菜穂子「精霊の守り人」(18票)

上橋菜穂子「精霊の守り人」がおすすめの理由

「精霊の守り人」はシリーズの第一作目で、この本が刊行されたときには「日本にも素晴らしいファンタジー児童文学がある」と感動しました。児童文学として最初は出版されましたが、大人にもおすすめの壮大な世界観が魅力の大河ファンタジーです。(30代女性)

綾瀬はるかさん主演でドラマ化されているファンタジー傑作です。守り人シリーズは本当にどれも面白いです。主人公バルサが勇敢で凛々しく、こんな心の美しい強い女性になりたいと憧れます。登場人物全てが魅力的です。(30代女性)

女性であるバルサが、一匹狼で暮らし闘う様がしびれます。チャグムと出会い、母性というには大げさですが、女性らしい柔らかさが生まれていくところも微笑ましいです。チャグムの葛藤も、もし自分自身に起きたら…と考えると、とても共感します。(30代女性)

アニメ化もされて有名となった本作ですが、このすごさは、世界観の設定がしっかりとしているため、ファンタジー作品でありながら、シーンのイメージがしやすいです。そのため、感情移入やシーンへの入り込みがしやすいです。(20代女性)

アニメ化、ドラマ化もされている人気作です。 壮大なスケールのファンタジーでありながら、人間味のあるキャラクター、生活の描写など、細かなディテールまで手を抜くことなく表現されており、その世界にどんどん引き込まれていきます。 入念に伏線が張られており、最後まで読者を飽きさせないストーリー展開です。 また、敵も味方も魅力的なキャラクターが多数登場するのもおすすめする理由のひとつです。(30代女性)

作家ご本人が文化人類学の専門家というだけあり,国,文化,政治的背景などの設定がしっかりしており,異国情緒を読みながら味わうことができるというのが一つの大きな魅力です。芯が強いながらも心に葛藤をかかえているバルサと,常に成長していくチャグムが飲み込まれていく運命を,どきどきしながら読み進めることができ,ところどころ心あたたまるシーンもあり,一気に読み進めることができる本です。(40代女性)

「守り人シリーズ」の世界観を把握するにはやはり最初の作品である「精霊の守り人」が最適だ。女用心棒バルサに守られながらのおぼつかない王子チャグムの成長振りがほほえましい。どんな大人と出会うかで子供は激変するのだと納得させられた。そして同時に大人も変わる。国も世界も変わりうる。意志と情で読ませる壮大なファンタジー。(40代女性)

美しい世界観とそこに暮らす人々のリアルな息遣いが感じられる、ファンタジーが好きな人ならきっと楽しめる小説。漫画化もアニメ化もしておりNHKでもドラマ化した作品なので、読書慣れしている人はもちろん、読書慣れしていない人もそこから入ればとっつきやすいんじゃないかと思う。とても人にオススメしやすい作品に感じる。(20代女性)

ファンタジーですが、世界観がしっかりしていて大人でも熱中して読める作品です。心理描写、情景描写などとても丁寧ですし、どことなく見覚えがあるような気がして、少しエキゾチックな世界観に引き込まれる作品です。(20代女性)

この「守り人シリーズ」に出会い、ファンタジー作品の面白さを知りました。 主人公は用心棒のバルサ、そして、新ヨゴ皇国という国の皇太子・チャグムという少年です。 バルサやチャグムが様々な立場の人たちを巻き込んで状況を変えていく様に胸が躍り、ページをめくる手が止まりません。 この本は児童書にカテゴライズされていますが、登場人物たちが抱える心の傷や葛藤、他者への愛情など、大人だからこそわかる感動や共感を覚える部分が数多くありますので、大人の方にも強くおすすめします。 これまでアニメ化やドラマ化などしてきましたが、上橋さんの豊かな情景描写が魅力的なので、やっぱり原作をおすすめしたいです。(20代女性)

著者の代表シリーズ「守り人シリーズ」の第一巻にあたる本で、ここから主人公バルサや皇子チャグムなどの登場人物たちの長い長い旅と、歴史の流れがはじまります。著者は民俗学の学者と言うだけあって、時代考証や世界観の設定などキチンとなされています。(20代女性)

児童文学なので文体が読みやすく、難しい本を読むのに自信がない人にもおすすめできる本です。独特な世界観の壮大なファンタジーでわくわくしながらも、人間関係が細かく作りこまれていてドラマチックな展開に引き込まれます。(20代女性)

