読書好きに聞いた!横山秀夫おすすめ作品ランキング

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横山秀夫おすすめ作品ランキング

読書好き100人の方に横山秀夫さんの作品でおすすめをお聞きしランキング形式でまとめました。映画化された作品など面白い作品ばかりです。ぜひ読書の参考にしてみてください。

 

11位タイ.横山秀夫「動機 D県警シリーズ」(2票)

 

横山秀夫「動機 D県警シリーズ」がおすすめの理由

先が読みたくてたまらなくなるというストーリーとしての面白さも格別だが、犯罪の加害者被害者には誰もがなりうるということ、またその犯罪によって共に人生が大きく揺り動かされるということ、犯罪の業はかくも深いものだということを感じさせる内容です。(30代女性)

警察内部の確執や考え方の違いが、濃いキャラで成り立っていて、そこに問題が発生した時のそれぞれの対処法がどっしりとしたところが好きです。軽い人格よりは重い濃い人格の考え方など。今回の「動機」も、人間味あふれる動機が明らかになり、4編から成る短編集ですが読み応えありです。(40代女性)

 

 

11位タイ.横山秀夫「看守眼」(2票)

 

横山秀夫「看守眼」がおすすめの理由

短編ミステリー6編。横山秀夫さんの短編は、短編なのに人間の奥深いところまでをえぐる描写で、その奥深いところの様々な心理、感情を書き出すところがまたすごい。主人公も警察関連ではなく、いわば平凡な人たちがメインで暮らしぶりから感情があぶり出されます。(30代女性)

家裁の調停委員や留置場の管理係をはじめとする、普段の生活の中では触れられることのない特殊な職業に注目しているところが面白かったです。大きな夢を抱きつつも、毎日の仕事に鬱屈としている人たちの心が伝わってきました。(30代男性)

 

 

11位タイ.横山秀夫「深追い」(2票)

 

横山秀夫「深追い」がおすすめの理由

同じく署に所属するけれど、違った課での7人を書く短編集です。それぞれに複雑な事情を抱えており、繋がりはないけれど、警察官としての悲喜こもごもが如実に表現されていて興味深かったです。短編ながらどれも心に迫る作品です。(30代女性)

架空の警察署内部を舞台に設定して、会計課長や鑑識係をはじめとする様々な役割を果たしている7人の警察官の姿が良かったです。自らの職務を逸脱してまで真相を追い求めていく様子には、人間の弱さや優しさが溢れていました。(30代男性)

 

 

11位タイ.横山秀夫「真相」(2票)

 

横山秀夫「真相」がおすすめの理由

短編5編からなるミステリー小説です。読みやすい文章のうえに、主人公の内面の葛藤や暗さが巧みに書かれていて、誰しもが持っている心の弱さや偏屈な人間性に心惹かれました。物語一つ一つの真相が気になって、終始ハラハラドキドキした。(30代女性)

リストラされたサラリーマンや村長選挙へ出馬する県職員をはじめとする、様々な年齢・立場の人間を主人公に設定した5つの短編小説が収められている作品です。次第に明らかになるキャラクターたちの過去に引き込まれていきます。(30代男性)

 

 

11位タイ.横山秀夫「震度0」(2票)

 

横山秀夫「震度0」がおすすめの理由

舞台劇のような密室サスペンス。密室といっても、県警庁舎と宿舎の行ったり来たりがありますが。警察小説の中でも異質という位置づけになっているようです。幹部連中のセコくて醜い争いと、阪神淡路大震災をリンクさせているところがミソです。(30代女性)

1995年の阪神淡路大震災の混乱を再現しつつ、架空の警務課長の失踪事件をスリリングなタッチで描いているところが良かったです。知的で野心あふれる主人公の警務部長が、次々と事件の謎を解く様子が通快でした。(30代男性)

 

 

10位.横山秀夫「第三の時効」(3票)

 

横山秀夫「第三の時効」がおすすめの理由

横山秀夫著の主人公やその他メインの警察官など、どの方も一癖もあったり人の評価はイマイチのところがあっても、自分に恥じない芯の強さを持った生き方を貫いているようで格好いい。このタイトルの「第三の時効」が暴かれる時、その緊張感が読者に伝わってくるようでした。(40代女性)

