- 小学校高学年の読書感想文におすすめの本
- 1.青木和雄「ハッピーバースデー 命かがやく瞬間」
- 2.ミヒャエル・エンデ「モモ」
- 3.湯本香樹実「夏の庭 The Friends」
- 4.サン・テグジュペリ「星の王子さま」
- 5.アンネフランク「アンネの日記」
- 6.いとうみく「かあちゃん取扱説明書」
- 7.高木 敏子「ガラスのうさぎ」
- 8.いとうみく「チキン!」
- 9.あさのあつこ「バッテリー」
- 10.ルイザ・メイ・オルコット「若草物語」
- 11.梨木果歩「西の魔女が死んだ」
- 12.黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」
- 13.太宰治「走れメロス」
- 14.宮沢賢治「注文の多い料理店」
- 15.壺井栄「二十四の瞳」
- 16.小川未明「野ばら」
- 17.アレックス・シアラー「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」
- 18.ジーン・ウェブスター「あしながおじさん」
- 19.木村裕一「あらしのよるに」
- 20.日野原重明「いのちのおはなし」
- 21.ルース・スタイルス・ガネット「エルマーのぼうけん」
- 22.細田守「おおかみこどもの雨と雪」
- 23.きむらゆういち「おもいのたけ」
- 24.朽木祥「かはたれ 散在ガ池の河童猫」
- 25.森絵都「カラフル」
- 26.富安陽子「キツネ山の夏休み」
- 27.福永 令三「クレヨン王国なみだ物語」
- 28.福永令三「クレヨン王国の十二か月」
- 29.遊川 和彦「さとうきび畑の唄」
- 30.ブライアン・ボール「ジャクソンねこのほんとうの家」
- 31.那須正幹「ズッコケ三人組の大運動会」
- 32.宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」
- 33.佐藤さとる「だれも知らない小さな国」
- 34.ダレン・シャン「ダレン・シャン」
- 35.ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」
- 36.高橋宏幸「チロヌップのきつね」
- 37.スティーブン・キング「ドラゴンの眼」
- 38.村岡花子「ナイチンゲール」
- 39.宮沢賢治「なめとこ山の熊」
- 40.石野径一郎「ひめゆりの塔」
- 41.谷川俊太郎「ふたり★おなじ星のうえで」
- 42.ケストナー「ふたりのロッテ」
- 43.水上 勉「ブンナよ、木からおりてこい」
- 44.ベン ライス「ポビーとディンガン」
- 45.辻仁成「ミラクル」
- 46.宮沢賢治「よだかの星」
- 47.C・S・ルイス「ライオンと魔女」
- 48.エミリー・ロッダ「ローワンと魔法の地図」
- 49.シャロン・M・ドレイパー「わたしの心のなか」
- 50.フランツ=ヨーゼフ・ファインク「わたしの足は車いす」
- 51.森絵都「宇宙のみなしご」
- 52.斎藤隆介「花咲き山」
- 53.伊藤遊「鬼の橋」
- 54.宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
- 55.今西乃子「犬たちをおくる日-この命灰になるために生まれてきたんじゃない」
- 56.森鴎外「高瀬舟」
- 57.オー・ヘンリー「最後の一葉」
- 58.アルフォンス・ドーデ「最後の授業」
- 59.桑原真二「山古志村のマリと三匹の子犬」
- 60.星新一「時の渦」
- 61.ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」
- 62.東野圭吾「真夏の方程式」
- 63.高橋 歩「人生の地図」
- 64.呉 承恩「西遊記」
- 65.アレックス・シアラー「青空のむこう」
- 66.小川未明「赤い蝋燭と人魚」
- 67.L・Mモンゴメリ「赤毛のアン」
- 68.野坂昭如「戦争童話集」
- 69.北杜夫「船乗りクプクプの冒険」
- 70.芥川 龍之介「蜘蛛の糸」
- 71.はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」
- 72.バーネット「秘密の花園」
- 73.ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」
- 74.カフカ「変身」
- 75.夏目漱石「坊ちゃん」
- 76.柏葉幸子「霧のむこうのふしぎな町」
- 77.中島 敦「名人伝」
- 78.石黒謙吾「盲導犬クイールの一生」
- 79.藤原てい「流れる星は生きている」
- 80.山本有三「路傍の石」
小学校高学年の読書感想文におすすめの本
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1.青木和雄「ハッピーバースデー 命かがやく瞬間」
小学生高学年の読書感想文に青木和雄「ハッピーバースデー 命かがやく瞬間」がおすすめの理由
私が小学生の時読書感想文を書いた本なのですが、読み進めてタイトルの意味が分かった時にとても心動かされました。命と向き合う重いテーマではあるのですが、この本を読んで一人でも多く命に対してどう感じたかを自分の中で表現して欲しいからです。(20代女性)
命の大切さや人間は一人ではないことを伝えている本です。この本を読むことで、辛い人がいると助ける気持ちや、大切な人がいる幸せな気持ちなどが分かってとてもいいと思います。読書感想文で書くことで気持ちを伝えることができていい本だと思います。(20代女性)
この本は家族に愛されないと感じている女の子が主人公で、少しずつ自分が強くなることで家族に振り向いてもらおうとする内容。とくに母親との描写がリアルに書いてあり、感情移入しやすいため、感想文として描きやすいとおもう。(30代女性)
高学年くらいにちょうどいい本だと思います。あすかの立場とは一体。母親に愛されない苦しさという難しい心情を読み取り、自分ならではの考えをもって、読み進めてほしい一冊です。また、本から学んだことが今後の人生にいかせられるとなおいいと思います。(10代女性)
いじめと命の大切さが主なテーマになっている非常に重い内容の本ではありますが、小学生にもわかりやすい文章ですらすら読むことができます。 大人が読んでも涙が止まらなくなるほどの感動作で、子供の心にも必ず響く作品です。(20代女性)
2.ミヒャエル・エンデ「モモ」
小学生高学年の読書感想文にミヒャエル・エンデ「モモ」がおすすめの理由
主人公は女の子ですが、男女を問わず是非読んでほしいお話です。テーマは「時間」で、効率ばかり追い求めて良しとする現代人への警鐘が描かれています。非効率と思われる人との関わりの中に、人生の楽しみや意義があることに気がつかせてくれます。(40代女性)
国籍も時代も不明な設定なので、いつ読んでも古くささがなく新鮮な印象を受ける。 ページ数が多いが、時間を忘れて読んでしまう本。 これから思春期をむかえる子供たちへ、子供っぽくないファンタジーの洗礼のような本になるのではないか。(40代女性)
