- ページ数が少なくて簡単に読める読書感想文におすすめの本
- 1.芥川龍之介「蜘蛛の糸」
- 2.梨木香歩「西の魔女が死んだ」
- 3.太宰治「走れメロス」
- 4.佐野洋子「100万回生きたねこ」
- 5.夏目漱石「こころ」
- 6.星新一「ボッコちゃん」
- 7.湯本香樹実「夏の庭」
- 8.芥川龍之介「河童」
- 9.宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
- 10.芥川龍之介「あばばばば」
- 11.アンネ・フランク「アンネの日記」
- 12.綿矢りさ「インストール」
- 13.村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方 キスまでの距離」
- 14.ソポクレス「オイディプス王」
- 15.ブリッタ・ディッケントラップ「かべのむこうになにがある?」
- 16.森絵都「カラフル」
- 17.メリメ「カルメン」
- 18.角田光代「キッドナップツアー」
- 19.矢島文夫訳「ギルガメシュ叙事詩」
- 20.東野圭吾「サンタのおばさん」
- 21.ファニー・ブリット「ジェーンとキツネとわたし」
- 22.アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」
- 23.アクセル・ハッケ「ちいさなちいさな王様」
- 24.スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」
- 25.小澤昭巳「とべないホタル」
- 26.芥川龍之介「トロッコ」
- 27.マイケル・W・フォックス「ネコのこころがわかる本」
- 28.香月日輪「ねこばばのおばばと物の怪たち」
- 29.ツルゲーネフ「はつ恋」
- 30.武田泰淳「ひかりごけ」
- 31.西村すぐり「ぼくの、ひかり色の絵の具」
- 32.小澤征爾「ボクの音楽武者修行」
- 33.山田詠美「ぼくは勉強ができない」
- 34.宗田理「ぼくらの七日間戦争」
- 35.シェル・シルヴァスタイン「ぼくを探しに」
- 36.湯本香樹実「ポプラの秋」
- 37.シェイクスピア「マクベス」
- 38.ロン・クラーク「みんなのためのルールブック」
- 39.岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
- 40.エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」
- 41.柚木麻子「ランチのアッコちゃん」
- 42.江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
- 43.野坂昭如「火垂るの墓」
- 44.灰谷健次郎「海になみだはいらない」
- 45.星新一「気まぐれロボット」
- 46.よしながこうたく「給食番長」
- 47.中勘助「銀の匙」
- 48.森鴎外「高瀬舟」
- 49.森鴎外「最後の一句」
- 50.アルフォンス・ドーデ「最後の授業」
- 51.有川浩「阪急電車」
- 52.赤川次郎「三毛猫ホームズ」
- 53.水野敬也「四つ話のクローバー」
- 54.ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」
- 55.伊坂幸太郎「終末のフール」
- 56.綿矢りさ「蹴りたい背中」
- 57.谷崎潤一郎「春琴抄」
- 58.ヘシオドス廣川洋一訳「神統記」
- 59.麻耶雄嵩「神様ゲーム」
- 60.江戸川乱歩「人間椅子」
- 61.太宰治「人間失格」
- 62.サン・テグジュペリ「星の王子さま」
- 63.芥川龍之介「地獄変」
- 64.中川なをみ「茶畑のジャヤ」
- 65.村山由佳「天使の卵」
- 66.芥川龍之介「杜子春」
- 67.江戸川乱歩「二銭銅貨」
- 68.小川洋子「博士の愛した数式」
- 69.堀辰雄「美しい村」
- 70.芥川龍之介「鼻」
- 71.村上春樹「風の歌を聴け」
- 72.堀辰雄「風立ちぬ」
- 73.フランツ・カフカ「変身」
- 74.鴨長明「方丈記」
- 75.芥川龍之介「魔術」
- 76.星新一「未来いそっぷ」
- 77.佐藤勝彦「眠れなくなる宇宙のはなし」
- 78.星新一「妄想銀行」
- 79.長嶋有「猛スピードで母は」
- 80.石黒謙吾「盲導犬クイールの一生」
- 81.白岩玄「野ブタ。をプロデュース」
- 82.芥川龍之介「羅生門」
- 83.芥川龍之介「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)」
- 84.ヘミングウェイ「老人と海」
- 85.芥川龍之介「藪の中」
ページ数が少なくて簡単に読める読書感想文におすすめの本
ページ数が少なくて簡単に読める読書感想文におすすめの本を集めました。ページ数は少ないですが、奥が深く、読書感想文を書くには最適な本ばかりです。本を読むのが苦手で、読書感想文の本をどれにするのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
1.芥川龍之介「蜘蛛の糸」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「蜘蛛の糸」が読書感想文におすすめの理由
人間的な愚かさ、醜さは描かれていますが、読後感は意外と美しく爽やかな印象です。全体的に読みやすいお話が多いと感じました。特に、蜘蛛の糸が切れ、犍陀多が地獄に舞い戻った後の極楽浄土の光景がたまらなく好きです。(30代女性)
とても短くて簡単に読めますが、文学作品としての価値もあり、私が高校生のときには、国語の教科書に載っていました。また、授業中にみんなの意見を聞く機会を先生が設けていたりと、考えさせる要素がある作品だと思うからです。掘り下げる点は一つでも、自分の考えを詳細に書くことができるので、ありきたりな全体をさらっと触れるような感想文にはならずにすみ、面白いと思います。(30代女性)
作者が有名でありながらページ数も短く読書感想文に適しているからです。 昔、自分が書いた時は、 「人は、自分の事だけを考えてはいけない。自分の事だけしか考えず行動すれば作中の中の 人々のように、せっかくの糸が切れ、再度後悔する事になるからです。」と書き、最後に 相手のことを考えれるように行動したいと付け足して提出しました。 評価は、全体の真ん中くらいでしたので高い評価を狙わないのであればおすすめです。(20代男性)
一人の男が天国へと続く糸につかまって、一人だけ天上界に行こうと欲を出したところ、蜘蛛の糸が切れてしまい地獄に再び落とされる、と言った話をなんとなく聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。 聞いたことがある話だと、なんとなくとっつきやすかったりすることもあると思います。 短編ですし、簡単に読める純文学なのでおススメですよ。(30代女性)