饒舌すぎず、クールすぎず。ミステリーの興趣と男の激情が短い中にぎゅっと詰まった粒ぞろいの名作です。特に、刑事たちの人物像が面白かった。一班の朽木は過去の重りをむしろ大切に守っているようだし、二班の楠見は冷血でまだ奥がありそうに見える。それぞれの課が張り合う様子が面白い。(30代女性)

とある県警の捜査一課強行犯に所属している、ひと癖もふた癖もある刑事たちのキャラクター設定が面白かったです。事件解決に躍起になっている姿だけではなく、派閥争いや内部抗争に明け暮れる人間の弱さが印象深かったです。(30代男性)

 

 

6位タイ.横山秀夫「陰の季節」(4票)

 

横山秀夫「陰の季節」がおすすめの理由

第5回松本清張賞を受賞した横山秀夫の小説家デビュー作です。 警察小説なのに捜査はたけではなく管理職の人間を主役に書かれた管理部門小説です。 台であるD県警本部内部に起きた事件にスポットを当て、目的の捜査の解決だけでは無く、葛藤や悲哀を紡いでいきます。 派手な事件の摸写では無く、むしろ地味な事案ばかりなのに、巧みな心理描写とさりげない挿話にいつの間にか引き込まれてしまいます。 しみじみとした余韻の残る作品です。(50代男性)

警察小説の枠にとらわれない、粒ぞろいの短編集。世間の事件を追うことだけが警察の仕事ではありません。警務課の捜査員、二渡の人事異動を巡る争いがテーマですが、卓越した人物描写によって、密度が濃く迫力のあるストーリーに仕上がっていました。(30代女性)

とある地方都市にある県警を舞台に設定して、組織の問題や矛盾点を綿密なリサーチから浮かび上がらせていました。警察組織の中の烈しい出世や派閥争いや、ひとりの人間として苦悩する警察官の姿には胸を打たれました。(30代男性)

本書は短編小説集なのですが、どの短編小説も最後の最後に驚かされる結末となっていました。また、全ての短編小説で複雑な人間関係がリアルに描かれており、さらにその複雑な人間関係とミステリーが絡み合って、深みのある話でした。(20代女性)

 

 

6位タイ.横山秀夫「影踏み」(4票)

 

横山秀夫「影踏み」がおすすめの理由

最初、心霊系かと驚かされた。死んだ双子の兄弟の声がするというのは、普通の双子でも、よくあることなのだろうか。珍しく泥棒の視点から描かれた作品で、何故盗みを犯すのか、推理するのが楽しかった。ファンタジー要素があり、違和感もあった。(30代女性)

なんと主人公は泥棒。そして主人公には火事で亡くなった双子の弟の声が聞こえて、2人は会話ができる。その泥棒の主人公が探偵役となって様々な謎を解き明かしていくストーリー展開です。さらにそれが短編の連作となっていて、とても面白いです。(30代女性)

「ノビ師」と言われる忍び込みを専門に暗躍する泥棒を主人公にした、異色の連作短編集になります。次々と巻き込まれていく不可解な事件の真相とともに、幼い頃に亡くなった双子の兄弟への痛切な思いも伝わってきました。(30代男性)

横山秀夫というと「64」など警察小説が有名ですが、これは主人公が泥棒。まさかの「泥棒視点」の小説です。これが面白い。犯罪者である主人公なのに感情移入してしまいます。7編の連作短編集ですので、気軽に読めます。でも内容は深くて、うーん、と考えてしまう話となっています。(30代女性)

 

 

6位タイ.横山秀夫「顔 FACE」(4票)

 

横山秀夫「顔 FACE」がおすすめの理由

似顔絵から犯人を推理するという、今までにはなかった小説。男社会で生きる女性は、男性のプライドを傷つけないようにしなければいけない。でないと仕事を回してもらえないから。今回は婦警が主人公で、著者の文体には合わないと感じました。(30代女性)

警察組織の中でも犯人の似顔絵を書くという、特異な役割を果たしている若き女性警察官にスポットライトを当てているところが良かったです。男女差別や古い慣習に悩みながも、自らの仕事に取り組む姿勢に胸を打たれました。(30代男性)

刑事モノの連ドラでも時々取り上げられる「似顔絵捜査官」を主人公にした短編連作で読みやすいです。特に「疑惑のデッサン」を読むと、ドラマの中でも現実でも似顔絵についての認識が変わります。また、飛び下り自殺に関する事件では「似顔絵警察官てこんな事もするんだ!」と目からウロコです。(40代女性)