登場人物の一人一人のキャラクターがわかりやすく、主人公のモモの存在が、対象年齢の読者にとって親近感を感じやすいと思います。ファンタジーの要素も多く、文中のモモの体験を対象年齢の読者が追体験することで、想像力を膨らませることができると思いますので、おすすめします。(50代女性)
厚すぎもせず、薄すぎもせず、読書感想文を書く上でちょうど良い読書量だと思います。 内容はファンタジーですが、きっと小学生高学年くらいの子たちの想像を掻き立ててくれるものに違いありません。当時子供だった、わたしもそうでした。 この物語に込められたメッセージは、人それぞれ捉え方が違うと思いますが、ぜひともモモの気持ちになってよく読んでもらいたいオススメの一冊です。(30代女性)
この小説は、「時間とは何か」を問うたり、社会の在り方に疑問を投げかけるなど、小学生には難しい要素をはらんでいると思います。一方で、冒険小説でもあるので、楽しみながらこの小説が「何を意味しているのか」繰り返し読んで考えると、よい感想文が書けると思います。(20代女性)
3.湯本香樹実「夏の庭 The Friends」
小学生高学年の読書感想文に湯本香樹実「夏の庭 The Friends」がおすすめの理由
小学生の仲良し3人組の夏休みのお話です。冒険小説のような要素も大きいですが、この本の最大のテーマは『死について』です。 生とは何か、死とは何か、を主人公たちの成長を通じて自然に考えさせられます。生きることの大切さを学べる一冊だと思います。(40代女性)
登場人物たちが小学生なので、感情移入しやすいというところが、一番お勧めできる理由です。その中で、小学生らしい悩みと、それに対する向き合い方には、きっとシンパシーを抱くはずです。そこから、命とはどういうものなのか、ということを学ぶことができるということで、読書感想文にはおすすめだと考えました。(20代男性)
私が「夏の庭 The Friends」をおすすめした理由は、以下の2点です。 ■理由1:ほとんどの本屋にある この本は読書感想文にぴったりの本として、推薦図書とされることが多いです。 このため、夏休みシーズンで読書感想文が宿題として出される頃、 だいたいこの本は「読書感想文コーナー」などでたくさん平積みにされている ことが多く、わざわざ店員さんに聞いて本を探す手間が省けます。 ■理由2:主人公が小学生 この本が推薦図書とされることが多いのは、主人公が小学生というのも大きな 要因です。読書感想文は、その感想を書く子供と同じくらいの子供が主人公で ある場合、読んだ子供が感情移入しやすく、感想も書きやすいのです。(30代女性)
自分と同じ小学生の男の子が主人公なので、感情移入しやすいと思います。人と触れ合うことの大切さ、生きることや死ぬことの意味。そういったことを理解出来るようになる年頃だからこそ、この本を読んでもらいたいです。そして自分の身に置き換え、それらについて考えたり家族や友人と話したりして、理解を深めてもらいたいです。(30代女性)
4.サン・テグジュペリ「星の王子さま」
小学生高学年の読書感想文にサン・テグジュペリ「星の王子さま」がおすすめの理由
とても有名な作品ですがだからこそ読んで欲しい本です。 私も読書感想文でこの本を読みました。 人に同調して生きていく事が無難になった世の中で自分の意見を持つことの大切さがわかると思います。 大人になるといろんなことを知った風になってしまい失ってしまう好奇心など、大切なことをたくさん教えてくれる作品です。(20代女性)
実に不思議な世界観を持った本です。私自身小学生低学年の時に初めて読みましたが、最初は内容がよく理解できませんでした。しかし、何回も読んだり、学年が上がるうちになんとなくストーリーが分かった気がしました。この本の不思議な世界観は子供に本を読んで想像すること、考えることの楽しさを教えてくれると思います。(20代男性)
この本は主人公と星の王子様の物語です。星の王子様の純粋な心、小学生で反抗期や成長期で心が変化して行く中で、少しでも純粋な心を忘れないようにするために読んでほしいなと思う本です。また、読書感想文としてクラスのみんなや友達にも紹介していってほしい本です。(20代女性)
小学生でも読みやすく 有名でもあるので興味を持ちやすいです 内容も凄く感動的で、独特な世界観に読みいってしまいます。 大切なものってなんだろうと問いかけられるものもあり 小学生高学年にぴったりな1冊だと思います。(10代女性)
5.アンネフランク「アンネの日記」
小学生高学年の読書感想文にアンネフランク「アンネの日記」がおすすめの理由
知っておかなければならないヒトラーによるユダヤ人迫害の歴史を同じ年代の女の子の日記を通じて知ることができるので無理やり勉強で知るよりずっと身近に感じ、興味を持つことが出来ると思います。差別は間違っている、平和の大切さを勉強出来る本だと思います。(30代女性)
登場人物が日本人名でないので名前の文字数やあらすじ等で文字増ししやすく、また、アンネ・フランクの体験した出来事なので、この本を読んで素直に思った感想とともに自分だったらどうするかなど、文章が続けて執筆しやすい。(20代女性)
第二次世界大戦のドイツが舞台となっており、当時のドイツではユダヤ人狩りが行われており、それを避けるためにひっそりと隠れ生活していた内容の日記となっております。 私自身、小学生の時に読書感想文を書くために読みました。 戦争中のユダヤ人狩りなど、内容は少々難しいですが、日記とゆうこともあり、本を読むのが苦手なあたしでも最後まで読むことができました。 戦時中の差別に苦しんだ様子などがつづられており、大変考えさせられる内容でした。 本を読むのが苦手な小学生でも日記なら読みやすいかもしれないのでおススメです。(20代女性)
6.いとうみく「かあちゃん取扱説明書」
小学生高学年の読書感想文にいとうみく「かあちゃん取扱説明書」がおすすめの理由
いつもガミガミのかあちゃん。そんな、かあちゃんを自分の思い通りに操れるように、取扱説明書を書いてみる。勉強しなさいと言われない方法、寝坊しても怒られない方法等、主人公の男の子の視点に共感できる。そして、自分の気持ちではなく、かあちゃんの気持ちを考えてみる部分も、読書感想文で書くテーマとして、良いと思う。(30代男性)
口うるさいあかちゃんをどう取り扱えば、快適に過ごせるか。ちょっと試したくなるようなアイデアも満載で、楽しく読んでしまえます。自然と自分の母親はどうだろうと想像しやすいので、感想文を書く材料を集めやすいです。生活を豊かにするにはちょっとした工夫や考え方次第ということが分かります。(30代女性)
7.高木 敏子「ガラスのうさぎ」
小学生高学年の読書感想文に高木 敏子「ガラスのうさぎ」がおすすめの理由
私自身も小学校高学年のときに、この本で読書感想文を書きました。ガラスでできたうさぎの置物がぐにゃりと曲がるほどの被害を受けた、第二次世界大戦中のことが書かれています。平和が当たり前になっている今の時代にこそ、読んでほしい一冊です。(30代女性)