割と有名な短編小説だと思います。内容もシンプルだと思います。だからこそその内容についての感想文を書くときは他の人にはない視点で感想文を書くというのがポイントになると思います。罪人視点で書くのか、お釈迦様視点で書くのか、第三者視点で書くのかなどなど、書き方次第で全く違う感想文が書けると思います。(60代男性)
芥川龍之介の超有名作品で、わかりやすい話なので読書感想文を書きやすいと思います。お釈迦様が地獄に糸を垂らし、生前クモを助けたことがある男を極楽に導いてやろうとする話なのですが、そう簡単にはいかないところがこの話の面白いところです。人間、欲というものは死んでからも人を狂わすのだなと読んだ当時思いました。(50代男性)
2.梨木香歩「西の魔女が死んだ」
ページ数が少なくて簡単に読める 梨木香歩「西の魔女が死んだ」が読書感想文におすすめの理由
文庫で出ていますが本編と番外編が収録されており、本編だけならさらにページ数が少なく読みやすいと思います。児童書だそうなのであまり難しい書き方もされていませんし、悲しくも美しいお話なので色々と考えさせられることも多く読書感想文には向いていると思います。(20代女性)
タイトルには魔女とありますが、ファンタジー要素は少なく、設定も難しくないので誰にでも読みやすいです。 作者が児童文学畑の方なので、描写も分かりやすくてすんなり内容が入ってきます。映像化もされていて知名度もある程度ありますので、読書感想文に選んでも恥ずかしくないタイトルだと思います。(30代女性)
ストーリーが短く、小学生でも読めるくらい優しい内容。不登校の少女の問題や心模様、家族との関係について書かれており、児童文学ながら色々と深く考えさせられる作品。読者自身の家族関係について見直すきっかけになる文学作品ともいえる。(20代女性)
3.太宰治「走れメロス」
ページ数が少なくて簡単に読める 太宰治「走れメロス」が読書感想文におすすめの理由
誰もが知っているような文豪の作品で教科書でも習うはずなので、取っつきやすいんじゃないかと思います。とてもドラマチックでとても分かりやすいストーリー、かつ、友情ものなので自分だったらどうだろう?という置き換えもしやすいと思います。単語がやや難しかったり、登場人物の名前がカタカナだったりする部分には少し読みにくさを感じるかもしれませんが、マンガ版も合わせて読むことで解決出来るのではないかと思います。(40代女性)
まず、中学校の教科書で取り上げられているぐらいやさしい文章です。ページ数も少なく10分ぐらいで読めます。 ネットで検索すると中学生に向けた解説が山ほど見つかり、ブログなどで読書感想文そのものもたくさん見つかります。(40代男性)
内容が簡単なので読みやすい。ページ数が何ページかはわかりませんが、飛ばし読みしながらでもついていける内容なので読書初心者におススメ。それでありながら自身の意見を書きやすい内容なので走れメロスをオススメします。(20代女性)
4.佐野洋子「100万回生きたねこ」
ページ数が少なくて簡単に読める 佐野洋子「100万回生きたねこ」が読書感想文におすすめの理由
この本は絵本ですが、内容のある絵本なので、読書感想文を書くにはもってこいの絵本となっています。何度も何度も生まれ変わっていた猫が、真実の愛に出会ったと同時に生まれ変わらなくなるというお話は、人間も真実の愛に出会うと、生まれ変わらなくなるのかもしれないなと、思わせてくれる、深い内容の絵本なので、読書感想文にオススメです。(30代男性)
不朽の名作である絵本だが、読み手によっていろいろな解釈があるためページ数が少なくシンプルだけど深い内容に感想文を書く内容としてはとても濃い内容が書けるのではないでしょうか。 100万回生きたオスネコの愛に気づきそのまま眠るときに何を考えてただけで読書感想文を問題なくかけるのもおすすめの理由です。(30代男性)
5.夏目漱石「こころ」
ページ数が少なくて簡単に読める 夏目漱石「こころ」が読書感想文におすすめの理由
これはよく国語の教科書に載っているので、読書感想文用の読み物として認められるかどうかわかりませんが、名作なのでお勧めします。「人間真面目すぎるのも良し悪しだな」私はこの話を読んで最初にこう思いました。最後のバッドエンドは、全て自責の念からなのでしょうが、そこまで自分を責めなくてもいいのではないかと思います。起こってしまった事は仕方ない。そのあとどれだけ前を向いて生きていけるかが大切なのではないか?と思わせてくれた作品です。(50代男性)
ストーリーが理解しやすく、指摘しやすい事項も常識的に捉えれば書きやすいからです。感想を思うままに書き連ねていくだけで、それらしい仕上がりにはなっていくと思います。誰もが知るストーリーでもあるので、読み手も内容が入っていきやすいのでおすすめです。(40代男性)
6.星新一「ボッコちゃん」
ページ数が少なくて簡単に読める 星新一「ボッコちゃん」が読書感想文におすすめの理由
短編小説というよりショートショートというジャンルですがこれも一つ小説だと思います。不思議なロボットのボッコちゃん。そのボッコちゃんに関わる人達の行動が思いも寄せない結末に。短い文章でも書き方次第ではいろんな感想文が書けるとお思います。(60代男性)
彼の作品はそれこそ1970年頃のものが多い。 そして、未来の話が多くある。 今2018年 その多くは現実となっているものがほんとに多い。 このことから、これを探す読書をしてみてはと思う。 ショートなので いくらでも ブログ感覚で読めるものが多い。(50代男性)
7.湯本香樹実「夏の庭」
ページ数が少なくて簡単に読める 湯本香樹実「夏の庭」が読書感想文におすすめの理由
三人の少年と一人の老人の物語。子ども達にとって最初は遠くは離れた存在だった老人がしだいに身近で大切な存在になっていく様子がとても良く描かれています。命の大切さを考えさせられる本です。子供の目線で書かれているので小学生や中学生の読書感想文にぴったりの本だと思います。(50代女性)
小学六年生のの3人が、人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心から町外れに住むおじいさんの見張りを始めますがだんだんとその関係は不思議な友情へと変わっていきます。やっぱり人間は助け合って生きていくものだということを教えてくれる作品です。(30代女性)
8.芥川龍之介「河童」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「河童」が読書感想文におすすめの理由
精神病棟に入院している患者の語る河童の世界が語られています。 とても嘘とは思えない表現で「河童の世界が本当にあるのでは?」と思わせられます。 芥川は精神病になる事に非常に怯えていたと言いますが、周りにいる精神を患っている友人知人を参考にしたのか、自分自身が神経衰弱に陥って幻覚を見たことがあるのかと考えされられ、作家自身に興味が沸きました。(20代女性)