ストーリーが練られていて物語の世界に引き込まれる。キャラクターの一人一人が魅力的で、とくに主人公のバルサの凛とした生き様に惚れ惚れする。シリーズものなのでキャラクターの成長を見守れるところも良い。アニメ化、実写ドラマ化もしているので、合わせて楽しむことができる(20代女性)

ファンタジーで児童文学のシリーズですが、子供だけでなく大人も楽しめる話です。読み始めると、その世界の空気や情景まで目に浮かぶような文体で世界観に浸りながら読み進めることが出来ます。物語を通して人がどう成長していくのかも面白さの一つだと思います。(30代女性)

読む前はファンタジーなのかなと思って読み始めました。子供の頃は、ファンタジー小説が大好きだったのですが大人になってからは全く読まなくなっていたので、久しぶりのファンタジー小説だったのですが一気に読んでしまいました。作者の方が文化人類学者もされているという事で世界観がとにかく面白いのです。この世と異世界の描き方や、国のありかた・神話など興味深いです。大人になってからファンタジーを読む方に、是非おすすめです。(30代女性)

一番は主人公バルサの過去にも色々あったのに頼まれたら断れない優しさやチャグムを信じ時には強く厳しく時にはそっと優しく包み込んでくれたりする姿が好きです。そして皇子チャグムにもやもやしていたのにいつの間にか心も体も強くなっていく姿に感動を覚えました。シリーズは長いですが読み応えもあり、バルサ主人公の守り人シリーズだけでなく、チャグム主人公の旅人シリーズもおすすめです。(30代女性)

現実の世界には存在しないであろう精霊や、異形の者たちが住む世界の話です。帝の子に生まれながらも精霊の卵を宿させられたため帝に疎まれ様々な迫害や困難に合いながらも周囲の助けを借りながら立派に成長していく皇太子の話です。並行してもう一人の女主人公「用心棒のバルサ」が過酷な運命に苦しみながらも自分の人生を切り開いていく姿が描かれています。一つのシリーズを読み終えると次のシリーズの発売がが待ちきれないくらい夢中になって読みました。NHKの大河ファンタジーとしてテレビドラマ化もされました。私現在67歳ですが5年ほど前に読んだ小説です。(60代女性)

女用心棒のバルサが水の精霊の卵を宿した事により、新ヨゴ国の皇帝に命を狙われることになった第二皇太子を皇帝の追っ手から守りぬき、皇太子を精霊の卵から解放する物語です。皇太子を追っ手から守る中、バルサと皇太子との心の交流を描いた作品です。(40代男性)

 

 

1票入った上橋菜穂子おすすめ作品も紹介

上橋菜穂子「虚空の旅人」

上橋菜穂子「虚空の旅人」がおすすめの理由

守り人シリーズの第4弾です。チャグムが素敵な男性へと成長している様が一作目から読んでいると感慨深いです。最後はチャグムの言葉に涙を流すシュガに感情移入してしまい泣けます。本当にシリーズを通して良い物語です。(30代女性)

 

 

上橋菜穂子「神の守り人」

上橋菜穂子「神の守り人」がおすすめの理由

主人公の思い立ちからなる自分が背負ってしまった暗い感情と、それを登場人物のひとりである少女に背負わせまいとする優しさが全編に渡って感じられ、とても胸を打たれました。その優しさや言葉を受けた少女がラストにする決断とその描写も素晴らしかったです。(10代女性)

 

 

上橋菜穂子「精霊の木」

上橋菜穂子「精霊の木」がおすすめの理由

著者のデビュー作である『精霊の木』は、宇宙に点在する星の一つナイラ星に移住した地球人の子孫の物語です。環境破壊のために他に居場所を探した地球人は、新たな住処を開拓するためにナイラ星の住民に辛い仕打ちを行い地球人には隠してきました。奪われていく者の苦しみが、胸に迫ってきます。(30代女性)

 

 

上橋菜穂子「天と地の守り人」

上橋菜穂子「天と地の守り人」がおすすめの理由

三部作と長編です。また、それまでの守り人シリーズを全巻読破していないと、面白さが半減すると思います。でも、もし、守り人シリーズを読破したうえで「天と地の守り人」を読めば、感動の度合いが違います。まず、スケールが大きい。守り人シリーズに出てきたすべての国と主要人物が、登場します。そして、紆余曲折ありながらも、主要人物が収まるべきところに無事に収まります。その終わり方は、感動間違いなしです。(40代女性)

 

 

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