この本は私にとって、とても衝撃てきでした。主人公のお父さんが空襲にあい、機関銃で体に開いた穴にガーゼだったと思うのですが、ピンセットでずぼずぼ入れていくシーンは、想像してしまい、まるで自分がやられてるような気がしました。この年までここのシーンを覚えているくらいなので相当ショックだったようです。ぜひ夏休みに読んでもらいたいです。そしてもっと戦争に興味を持ってもらいたいです。「描写が残酷すぎて子供にはよくない」なんていう親御さんもいると思いますが、じゃあいつ読むのですか?世の中は綺麗事だけじゃないです。そして命は1つしかないことを知って欲しいです。(40代女性)
8.いとうみく「チキン!」
小学生高学年の読書感想文にいとうみく「チキン!」がおすすめの理由
ケンカや揉め事から逃げてばかりの男の子と、お母さんを病気で亡くし、お母さんとの約束を守るため、真っ直ぐな正論を言い続ける女の子。その女の子が引っ越してきたことで、みんなが揉め事に巻き込まれていく。小学生の心の変化を表していて、正しいこと、言わなくも良い言葉、大人になっていくために必要な人の関わりを、主人公の男の子の視点で描いているから。(30代男性)
小学生のうちは人間、正義と悪で分けられていることが多いと思います。あの子は○○だからいい子、あの子は意地悪なこと言うから悪い子といった、自分本位の勧善懲悪な狭い世界が当然だったとおもいます。 大人になれば、そんなにはっきりと善悪は分けられるものではなく、それぞれが自分の正義のために生きているのだとわかるのですが、人生経験の浅い子供達にはお互いの環境を思いやることはできません。 一見、意地悪なことをいう女の子ですが、実は自分勝手なことをいっているわけではないときづかせてくれるいいお手本となる本だと思います。人間関係で悩みだす高学年の子に読んでほしいです。(30代女性)
9.あさのあつこ「バッテリー」
小学生高学年の読書感想文にあさのあつこ「バッテリー」がおすすめの理由
中学入学を前に野球を愛する少年が引っ越してきた先でもう一人の野球少年と出会いバッテリーを組み、共に戦う青春小説です。青春時代に出会った人との友情やそれによって自分が感化されていく様などがリアルに描かれているので、とても共感を呼びやすく、感想文にしやすい内容だと思います。(30代女性)
児童書なため、読みやすいです。 また、漫画にもなっているので、本を読むことに慣れていない子どもでも、漫画から入ることによって比較的内容を理解しながら読むことができます。 内容も、友情について語られているのでこの年代には合っている作品だと思います。(20代女性)
10.ルイザ・メイ・オルコット「若草物語」
小学生高学年の読書感想文にルイザ・メイ・オルコット「若草物語」がおすすめの理由
小学校では「戦争に関する本」が課題になることがありますが、この『若草物語』はアメリカ南北戦争に父親が従軍している家庭の四人姉妹が互いに支え合って暮らす様子を描いており、その課題用としてもお勧めの一冊です(もちろん普通の読書感想文も書きやすい本ですよ)。貧しい家庭へクリスマスの食事をプレゼントすることを決意する場面や、倒れた父の見舞いに行く母のために次女が美しい髪を売って旅費を作る場面、父も母も不在のなか三女が猩紅熱にかかって危篤となる場面など、山場となるエピソードや姉妹の心の動きが描かれる場面が多く、読者が感情移入をしやすいため、自分の気になった場面をいくつかあげて、自分の感じたことを少し書けば、自然な感想文が書けますよ。お母さんやお祖母さん世代も読んでいる名作ですので、書き方のアドバイスもしてあげやすいのではないでしょうか。(40代女性)
メグ、ジョー、ベス、エミリの四人姉妹の物語です。貧しくてもお互い助け合い、前向きに生きていく姉妹の姿に心打たれます。四人ともそれぞれ個性があって、魅力的な女性です。家族の絆や、人を思いやることの大切さを教えてくれる一冊です。(20代女性)
11.梨木果歩「西の魔女が死んだ」
小学生高学年の読書感想文に梨木果歩「西の魔女が死んだ」がおすすめの理由
何歳でも楽しめる本だと思います。 読む年齢によって感じ方も違うように思います。 人が死ぬってどういうことなのか。何か感じてもらえればなと思います。最後あたりの文章でほっこりするのでそこもしっかり読んでもらいたいです。(30代女性)
児童文学に関する賞をたくさんとった作品です。 物語は魔女修行を軸に描かれており、ファンタジー要素もありますが、決して内容はファンタジーではなく、現実的な中学生の主人公の心の動きを描いています。 『自分のことを自分自身で考える』これから生きていく上で大切なことを教えてくれる本です。(40代女性)
12.黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」
小学生高学年の読書感想文に黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」がおすすめの理由
学校生活の話が中心でとても読みやすく、子どもたちは身近な人達と個性を認め合い、お互いのいい所を見つけていこうとする姿勢をこの本を通じて学ぶことができると思うからです。 また、物や食べ物が捨てるほど溢れている現在とは違う、戦前~戦後の時代のことも知ることができ、物や食べ物を大切にしようと思えるからです。(20代女性)
40年ほど前の小学生の頃、読書感想文の課題図書にもなっていた本ですが、最近では、昼間のドラマ化されている原作本です。学習障害であろう主人公を取り巻く人たちの、許容力の高さと現在とは違う寛容さと厳しさの両面が、とても上手く描かれていると思う一冊で、人はそれぞれに違うもので、いかに許容するかで社会の豊かさに違いがあることを小学生くらいの年代の人にも感じて欲しいと思うためです。(50代男性)
13.太宰治「走れメロス」
小学生高学年の読書感想文に太宰治「走れメロス」がおすすめの理由
知らない人はいないくらいの太宰治の名作です。 人質にされた親友との約束を守る為決して諦めない主人公と信じて待つ親友の物語です。 ストーリーが気持ち良いハッピーエンドにまとまっており、テーマが友情と諦めないことの大切さと大変分かりやすいので読書感想文におすすめです。(30代女性)
主人公の心情と行動がシンプルで、子供のうちは素直な感想文が 書ける作品のひとつと思われます。 それだけに大人になり知恵が付くと、つっこみどころ満載では ありますし、この作品を礼賛しかねます。 義侠心、友情、信頼、そしてそれらに支えられた強い行動は 人の心をも変えると、否定的な要素がないのですが、 でも、発作的な行動は、一歩間違えれば自己中心的で、迷惑で あること、賭けのような生き方もいいが、攻めるばかりで引くこと も知らねばいけないことを添えて、教えることができる作品です。(50代男性)
14.宮沢賢治「注文の多い料理店」
小学生高学年の読書感想文に宮沢賢治「注文の多い料理店」がおすすめの理由
読み始めはファンタジーの世界に迷い込んだかのような筋書きで、どうなるのだろうとワクワクさせられます。ですが、読み進めていくと広がっていく違和感、そしてきっとお客の方が料理されているのだと気付いてきます。そこで、引き返すのか、それとも食べられてしまうのか。最後は一体どうなってしまうのか。そんなドキドキ、ワクワク、恐怖という入り混じった複雑な気持ちをどう感じたか、何を思ったか。世の中そう甘くないのだという危機感を教えるきっかけにもなり、小学高学年生のお子様に色々な事を考えてもらえる作品になるのではないかと思い、推薦致します。(30代女性)