河童の国のお話なんて、ちょっとファンタジーなのかな?と読み出したら、実は結構深い内容だったのでびっくりした思い出があります。人言社会での常識と、河童の世界での常識。二つを比べたとき、きっと面白い感想文が書けると思います。(50代男性)
9.宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
ページ数が少なくて簡単に読める 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」が読書感想文におすすめの理由
言わずと知れたこの本は逆に有名だからこそ何となく知っていて、読みやすいのでは無いでしょうか? 末永く感想文に良く用いられるのは、学生向きだから。 内容も理解しやすいし、短編なのでとてもオススメいたします。(40代女性)
読むと星に興味を持ち、天体観測をして物語を思い起こしたくなります。 日本を代表する童話作家の作品のため、表現が非常にわかりやすく物語も読みやすいです。 小説を普段読まない方が読み始めるきっかけにするにもオススメです。(20代女性)
10.芥川龍之介「あばばばば」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「あばばばば」が読書感想文におすすめの理由
この話は最初何が言いたいのかわかりませんでした。しかし読み返して見たら、「今まで自分が立場が上だと思っていた娘が、急に母親になったことで様子が一変していたことに対し、不快を感じる嫌な奴の物語である」ということから、「人は偉そうにしてはいけない。謙虚であれ」ということを教えているのかもしれないと思いました。嫌な奴が主人公の作品に興味のある人にオススメです。(50代男性)
11.アンネ・フランク「アンネの日記」
ページ数が少なくて簡単に読める アンネ・フランク「アンネの日記」が読書感想文におすすめの理由
まず、時代背景やナチス、ヒットラー、アウシュヴィッツなど本の内容に絡んだ自分の意見や感想が述べやすいのが、とても書きやすい。アンネはそんな環境の中でどんな生活をしていたかをサラッと読めば、あとの結末はある意味読まなくても予想できる範囲にあります。(30代女性)
12.綿矢りさ「インストール」
ページ数が少なくて簡単に読める 綿矢りさ「インストール」が読書感想文におすすめの理由
登校拒否児の引きこもり女子高生と大人びてませた男子小学生のコンビがユニークです。2人の姉弟のような友達のような不思議な関係ややりとりを読んでいて飽きません。文庫にもなっているので手軽に読めると思います。(20代女性)
13.村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方 キスまでの距離」
ページ数が少なくて簡単に読める 村山由佳「おいしいコーヒーのいれ方 キスまでの距離」が読書感想文におすすめの理由
シリーズものですが話はだいたい巻ごとに完結しています。これは1作目で、これでおしまいでもいいくらい綺麗にまとまっています。ライトノベルのジャンルなので読みやすく、そんなに突拍子もない設定でもありません。初々しい2人の行方を見守りたくなってしまいます。(20代女性)
14.ソポクレス「オイディプス王」
ページ数が少なくて簡単に読める ソポクレス「オイディプス王」が読書感想文におすすめの理由
「オイディプス王」は、ギリシャ悲劇の名作である。 これほど完成度の高い戯曲が、古代ギリシャ時代に誕生していたというのだから驚きだ。 デーバイの王オイディプスは、不作と疫病に頭を抱えていた。 神託によれば、先王ライオス殺害犯を捕まえれば、不作と疫病は解決するという。 オイディプスは予言者テイレシアスに、占いによって犯人を突き止めてもらおうとする。 するとテイレシアスは犯人はオイディプスだと告げる。 本としては薄めであり、セリフがほとんどなので読みやすい。 しかもストーリーが面白く、どんどん引っ張ってくれる。 気づけばあっという間に読了しているだろう。(30代男性)
15.ブリッタ・ディッケントラップ「かべのむこうになにがある?」
ページ数が少なくて簡単に読める ブリッタ・ディッケントラップ「かべのむこうになにがある?」が読書感想文におすすめの理由
赤い壁のむこうになにがあるのか気になったねずみは、勇気を出して一歩踏み出し、壁の外の世界を知った。一方赤い壁に守られた生活に満足していた動物たちは、初めねずみの声に耳を貸さなかったが、一匹、また一匹と壁を越えていき、とうとう最後に残されたライオンも外の世界へと踏み出すことかできた。動物たちは、赤い壁は自分たちの作った幻想であり、初めからそんな物はなかったという事実を知った。 色々な立場での意見や経験を入れることができ、初心者でも作文を書きやすい絵本だと思います。(30代女性)
16.森絵都「カラフル」
ページ数が少なくて簡単に読める 森絵都「カラフル」が読書感想文におすすめの理由
全275ページの中学生向けの児童書で、2010年にアニメ映画化されています。家族との関係や学校生活でのトラブルなど、身近な悩みから逃げたいと思うのは普通であり、それは大人も同じであると教えてくれる作品です。他者の気持ちを考えたり、自分を客観的に見つめ直すきっかけにもなると思います。(30代女性)
17.メリメ「カルメン」
ページ数が少なくて簡単に読める メリメ「カルメン」が読書感想文におすすめの理由
短い内容でありながら場面が目まぐるしく変わるし、登場人物も激情家が多くそれぞれ強烈な個性を持っており、どこに焦点を当てても筆が進みそうな材料が多い。 また、歌劇でも知られている作品だが原作から大きく改変がされてそれぞれに違った良さがあるため、それらを比較した考察なども書きやすいと思われる。(20代男性)
18.角田光代「キッドナップツアー」
ページ数が少なくて簡単に読める 角田光代「キッドナップツアー」が読書感想文におすすめの理由
実のお父さんに誘拐されるという、誘拐とも言えない親子の旅のお話で非常に読みやすいです。文庫版には挿絵もいくつかついているので、活字が苦手な人でも読みやすいのではないでしょうか。ハラハラすることなくゆったりのんびり読めて気づけば読み終わっている一冊です。(20代女性)
19.矢島文夫訳「ギルガメシュ叙事詩」
ページ数が少なくて簡単に読める 矢島文夫訳「ギルガメシュ叙事詩」が読書感想文におすすめの理由
全体としては266ページあるものの、そのうち本文に当たる部分は130ページ弱しかなく、また一ページあたりの文字数も少ない上非常に簡単な語り口であるため読み進めるのは早く済むであろうことが一つ。 また、本文以外の解説や資料が豊富に載っているためそちらについても触れることで文章量を稼げるものと思われる。 また、本書を読むことで古文書の解読作業について興味を持つことがあるかもしれない。(20代男性)