D県警シリーズの女性警察官を主人公にした短編連作ストーリー。陰の季節、黒い線に登場した似顔絵婦警。彼女のその後を5つの短編で描かれています。男社会の警察の中で、主人公が悩み、もがきながらも行動し、切り開いていく姿が素晴らしいです。(30代女性)

 

 

6位タイ.横山秀夫「出口のない海」(4票)

 

横山秀夫「出口のない海」がおすすめの理由

第二次世界大戦中の人間魚雷「回天」搭乗要員である元甲子園優勝投手の物語。また今年もやってきた高校野球の季節、だがその歴史には戦争という悲しい歴史もあった。平和とは若さとは青春とはを考えるのにふさわしい1冊。(30代女性)

死ぬとわかっていても、野球を、夢を捨てなかった若者の物語。死に向き合う若者の、虚栄心、愛国心、死への恐怖、愛する者への想いで様々に揺れ動く心情が胸を打つ。ただ悲しいと思うのは簡単だけど、忘れてはいけない歴史なんだなと思う。(30代女性)

第二次世界大戦末期に人間魚雷特攻隊によって失われていった、無名の若者たちへのレクイエムが込められていました。戦争の過ちや記憶を風化させることなく、次の世代へと語り継いでいくメッセージが伝わってきました。(30代男性)

警察小説の第一人者である横山秀夫氏が挑んだ戦争もの。かなり調べたであろう描写は、迫真に迫っています。特攻隊ではなく、マイナーな回天を題材に選んだあたりも 秀逸です。狭く息苦しい潜水艦の中でいつ出撃(=死)するかも分からない状況が何日も続くとは、想像を絶してしまいます。(40代男性)

 

 

5位.横山秀夫「ルパンの消息」(7票)

 

横山秀夫「ルパンの消息」がおすすめの理由

取り調べを受ける人たちの語り口から、事件当時の様子が鮮やかに描かれており、今と過去を往復する構成によってメリハリがついて、どんどん読み進めたくなります。推理ものとしても刑事ものとしても満足のいくプロットや描写になっていました。(30代女性)

15年前の女性教師転落事故の陰に隠されている、恐るべき真実を追い求めていくところが印象深かったです。当時はまだ高校生だった3人の若者たちの生きざまに、昭和最大の実在する事件が絡んでくるシーンが圧巻でした。(30代男性)

鮮明で具体的な内容をおりこみ物語の展開が二転三転と急ピッチで進めていますが、自殺が他殺、時効まで24間、雀荘に通う高校生、レズ女教師、3億円事件と展開が目まぐるしく動き、飽きることなく読んでいけると思います。(40代男性)

おそらくこの作者で最も知名度を誇るのは、クライマーズ・ハイや半落ちでしょう。ですが、横山秀夫氏の原点、デビュー作こそがこのルパンの消息。デビュー作とは思えない程のクオリティの高い内容に、横山氏の得意な警察に関する描写この頃から健在。この本を読まずに、横山秀夫氏のファンとは言えないでしょう。(20代女性)

学校で先生が死んだ事件と、同じ時期にある学生たちが行っていたテストの回答を盗む「ルパン作戦」。 この2つの出来事を軸にした話です。読み進めるうちに無関係と思われた2つの事件が結び付いていくのですが、続きが読みたくて手が止まらなくなりました。(30代女性)

時効が迫っているため、先が気になって一気読みしてしまいました。少しコメディ部分もあるので読みやすく、登場人物に感情移入してしまいます。昔のシーンがあるので、懐かしい青春時代も感じられて読んでいて楽しいです。(30代女性)

WOWOWでドラマにもなった作品です。15年前に校内で自殺したと思われていた女教師の死が、実は殺人とのタレコミがあり、それに伴って当時高校生だったワルガキ3人が警察に呼び出されることに。3人は教師が亡くなった日に、ルパン作戦と称して学校にテスト問題を盗みに入っていたのです。関係者の供述が回想に転じていき、15年前の真相にハラハラしながら読み進めると、なんと3億円事件までが絡んできます。登場人物たちそれぞれに思い入れを持ってしまい、最後にはそれぞれの立場や人生を考えて切なさ、やるせなさを感じます。横山さんの本は何を読んでも場面描写が秀逸で、ページをめくる手がとまらなくなります。(50代女性)