小学生が読めばストレートに内容を受け止められるストーリーであり、衝撃的なラストを迎えたとき、それまでのほのぼのしていた空気感が一瞬にして砕け散るあたりは、子供のうちに知っておいて損はないと思ったためです。(30代女性)
15.壺井栄「二十四の瞳」
小学生高学年の読書感想文に壺井栄「二十四の瞳」がおすすめの理由
戦争ものの中でもドラマ化されるなどした名作。教員として島の小学校に赴任する主人公と、そこの児童たちとの温かくも悲しい物語です。決して一方的な悪があるわけではなく「都市」と「地方」の壁や戦争によってできる壁、いろんな事情を抱えていろんな人が悩んでいる。そんな描写が魅力の作品。(20代女性)
二十四の瞳の瞳は有名ですが、だからこそ読んでもらいたい物語です。戦争の話ではありますが高学年程度であれば小学生にも読める内容です。子供たちとその先生の話がメインなので、同じ年頃という点では大人より小学生のほうが物語に入りこみやすいです。戦争とは戦場で人が死ぬばかりではないという視点からも、感想文はかきやすいと思います。(20代女性)
16.小川未明「野ばら」
小学生高学年の読書感想文に小川未明「野ばら」がおすすめの理由
国境警備の老兵士と青年兵士の心が打ち解けていくさまは、 集団ではなく、それぞれの国から1名の個人であるがゆえに なせることでしょう。 お互いの国が戦争となり、敵と味方になるも、お互い殺し合う こともなく去っていきます。単に反戦を語る材料ではなく、 国と国の立場、個人と個人の心の交流とは、別の感情である ことを考えるに良い作品です。(50代男性)
平和とは何か、戦争とは何かという難しいテーマを、隣り合う2つの国の国境を守る老人と青年の静かで穏やかな交流、別れを通じて描いた作品。非常に易しいことばで、わかりやすい表現がなされており、小学生でも苦なく読めます。静かに心に染み入るストーリーはもとより、最後に野ばらが枯れるシーンがあるのですが、その意味について思いを巡らせることで、想像力と言葉のその先に在るものを読み解く力もつく、大変良い作品でオススメです。(40代女性)
17.アレックス・シアラー「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」
小学生高学年の読書感想文にアレックス・シアラー「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」がおすすめの理由
ファンタジー要素が含まれながらも、主人公たちが一生懸命頑張る姿は子供であれば特にその世界に入り込みやすい内容だと思います。文章自体も難しい言葉は特になく、読みやすいので理解するのも小学校高学年以上であれば可能だと思います。大人だとどうしても淡々と読んでしまうような内容でも、子供であれば感じるものが違うと思うので読書感想文に向いていると思います。(30代女性)
18.ジーン・ウェブスター「あしながおじさん」
小学生高学年の読書感想文にジーン・ウェブスター「あしながおじさん」がおすすめの理由
一生懸命に日々を生き生きと過ごしていれば、いつかは必ず夢が叶い、そのときに手放しに無条件に自分の味方になって自分を受け入れてくれるヒトが現れるといった夢物語のような話から、前向きな気持ちになれるとおもったためです。(30代女性)
19.木村裕一「あらしのよるに」
小学生高学年の読書感想文に木村裕一「あらしのよるに」がおすすめの理由
わたしは読書が大嫌いで理解力がなかったです。私が当時読書感想文としてしっかり書くことが出来た作品があらしのよるにでした。内容もわかりやすく読みやすかったのでいまでも内容を覚えている唯一の本になります。(20代女性)
20.日野原重明「いのちのおはなし」
小学生高学年の読書感想文に日野原重明「いのちのおはなし」がおすすめの理由
日野原先生は10歳の小学生に、いのちはどこにあるのかと問う。そして子どもたちに聴診器で心臓の音を確かめさせる。「見えないいのちが形あるものとしてせまってくる」それはきっと、医師としての実感でもあるのだろう。いのちとは自分の持っている時間のことで、それをどう使うかかが生きるということだと先生は教えてくれる。(40代女性)
21.ルース・スタイルス・ガネット「エルマーのぼうけん」
小学生高学年の読書感想文にルース・スタイルス・ガネット「エルマーのぼうけん」がおすすめの理由
9歳の少年エルマーが冒険をするという物語は、小学校高学年の男子が特に感情移入しやすく、読みやすいと思います。 また、動物島にいる生き物たちはみな個性的で、読者の心を引き付けるため、記憶にも残りやすいです。(30代男性)
22.細田守「おおかみこどもの雨と雪」
小学生高学年の読書感想文に細田守「おおかみこどもの雨と雪」がおすすめの理由
人間と人狼の間に生まれた子供、雪と雨が人として生きていくか狼として生きていくかを決断するまでの心境を描いた作品です。人でもない狼でもない心痛を持ったまま成長していく子供たちを見守り、その決断をする時まで一番の味方でいつづけようとする母の愛情に溢れた気持ちを読み取る事が出来る作品だから、小学校高学年頃の多感な年齢の子供に読んでほしいと思います。(30代女性)
23.きむらゆういち「おもいのたけ」
小学生高学年の読書感想文にきむらゆういち「おもいのたけ」がおすすめの理由
小学5年生に読み聞かせしました。森の動物の子どもたちが、洞穴のキノコにむかってこっそりと心のモヤモヤを吐き出します。 読み聞かせをした後の感想発表では、「他人の悪口を陰でこそこそいうなんてダメだと思う」や、「言いたいことや嫌なことは本人に言わないとわからない」という意見が出ました。一方で「悪口をいうことで心がスッキリするなら、悩みをためて具合が悪くなるよりいい」「意見を言って悪かったら謝ればいい」と肯定的な意見もでました。 小学高学年になると、他人と意見が違ったり、自分の気持ちに添わない出来事があったとき、それをすぐ口にだして伝えるのはとても難しいことになってしまっているんだな、と感じました。 人の感じ方はそれぞれで、ここまでは言っていいとかダメだとかの答えはありません。わからない、答えが出ないなりに、他人の気持ちに寄り添ったり考えたりできる良い機会をあたえてくれる本だと思います。(40代女性)
24.朽木祥「かはたれ 散在ガ池の河童猫」
小学生高学年の読書感想文に朽木祥「かはたれ 散在ガ池の河童猫」がおすすめの理由
この物語の主人公は、河童族の生き残りである河童の子供八寸と母親を亡くしたばかりの小学五年生の女の子麻。人間から姿を隠す修行のために猫に化けて人間界へ送り込まれた八寸は、そこで麻と出会います。幻想的な雰囲気をもつファンタジーでありながら、自然との共存や大切な人を失ってしまった少女の心、また目に見えているものは果たして真実なのか?という哲学的な問いかけが、小学生にもわかりやすく緻密に描写されています。わかりやすい上にテーマもいくつかあるため、感想文を書きやすいと思います。(20代女性)
25.森絵都「カラフル」
小学生高学年の読書感想文に森絵都「カラフル」がおすすめの理由