20.東野圭吾「サンタのおばさん」
ページ数が少なくて簡単に読める 東野圭吾「サンタのおばさん」が読書感想文におすすめの理由
東野圭吾さんの色々と考えさせられる作品です。世界の様々な国のサンタがいる中で、過去にいなかった女性サンタを認めるかどうかということが問題となります。男女や国籍などについて考えさせられます。子供でも大人でも入り込める作品でおすすめです。(30代女性)
21.ファニー・ブリット「ジェーンとキツネとわたし」
ページ数が少なくて簡単に読める ファニー・ブリット「ジェーンとキツネとわたし」が読書感想文におすすめの理由
いじめがテーマの作品なので、もし自分がいじめにあったら、友達がいじめにあっていたらなど、自分や自分の通う学校に置き換えての感想が書きやすいと思います。 すぐに読めるので、何度も何度も読み直したとしてもあまり負担にはなりません。(40代女性)
22.アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」
ページ数が少なくて簡単に読める アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」が読書感想文におすすめの理由
ページ数が本文p5~p258とかなり短く、文も短文でセリフ部分も多く、読みやすいです。ストーリー展開もほぼ時系列で進むので理解もしやすく、登場人物のプロフィールになりそうな箇所もところどころに散りばめてあるので、感想を書く材料が得やすいのでおすすめです。(50代女性)
23.アクセル・ハッケ「ちいさなちいさな王様」
ページ数が少なくて簡単に読める アクセル・ハッケ「ちいさなちいさな王様」が読書感想文におすすめの理由
親指サイズの王様が出てくるファンタジーで、感情豊かな王様が可愛らしいのです。 また、時々謎かけのような言葉を発するのですが、大人になることについて考えさせられます。 文体は読みやすくさらっと読めますが、深みのある本なのでおすすめです。(30代女性)
24.スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」
ページ数が少なくて簡単に読める スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」が読書感想文におすすめの理由
十数年前に爆発的にヒットした本です。ページ数はとても少なく、すぐに読めます。また、全体的に読者に疑問を投げかけ、考えさせる構成になっていて、読書感想文はかなり書きやすいと思います。ただ、小学生には少し難しいかもしれません。(30代女性)
25.小澤昭巳「とべないホタル」
ページ数が少なくて簡単に読める 小澤昭巳「とべないホタル」が読書感想文におすすめの理由
まず、字が大きいです。 羽がちぢれたホタルと他のホタルの友情の物語なのですが、薄い割には道徳の教材に用いられる事もあるほど内容が濃いので、感想文が書きやすいです。 弱者にたいしてのイジメ、弱者が窮地に陥ったとき勇気をもって助ける、という、何とも感想文にしやすい題材となっています。 エグい書き方になりますが、体験談をプラスすれば、大人受けの良い感想文が書けます。(40代女性)
26.芥川龍之介「トロッコ」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「トロッコ」が読書感想文におすすめの理由
子供って、夜道の一人歩きがとてつもなく不安になるときがあるものです。それが夕方から夜に変わろうとしているときの帰り道では、寂しさも加わって不安も高まります。トロッコの面白さに引かれて、つい土工たちと一緒に遠出してしまった良平という男の子の、帰り道でのシーンがこの物語のハイライトです。たったの15ページですからすぐに読めますよ。(50代男性)
27.マイケル・W・フォックス「ネコのこころがわかる本」
ページ数が少なくて簡単に読める マイケル・W・フォックス「ネコのこころがわかる本」が読書感想文におすすめの理由
タイトル通り、ネコの行動についての本です。ネコの感情や行動、超脳力と、興味を引く項目があります。読みやすいだけじゃなく、猫を飼っている家庭だったら、自分の家のネコに当てはめて感想を書くことができます。それなら書くことがたくさんできそうです。(50代男性)
28.香月日輪「ねこばばのおばばと物の怪たち」
ページ数が少なくて簡単に読める 香月日輪「ねこばばのおばばと物の怪たち」が読書感想文におすすめの理由
非常に短い本です。けれども子供から大人まで引き込まれるメッセージ性をもっています。読み終われば私もそこへ行きたい!と思ってしまうでしょう。子供の避難場所、おばばのやさしさと元気の出るあったかくておいしそうな食事・・・現実の酷薄さに立ち向かう強さをくれるそんな本です。(30代女性)
29.ツルゲーネフ「はつ恋」
ページ数が少なくて簡単に読める ツルゲーネフ「はつ恋」が読書感想文におすすめの理由
難しい本が多いロシア文学の中で比較的読みやすい本です。 女王様気質の美しい年上女性に惹かれる年下男子の初恋の話で、淡く儚く崩れさる初恋が描かれています。 彼女に会いたい気持ちや姿を見るだけで幸せな気持ちになる少年の気持ちには共感できるものがあります。(20代女性)
30.武田泰淳「ひかりごけ」
ページ数が少なくて簡単に読める 武田泰淳「ひかりごけ」が読書感想文におすすめの理由
内容が独特なので、読み終わったあと必ず何かしらの感想があると思います。小説の普通の文体の部分とシナリオ形式の部分とがあるので、それだけでもとても特徴的です。内容のテーマも非常に独特で重いので、特別な感じがするはずです。ちょっとグロさ感じる内容なので、その手の話が苦手な方には無理があるかもしれません。でも文体は全く普通です。様々な感想が出てくる本だと思いますので、おすすめします。(40代女性)
31.西村すぐり「ぼくの、ひかり色の絵の具」
ページ数が少なくて簡単に読める 西村すぐり「ぼくの、ひかり色の絵の具」が読書感想文におすすめの理由
主人公のユクや、友達のハネズのうれしい気持ち、悲しい気持ち、楽しい気持ち、恥ずかしい気持ち、色々な感情が一緒になって楽しめます。口下手だけど、本当は伝えたい思いがある。素直だけど恥ずかしがり屋のユクの成長物語。(30代女性)
32.小澤征爾「ボクの音楽武者修行」
ページ数が少なくて簡単に読める 小澤征爾「ボクの音楽武者修行」が読書感想文におすすめの理由
夏休みの読書感想文でしたら、音楽に興味がある人はもちろんのこと、そうでない人にもお勧めです。ページ数も読みやすいですし、海外での生活についての苦労や楽しさなどを知ることができます。自分の将来の夢と重ねれば良い感想文が書けると思います。(40代男性)
33.山田詠美「ぼくは勉強ができない」
ページ数が少なくて簡単に読める 山田詠美「ぼくは勉強ができない」が読書感想文におすすめの理由