 

 

4位.横山秀夫「臨場」(10票)

 

横山秀夫「臨場」がおすすめの理由

鑑識という世界を描いており、信念を持って捜査しているというのが分かる1冊でした。 間違いや見落としの無いように、死んだ人が教えている事を、どんなに小さな事でも拾うという姿勢が、読んでいて素晴らしいと思いました。 推理小説でありながら、鑑識の捜査の世界も知ることができる素晴らしい1冊です。(30代女性)

検視官が主人公で、自分の悲しみに向き合いながら、被害者の悲しみにも向き合っていくそのさまが、ストイックな主人公のイメージと実際の主人公の内面の情熱みたいなものとのギャップが面白く、不思議でドラマになったものも楽しくみました。(50代女性)

理不尽な死を迎えた人も生きていた時間がある。突然に断ち切られた時間は、もう二度と動くことはない。死を受け止めなければならない周囲の人にとっては、突然の死と向き合うことを強いられる。短編なのに読み応え充分で、感動しました。(30代女性)

刑事の立場ではなく検視官として、死者からのメッセージを受け取り事件の真相を追い求めていく主人公倉石の姿が印象深かったです。組織の中でもルールに縛られることなく、自らの価値観で行動するところが良かったです。(30代男性)

初めはドラマから知ったのですが、ドラマが好きになり、作者名を知り、原作も探しました。 もともとミステリー作品が好きなので、読み応えのある作品でした。 ドラマからという不純な動機かもしれませんが、また別の作品も読みたくなりました。(40代女性)

警察小説に分類されると思いますが、通常の警察の捜査の小説ではなく、捜査一課調査官の検死の話です。いろいろな事情で自死を選んだり、殺害されたり、または誰かを殺害してしまったりといった、人間の深層心理や状況がとても深く書かれており、読み終わった後には、人間の怖さや脆さ、でも同時に人間のすばらしさも感じられる、とても良い作品だと思います。(40代女性)

テレビのドラマシリーズを見てから原作を読みましたが、登場人物の設定が、いい意味で原作とドラマと全く違うので新鮮な感覚で読めました。 ドラマと違って、やはり原作の方がごつごつとした男くさい内容で、本格的な事件ものが好きな方にはたまらないと思います。(40代女性)

終身監察官という肩書を持つ男の死体と向き合う姿勢や推理力など、読み応えのある作品です。 ストーリーもなぜ死ななければならなかったのか、というような悲しいものから、温かい気持ちになれるようなストーリーのものもあり、感動します。(30代女性)

検視官の主人公がどんな細かな証拠も見逃さずに事件を解決に導いていく姿と、周りの人間との関わりが描かれている作品です。 普通の刑事ドラマと違って、脇役である検視官がモデルなので、事件というものから見えてくる内容が違っていたところが読みどころがあります。(50代男性)

事件現場に臨み、初動捜査において死体の「目利き」をする「検視官」という特殊な立場から事件を紐解くストーリーが面白い。 また主人公の倉石義男は組織の枠に囚われず、己の「見立て」を信じて事件の真相解明に挑む姿がかっこいい。(50代男性)

 

 

3位.横山秀夫「半落ち」(14票)

 

横山秀夫「半落ち」がおすすめの理由

容疑者の犯行の動機と犯行の過程をめぐるストーリー展開が多層的で奥深いです。警察官や検察官、裁判官などの登場人物のそれぞれの立場からの推理の描写力がさすがと思います。難病の子を持つ親の心理描写も心に響きます。直木賞候補作となり落選しましたが、その選考理由について大論争がおきたことも興味深いです。寺尾聰主演で映画にもなりました。(60代男性)

若年性アルツハイマーを患った妻を、苦悩の末殺害してしまったとある警察官。彼が自首するまでの空白期間に何をしていたのか、登場人物が入れ替り立ち替り解き明かそうとします。 しかし、容疑者である警察官は、決してその理由を自らの口から明かそうとはしません。 「半落ち」、それはすなわち、妻の殺害は認めても、謎の空白期間については一切自供しようとしない、容疑者の状況を表します。 自首するまでの間、彼は一体何をしていたのか?ラストに明かされる真実に、涙せずにはいられません。(20代女性)