まず、小学校高学年から中学校、高校生まで共感できる内容で書かれてあります。 どこにでもいるような子がある日突然の自殺を図り、 そこから人生をやり直すチャンスをもらうという設定としては昔から有るようなものかもしれませんが、 幅広い若者の支持を集めた作品なので、そのとき思ったことを感想として書きやすいと思います。(20代女性)
26.富安陽子「キツネ山の夏休み」
小学生高学年の読書感想文に富安陽子「キツネ山の夏休み」がおすすめの理由
読んだのはもう10年も前になりますが、今でも思い出すとふと読みたくなります。 キツネ山の夏休みは主人公がお婆ちゃんの家で不思議な夏休みを過ごすお話です。ど田舎の稲荷山とキツネ少年のオキ丸との一度しかない夏休みは、小学生の夢や憧れが詰まっていると思います。何度読み返しても引き込まれる作品です。(20代女性)
27.福永 令三「クレヨン王国なみだ物語」
小学生高学年の読書感想文に福永 令三「クレヨン王国なみだ物語」がおすすめの理由
世の中にはがんばっているヒトやものがたくさんある。そして彼らは泣くことすら許されない場合がある。それが幸か不幸か、生きていくという意味であるということを教えてくれる心温まる短編小説になっているためです。(30代女性)
28.福永令三「クレヨン王国の十二か月」
クレヨン王国 新十二か月の旅(新装版) クレヨン王国ベストコレクション (講談社青い鳥文庫)
小学生高学年の読書感想文に福永令三「クレヨン王国の十二か月」がおすすめの理由
物語は12色のクレヨンが大臣を務めるクレヨン王国という国。ユカという少女がシルバー王妃と一緒にゴールデン国王を探して王国を旅するお話です。王妃の短所を直して欲しいと城を出てしまった国王を探しながら、ユカ自身も自分を見つめ直して成長していくお話なので子供に響く章があると思います。個性豊かな街の描写が想像力を刺激してくれて、適度なボリュームがあるので本格的な小説の読書へ繋げていくことも出来る本です。国王探しという大筋をバックに、12のお話があるので感想文に書きたいと思う章が一つは見つかるお話だと思います。(30代女性)
29.遊川 和彦「さとうきび畑の唄」
小学生高学年の読書感想文に遊川 和彦「さとうきび畑の唄」がおすすめの理由
明石家さんまさんが主演でドラマ化もされた書籍版です。軽快な大阪弁ですが、絶対に忘れてはいけない戦争の話です。字も大きいため、小学生低学年でも読みやすいと思います。平和が当たり前になっている今こそ、読んでほしい一冊です。(30代女性)
30.ブライアン・ボール「ジャクソンねこのほんとうの家」
小学生高学年の読書感想文にブライアン・ボール「ジャクソンねこのほんとうの家」がおすすめの理由
野良猫のジャクソンが、家に入れなくなってしまった子猫マリリンに野良猫指南をする物語。エサをもらう術や町のことを丁寧に教えるジャクソンは、猫ながら人生の先輩のように見えてきます。自分がマリリンになったつもりで、新鮮な目で人間の世界を見つめ直せる本です。(40代女性)
31.那須正幹「ズッコケ三人組の大運動会」
小学生高学年の読書感想文に那須正幹「ズッコケ三人組の大運動会」がおすすめの理由
小学生の頃に男子であれば誰でも経験があるようなことがテーマになっており、読書嫌いの男子でもすんなりと読むことができます。登場人物の三人は、どこかの誰かに似ている誰でも共感できる要素もあり魅力的です。テレビドラマ化もされており、映像作品を通しても楽しめます。(30代男性)
32.宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」
小学生高学年の読書感想文に宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」がおすすめの理由
有名すぎる作品ですが、読むたびに違う感想を持てる作品だと思います。 ファンタジー要素が強いですが、うまく困難を解決していき主人公が成長していく様は、スッキリした読後感があります。 ストーリーとしては単純な作りですが、感想文は書きやすいと思います。(40代女性)
33.佐藤さとる「だれも知らない小さな国」
小学生高学年の読書感想文に佐藤さとる「だれも知らない小さな国」がおすすめの理由
私自身が子どもの頃に読んで、とても印象に残っている本です。 ストーリーが面白いのはもちろん、挿絵も作品にぴったりとマッチしていて、物語の世界にすんなり入っていけます。 自分の見ている世界とは別の世界(コロボックルたち)が実際に存在しているのではないか、と思わされました。 文句なく面白く、ストーリーに引き込まれていくので、感想文も書きやすいと思います。(50代女性)
34.ダレン・シャン「ダレン・シャン」
小学生高学年の読書感想文にダレン・シャン「ダレン・シャン」がおすすめの理由
何よりオススメな理由は、物語が面白いためサクサク読み進めることができることです。主人公のダレン・シャンがバンパイアのラーテン・クリスプリーとの出会いをきっかけに様々な人々と出会い、困難を乗り越えていく作品なのですが、ダレン・シャンの成長を感じるだけでなく、人の死との向き合い方などについても考える機会を与えてくれると思います。(20代男性)
35.ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」
小学生高学年の読書感想文にロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」がおすすめの理由
映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作です。 ブラックユーモアと言われていますが、悪い行いをすれば悪い方向に行く、というのがうまく書かれているので好きなお話です。 単純におもしろいから自分が子供の頃にも読んでいたので、今の子供達でも作者の意図が伝わる話だと思います。(30代女性)
36.高橋宏幸「チロヌップのきつね」
小学生高学年の読書感想文に高橋宏幸「チロヌップのきつね」がおすすめの理由
これは狐の家族の話ですが、太平洋戦争の悲惨さを描いています。北の島に住んでいる狐の家族が、人間のおじいさんとおばあさんと仲良くなり楽しく暮らしていましたが、やがて狐の家族も戦争に巻き込まれてしまいます。私がこの本を読んだ時に人間が主役ではないのですが戦争の悲惨さを改めて知り、とても悲しい気持ちになりました。ふりがなと絵がついているので簡単に読めます。戦争をよく知らない子供たちはこの本を読むべきだと思います。(20代女性)
37.スティーブン・キング「ドラゴンの眼」
小学生高学年の読書感想文にスティーブン・キング「ドラゴンの眼」がおすすめの理由
ファンタジー小説ですので子どもでも楽しく読むことができます。 二人の王子が陰謀に巻き込まれ、無実の罪で兄は幽閉され、弟は利用されます。優秀な兄に対してコンプレックスを持っていた弟のことを考えるとかわいそうでならないです。 それ以外の登場人物も魅力的なので、誰に感情移入するかで感想も変わってくると思います。いろんな人が様々な感想を持ってくれる作品だと思います。 重複しますが、何よりも楽しんで読めるので読書感想文が苦ではなくなると思います。(30代女性)
38.村岡花子「ナイチンゲール」
小学生高学年の読書感想文に村岡花子「ナイチンゲール」がおすすめの理由