ページ数も比較的294ページと少なくて読みやすくて、タイトルも勉強についての話なので学生さんなら感想文を書きやすいと思います。感想文としても人気ですし、試験の問題にも使われやすいので読んでおいて損はないと感じます。(40代男性)
34.宗田理「ぼくらの七日間戦争」
ページ数が少なくて簡単に読める 宗田理「ぼくらの七日間戦争」が読書感想文におすすめの理由
小説にしてはどっちかというとページが少ないと思いますし、中学生が主人公の本なので、感情移入しやすいと思いますし、大人に歯向かっていくというのは魅力的で書きやすいと思います。あとは先生側の立場に立って考えてまとめれば、読書感想文としてもうまくまとめられると思います。(20代男性)
35.シェル・シルヴァスタイン「ぼくを探しに」
ページ数が少なくて簡単に読める シェル・シルヴァスタイン「ぼくを探しに」が読書感想文におすすめの理由
簡単な線だけのイラストに詩のようなストーリーの絵本。「何かが足りない」と感じてる「僕」が、僕のかけらを探しにいく絵本ですが、内容がとても深いです。絵本ですが子供向けの作品ではありません。お子様もお子様なりに楽しめますが、人生に迷ってる大人にこそ読んで頂きたい作品。読者それぞれに「僕のかけら」がみつかると思うので、読書感想文にぴったりです。(50代女性)
36.湯本香樹実「ポプラの秋」
ページ数が少なくて簡単に読める 湯本香樹実「ポプラの秋」が読書感想文におすすめの理由
短いがとても素敵なお話で、感想を書きやすいと思います。おばあさんと主役の女の子との交流、隣人達との交流、母親との関係、父親の死の真実、どれも色々な事情があり、その中で女の子が心を癒され成長していくお話です。どのエピソードも色々考えさせられるので、感想も書きやすいと思います。文庫で200ページ余りですが、読みやすい文面なので、一気にすぐ読めると思います。(30代女性)
37.シェイクスピア「マクベス」
ページ数が少なくて簡単に読める シェイクスピア「マクベス」が読書感想文におすすめの理由
「マクベス」は、シェイクスピアの四大悲劇の1つで、大変有名な戯曲である。 岩波文庫や新潮文庫などから邦訳が出ており、これらを読んで感想文を書くのが良いだろう。 スコットランドの将軍マクベスが、森で出会った魔女と気性の激しいマクベス夫人にそそのかされて、スコットランド王を殺し、自らが王となる物語。 この魔女の予言がことごとくフラグになっており、尋常ならざる緊迫感を生む。 「きれいは穢ない、穢ないはきれい」など名言も目白押しで、感想文を書くネタに困ることはないだろう。(30代男性)
38.ロン・クラーク「みんなのためのルールブック」
ページ数が少なくて簡単に読める ロン・クラーク「みんなのためのルールブック」が読書感想文におすすめの理由
悪い事をしたら、きちんとその相手に謝らないといけないや、他人の嫌がる事をしない等の、具体的な内容がわかりやすく書かれているので、読書感想文も書きやすいのでおススメです。ページ数も100ページ程しかないので、読みやすいのでオススメです。(30代男性)
39.岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
ページ数が少なくて簡単に読める 岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が読書感想文におすすめの理由
物語は277ページで会話文が多く含まれているため、サクサクと読み進めることができます。内容は、女子高生が突然、弱小野球部のマネージャーになることから始まります。深く物事を考えない主人公はマネージャーになるからには「甲子園に連れて行く」という大きな目標を掲げます。しかし、主人公はマネージャーとは何かということすら知らなかったので、本屋でマネージャーの本を探します。本屋で経営学者のピーター・F・ドラッカーの『マネジメント』に出会うことになります。そこから弱小野球チームを甲子園に連れて行くまでのマネジメントが学園生活の中で繰り広げられます。この作品は経営学を分かりやすく学生生活に置き換えられているのですが、学生だけでなく社会人にもとても役に立つ本ですので、私はこの本をおすすめします。(30代女性)
40.エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」
ページ数が少なくて簡単に読める エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」が読書感想文におすすめの理由
たくさんの登場人物とその人達のアリバイがよく説明されています。 登場人物は当然全員外国人で名前が覚えにくいですが、覚える必要は特にありません。 読み終わった後は、どうしようもない力で髪の毛や頭を引きちぎられる恐怖が残ります。 怖い気持ちが大丈夫な人にはオススメします。(20代女性)
41.柚木麻子「ランチのアッコちゃん」
ページ数が少なくて簡単に読める 柚木麻子「ランチのアッコちゃん」が読書感想文におすすめの理由
今日も元気に朝からコツコツと大きなハイヒール履いて足を走らせるアッコ上司 そして、つい最近までは、彼と4年付き合って振られて落ち込んでいる派遣社員の美智子 そんな中、落ち込んでいる美智子をランチに誘い出し、「私弁当と一週間取り替えてくれないかしら」と言われ。 そこから、美智子がアッコに店の手伝いを頼まれたり、お使いまで頼まれてバタバタ行動が始まる。 反対にアッコは美智子の弁当を食べながら極楽気分を味わう。 若いOLのパワーがでてくる面白いグルメの物語が始まるという話です。 この本は、読書が苦手、推理小説、社会派小説が苦手という方が漫画のような気分で楽しく読書ができるというオススメの本だと思います。(30代女性)
42.江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
ページ数が少なくて簡単に読める 江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」が読書感想文におすすめの理由
ある退屈した青年が自室の天井から屋根裏に出る事が出来ることに気づき、ルームシェアしている周りの学生の生活を屋根裏から覗き見る展開になります。 人の生活を見る背徳感を感じながらも未知なるワクワクが感じられる作品です。乱歩の作品でおなじみの明智小五郎が出てくる作品です。(20代女性)
43.野坂昭如「火垂るの墓」
ページ数が少なくて簡単に読める 野坂昭如「火垂るの墓」が読書感想文におすすめの理由
「火垂るの墓」は、最も有名なアニメ作品です。 この本は、徳間アニメ本から出版されています。 ページも少なく、楽しく読める本です。 私は、小学生三年生の時、徳間アニメ本の「火垂るの墓」を読み、読書感想文を書きました。 徳間アニメ本は、おすすめです。(30代女性)