いたって真面目な男が真実を頑なに語らない理由は最後の最後まで明かされないが、とても男が純粋で何を思っているのだろうとドキドキしながら読むことが出来る作品だと思います。最後は涙無しでは読めなかったです。(30代女性)

半落ちをオススメしたい理由はただただ単純に面白いからです。犯人が何故全てを語らず犯行を自供しているのか?何故60歳での自殺をほのめかしているのか?など、謎に対して解答が得られた時、涙で読む事が困難になるぐらい泣けたからです。(30代男性)

元々警察小説が好きで、色々な作者の作品を読んでいますが、現代に多いアルツハイマー病の悲哀みたいなものを暗くなりすぎずにうまく書かれていて、自分だったらどう考えるかを常に意識させてくれたので読み涯がありました。(50代女性)

弁護士、警察、検察、看守、裁判官など、いろいろな立場の人間がその様々な視点で、被告、梶総一郎を探っていく。それぞれの組織の中や、それぞれの組織との関わり合いが良い意味でも悪い意味でも知れる。最後の5ページは目頭が熱くなった。(30代女性)

アルツハイマーの妻を殺めてしまった現職の警部。自首をし、内容にも矛盾はないが、殺害後2日間の行動がはっきりしない。彼にとって一番大切なことはなんだったのか、犯罪者となってまで生き延びなければならかった理由が切なすぎました。(30代女性)

現役の警察官が自分の妻を殺害してしまうという、衝撃的な事件の謎に引き込まれていきます。自首するまでの2日間に隠されている深い秘密に驚かされるとともに、限られた人間の生命の意味についても考えさせられました。(30代男性)

半落ちというのは、犯人が半分だけ自供している状況を言います。自分の罪を認めつつも、完全には自供をしないこの状況の理由を探す物語です。最後に明かされる半落ちの真実に感動させられること間違いなしのおすすめの1冊です。(30代女性)

読んだのがだいぶ前なのですが、犯人と刑事の駆け引き、心理描写、深みを感じさせるストーリーと伏線に、グイグイと引き込まれて読み進めたことを覚えています。派手さではなくしっかりとした構成で惹きつけてくれる傑作。(40代男性)

「何故?」が解明されるまで、気になって本を閉じる事が出来ません。アルツハイマーの奥さんを殺した警部が捕まり、自供もするのだが、捕まるまで2日間空白がある。それについては口を割ろうとはしない。その謎について、様々な視点で追っていく。ヒューマンドラマのようで、「何故生きるのか」についても考えさせられる本です。(40代女性)

妻を殺してしまった男の話です。 単純に人を殺してしまった殺人事件ではなく、妻を殺害しましたが深い理由があり、その理由をどうしても話したくない男。 そして完落ちにさせるために、男の事を調べ続けた警察の状況などが、とても上手く表現されていて、完落ちした時には感動しました。(30代女性)

妻を殺したと自首してきた男が、殺してから自首するまでの二日間なにをしていたのかという半分だけが「落とせない」という、最初から犯人がわかっている類のミステリーです。直木賞受賞を逃した理由が色々と話題になり、小説以外の面でも興味深い本です。(40代女性)

容疑者が警察の取り調べにおいて、すべてを自供することを「完落ち」というのだそうです。タイトルの「半落ち」とはつまり、自供したこともあるけれど、まだ完全には話していないこと。妻を殺したと自首した元警官、とても反省している様子なのに、自首に至るまでなぜか1日の空白があり、その間に何をしたかどこにいたか話さない。概要だけだと緊張感漂う雰囲気ですが、読後は少し悲しいけれど、人と人の繋がりが、とても暖かく優しい、名作だと思います。(30代女性)

 

 

2位.横山秀夫「64(ロクヨン)」(16票)

 

横山秀夫「64(ロクヨン)」がおすすめの理由

長編作品のため非常に読みごたえがあります。内容自体は非常に重いものですが、細かな設定と、登場人物一人一人の設定に読者を引き付ける魅力を持たせており実際に存在をしているかのような想像を抱かせてくれます。次はどうなるのかと時間を忘れてページをめくるおもしろさがあります。(30代女性)

読後感が良かった。正直、途中までは主人公の性格が好きになれず、読みにくいなと感じていた。しかし後半になると物語に意外な展開が出てきたり、主人公の物の考え方が変わってきて好感が持てるようになったりとスルスル読めた。読み進めるうちに心が晴れていくようで良かった。(30代女性)