一度は読んでおくべき本です。純粋に感じることを1番書きやすい内容かと思います。人として、何が大切なのか。この本を読んで感じたこと、自分なら何ができるかを素直に感じることができると思います。小学生のうちに、内容を通して、自分の考えを持つことができるようになってほしいと思います。(20代女性)
39.宮沢賢治「なめとこ山の熊」
小学生高学年の読書感想文に宮沢賢治「なめとこ山の熊」がおすすめの理由
童話なので小学生でも読みやすい平易な文章である。しかしサラッと読み過ごし、忘れられてしまうものではない。それは人間が生きるうえでの矛盾や社会の仕組みという大きなテーマが描かれているから。それについて考え、語らずにはいられない言葉が自然と沸いてくる作品である。(40代女性)
40.石野径一郎「ひめゆりの塔」
小学生高学年の読書感想文に石野径一郎「ひめゆりの塔」がおすすめの理由
ひめゆり部隊の女生徒のお話。沖縄戦の悲惨な様相が、とてもよくわかる一冊である。彼女たちは、別の時代であればごく普通に、青春を楽しむことのできた少女たちであった。 この本には、ぬちどうたから「命こそ宝」であり、それをしっかりと守っていくことができるような、健全な世の中でなければならないと、強いメッセージが込められている。(20代女性)
41.谷川俊太郎「ふたり★おなじ星のうえで」
小学生高学年の読書感想文に谷川俊太郎「ふたり★おなじ星のうえで」がおすすめの理由
文字数は多くないのですが、日本に住む女の子と南インドに住む女の子の日常が絵や写真を用いながら見開きで対比して出てきます。自分と身近な友達だけでなく、自分と世界とのつながりを意識できるようになる、小学校高学年の児童にはわかりやすく、世界を知り、考えるきっかけとなる本だと思います。(30代女性)
42.ケストナー「ふたりのロッテ」
小学生高学年の読書感想文にケストナー「ふたりのロッテ」がおすすめの理由
生き別れになった双子の姉妹がバラバラになった家族を再び一つにしようと奮闘する物語です。面白くてすぐに読み進めてしまうと思います。家族の絆とは何かということを考えるきっかけにもなるでしょう。外国文学の導入にもなる一冊です。(20代女性)
43.水上 勉「ブンナよ、木からおりてこい」
小学生高学年の読書感想文に水上 勉「ブンナよ、木からおりてこい」がおすすめの理由
平易な文章で書かれており、一見すると内容は動物たちを擬人化した童話のように見えます。しかし、弱肉強食の厳しい世界をグロテスクな表現をも用いて描写しており、搭乗するキャラクター達があっさりと死んでゆく様は哲学とメッセージ性を感じます。(30代男性)
44.ベン ライス「ポビーとディンガン」
小学生高学年の読書感想文にベン ライス「ポビーとディンガン」がおすすめの理由
二人の幼い兄妹の物語。妹の空想上の友だちポビーとディンガンが行方不明になったことで兄が信じてもいないポビーとディンガンを捜すために奔走する健気さに胸を打たれる作品です。 誰かのために懸命になることの大切さや、懸命になると味方が現れるということ、目に見えることだけがすべてではないことなどいろんなことを訴えかけてくる作品です。読書感想文は非常に書きやすいですし、読んでみて損はない作品だと思います。 子どもから大人まで読むといいと思います。(30代女性)
45.辻仁成「ミラクル」
小学生高学年の読書感想文に辻仁成「ミラクル」がおすすめの理由
子どもが大人になるまでを書いた作品としてとても印象深い作品です。大人になるということはどういうことか、大人とはどんなものか、子どもとどう違うのか、幽霊の二人と父親を通して学んでいく様は繊細に描かれ、そして一抹の寂しさもあります。 序文に書いてある文章が心のささくれとして刺さる作品でもあり最後の言葉は解釈が分かれる展開でもあります。(20代男性)
46.宮沢賢治「よだかの星」
小学生高学年の読書感想文に宮沢賢治「よだかの星」がおすすめの理由
虐げられた者にしか分からない現実というものを否が応でも痛感させられる話であり、隠喩的ではありますが、実生活でもこういうことがあるし、こういう人物がいるということを勉強することができると思ったためです。(30代女性)
47.C・S・ルイス「ライオンと魔女」
小学生高学年の読書感想文にC・S・ルイス「ライオンと魔女」がおすすめの理由
ナルニア国物語シリーズの第一作目。作者が織りなす豊かな想像の世界が、読者がまるで主人公たちと一緒に冒険をしているように感じさせてくれます。昔に書かれた児童文学ですが、今でもその魅力は健在です。想像力を鍛えるのにおすすめの一冊です。(20代女性)
48.エミリー・ロッダ「ローワンと魔法の地図」
小学生高学年の読書感想文にエミリー・ロッダ「ローワンと魔法の地図」がおすすめの理由
児童書なので子供が読みやすい本。 自分が読書感想文を書くために読んだ本で、今でも心に残るセリフがあるためぜひ読んでもらいたい。 小学生高学年におすすめとしたが、成長するにつれて自信を失ってきた高校生や大学生にも響く内容だと思う。(30代女性)
49.シャロン・M・ドレイパー「わたしの心のなか」
小学生高学年の読書感想文にシャロン・M・ドレイパー「わたしの心のなか」がおすすめの理由
世界にはいろんな人がいて、障害をもった人の気持ちや考え方、才能などを知る本です。障害をもった人も自分の思う通りに動けなかったり話せなかったりもどかしいと知ることができます。差別もいけないと思わせてくれます。(30代女性)
50.フランツ=ヨーゼフ・ファインク「わたしの足は車いす」
小学生高学年の読書感想文にフランツ=ヨーゼフ・ファインク「わたしの足は車いす」がおすすめの理由
車椅子の女の子アンナが始めて一人でスーパーまでおつかいに行く。途中、まわりの視線や心ない態度に傷つくけれど、きちんと買い物をして人に助けを求めることを覚え、おまわりさんに道路の改善もお願いする。外の世界に出て行く、外の世界に働きかける、世界が変わる、自分が変わるということのよいお手本となる本。(40代女性)
51.森絵都「宇宙のみなしご」
小学生高学年の読書感想文に森絵都「宇宙のみなしご」がおすすめの理由
登場人物は中学生がメインで、思春期の彼らの揺れ動く感情が読みやすい文体で書かれているためおすすめです。屋根にのぼって夜を過ごし、その遊びを通じて友人との絆が深まっていく過程は感動的です。登場人物の誰かの行動や考え方には共感できると思うので、感想を書きやすい本としておすすめです。(20代女性)
52.斎藤隆介「花咲き山」
小学生高学年の読書感想文に斎藤隆介「花咲き山」がおすすめの理由
貧しい家に生まれ主人公サキは大人が働いている中で妹の世話をするのが日課。大人たちは働くことに真剣でサキの気持ちや心に寄り添う時間すらない生活。悲しさや淋しさの中で強く生きていくサキの姿が心に残ります。 流した涙や辛抱した我慢がいつかは綺麗な花になり山にいっぱい咲き乱れる。花咲き山に咲く花は悲しみの涙と辛抱した人の花が綺麗に咲く山。今でも辛い時や悲しい時、人を思う心に気づいた時思い出します。 時代は変わって色々な発展がありますが人間の心底に忘れてはならない温かいものを気付いて欲しいです。(70代女性)
53.伊藤遊「鬼の橋」
小学生高学年の読書感想文に伊藤遊「鬼の橋」がおすすめの理由