44.灰谷健次郎「海になみだはいらない」
ページ数が少なくて簡単に読める 灰谷健次郎「海になみだはいらない」が読書感想文におすすめの理由
灰谷健次郎の短編小説ですので、まず、読むのに子供でも1時間くらいしかかかりません。しかし、中学入試の問題文として採用されることもちらほらある作品ですので、レベル的に簡単という訳ではなく、テーマも夏にピッタリなので、小学生の読書感想文におススメです。(40代男性)
45.星新一「気まぐれロボット」
ページ数が少なくて簡単に読める 星新一「気まぐれロボット」が読書感想文におすすめの理由
星新一さんの作品はショートショートが主流です。 長編小説でも200ページ前後と少々短めのものが少なくありません。 気まぐれロボットは面白さが半端なく、頭で考えずサラッと読めるので、読書が苦手な子どもたちも楽しめると思います。(30代女性)
46.よしながこうたく「給食番長」
ページ数が少なくて簡単に読める よしながこうたく「給食番長」が読書感想文におすすめの理由
絵柄がとても印象に残ります。小学生ならほとんどの子どもが毎日食べる給食、好きなメニュー、嫌いなメニュー、本を読む前から給食に対する思いはたくさんあると思います。そして、本文を読むと給食の先生方の給食に対する思いや仕事の大変さが学べます。食べることは生きること、給食はもちろん、普段の食事についても考えるきっかけにできる本です。(30代女性)
47.中勘助「銀の匙」
ページ数が少なくて簡単に読める 中勘助「銀の匙」が読書感想文におすすめの理由
少し前の話ですが、有名私立中学校が国語の教材として授業に使用し話題になった作品です。作者自身の幼少期の思い出と時代背景を交えた回顧録です。頁数は少ないですが、現代とは違う日常生活が丁寧に書かれており読書感想文の題材には向いていると思います。(40代女性)
48.森鴎外「高瀬舟」
ページ数が少なくて簡単に読める 森鴎外「高瀬舟」が読書感想文におすすめの理由
明治・大正を代表的な小説家として有名な森鴎外の短編小説なので、読書感想文の題材として高評価につながりやすいはずです。短編小説ながらこの物語が紡ぐ不条理性は読み手によって解釈も違ってくるので、感想も書きやすいかと思います。(30代女性)
49.森鴎外「最後の一句」
ページ数が少なくて簡単に読める 森鴎外「最後の一句」が読書感想文におすすめの理由
森鴎外の作品の中で比較的短い話で、鴎外の作品の感想文なら評価も高くなると思ったからです。ただ、少し難しい言葉が多く使われているので、電子辞書を片手に読むことをお勧めします。私は読んだ時、主人公の長女いちの頭の良さに感心した思い出があります。(50代男性)
50.アルフォンス・ドーデ「最後の授業」
ページ数が少なくて簡単に読める アルフォンス・ドーデ「最後の授業」が読書感想文におすすめの理由
国語教育が政治情勢や戦争に影響されるという内容です。学校教育も不変のものではなく政治によって変化しうるという目立つ例を取り上げているほか、「勉強は後でもできる」と油断していると勉強する機会さえなくなることがある警告が述べられています。(30代男性)
51.有川浩「阪急電車」
ページ数が少なくて簡単に読める 有川浩「阪急電車」が読書感想文におすすめの理由
薄くて読みやすいですが、内容がしっかりしています。別々の人生を歩んでいる日常では交差しない人たちが同じ電車に乗り合わせたことによって繋がっていく、という少し変わった角度からストーリーが描かれています。各章の主人公が世代、性別が異なるので、それぞれの視点からの感じ方が描かれているので、全体を通しての感想でもいいし、共感できる人物について焦点を当ててもいいので、読み手の属性を選ばず読書感想文が書きやすいと思います。(40代女性)
52.赤川次郎「三毛猫ホームズ」
ページ数が少なくて簡単に読める 赤川次郎「三毛猫ホームズ」が読書感想文におすすめの理由
猫が主人公で、色々なストーリーがあり長編もあれば短編のもありどれもが読み切りとなっている為感想文等に適していると思います。 実際に僕が三毛猫ホームズシリーズの読書感想文を書いたこともあり皆に面白そうと言われた事があるためです。(20代男性)
53.水野敬也「四つ話のクローバー」
ページ数が少なくて簡単に読める 水野敬也「四つ話のクローバー」が読書感想文におすすめの理由
四つの話からなっている、ショートショートの本です。 1つ1つが短いので一話づつ読みきりで、一話だけ読んで読むのを止めても、先が気になることもないのでとても読みやすいと思います。 ホロリとして心温まる話があったり、どんでん返しであっと驚く話があるので飽きません。 オススメいたします。(40代女性)
54.ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」
ページ数が少なくて簡単に読める ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」が読書感想文におすすめの理由
世界文学の中では大変有名な作品で、短編です。主人公が少年で、学校が舞台なので、感情移入しやすく読みやすいです。買っても良いし、大抵どこの図書館でも置いているので、借りても良いです。物語は悲劇ですが、読後は胸にモヤモヤが溜まったほうが、むしろ感想文を書きやすいと思います。中学生以上にオススメです。(40代女性)
55.伊坂幸太郎「終末のフール」
ページ数が少なくて簡単に読める 伊坂幸太郎「終末のフール」が読書感想文におすすめの理由
まず第一に、有名な作家さんの本ということで手に取りやすいと思います。第二に、いくつかの章に分かれているのですが、全てが繋がっている物語で読みやすく、あらすじが書きやすいと思います。そして第三に、内容的に考えさせられる場面が多いので、そこに対して自分の考えや感想が書きやすいと思います。(20代女性)
56.綿矢りさ「蹴りたい背中」
ページ数が少なくて簡単に読める 綿矢りさ「蹴りたい背中」が読書感想文におすすめの理由
芥川賞受賞作ですが読んでいて難しいと考えることはなく、むしろ読んで共感できる人は多いんじゃないかと思います。なので読書感想文には適した本だと思います。主人公の女の子と彼女が興味を持つオタクな男の子の関係は読んでいてじれったく、でも愛しく思えます。(20代女性)
57.谷崎潤一郎「春琴抄」
ページ数が少なくて簡単に読める 谷崎潤一郎「春琴抄」が読書感想文におすすめの理由
この作品には、ただただ装飾されていない、そのままの純粋な愛が描かれています。「盲目になることでこの世が極楽浄土になったようだ」という言葉があります。春琴と同じになるべく、目を針で指した佐助のその後の台詞です。文体がとても美しいです。(30代女性)
58.ヘシオドス廣川洋一訳「神統記」
ページ数が少なくて簡単に読める ヘシオドス廣川洋一訳「神統記」が読書感想文におすすめの理由
