ファンが選ぶ!ポルノグラフィティおすすめの曲ランキング10
ボーカルの岡野さんの力強い歌声と、新藤さんのギターの疾走感が魅力的です。アップテンポの曲からバラード曲まで幅広く世に送り出しています。メンバーのどちらも作詞作曲ができ、作り手によって全く違う詞曲ができるので、聴いていて飽きないです。
第10位.ポルノグラフィティ「アポロ」
メジャーデビュー曲で、1999年に発表されたにも関わらず今でも知名度が高いと思います。疾走感のある曲調で聴いていて爽快で、私はこの曲を聴いてポルノグラフィティのファンになりました。テレビ番組の企画ですべて広島弁で歌うバージョンが作られたことがあり、それを覚えてカラオケで披露しようと頑張ったことがあります。私は関東の人間で広島弁とは無縁だったため、結局うまくできず恥ずかしい思いをしたのも今となってはいい思い出です。歌詞の中の「ヴィーナス」をライブを行った地名に変えて歌ってくれたり、振り付けをしながら歌えるので、ライブでもとても盛り上がります。
第9位.ポルノグラフィティ「メリッサ」
イントロがベースから始まるので、聴く人をそこでまず惹き付けます。そしてそのまま岡野さんの力強い歌声でサビ部分から歌が始まります。イントロから歌い出しまでの「来るぞ、来るぞ」というワクワク感が、何度聴いても飽きずに味わえます。サビ部分ラストの、低音域から高音域まで徐々に昇りつめていく感じがまた堪りません。有名アニメのオープニングだったこともあり知名度が高いですし、全体的に低音から高温までの幅が広くないので、カラオケでも歌いやすいです。私がカラオケで高得点を取れる曲の一つです。PVもとても美しく、一見の価値があります。
第8位.ポルノグラフィティ「グラヴィティ」
イントロからして、優しい雰囲気が伝わってくる曲です。まるで、童話の世界の中に入り込んでしまったような感覚。作詞作曲の新藤さんが、「ぶらんこ乗り」という小説からイメージして作ったそうで、かわいいサーカスの空中ブランコが連想されます。でも歌詞は純粋な女性の気持ちを表していて、恋をしたことのある女性なら誰でも共感できると思います。曲のラストで、岡野さんがしっとり歌っている所からぐっと高音に持っていく所は、何度聞いても聞き惚れてしまいます。アルバムにしか収録されていないので、シングル曲と比べて知名度は高くないと思いますが、聴いたあと心がほっこりする曲なのでぜひ多くの人に聴いてもらいたいです。
第7位.ポルノグラフィティ「ミステーロ」
イタリア語で「謎・神秘」という意味のタイトルで、ラテン調の曲です。タイトルの示すとおり、歌詞が謎に満ちています。言葉通りの意味で考えたとしても、意図が伝わる詞にはならないと思います。しかしそれは、言い換えればどんな意図にも解釈可能ということで、聴く人が想像力を膨らませて好きな情景を思い浮かべる事ができると思います。作詞の新藤さんが、どんな気持ちで書いたのか…できるならご本人に聞いてみたいものです。歌詞に美しい単語が並ぶので、その一つ一つの情景を想像するのが楽しいです。また、曲のラストで女性がイタリア語で囁く場面もなんだかとても神秘的です。
第6位.ポルノグラフィティ「愛が呼ぶほうへ」
この曲を初めて聴いたのは、中学生の時だったと思います。初めは男性が結婚相手の女性のために歌ったものなんだと思っていました。まだ“愛”のことをよくわかっていない中学生は、歌詞の中の「僕」を人間だと勘違いしていました。自分が少し成長するにつれ、主語が人間だとすると歌詞の中に意味が通じない部分が出てくることに気付きました。実はこの「僕」というのは「愛」のことです。“My name is love”と歌詞の中で言っていて、その事に気付いたのは、もう随分と大人になってからでした。歳を重ねて曲に対する理解が深まっていったときにますます好きになる曲です。
第5位.ポルノグラフィティ「ワン・ウーマン・ショー~甘い幻~」
聴くだけで、表現されている場面が目に浮かぶような曲です。まるで、ある女性を主人公にした一本の映画を見ているような感じになります。作詞の新藤さんは他の楽曲で抽象的な歌詞も多く書いているが、この曲はわかりにくい表現が少なくストレートに女性の気持ちを表現していると思います。私も女ですが、この曲に出てくるような女性のように、大人なのに純粋な気持ちで真っ直ぐ恋をしている…というのはあまり経験がないかもしれません。曲の途中までは、恋する女性の純粋な気持ちを歌った歌なのかと思っていたのに、最後の最後で失恋していた事がわかり切ない気持ちになる。短めの曲なのにストーリー性もありどんでん返しもある、盛りだくさんな曲です。
第4位.ポルノグラフィティ「LiAR」
ラテン調の曲です。イントロのフェードインでまず興味をひかれます。歌詞を深読みするとエロティックなものになると思うのですが、それを比喩表現で表しているので意味がわからない人にはわからないままかもしれません。喩えに使われる言葉が美しいです。歌詞の中に色を示す単語が何度も出てくることとラテン調も相まって、聴いている人に鮮やかなイメージを起こさせます。歌詞の中の“Bailar”はスペイン語で“踊る”。LiARよりだいぶ前に発表された「ジョバイロ」は“Yo bailo”(スペイン語で私は踊る)。そしてこの2つの曲の歌詞には共通する部分も多くあります。ポルノグラフィティの奥深さを思い知った曲でした。
第3位.ポルノグラフィティ「オー!リバル」
アニメ映画の主題歌。ポルノグラフィティの得意なラテン調の曲で、聴いていると体が勝手にリズムを刻んでしまうような曲です。イントロがこれから物語が始まる感じをすごく出していて、初めて聴く人は「どんな曲になるんだろう?」と興味を引かれると思います。そして、一度聴いてみると歌詞が表す世界に夢中になってしまうこと間違いなしです。薄暗いフロアでフラメンコを踊る妖艶な女性とギターを情熱的にかき鳴らす男性の映像が、頭の中に瞬時に浮かびました。間奏の「オレオレオ〜」の部分で、自分もその場所にいるかのような一体感を味わう事ができます。
第2位.ポルノグラフィティ「サウダージ」
ポルノグラフィティの代表曲の1つでとても有名です。男性の気持ちを女性の言葉で歌った曲ということで、男女どちらからも共感が得られると思います。情熱的なリズムに岡野さんの早口が聴いていて爽快で、アップテンポなのに切ない恋心を歌っているのが印象的です。抽象的な歌詞と直接的な歌詞とが混じっていることも、聴いている人を惹き付ける要因だと思います。作詞の新藤さんの言葉選びは本当に素晴らしい。ラストのサビで、強い思いを強調するようにキーが上がりさらに力強く歌っているので、何度でも最後まで飽きずに曲に入り込んで聴いていられます。
第1位.ポルノグラフィティ「瞳の奥をのぞかせて」
惹かれてはならないのに惹かれてしまう、愛してはいけない人を愛してしまう、そんな女性の葛藤をあらわしていて、とてもエロティックな歌詞なのにいやらしさをかんじさせません。作詞の新藤さんの言葉の選び方が美しいです。8分の6拍子のリズムと、幻想的なバイオリンの音に引き込まれます。サビの回数を重ねるたび、ラストに近づくにつれ岡野さんの歌い方が力強くなっていって、曲の中の主人公の女性の想いの強さを想像する事ができます。メロディが独特なのでカラオケでは少し歌いづらいですが、この曲を完璧に歌える方がいたら、男女問わず私の心は射抜かれてしまうと思います。