子どもから大人への成長の途中、悩みながらも成長していく主人公に共感できます。ファンタジー要素たっぷりなので、ワクワクしながら読めます。優しい鬼の非天丸、孤児の少女阿子那など、個性的な登場人物たちも魅力的。(30代女性)
54.宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
小学生高学年の読書感想文に宮沢賢治「銀河鉄道の夜」がおすすめの理由
読みやすいのと、アニメでもあるもので、そちらを見ればシナリオがすらすら頭に入りやすいと思います。 宮沢賢治ですが、童話作品ですので 誰でも懐かしく面白く読みやすいと思います。 読書感想文ですので、読書がメインと考えると硬くなりがち、アニメから入ればとても書きやすいと思います。(40代男性)
55.今西乃子「犬たちをおくる日-この命灰になるために生まれてきたんじゃない」
小学生高学年の読書感想文に今西乃子「犬たちをおくる日-この命灰になるために生まれてきたんじゃない」がおすすめの理由
私も小学生の時に、読書感想文で賞をもらった本だから。 命の大切さを小学生でも分かるように書かれていて、とても感動します。それと同時に犬を捨てる人間に怒りがこみ上げてきたり、とても読書感想文で書きやすい本だからです。(10代女性)
56.森鴎外「高瀬舟」
小学生高学年の読書感想文に森鴎外「高瀬舟」がおすすめの理由
少し難しい文章だと思う方も多いだろうが、話自体は短いため、ゆっくりと読みすすめることができる。4年生ならば、現代語版に頼っても良いだろう。 内容は安楽死であり、重いテーマを扱っている。しかし、生と死というテーマを難しいと敬遠してはならないし、それは長い人生を生きる上で必ず向き合わなければならない問題だ。大人は、このような問題提起を先のばしにせず、是非とも親子で考える機会を設けてほしい。(30代女性)
57.オー・ヘンリー「最後の一葉」
小学生高学年の読書感想文にオー・ヘンリー「最後の一葉」がおすすめの理由
読みやすい短編でありながら、内容がとてもしっかりしているところが良いです。要点をまとめやすく、感動や悲しみ、心の弱さ、強さ等、感情の動きもわかりやすいです。私自身が小学校の時に、区の読書感想文コンクールで佳作を取った作品でもあるので、評価されやすい作品でもあります。(30代女性)
58.アルフォンス・ドーデ「最後の授業」
小学生高学年の読書感想文にアルフォンス・ドーデ「最後の授業」がおすすめの理由
「住んでいる地域が外国に併合されるので、国語の授業がなくなる」という、日本人にはイメージしにくい境遇を描いた短編小説です。難しい政治の話はなく、身近な町内の話にのみ焦点が絞られているので、小学生向けの読みやすい短編でしょう。(30代男性)
59.桑原真二「山古志村のマリと三匹の子犬」
小学生高学年の読書感想文に桑原真二「山古志村のマリと三匹の子犬」がおすすめの理由
2004年に発生した新潟県中越大震災。その震災のなか倒れてしまったおじいちゃんをペットの犬、マリが助けるお話です。大きい地震ではあったが昔のほうなので知らない子供達も多いと思うので読んでほしい。当時私が中学一年生の時に読んだ本ですが内容が難しい訳でもないので小学生でも読めると思います。(20代女性)
60.星新一「時の渦」
小学生高学年の読書感想文に星新一「時の渦」がおすすめの理由
本作品の著書はSFショートショート作品の巨匠・星新一であり、氏の作品は小学生にもなじみやすく且つ一度は読んでおくべき作者の一人ではないでしょうか。中でも、本作品の最後からは、人それぞれの生き方、正しく生きていくということを考えるきっかけにもなり、読書によりどのように考えたかということが書きやすくなっています。(20代男性)
61.ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」
小学生高学年の読書感想文にヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」がおすすめの理由
主人公が友人の蝶のコレクションを盗んだ挙句、標本を壊してしまうという内容ですが、文章には主人公の心情も適宜表現しており、他者と触れ合う機会が多くなる、小学校高学年からには、やや重いテーマにはなりますが、自己そして他者の心情の推移を知る本になるのではないかと思います。(40代男性)
62.東野圭吾「真夏の方程式」
小学生高学年の読書感想文に東野圭吾「真夏の方程式」がおすすめの理由
ミステリー小説なので一見読書感想文の題材には不向きなようですが、夏休みに経験したことを通して成長していく小学生の純粋な心が読み取れると思いました。 自然に興味を持って触れていく少年の成長の様子を描いたこの本は、ミステリーの部分とは別に小学校高学年の人を対象にワクワクさせられる内容なのではないかと思いました。(20代女性)
63.高橋 歩「人生の地図」
小学生高学年の読書感想文に高橋 歩「人生の地図」がおすすめの理由
反抗期を迎えて、親離れをする前に読んで様々なことを感じとれるからです。これを一冊読み終わるのはすぐだと思います。しかし読み終わった後で、読書感想文を書きながら言葉の意味や自分の夢や理想をじっくりと考えてほしい内容だからです。(20代女性)
64.呉 承恩「西遊記」
小学生高学年の読書感想文に呉 承恩「西遊記」がおすすめの理由
私の子供のころには、堺正明さん主演のドラマがあり、そこから入りましたが、自分の子供に購入してはじめは読み聞かせで、次は自分で読んでもらいましたが、読書が好きではないうちの子も、とても楽しんで読んでいたので、いろいろな妖怪が出てきて、孫悟空一行がいつもピンチになりながらもなんとか切り抜け天竺をめざす、っていう冒険は、読書感想文には全巻読破でなくても行けるのではないか、と思いましたので、お勧めしたいです。(40代女性)
65.アレックス・シアラー「青空のむこう」
小学生高学年の読書感想文にアレックス・シアラー「青空のむこう」がおすすめの理由
文章自体がとても読みやすく理解しやすいでので、小学校高学年ぐらいからであれば読めると思います。暗くなってもおかしくない内容なのにすごく明るく前向きに書かれている本なので、そこから感じ取れるものがいろいろあると思います。特に子供であれば子供ならではの視点で大人とは違った解釈ができると思うので、読書感想文におすすめだと思います。(30代女性)
66.小川未明「赤い蝋燭と人魚」
小学生高学年の読書感想文に小川未明「赤い蝋燭と人魚」がおすすめの理由
ある晩人魚を拾った夫婦とその人魚の物語です。 悲しく切ない話ですが本当に大事なものが何なのか考えさせられます。 どんなに出来た人でも大金で簡単に狂ってしまう可能性がある事、目先のことにとらわれずに何が大事なのかしっかりと考えることがどれほど大切か分かる話です。 小学生には少しヘビーな内容かもしれませんが学べることがたくさんあるのでおすすめしたいです。(30代女性)
67.L・Mモンゴメリ「赤毛のアン」
小学生高学年の読書感想文にL・Mモンゴメリ「赤毛のアン」がおすすめの理由
登場人物がたくさん出て来るのですが、一人一人の関係性がわかりやすいと思います。また、情景も描きやすいので、途中で飽きてしまうことなく楽しんで読めました。アンのシリーズは14巻くらいあるのですが、一番良かったと思うのはこれです。(30代女性)