ギリシャ神話の原典とされ一度目を通しておいて損はないと思われることが一点。 次に文体が特徴的で読みづらいと感じるかもしれないが、一ページあたりの文字数がものすごく少なく100ページ強でありながらあまり分量はないためすぐ読めそうであることもある。 最後に、内容についてよりその特徴的な文体についての感想を述べるのも一興かと。(20代男性)
59.麻耶雄嵩「神様ゲーム」
ページ数が少なくて簡単に読める 麻耶雄嵩「神様ゲーム」が読書感想文におすすめの理由
転校生・鈴木太郎は自分を「神様」だと言って連続猫殺害事件の犯人を言い当てたりこの世の事は全てお見通しだと言い切る所が面白いし鈴木太郎がいってた通りに、予言通りに殺人事件が起こってしまったりページを早くめくりたくなります。 読みやすい文章と予想できないストーリー展開にまさかの結末は期待を越えてくれるしとにかく短文なので、みたいと思ってくれる人が多いと思うからです。(20代女性)
60.江戸川乱歩「人間椅子」
ページ数が少なくて簡単に読める 江戸川乱歩「人間椅子」が読書感想文におすすめの理由
ある日「ぼくはあなたの椅子ですよ」というような内容の手紙が奥さんの元に届きます。 その手紙の相手が気持ち悪く感じること間違いなしです。 この作品は乱歩のお得意のどんでん返しで締めくくられています。 読み進めるにつれて気持ち悪いと感じていた感情をオチでキレイに拭い去ってくれます。(20代女性)
61.太宰治「人間失格」
ページ数が少なくて簡単に読める 太宰治「人間失格」が読書感想文におすすめの理由
太宰治の人間失格は非常に有名な本です。 主人公が太宰自信をモデルにしているため、太宰自身の生涯と照らし合わせて読むとより楽しめると思います。 酒に溺れ、薬からも抜け出せず、人を信じることが出来ない割には孤独を恐れ優しい人間に縋っているようなダメな人間が主人公ですが、思わずそばに寄り添いたくなる女性たちの気持ちがわかるような気もします。(20代女性)
62.サン・テグジュペリ「星の王子さま」
ページ数が少なくて簡単に読める サン・テグジュペリ「星の王子さま」が読書感想文におすすめの理由
挿絵が多く、内容も簡単なので、楽に読める。フランス文学の名作で「大切なものは目に見えない」というセリフが出てくる。星の王子さまが、自分の育てていたバラは他のバラと違って特別だと気づく場面は、印象的だ。自分自身と星の王子さまを比べて、新たに生まれた発見を読書感想文に書いたら良いと思う。(20代女性)
63.芥川龍之介「地獄変」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「地獄変」が読書感想文におすすめの理由
もし究極の選択を迫られたら自分ならどうするか?こういったことを考えさせられる作品です。仕事とは、人が生きていく上でとても大切なものですが、そのために自分の娘を犠牲にするか?と問われれば、ほとんどの人はNOと答えるでしょう。しかし、主人公は仕事へのプライドを優先します。結果、最後は…。感想文には主人公の良秀の選択についての是非を中心に書けばいいと思います。(50代男性)
64.中川なをみ「茶畑のジャヤ」
茶畑のジャヤ: この地球を生きる子どもたち (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち)
ページ数が少なくて簡単に読める 中川なをみ「茶畑のジャヤ」が読書感想文におすすめの理由
大人になって読んでも教えられることが多い作品です。主人公がいじめがキッカケでズル休みをして、おじいちゃんの外国の職場での内戦のことなどを聞いて、いじめっこもこういう考えを持てばいじめをやめるだろうという考えに同感しました。(30代女性)
65.村山由佳「天使の卵」
ページ数が少なくて簡単に読める 村山由佳「天使の卵」が読書感想文におすすめの理由
文庫でも出ていますし、シリアスな雰囲気が漂っていますが、文体など読みやすいです。設定や展開などは少女漫画風だと思っているので、男性主人公ですが女性の方が読みやすいかもしれません。悲しくも美しいお話で読めば読むほど物語に引き込まれていきます。(20代女性)
66.芥川龍之介「杜子春」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「杜子春」が読書感想文におすすめの理由
人間一番大事なのは金じゃないんだと悟らせてくれる作品です。やはり一番大切なのは愛、特に親子愛なのかもしれません。そして、無駄遣いせず地道にコツコツやっていくことこそ、人間らしい生き方なのでしょう。芥川龍之介にはいつも色々と教えられるので感謝してます。このように内容は実にシンプルなテーマで書かれているので、すぐに読むことができると思います。(50代男性)
67.江戸川乱歩「二銭銅貨」
ページ数が少なくて簡単に読める 江戸川乱歩「二銭銅貨」が読書感想文におすすめの理由
暗号が出てくるストーリーです。よく考えられた暗号と江戸川乱歩得意のどんでん返しなストーリー展開に引き込まれます。 同時にエドガー・アラン・ポーの黄金虫を読むこともオススメします。この黄金虫に影響を受けている作品のため、2つはよく似た印象を受けると思います。(20代女性)
68.小川洋子「博士の愛した数式」
ページ数が少なくて簡単に読める 小川洋子「博士の愛した数式」が読書感想文におすすめの理由
とても読んで切なくも心温まるストーリーだからです。ほんわかとした文章で人と人とのふれあいのあたたかさが読者をとても幸せにしてくれます。その愛情の分、最後は切ないのですがそれでも人の絆のよさがわかる本です(30代女性)
69.堀辰雄「美しい村」
ページ数が少なくて簡単に読める 堀辰雄「美しい村」が読書感想文におすすめの理由
新聞や、文芸誌、雑誌など、元々は別々に発表された4篇を、一つにまとめて美しい村という作品にしたので、読み切り×4のような感覚で読みやすいです。また文学としても高く評価されているので、感想文を書く対象として適切だと思います。(40代男性)
70.芥川龍之介「鼻」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「鼻」が読書感想文におすすめの理由
「他人の目なんか気にするな!ありのままの自分を受け入れて生きろ!」芥川龍之介はこの作品の中で、私たちにこう呼びかけているのではないかと思います。話がとてもわかりやすいので、すんなり感想文が書ける事でしょう。(50代男性)
71.村上春樹「風の歌を聴け」
ページ数が少なくて簡単に読める 村上春樹「風の歌を聴け」が読書感想文におすすめの理由
ノーベル文学賞候補に毎回上がるほどの有名人の作品で、本全体の長さもさほどなく、かといって短編ということもない丁度良い長さだから。 一つの章の長さも、ページが少なく読みやすいです。 今一番注目されている作家の作品なので、参考資料となるものが沢山あります。 あくまで、参考にすることにとどめてください。 以上の理由から、この作品をお勧めします。(50代男性)