文字を読んでいるはずなのに、登場人物たちの姿かたちや情景が想像でき、ストーリーに引き込まれました。その上、手に汗握る展開だったこともあり、夢中になって読んでしまい、一日で一気読みしてしまいました。 また、主人公がどんなに泥臭くても自分の信念を貫こうとする姿に思わされるものがありました。(20代女性)

警察内部のしがらみ、記者クラブと築き上げてきた信頼関係、主人公の家庭問題。様々な出口の見えないような問題に悩み苦しみながらも、諦めずに前に進もうとする主人公の姿は、実在する人物のようです。絡み合う伏線が最後に向かって収束していくにつれ、読んでいる側も緊張感が高まります。希望が見えるラストに安堵しました。(40代女性)

ストーリーに伏線がちりばめられていて、ミステリーとして読みごたえがあります。大どんでん返しの結末で、最後に読者は犯人に感情移入してしまうと思います。謎解きを楽しみながら読むというよりは、考えさせられる一冊です。(30代女性)

横山秀夫の人物描写が非常に綿密であり、かつその人物達が織り成す心の葛藤や心情の揺れ動きを巧みに書くことが出来る作家だと思う。その中でも「64」は、昭和と平成の狭間を上手く突いたミステリーで、最後にそうきたかと思わせる結末が用意されている。非常に読み応えのある一冊です。(40代男性)

警務部で広報官の主人公が、家族の問題、仕事の問題を懸命にどうにかしようとする姿勢、成長に何度も感動しました。 記者クラブに手を焼きながら広報の仕事と向き合い、最後は納得のいくラストなっていた。 何度もジーンと胸が熱くなりました。(30代女性)

「何も知らなければ、余計なことは喋らなくて済むでしょう?」どこの組織にいても、自分の力だけではどうにもならないことがある。情報を隠そうとする上層部に苛立つ三上。それでも、最後までマスコミに情報を提供しようとした三上は素晴らしい。(30代女性)

テレビドラマでも放送されていて、それをきっかけで原作の存在を知りました。先を予測できない展開にどんどん読み進めてしまうくらいのめり込んでしまった作品です。幅広い年代の方々に読んでいただきたい作品です。(20代男性)

ある事件をめぐって警察組織と被害者家族、その周りを取り巻く人々の苦悩の様子が鮮明に描かれていた。フィクションではあるが、過去の類似の事件を思い起し、考えさせられる内容である。映画やテレビで映像化された作品でもあるが、原作では映像からは読み取ることが難し描写が事細かに描かれている。(30代女性)

舞台となるD県警の刑事部と警務部との縄張り争いと、その中で掘り起こされる未解決誘拐事件。そしてその模倣犯的犯行が発生して事態が急展開し始める。後半は一気に展開がスピードアップします。巧妙に散りばめられた伏線の回収が素晴らしかった。(30代女性)

昭和の最後に起きた誘拐事件をテーマに描かれています。映画化もされたほど有名な作品です。話は長いですが結末が気になるのでわりと読み進められます。出てくる1人1人の話が丁寧に描かれていて、家族の絆にジーンときます。(30代女性)

とある地方都市の県警本部の中で繰り広げられる、警務部と刑事部権力争いの様子がリアルに伝わってきました。僅か7日間で終わった昭和64年の中に取り残されてしまった、被害者遺族の痛切な思いには胸が痛みました。(30代男性)

横山秀夫の作品で一貫する長所は、キャラクター設定と描写の巧みさである。本作には実に多くの重要なキャラクターが登場するが、それらの人物像が目の前に浮かぶような素晴らしい設定と描写によってストーリーがしっかりと支えられている。だからこそ、物語のエンディングで、読者は震えるような感動を味わうことができるのだと思う。ミステリーの醍醐味と人間ドラマの両方を堪能できる、ぜひミステリー好きだけではなく小説好きの皆さんに読んでいただきたい小説である。(40代女性)

