クリストファー・ノーラン監督おすすめ映画ランキング
奇才といわれている監督でありおもしろい作品とつまらない作品の評価がかなり激しく分かれる監督です。ただ、彼の才能はすさまじく、あの若さでありながら傑作をどんどん生み出しています。特にSFの作品は素晴らしく、スピルバーグやジョージルーカスのような監督になりうる存在だと思います。
第5位.クリストファー・ノーラン「ダークナイトライジング」
クリストファー・ノーラン「ダークナイトライジング」がおすすめの理由
ご存知、DCコミックス原作の映画でありバットマンシリーズ3部作の最後の作品です。ダークナイトシリーズは一貫してかなり重たい雰囲気であり、バットマンに焦点を当てることなく、ほかの登場人物にもフューチャーしながら描かれている傑作です。このダークナイトライジングはヴィランとよばれる悪役が特徴的で、ベインという悪役が登場します、あまり細かい内容をかくとネタバレになってしまうのですが最後の展開がかなり急展開し、バットマンとしてどのような存在でいなければならないのか、本当に自分は必要なのかなど、ヒーローとしての役割を改めて考えさせられる映画となっています。また、この作品ではアンハサウェイがキャットウーマンとして登場します。このキャットウーマンも曲者でありダークナイトライジングのストーリーを重厚にしています。前作のダークナイトがかなりの傑作だったため、かなりハードルは高く設定されていたにも関わらず、それを越えてきたことがスゴイと感じました。
第4位.クリストファー・ノーラン「ダンケルク」
クリストファー・ノーラン「ダンケルク」がおすすめの理由
SF好きのクリストファーノーラン監督作品の中では異例の作品であるセミドキュメンタリー作品です。物語は、第二次世界大戦を舞台に繰り広げられるフランス軍、ドイツ軍の戦いをかなりシリアスに描いています。この作品は、ガッツリハマる人と、全然おもしろく感じない人の2極に分かれる作品となっています。作品の時間も1時間30分ほどで短く最初から最後まで緊張するシーンが続きます。クリストファーノーラン監督としては、臨場感や戦争の残酷さなどを描きたかったとこの映画を見て感じましたが、実際に現在も戦争がつづいている地域があるなかで、この映画を見て考えさせられる映画となっていました。戦争は絶対に駄目です、人が人を殺し何も残らない、それをキチンと伝えてくれる映画だったと思います。また、展開としては一致団結感があり、軍に対して市民も参加して闘うと言う感動的な展開が待っています。戦争モノが嫌いな人は駄目かもしれませんが、個人的におすすめしたい作品です。
第3位.クリストファー・ノーラン「インセプション」
クリストファー・ノーラン「インセプション」がおすすめの理由
SF大好きクリストファーノーラン監督の傑作の作品であり、非常にワクワクさせられる作品です。物語のキーとなるポイントは「夢の中に入る」というテーマです。誰もが憧れ妄想している夢の世界に入ると言うこと、それをスクリーンを通して実現していると言うところが非常におもしろかったです。主演はディカプリオが演じており、渡辺謙さんもでています。クリストファーノーラン監督は、一度起用した演者を他の作品にも出演させる演者びいきなところがありますが、バットマンビギンズでは見れない渡辺謙さんの素晴らしい演技を見ることができます。また、ディカプリオもこの放映した年に「シャッターアイランド」が放映されていました。このシャッターアイランドはかなりダークな映画だったのですが、インセプションはかなりアクションが多めでディカプリオの良い面が多く出ておりおもしろいです。SFの天才と言わんばかりの素晴らしい作品、是非一度見てみてください。
第2位.クリストファー・ノーラン「ダークナイト」
クリストファー・ノーラン「ダークナイト」がおすすめの理由
バットマンシリーズ3部作の2作目にあたり、バットマンの映画史上もっとも人気がある作品です。このダークナイトでの主役はバットマンではありません。ジョーカーが主役といってもよいでしょう。若くして亡くなったヒースレジャーの最後の作品となっているダークナイト。ヒースレジャーの演技の素晴らしさが伝わる映画となっています。ジョーカーは他の映画でも様々な役者が演じられていますが、このダークナイトのジョーカーはかなりしつこい、ねちねちした性格で、上手く人間の腹黒いところであたり、悪い、黒い、ダークな部分を利用し、そこを上手く染め上げる天才です。バットマンはこの作品で重たい傷をこころに負ってしまい、なぜヒーローとして活動するのかというテーマ、ダークナイトライジングへ向けてのテーマを突き付けられることになります。展開としてはバットエンドと言ってもいいでしょう。ただ、見ごたえは十分でありこの作品をとおして人生観が変わると言う人もいると思います。
第1位.クリストファー・ノーラン「インターステラー」
クリストファー・ノーラン「インターステラー」がおすすめの理由
この作品は、クリストファーノーラン監督の圧倒的な才能と監督能力を存分に発揮した傑作です、いままでの映画のなかでもトップクラスのおもしろさであり、SF映画界を変えた作品であると言えます。この作品の凄いところは、“無い”ものをできるだけ”存在する”ように魅せるところです。その一つが「ブラックホール」です。ブラックホールとはいままで多くの作品で描かれてきましたが、どこか抽象的でありあまりよくわかならいふわふわした描き方でした。ですが、このインターステラーはその概念を破壊し、あたらしいブラックホールを描きました。また、SF映画でありながらノスタルジックなシーンを合わせ、リアルさを表現しているその手法も素晴らしかったです。物語はかなり難しく、1回みただけでは分からないと言う人もいるでしょう。ただ、話の重厚さはすさまじく良く考えているなと感心させられます。次元の話と時間の話がこの映画のキモです。ぜひ見てみてください。