72.堀辰雄「風立ちぬ」
ページ数が少なくて簡単に読める 堀辰雄「風立ちぬ」が読書感想文におすすめの理由
宮崎駿監督のジブリ映画で知っている方も多い「風立ちぬ」の原作です。 ジブリの美しい世界観を思いながら読み進めると物語により色や音、匂いがついて読みやすいのではないでしょうか。 堀辰雄の作品は表現が優しく柔らかい感じで包まれているようで、穏やかな気持ちで読み進められます。(20代女性)
73.フランツ・カフカ「変身」
ページ数が少なくて簡単に読める フランツ・カフカ「変身」が読書感想文におすすめの理由
とにかく薄い。 私の手元にあるのは新潮文庫版なのだが、本編、解説込みで137ページしかない。 定価は346円。 しかも主人公グレゴール・ザムザがある朝突然虫になってしまうというインパクトのあるストーリーなので、感想も書きやすい。 ザムザがかわいそうだ、という視点で感想文を書けばいいだろう。(30代男性)
74.鴨長明「方丈記」
ページ数が少なくて簡単に読める 鴨長明「方丈記」が読書感想文におすすめの理由
短いし、現代語訳もすぐに何種類も入手できます。古典だと毛嫌いする方もいるとは思いますが、意外に内容もわかりやすいです。 選ぶ人が少ないと思うので、いい具合に目立てる可能性もありますし、古典文法に親しむのにも適度な易しさと長さでは? 小学校低学年、とかだと難しいかもしれませんが。(50代女性)
75.芥川龍之介「魔術」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「魔術」が読書感想文におすすめの理由
主人公が魔術を教えてもらう代わりに、一つの約束をするというお話で、小学生でもわかるような優しい内容なので感想文をすぐに終わらせたい人にぴったりだと思います。この本を読むと、「欲をかいてはいけない。約束を破ってはいけない。」ということが学べます。(50代男性)
76.星新一「未来いそっぷ」
ページ数が少なくて簡単に読める 星新一「未来いそっぷ」が読書感想文におすすめの理由
短編小説の名手が、身近な題材の童話をアレンジして作品化しているもので、読みやすくまた知っている内容がここまで変わるのかとびっくりするものもあり、子供にも親しみやすく感想文を書くには最適の短編集だと思われる。(50代男性)
77.佐藤勝彦「眠れなくなる宇宙のはなし」
ページ数が少なくて簡単に読める 佐藤勝彦「眠れなくなる宇宙のはなし」が読書感想文におすすめの理由
夏の星空は綺麗。星の観察をしつつ、この本を読んでみては?古い本ではあるけれど、当時の宇宙の考え方が分かる。アインシュタインの、自分の理論が怖くなったという話も面白い。考え出すと、本当に眠れなくなります。(30代女性)
78.星新一「妄想銀行」
ページ数が少なくて簡単に読める 星新一「妄想銀行」が読書感想文におすすめの理由
この星新一著の「妄想銀行」という作品は全編24話と1話が短い作風で「ショートショート」「短編集」という作風の先駆者である星新一の作品の1つです。 まず星新一の作品は全体的に「続編」や「前編」「後編」などは存在しません。すべて短編集の中での1話の中で完結していて、小説を読むのが苦手な方や、 「読書感想文」を書くのが苦手な人には、かなりオススメな作家さんで「妄想銀行」もそのオススメの作品の1つです。(20代男性)
79.長嶋有「猛スピードで母は」
ページ数が少なくて簡単に読める 長嶋有「猛スピードで母は」が読書感想文におすすめの理由
短編2つが収録されており、どちらも短いのですぐに読むことができます。文庫でも出ていますがかなり薄い本です。ちょっと時間を潰したいとき、誰かを待っている時のようなスキマ時間に手軽に読むことができます。作者は男性ですが、女の子一人称小説のほうは全く違和感なく読めます。(20代女性)
80.石黒謙吾「盲導犬クイールの一生」
ページ数が少なくて簡単に読める 石黒謙吾「盲導犬クイールの一生」が読書感想文におすすめの理由
街の中で、視覚障害者が連れている盲導犬を見たことがある人は多いと思います。でも、その盲導犬が、パピーウォーカーの元でどのように育てられているか、知らない人も多いのではないでしょうか。この本は、盲導犬がいかに賢く、パートナーの目の代わりとなって忠実に働くのかを、盲導犬クイールの一生を通してわかりやすく描いています。盲導犬とパートナーの心の絆を感じられる感動の一冊なので、読書感想文におすすめします。(50代女性)
81.白岩玄「野ブタ。をプロデュース」
ページ数が少なくて簡単に読める 白岩玄「野ブタ。をプロデュース」が読書感想文におすすめの理由
クラスの人気者がいじめられっ子を人気者にしようと奮闘するお話でわくわくしながら読むことができます。小説らしからぬ表記も登場するので、若者には読みやすいかもしれません。一見サクセスストーリーに見えて実は主人公の転落も書いているので、ただの楽しい小説ではなく色々と考えさせられる部分も多いです、(20代女性)
82.芥川龍之介「羅生門」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「羅生門」が読書感想文におすすめの理由
世の中で言う悪人という存在は、初めから悪人だった訳ではないのだなと子供の頃気づかせてくれた作品です。人は窮地に立たされると、平気で悪に走る生き物なのかもしれません。ちょっと不気味な作品ですが、そこが魅力という人もいます。(50代男性)
83.芥川龍之介「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)」が読書感想文におすすめの理由
短編集ですが、有名中学校で指定図書になるくらいの名著です。一つ一つの話にとても含みがあります。もし自分に合わないと思った時に他の短編に乗り換えることもできるし、本を全部読まなくてもすぐに感想が書けると思います。(40代女性)
84.ヘミングウェイ「老人と海」
ページ数が少なくて簡単に読める ヘミングウェイ「老人と海」が読書感想文におすすめの理由
小説で読みやすく、ページ数も少ない。アメリカ文学といえば必ず名前があがるであろう、ヘミングウェイが書いた作品ですから若い方は勿論、全世代にオススメ出来ます。読むたび毎に新しい発見があり、繰り返しの鑑賞に耐えうる名著です。(20代男性)
85.芥川龍之介「藪の中」
ページ数が少なくて簡単に読める 芥川龍之介「藪の中」が読書感想文におすすめの理由
「とても変わった推理小説」と表現していい作品です。それは、殺人事件の犯人が最後まで誰なのかわからない話だからです。目撃者の証言がみんな違っているなんて、推理小説として成り立っていない感じがしますが、その分想像力が膨らみます。「誰が本当のことを言っているのか?」という謎解きは自分の解釈で自由にできるので、「私は誰々が正直に証言していると思う」というように感想文が書けばいいと思います。(50代男性)