わずか8日間しかなかった昭和64年に発生し、解決することなく時効を迎えようとしている誘拐殺人事件、それは警察署内で通称「ロクヨン」と呼ばれていた――。 主人公は警察官ですが、これまで現場でキャリアを積んできたにも関わらず、突然事務部門にあたる広報部門へ異動を命じられます。 ロクヨンの被害者の父親にコンタクトを取るよう命じられたことをきっかけに、この未解決事件に絡む重大なスキャンダルに気付いてしまうことになります。 果たしてロクヨンは解決されるのか?作中に登場する人物の壮絶な執念に、読み手は大きな衝撃を受けるはずです。 映画化もされ、筆者最高傑作とも謳われていますが、その看板に偽りなし、素晴らしい名作です。(20代女性)

たった7日間しかなかった昭和64年に起こった誘拐事件をキーポイントとして、家庭が破綻した刑事や娘を誘拐され時間が止まったままの被害者、捜査に関わった人々のそれぞれを描き事件の解決に迫る。まずは昭和64年の事件にぐっと引き込まれ、その後の謎解きは意外かつ納得がいくもので読後は達成感があふれる一冊です。(30代女性)

 

 

1位.横山秀夫「クライマーズ・ハイ」(18票)

 

横山秀夫「クライマーズ・ハイ」がおすすめの理由

1985年に群馬県上野村で起こった日航ジャンボ機墜落事故をもとに書かれた小説。当時生まれていなかった私にとっては、本当にこんなことがあったのかと恐ろしくなりますが、記者として新しく正確な情報を求める張り詰めた緊張感もありあっという間に読み終えました。映画かもされているので、それを先に観るのもありでしょう。(20代男性)

日本史上最大の航空機事故の現場を新聞社の側から描いている。著者が元記者ということもあり、取材記者の葛藤や現場を知らない社内との衝突なども知ることができる。報道とは何かを考えながら新聞を読むきっかけにもなる。(30代女性)

日航ジャンボ機墜落事故を題材に、地方の新聞社で働く主人公の奮闘を描いた作品です。 著者が新聞記者時代に体験した内容が盛り込まれており、まるでドキュメンタリーのような臨場感があります。 キャラクターも魅力たっぷりで、読み終わったあと、心にずしりと響く感動が味わえます。(20代女性)

実際に起こった事故を題材にしているだけあり、フィクションですがノンフィクションのように感じるほど面白いです。登場人物の描写が丁寧で、一人一人にすごく人間味を感じます。シリアスな題材ですが、心に響く本だと思います。(20代女性)

日航機墜落事故を取材する群馬の地元紙での全権者を舞台に、果たせなかった同僚との谷川岳クライム、家族の在り方に対する葛藤を描く、密度の濃い作品です。責任の取り方について考えさせられました。また読了後は清々しい思いが残りました。(30代女性)

この小説は日航機墜落の新聞社における取材を通しての硬派な人間ドラマです。丁度夏にその前日に父親が仕事で東京大阪を往復していたので事件が印象深かった記憶があります。文中で墜落間際に父が息子にエアポケットの中、母の面倒やこれからの人生を生きる心構えを託す場面は泣けることは請け負えます。(50代男性)

「比喩」というものは小説には切っても切れないものだが、クライマーズ・ハイを貫いている壮大な山に関する比喩は、まさに山のように大きく、御巣鷹山の事件そのもののように壮大で読者の心を穿つものがあるだろう。ぜひとも読んでほしい。(30代男性)

日航機123便の事故をテーマに新聞社の仕事を描いた作品です。未曾有の大事故が起きた時、取材する記者は何を考え行動するかが緊迫感のある筆致で書かれています。デスクとしての記者、現場に張り込む記者、販売部員などいろいろな立場の人物が登場し、それぞれの思惑も絡み合ってなかなかうまくいきません。実際の新聞社とは少し違う部分もありますが、作者が元新聞記者なので、臨場感があります。(30代女性)

クライマーズ・ハイとは、登山者が本当なら危険な状態であるにもかかわらずに、異常な興奮状態から恐怖感を感じなくなってしまった状態を言います。この物語は航空機墜落事故に関わった新聞記者が、事故の大きさと会社の派閥に翻弄されながらも、本当にやるべきことを思い出し記者としての仕事を全うするまでが描かれています。異常な興奮状態の中で繰り広げられる記者たちの心理戦の描写がとてもリアルです。著者の横山秀夫は群馬県にある上毛新聞の記者として働いていました。その記者時代に遭遇した日本航空123便の墜落事故がモデルになっています。(30代男性)