68.野坂昭如「戦争童話集」
小学生高学年の読書感想文に野坂昭如「戦争童話集」がおすすめの理由
アニメ「火垂るの墓」の原作を含む、戦争に関する12編の短編集です。童話集というだけあって文章もわかりやすく、全般的に押さえた筆致で戦争に関する様々な物語が語られます。こうした文体が逆に説得力を持ち、戦争の不条理さがひしひしと伝わってくる本です。(40代男性)
69.北杜夫「船乗りクプクプの冒険」
小学生高学年の読書感想文に北杜夫「船乗りクプクプの冒険」がおすすめの理由
謎の作家『モリキタオ』の小説『船乗りクプクプの冒険』を読んでいた主人公がいつの間にか、 その登場人物であるクプクプとしてその世界に入り込んでしまい、船乗りの仲間たちとおかしな国々を旅する、というお話。 簡単でわかりやすい内容ではありますが、いわゆる“子ども向け”すぎない文体のため、 もっと高度な文章にチャレンジしてみたいという、小学校高学年ぐらいの年齢層にオススメです。(30代男性)
70.芥川 龍之介「蜘蛛の糸」
小学生高学年の読書感想文に芥川 龍之介「蜘蛛の糸」がおすすめの理由
私も実際、当時この本を読んで読書感想文を書かせていただきました。私が当時いいなっと思ったのは、短いページですが、すごく中身が濃いっと思いました。 カンダタが、すごく新鮮に覚えて今でも浮かんできます。蜘蛛の糸に人が上がれるって新鮮な感じがしました。(40代男性)
71.はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」
都会のトム&ソーヤ(15) エアポケット (YA! ENTERTAINMENT)
小学生高学年の読書感想文にはやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」がおすすめの理由
なによりまず作者が元小学校教諭ということもあり読みやすい文章なので、本になじみが薄い子でも読了しやすいです。 つぎに内容もワクワクする冒険ものなのですがその設定は現実社会なので想像しやすく、その中にメッセージ性が散らばっているかと思うので、感想文が書きやすいのではないかなと思います。(20代女性)
72.バーネット「秘密の花園」
小学生高学年の読書感想文にバーネット「秘密の花園」がおすすめの理由
主人公のメアリはある日突然両親を失い、親戚の家に引き取られます。そこで病弱な少年コリンと、貧しい農家の少年ディコンと出会います。友情と豊かな自然によって頑なだったメアリの心が解きほぐされ、精神的に成長していく様子が感じられます。忙しない毎日でわすれがちな気持ちを思い出させてくれるのでオススメです。(20代女性)
73.ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」
小学生高学年の読書感想文にルイス・キャロル「不思議の国のアリス」がおすすめの理由
桃太郎や赤頭巾の話のようなもので、本を読んでいなくても何となく知っている話なので、取っつきやすいことがまず一点。 その子の能力、理解力によって、あっさりうわべだけ読むことも深読みすることも可能な内容であることが一点。 ストーリーに関する感想だけでなく、作者がなかなかに個性的な人なので、作者についても書けるという点。 以上3点を理由におすすめします。(50代女性)
74.カフカ「変身」
小学生高学年の読書感想文にカフカ「変身」がおすすめの理由
私の実体験なのですが、小学校高学年の時に読んで冒頭より興味を惹かれ、またその展開は衝撃的で、幼心の中に何かが生まれ、気づきがあったように思います。 多感な時期が迫る中、家族を煩わしく思い始め、自分の心身も変化していく事とリンクした内容に思えたのかなと今では考えます。 人を容姿で判断する是非、人との絆、突然の事象への対応など、色々と考えさせられる作品だと思ったので、推奨いたしました。(40代男性)
75.夏目漱石「坊ちゃん」
小学生高学年の読書感想文に夏目漱石「坊ちゃん」がおすすめの理由
有名な夏目漱石が著者であり、登場人物が非常に面白いため。主人公である坊ちゃんのまっすぐな性格と、周りを囲む個性豊かな登場人物とが織りなす物語は山場が多くあり、どの場面に何を感じるかが人によって大きく変わってくると思われる。(20代女性)
76.柏葉幸子「霧のむこうのふしぎな町」
小学生高学年の読書感想文に柏葉幸子「霧のむこうのふしぎな町」がおすすめの理由
小学6年生の女の子リナの、夏休みの不思議な体験を描いたお話です。旅先のひなびた町に降り立ち、風に吹かれた傘を追いかけるうちに気が付くと、霧深い森の中に。そして霧が晴れると目の前にはヨーロッパの街並みのようなカラフルな洋館が立ち並ぶ通りが表れます。その街で夏休みを過ごすことになったリナが出会う、ファンタジックで不思議な住人と出来事の数々が、魅力的な筆致で描かれています。こんな夏休みを過ごしたいな~、と大人になった今でも思います。というわけで、心のみずみずしい小学生にお薦めの本です。(40代女性)
77.中島 敦「名人伝」
小学生高学年の読書感想文に中島 敦「名人伝」がおすすめの理由
この作品は二千年以上昔の中国の戦国時代、弓の名人になろうとした主人公が、道を究める姿を描いたもので、まず第一に質の良い歴史時代劇映画を観ている様な気になる位おもしろいことが挙げられます。一気に最後まで読み終えること断言できます。特に小学校4ー6年生位の男の子に読んでもらいたい。次に作品自体のボリュームが短いので30分も あれば読み終えることができるので提出期限の前の晩にでも余裕で読むことができると思います。(60代男性)
78.石黒謙吾「盲導犬クイールの一生」
小学生高学年の読書感想文に石黒謙吾「盲導犬クイールの一生」がおすすめの理由
少し悲しいお話でもありますが、事実を元に書かれたノンフィクションなので、感情移入して読書を楽しめると思います。 盲導犬についての勉強にもなるし、感想文を書こう!と感想をひねり出さなくても、自然と色々な感情が沸いてくるような物語だと思います。(40代女性)
79.藤原てい「流れる星は生きている」
小学生高学年の読書感想文に藤原てい「流れる星は生きている」がおすすめの理由
終戦直後の満州からの引き揚げ体験記。小学5年生の夏休みに読んだ1冊であり、それは、想像するもとてもショックな、そして戦争の悲惨さを感じるに十分な1冊ででした。 未だに世の中で戦禍に巻き込まれ、逃げ惑う人々が沢山いる中で、遠い日本というところから何かを歴史から感じることがあるのではとおすすめの1冊です。(50代女性)
80.山本有三「路傍の石」
小学生高学年の読書感想文に山本有三「路傍の石」がおすすめの理由
私自身も小学生高学年の夏に読んだ本で、その頃でも時代の違いはあっても本の中の人物の状況、その時代の社会的な背景などから、人間の心の関しての歴史観なども感じさせられた1冊です。現代社会の人間関係などを考えると、人との出会いの大切さや生きる希望への繋ぎ方など感じるところが多いのではと思い、また、読書感想文も深みのある内容になるかと思います。(50代女性)
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