【2019年】渡辺美里おすすめの曲ランキング10
歌声が素晴らしいところや、歌詞がビビットで心に響くところ。さらに作曲陣が小室哲哉、大江千里、岡村靖幸、伊秩将弘(SPEEDのプロデューサー)など、才能のある作曲家であるにも関わらず、その曲も渡辺美里らしさで表現されていること。
第10位.渡辺美里「10 years」
渡辺美里「10 years」がおすすめの理由
中学3年生の頃に流行っていて、当時友達の間で「10years」が一番好きという人が多かった。自分は始めはそれほどではなかったが、高校生になった時に聞き直したときにいい歌だなとハマりました。大江千里作曲ならではの、独特なロック調が一番具現化された曲だと思います。昔はミーハーな分かりやすいいいサビの曲を好んでいましたが、この曲のような早目のリズムでまくしたてていく音楽もいいなと再認識した曲です。歌詞も「時の速さについてゆけずに夢だけが両手から零れ落ちたよ」というところが、当時のビビットな心に染み込んできました。
第9位.渡辺美里「My Revolution」
渡辺美里「My Revolution」がおすすめの理由
始めて聞いたのは小学校高学年の頃、「ザ・ベストテン」で5位に入った時の初登場でした。当時はアイドルと演歌のランクインがほとんどで情報が全くなかったのですが、聞いたときにいい歌だなと衝撃を受けたのを覚えています。この頃から小室哲哉が作曲していたのにも驚きますが、その後のブレイクを予感させる音楽の良さがあります。小学生の少し背伸びしたい年頃の自分に、音楽への興味の扉を開いてくれた曲です。サビももちろんいいですが、始めの「さよなら sweet pain~」のリズムも心地よくて、今までに聞いたことのないメロディーでした。
第8位.渡辺美里「夏が来た」
渡辺美里「夏が来た」がおすすめの理由
大江千里らしさ全開の名曲。この曲は圧倒的にサビの部分が大好きですね。サビの最後の部分、「もう友達じゃない君がいる」というのがダメ押しのように盛り上げていて気に入っています。同じ部分の2番のサビでは「真っすぐな目をした君がいる」とあり、「真っすぐな目」という表現をした渡辺美里の作詞の才能に感心します。20年以上過ぎた今でも、夏になるとたまに聞きたくなるぐらい、印象的でした。私は渡辺美里のライブには行ったことがありませんが、ライブで聞くと間違いなく盛り上がる曲だと思います。西武ドームで聞きたかった。
第7位.渡辺美里「すき」
渡辺美里「すき」がおすすめの理由
渡辺美里の歌詞の中では珍しく、情景描写と気持ちだけを表現した王道曲。この歌詞はずいぶん前からできていて、ふさわしい曲に出会うまで取っておいたと、当時読んだ雑誌に書いてあった記憶がある。大江千里作曲のメロディーと出会い、ハートフルな楽曲に仕上がっている。サビの「君がとてもすき 大好き」の部分に曲の世界観が込められていて、Aメロの早くまくしたてるリズムのところも、「消し忘れたままの伝言板 打ち水する若い駅員」と絶妙な情景描写で表現しており、後半のゆったりとした温かいサビへの、いい呼び水になっている。
第6位.渡辺美里「悲しいね」
渡辺美里「悲しいね」がおすすめの理由
中学3年生の頃に初めて聞いたときに、当時一番好きだと気に入って何度も聞いた曲。自分が比較的暗めの歌が好きなせいか、当時の友達に「この歌いいよ」と薦めてもあまり友達のリアクションが良くなかった記憶があります。イントロから表題を的確に表現されていて、情感を掻き立てられます。高校生になって以降、「悲しいね」が好きだという人も出てきたので、20歳前の「いいようのない理由なき不安、不満」を通過する時代の人間の心に刺さる音楽です。1番のサビの最後の部分「悲しいね 悲しいね 悲しいね 愛することためらうなんて」が秀逸。
第5位.渡辺美里「BOYS CRIED -あの時からかもしれない-」
渡辺美里「BOYS CRIED -あの時からかもしれない-」がおすすめの理由
ライブでは、エレキギターを使ってロックな感じで歌われているが、私はアルバムに入っていたアコースティックギターを使った曲調が一番好きです。アメリカのカントリーミュージックをイメージしたような曲で、渡辺美里の曲では異彩を放つ名曲。サビの「昨日の時計を外して 明日の地図さえ燃やして」という表現が大好きです。初めて聞いたのは中学生の時ですが、当時ぼんやりとしていた「青春」というものの実体を一瞬つかむことができるような、そんな高揚感をもたらしてくれます。車で旅行する時、カセットテープに必ず入れていました。社会人になってからもふとした時に聞きたくなります。
第4位.渡辺美里「Lovin’ you」
渡辺美里「Lovin’ you」がおすすめの理由
リカバーされた新しいバージョンではなく、「Misato here Misato there」という2枚組のアルバムに収録されている方の、ピアノメインのバージョンの方がぶっちぎりで大好きです。作曲は岡村靖幸で、当時の私は「岡村靖幸もいい曲描けるんだ」と感心した記憶があります。この曲を聴くと大学時代から付き合い、5年同棲して別れた彼女のことを思い出します。曲の始めと終わりの「尖った心癒してくれる君に出会うため生まれてきたんだと思うのさ」がこの曲の世界観のすべてを表しています。渡辺美里には珍しい、甘いラブバラードです。
第3位.渡辺美里「卒業」
渡辺美里「卒業」がおすすめの理由
短調チックで暗めで始まる曲ですが、なぜか私はこの曲を聴くと桜が舞う風景を思い出します。確か生命保険会社のCMで採用された曲でその影響かもしれませんが、自分にとって桜の風景は、人生の転機とリンクしていて前向きと不安の混在した、当時の心を呼び起こされるので、「卒業」という歌詞の世界観から離脱して、あの頃のビビットな真っ白な気持ちを思い出すので、カタルシス効果があります。中国の深圳に住んでいたころに、日本式のカラオケで必ず歌っていました。歌うたびに、「明日から頑張ろう」と元気をもらう、不思議な曲です。
第2位.渡辺美里「believe」
渡辺美里「believe」がおすすめの理由
中学3年生の頃にこの曲に出会い、今でも人生で聞いた曲の中で上位を占める名曲。当時は岡村孝子の「believe」と人気が二分していて、合唱コンクールでもどちらの「believe」を歌うかクラスで激論になるほどでした。当時の実家で隣の姉の部屋からずっとリピートで「believe」が聞こえてきて、それで歌詞も覚えたくらいです。中学生の私だけでなく、6歳上の姉にも刺さっていた曲です。分かりやすい前向きな青春応援ソングといえばそれまでですが、分かりにくくなった時代になった現在、こういう曲こそ心に届くと思っています。
第1位.渡辺美里「I wish」
渡辺美里「I wish」がおすすめの理由
シングルカットもされていないので、あまり知られていないかも知れませんが、私は渡辺美里の中ではダントツで「I wish」が好きです。というよりも、人生の中で一番聞いている曲で、一番好きな曲ですね。「神田川の平成版」という感じでしょうか。これほど曲と歌詞がマッチして、悲しげな世界観が出ることがあるのかというくらい、心に響きます。「軒先の水たまりに映る月も 寒い朝も遅刻しないで出かける君も 三日続きのカレーも好きだった 恐れるもの何もなかった 世界中の誰よりキミを理解したいと思っていた」。歌の歌詞でこれほど心に響くものは他にありません。