働き続けたからこそ、心が震えた気がします。人として、弱さや醜さを持つ。でも必死で正義感も強い。そんな混沌とした主人公だからこそ、感情移入できました。何気なく読んでいる新聞の裏側に大勢の記者たちの闘いがあるんだと想像するともう少し丁寧に読もうかなと思いました。(30代女性)

1985年に起こった実際の飛行機事故からインスパイアされたストーリーになり、メディアの報道の役割について考えさせられました。新聞記者として現場を飛び回りながら真実を追い求めていく、若き日の著者の姿が思い浮かんできました。(30代男性)

著者が新聞記者時代に遭遇した、日本航空123便墜落事故を題材としている作品。 新聞社に属する男達の鬼気迫るやり取り、臨場感溢れる描写はさすが横山秀夫と感じる。 主人公の新聞記者、悠木は墜落事故の全権デスクを任されるものの、立ち回りが上手なわけでもなく、世渡りが上手い訳でもない彼は、上司や部下とぶつかりあい、葛藤しながらも読み手の心に残る新聞を作りたいと奮闘をする。 是非一度、読んでみて欲しい一冊です。(20代女性)

御巣鷹山で日航機が墜落を現場取材する記者の苦悩と葛藤の話なのですが、著者が新聞記者だっただけあり、現場の緊張感、切迫感にぐいぐい引きずり込まれます。息苦しいほどの緊張感で読み進めてしまいます。 記者としての使命感、人間としての尊厳、葛藤。癖のある上司、部下が織りなす人間模様も一気読みでした。 新部記者の方、尊敬です。(40代女性)

1985年に群馬県御巣鷹山で起きた「日航ジャンボ機墜落事故」をモチーフに、現地の新聞社を舞台にした作品。未曾有の航空機墜落事故を地方新聞社が第一線に立ち報じる。それがどれだけエキサイティングでドラマティックか、ということを描いている。インターネットや携帯電話どころかFAXもない時代、新聞記者は固定電話と自分の足でニュースを追い、届けていた。アナログ時代は不便だからこそ、人やニュースが熱かったのが伝わってくる。その時代を生きた人が、便利な世を嘆いたり鼻で笑うのも仕方がないなとすら思う。他の横山作品同様、人間とその人間関係を深く濃く描き出してあり、組織内の確執や敵対構造も面白い。人の世は大なり小なり「勝てば官軍」的な戦いを続けているのだなぁ、と思う。個人の正義は組織の悪、(40代女性)

地方新聞記者の主人公。 趣味は登山。 ある日、ジャンボ機遭難の一報を受けます。 日航機墜落事故を参考にしていると思われます。 地方新聞社が舞台の小説はあまり見かけません。 次々と入ってくる情報に混乱する現場。 記者たち、刑事たち、そして彼らの家族。 それぞれの立場から見えた事件の姿が鮮やかに描かれています。(40代女性)

1985年に起きた「日航機123便墜落事故」を題材にしており、主人公で新聞記者の悠木が社内の派閥争い、息子との関係に悩みながらも、記事を作り上げるため奮闘する。 報道にかける男たちの熱意が伝わる一冊だと思う。(20代女性)

元新聞記者の著者が描く新聞記者のストーリーなので、とてもリアリティがあります。実際にあった航空機事故を題材にしていて重いのですが、記者たちの奮闘・悲しみ・熱意が伝わってきます。フィクションとノンフィクションの間にあるような、そんな感覚になりました。(30代女性)

世界最大の飛行機墜落事故である御巣鷹山日航機墜落事故について、そのときの現地新聞記者の葛藤と苦悩がよく表わされていて、涙なしでは読めませんでした。リアリティーがあるので、映像を見なくても小説を読んだだけで、当時のスリルが伝わってきます。面白いです。(30代女性)

 

 

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警察官の異動にからめたお話です。警務部から人事部に移った人の話ですが、緊張感があってあっと言う間に読み終わってしまった。自分のしたことは結局自分に返ってくるんだから、自分に恥じない仕事をしないといけないなと考えさせられました。(30代女性)

 

 

横山秀夫「平和の芽 語りつぐ原爆・沼田鈴子ものがたり」

 

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警察小説で名高い横山秀夫が、新聞記者時代の経験を活かしてひとりの広島被爆者の女性の生きざまを綿密にリサーチしていきます。戦争の記憶を語り継ぐこととともに、過ちを繰り返さない大切さを考えさせられました。(30代男性)

 

 

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